大切な人への想い

設定資料











ついに第壱高校野球部は甲子園への切符を手に入れた

そう、夢が叶ったのだ

だがそこで夢は終わりではない

そこからまた夢は始めるのだから...

シンジたちは甲子園で何を想い、何を願うのか...











碇(いかり)シンジ

本編の主人公で、旧姓は六分儀
普段は何も考えてないようなボ〜っとした顔をしている
性格は内罰的で優柔不断で朴念仁
今から二年前に妹のレイと母親のユミを亡くし、そこからさらに遡ること六年前に父親を亡くした薄幸の少年
優しく端整な顔立ちであると同時に、野球の投手としての天才的な才能の持ち主
中学時代では県下にその名を知らぬ者はいないとまで恐れられた
ポジションはピッチャー





綾波(あやなみ)レイ

本編のヒロインで、シンジの1コ下の明るく元気な下級生
現在はシンジの恋人であり、陰に日向にシンジを支える
だが槇村ヒデユキの登場により、惣流アスカと六分儀レイの存在を知る
そのため、シンジの心に疑問を感じ始めた
髪と瞳の色が黒で、それ以外はシンジの妹のレイと似ている
野球部のマネージャー





惣流(そうりゅう)アスカ

もう1人のヒロインで、日本人とドイツ人のクウォーター
シンジの産まれた時からの幼馴染みで、シンジのことならパンツの銘柄から最後におねしょをしたときまでと、大概のことは知っている
ゆえに他人にシンジを語られるのが一番嫌い
二年前のシンジたちを襲った事故の当事者であり、大きく関わりを持つ
シンジだけを想い、シンジの帰りを待つ一途な女の子
暗い影を落とすということから学校内ではミステリアスな美少女としてかなり人気がある
高校野球の名門校である東雲高校に在籍する





六分儀(ろくぶんぎ)レイ

今はもういないヒロインで、シンジの妹
二年前にこの世を去った
髪は空色、目は赤、肌は白という一風変わった外見を持つ
幼い頃はその容姿を理由に疎まれ、いじめられた
だがその都度シンジに助けられ、心惹かれて極度のブラコンになる
シンジについてはアスカほどは知らない...というかシンジが弱いところを見せようとしない
その辺りがアスカに勝てない部分であり、大いに苦しみ悩む
六分儀家の台所を仕切るほどの料理の腕を持つ





鈴原(すずはら)トウジ

シンジのライバルであり親友
硬派で妹想いな少年で洞木ヒカリという恋人がいる
1年のときから名門東雲高校野球部の四番を任されるほどの類稀なバッティングセンスを持つ
中学の頃はシンジ同様に色恋沙汰は鈍感だった
しかしシンジ、ケンスケと立て続けに別れたことから、精神的に成長を遂げ、ヒカリの気持ちに気づいたらしい
しかも去年の夏の甲子園制覇を機に告白したといわれている





相田(あいだ)ケンスケ

シンジのライバルであり親友
攻撃、守備をそつなくこなすオールマイティなプレイヤー
それ以上に冷静な判断と状況分析能力が光る
シンジが転校したのを機に、自分も四国の高知県に転校することを決意する
アスカのことは親友のうるさい幼馴染みとして見ていたが、シンジたちを襲った事故により新たな感情が生まれる
そのためアスカを捨てたシンジを憎んでいる
トウジの在籍する名門東雲高校野球部と双璧を成す、高知県の十六夜高校野球部の司令塔的な役目を担う
ポジションはショート





洞木(ほらき)ヒカリ

おさげの似合う家庭的な女の子
鈴原トウジの恋人にして惣流アスカの親友
トウジとアスカと同じ東雲高校に在籍し、2人の良き相談相手として支える
かと思えば洞木家の家事全般もこなすというパワフルな女の子
三つ上の姉と一つ下の妹がいる
トウジから告白を受けたときは大泣きして困らせてしまったらしい





鈴原(すずはら)ミユキ

トウジの妹
ポニーテールが似合う少女で、兄のトウジからは思い付かないほどのしっかり者
六分儀レイとは、同じ野球部の兄を持つということで、とても仲が良かった
あと1人、洞木ヒカリの妹のノゾミと、よく3人で遊んでいた
Hな話や色恋沙汰は苦手、だが興味はある
その辺りはレイやノゾミから、やたらと情報が入ってくるので意外と耳年増?
風早高校に在籍





洞木(ほらき)ノゾミ

洞木ヒカリの妹
セミロングで八重歯がキラリと光る女の子
噂話に目が無く、とってもミーハー
しっかり者のヒカリとは全く違い、いつもヒカリに怒られる(おっちょこちょいな面で)が本人はあまり気にしないマイペースな性格でもある
親友の鈴原ミユキと一緒の風早高校





榛名(はるな)ムサシ

野球をこよなく愛する熱血バカ
左打者であり無尽蔵にあると思われる体力とやる気によって、野球部内では貴重な存在になっている
最近マナと付き合い始めたと言うが、その関係は今までとさほど変わっていないらしい
ポジションはセンター





東(あずま)ケイタ

ムサシ、マナの幼馴染み
情報収集能力に長けており、対戦相手が決まるとすぐにデータを取る為に動き出す
言うなれば縁の下の力持ちな存在
その他の能力として素早さが上げられ、相手のピッチャーの目を盗んでは走り出す
敵にしてみれば、塁に出るとかなり鬱陶しい存在である
ポジションはショート





渚(なぎさ)カヲル

シンジの女房役(キャッチャー)
そう言われるのが嬉しいらしくて入部したらしい
しかし能力的には群を抜いており、冷静な判断力と見透かすような深い読みでシンジを助ける
どんなに暑い日でも、どれだけ練習しても、汗一つ流さずいつでも涼しい顔をしている謎の多い存在
夢は甲子園で優勝した時にシンジと抱き合って喜びを分かち合う事





若槻(わかつき)タツヤ

第壱高校野球部のキャプテンを務める
打撃、守備など、全ての面においてバランスの取れた能力を誇る
問題児の多い野球部の面々をまとめるなど、精神的にもタフな一面もある
ポジションはサード





榊(さかき)リュウスケ

第壱高校野球部の誇る四番打者
脳ミソまで筋肉で出来ていると噂されるほどにスポーツを愛している
その為、大抵のスポーツならなんでもこなす
付け加えるならば、野球部一の大食らい
ポジションはライト





望月(もちづき)ヨウスケ

髪は長くロンゲである
女の子に目が無く 「声を掛けるのが男の礼儀」 とはいつもの口癖
さらに人を出し抜くのが上手く、悪知恵を良く働かせて試合を引っ掻き回す
ポジションはファースト





麻生(あそう)ススム

何事も理論的に考え、周りからはデジタルな人間と呼ばれる
今でこそ野球部のレギュラーとして活躍しているが、野球を始めた当初は生傷が絶えず、よく悲鳴が聞こえていたという
タツヤなど3年レギュラー陣とは同じ中学出身で、良くつるんで遊んでいる
両親の思惑とはかけ離れ、運動オンチ克服どころか野球にのめり込んでしまった
ポジションはレフト





速水(はやみ)フジオ

野球部所属の1年生
中学時代は変化球を武器に勝ち続け、高校にもなるとその変化球にキレが加わった
目標は碇シンジのようなピッチャーになることだが、タイプ的には異なる
ここで言う 「ような」 とは、その存在感なのであろう
シンジの代わりで投げる時もあるが、普段はセカンドを守っている
ちなみにマコトという姉がいるらしい





霧島(きりしま)マナ

野球部のマネージャー
備品の管理や部員の体調チェックなど仕事が多く、レイがいなければ倒れていただろう、と思われるくらいにとにかく走り回っている
「マネージャーなんて世話好きな人じゃなきゃできないわよ」 とは彼女の座右の銘
現在ムサシと交際中





碇(いかり)ゲンドウ

シンジの養父で伯父にあたる
第壱高校の理事長を務めるが、第3新東京市の影の指導者であるとも噂されている
本当は愛妻家であり親バカ





碇(いかり)ユイ

シンジの養母であり、シンジの母であるユミの姉にあたる
めちゃくちゃ若く見え、シンジと2人で街中を歩いていると姉弟と間違われるくらいである
子供に恵まれなかったため、槇村ヒデユキとはシンジの養育権を巡って争った





六分儀(ろくぶんぎ)ソウ

シンジとレイの父親
レイをシンジに引き合せたのはソウであり、そのとき何も言わずに了承してくれた妻のユミには感謝している
ユミとは大学時代、ナンパされて困っているのを助けたことがきっかけで出逢った
周りからの信頼が厚く、解けない事件は無いと言われる敏腕刑事であったが八年前、野上サエコが追ってきた事件で殉職した





六分儀(ろくぶんぎ)ユミ

シンジとレイの母親
夫ソウの死後、女手一つで2人を育ててきた
当時はかなり大変だったらしく、今がとても幸せだというのを実感している
キョウコとは高校からの親友で、いつもユイを交えて3人で遊んでいた
お陰で大学まで一緒になり、そこで教授をしていた冬月と知り合う
碇ユイの双子の妹である





惣流(そうりゅう)アベル

アスカの父でドイツ人と日本人のハーフ
長身痩躯で短く刈られた髪とあごの不精ヒゲが特徴だが、豪快でおおらかで細かいことなど気にしない破天荒な性格もそうである
キョウコとは一緒の貿易関係の会社で知り合い、社内恋愛の末に結婚
ソウとゲンドウとはキョウコを介して知り合う
ソウとは家が隣りなので良く話す機会もあったのだが、ゲンドウとはあまり面識がなく、片手で数えられる





惣流(そうりゅう)キョウコ

アスカの母親
アベルの妻にしてアスカの母であるから、かなりおおらかな...というよりもマイペースな性格の女性
親友のユイ、ユミとは高校からの付き合いで、大学も一緒だった
シンジたちを襲った事故をユイに連絡したのは実はキョウコ





槇村(まきむら)ヒデユキ

シンジの兄貴分
ソウの部下で腕利きの刑事
ソウが殉職した事件を解決し、その後はシンジたちの良き相談相手として接する
シンジたちを襲った事故の当事者でもあり、その後のシンジの養育権ではユイと争う
現在ではサエコという妻がいる





槇村(まきむら)サエコ

槇村ヒデユキの妻で旧姓野上
ソウを追ってきた事件に巻き込み、殉職させてしまったことに負い目を感じていた
だが槇村の助けもあって乗り越えることができた
以後、槇村とはコンビを組んで、ついたあだ名が 「警視庁の月とすっぽん」
シンジやレイとは良いお姉さんみたいな関係
槇村とサエコは、ユイとはシンジの養育権の争いで初めて会った





葛城(かつらぎ)ミサト

シンジたちのクラスの担任を務める
普段は酒ばかり飲んで大騒ぎしているが、それはあくまで一面
本当は生徒達を心から愛し、理解している
だがその行動に問題アリ
甲子園には引率の先生として着いている





赤木(あかぎ)リツコ

シンジたちのクラスの副担任という隠し設定を持つ
普段は科学準備室に篭り、日々怪しい研究をしている
葛城ミサトとは大学時代からの親友
ミサトと同等の酒量を誇るのはあまり知られていない





加持(かじ)リョウジ

第壱高校の野球部顧問を務める
その方針は放任主義であるが、ピンチの時には意外に心の支えとなる
身なりがだらしなく無精ヒゲを生やしているが、何故か良く似合う
ミサト、リツコとは大学時代から良くつるんでいる





青葉(あおば)シゲル、日向(ひゅうが)マコト、伊吹(いぶき)マヤ

最近出番が無く、予定すら無い哀れなヤツら
甲子園編では果たして3人は出てくるのか?
ちなみに青葉シゲルは吹奏楽部の顧問、日向マコトは陸上部の顧問、伊吹マヤは校医を務める





時田(ときだ)シロウ

名門東雲高校の野球部監督
名将、智将といわれ、春夏甲子園連覇の偉業を成し遂げる
先見の才があり、シンジ、トウジ、ケンスケの才能を見抜き、自分の学校に誘う
結構気さくな人でもある





岩瀬(いわせ)トシフミ

名門東雲高校のエースにしてキャプテン
その名は1年の頃から全国に轟く
速球派で、タイプ的にはシンジと似ている
出身は隣りの県だが、時田に才を買われて特待生として東雲高校に入学した
ノーヒットノーランの偉業も成し遂げるほどの実力の持ち主






その他






甲子園球場

言わずと知れた高校球児たちの聖地
大正13年甲子の年に完成、名前の由来はそこから
総面積は39,600平方メートルで、収容人員は55,000人
ホームプレートからのレフト・ライトの距離は共に96メートル、センターまでは120メートル
兵庫県の西宮市にある


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