燦々と降り注ぐ太陽。

頬を柔らかにノックする風は、ゆるやかな航跡の向こうへと飛び去って行く。

甲板の上にさりげなく並べられた、カラフルなパラソルとデッキチェア。

くつろぐ若い肢体。

本日、チルドレン達― 内1名 ネルフ司令長官―は休暇である。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 綾波司令   第20話「ものろーぐ」

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白い素肌がパラソルを差し掛けたデッキチェアの上で脚を組む。

つばの広いストローハットの下は、濃い緑色のサングラス。

軽い折り畳み椅子のザラリとしたナイロン地は鮮やかな原色で、肌と同色のビキニが映える。

水滴を浮かべたジンジャエールを載せた丸いテーブル。

パラソルが作り出した日陰の下で、テーブルに片肘を預け、レイは文庫本に目を落としていた。

 

いつものインターフェイスの代わりに、今日前髪の上に載せたのは少し派手目のサングラス。

頭の下で組んだ両腕と、片膝を立てた長い脚を、リクライニングさせたデッキチェアの上に晒し

て、太陽の下、眠るように両目を瞑るセカンドチルドレン。

大胆なカットの赤いワンピース水着から解き放たれたすんなりとした手足が、陽の光を眩しそう

に跳ね返して輝いていた。

 

降り注ぐ太陽、船体に当たる波の音、肌をくすぐる風の匂い。

 

「シンジ、遅いわね・・・」

目を閉じたままアスカが呟いた。

「そうね・・・」

本のページに目を落としたままレイが応えた。

 

太陽、波の音、風の匂い・・・・・・・・ぐぅ〜〜〜♪ きゅ〜〜〜♭

 

「遅いわね・・・」

「そうね・・・」

それでも、すまし顔の二人だったりして・・・。

 

・・・・・・・・

 

「・・・ゴメン、ゴメン! アスカ、綾波、待った?」

トランクス・タイプの海水パンツとパーカーを身に纏ったシンジが両手に白い皿を持って走ってきた。

「遅〜〜いっ!」

「遅かったわ。」

両肘を突いて起き直るアスカと本から顔を上げるレイ。

「おばさんと話し込んじゃって・・・・あ、でも、そのかわり大盛りにしてもらったよ!」

パラソルの下のテーブルに持ってきた皿を並べると、甲斐甲斐しく三人分の椅子を寄せる。

「じゃ、食べようよ! 『やきそば・たこ焼きセット』!」

パキン! と、自分の箸を割るシンジ少年・・・

「シ〜ン〜ジ〜?」

「イ・カ・リ・ク・ン?」

途端に、アスカとレイの声音が低いトーンのソレに変わった。

「あ・・・」

シンジの目の前で、アップになった二人が声を揃える。

「「それは言わないって、約束でしょ!!/約束よ。」」

 

船の拡声器『・・本日は芦ノ湖遊覧海賊船“第2あ〜るかでぃあ号”をご利用下さいまして、

        誠にありがとうございま〜〜す・・』

 

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

一瞬訪れた沈黙を破ったのは、シンジの乾いた笑い声であった。

「・・・ハ、ハハ。・・・・た、食べよう・・よ?」

 

・・・・・・・・

 

アスカ「(ゾゾゾ〜)それは、アタシだって分かってるわよぉ。(ムグムグ)いつまた次の“ヒゲG”が

    現れるかもしれないんだし〜ぃ(ゾゾ〜)」

シンジ「ヒ・・・ヒゲ、G・・」

レイ「・・・分かっているなら、我慢しましょ。この船の手配も碇君がしてくれたのよ(ズルル〜)」

シンジの両側で盛大にヤキソバをすすり上げる音が響いていた。

アスカ「さっすが、“司令”ともなるとオトナだわねぇ? でも、その未練たらしい格好は何かしらぁ〜?」

箸から持ち替えた、たこ焼き用のツマヨウジで水着にストローハットのレイを指すアスカ。

レイ「それはアナタも同じでしょ・・・」

たこ焼きから選り出した“タコ”と睨めっこしながらレイが応戦する。

アスカ「フン。アタシはいつもこうなのよ! アンタこそ大胆過ぎるんじゃないの、その水着?」

レイ「私達しかいないもの。」

アスカ「シンジがいるでしょ!」

レイ「・・・・・・」

アスカ「なに黙って顔赤くしてんのよっ!? シンジなんて、こ――んなボロ船のチャーターが精一杯

    のクセに、色気だけは一人前のスケベ小僧なんだから気をつけなきゃ・・・」

レイ「じゃ、どうしてわざわざ碇君の前で立ち上がるの。」

アスカ「・・・! べ、別に、わ、ワザとじゃないわよっ。クせよ、クセ!! 知ってるでしょ?」

太陽とパラソルの下、少々大胆過ぎるかもしれない水着を身につけた少女が二人、平和な

言い争いを繰り広げるのだった。

 

ワー、ワー! ・・・(ボソ)  ギャー、ギャー!! ・・・(ボソボソ)  キ〜〜ィ!!! ・・・(ボソ)

 

シンジ(こういうとき・・・どうしたらいいんだろう?)

途方に暮れながら、コップの水に手を伸ばすシンジ。

シンジ(やっぱり、何か言った方がいいんだろうな・・・)

シンジ「あの・・・アスカ、綾波」

 

アスカ「ダイタイ、いつの間に買ったのよ、その水着?! 前まで持ってなかったじゃないっ!」

レイ「・・・通販。アナタのは・・・バーゲン?」

アスカ「ち、違うわよっ! (当たってるだけに、クヤシ〜〜イ!!)」

レイ「『近○デパート 半期に一度の大売出し』・・・・この前、チラシが入ってたわ。」

アスカ「くくっ・・・! ・・・・ん?(待てよ) ファースト、その水着いくらだったの?」

レイ「3980円。」

アスカ「それを『バーゲン』って言うのよ!」

 

シンジ「・・ねえ、 アスカ、綾波?」

 

アスカ「てコトは、その帽子もサングラスも怪しいわねぇ・・・・・? 何か言った? シンジ。」

レイ「アナタのサングラスはTV第拾話で使っていたから、これで2度目・・・・・何? 碇君。」

 

シンジ「えっと・・・・その・・・・、二人共、よ、良く似合ってるね? その水着!」

 

アスカ「それ・・・イヤミ?」

レイ「・・・そうなの?」

 

シンジ「・・・・えっ?」

      ・

      ・

      ・

シンジ「・・・・・・」(←とりあえず反省中)

レイ「碇君、いらないのね・・・(ぱくっ)」

アスカ「アッ、ファースト、ズルーイ! (ぱく、ぱく!!)」

 

・・・・・・・・・

 

お腹が一杯になった後で、思い出したようにアスカが訊いた。

「ところで・・・・シンジ。このフネ、一体何回芦ノ湖を回るの?」

「・・・もう10回以上回っているわ。」

船外の景色を眺めながら、レイも小首を傾げる。

「・・・え? エ〜〜ット、たしかあと20回くらいは回るんじゃないかな・・・」

空っぽのお皿と大盛りのお皿を交互に持って売店とデッキを往復するコト、はや3回―――

ようやく自分の昼食にありついたシンジが、顔を上げて何気なく言った。

「ゲッ!」

「・・・・・そう。」

大袈裟に引き攣るアスカと、そっと溜息をつくレイ。

「だって、綾波がお金出してくれるって言うから、思い切って一日貸し切りにしてもらったんだもん!」

その顔は、なんだかとても嬉しそうだったりする。

「そ、そう・・・。それは・・・ぜ、贅沢ね。」

「何かが違うと思うわ・・・」

(コイツに任せたのが間違いだったわ・・・・でも、仕方ないか・・・前回活躍したのはシンジだものネ・・)

(碇君の『思い切った贅沢』って、船に乗り続けるコトなの・・・?)

「あ・・・・でも、やっぱり、ツマンないよね? ・・・・・じゃ、さ、芦ノ湖温泉にでも行ってみない? 」

珍しく積極的なシンジの提案に、思案顔のアスカ。

「芦ノ湖温泉ね・・・」

「碇君が行くなら、それでいいわ。」

と、こちらはアッサリ答えるレイ。

「じゃ、決まりだね。早速、船長さんに言って、近くで降ろしてもらうよ!」

スタタタ・・・シンジは元気良く走り去り、舞台は芦ノ湖温泉へと移る・・・と、思ったら、

 

 「すみませんねぇ〜、ウチの露天風呂、この間の騒ぎでお湯が出なくなっちゃったん

  ですよ。(ヒソヒソ)大きな声じゃ言えませんが、髭の大男とネルフのロボットが湖で

  大暴れしましてねぇ〜。もう、商売上がったりですわ。で・・・お客さん達、どちらから?」

 

 「ゴ、ゴメンなさい。」

 「は?」

 「(ゴンッ)な、なんでもありません! シンジ、ファースト、行くわよっ。」

 「私は司・・(ふがふが)」

 「もう! 世話が焼けるわネッ!! (グイッ  グイッ)サ、サヨナラ〜!」

 ピュ――ッッ!!!

 

・・・・・・・・

 

「ハァ〜、ハァ〜。」

「アスカ、こんなに走らなくても・・・」

「バカねっ。温泉出なくした張本人が何言ってるのよ! ヘタすりゃ、袋叩きよ!

 それでなくても、アンタのお父さんが使徒化して以来、ネルフの評判ガタ落ちなんだから!」

「そ、そうだったの?」

「アッタリマエでしょっ! それより、どーすんのよ? これから・・」

「・・・アレはどう?」

レイが指差す向こうに、ケーブルカーの発着駅が見えていた。

 

・・・・・・・・

 

「へー、ちょっとロマンチックじゃない。」

外出用のワンピースを着たアスカが、展望台の手摺に寄りかかっていた。

「・・・そうね。」

小さく相槌を打つレイの首には、空色のネッカチーフ。

「あ〜〜ぁ、これで加持さんが一緒にいたらな〜〜。」

「加持一尉は葛城三佐達とお留守番。」

「ふーーん・・・」

細い指からこぼれた赤茶色の髪の毛が夕方の風に踊っている。

 

・・・・・・・・

 

冬月「子供達がいないと、ここも静かなものだな・・・。おや? 葛城君達の姿が見えんが・・」

青葉「なんでも調べ事があるとかで・・・・出掛けたみたいですね。」

伊吹「副司令、お茶が入りましたよ。みんなも、どう?」

日向「おっ・・・、ラッキー!」

 

・・・・・・・・

 

「シンジのヤツ、またまた遅いわね!」

「売店・・・遠かったもの。」

相変わらず気の毒な少年である。

 

山上の展望台に立つ二人の向こうには、芦ノ湖を挟んで外輪山が連なっていた。

あんなに眩しかった太陽も、今はその色を変えながら山々の奥へと遠ざかりつつある・・・。

 

何を思ったのか、不意にアスカが力説を始めた。

「ファースト・・・。アンタに言っても判らないでしょうけど、恋愛は・・・『怖い』ものなのよ。」

「・・・そう。」

「そーなの。昔っから今に至るまで、恋する男女はこの『キョーフ』に日夜怯え続けてきたのよ!」

「・・・わからない。」

「いずれアンタも判る時が来るわよ。」

(そーいえば、アタシはいつから怖くなっちゃったのかしら? ヘンね・・・今までは平気だったのに)

自分で話し始めたものの、ふと口をつぐんで考え込むアスカ。

 

外輪山に日が沈む。

西の空に懐かしそうに目を向けたアスカの横顔を、レイがじっと見つめていた。   ←※第4話を思い出して下さいm(_ _)m

「アナタも怖いの?」

「エッ・・・。 と――ぜんっ! アタシなんて怖くて怖くて・・・夜も寝られないくらいよっ。」

「・・・碇君?」

「な、な、なんでアイツの名前が出てくんのよっ!? カ、カジさんに決まってるでしょっ!?」

「・・・この前、自分に正直になるのは良い事だ、と言ったのはアナタよ。」

「そ、そりゃー、確かに・・・・(ブツブツブツ)・・・・でも、アタシの本命はカジさんなの!」

「嘘は身体に良くないわ。」

「う! ・・・う、嘘じゃないわよっ。アタシは、ずーーっとカジさんに憧れてたのっ!! 

 シンジなんて・・・カジさんがいない間の退屈シノギにからかってたダケなんだから・・・

 ・・・そ、そういうアンタこそどーなのよ? どーせ、シンジ一筋なんでしょ?」

「そうよ。」

「そ、それは良かったわねー。あ〜んな頼りないヤツ、だーれも相手になんかしないわっ。

 ラ、ライバル不在の独占決定ねぇ〜。」

「私は・・・碇君が私以外の誰を好きでも構わない。私は・・・碇君が好き。」

「そ・・・そう? 強いのね〜、ファーストは。」

そう言うアスカの声は、ちょっぴりウラ返り気味なのだった。

「だから・・・怖くないわ。」

(こーゆータイプが、一番アブナイのよね・・・)

あべこべに夕陽を眺め始めたレイの横顔を、まじまじとアスカが見つめていた。

 

「だから・・・」

朱一色に染まった空に目を向けながら、さらにレイの唇が動く。

「なによ? まだあるの?」

「碇君がアスカを好きでも構わない・・・」

アスカの顔が赤く染まって見えたのは、無論夕焼けのセイだけではない。

「ちょ、ちょっと! な、なに言ってんのよ!?」

「私に遠慮しないで。」

「レイ・・・」

水色の髪をなびかせて、振り向いた顔がアスカを見る。

「・・・・・(にこっ)」

(なんでそんな顔するのよ・・・)

無言で見詰め合う二人、だったりするのである。

 

さて、そんなこんなで、女の子同士盛り上がっている(?)トコロへ、加持に貰った野良仕事

用の麦藁帽子に半ズボン・ポロシャツ姿といういでたちのシンジが、缶コーヒーを腕に抱え

て駆けて来た。展望台に佇む二人を見つけて、ホッとした顔で声を掛ける。

「ねえ、アスカ、綾波、知ってる? 下に見えてる芦ノ湖は、全長約6キロメートル、最大水深

 41メートルのカルデラ湖なんだっ。今から3000年くらい前にこんな形になって、セカンドイ

 ンパクトのセイで気候が変化する前は、冬でも水温が4℃以下にならない不凍湖だったんだ

 よっ!」

缶コーヒーを一つずつ手渡すと、両手で手すりを掴んで、得々と『芦ノ湖』に関する薀蓄を披露

するシンジ。一方、ピクリと耳を動かしたのは乙女達である。

「ほぉ〜〜。」

「・・・・どうして、そんなに知っているの。」

振り返った少年に突き刺さる、妙に冷ややかな赤と蒼の視線。

「エッ? だって、それは・・・・(あっ・・!)」

―――どうやら自分の失敗に気が付いたみたいである。

「バカシンジが、そんなこと普通知ってるワケないわよねぇ?」

「・・・来たことがあるの。」

「そ、そ、それは、ト、トウジ達と・・・」

「だってさぁ、ファースト?」

「・・・・嘘。」

いつになくおめかししていた同級生パイロット仲間同居人&一応上司、二人組が迫る。

「エッ!? や、やだな・・・僕が、アスカや綾波に嘘つくわけないじゃないか?」

「アンタ、だんだんカジさんに似てきたわよ。」

「あんな男の人になりたいの。」

「そ、そんな・・・加持さんは、い、良い人で・・・」

「あれで女たらしでなけりゃねぇ〜、100点満点なんだけどなぁ〜・・・」

「え? 加持さんって・・・アスカにとって100点満点じゃないの?」

「話が逸れてるわ、碇君。」

「そ、そんな・・・」

容赦無く追い詰められる碇シンジは、無意識の内に手すりを背にしていた。

「とーにーかーくーぅ! いつ? 誰と来たのよ!?」

「私も聞きたいわ。」

「う・・・」

「誰っ!?」

「誰なの。」

ズイズイズイ!

「あ・・・そ、それは・・・」

「「そ・れ・は?」」

ズイ―――ッ!!

・・・・・えっ?」

ほとんど落っこちそうな恰好で手すりを握り締めていたシンジの両腕を、アスカとレイの手

が掴んでいた。

「な〜〜〜んて、ネッ。」

「・・・・フフ。」

 

「アスカ・・・綾波?」

「・・・・さてと! 休暇はこれで終わりネ。」

「・・・ええ。」

―――結局、三人が相談して取った休暇は3日間だった。

    ミサト達はもっと取るように薦めたのだが、まったくの子供でもない彼等は、彼等なりに

    その3日間の重みを感じ取っていた。

    そして、アスカの出発前日・生理痛騒動やレイのリニア置き去り事件など、短いながらも

    エピソード満載だった箱根〜新横須賀周遊小旅行・・・。

    今日は、その最終日なのである。

「なんだか、あんまり休暇っぽくなかったね・・・」

「イイわよっ。そのうち、た〜〜〜ぷり休んでやるんだから!」

「そうね。」

(・・・それって、“父さん”が出てこなくなった時ってコトなのかな?)

暮れなずむ空の下、ひとり腕組みをして考え込むシンジであった。

 

・・・・・・・

 

一方、ここは駒ケ岳展望レストラン、2階席は窓際のテーブル。

オペラグラスを片手で捧げていた金髪の女性が口を開いた。

「あらあら。かわいそうに、シンジ君考え込んじゃってるわよ。」

その隣では、長髪を後ろで括った男がコーピーカップを持ち上げながらひとりごちる。

「ま、オトコは大変ってコトさ。」

男と向き合う席に座っている、紫がかった黒髪の上にドライブ用のサングラスを載せた

女性が腕組みをして、片方の眉を吊り上げた。

「アンタが言ってもね〜〜。」

―――ずっと観察していたようである・・・・ヒマなのね。

 

――― その頃、発令所では・・・ ―――

日向「エヴァンゲリオン初号機、発進せよ!」

青葉「勝ったな、マヤちゃん。」

伊吹「フ・・・・。」

 

冬月「また明日から忙しくなるな・・・(パチリ)」

 

 

『綾波司令』 第20話 「ものろーぐ」終

 

 

次回予告

天空より、歓喜の歌声を響かせ、使徒G飛来。

降りしきる雨の中、ミサトの静止を振り切って、アスカの弐号機は出撃した!

次回、『綾波司令』 第21話 「ゲンドウ、降臨」

お楽しみにねンッ!


アスカ:誰と芦ノ湖行ったのよ。(ーー#

レイ:きっとあの人。

アスカ:シンジは許しても、アイツは許さないわよっ!

レイ:もうすぐここに来ると思うわ。

アスカ:地雷を敷くのよ。

レイ:ええ。よいしょ。

アスカ:よいしょ。よいしょ。

レイ:2重に重ねて敷いたら効果的。

アスカ:爆発させんじゃないわよ。よいしょ。よいしょ。

レイ:そーっと敷かなくては駄目。よいしょ。

アスカ:できたのよっ。(/〜\)

レイ:完成。(/〜\)

マナ:やっほーっ! ん? 綾波さんがどうしてここに・・・(ズガガガガガガガ!)キャーーーーー!(ドカーン!)

アスカ:ミッション完了。

レイ:さようなら。

マナ:な・・・なんで。(TOT)(バタ)
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k100@poem.ocn.ne.jp

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