〜第00話〜 ザーン・・・ザザーン・・・ 僕が目を覚ますと赤い・・・赤い海が広がるこの世界があったんです・・・ 僕はもう何も見たくないし何もしたくありません・・・死にたいんです・・ 僕は自分に憤りを覚えました。そして思考の沼にはまっていくんです・・ 僕は自分が許せませんでした。そんな自分に泣きました、叫びました、そして自分を戒めました。たくさんたくさん戒めました。服が擦り切れ、傷がない肌がないくらいに。 そんな僕にありえないはずの声がかけられました =あなたは何を望むの?= 「だ、誰!?」 聞いてみたけど、答えてはくれませんでした。どこか聞いたことのある声なのに・・ =もう一度問うわ・・・あなたは何を望むの?= 何がなんだかわからりませんでした・・・けど僕は皆の幸せを壊した者への恨み・・・そして・・自分のしてきたことへの後悔がが声をかけられたことで爆発し、それを一気に吐き出しました・・・ それは苦しすぎて、辛すぎて、僕くらいのいや・・普通の人では一生の間でもこんなに辛いことは経験しないと思います =そう・・・そしてあなたは・・何を望むの?= 「僕はやりなおしたい!!アスカを・・みんなを助けたいんだ!!そしてみんなを苦しめたあいつ等に復讐をする!!その為にだったら鬼にでもなるし、神さえも信じない!!」 この時僕は僅かな希望という名の光にすがる、闇の住人・・・いや煉獄の世界から這いあがってきた鬼、悪魔どれも捕らえようがないようなモノでした =そうなら、あなたを過去に飛ばすわ。だけど何が起こるかわからないのそれ・・・= 僕は早く行きたくて遮りながら言いました 「なんでもする・・・どんなことでも背負える・・・だから・・・だから・・・」 =そう・・・それがあなたの望みなのね・・・・わかったわ。でも気をつけて・・・= 「ああ・・・頼むよ」 =さあ行きなさい・・・この穴へ入ればいいわ= まるでブラックホールのような穴が目の前に現れました ふと僕は目を閉じ覚悟を決めました 「じゃあ・・・行ってくるよ。必ず世界を救ってみるから・・・。」 そして僕はその穴へ入っていった。 その時ふと思い出しましたこの声の主が誰なのかを・・ 「ありがとう。綾波」 その時あの彼女、綾波は意外にも慌ててたみたいでした =・・・いってらっしゃい= 綾波はきれいないい笑顔を見せてくれましたこんな僕に・・・・いってきます、そしてこの身がどうなろうと皆を救ってみせます。 =・・・・・・・碇君の最後の笑顔・・・怖い感じがした・・きっと彼はこのままじゃ危ない・・= その呟きはシンジが消えたその場に吸い込まれるように消えていった ――― 彼に何が起こるのか・・・それはまだ誰も知らない ―――― ---‐-------------------------------------------------------‐---------------------------------------- どもぉbakuoziっす。 この反逆者ですけど、11話までアスカが出てこないんです。ごめんなさい! こんな物で良ければ見てやってください ちなみに龍騎のほうはとりあえず停止します。ごめんなさい。また機会があれば書き出しますので勘弁です。 そんでもってコレのヒロインはもちろんアスカです・・・が、LASというわけじゃなくてLArrSにしようかと思います。 見ての通り A だけが大文字なんでアスカが一番のヒロインですけど、ちょっと混ぜてみようかと思いましたので・・ でもま、これはあくまでシンジが主役なんですけどね。 ですからLArr【S】ですかね。 あとなんで r が二つなのかって言うと見ていけばわかってもらえると思います。 では、今後もbakuoziをよろしくお願いします。
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