注意

心臓の弱い方、
夢幻の戦士の作品だから大丈夫と思っていらっしゃる方、
自分の好きなキャラクターが変になるのが耐えられない方は
この話を読まない事をお薦めします。

それを承知で読まれる方、何が起こっても、作者には一切の責任がない事を
今この場で言っておきます。


それではどうぞ






唐突だが。

今、シンジとアスカは絶体絶命の大ピンチを迎えていた。

目の前に出せれたカレー。

見た所、それ自体に何ら問題はない。

匂いも見た目も申し分ない。むしろ完璧だ。

しかし一番の問題は、このカレーを誰が作ったかが問題なのだ。

二人は同時に、目の前で満面の笑みを浮かべながらこちらを見ている女性、葛城ミサトを見た。

スプーン持つ手が震える。

「アスカ、先に食べなよ…」

「シンジこそ遠慮なんかしないで食べなさいよ」

かれこれ15分ほどこんな遣り取りを繰り返している。

また視線をミサトに戻すと、彼女は幸せそうにビールを煽っている姿が目に飛び込んでくる。

(やっぱり食べない限り道はなしか…)

(そうよね、別にホントに死ぬって訳じゃないんだから…)

決意を固め食べようとしたその時、

「ほ〜ら、二人とも何遠慮してんのよ。
今日のカレーは特別に時間を掛けて作った、名付けて『ミサト特製スペシャルカレー』よ!」

カラ――ン

二人が持っていたスプーンが床に落ちる。

絶望と死への恐怖が若い二人を包み込み始めた。

今までとは違う…それ即ち、今までとは比べ物に成らない毒性を秘めていると言う事なのだ。

((こ、これは死刑宣告!!?))

もはや贖い切れない己の運命を呪いつつ、目の前にいる悪魔を青白い顔のまま見続けた。

ミサトはそんな視線を物ともせずエビちゅを飲んでいる。

何故こんな事になったのか!?

本当なら今日はシンジが当番の日だったのだが、何故か今日、ミサトの帰りは早かった。当社比較120%程早かった。

それに余程嬉しい事でもあったのか、至極上機嫌である。
そのためカレーを作り始めたらしいのだが、その味見役をかってでた(もちヤラされた)ペンペンは、白目を向いて仰向けに倒れている。それだけならまだ救いはあるだろう。

しかしペンペンは動いていない。

自発呼吸が出来ているのかさえ危うい状況だ。それを見てシンジとアスカは、背中に薄ら寒いモノが走った。

最早これまでと悟ったシンジは全てを告白する気になった。

「アスカ……」

「何よ」

「こんな時に言うのは何なんだけど、僕、アスカの事ずっとずっと前から好きだ。
だから天国へ行ったら僕と付き合ってくれるかな?」

「…出来ることなら生きている内に聞きたかったわ。この際だら言うけど私もアンタの事、好きよ」

「アスカ、死んでも一緒に居よう」

「ええ。シンジ、愛してるわ」

「僕もだよ、アスカ」

愛の告白を済ませると、二人は同時に頷いた。

そしてカレーを口に運ぶ。

パクッ×2


不味い


アスカとシンジは、カレーを口に運んだ状態のまま固まった。

まったりとしていて独特のクセがある究極の不味さが口一杯に広がり、それがタールのような流動感と共に喉の奥へと消えてゆく。

死人さえも一発で蘇生させてしまいそうな程の味であった。

ここまで来るとカレーですらない。

「でね、そんとき加持のヤツ何て言ったか知ってるぅ? ちょっと〜聞いてよ二人ともぉン」

その頃。ミサトカレーを食べたシンジとアスカは、マジでヤバいことになっていた。

「シ〜ンジ〜〜、おっきいダイヤモンドが見えるわよ〜〜」

「ア〜スカ〜〜〜、僕は空に蜜柑が見えるよ〜〜」

知らない世界に逝っているらしい…。






ミサトカレーの恐怖

〜 嬉しそうな人々 〜


by.夢幻の戦士









翌朝

「ミサト、二人の意識が回復したわよ」

「ホント、リツコ」

二人の姿は病院にあった。

どうやらリツコも夕食に招待されていた様で、異変に気付いたリツコの知らせで病院へと運ばれたらしい。

「まったく、心配かけないでよね」

「一時はどうなることかと思ったわ」

ホッと胸を撫で下ろしているミサトとリツコ。

廊下の方から複数の足跡が聞こえる。

多分シンジ達のクラスメイトだろう。

ムクリと起き上がるシンジとアスカ。だが何かが違った。

そう、二人の瞳はまるでサバンナに住む肉食獣のような。

「ナディアー」

「トップー」

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

豹変した二人を見て、ミサトとリツコは固まった。

今目の前にいるのは確かに見覚えのある碇シンジと惣流=アスカ=ラングレーのはずだ。

しかし、その頭には猫か犬の耳が付いておりズボンからは尻尾が突き出ていた。

頭のいいリツコは直ぐに状況の整理に取り掛かるが、そうなる前にシンジとアスカに張り倒された。

「ちょ、アスカどうしたの!?」

見舞いに来たヒカリは我が目を疑った。

親友であるアスカが、その保護者であり家族であるミサトにガブリと噛み付いているのだ。

「いたたた、アスカ痛いわよ! 離しなさいコラ」
 
一方リツコはと言うと、シンジにイジメられていた。

「ああ、シンジ君あなた何時からそんなテクを、あぁん」

・・・なぜ悶えているのかは謎だ。

「な、なにがどうなってるの・・・・・・」

ギロリ×2

「ひッ!!?」

ゆっくりとヒカリとの距離を縮める二匹。

詰め寄られるまま後ろへと下がる委員長ヒカリ。

そして部屋の隅に追い込まれた。

と、そこへ、

「「おおい、シンジぃ〜、見舞来たでェ(ぞ)」」

トウジとケンスケが、ドアから顔を覗かせた。

刹那

アスカは敵意剥き出しに二人に飛び掛る

「「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」」

シンジは嬉しそうな顔でヒカリに襲い掛かる

「きゃあああああああああーーーーーーーーーー!!!!!!」

それから数時間後。

部屋にはボロボロになった数名の男女の姿があった(中にはそうじゃない人もいたが)。

シンジとアスカは第三新東京市の中へと。
それからと言うもの、シンジとアスカは街中を爆走しながら、目につく物を破壊しまくっていた。

「フリクリー!?」

とアスカが言えば、

「カレカノー!!」

とシンジが答え、その後には荒らされた店の残骸が残るだけだった。

時刻は既に昼

何故こんな事に成ってしまったのだろう?

どうやら、ミサトカレーの余りの不味さのため凶暴な(奔放な?)別人にシフトしてしまったらしい。

そこまで不味いのか!? ミサトカレー!!

こうして『野生動物』シンジ&アスカは誕生した。

 
 
ネルフでは早朝から事態を収集するための作戦会議が開かれていた。

「さて、そもそもこういう事態になった要因は何だ?」

ゲンドウの重い声に小刻みに震えるミサト。一体自分にどんな処罰が言い渡されるのか?

リツコはそんなミサトの心情を知ってか知らずか、無情にも二人が野生動物になった原因がミサトが作ったカレーにあると告げた。

「以上の経緯により、二人が野獣化したと思われます」

「元に戻す方法はあるのか?」

「残念ながら今の所は何も・・・ただ、二人を捕獲して調べれば、何らかの手掛かりが掴めるかと」

ゲンドウはいつものポーズのまま微動だにしない。

全員が戦闘前に発せられる特有のプレッシャーに押し黙る。

「フフ・・・捕まえれば良いのだな」

意味ありげに微笑むゲンドウ。普段ならツッコミを入れる冬月もゲンドウと同じように笑っている。

室内は何とも言えない雰囲気に包まれた。

その雰囲気の中で、いつもは冴えない日向が声を上げた。

「司令・・・やるんですか?」

日向に続き青葉も、

「やるならお供します」

その目は怪しい輝きを放っている。いつの間にやら作戦司令室には、部署を問わず十数名の男達の姿が・・・。

ミサトも、この異様な光景に冷や汗を流している。

静かにゆっくりとした口調で、ゲンドウは口を開いた。

「諸君、狩りの時間だ(ニヤリ)」

『おおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!!』

ゲンドウ達は徐に制服を脱ぎ出した。制服の下からは、

「司令・・・その格好は一体・・・」

「見て判らないかね? 我々はハンターなのだよ」

シレっとした感じで、ミサトの問いに答える冬月。その姿は板についている。

3年前、ゲンドウが趣味と実益は兼ねて始めた狩猟。やがてメンバーも増え積極的に活動している立派な猟友会に成長していた。

「さて、葛城三佐には罰を与えなければな」

「ヒッ」

「彼女を“モカモカ”室へ連行しろ」

 「イヤああああああああああああああああああ!!! モカモカ室だけは、イヤああああああああああああああああ!!!!」

連行されるミサトを黙って見送るしかなかったリツコ。
 
ようやく口を開いたのは、それからきっちり1分後の事であった。

「なんなの・・・・」

「あれ? 知らないんですか?」

青葉だ。

「知らないわよ、大体モカモカ室って何なのよ」

「ではヒント」

今度は日向だ。

「ネルフの胸毛ランキング1〜10まで勢揃「もういいわ・・・・・」

このままでは精神汚染されかねないと判断したリツコは早々に自分の部屋へと戻っていった。
 
最後までこの事態を静観している余裕は、さすがのリツコも持ち合わせてはいなかったらしい。

だが彼女はある存在を失念していた。
 
ミサトカレーの被害者があの二人だけではない、ということを綺麗さっぱり忘れていた……。


かくして! 野生動物SAA(Sinzhi And Asuka)捕獲作戦、正式名称『第一次マタギ作戦』は開始されたのであった。










午後2時 箱根山山中

SAAは完全に野生化していた。

その周りをネルフ猟友会がぐるりと取り囲んでいた。

「こちらサンフラワー、こちらサンフラワー。第三班配置完了しました」

「こちらブルーリーフ、第二班配置完了しました」

次々と準備完了の令が届く。

「了解。これより『マタギ作戦』を開始する。諸君の健闘を祈る」

今からSAAを、勢子(獲物を追い込める人達の総称)部隊である日向率いる第三班がSAAを追い立て、
逃走防止部隊である青葉率いる第二班と連携してSAAを川へ追い込む。
 
さらに川の水で動きが鈍ったところをゲンドウ率いる第一班が仕留める。という伝統的手法で二匹を捕まえようとしているのであった。

作戦が開始されようとした、その時!!

ダダーーン!

山の中に乾いた爆音が響く。

「「フシャーーー」」

SAAはある一点に向けて威嚇を発している。その先には……。

「アスカさん、よくも私のシンジを!」

嫉妬で怒り狂うマナと、

「赤毛ザル…用済み、クスっ」

青白い炎を目に宿らせたレイの姿が。二人ともショットガンを携えている。

ガガガーーン!!

12番ゲージのスラグ弾がアスカへと撃ちだされる。

ひょいっ

簡単に避けるアスカ。悔しむマナ&レイ。逃げるシンジ。

「ふふ、やるわねアスカ。それでこそSALよ」

「SAL…いらない」

そう言う割には、かなり顔が緩んでいる。

(ここでアスカを亡き者にすれれば、シンジは私の物♪ 一緒にお風呂入ってェ一緒に寝てェ、それからそれから…)

(碇君…首輪とか首輪とか首輪とか…エンドレス)

二人が妄想を肥大化している間に、SAAは作戦通り川へ向かっていった。

「こちらサンフラワー。イレギュラーが発生しましたが、予定通り目標はそちらに向かいました」

『了解した』

と通信を切ろうとした時、

『そこの二人も獲物と承認認識。捕縛せよ』

パパパン!

レイとマナの額には麻酔針が、深々と突き刺さった。それでもエグい笑みを絶やさなかったのは、流石というか何と言うか…。

さて、川へ逃げたSAA。一体どうなったかというと……。

「「ぶぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

地獄に逝た。

河原に建てられた白いステージに燦々と降り注ぐライトの光。そのステージの奈落から浮かび上がってくる二つの影。……褌姿で。

一人はシンジの父親で、特務機関ネルフの総司令、最近ではお邪魔キャラと化した可愛い人、碇ゲンドウ。

そしてもう一人はゲンドウの恩師で、ネルフの副指令、最近ではあまりイイ目にあっていない薄幸なキャラ、冬月コウゾウ。

二人とも何故か、ピンク色のオーラに包まれている。しかも服装といえば……褌一丁で…。

ぴゅく、ぴゅく、ぴゅく、ぴゅくっ。

「ついに我々の時代が来たな、碇よ」

「…ふ、問題ない。全ては予定通りですよ。冬月先生」

さらにゲンドウの周りにはハートが飛び回り、冬月の周りには星が飛び跳ねている。

ぴゅく、ぴゅく、ぴゅく、ぴゅくっ。

ドブ川と同じ汚れた瞳に、いっぱいいっぱい黒いハートが映ってる。嬉しそうな二人の顔には、苦しそうな二人の顔がウォンテッド。

やがて流れ出す音楽に、二匹は金縛りにでもあったかのように動かなくなる。

その曲とは…

「♪ラーブリ―」

ピッ! ピッ!

「♪シンちゃん」

「♪アスカちゃん」

ピッ! ピッ!

「「♪しゅきしゅきだいしゅき」」

「「ふぎゃーーーーーー!!??」

SAAは、そんな二人のダンスを戦々恐々とした叫びを上げながら、見せられていた。

そんな事はおかまいなしに、GHトリオの変態殺人ダンスは続く。

「♪私のピュアーなハートはシンジのものよ、誰にだって上げないわ」

「♪私のラブリーなハートはアスカのものよ、誰かに上げちゃイヤンイヤン」

二人は両手を合わせグルグル回る、おめめキラキラ、ハートはポッポ。世界が二人のダンスで死んでゆく。

「「♪シンジ(アスカ)を見てると、胸がキュッキュキュ〜ン」」

クルっと廻ってお尻ふりふり

「「ああああああああああああああああああああ!! やめ…あおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」

どうやら意識が戻りかけているらしい。

でも、一度ノったゲンドウと冬月はやめられない止まらない。

「♪ラーブリ―」

ピッ! ピッ!

「♪シンちゃん」

「♪アスカちゃん」

ピッ! ピッ!


「「♪しゅきしゅきだいしゅき」」

ピッ! ピッ!

最後のサビの部分に入って、クルって廻ってターンして大ジャンプをする二人組。

「シンちゃ〜〜〜〜ん(ハート)」

「アスカちゃ〜〜〜ん(ハート)」

そのまま二人の唇に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶちゅ〜う。

おぇえええええええええええええええええ!!!

今度こそはっきりと、しかも確実に目覚めたアスカとシンジ。…哀れ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブクブクブク。

あ〜あ。ついに二人とも泡吹いて倒れちゃった。

可哀想に。さぞ気色悪かっただろうね。

「作戦…終了だな」

「ふ、問題ない」

そういう次元ですらないのだが。

大体、最初の作戦では生け捕るだけのはず。何故こんな気味悪い事に。

「そうか、そうだったな。ではお詫びにもう一回」

ごめんなさい、もう聞きません。

「大変です、市外に怪人と怪獣出現」

青葉が駆けて来る。

「情報に依りますと、怪人は『せんぱーーい、好きでィーす』と意味不明な声を発しながら、眼からの怪光線でビルや家屋を破壊しているそうです」

日向が状況を報告する。

「一方、怪獣はコンフォート・マンションから出現。辺り一帯を破壊しながら『すいかー! さいこー!!』という、これまた意味不明な叫び声を上げています。どうしましょう!?」

そうなのだ。実はあの夜、加持とマヤもあの食卓に呼ばれていたのだ。

あの夜、ミサトはシンジがカレーを作るから食べにこいと嘘をついていたのだ。まんまと騙された加持達は、ミサトカレーを食べ変身してしまったいたのだった。

「ふ、決まっているだろう。ネルフ特捜隊! 出撃!!」

『了解!』

嬉しそうに涙を流しながら、全員オレンジ色の服に着替える。

…ちょっと待てい! ここは山の中だぞ!?

それにネルフ特捜隊って何だよ!?

「…漢乃浪漫だ」

………………。

「はっぽぷーーん!」

今度は何だ!!?

「まっする冬月、参上!!」

まっする冬月って誰だよ!? しかもその七つのキズを持つ男以上の筋肉はなんだよ!?

「説明しよう」

あんたがするのかよ、ゲンドウ。

「まっする冬月とは、いつもは平凡な副指令である冬月の真の姿なのだ。その速度は弾丸よりも速く、その筋肉は超合金より硬いのだ!!
さあ行け、まっする冬月!」

「今行くぞ悪の怪獣め!!」

設定無視して飛ぶなよ!!!

「出動だ、諸君」

「はっ!」

あ、何勝手に戦闘機に乗り込んでんだよあんたら。

「ではさらばだ」

行っちゃった。

後に残ったのはシンジとアスカの屍のみ……。

いや、あと一人居た。白衣の彼女が・・・。

「ふふふ、このチャンスを待っていたのよ私は。さあ私のシンジ、一つになりましょう」

そう言って白衣を脱ぎだす彼女………



《終われ!》




後書き

最初はもうちょっと穏やか物を書くつもりだったんだけど、途中から壊れ物になっちゃった。

ごめんなさい。シリアスばっかり書いてると何処かで息抜きしないと私が壊れちゃうので。

ええっと、最初に言っておいた通り、この話を読んで剃刀メール等の迷惑メールは止めてください。

皆さん、見捨てないで下さい(T0T)

お願いします!


アスカ:目・・・アタシの目が汚された。(TOT)

マナ:GHトリオは駄目・・・もう駄目・・・。(TOT)

アスカ:おぇぇぇぇ、気持ち悪い。

マナ:ほんとに、気持ち悪い・・・。

アスカ:ミサトカレーから、なんでここまで・・・。

マナ:カレーの方が、ずっとマシだったわ。

アスカ:おぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。

マナ:わたし・・・死ぬかも・・・。おぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
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tokiwa35@hotmail.com

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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