悲しかった。

独りというのが・・・・・・

悲しかった。

友達がいないというのは・・・・・・

悲しかった。

なにより自分の素直じゃなさに・・・・・

ただ、悲しかった。  

 

 

 

「あの冬の思い出が・・・」  

 

 

 

「ん・・・・・・」

目を覚ますと、いまだ見慣れない天井が目に入った。

日本に来て、まだ一週間も経っていない。

今日は、転校初日だ。

まだ、眠たい目を擦りながら、起き上がる。

寝癖の着いた髪を直すため、風呂場に行き、とりあえず、シャワーを浴びる。

温かいお湯が、目を覚まさせてくれた。

鏡の前に立ち自分を見てみる。

寝癖はない。

「よし、ばっちし!」

頬を、ぱちぱち叩く。

「アスカー、ご飯よー」

ママの声がする。

「今行くーー」

返事をして、体を乾かした後、制服に袖を通す。

必ず、新しい制服に袖を通すときは、期待と不安が心をよぎる。

「大丈夫だよね・・・・・」

誰に言うでもなく呟くと、風呂場を出た。

リビングへ行くと、テーブルには味噌汁とご飯といういかにも日本的な朝ごはんが用意されていた。

椅子に座り「いただきます」と言ってからご飯に手をつける。

未だにまだ、箸がうまく使えないので、食べるスピードがゆっくりになる。

「アスカ、ゆっくり食べるのもいいけど、急いだほうがいいわよ。遅刻するから」

「大丈夫よ、走っていけば」

そうは言ったが、とりあえず、早く食べる。

「ごちそうさま」

茶碗をおき、箸を置く。

時計を見ると7時半、学校が8時からなので、急がなくてはならない。

部屋に戻り、鞄を取る。

「アスカ、頑張ってね」

ママが、そう言ってくれた。

「大丈夫よ」

友達くらい、つくれるから・・・・・・

あたしは、靴をはき、玄関を出た。  

 

 

 

 

「遊ばない?」

子供のころ、よく、そう声をかけられた。

「あんた達が、どうしてもって言うなら、遊んでやってもいいわよ」

嬉しかった。

こんな風に声をかけられるのは、いつでも嬉しい。

だけど、あたしの口からは、いつもこんな言葉ばかり。

いつもいつもいつも

そのせいで、ずっと嫌われてた。

「なんだよ、せっかく誘ってやってるのに!」

そういって、みんな去っていく。

去っていって欲しくなかった。

遊んで欲しかった。

自分の性格が嫌になってくる。

今度こそは、嫌われないようにしよう。

今度こそは・・・・・・・・・

その繰り返しだった。

今度こそはって思っても、だめだった。

いつしか、もうあたしに声をかけてくれる人はいなくなっていった。

そんな時だった、親の転勤で日本に行くのが決まったのが・・・・・・

あたしは、必死で日本語を勉強した。

日本で、友達をつくる為に・・・・

そのおかげで、一ヶ月で、すでに日本語は完璧だった。読み書き以外。  

 

 

 

ドン!!  

ずいぶんと、前のことを思い出していたせいか、人とぶつかってしまったらしい。

持ち前の運動神経で、反射的に受身を取る。

それでも、痛い。

「あいたたたた・・・・・・」

あたしは、腰をさすりながら、起き上がる。

見ると、ぶつかった人は、あたしが行くところの中学の服を着ていた。

黒い髪。

黒い瞳。

見た感じ、あまりさえない奴だ。

「大丈夫?」と声をかけようと近づいたが、出てきた言葉は・・・・・・

「ちょっと!よくもぶつかってくれたわね!」

「えっ?」

「問答無用!」

バチン!!

あたしの平手が、そいつの顔に綺麗に決まった。

「これで、許してやるわ」

あたしは、走り去るようにその場から逃げた。

ほんとに、自分の性格が嫌になってくる。

あいつを叩いた右手を軽く噛んだ。  

 

 

「じゃあ、あなたは、2−Aね」

第壱中の職員室。

転校してきたあたしは、いまここにいる。

ここに来てもまだあいつのことを悔やんでいる。

あの時、「大丈夫?」って言えたらなーー。と

「担任は、葛城先生ね。そろそろ来ると思うわ」

先生は、手に持っていた資料を机の上に置いた。

遠くからなにやら「ミサト先生――――!!」という、男子の声がうるさいほど聞こえた。

「来た様ね・・・・・それじゃあ、あとは葛城先生に聞いてね」

そういうと、先生は職員室を出て行った。

はぁ・・・・・・あいつと同じクラスになれないかな・・・・・そしたら謝るチャンスなんていくらでもあるのに・・・・・

思い悩んでいると、葛城先生だろうか?青い髪の綺麗な人が入ってきた。

「あなたが、惣流アスカラングレーさんね?」

「はい」

「よろしい、私は、聞いてると思うけど、2−A担任、葛城ミサトよ。よろしく」

ミサト先生は、腕を出し握手を求めてきた。

「よろしくお願いします」

そういうと、あたしは、ミサト先生と握手した。

「それじゃあ、ついて来て。教室に入るときは私が、どうぞ!っていうから、そしたら入ってきて、前に立って自己紹介してね」

「わかりました」

あたしと、ミサト先生は職員室を出た。

ミサト先生の後に続いて、廊下を歩く。

階段を下りると2−Aはすぐそこにあった。

「それじゃあ、打ち合わせ道理におねがいね」

「はい」

ミサト先生はあたしに微笑みかけると、教室に入っていった。

教室から「起立!礼!」と言う声が聞こえると、ミサト先生が喋りだした。

「喜べ!だーんし!」

ドン!!と教卓を叩く音が聞こえる。

緊張する。

「今日は!噂の転校生を紹介する!」

教室が騒がしくなる。

自分の鼓動が速くなるのがわかる。

「どうぞ!」

扉に手をかける。

深呼吸してから、突入した。

「惣流アスカラングレーです。よろしく」

「あぁーーーーーっ!」

教室の中の一人が驚きの声をあげた。

そいつは、今朝あたしとぶつかった奴だった。

「あぁーーーっ!あんたは!今朝あたしを倒した奴!」

「いや、それは君が・・・・・」

あいつが弁解の声をあげるが、教室では、「碇!お前と言う奴は!」「不潔よ!」などと罵声がとんでいる。

「ちょっと!授業中よ!」

委員長だろうか?黒い髪の女の子が怒る。

ありがたかった。

また自分のせいであいつが、嫌な思いをしたかと思うと・・・・・

「興味あるわーー続けて頂戴」

「先生・・・・・」

委員長らしき人が、先生を睨む。

「わ、わかったわよ、授業するから静かにして!」

またしても感謝。

ミサト先生が叱ると教室も静かになった。

「それじゃあ、惣流さんはシンジ君の隣の席に座って、あと、シンジ君に放課後にでも学校とか案内してもらいなさい。いいわね?シンジ君」

「えっ?あ、はい」

あたしは、放課後が楽しみになった。

「よろしい、それじゃあ、授業始めるわよ!」

あたしは、シンジの隣の席に座った。

ミサト先生の特徴のある文字が、黒板に刻まれていったが、それよりもシンジを見る時間のほうが長かった。  

 

 

 

 

 

まだか?まだか?と思っていると、時間は長く感じる。

だが、長く感じても時はちゃんと、一秒一秒を刻んでいく。

時は過ぎ放課後・・・・・・・・

新学期最初の日だというのに、通常となんら変わりのなく、放課後になると、部活に入っている人が大半らしく、ほとんどが部活へ行っている。

「惣流さん、そろそろ行こうか?」

待っていた。

ここで、ちゃんと親しく接せば、友達になれるかもしれない。

絶好のチャンスだ。

落ち着くのよ・・・・・

「シンジ・・・・・だったよね」

「うん、そうだけど・・・」

「一つ、忠告しておくわ。あたしのこと惣流さんって呼ばないで、アスカって呼んで」

「えっ?・・・」

戸惑っている。

『今の、日本では、親しい友達しか、下の名前で呼ばないそうだ。』

そう、何かの本に載っていた。

シンジが、あたしのことを「アスカ」って呼ぶようになれば、そりゃあ呼ぶだけじゃ駄目だろうけど、一歩近づくと思う。

でも、ちょっといきなりすぎたかな?・・・・・

そう思ったが、ここで引くわけにはいかない。

「わかった?」

「わ、わかったよ・・・・ア、アスカ」

ちょっと強引すぎた気がするが、まぁいいだろう。

自分にしちゃぁ、上出来だ。

「わかればよろしい、それじゃあ行くわよ」

「えっ?ちょっと待ってよ、どこ行くかわかってるの?」

「わからないわよ!そのためにあんたがいるんでしょ?」

「ごめん」

あいつが謝った。

やばい・・・・・なんでこいつが謝るの?悪いのはあたしなのに・・・・・・・

「きぃぃぃーーーなによすぐ謝っちゃってさ、男でしょ!」

「ごめん」

だから、なんで謝るのよ!・・・・・・・・・・

「だからやめろって!」

「ご・・・・・」

「わかった?」

またしても強引だったかな?・・・・・・

「う、うん」

まっ、いいか・・・・・・・

「よろしい、じゃっ、案内してね」

「うん、よろしく」

「えっ?」

あたしは驚いた。

あいつが、手を差し伸べている。

微笑みながら・・・・・・

「あっ、ちょっと馴れ馴れしかったかな?ごめん」

そういうと、あいつは手を引っ込めようとした。

「あっ・・・・・・・」

「え?・・・・・」

「あっ・・・・・・ほら!握手してやるって言ってるのよ!」

べつに「握手してやる」とは、言ってないが、あたしは手を出した。

「ご・・・・・・こ、光栄だよ」

最初のうち謝ろうとしたが、やめて、あたしと握手した。

また、一歩近づいた気がする・・・・・・・・・・

『礼儀として握手することはあるが、相手から、やろうとした握手というのは、友情のしるしだ。』

ここで思い出した。

たしか、あの本は、日本に行く飛行機の中読んだ、『今の日本の友情表現』という本だ。

『愛情表現』ならまだわかるが、『友情表現』というのはあまり聞かない。

きっと友達になる為だけの本だろう・・・・・・・・そう思って読んだ本だ。

著者は確か・・・・・・・・「霧島マナ」だった。

なんとなく、その著者に感謝した。  

 

 

 

 

 

 

「ここが音楽室だよ」

シンジに言われて、シンジの指差すほうを見た。

普通というのが適切だろう、というほど普通だ。

「ふぅーーん・・・・・・まあまあね。次は?」

「最後だよ、後は各教室か、体育館中くらい」

えっ?もう最後・・・・・・・・

あたしは、時計を見た、6時50分だ。

一時間以上、案内してもらったが、とても短く思える。

「案外、時間がかかったわね」

心にも無い事を言う。

もっと、シンジといたい。

だけど、理由が無い。

理由が、理由が、理由が・・・・・・・・

外に目をやると、あたりはもう暗い。

使える・・・・・・・・

「それじゃあ、シンジ、帰りましょうか」

「えっ?帰りましょうか?って・・・・・・」

「なによ、こんな暗い中を女の子一人で帰させるわけ?」

シンジは暫く考えていたが・・・・・やがて・・・・・・・

「わかったよ・・・・・」

とうなずいた。

心の中で、ガッツポーズをとった。  

 

 

 

 

「ほら、あれがあたしの家よ」

あたしが指差したのは、道路を二つ跨いだところにある、赤い大きな家だ。

「へぇーー」

誰だって驚くと思う。

首都になる予定のところに、こんな大きな家があるんだから。

「ほら、いくわよ」

「えっ?いくって?」

「お茶くらい出してやるって言ってるのよ」

「えっ?でも・・・・・」

「なに?あんたまさか・・・・・レディーの誘いを断るつもり?」

「わかったよ・・・・・ありがたくいただくよ」

「よろしい」

実際、浮かれていた。

早く、家に誘おうと・・・・・

あたしが、道路を横断しようとした時・・・・・・・・・

「アスカ!!危ない!!!」とシンジが叫んだかと思うと・・・・・・

ドン!!

あたしは、シンジに突き飛ばされていた。

シンジの方を向くと、シンジが車に轢かれるところが目に入った。

それは、まるでスローモーションビデオを見てるかのように、ゆっくりと見えた。

バキ!!

と骨が折れるような音が響いた。

「シンジ!」

あたしは、シンジのほうに駆け寄った。

「シンジ!しっかりしてよ!」

シンジの体からは血が、止まることなく溢れ出てくる。

「シンジ!しっかりしてって言ってるでしょ!」

シンジの右腕と右足は奇怪なほうに曲がっている。

シンジの目は虚ろだ。

「シンジ!シンジ!・・・・・しんじぃ・・・おきてよぉ・・・・・」

涙が零れてくる。

自分のせいだ!

自分が飛び出していなければ!!シンジがあたしをかばって轢かれることもなかったのに!!!

「ううぅ・・・・・ひっく・・・・しんじぃ・・・・・しんじぃ・・・・・・・・」

あたしは、ひたすらシンジを呼んだ。

呼ぶことしかできなかった。  

 

 

12分後、救急車が到着した。  

 

 

 

「君が、アスカさんだね?」

あの後、救急車によって「NERV総合病院」に運び込まれたシンジは今、手術室で手術を受けている。

あたしが、手術室の前のベンチに座っていると、銀髪の髪、赤い瞳の若い男の人が話し掛けてきた。後ろには青い髪、赤い瞳のこれもまた、若い女の人がいる。

「シンジのご両親の方ですか?」

「ああ、僕は、碇カオル、シンジの父親だよ。後ろは、碇レイ、シンジの母親だよ」

カオルさんが微笑みながら言う。

「あの・・・すみませんでした!あたしのせいで・・・・・あたしのせいで、しんじがぁ・・・・・」

「気にすることはないよ。シンジ君が選んだ道だからね」

あたしの言葉を遮るようにして言う。

「貴女を守りたいと思ったのよ・・・・・貴女が大切な人だから・・・・・・・・」

大切な人・・・・・・・・あたしが・・・・・

「貴女がどうかは知らないけど、シンジはそう思っているはずよ」

シンジ・・・・・・・・

目から涙が溢れてくる。

悲しさじゃなく、喜びの涙が・・・・・・・・

自分が、シンジにとってそこまで大切に想われていたことに・・・・・・・

「ううぅ・・・・・・・・」

嗚咽が漏れてくる。

「シンジ君の前では泣かないでおくれよ。悲しむからね」

「そうよ、シンジの前では微笑んであげてね」

そういうと2人は離れていった。

今のうちに泣いときなさい。そういう意味だろう。少なくともあたしはそう思った。

目からは、まだ涙が零れている。  

 

 

 

 

 

 

 

窓からは朝日が差し込んでくる。

病室の中は驚くほど白く染まって見える。

ベットに黒髪の少年が横たわっている。

その少年を見守るかのように、横には金髪の少女が座っている。

外では、鳥が「ちゅん、ちゅん」と鳴いている。

やがて、少年は眩しそうに眼を開ける。

少女はそれに気づいたらしく、優しく少年に微笑む。

「アス・・・・・・・」

少年が起き上がろうとしたのを、少女が手で止める。

「いいから休んどきなさい。それに言いたいこともあるしね・・・・・・・・」

「なに?言いたいことって?」

「いい?黙って聞きなさいよ」

少年がベットに戻ったことを確認すると、少女は一拍置いてから語る。

「あたしはね、すっごい迷惑したわ」

「えっ?・・・・・・」

「黙って聞きなさい」

少年が黙るとまた語りだす。

「あたしはねぇ・・・・・・借りを作るのが一番嫌なの」

「・・・・・・・」

少年は、今度は黙って聞く。

「あんたがあたしを助けたことによって、あんたには借りができたわ。それが凄く嫌」

「・・・・・・」

「だから・・・・・・・・・一生賭けてこの借り返すわ」

少女が言い終わった。

その顔は少し赤い。

少年は驚いたような表情をみせたが・・・・・・・・やがて・・・・・・

少女に向けて微笑んだ。

「そうさせてもらうよ・・・・・・・・」  

 

後に少女は、母にこのことを言った。

「なに、アスカそんなこと言ったの?」

「えっ?だって碇さんがそう言えって・・・・・・・・・」

「あー、碇さんたちね・・・・・・まっ、別にいいでしょ。アスカ、それはねぇ、プロポーズに使う言葉よ」

「えっ?」

「一生賭けて・・・・・・・とか言う言葉を異性に使うときは大概、プロポーズの言葉よ」

少女は顔を真っ赤にしている。

あいつは、わかってて微笑んだんだろうか?

わかってないのだろうか?

けれど・・・・・・・・・それでも・・・・・・・・・  

 

それでも、少女は悪い気はしなかった。

むしろ、嬉しかった。  

 

 

 

 

 

 

ゆさゆさ・・・

少年を起こす少女の姿が映る。

「起きて、シンジ」

午前7時、まだ布団に包まりたい時間だ。

ゆさゆさ・・・

「起きてって言ってるでしょ」

激しく揺らすが、起きる気配はない。

やがて、少女はキレた。

「起きろって言ってるでしょ!この馬鹿シンジ!」

ガバッ!と布団を取る。

やっと少年、シンジが起きた。

激しく起こされた割には、シンジは少女に向かって微笑みながら、

「おはよう、アスカ」

と言った。

少女、アスカもこれには参ったようだ。

「まったく、おはようじゃないでしょ、苦労して起こしてるのに・・・・・」

「はは、感謝してるよ」

「当たり前でしょ・・・・・まったく・・・・・・・」

アスカは、そう言いつつも笑みがもれる。

最近、笑うことが多くなった。

友達も多くなった。

アスカには嬉しかった。

なによりも、ずっとシンジのそばにいれるということに・・・・・・・・・・・・  

 

 

 

 

 

 

堕ちるとこまで堕ちてしまった、愚者の後書き  

 

前の、「冬の思い出」を見たら、誤字があった。

実際、そうなのかアスカにはわからない、となっているが、ほんとはユイ、まだアスカ登場してません。

ふっ・・・・・・・・堕ちたな・・・・・・・・・・  

さて、今回で「あの冬の思い出」は補完されました。

今度は、本編じゃなく、アスカ様の誕生日のためのSSを三作くらい書こうかな?とか、

では、また今度・・・・・・・・・・(待っててくれる人がいるとうれしい)


マナ:あなたの素直の無さは、世界一だわ。

アスカ:でも、シンジはわかってくれるもーん。

マナ:命を助けて貰ったんだから、もっと素直に感謝しなきゃ。

アスカ:シンジに助けられなくても、アタシならヒラリとかわして。

マナ:(ーー)

アスカ:・・・・・・ウソよ。

マナ:ちょっと、反省しなさい。

アスカ:うぅぅぅ。

マナ:反省して、婚約を解消しなさい。

アスカ:絶対イヤ!

マナ:こういうとこだけ、素直なんだから・・・。(ーー)
作者"河中"様へのメール/小説の感想はこちら。
kazumi-k@po4.synapse.ne.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

inserted by FC2 system