先帝陛下>宰相。第二陣の展開状況は?
宰相  >はっ。半包囲陣形の展開は総て終了しております。後は・・・
先帝陛下>そうか・・・出撃/〜\
宰相  >ははっ!














「続!第三新東京市 熱帯化警報発令中!!」

by あっくん






「ねぇシンジぃ〜」

「ん?何」

アスカはリビングでシンジの肩に身を預けながら、シンジに語りかけた。

シンジもそれに応える様に、自らの胸に頭を預けているアスカを見つめる。

「明日、ショッピングにつき合って♪」(^^)

上目使いに、シンジにお強請りを始めるアスカ。

「ショッピング?」

「うん!そろそろ秋冬物が出だしてるし………ちょっと見に行きたいの♪」

「う〜ん………まぁ、特に予定も無かったし、いいよ」(^^)

「やったぁ〜♪………ちゅっ♪」(^^)

シンジの快諾にアスカは喜び、そしてシンジの頬にキスを贈る。

「ははは、そんなに嬉しいの?」(^^)

以前のシンジなら、それだけで頬を染め、大慌てするアスカの行動だったが………

恋人同士になり、その上同棲生活を始めた今となっては、これぐらいでは動じない。

同棲………

婚約者の間柄となった二人に、お互いの両親が部屋を用意したのだ。

表向き、二人の仲を邪魔しちゃ悪いと言う理由………

本音は、邪魔な子供を追い出して、二度目の新婚生活を満喫しようと言うのが両親の思いだ。

更に………早く初孫をとの思いが入っているのだが………

「勿論♪シンジとお出かけするのって久しぶりなんだもん♪」

「そうだっけ?」

「そうよ♪だって最近は………ぽっ(はぁと)」(*・・*

「………あ、あはは」(^^;;;

頬を染めるアスカに、頭にでっかい汗一つかくシンジ。

その理由は………

「今夜は………明日の分も可愛がってね♪(はぁと」(*^^*

「あ、あはは」(*^^*;;;

………もはや、語る必要はなかろう。










所変わって、此処は碇家(本家)

第三新東京市の恐怖のカップルと化した、ユイとゲンドウの愛の巣だ。

「ねぇゲンドウく〜ん♪」(^^)

「何だい?ユイちゃん♪」(^^)

ゲンドウの膝の上で甘えるユイが、頬緩みっぱなしのゲンドウに語りかける。

話し掛けられたゲンドウもユイに応える。

ユイの太股を撫で回す手の動きを止めずに………

ゲンドウくんってば、今まで服装に無頓着だったでしょ?だから明日、買い物に行きましょう♪」(^^)

「ふふふ、デートだね?」(^^)

もはや、あの威厳のあるゲンドウの声、そして簡潔な物言いは無い。

「そうよ♪デートよ♪(はぁと)」(^^)

仕事に厳しかったユイも、完全に暴走している。

心は完全に十代の少女に戻ってしまっている。

「久しぶりだな、ユイちゃんとのデートは♪」(^^)

「おめかしして行きましょうね♪(はぁと)」(^^)

「うん♪そうだね、ユイちゃん♪(はぁと」(^^)

「うん♪そうよ、ゲンドウくん♪(はぁと」(^^)

そして二人の視線は絡み合う。

ユイちゃん………(はぁと)」(^^)

ゲンドウくん………(はぁと)」(^^)

見つめ合い、距離が自然と詰まる二人。

二人の周りにはハートの風船が飛び交っていてもおかしくない程、甘い雰囲気を醸し出している。

まるで………二十年程前(現実世界の)の某漫画『キック○フ』の様に………

※この『キッ○オフ』が分かる人は、三十代前後でしょう(爆)

ユイちゃん(はぁと」(*^^*

ゲンドウくん(はぁと」(*・・*

そして二人の距離は零となる………

息子を追い出した今、家ではいつもこんな状態の二人であった。










また所変わって、今度は惣流家(本家)

ユイ&ゲンドウの比べると、周りへの被害は劣るものの、やはり恐怖のカップルであるキョウコ&ハインツがじゃれていた。

「あなたぁ〜♪明日はお出かけしましょう♪」

「ん?何か用事でもあるのか?」

じゃれてはいても、大人の常識を持っているハインツは冷静にキョウコに尋ね返す。

ぶぅ〜!用事がなくちゃ、アタシとお出かけするの嫌なんですか!」(−−メ

い、いてて!そ、そんな意味では無い………痛い!」(;;)

連れないハインツの台詞に、キョウコは不機嫌モード。

自分の胸を弄んでいたハインツの手の甲を思いっきり抓る。

「お出かけするって約束するまで許しません!」(−−メ

「い、いたた!わ、分かった。出かけよう!」(;;)

「♪」

ハインツの了承の言葉と同時に、抓るのを止めるキョウコ。

しかも一転してご機嫌モードになっている。

流石はアスカの母親と言うべきだろうか………

「はぁ………で、何か欲しい物でもあるかい?」

「ううん、無いわよ」(^^)

「そ、そうか…」(^^;

「単にあなたと久しぶりのデートをしたかっただけよ♪」(^^)

「!?………そ、そうか」(*^^*

キョウコの言葉にハインツは照れた。

こうなると常識派のハインツも、若き青春時代に心は逆行する。

「ねぇあなた」

「ん?」

「どうせお出かけするなら………昔を思い出して、初デートの時の服装で出かけましょう♪」(^^)

「初デートの時………あ、あの格好かぁ!?」(@@)

ハインツは目を丸くして驚く。

まぁ常識派の彼が驚くのも無理はない。なにしろ………いや、それは後で述べよう。

うん♪(はぁと」(^^)

「………し、しかしだな。あの当時の服など既に着れな…」(^^;

「大丈夫♪こんな事もあろうかと、仕立て直してあるからね♪(はぁと」(^^)v

用意周到なキョウコ。

相手の逃げ道には、ちゃんと罠を先に仕掛ける………やはりアスカの母親だけの事はある。

いや。アスカがキョウコに似たと解釈するのが正解だろう。

「そ、そうか………よ、よし分かった!もぉ明日は学生時代に戻るぞ!!」(^^;

反論しても勝ち目が無いと悟ったハインツは………自らも暴走する事にした様だ。

まぁ………これが懸命な………いや、唯一の道だろう。

「うふ♪明日が楽しみだわぁ〜♪(はぁと)」(^^)

「そうだな」(^^;

「じゃあ………後、もう一回したら明日に備えて寝ましょう♪(はぁと)」(*^^*

「ま、まだするのか!?」(^^;;;

「だって………アスカはシンジ君に取られちゃったし………新しいのが欲しいの♪(はぁと」(*^^*

「そ、そうか………」(^^;;;

しかしながら………キョウコは自らの宣言と異なり、更に二回程、強要したとさ。










そして………第三新東京市をパニックに陥れた恐怖の日が訪れた。

恐怖の序章は………アスカとシンジのカップルだ。





「ねぇシンジ♪まず何処から行こうかしら?」(^^)

シンジの腕に抱っこちゃんの様にくっついているアスカが、シンジに尋ねる。

「そうだね………やっぱ最初はアスカの服から見に行こうよ」(^^)

「うん!じゃあ、行こ♪」(^^)

仲良く街を歩く二人。

アスカは自他共に認める極上の美少女。

そしてシンジもハイレベルの美少年だ。

そんなカップルが、人の目を誘わない訳がない。

「お!あ、あの娘………めちゃ可愛い!」

何ですってぇ!!

「あ、あの人………羨ましいわ、あんな彼氏がいるなんて…」

わ、悪かったな!人並みの彼氏でよ!!

今日は休み。

当然、アスカ達以外のカップルも数多く、街に繰り出している。

そして、そのカップル達は互いにアスカとシンジに見取れ、誉めてしまい、かなり険悪なムードで言い争いを始める。

しかし!

そんな周りの状況など、このラブラブカップルが気にしている訳が無い。

「ふぁ〜………」

「ん?どうしたの、シンジ?」

「ん?………あはは、ちょっとね」(^^;

「む〜!アタシ達に隠し事は無しよ!言いなさい!!」(−−)

問い掛けたアスカに曖昧な返事をしたシンジは、腕を解き、正面に回ったアスカの両の手で顔を挟まれて問い詰められる。

「ちょっと眠いだけだよ………昨日のアスカ、お強請りが凄かったから…」(*^^*

え!?」(*・・*

シンジの台詞はアスカにクリティカルヒットした。

今のアスカは完熟トマトよりも真っ赤な顔をしている。

「そ、そうだったかしら………」(*・・*

「うん………でも、可愛かったよ♪」(*^^*

中学二年までは『鈍感帝』の二つ名を持っていたシンジだが………人は成長する。

ば!馬鹿ぁ………」(*・・*

アスカ撃沈。

シンジの台詞にアスカはもう、シンジしか見えない状態になってしまった。

そう、此処が街中である事を完全に忘れてしまったのである。

そして………

「シンジも………素敵だったわよ(はぁと)」(*・・*

「「んん…」」

白昼堂々と街中で、それも往来のど真ん中でキス………当然ながら大人のキスを実演しだすアスカとシンジ。

この光景を目の当たりにした人々(被害者)は………カップルでない者はただ呆然と………

そして二人を目撃したカップル達は自分の相手に決別を決意して、幸せそうにキスをするアスカとシンジを眺めていたとさ。










恐怖の第二幕………惣流夫妻の登場。





「うふふ♪良いお天気ね、ダーリン♪(はぁと」(^^)

「ああ、太陽も俺達を祝福してるのさ、ハニー♪(はぁと」(^^)

娘同様、ラブラブ全開モードのキョウコ。

もはや何を言っても無駄と悟り、ついに自らも暴走を始めたハインツ。

共に若き青春時代に戻って、街に繰り出して来たからさぁ大変。

げげっ!?」(@@)

な、何よ!アレぇ!?」(@@)

街を闊歩するキョウコ達を見た人々は、我が目を疑い、そして目を丸くして驚きの声を上げた。

それもその筈。

麗しい美女(二十代後半で通用する)であるキョウコと、渋い中年であるハインツ。

そんな二人が仲良く腕を組んで歩いているだけでも、人々の目をさらうのは間違いないと言うのに………

キョウコはセーラー服を!

ハインツは学生服(詰め襟です)を来て登場したのだから!

「ふふふ、思い出すね、ダーリン♪貴方が留学して来た頃の事を♪」(^^)

「それは俺も同じさ♪」(^^)

そう、ハインツは学生………まだハイスクールだった頃に日本に留学して来たのだ。

留学先は世界でも有数の名門校として有名だった『第三新東京市市立第壱高等学校』だった。

そして………ハインツはキョウコと出逢ったのだ。

「ふふふ♪アタシのクラスに転校して来て………その日のうちに交際開始だったわね♪」(^^)

「そうだな♪」(^^;

懐かしそうに思い出に浸っているキョウコを後目に、ハインツは当時の事を振り返っていた。

『ふぅ………まさか、転校初日で『アンタはアタシのもんよ!』宣言されるとはな………まぁ、幸せだからいいが』

「さて、ダーリン♪(はぁと」(^^)

「ん?どうしたんだい?ハニー」(^^)

「折角、こんな格好したんだし………あの頃のデートコースで今日は楽しみましょう♪(はぁと)」(^^)

「あ、あの頃のかい?」(^^;

あの頃のデート………

転校初日でハインツを捕まえたキョウコは、連日………平日、休日に関わりなくハインツを連れ出していた。

それも毎回同じコースにだ。

まずは喫茶店で一息………一つの飲み物、一つの食べ物を二人で仲良く食べるのが決まりだった。

次にキョウコのウインドショッピング………キョウコの一人ファッションショーとも言った。

そして夕食………これも喫茶店と同じで………ようは『食べさせっこ』だ。

その後、夜の公園を散歩………当然、キスのお強請りはお約束である。

………その上で………夜の街に消えるのが、あの頃のデートコースの実態である。

「そうよ♪(はぁと)」(^^)

「し、しかしだな………」(^^;

「文句………無いわね?ダーリン♪(はぁと」(^^メ

「………はい」(^^;;;;;

出逢いからキョウコに逆らえないハインツは………唯一の選択肢を選ぶ………しか無かった。

斯くして、中年コスプレ学生による混乱が、第三新東京市を襲ったのであった。










恐怖のクライマックス!………真打ち!碇夫妻参上!!!





「うふふ♪よ〜く似合ってるわ♪ゲンドウちゃん♪(はぁと」(^^)

「そうかい?ユイちゃん♪(はぁと」(^^)

ユイとゲンドウが仲良く街に参上した。

その瞬間!

街中を歩く人々は、神話に出てくる『メデューサ』に睨まれてしまった様に………石化した。

「うふふ♪一度、見てみたかったのよねぇ〜、ゲンドウちゃんの半ズボン姿を♪(はぁと」(^^)

「僕も一緒だよ♪ユイちゃんのフリルの付いたスカート姿………ああ、何て可愛いんだ♪(はぁと」(^^)

キョウコ達の学生コスプレも大概にしろってレベルだったのだが………

上には上が居る!

ユイとゲンドウは………言葉通り、小学生ルックで登場したのだ!!!

これを見ては………一般人が無事に済む訳がない。

「………お、俺は夢を見てるのか………?そうだ!これは夢なんだぁ!!!!!

「あ、あはは………目が悪くなったのかしら?怪しいヒゲ男が………半ズボン………あはははは!!!!!

「め、目眩がする………」

「は、犯罪だぁ!あ、あんな美人が………へ、変態と………大犯罪だぁ!!

ユイ達の周りに居た一般人達は………パニックを引き起こしていた。

現実に耐えられず、その場で気絶する事で現実逃避する者。

壁に頭を打ち付けて自爆する者。

いきなり手を合わせて神に祈り出す者。

中には………警察に通報する者まで現れた。

「でもね、ゲンドウくん」

「な〜に?ユイちゃん」

「今のゲンドウくんに………そのサングラスは似合わないわ」(^^;

「そ、そうか…」(^^;

似合うわけが無い!

白のシャツに半ズボン。

更には帽子まで被っているのだ。

「だから………ポイ♪

そう言ってユイは、ゲンドウのサングラスをポイする。

「に、似合ってるかい?」

サングラスを取られてしまったゲンドウは、思わず問い掛ける。

シンジが生まれる前からかけていたサングラスを外されたのだから、まぁ、ゲンドウの反応も仕方あるまい。

「ええ、似合ってるわよ♪ふふ、可愛い♪(はぁと」(*^^*

「そうかい♪」(^^)

ユイに可愛いと言われ、安心するゲンドウ。

単純な奴だ。

だが、周りの一般人達にとっては、それは今まで以上の恐怖である。

サングラスによって隠されていたゲンドウの顔がハッキリとし、その上、にやけきった中年の顔が現れたのだ。

もはや周囲は阿鼻叫喚だ。

ユイちゃん♪(はぁと

ゲンドウくん♪(はぁと

周りの事など気にもせず、再び向かい合い、見つめ合う二人。

そして、二人の距離が零になろうとした時だった!

き、君達!い、一体何をしてるんだ!!

二人の世界に無謀にも割って入って来た者が現れた。

それは………第三新東京市中央署のT巡査部長という警察官だった。

彼はこの恐ろしい状況に、全霊の勇気を絞って飛び込んだのである。

その行動は………………無謀の極みとしか言えない。

「「むっ!!」」(▼▼# (▼▼#

うっ!」(−−;;;

殺気の籠もった視線を送ってくる二人に、一瞬怯むT巡査部長。

だが、悲しいかな彼は人よりも勇気を持っていた。

「お、おお、往来の真ん中で何を、し、しているんだ?」(−−;;;;;

しかしながら、彼の勇気もそれで精一杯だった。

何をしているかですって!夫婦が仲良く出歩いてはいけないというのですか!!」凸(▼▼#

ふ………高額納税者に公僕が何を言う」凸(▼▼#

そうですわ!貴方のお給料は誰のお陰であると思ってるの!!」凸(▼▼#

普通に買い物に行こうとする一般人を捕まえて………貴様、左遷だ!」凸(▼▼#

あんまり仲がいいカップルだからって、僻んでるんじゃないわ!!」凸(▼▼#

ふ………無様だな」凸(▼▼#

そして………

この後、T巡査部長はユイ達に一時間以上も文句を言われ続け………

トドメに、二人のディープキスを至近距離で見せつけられる事となったのだ………

哀れT巡査部長。

彼は………真っ白に燃え尽きてしまった。

「さて………邪魔者も居なくなったし、ゲンドウくん?」(^^)

「そうだね?ユイちゃん♪」(^^)

「「デートの続きをしましょう♪(しよう♪)」」(^^)(^^)

斯くして………この恐怖のカップルによるパニックは、彼等が帰宅する夜半まで………第三新東京市を襲ったのだった。





事の重大さを感じた警察は、この二人に注意を促そうと画策したのだが、それを上層部が揉み消した

ネルフで研究、開発される様々な物は、当然の事ながら警察にも役立つ物が多い。

その上、暗躍好きの陰謀家であるゲンドウが、関係する省庁等に手を廻していない筈が無い。

斯くして………警邏に当たる警官達が今後も泣きを見たのは………まぁ、余談である。










恐怖の終幕………アスカ&シンジ再び!





「はぁ………一人で買い物って詰まらないわね」(−−)

第三新東京市の中野学園に通う高校一年生、霧島マナはそう呟いた。

ちなみに中野学園とは、表向き公立高校だが………実態は戦略自衛隊の養成学校だ。

「学校にはいい男も居ないし………どうして私はあんな学校に入ったのかしら?」(−−)

さらにぼやくマナ。

しかし、それは自業自得というものだ。

彼女が中野学園を選んだ理由は簡単、男が多く女子が少ない学校なら自分は女王様になれると思ったからだ。

だが、幾ら餓えた男共でも馬鹿では無い

当初は人気を博したが、正体がバレると………引き潮の様にマナの周りから去っていったのだ。

「ふぅ………こんな可愛い娘が一人者だなん………ん?」

飽きずにぼやいていたマナの視界に、ある男性が飛び込んできた。

あ、あれは!?

次の瞬間、マナの目が獲物を狙う禿鷹の様な目になる。

マナが見つけた男性。

それはシンジだった。

実はシンジの人気は恐ろしいもので、壱高内ではアスカとの事もあって言い寄る愚か者も居ないのだが、

他の学校では凄い人気があるのだ。

実際、親衛隊やファンクラブが幾つも存在している。

そして、マナも当然の事ながら、ある親衛隊に属していたのだ。

「シンジ君が一人………こ、これはチャンスよ!

マナは此処で一気にシンジへの接近を試みる事を決意した。

そしてシンジへと近づいて行く。

だが、憧れの男性を目の当たりにして浮かれた為か、マナはある重大な事を見落としていた。

それは………此処が女性の下着コーナーであるという事を。

「ねぇ〜、シンジぃ〜♪」

「ん?何、アスカ」

マナがシンジに声を掛けようとした時、試着室の中からシンジを呼ぶ声がした。

言うまでもないが、声の主はアスカだ。

「これなんてどうかしら?」

「どれどれ?」

シンジは、アスカに尋ねられると、当たり前の様に試着室に入る

何度も言うが、此処は女性下着のコーナーだ。

「どう?」

「う〜ん、悪くないよ♪」

「ホント♪」

「ああ、ホントだよ♪特に………フロントホックなのがね♪えい♪

「い、いや〜ん♪シンジのエッチぃ〜♪(はぁと

「ふふ、いつ見ても………ちゅ♪

「あん♪だ、駄目よぉ〜♪こんな所で何するのぉ〜♪(はぁと

「アスカの大好きな事だよ♪」

やん♪………ん」

中からは怪しい二人の会話が続く。

デパートの、それも試着室で………飛んでもない連中だ。

流石はあの親達の子供と言うべきだろうか………

さて、意気込んでシンジにアタックしようとしたマナはというと………

憧れのシンジと、見知らぬ女性の甘い甘い声に固まってしまい………………

閉店間際に店員に声を掛けられるまで、現実逃避をしたまま、その場に立ち尽くしていたとさ。










「今日も………たっぷり可愛がってね♪シンジぃ〜♪(はぁと」(*^^*

うん♪(はぁと」(*^^*










END

後書き

どうも!あっくんです(^^)/

如何だったでしょうか?LAS帝国よりの攻撃の第二陣は?(笑)

先帝陛下>宰相・・・所々、私を貶している部分があるな・・・
宰相  >・・・そ、それは(^^;;;
先帝陛下>だが・・・ユイとラブラブなのでいいとしよう/〜\
宰相  >ほっ(^^;
先帝陛下>では・・・次の準備に取りかかれ
宰相  >・・・・・・・・・はぁ?(・o・)
先帝陛下>ふ・・・第三陣の投入だ/〜\
宰相  >ま、まだやるんですかぁ!?(@@)
先帝陛下>ふ・・・当然だ/〜\
宰相  >ま、またこれの続きを?(^^;;;
先帝陛下>いや・・・先日の某所の会話の中で出たネタでいこう・・・/〜\
宰相  >げっ!?あ、アレですかぁ!?(@@)
先帝陛下>不服か?
宰相  >仰せに従います(^^;;;

ってな訳で・・・まだ先帝陛下のお許しが出ないので・・・第三陣の出撃命令が出ました(笑)
「無敵のカップル!!外伝」第四話の後に・・・また皆さんを恐怖に導くSSが・・・乞うご期待♪(をい!)


アスカ:パパとママも無茶するけど、小学生は酷過ぎるわ。そう思わない?

マナ:フフフフフフフ。アハハハハハハハハハハっ!!!

アスカ:(ビクッ!)ど、どうしたのっ!?(@@;)

マナ:最後に出てきた”マナ”って誰っ!!!!!!!?

アスカ:アンタでしょ?

マナ:(ギロっ!)(▼▼#

アスカ:うっ!(^^;;;;;;;;;;;;;

マナ:あることないこと、よくもよくもよくもよくもーーーーっ!(▼▼#

アスカ:あることもあったのね。

マナ:(ギロっ!)(▼▼#

アスカ:うっ!(^^;;;;;;;;;;;;;

マナ:ウガーーーーっ!(▼▼#(ガサガサ)(火炎放射器を取り出しているらしい)

アスカ:そ、そんなもんどうするのよっ!

マナ:あっくんを燃やしてくれるわーーーーーーっ!!!!!

アスカ:ちょっと待ちなさいって。(@@;;;;

マナ:うるさーーーいっ!(ゴーーーーー!!!!)(▼▼#

アスカ:キャーーーーーーーっ!!!!!(火炎放射器で黒焦げ・・・沈黙)

マナ:攻撃開始ーーーーーっ!!!!(ゴーーーーー!!!!)(▼▼#
作者"あっくん"様へのメール/小説の感想はこちら。
asuka@rr.iij4u.or.jp

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