THE EVARIX 作KM

Code 2: Jack in! Shinji against third Angel...

 

ツーツーツー、ガチャッ・・・

アレから8年の歳月が経ち、僕は全ての格闘技やありとあらゆる戦闘技術を手に入れた。

そして僕は、今−2015年の僕の元の体に精神を戻した。

 

実は僕とアスカ、レオン(さんはつけるなって言われた)とリノアさんは精神だけを電話で2025年と2015年を行き来できるんです。

僕たちは精神のコピーを2015年の自分の体に残していたから、ネルフ諜報部にもばれてないハズ。ちなみにそのコピーは僕たちが自分の体にいない時に動いてくれるから楽だw

だから、今アスカはドイツに、僕は日本の第3東京市に来たんだ。

ミサトさんが来る予定だけど、ネルフ本部に先回りした方が早そうだから、空を飛んでネルフに向かう事にした。

誰もいないし・・・いいよね?

 

〜十数分後

僕はネルフ本部のゲート前にいるんだけど、いきなり入るとおかしいだろうからゲートの近くの守衛室に行き、赤木博士を呼んだんだ。

赤木博士なら道を間違えないだろうしね。

 

暫くしてから白衣を着た赤城博士が来たんだ。

 

シンジ「はじめまして、碇シンジです。」

 

リツコ「はじめまして、私はE計画担当の赤木リツコよ。さっそくで悪いんだけど、ついてきて。見せたいものがあるの。」

 

シンジ「わかりました。」

 

で、ケージに向かってたんだけど、無言なのでつまんなかったんだよね。

で、ちょっと悪戯心が沸いたから一言。

 

シンジ「ネルフって凄いセキュリティのキャバクラみたいな物なんですね。」

 

リツコ「(引き攣った顔で)なんでそう思うの?」

 

シンジ「だって、きわどい水着に白衣着てる人はなかなかいませんよ。

     それに、迎えの人の写真もそういう系統の写真だったし。」

 

リツコ「(さらに引き攣った顔で)そ、そう・・・その写真見せてくれるかしら?」

 

シンジ「どうぞ。(写真を差し出す)」

 

リツコ「(あのバカ・・・。)・・・・・・・・ごめんなさいね。ネルフはキャバクラじゃなくて、軍隊のような物なの。

    そういえば、ミサト・・・迎えの人は?」

 

シンジ「着いてからちゃんと待ってましたけど、待ち合わせ時間の30分経ってもこないからタクシーで来ました。」

 

そういうとリツコさんは頭を抱え込んで

 

リツコ「ごめんなさいね。後で叱っとくわ。」

 

シンジ「じゃぁ、早く“福音の名を持つ者”に会いに行きましょうか?リツコさん。」

 

リツコ「!!!???シンジ君!?あなた何を知ってるの?」

 

シンジ「僕は預けられる前にココに来た事があるんですよ。たしか、そのとき母はLCLとか言う液体になったんですよね。」

 

リツコ「・・・・・・。(これは後で調べる必要があるわね。)」

 

〜7番ケージ エヴァ初号機前

 

中に入ったはいいんだけど、真っ暗でなにも見えないんだよね。

これって節電?それとも演出?

 

シンジ「電気の節約でもしてるんですか?」

 

リツコ「・・・今つけるわ。(もしかして、シナリオがバレているのかしら?)」

 

電気が点き、紫の巨人が姿を表した。

 

シンジ「顔ですか・・・?(母さん・・・すぐに出してあげるからね。)」

 

リツコ「違うわ。これは人類の最終兵器、人型凡用決戦兵器エヴァンゲリオン、その初号機よ。

    (とぼけてるの?それとも・・・?さっきの思わせぶりなセリフは何だったのかしら・・・?)」

 

シンジ「コレに僕が乗るんですか?」

 

ゲンドウ「そうだ!」

 

いきなり上から声がしたから、上の方を見たんだけど、そこにはふんぞり返ってる変な髭男がいたんだ。

で、ここはとりあえず。

 

シンジ「・・・・どなた様で?」

 

思いっきりボケてみた(笑)

 

リツコ「あ、あなたの父親の碇指令よ・・・。覚えてないの?(汗)」

 

シンジ「かなり昔に捨てられた時が最後なんで、覚えてませんよ。」



リツコ「そ、そう・・・。」



ゲンドウ「・・・出撃!」



シンジ「条件が5つあります。それを全部飲んだらいいですよ。」

 

ゲンドウ「なんだ?言ってみろ。(所詮、子供の戯言だ。)」

 

シンジ「(虚勢の張りすぎだよ父さん(笑))一つは住居はジオフロント外で監視をつけない事。2つ、給料は月額1億で、危険

    手当が1回の戦闘につき10億。3つ、僕に拒否権と黙秘権、作戦立案権をつけること。4つ、アスカ・・・セカンドチルド

    レンをこっちに早急に送る事。最後に、アスカにも拒否権と黙秘権、作戦立案権をつける事。以上だよ。」

 

リツコ(+ゲンドウ)「ちょっとシンジく「かまわん!」・・・。(なんでアスカの事を知っているのかしら・・・後で聞く必要があるわ

            ね。)」

 

シンジ「交渉成立だね。いいよ。じゃぁ、契約書を3枚用意しておいてね。後で取りに来るから。」

 

ゲンドウ「いいだろう。後で司令室に来い。」

 

シンジ「わかった。じゃぁリツコさん、乗り方の説明お願いします。」

 

リツコ「わかったわ。ついてきて。」

 

 

 

〜エントリープラグ内

 

母さん・・・ひさしぶり。 うん・・・後で出してあげるから。

そうだね・・・人類補完計画は人間・・・第18使徒リリンをLCLにするだけだから・・・。

あの人を止められるのは母さんだけだよ。 じゃぁ、後でね。

それから、そこにいるのは・・・かい? うん・・・わかった。君も一緒にね。最後の戦いの後でいいよね?

うん。納得してくれて嬉しいよ。うん。だから今は・・・うん、じゃぁ、これからよろしくね、ルーチェ・・・。

 

リツコ「シンジ君、準備はいい?」

 

シンジ「いつでもどうぞ。」

 

リツコ「シンクロ開始!」

 

シンクロの作業が行われ・・・

 

マヤ「シンクロ率・・・嘘・・・。」

 

リツコ「マヤ?報告は!」

 

マヤ「は、はい!シンクロ率100%です。初号機起動しました。」

 

リツコ「わかったわ。指令、よろしいですね?」

 

ゲンドウ「使徒を倒さねば我々に未来は無い。」

 

リツコ「初号機発進!」

 

僕は“記憶”と違い、サキエルの背後に出された。

まずは、鈴原君の妹を助けないと。

 

シンジ「‘ルーチェ、何処かに人がいないか? ・・・うん、わかった。その子をATフィールドで守りながらサキエルを遠くへ。’

    リツコさん、人がいます。救助を。」

 

リツコ「わ、わかったわ! 青葉君、急いで保安部を。」

 

青葉「あと15分で完了すると連絡が入りました!」

 

日向「シンジ君、15分だけ使徒を遠ざけてくれ!」

 

シンジ「了解!」

 

日向「頼む!」

 

少し後で・・・

 

青葉「救助完了です!」

 

リツコ「シンジ君!あの子はもう大丈夫よ!」

 

よし!今から本気を出すぞ!ルーチェ、いくよ!

 

シンジ「(サキエル・・・君の事は忘れない!)消えろ!!!」

 

マヤ「使徒のATフィールドが中和されています!」

 

僕はサキエルの体に触れ、完全消滅させた。

 

一同「・・・・。」

 

すぐに再起動したリツコさんの一言。

リツコ「・・・人間の浅はかさを思い知らせてくれるわね・・・。(これは後で問い詰めなければ!)」

 

ややあって発令所に歓声が沸き起こった

 

冬月「・・・コレはあまりにもでかいイレギュラーなんじゃないか・・・碇?」

 

ゲンドウ「・・・も、問題ない・・・多分・・・。」

 

シンジ「あの〜どこから帰ればいいんでしょうか?」

 

リツコ「あ、あぁ、今からハッチを開けるから、そこからお願い。」

 

シンジ「了解。」

 

こうして、僕の最初の戦いは終わった。



マヤ「(アレ?なんで生命反応が2つあるんだろう・・・?)」



〜ドイツ、ミュンヘン郊外 ドイツ支部

アスカ「シンジ、かなり手加減してるわね・・・。まってなさい!アタシもすぐそっちに行くからねぇ〜!(はぁと)」

 

〜2033年

レオン「シンジがうまくやった様だな。」

 

リノア「上出来じゃない。あんたのときより、華麗に決めてるし。」

 

レオン「・・・。(あれは暴走だったんだけどなぁ・・・。)」

 

 

〜虚数空間

そこに4人、学生服を着た紅い目で銀色の髪の少年少女が笑っていた。

 

???「シンジ君・・・今はレオン君だったね。君の思い通りにはさせないよ・・・ククク。」

 

???「・・・私たちがあなたたちを消し去ってあげるわ。あの紅い世界よりもっと苦しい世界に導いてあげるわ・・・。」

 

???「アタシ達がすべてを壊してあげる・・・フフフ。」

 

???「さぁ、破滅への戯曲の始まりだよ・・・。」

 

 

続く

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後書きのような予告w

KMです〜。

シンジ君、いきなり怪しさ爆発ですねw アスカが来るまで大丈夫なのか〜?

レオンやリノアはともかく、虚数空間の4人が怪しいですねぇw

ヒントは普通は悪役じゃないだろと思うキャラだったりw

当ててみてください!メールでお待ちしてます。

次回、「School life? Boy meets people.」 お楽しみに!

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