リツコとカーディの対立は均衡状態で動きの無いままであった。 しかし先ほどの玄武の起こしたブラックホール現象がその均衡を破っていた。 均衡が破れた原因は皮肉にもリツコだった。 対峙していた位置がカーディよりもムサシ達の闘いの場に近かった事と、 そちらに背を向けていた事が原因だった。 その結果、ブラックホール現象が引き起こした吸引力にバランスを崩し、 ほんの一瞬だが魔力が弱まったのである。 その一瞬を見逃す事無くカーディは攻撃を仕掛けてた。 カーディ:【万能にして全ての魔法の根源たるマナよ、その偉大なる力を持って光を集約し、 我が敵を打て!光属性最強魔術・スペクトルフラッシュ】 カーディの呪文と共に、七色の光の束が放たれる。 それに反応して、リツコは遅れながらも呪文を放つ。 リツコ:【万能にして全ての魔法の根源たるマナよ、その力を持って闇を生み出し、 その闇を持って我が敵を打ち砕かん。闇属性最強魔術・ダークネス・クラッシャー】 二人の間でぶつかり合う反属性の魔術。その魔力の強さはほぼ互角。 しかし放ったタイミングの差でリツコが押されていた。 リツコ:「これは・・・いけないわね。」 押し切られないように精神力を振り絞るが、既に限界レベルまで上げていた為、さほどの変化は無い。 カーディの放った呪文が徐々にリツコに迫る。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 八翼の堕天使 ー第壱拾九話 死の呪いー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― しかしこの場にいるのは二人だけではない。 レイ:【万能にして全ての魔法の根源たるマナよ、その偉大なる力を示せ。 全てを押し流す力を生み出し、その奔流は渦巻かん。水属性最強魔術・ストリーム・ウェイブ】 カヲル:【万能にして全ての魔法の根源たるマナよ、その偉大なる力を持って雷を集約し、 強大なる破壊の力を生み出さん。雷属性最強魔術・サンダー・ストライク】 まずレイの放った巨大な津波は、リツコの魔術の周りを覆うように渦を巻いて突き進む。 そしてカヲルの放った強力な雷は、レイの放った水の流れとその周囲を更に覆うように進む。 二つの合成されたような形になった魔術は、闇と光の魔術衝突する場所を通り越し、カーディへと向う。 カーディ:「そう来るのかい?ならこっちらは、光よ、拡散し爆裂せよ。」 カーディの言葉と共に七本の光は絡まりあっていたのを解き、まったく別の方向に向かう。 そしてその方向の魔術にぶつかった途端に爆裂する。 その爆発力によって、闇、光、雷、水の魔術の均衡が崩れ、それぞれが相殺をはじめる。 最後に巨大な爆音が上がり、四つの魔術は完全に掻き消えてしまった。 カヲル:「あそこまで高めて放った魔術をいとも簡単に拡散させるなんてね。良い判断だよ。」 レイ:「普通は何も出来ずに私達の魔術を受けるはずなのに・・・。たいした魔力ね。」 リツコ:「二人とも油断しては駄目よ。まだ死んでいないからね。」 爆煙がはれ、その中からカーディが現れる。その服は所々敗れ、肌が露出している。 その姿は驚くべき物だった。 その両の手首、足首、そしてその両肩から青白い炎が上がっている。 しかもその本人はその熱を感じていないらしく、平然としている。 三人は一瞬だが呆然としてしまった。 レイ:「あれは・・・何?」 カヲル:「良くわからないけど、あれも魔導手術の結果かな?」 その言葉を聞き、カーディは笑みを浮かべる。オベリスクが浮かべたのと同じ笑みだ。 カーディ:「そうさ、これはオベリスクと同じ魔導手術の結果さ。 アタシの場合はスペクター。魔力の結晶から突然変異で生まれた魔獣でね。 こいつのおかげであたしは強力な魔術が使えるようになったのさ。」 その言葉はオベリスク同様、自慢げであった。 その笑みに、リツコとレイは嫌悪感を覚えた。 リツコ:「魔獣の力に頼ってるくせに、最強の魔術師だなんて。笑い話にもならないわね。」 その言葉に、カーディはその顔を真っ赤に染めて構え、魔力を高め始める。 どうやら今の言葉は怒りに触れたらしい。 それに対し、リツコ達も魔力を高め始める。 一見した所、振り出しに戻ったようだが、実際はかなり違う。 魔獣から魔力を補給できるかーディと違い、リツコ達は消耗したままで回復は出来ない。 この危機を、三人はどうやって切り抜けようというのか? 玄武の影響で戦況が変わった者達がもう一箇所ある。 ヒカリとマヤ、そしてそれに対峙するファラリスの個所である。 双方共、未だにそれぞれの信仰の対象たる聖王神、暗黒神に祈りつづけている。 しかし玄武の起こしたブラックホール現象により、こちらもその均衡は崩れていた。 幸いな事に、その影響を受けたのはヒカリやマヤではなく、ファラリスだった。 ファラリス:「暗黒神よ、我はその力を・・・!?何が起きた。」 その瞬間、一瞬だが押されていたヒカリ達の力が押し返す。 ヒカリはその瞬間を待っていた。 ヒカリ:「マヤさん、今です!」 そういった直後、ヒカリは今まで以上に法術の力を高める。 一時的にマヤの分まで一人で受け持とうというのである。 ヒカリ:【光と聖と法を司る神・聖王神よ。私はあなたの力を請う。あなたのその奇跡の力を私に。】 ヒカリから凄まじいまでの奇跡の力が放たれる。 しかし、自分の限界を超えた奇跡の力はある意味自殺行為である。 それを承知しているマヤの行動は早かった。 マヤ:「魔導銃・ライトニングボルト・発射!」 マヤの放った雷の矢はファラリスへと向う。 こんな攻撃法があるとは予想もしていなかったファラリスは避ける間もなかった。 ファラリス:「グッ・・・こんな・・・馬鹿な事が。」 雷の矢を受け、よろめくファラリスに、ヒカリは自分の極限まで上げた法術を撃ち放つ。 ヒカリ:【聖光気弾(ホーリー・フォース)!!】 ファラリス:「グフッ!!」 その攻撃は確実にファラリスの肋骨を砕いた。 折れた肋骨が肺に刺さったのか、血が喉を遡って来るのがわかる。 ファラリスは自分の命が果てるのがわかった。 しかしこのまま終わるわけにはいかない。 せめてこの者達に一矢報いなければ。 そう考えていた。 ファラリス:【暗黒神よ、我が命を持って何者にも解く事叶わぬ呪いの力を。 呪われし者は己の友を討て、愛する者を殺せ。その言葉は邪悪のみを語らせよ。】 それを唱えると、ファラリスは満足げな顔で死を迎えた。 暗黒神の教えは、己の思うことを成せ、という法を無視した完全な自由である。 そしてその教えでは、死は完全なる自由への解脱である。 ファラリスにとって、死は恐怖する物ではなかったのであろう。 そして、暗黒神に使える者にのみ与えられる呪いに、死の呪いと言う物がある。 その呪いは自分の命が果てるその瞬間にのみ使う事ができるものであった。 ファラリスが最後に放った言葉はまさにそれだったのである。 そしてその影響は、疲れ果てて座り込んでしまったヒカリやマヤではなく、 まったく別の場所で起きていた。 ミサトと加持は、双身刀を両手に持って振るう侍、フォルケンと激戦を続けていた。 ここはその動きの激しさの為、玄武の影響を受けていなかった。 ミサトと加持はフォルケンの剣技にかなり驚かされていた。 その両手に持った双身刀から繰り出される攻撃の速さと的確さ、全てが自分達に匹敵する物だったのだ。 フォルケン:「ほらほら、どうしたんだ?さっきから防戦一方じゃねえか。」 まさにその通りである。 二人の攻撃法は一撃の殺傷力を重視するタイプなのだ。 対してフォルケンはその連続攻撃によって相手の構えを崩し、相手を追い詰めるタイプなのである。 この対照的な戦法は、対する攻撃法を行う者に対してかなり有効である。 一撃の攻撃力の重さで相手のスピードを殺すか、相手に攻撃の隙を与えないという形になる為である。 その為、先に防戦に入ると、相手にミスが出ない限り防御し続けるしかないのである。 今回の場合、ミサトと加持は油断からフォルケンの剣技とその武器の戦法に対する対処が遅れた為に、 現在のように防戦を強いられているのである。 ちなみに余談であるが、アスカは連続剣技で、シンジは両方の特性をかねた剣技を使う ミサト:「くっ!なんてスピードなのよ。このあたし達が防戦一方なんて。」 加持:「四本の刃を使った切り返し、その重量を逆手に取った遠心力。 武器の特性を上手く使っているからだろ。」 ミサト:「そんな事わざわざ答えなくってもいいわよ!こんの馬鹿加持が。」 ミサトの悪態に、わざわざ答える加持。 この二人、見た目よりも余裕があるらしい。 しかし考えてみれば、この二人を同時に相手にしてここまで戦えるフォルケンを誉めるべきだろう。 事実、二人は内心ではフォルケンを賞賛すらしている。 闇の使徒である以上に、この男が強者である事は間違いないのだから。 強者にはそれ相応に評価する。 それが二人の共通した考え方なのだ。 しかしそれは戦っている相手に伝わるわけではない。 先ほど見せた余裕とも取れる会話がフォルケンの神経を逆撫でしたらしい。 フォルケン:「余裕もこれまでにしてやる。双身二刀流・竜巻連続剣舞!!」 フォルケンは一瞬二人から離れると、それぞれの刀を回転させ、更に本人自身も回転する。 その様子はまさに竜巻である。 通常、このままなら目を回してしまうのが落ちだろう。 しかしフォルケンはどのような訓練をしたのか、その様子を見せない。 それどころかその回転速度は更に上がっていく。 ミサトと加持は、徐々にだがその回転と同時に繰り出される斬撃を捌き切れなくなって来ていた。 それを互いに確認すると一時的に大きく後退してはなれる。 距離を取った後、二人は一気に勝負に出る。 ミサト:「魔影一刀流奥義・冥皇暗黒斬!!」 加持:「我流奥義・天皇雷光斬!」 二人はそれぞれの最強技を同時に相手に繰り出す。 加持は凄まじい雷を纏わせた一撃を、ミサトは闇で覆われた刃を三撃同時に繰り出している。 フォルケン:「ならばこちらも繰り出すまで。双身二刀流奥義・四獣火炎牙斬!!」 フォルケンはその攻撃を四つの炎の刃で受け止めようとする。 衝突するそれぞれの奥義。 そのぶつかり合う力は凄まじく、辺りに衝撃波が起こる。 次の瞬間、三人はばらばらの方向に弾き飛ばされる。 加持とフォルケンは、力尽くで体勢を崩さずに静止する。 しかしミサトは女性と言う点で力で劣っていたらしく、体勢を崩し、膝を付きながら何とか静止する。 体勢を立て直したミサトの眼前に小さな黒い点が現れる。 その点は驚くべきスピードで巨大化し、髑髏の形となっていく。 そしてその顎部に当たる部分を開け、ミサトを飲み込もうとする。 それに対し、ミサトはその光景に見入るかのように反応を示さない。 それを見た加持がミサトの元に駆け寄る。 しかし既にミサトは飲み込まれる寸前である。 加持:「ミサト!何をやってるんだ!!」 加持は叫びながらミサトに体当たりをして、ミサトを弾き飛ばす。 しかし既に閉じきる寸前だった所に入り込んで弾き飛ばした為、加持本人が逃れる暇が無かった。 ミサト:「痛たた。何があったの?」 ミサトは先ほどの自分の状況がわかっていなかったらしい。 弾き飛ばされた時の痛みに耐えながら先ほどの状況を思い出す。 ミサト:「・・・リョウジ!!」 そして思い出した途端に、自分が先ほどまでいた場所。飲み込まれる寸前の加持を振り返る。 その視線の先には、自分の方を笑みを浮かべて見つめる加持の姿があった。 そしてその髑髏の口が閉じ、加持の姿が一瞬見えなくなる。 しかしその直後、黒い髑髏は霧散し、加持の姿が現れる。 それを見て、ミサトは慌てて駆け寄る。 その様子を、フォルケンは遠目に見つめる。 フォルケン:「今のは一体・・・?まあいいか。とりあえず攻撃する絶好の機会。」 フォルケンは双身刀を構え、切り掛かろうとする。 それを静止する声が掛かる。 オシリス:「待て、フォルケン!」 その声に、フォルケンは振り返って疑問をぶつける。 フォルケン:「何故止めるのですか総統。奴等を殺す絶好の機会ではないですか。」 オシリス:「理由は後で話す。取り合えずこちらに戻って来い。カーディ!おまえもだ。」 オシリスはフォルケンの疑問には答えず、残った二人を呼び戻す。 カーディ:「ちっ、命拾いをしたね。」 カーディとフォルケンは総統の命令という事で仕方なく司令席へと戻る。 それを見たリツコ達が安堵したのは言うまでも無いだろう。 カーディ:「総統、何で呼び戻すのさ。後少しで仕留められたのに。」 フォルケン:「俺も納得がいかない。説明してくれ。先程の髑髏が関係しているようだが。」 闘いを中断させられたのがよほど気に入らないのだろう。 二人とも総統であるオシリスに詰め寄る。 オシリス:「今説明してやるから落ち着け。フォルケンの言うようにあの髑髏が関係している。 おまえらを巻き添えにするわけにはいかんからな。」 フォルケン:「巻き添え?まだ良くわからんな。」 フォルケンは若干冷静さを取り戻しながらも、オシリスに更なる説明を促す。 オシリス:「ファラリスが死んだのは感じ取っただろう?あいつが残した死の呪い。 それが先程の髑髏だ。その内容はすぐにわかるさ。見ているが良い。」 そこまで言うと、オシリスは笑みを浮かべて下に目を向ける。 それに釣られるように、不満を残しながらもフォルケンとカーディも視線を向ける。 その視線の先には、バラバラにいたメンバーも加持の異常に気付き、集まっているのが見えた。 剣を持った腕をだらりと下げたまま身動き一つしない加持を、ミサトが必死になって声をかける。 ミサト:「リョウジ!しっかりしてよ。返事ぐらいしたらどうなのよ!!」 かなり焦っているのか、普段は気恥ずかしくてしない呼び方をしている。 そしてそう呼んでいる事にも、周囲にメンバーが集まっている事にも気付いていない。 大変な取り乱しようである。 ヒカリが試しに目覚めの奇跡を行って見るが反応は無い。 リツコも何故こうなったのか状況を見ていないので判断できずにいる。 メンバーは必死になって名前を叫ぶミサトを見つめる事しか出来なかった。 もう何度名前を呼んだのか。ミサトの声が擦れ出した頃、ミサトの耳に何かが聞こえてきた。 加持:「・・・と・・・に・・・ろ。」 ミサトはそれを聞いて加持の口元を見つめる。 加持が何を伝えようとしているのか、唇を読もうというのだ。 ミサト:「に・げ・ろ?私に逃げろというの?何故?私が何から逃げねばならないの?」 ミサトが加持にそう問い掛けた時、加持の肉体が急に動きだす。 その時ミサトを思いっきり突き飛ばす。 ミサト:「リョウジ?」 ミサトはその光景、その行動を呆然として見つめる。 動き出した加持はミサトの目を見て、今度ははっきりとした口調で怒鳴る。 加持:「逃げろ!ミサト!!」 その言葉に、ミサトは訳がわからず、ただ呆然としたまま首を横に振るだけだった。 リツコ:「ミサト!下がりなさい。」 嫌な予感を感じたリツコがミサトに叫ぶ。 その瞬間、加持は手にしていた剣を振り上げると、ミサトに振り下ろしてきた。 ミサト:「リョウジ?」 ミサトは未だに呆然としたままである。 その瞳に移る加持の動きは普段の俺と比べて格段に遅い。 しかしミサトはそれを避けようとはしない。いや避けるとい選択肢が彼女の中には無かった。 今目の前で起きている事を信じたくは無かったから。 フォルケン:「あれはどういう事ですかな?」 フォルケンは下に目を向けたままオシリスに聞く。 オシリスもまた視線を戻す事無く楽しそうに下を見ながら説明する。 オシリス:「あれがファラリスの残した死の呪いの内容さ。 呪われた者は自分の愛する者や友人を殺そうとする。 その間は自分の意志とは無関係にその場にいるもの全てを無差別に殺していくのだ。」 カーディ:「へー。あいつらしい呪い方じゃあないか。好きだよ、そう言うの。」 そんな三人の頭上で何かが破壊されたよう音がした。 その音がした場所が遠かった為か、オシリス達は気づいていいない。 三人はその顔に笑みを浮かべてその残酷としかいえない光景を見つめる。 三人の笑みが凍りつくのも秒読み段階である事も知らずに。 振り下ろされる剣。それを見つめるしかないミサト。疲労の為に対応できないメンバー。 今まさに加持の振るった剣がミサトを切り裂かんとしたその時。 天井部から轟音が轟き、そこから一筋の光が走る。 その光はミサトと加持の丁度中間に落ちる。 その直後、金属がぶつかり合う音が響き渡る。 反射的に伏せていた目を再び開けた時、巨大な剣の柄によって加持の攻撃は止められていた。 このような芸当ができる者は一人しかいないであろう。 ミサトが無事である事を確認したメンバー。 楽しみを邪魔された形となった闇の使徒の三人。 その全員の視線が巨大な剣、ルシファーの飛来した先、破壊された天井部に集まる。 その集まった視線の先には、八枚の翼を広げて宙に浮かぶ、シンジの姿があった。 To Be Next Story. ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 後書き どうも、無事に第壱拾九話を書き上げる事が出来ました。 前回は後書きで死にかけた物で。 しかし前回に比べて短いな、ってそれは当然か。 何しろ本当は前回と今回合わせて一つの作品だったんだから。 っと言うわけで、作品が短いぞー!という感想は送らないで下さい。 しかしようやくシンジが出せた。 これで次回から少しは楽になる。 魔:大魔皇剣!! 作:うおっと!あぶねえ、今マジでかすった。いきなり何をするか、サタン。 魔:うるさい。前回は神龍皇の乱入で攻撃できなかったからな。ストレスが溜まってんだ。 作:そんな事知るか!第一シンジは登場してんだからもういいだろうが。 魔:台詞も無いような書きかたしておいてまだ言うか。 作:二回ぐらいいいだろう。2、3話台詞無しで終わったキャラもいるんだぞ。 これ以降はシンジの大暴れで最終話付近まで台詞無く終わる連中も多くいるんだ。 魔:そんな脇役の話はどうでも良い。黙って斬られろ。 作:斬られてたまるか。<ダッシュで逃げ 魔:あ、てめえ待て、こら!!<追撃モードに移行 聖:やれやれ、切れて性格変わってるな、二人とも。 ええっと、上でも言っているように、次回辺りがミサト達の最後の見せ場らしいです。 それ以降はほとんどシンジ様の独壇場、アスカ少々という状況らしいです。 その辺を理解した上で以降の話は読んでください。 よろしくお願いします。m(_ _)m 龍:本当にやれやれだな。この話も後何話で終わるのやら。 P,S 感想、誤字、脱字、ここはこうした方がいいんじゃないか、と言う意見ございましたら送ってください。 悪戯、冷やかしは御免こうむります。
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