「Days After Eva」新聞

創刊準備号

1-22,2000


こんにちは、行里です。
感想を頂けて、感謝感激。

さて、「Days After Eva」新聞とは何か?
それは、「Days After Eva」を読んでくれただけでなく、感想まで送ってくれた方に、何かお礼がしたいという思いで、考えた企画です。

まっ、殊勝な事を言ってみましたが、要するに、LDやビデオについてきた「EVA新聞」の、パロディです。

「この台詞の意味、わけわかんねーよ」
みたいなリクエストがあれば、なるべく答えていくつもり。
連載ともども、これからもよろしくお願いいたします。

あと、(この新聞で)これをやって欲しいっていう、リクエストも募集しています。





さて、まずは連載開始記念!
今後の展開当てクイズ!

世界観の提示のみに終わった、第壱話「5年後そして街」。
さあ、次回以降、どんな展開になるのでしょう?
3択です。
正解者の中から抽選で、豪華賞品を進呈。

1、
再度、世界を襲った大災害。
しかしそれは、真の裁きの時を告げるものだった。
全ての死者は甦り、至福の千年王国が訪れる。
両性具有の天使である、渚カヲルと、碇シンジは、永遠に結ばれる………
という、JUNEな展開。

2、
形而上生物学の若き俊英、惣流・アスカ・ラングレー。
エヴァシリーズの細胞を分析し、サードインパクトにより失われた、夢の技術、SS機関の復活を試みる。
しかし突如起こる、計器の異常。
使徒の細胞と、予想外の綾波レイの残留思念が、歪んだ結合をはたし、生み出された異形の怪物………
という、菊池秀行or夢枕獏な展開。

3、
サードインパクトによる、人類の補完は、失敗に終わった。
心の壁を解消できぬまま、味方同士争いを繰り返す、愚かな人間たち。
「神による奇跡が不可能ならば、人による奇跡を起こさなければならない」
「そのための犠牲は、聖なる生贄にほかならない」
相田ケンスケ(ゼロ)と、鈴原トウジの眼は、異様に血走っていた………
という、「愛と幻想のファシズム」(村上龍)な展開。















ごめんなさい、冗談です。豪華賞品もありません。m(__)m
上記のどれでもない、地味な展開になる可能性が高いです。(笑)

まあでも、いくつかの設定は、採用するかも知れないです。



気を取り直して、用語解説などを少し。



「5年後そして街」用語解説

☆N2弾頭搭載小型戦術ミサイル

シンジと上官の会話に登場する、戦略自衛隊の新兵器。
モデルは、アメリカが開発している、核弾頭搭載の地表貫通型ミサイル。
リビアの地下軍事施設に対する攻撃を、想定しているとか。

話はずれますが、日本人の核アレルギーを計算に入れて、N2兵器という設定を導入したGAINAXは、本当に凄いです。
N2は、NotNuclearの略ですからね。
現代(or近未来)の日本を舞台に、戦闘物のエンターティメントを作る場合、どうしても扱いが難しくなる、核の問題。
こんな見事な解決法は、私は見たことがありません。

☆岡崎キョウコ

DaysAfterEvaのオリジナルキャラクター。
名前は、漫画家の岡崎京子から。
○岡崎京子
1963年生まれ。
コミックスは主に、角川書店とマガジンハウスから。
1996年に交通事故にあい、現在療養中。
えっ、アスカの母親と、ファーストネームが同じですって?
や、やだなあ、偶然ですよ、偶然。(汗)

☆Phenomenal Recovery

第壱話の英文タイトル。
そのまま普通に解釈すれば、街、すなわち冒頭の第2新東京市の描写を、指しています。
サードインパクト後の登場人物に対する連想も、少し意識しました。





編集後記

ほんの軽いシャレで、書いてみた企画ですが、どうでしょうか?
「Days After Eva」の第弐話は、2月中にはなんとかなると思います。
それでは、また。

行里
yukisato@mcn.ne.jp





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