竜神暦2015年

魔獣の存在を恐れた人々は、
いつしか集まり、各地に巨大な要塞都市を創りだした。

そんな都市の一つ、『第3新東京市』。

この物語は、この地から始まる。

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八翼の堕天使
ー第壱話 襲来、そして降臨ー
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『第3新東京市』

この地には、数多くの危険な魔獣に対抗するために、
強力な『マリュウド』を養成し、
より強力な武具や防具、新しい魔法の研究・開発を行うための施設、
『ネルフ』の本部が設置されている。
また科学技術もある一人の人物により、
他の都市に比べてかなり高いレベルにある。

ネルフは各地の要塞都市に支部を設けており、
魔獣を倒すことに専念している。
もちろん、盗賊のような者達からも街を守るため、
常に警戒網を敷いている。

その『ネルフ』本部近くの路地を、
二人の少女が、談笑しながら歩いていた。

一人は、金髪がかった赤い髪に青い瞳、
性格は、明るく快活な印象を受ける。
年は14、5歳といった所か?
眼を見張るような美少女である。

名前は、惣流・アスカ・ラングレー。
マリュウドとしてのタイプは『侍』、属性は『炎』。
その戦い振りから『太陽の戦乙女』と呼ばれている。

ネルフのマリュウド養成学校に通っている。

もう一人は、赤い瞳に蒼銀の髪、
性格は、物静かで落ち着いた雰囲気がある。
歳はアスカと同じくらい。
アスカに負けず劣らずの美少女であるが、
その外見の為か人を寄せ付けない雰囲気を持っている。

名前は、綾波レイ。
タイプは『魔術師』、属性は『水』。
アスカの『太陽の戦乙女』に対して、
『蒼月の戦乙女』と呼ばれている。

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―忠告―
ここから暫くは、タイプと属性、この世界の魔法についての説明になります。
興味のない方は読み飛ばしてくだっさっても結構です。
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ここでタイプと属性について説明しておく。

タイプとは、その人間の得意な武器や魔法の種類を現し、
属性は人間や魔獣の戦闘の際の相性や得意な攻撃法を現す。

アスカの『侍』は、剣術使い(ソードマスター)の中で、
主にスピードと技、刀の切れ味をもって魔獣を倒す者のことを呼ぶ。
それに対する物として、腕力と剣の重量をもって戦う者を『剣士』と呼ぶ。

ちなみに、剣術使いの上に刀剣術士(ブレードマスター)と呼ばれるランクが存在するが、
その名で呼ばれるためには、一般の剣術使いが一振りする間に最低五撃は出さねばならないという、
極めて不可能に近い斬撃を繰り出さなければ成らない。
歴史上このランクに到達したのは、最強と呼ばれた碇ゲンドウ唯一人である。
(ちなみに、ゲンドウの最速時の記録は六撃が最高である)

次に魔法について説明しよう。

レイの使う魔術とは、四つに分類された魔法の一つで、最も一般的なものである。

この世界が生まれた時、神木樹と呼ばれる聖なる樹があり、
大気中に『ルーン』と呼ばれる魔力を放出した。
神木樹が無くなった後も、その子孫にあたる黄金樹がルーンを放出している。
この『ルーン』と、体内にある『マナ』と呼ばれる二つの魔力を合成して行うのが魔法である。

魔法は大別して四種類に分けられる。
すなわち、魔術・法術・召喚術・精霊魔法である。
魔法の威力は『マナ』(以後、魔力と呼称)の絶対量と、扱う者の精神力によって左右される。
ちなみに、魔力の絶対量は天性と修行によって形成される。

魔術は黒魔術とも呼ばれ、炎や氷、風や雷といった物を人為的に生み出したり、
剣や防具に魔力を付与し、攻撃力や防御力を上げるという、攻撃型の魔法である。
魔術の攻撃力は、その人の魔力の絶対量に比例する。
ちなみにレイは世界でも有数の魔術師である。

これに対して、法術は神官や司祭といった者が使うバックアップ的なもので、
主に回復や蘇生・防御を中心とした物が多い。
攻撃的な物もあるにはあるが、魔術ほど強力ではない。
また、別称として白魔術と呼ばれる場合もある。

この世界では、光の聖王神と闇の暗黒神の二神のみが崇拝されているが、
暗黒神は盗賊のような者達だけで、聖王神が主流になっている。
この神に対する信仰心(集中力)と魔力の絶対量によって、強力な法術が使えるようになる。

召喚術は、異界より竜や魔神、召喚獣と呼ばれるものを、
地面など(上位ランクの者は空間に光で)に描いた魔法陣より呼び出すものである。
呼び出すためには、呼び出したものを魔力で屈服させるか、
代償(魔力を通常時の倍以上、もしくは生贄)を払うかのどちらかを行い、契約をしなければならない。
そのため使役できる召喚獣は、使役する者の強さによって違ってくる。

精霊魔法は、自然界に宿る精霊を魔力で具現化し、力を行使させる物である。
ただこの魔法はいささか特殊で、
今は亡きエルフ族か、その血を多少なりとも受け継ぐ者でないと使うことが出来ない。
(唯一例外は精霊の住む世界、『精霊界』と交信することに成功した碇ユイが、
 血筋に関係なく使うことが出来た。)
精霊魔法も召喚術と同じで、契約を持って交信し、呼び出す物である。
(この場合の契約は、その精霊に自分の魂の強さを示すこととされる)

この四種類を総称して魔法と呼ぶ。
四種類全てにいえることだが、魔法を使うと体内の魔力と精神力をかなり使用する。
つまり、魔法を使うためには確固たる意志と、強い精神力が必要なわけである。

タイプには、『槍使い』や『戦士』、素手で戦う『拳闘使』、諜報活動を行う『忍』、
防具や武具、魔力の発動体である杖の開発、新しい魔法の研究をする『賢者』等がある。

次に属性について説明しよう。

属性には、反属性を持つ炎と水、風と土、光と闇、
反属性を持たない雷と無の八種類がある。

同属性だと攻撃力は半減し、反属性だと倍加する。

反属性の無い雷は、どの属性にも同じ攻撃を加えられる。(雷の属性はきわめて稀である。)

無の属性はどの属性にも倍の攻撃力を与え、どの攻撃も半減できる。
(なお、無の属性は地上唯一、最強の『神龍皇』のみであり、
 無の属性同士が戦うことは絶対にありえない。)

生き物は魔獣であれ人であれ必ずこの七つ(正確には八つだが、)の中のどれかに分類される。

魔獣は住んでいる環境でおおよそ大別できる。(例えば魚系は水、鳥系は風、といった具合)

人は生まれた時に額から発する光、(炎は赤、水は青、風は緑、土は黄、闇は黒、光は白、雷は紫)
によって知ることができる。(ネルフで調べることも可能)

魔法習得の得手不得手はこの属性に関係し、
使う魔法の威力も、自分と同属性のほうが強力になり、反属性は弱くなる。
また剣術使いなども、同属性なら武器にその魔力を付与し、攻撃力を上げることができる。

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さて話を戻そう。

二人は反属性であり、タイプもまったく逆の物ということ、
つまり長い予備動作を必要とし、接近戦の苦手な魔術と、
遠距離からの攻撃に弱い刀の弱点を補い合うためにコンビを組んでいる。
(二人は学生だがその実力のため、すでにマリュウドとして動いている)

レイはその容姿のために呪い子として親に捨てられ、
街から街へと旅をしてきたが、(この時点でかなりの魔術が使えた)
五年前、この地で出会ったアスカに初めて人として接してもらい、
それ以来、アスカの誘いで養成所へと通っている。
そんな経緯もあって、二人は非常に仲がいい。

そんな二人がどんな話をしているかというと、

アスカ:「ねえレイ、なんで急にみんなで集まることになったの?」

レイ:「たぶん全員が久しぶりに休みだということと、ミサトさんの酒宴の口実じゃないかしら。」

アスカ:「やっぱりレイもそう思う?」

レイ:「思うも何も、他に理由が思いつかないわ。」

アスカ:「やっぱそうよねー。今回はどのくらいで潰されるかしら」

レイ:「ターゲットにされるまでの時間と、加持さん次第ね。」

アスカ:「さっさとくっつけばいいのにねー、あの二人。」

レイ:「本当ね・・・。そういえばアスカは誰とも付き合わないの?」

アスカ:「何いってんのよ!あたしに相応しい男なんていないじゃない!!」

レイ:「あんなにラブレター来てるのに?」

アスカ:「あんな連中カスよカス!それよりあんたはどうなのよ。」

レイ:「わ、私?!な、なんでそんなこと」

アスカ:「あら、あたしが知らないと思ってんの?渚といい感じだって聞いてるわよ。」

レイ:「!?」

アスカ:「今日集まるメンバーはみんな知ってるわよ。当人ぐらいじゃないの?気づいてないのは。」

レイ:「・・・・・」(真っ赤)

アスカ:「しかしあいつのどこがいいんだか。まあ人それぞれよね。頑張んなさいよ!」

レイ:「・・・」(コクリ)

真っ赤になったまま頷くレイ。
二人がそんなたわいない話をしているとき、魔獣接近を知らせる警報が鳴る。

アスカ:「もう!せっかくの休日だってのに!!」

などと言いながらも、アスカとレイはすぐにネルフに向かってて走り始めた。

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ネルフ本部のマリュウド控え室。

アスカとレイが装備を整えてソコに入ったとき、

ヒカリ:「アスカ、レイ早かったわね。」

マナ:「ほんと。思っていたより早かったわね。」

マユミ:「霧島さん。そんな言い方は無いのでは?お二人はいつも早いですよ?」

入ってきた二人に話し掛ける少女達。
アスカやレイほどではないが、三人ともなかなかの美少女である。

一番最初に声をかけてきたのは洞木ヒカリ。
タイプは『法術師』。属性は『光』。
芯が強そうなしっかりした印象を受ける。
外見はどちらかと言うとかわいいといった感じか。
養成所では委員長をしている。三人の中ではアスカやレイとは特に仲がいい。

二人目は霧島マナ。
タイプは『召喚術師』、属性はレイと同じ『水』。
性格は、お転婆で回りを余り気にしない感じだろう。
召喚獣は自分で屈服させた者と、師に授けられた者のみを使う。
(彼女の師は世界有数の召喚術師だったが、老いに勝てず、強力なものを三体彼女に授けた後他界。)

三人目は山岸マユミ。
タイプは『精霊使い』、属性は『風』。
性格はのんびり、マイペースな感じ。
属性同様に風の精霊の力を使う。
エルフの血を受け継いでいるが、かなり薄いので上位精霊は呼び出せない。
(と言うよりも、上位精霊を呼び出せる者じたい現在はほとんどいない。
 精霊を使えること自体たいしたものである。)

三人とも容姿はなかなかの物で、確実に標準よりも上の美少女だ。
もっとも、アスカやレイに比べると、少なからず目劣りするのは仕方あるまい。

アスカが三人に何か言おうとしたとき、新たな集団が入ってきた。

トウジ:「まったく、なんでこんな時に魔獣が来るんや。」

ケンスケ:「ホントホント。せっかくゲームセンターで楽しんでたのに。」

ムサシ:「そうぼやくな。来たものはしょうがないんだから。」

カオル:「そうそう、こういう時は諦めが肝心さ。好意には値しないがね。」

順に紹介していこう。

鈴原トウジ
タイプは『拳闘士』、属性は『土』。
自称硬派。さっぱりとした性格だ。
癖のある特有の話し方をする。(関西の方、申し訳ありません)

相田ケンスケ
タイプは『槍使い』、属性は『風』。
マユミ同様マイペース。自分に正直な性格である。

ムサシ・リー・ストラスバーグ
タイプは『戦士』、属性は『土』。
かなり真面目な性格のようである。(この四人の中では一番ましか?)
主にバトルアックスやハルバードを使う。

渚カオル
タイプは『魔術師』、属性は『雷』。
何を考えているのかいまいちつかめないが、
状況判断に優れ、戦闘では一目置かれている。(他の面に対しては反応人それぞれだが、(^^;)
魔術師としての能力はレイと同等、もしくはそれ以上である。
外見は銀色の髪にレイと同じ赤い瞳。
レイと同じ境遇にあったが、そのことをほとんど気にしていない。
精神的にはかなり強く大人だといえる。(レイはこの辺に惹かれているものと思われる)

ここにいる面々も養成所の生徒だが、その実力ゆえにマリュウドとして第一線で働いている。
いわばエリート部隊とも取れる。(本人達にその自覚は無いが。)

ミサト:「みんなそろったわね。それじゃ状況を確認、その後作戦を伝えるわ。」

隣の部屋からメンバーのまとめ役と言った感じの女性が現れ、全員に声をかける。
右には、無精髭を生やした男臭さをただよわせる男性が立っている。
左には金髪に白衣をまとった女性と、それに付き添うように黒髪の女性がいる。

まとめ役の女性の名前は、葛城ミサト
タイプは『侍』、属性は『闇』。
おちゃらけた様な、しっかりしている様な、掴みずらい性格をしている。
一応これでも腕利きのマリュウドで、アスカの師範でもある。
魔影一刀流を使う。(無論アスカも同じだが、属性の関係上別物と言ってもいい)

金髪の女性は赤木リツコ。
タイプは『賢者』、属性は『闇』。
世界でもトップクラスの魔術師でもある彼女はレイやカオルの師匠でもある。
性格的に自信過剰だが、それを裏付ける実力と知識をもっている。
現在はより強い武器や防具、一般の人にも扱える魔導兵器の研究をしている。
余談だが、この街の設計をしたのは彼女である。

もう一人は伊吹マヤ。
タイプは『賢者』、属性は『光』。
魔法などは法術の弱い物しか使えないので、主にリツコの作った魔導兵器を使う。
のんびりした性格で、上司のリツコを盲信している。(法術の力が弱いのはそのためだと言われている)
主にヒカリと一緒にバックアップを行う。

最後の男性は加持リョウジ。
タイプは『剣士』、属性は『雷』。
が、『忍び』の技術も多少だが持っている。(最近はタイプを変えようかと本気で思っている)
いかにも年上と言った感じで、メンバーの父親か、兄的存在である。
ミサトの婚約者でもある。

ミサト・リツコ・加持はこの大陸のマリュウドの中でも確実に最強レベルである。
これほどの面子がそろうのも珍しい。

まずリツコが巨大なスクリーンの前に立って説明を始める。

リツコ:「まずは映像を見て。接近している魔獣は2体。この黒いほうをサキエル、もう一体を
     シャムシェルと呼びます。今まで確認されていない魔獣だから強さはわからないわ。
     属性は2体とも雷よ。しかもかなり巨大だわ。」   

加持:「そのため万全をきっするため街を要塞化し、地の利を持って迎え撃つ。」

ミサト:「サキエルにはアスカ、レイ、ヒカリ、マナ、リツコ、加持君であたって。
     残りは私と一緒にシャムシェルよ。倒し次第もう一方に加勢して。」 
     
一同:「了解」

ミサト:「じゃあいくわよ、みんな。」

ミサトの声と同時にいっせいに動き出す。ここにいる者達が協力すれば必ず勝てる。
皆の瞳はそう語っていた。
確かに今までと同じならなら勝てただろう。
だが今ここに近づく魔獣は違う。

そう・・・、違うのだ。

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 要塞化した街中

すでに戦闘は始まっている。

魔獣はとんでもなく強かった。
私や加持さんがどんなに切りつけ、リツコやレイ、マナが魔法を放っても気にもとめていない。
人を襲うと言う本能のみで動いているので攻撃が単調な為、あたる事は無いが、
いかんせん攻撃が効かないので被害が増えるばかりである。

もう一体(シャムシェル)のほうも同様なようだった。

また10メートル近いその巨体のため、的も絞り込めない。

私は焦っていた。
これほど苦戦した事が今まで余り無かった事と、
自分の住んでいる街が壊されることに対する怒りのためである。

加持さんも攻め倦み、レイやリツコ、マナも魔法の使いすぎで疲労していた。
ヒカリもそんな三人の回復でかなり疲労していた。
そんな時、私は崩れてきた瓦礫を避けそこね、倒れた。
ソコに向かって腕を振り下ろそうとするサキエル。

私は死を覚悟し目を閉じた。

その時、一陣の黒い疾風が吹いたのを私は感じた。

いつまでもこない衝撃に疑問を感じ私は目を開けた。
目の前には、サキエルの一撃を片腕で受け止めている、黒衣を纏った少年がいた。
私はその光景に目を見張る。

少年は、黒衣で顔まで覆い、腰に二本のバスタ−ドソードをつけ、両手に不思議な腕輪をつけている。
傍らには、大人の2倍はありそうな巨大刀が突き刺さっている。
私は少年が何か呪文を唱えているのに気が付いた。

少年:【万能にして全ての魔法の根源たるマナよ、我が右手に雷を生じさせ、全てを滅ぼす轟雷となせ。    天雷!!!!】

それと同時に、受け止めていた少年の右腕から凄まじい稲妻が生じた。

数瞬後、サキエルは跡形も無く消滅していた。
呆然としていた私に少年は声をかけてきた。

少年:「大丈夫だったかい?」

私はそれに答えられず、ただ見つめていた。
黒衣の下で微笑む、優しく、どこか寂しげな黒い瞳を。

私は感じていた。
氷の冷酷さと、炎のごとき怒りの入り混じる闘気と、
それを上回る、全てを包み込むような暖かい優しさを。

そして、自分の中に経験したことの無い思いが生まれたのを。

この時、運命の歯車は回り始めた。

To Be Next Story.
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後書き(言い訳とも言う)

どうも神竜王です。
八翼の堕天使第壱話いかがだったでしょう。

最後の所がアスカの一人称だったのが御分かりになったでしょうか?
今回は説明が多かったですね。反省しております。(でもこれからもこんな感じかも(^^;)
しかしアスカとレイの会話は、二人が勝手に話し始めて予定より長くなってしまった。<これでか?

レイファン、カオルファンの方申し訳ありません。
あくまでこの作品がLASだと言うことで勘弁してください。

魔法や召喚獣は某小説、某RPGシリーズ、から持ってくるつもりです。
自分のペンネームの元になったRPGからも持ってきます。
ご了承のほどを。

次回、最後に現れた少年の正体が明らかに!<まだ言うか、己は!バレバレだっての!!
ところで、最後の少年、零話と装備が違います。この作品でかなり重要な役をする物です。
零話と比較してみましょう。四話ではっきりとするつもりですが。<自分で正体をばらしてどうする。

次回も読んで頂ければ幸いです。
では、もし運がよければまた次回お会いしましょう。
誤字、脱字等に気付いたら教えてくださいね

それではアスカさん、マナさんにバトンタッチ!


アスカ:アタシは侍なのね。いいんじゃない?

マナ:むーん・・・。

アスカ:なに唸ってるのよ?

マナ:わたしのキャラが・・・。

アスカ:ん? 召喚術師でしょ? 悪くないと思うけど?

マナ:そっちじゃなくて、性格よ。お転婆とか、回りを余り気にしないとか・・・。

アスカ:そのまんまじゃない。

マナ:元気で明るいとかなら・・・お転婆って・・・。

アスカ:細かいこと気にしないの。

マナ:まぁいいわ。でさぁ、わたしとアスカってどっちが強いの?

アスカ:うーん、どうなんだろう。比較するのが難しいわよねぇ。

マナ:わたしが、強かったらいいなぁ。

アスカ:なんでそんなとこに拘んのよっ?

マナ:邪魔者は早めに抹殺しとかなきゃ。(^^v

アスカ:フフフフフ。(ーー)

マナ:フフフフフ。(ーー)
作者"神竜王"様へのメール/小説の感想はこちら。
ade03540@syd.odn.ne.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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