エヴァ  ファイター しょごうき
EVA戦士初号機

予告編
時に、西暦2000年。
それは突然やってきた。

日本、箱根近くに落ちた、一つの物体。
その近くで一人の少女が発見される。

それが全ての始まりだった。


そして15年後。


数年後に首都移転のために作られた街、第2新東京市。
そこに一組の一家が引っ越してきた。

碇家。

それが一家の姓。

その隣は惣流となっていた。
その二つの家庭にはそれぞれ一人の子供が居た。
名を、碇シンジと惣流アスカ。
二人は運命的な出会いを・・・

「ちょっ、ちょっとその犬、何とかしなさいよっ!」
「わんわんっ」
「ゴメンゴメン、ほらキング、大人しくして」

犬をけしかけられ(アスカ主観)最悪の出会いをしてしまった二人。
だが、運命はそんな二人にゆっくり時間を与えることはしなかった。

「うわーっ」
「きゃー」
突然現れたなぞのロボット群に逃げ惑う人々。
シンジとアスカも一緒になって逃げていた。

「ついに来たのね・・・ネオアトラン」
そのロボット群を見つめる女性。
彼女は変わった制服に、白い仮面をしていた。
ピッ
そこへ彼女のまたがる特殊バイクの通信機にコールが入る。
『ナディア君、ついに招かれざる客が現れたようだ』
「はい、冬月長官。こちらでも確認しました」
『ではすぐに日向くんと合流して初号機を』
「了解」


だが、先に本部近くに来ていた日向が見たのは、突然起動し、地を割って現れた初号機につかまれた二人の少年少女の姿だった。

初号機の胸が開き、そこに現れるコクピット。
二人は驚きながらもその中に乗り込んだ!
そしてその中には二つの携帯端末「EVAコマンダー」があった。
彼らは選ばれたのだ。
初号機に。

そして、ナディアの指示を貰い、次々とガルファ機獣を倒していく初号機。
だが、最後の敵を大技で倒したとき、初号機の内蔵する「EVAハイパー電池」が切れ、まッさかさまに落ちてしまう。


その後、対ネオアトラン組織、ネルフに説得され、初号機のパイロットとなるシンジとアスカ。
そして二人は、データ使徒と呼ばれる12体の使徒を集めることとなった。

そして現れる、もう一つのEVA、「弐号機」
それに乗るのは、ナディアの兄、ビナシスだった。

ビナシスに連れ去られるナディア。
そして明かされる彼女の正体。
ナディアはシンジとアスカのクラスの担任教師、葛城ミサトだった。

「兄上!目をお覚ましください。あなたはネオアトランに操られているのですっ」
「お前こそ、この星のモノどもに騙されておるのだ。私達はネオ皇帝に管理されてこそ、真の平和が得られるのだ」
ナディア=ミサトの説得も、完全に洗脳されたビナシスには届かない。
絶望感にとらわれそうになる中、シンジとアスカの乗る初号機が軌道上のビナシスの船、カルカロドンに攻撃を仕掛けた。
その機を狙って、かねてよりビナシスに反感を持っていた機動要塞レッドノアは、ドサクサにビナシス抹殺を図る。
ミサトをかばい、頭に怪我をするビナシス。
その時洗脳が解けた。
弐号機の力を借りて、レッドノアを落とす初号機。

「「サキエルランサー!ファイナルアタック!!」」

見事落とされるレッドノア。
だが、ビナシスは瀕死の重傷をおっていた。
アスカにたくされる弐号機。
初号機も弐号機にならって、一人で動かせるように改造される。


つかの間の平和の後、再び開始されるネオアトランの攻撃。


「僕こそが兄上から正式に弐号機を受け継ぐ、正統後継者だ」
そう言うのは、ネオアトランの王子、カヲル。

だが、弐号機はアスカを真のパイロットに選ぶ。

「ならばパイロットごと、カヲルさまの物にしてしまえばいいだけのこと」
そう諫言するのはネオアトラン親衛隊隊長ネメシス。

だが、アスカをさらうはずが、間違えてさらわれるシンジ。
戦いの中、惹かれ始めていたシンジとアスカ。
二人はこうして引き離された。

「僕はむしろ、シンジくんのほうがいいなぁ」
とのカヲルの一言で、シンジを洗脳することにするネメシス。

そしてアスカの前に立ちふさがる洗脳されたシンジの操る初号機。
「シンジっ。目を覚ましてぇーーー」
アスカの悲痛な叫びがこだまする!

果たしてアスカはシンジを取り戻せるのか?
カヲルはやっぱりここでもホモなのか?
ネオ皇帝の正体は!?
13体目のデータ使徒とは?

数々のなぞを抱えたEVA戦士初号機。
乞うご期待!!


注 以上の予告はウソです
本当に連載することはありません
ありませんってば!!


あとがき

やりませんよ、ホントに(笑)
ただ、GEAR戦士電童のベガとミサトの声、一緒だしなぁ、という安易な発想で書いてみただけの思い付きです。
見慣れないかもしれない固有名はナディアから引っ張ってきました。
ネオ皇帝、及びネメシスの声は冬月長官と同じです。
あと、エリス役にはレイかマナかで悩みましたが、結局出せず終いだったのでいいか。

2002/10/21 著者 ダイス


アスカ:アタシとシンジが引き裂かれたぁ?

マナ:うーん、渚くんの仕業なのかしら?

アスカ:絶対取り戻すわよっ!

マナ:無理ねっ!

アスカ:なんでよっ!

マナ:予告編で終わりだもん。

アスカ:ご、ごもっとも・・・。(ーー;
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