「さて、後は試すだけね・・・・」

一仕事を追えた後の恍惚と、いたずらを仕掛ける時のドキドキ感を一度に味わえる瞬間、彼女はこの瞬間が一番好きだった。他人にとってはきっぱりと迷惑なのだが、それを彼女に面と向かって言うほど勇気と度胸があり、そして命を粗末にする者はこのネルフには居なかった。

幸か不幸か、それは誰にも分からない・・・・。

 

 

発明3

 

 

 

 

「今日の夕食、どうしようかなぁ・・・」

いつものように、実験台・・・もとい、サードチルドレンたる碇シンジが、ご都合主義によりネルフ本部の廊下を『僕を使って下さい』とばかりに歩いていた。本人はこれっぽっちも思っていないのだが。

「最近肉ばかりだから、でもアスカがまた文句言うんだろうし・・・」

「シンジ君、お疲れ様」

「あっ、リツコさん。お疲れ様です」

右手に持っていた二本の缶コーヒーを一本だけ差し出しながら笑顔を向けた。

「はい。シンジ君、最近調子良いわね」

彼は他人の好意を無駄にするほど愚かな人間ではなかったので、缶コーヒーを受け取ると、少しはにかんだような表情を返した。

「そうですか?自分では分からないんですけど」

少し気をよくしたシンジはコーヒーの蓋を開け、一口飲む。

ニヤソ

「?」

「大丈夫、あなたは良くやってるから。それじゃこの調子で頑張ってね」

「はい・・・」

(気のせい・・・だよな)

部屋へ歩いていく背を見送りながら、鈍感シンジの名のとおりの威力を存分に発揮してた。・・・・彼に学習能力は、ない。

 

 

 

 

部屋に帰ると、いつものようにモニターに映る息子の姿を見る。

「今回は、熱センサーが必要ね。後は・・・・」

マッド赤木。彼女に敵はいない。

 

 

 

 

第三新東京市

シンジは不思議な目にあっていた。

彼は家に帰る間に、3人の人とぶつかった。三回、同じように頭を下げすみませんと謝る。が、誰もが詫びなどいれず怪訝そうな顔をするとその場から立ち去っていく。

「なんだろ?僕、何か悪い事したかな・・・」

彼は気付いていない。水溜りに映るべき彼の姿が、影も形もない事に。

 

 

 

 

保安部

「なに〜、サードチルドレンをロストしただと!?」

保安部長の顔が青くなる。

「こ、殺される・・・。司令に・・・。いや、死んだ方が良いとおもうような目に・・・」

以前ロストしたときのことを思い出し、失神しそうになる。

「いいか!保安部の名をかけてサードチルドレンを探し出せ!これは部外に漏らすな!

司令にもだ!技術部長、作戦部長、他のチルドレンも同様だ!知られたら・・・死ぬぞ」

ただの脅しでない事は十二分に伝わった。これが後に言う『保安部最悪の一日』の始まりである。

 

 

 

プシュ

「ただいま〜」

麗しの我が家へと帰還するも、待っているのは炊事と洗濯物を取り込みたたむ事、風呂の用意と、中学生に任せきりにするようなことではない物ばかりなので、シンジは少し落胆した。これで、同居人の少女や保護者のおね〜さんが少しでも手伝ってくれれば、どれほど負担が軽減できるか、無理だとわかっていてもせつに願わずにはいられない事だった。

「・・・・・・」

返事はない。今日ネルフに呼ばれたのはシンジだけなので、アスカは学校帰りにヒカリとでも寄り道をしているのだろうとふんだ。

「はぁ〜」

取り敢えず洗濯物から取り込む事にする。カバンを部屋(もしくは物置)におき、ベランダに干してある三人分の洗濯物を取り込む。

風が気持ちいい。天気がよかったので、洗濯物も完全に乾いていた。乾燥機を使うよりも干して乾かした方がシンジは好きだった。取り込む時に匂う太陽のにおい、少しぽかぽかとする肌触り、それらを体中で感じると、取り込んだ洗濯物を持って部屋へと入った。

彼はここで気付いてもよかったのだ。窓ガラスに自分の姿が映ってない事に。

 

洗濯物をたたみ終わると、続いて夕食に取り掛かる。

「と、その前に」

風呂場へ走ると、お湯を42度にセットし、満足そうに頷く。

「これで、アスカが帰ってくる頃にはちょうどよくなってるはず」

密室で声が良く響く。思い切り歌いたくなったが、後から恥ずかしくなる事は目に見えていたので断念する。戸を締めると、キッチンに戻っていった。

 

 

 

 

「ダメです。見つかりません」

「家には戻ってないようです。監視カメラには姿は映っていません」

「スーパー、コンビニ、すべて空振りです」

「学校に行った形跡も無しです」

「くっ!まずい、まずいぞ・・・・」

 

 

 

 

作り始めて30分。今日はサバの味噌煮に決定。アスカからは多分クレームがつくだろうが、こう毎日肉料理ばかりだと栄養が偏るし、後で『体重が0.5kgも増えちゃったじゃない!あんたがいつも肉ばかり出すからよ!』と、理不尽な非難を受けることになるのは分かりきっているので、今日受けるであろう多少の小言は覚悟した。

「さて、もうそろそろ帰ってくる頃だけど・・・」

シンジは湯加減を確かめるために、もう一度風呂場へ。

脱衣所に入ったときに、ちょうど玄関のドアが開く音がした。

「ただいま〜」

「あっ、おかえり〜。今お風呂見てるからちょっと待ってね〜」

風呂の戸を開け、そのままにして、風呂の湯加減を見る。

手を入れて、熱すぎず、ぬる過ぎず、つまりは・・・・

「よし、完璧!」

と、脱衣所の戸が突然開く。

「シンジ〜?・・・なんだ、シンジいないじゃない。あれ?お風呂の用意はしてあるの?ラッキ〜」

驚いたシンジは、少し声が裏返るのを自覚したがそのまま最後まで言い切った。

「アスカ?ちょっと待っててよ」

「今日も暑かったからなぁ」

ブラウスのボタンに手をかけ一つ、一つ・・・

「うわ、わわ!ちょ、ちょっと待って!」

慌てて風呂場から逃げ出すシンジ。しかし、彼女は彼に見えても、彼は彼女に見えていない。・・・・・・・・惜しい事を。

 

 

 

 

「ふう〜、ビックリした・・・。アスカってば急に脱ぎだす・・・」

そこで止まる。ちらりと見えた胸元を思い出してしまい、慌てて押さえる(どこをかは秘密だ)。

煩悩を振り払う事に成功したシンジは、夕食の続きをはじめた。

「アスカが出てくる頃には完成かな。ミサトさん、今日は早いって言ってたから、久しぶりに三人で食べれるかな」

まだまだ、中学生。その上、家族とのふれあいに乏しい生活をしてきた彼だ、急造の物とは言え、そういう時間を大切に・・・・、

「洗い物とか一度に片付くんだけどな」

・・・・・・失礼、彼は本物の主夫だ。

 

野菜炒めに肉を入れるか少し迷ったのだが、今日は肉無しだと、翌日のお弁当の中身に回すことを決意し、冷蔵庫に戻す。

「後は、冷奴でも出してみようかな」

常夏日本では冷奴、ビール、かき氷は三種の神器なのだそうだ(ミサト談)

豆腐を切るだけで、おかずが一品増えるという魔法のような品物をシンジも重宝していた

「さて、後はご飯が炊けるのを待つだけ」

ポケットに入れておいたS―DATを取り出すと、目を閉じ自分の世界に入っていった。

 

 

 

 

ご飯が炊けた音を聞き流し、アスカが出てくるのを待つ。

夕食が完全に食べれるようになってから約10分、ようやく脱衣所でごそごそと動く音がイヤホンの外から聞こえてきた。

テーブルにある自分の定位置に座っていたシンジがゆっくりと目を開けると、いつものようにTシャツと短パンというラフなカッコウで立っているアスカを発見した。

目の前を通り過ぎ、一直線に冷蔵庫の前に行くと、おもむろに扉を開き牛乳パックを取り出す。呆れ顔のシンジが(読んで字の如く)目に入っていないアスカ嬢は、ラッパのみでグビグビと。

「アスカぁ、コップ使いなよ」

「プハ〜!お風呂上りの一杯は最高ね!」

未来のミサト候補にシンジは思わずため息をついた。

「・・・と。あれ?夕飯の用意できてるじゃない。・・・シンジ、帰ってきてるの?」

そのセリフに怪訝な表情を浮かべたのはもちろんシンジだ。

「何言ってるの、アスカ?僕、ここに居るんだけど」

「シンジ〜?帰ってきてるの〜?」

声を張り上げ、どこに居ても届くような声を出す。が、目の前にいるシンジは、困惑の表情を浮かべるだけだった。

「何言ってるのさ!ここに居るじゃないか!」

少しイラついている様子で、語尾が少し荒い。

「あれれ?おっかしいわね・・・・」

堪えきれなくなったシンジは、立ち上がって掴みかかろうとした。と、その時、玄関のドアが開いた音がした。

「ただいま〜」

この家の主(正確には寄生虫になっているが)、葛城ミサトのお帰りである。

「「おかえり(なさい)」」

玄関までお迎えに行く二人。

「あ、アスカ、ただいま〜。あら、シンジ君はまだ帰ってないの?」

「ミサトさんまで・・・、僕はここに居ますってば!」

「それが、良くわかんないのよ。確かに気配はあるのよね、お風呂の準備できてたり、夕食の準備ができてたりって。でも、姿が見えないのよ」

「だからここに居るって・・・」

「そりゃ、おかしいわね。かくれんぼでもしてるのかな?」

靴を脱いで部屋に上がる。が、目の前にいたのはシンジ。

ドン

思い切り吹き飛ばされる形になり、床に後頭部を打ち付けた。

「ん?今、何かにぶつかった?」

「何、訳わかんない事いってんの。ほら、さっさと入りなさい。夕飯、冷めちゃうわ」

完全にシンジを無視する形になる二人の行動。

「いたたたたた・・・・」

この行動にシンジは切れた。

「ええ、分かりました!出て行けば良いですよね!それじゃ、サヨウナラッ!!!」

ドアを開けると、夜の町へと飛び出していった。

「え?ドアが勝手に開いたわよ?」

「あちゃ〜、いい加減壊れたかしら?」

 

 

 

 

「ぶ、部長!何してるんですか!」

「折檻を受けるくらいなら、死んだ方が・・・」

「ダメですよ部長!だ、だれか〜、部長がご乱心だ〜!」

「死なせてくれ〜!」

 

 

 

 

 

「さ〜て、どうなってるのかしらね」

お手洗いから帰ってきたリツコは、スクリーンセーバーを閉じてモニターに映った画面を見た。

「・・・あれ、おかしいわね」

サーモモニターに切り替わっているにもかかわらず、映っているのは二人だけ。それも肝心なシンジの姿がどこにもないのだ。

「どこ・・・行っちゃったのかしら・・・・?」

マジで焦るリツコ。見失ってしまっては見つけ出すことは、『愛のバカやろ〜』と叫びながら海に投げ捨てた指輪を後から探しに来るよりも難しい。

「もしかして・・・・大ピンチって感じ?」

動揺のため、キャラが変わっている。我に帰ったリツコは、慌てて受話器を持ち上げた。

 

 

 

 

 

「もしもし!なんだ、リツコか」

シンジは居ないが、せっかくできている夕食をそのままにしておくのはもったいないと言う事で食べる事にした二人だったが、『いただきます』といった瞬間に電話がかかってきた。もちろんどっちが取るかでもめたのだが、お小遣いを盾に取られては、反撃すべきカードはアスカには無い。仕方無しに立ったので、対応も荒くなろう。

「ちょっと、こっちは忙しいんだから、大した用じゃなかったらまた今度・・・」

「何バカなこといってるいるの、シンジ君の一大事に!夕食なんて後にしなさい!」

何故夕食のことがわかったのだろうと少し疑問に思った頭も、吹き飛んだ。

「し、シンジの一大事!?」

自分のミスを他人に話すのは、彼女のプライドに関わるのだが、今回ばかりはそうも言ってられない。完全に自分のミスなのだから。シンジが出て行ていく瞬間がリツコの前でパソコンに映し出される。

「あ、あんたシンジ使ってまたそんな事してたの!?」

透明人間と聞いても、いまいち現実味がわかない。しかしあの赤木リツコ博士ならやりかねないことは分かっている。少なくとも嘘はついていないだろう。

「ロストしたのが10分くらい前だから、そう遠くに入ってないと思うのだけど」

「そ、そんなこと言ったって、相手は透明なのよ!見つけ用が無いじゃない。そうだ!効果が切れるのはいつ?」

「今回のはきっちり48時間で切れるわ。まだ40時間以上残ってるの」

「だったら・・・・」

「だめよ。・・・あなたの考えてる事は分かるわ。けれど、周りに見えないと言う事は、とても危険な事なのよ。見通しのよい道路をわたっていても、車からは見えない。もし大怪我をして道路の真ん中に倒れていても誰も気付かない」

ぞっとした。

「何でそんな危ないもん使ったの!」

「シンジ君がすぐ気付くと思ったから・・・。気付いてくれれば、メリットとデメリットを思いついて万事うまくいくはずだったのよ」

リツコにしては珍しく、その言い方は言い訳がましかった。それほどの動揺を彼女に与えているのだとアスカは悟る。

「アスカ、あなたならシンジ君の居場所が分かるんじゃないかしら。こちらでも全力で探すけど・・・。もし、見つけることができたら私のところに連れてきて」

「OK、すぐに見つけ出してやるから!」

「それで、もしシンジ君を見つけたとしても、透明になっていることを知らせないで欲しいの。余計なショックを与えたくないから」

自分でも無茶な注文だと理解していた。が、今のシンジの心境ではパニックを起こしかねないのも事実だった。

「分かったわよ!首洗って待ってなさい!」

叩きつけるように電話の受話器を置く。

「アスカ、どったの〜?」

何も言わず、駆け出していった。シンジの元へ・・・。

 

 

 

 

 

罪悪感、彼女の心の中にはこの感情があふれていた。もちろん、彼女は悪くない。何の事情も知らず、姿の見えない相手を傷つけるなと言っても、不可能に近いだろう。が、それでも、シンジに謝りつづけていた。

「ごめん、ゴメンねシンジ。私、全然・・・」

見えないと分かっていても、辺りを見回してしまう。当然街灯の光以外は闇に包まれている。

(お風呂だって、夕食だって、シンジが出してたサインじゃない。それを、私は、見逃して・・・・・・)

「待ってなさい、シンジ。必ず見つけてあげるから」

時間はかけていられない。時が立てば立つほど彼の行動半径は広くなり、見つけるのが困難になるからだ。が、彼女は一つの場所にかけていた。

(絶対に、いる)

向かった先は、公園。

 

「ハァハァハァハァ・・・・」

そんなに大きくない公園なのだが、今日は何故だか無限に広がりつづける宇宙に見えた。

「シンジ・・・・」

呟きは届かない。彼女の耳にすら届くことは無いのだから。その空気を揺らす振動が、消えてなくなる前に、彼女は一歩、公園の中へと足を踏み入れた。

と、彼女の目が釘付けになった。

・・・・ブランコ。不自然に傾き、その状態で停止しているそれを見つけたとき、少しだけ涙が出そうになった。

(声は、届く)

一歩一歩、震える足を前に前に持っていく。

(想いも、届く)

ゆっくり2分ほどかけて大きくないその公園のブランコのところまで行く。不自然な位置を保ったままのブランコを見て、ふと不安がよぎった。

(ほんとにいるの?)

が、迷いはすぐに消えた。彼の、シンジの視線を感じたから。確信へと変わる。

「シンジ・・・かえろ?」

そう言って、右手を差し出した。

「ゴメンね、さっきは酷いことして。冗談のつもりだったの。あんなにシンジが怒るなんて」

虚空に投げ出された右手には何の感触も伝わってこない。が、構わずアスカは続けた。

「本当にゴメンなさい」

「・・・・・・・」

「あのね、シンジ・・・」

「・・・・・・」

「好きよ」

 

 

返事の変わりに、彼女の右手が強く握られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

プス

「リツコ、どうしてシンジを使ったのよ」

りつこのおへやで、素朴な疑問を投げかける。

「当初の予定では、透明になったことにすぐに気がついたシンジ君が、欲望を押さえきれなくなってアスカをテゴメにし、孫第一号♪と言う作戦だったのだけど・・・」

「アホかっ!!!」

力の限り叫ぶ。

「これで効果は消えると思うわ」

「大丈夫なんでしょうね?」

ずっと握っている右手を離そうとせず、胸元に大事そうに抱いたまま、横たわっている筈のシンジに目を向けているアスカ。

「ええ、もちろん100%ね。ただ・・・・・」

何とか騙し騙しリツコの所につれてきて(反応が無かったので、理解を得ていたかどうかは分からない)、(多分無理やり)注射したのだ。彼は最後まで自分が透明になっていたことを知らない。

「ただ・・・何よ」

「今は薬の効果で眠ってるわ。後一時間もしたら、姿も元に戻って目も覚めるでしょう。ただ・・・」

「だから、何よ!」

「副作用があって、透明になってたときのことは何一つ覚えてないはずよ」

「・・・・う・・・そ・・・」

彼女の脳裏には、『アガリ』のマスの一つ前で『フリダシに戻る』と書いたマスに止まった映像がちらほらしていた。

「も、もし良ければ、さっきのセリフと映像のテープあるけど、使う?」

「あんたは・・・また盗聴器とカメラ仕掛けてたわねー!!!」

「あ、あら、何のことかしら?私、3人目だから良くわからないわ?」

「もんどうむよー!」

ちょっとホッとしている自分が居ることに気がつくアスカ。あの時シンジがなんと答えていたか、・・・・・答えは闇の中。

 

 

 

 

 

 

 

「シンジをロストしたそうだな」

「し、司令!何故こんな所に!それに、どうしてそれを・・・・」

保安部の恐怖は、これから始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足の生えた蛇的、三日後の1コマ

「今日もいい天気だ〜」

洗濯物を干し終わって、ベランダで日光浴をしようと決めたシンジ。椅子を持ってくると、みんなお出かけしていて、ペンペンと自分しか居ない事を思い出し少し気が楽になる。

お気に入りの曲を聴こうとして、S−DATをポケットから取り出した。イヤホンを耳につけ目を閉じて自分の世界に入る。

と、途中で曲が切れる。

「あれ?もしかして、前録音のボタン押しちゃったかな?」

(いつだろ、記憶にないなぁ)

しばらくは何も聞こえなかったのだが、最後に一言だけかろうじて聞き取れる言葉が入っていた。シンジには誰の声かも判断できない、ただ一言だけの言葉。

 

 

『僕も、好きだよ』 

 

 

 

 

いやいや、書けるもんですね。できは別にして。

おっと、君は?

『・・・・・・出番』

えっ、・・・・はうあ!し、しまった、忘れていた・・・・。

『・・・・・能無し作者は用済み』

ノーーーー!!!つ、次は、おいしい役で出てきますから!ケスのだけは勘弁してくれませんか!(でも、基本はLASなんだよなぁ)

『・・・・そう、死にたいのね』

ノーーーーーー!!!勘弁です!善処、善処しますから。

『そう、また来るわ』

(もうこないで下さい)

 

次のネタはありません(爆)ま、前期のテストが終わったらまた書きだめますかね。

では、またどこかで会いましょ〜。

 




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