アヤナミストの人は絶対見ないでね♪







灼熱の炎外伝?


「レイちゃんとおしゃけ〜」

by.イフリート


ある、普通の日常・・・
ポカポカ陽気の何気ない普通の一日・・・の筈だった。
しかし、テーブルの上に置いてある三本のブランデーが、この一日をすべて悲劇へと変えた!!

いつも一番遅くに起きてくるレイ・・・
この日も一番遅くに起きてきた。
今日は日曜日、気兼ねなく寝れると思い、いつもより遅くまで寝ていたレイだった。
レイが起きてきた時には誰も居なかった。


「・・・誰も居ない・・・そう、私は寝過ぎたのね。」


そんな事を言いながら台所へと向かう。
何か食べ物を物色するつもりだろう。
その途中、レイはテーブルの上に置いてある瓶に気づいた。


「・・・これは何?」


レイはそれを手に取ってみる。
ラベルは英語で書かれていて、到底解読出来る代物ではなかった。
読めるところだけ読んでいる。


「・・・ナポレオン、1900年物」


今から、115年も前の代物だ。
値段にしたらとてつもない高いお酒だろう。


「・・・そう、お酒ね、これは私に飲んで下さいと言う意味で置いてあるのね。・・・頂きます。」


そう言うとレイはふたを開けると、ナポレオンをラッパ飲みし始める。
あぁあぁあぁ、勿体ない、それは高いお酒なんだぞレイ・・・
それにアルコールもバカ高いし・・・知らないぞどうなっても。


ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ


喉を鳴らしながらブランデーを飲むレイ
まるでビールを飲んでいるときのミサトのようだ。


「・・・ホエホエホエ〜〜〜めがまわりましゅ〜〜〜〜」


当たり前だ。
ビールなんかより、よっぽどアルコールは強いんだぞ。


ゴン


ふらふらと歩いていき、窓に思いっきり頭をぶつけるレイ


「キャハハハハハハハ」


しかし笑っている。
笑い上戸レイ、活動開始である。
・・・っていうか、何で急性アルコール中毒ならないんだ・・・・


「そうでしゅ〜♪今日は確か、北斗の拳の再放送でしゅね〜。」


そう言うとレイは左手にナポレオンの瓶を持ったままソファーへと座り、リモコンでテレビのスイッチを入れた。
その時北斗の拳はオープニングの途中だった。


俺との愛を守るため、お前は旅立ち♪

明日を、見失った♪

微笑み忘れた顔など、見たくは無いさ♪

愛を取り戻せ♪



歌が終わり、本編が始まる。


『あたたたたたたたたたたたたたたた・・・ほわた!!北斗百裂拳!!』


「キャハハハハハハ♪ケン、格好いい。敵がひでぶって言って頭吹っ飛んでりゅ〜」


ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ


そんな事を言いながら更にナポレオンを一気に煽るレイ


「キャハ♪無くなっちった♪てへっでしゅ〜」


一本ナポレオンを飲み干して、満足そうなレイ
更にもう一本ふたを開け、残りの一本は目の前にキープしてある。


「私も北斗神拳使いたいでしゅ〜」


そんな事を言って更に飲むレイ・・・
マジで死ぬぞお前











そしてそれから一時間が経過した。










「うふ♪うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪」


飲み過ぎのあまり、レイは完全に壊れていた。
顔なんて真っ赤っか
ゆでダコ状態だ。


その時丁度シンジが帰ってきた。


「ただいま〜」


シンジはそのままリビングへ向かう



そ・こ・に・は・・・・・



「げへへへへへへへへへ・・・・」


左手にナポレオンの瓶を持って、奇妙な笑いをしている、シンジ自慢の可愛い妹の壊れた姿が映し出された。


「・・・・レ、レイ?」


「ぐへへ、あ!!おにいひゃんだ〜〜〜〜」


レイは立ち上がると、ふらふらとシンジに歩み寄っていく。


「うわ・・・あのお酒を全部飲んだのか」


「おにいひゃあ〜〜〜〜〜〜ん」


最早漢字変換も出来ないほどのレイ
そのレイがシンジに近づいてきた。


「大丈夫かレぷぎゃ!!」


シンジは言葉を最後まで言えなかった。
いきなりレイがシンジの顔面に、ATフィールドを纏った拳を入れたからだ。


「何をするぷげ!!」


また拳を入れるレイ


「ほくとしんけ〜ん♪」


そんな事を言うと、レイは左手持っていたにナボレオンの残りを一気に煽ると、瓶を捨てて構える。


「おにいひゃんいくよ〜・・・・あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・・ほあひゃ〜」


気合いと共に、ATフィールドの纏った拳を容赦なくシンジに叩き付けた。
まあ、酔っぱらいに手加減なんて無いだろうが・・・


「・・・・非道い、ぼ、僕が何をしたっていうんだよ〜〜〜〜がくっ」


顔がボコボコになっているシンジ
その姿は痛々しい。
シンジはそのまま気を失った。


「ほんとひゃくれつけ〜〜〜〜ん♪おにいひゃんはしゅでにしんでいりゅ〜〜〜〜」


満足そうなレイ
しかし暴れたのが祟ったのか、レイはそのままシンシの上に倒れ込んだ。
そして寝てしまう。


「えれえれえれえれ・・・・・」


そして、寝げろ・・・シンジの上に・・・哀れシンジ



その後、アスカが帰ってきてこれを発見
直ぐさまユイに連絡
シンジとレイは救急車で運ばれていった。


病院での結果


【碇シンジ】

顔面打撲、全治一週間


【綾波レイ】

急性アルコール中毒、全治一週間

シンジはともかく、普通レイは死んでるぞ。

余談だが、レイはお酒を飲むことに関しては止めるつもりは無いだとさ。

こうしてお酒のもたらした悲劇の一日は幕を閉じた。

《おわり》


あとがき


・・・・アヤナミストの方に殺されるよ。

スランプ状態だったので、リハビリのつもりで書いたらこんなんなった。

ためだ・・・おちが面白くないよ。

まいいか♪

次を頑張りますね。


レイ:最悪・・・。(ーー)

マナ:あそこまで飲んじゃだめよぉ。

レイ:あれは、私じゃないもの。違う人・・・。(ーー)

マナ:どうみても、綾波さんじゃない。

レイ:違う・・・あれは別の魂の入れ物。違う物。(ーー)

マナ:うーん、どうみても綾波さんだたけど?

レイ:違う物っ!(ギロっ!)(ーー#

マナ:ひっ!

レイ:そう・・・あれは違う物。(ーー)

マナ:そ、そうね。

レイ:わかってくれたのね。

マナ:あら? こんなとこに、ナポレオンが・・・まだあるわ。

レイ:(にやぁぁぁ)(/〜\)

マナ:ひっ!(@@)
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