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city EVA 〜 うなれ100tハンマー〜
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前回のあらすじ
ムサシ・リー・ストラスバーグはミサトの部下であり、麻薬密売組織のおとり調査をしていた、
そして取引の場所をつかんだのだが、一週間前、最後にマイクロフィルムにその場所を記録したと
連絡を入れ行方不明になる、そして今、アスカとマナの身に危険が迫る・・・・



中編その2 誠と嘘


フォーーーーーーーーーーーーン

パァーーーーーーーポォーーーーーーーーーパァーーーーーーーーーーーポォーーーーーーーーーー

サイレンを鳴らしながらミサトのルノーはムサシのマンションへと急いでいた・・・・・・・

フォーーーーーーキィーーーーーー

タッタッタッタッタッタッタッタ・・・・・・・

バタンッ!

「しまった・・・・・・・」

シンジがマンションに到着した時には、すでにそこにはアスカとマナの姿はなかった。

「まずいわね。」

すぐ後からやってきた、ミサトはつぶやいた、
シンジは部屋の中に入る、

「!」

そこにはロケットが一つ落ちていた・・・・・・シンジはそれを拾うと、中を見て言った、

「ミサトさんすいません、頼みたいことがあります・・・・・・」




とある場所・・・・・

「なにすんのよ!!レディーなんだからもっと丁重にあつかいなさいよ!!」

アスカの声が建物に響く、
チャイムが鳴った時、シンジだと思い込んでいたのでとっさの防御がとれなく、あえなく
マナ共々捕まってしまったのだ。

「少しは静かにしないか!」

黒服を着た男が痺れを切らして怒鳴ると暗い4畳ほどの部屋を出て行く

「べーーーっだ」

アスカは男が出ていった方にあっかんべーをした。

「アスカさん・・・・」

「へへっ・・・奴等、私を女だと思って甘く見たわね・・・・・よいしょっと」

そういうとアスカは後ろでくくられていた手を外すとマナの縄も外す。

「アスカさん凄いですね・・・・・。」

「まあ、いろいろあったからね・・・・。」

「でもこれからどうするんです?」

「フフ・・・奴等アタシのボディチェックをしなかったのが運の尽きね・・・・・・
まあ、しようとしたらその場でぶっ飛ばすけどね・・・・・・」

「ハハハ・・・・・・・」

シャキーーン・・・・・・100tハンマー!!登場!!

ドカン!

100tハンマーは力なく床にめりこむ・・・・・・・

「・・・・・・・・・・そんな・・・・100tハンマーが使えない!!」

アスカは100tハンマーを支えることができずに、その場に落としてしまったのだ。

「・・・・じゃあこれは?」

”こんぺいとう<シンジ浮気はゆるさないわよ!すぺしゃるば〜じょん”
を取り出すアスカ・・・・・・

ドコーーーーン!

「これも・・・・・だめ?・・・・・・・・」

アスカがハンマーつかえない!!アスカ最大のピンチ!!
つづく・・・・・・・<ナレーションby作者
















「なーーに!言ってんのよ!!こんなんで終わったら、読者が怒るわよ!!」

「ア、アスカさんだれに話してるの・・・・・・」

「まあいいわ・・・・・それより本当にまずいわね・・・・・・・」

ガチャ

扉が開く・・・・

「おまえら!どうやって縄ほどいたんだ・・・まあいい、ボスがおまちだ」

黒服の男はそういうと、アスカたちに縄をかけ、部屋からつれだす。



倉庫らしき場所の外・・・見張りらしき男が立っている。

「あ〜、見張りなんて・・・・・やられ役だよな・・・・・」

「そうだよね。」

「ああ、やっぱりそう思うよな・・・・・・!!なんだおまえ!!」

「あっ、どうも。」

ドコッ!!

「うっ・・・・・・・」

「まったく、注意力が足りないな〜あ。」

シンジは倉庫らしき場所までやって来ていた・・・・

カシャッ
カシャッ

シンジが銃を構える・・・シンジの後ろから近ずいてきた男も銃を構えた・・・

「君は・・・たしか・・・」

「俺をしっているのか?」

「ああ、これを・・・・」

シンジはさっき拾ったロケットを差し出した、

「これは!!・・・マナはどうした!!」

「奴等につかまったよ・・・・」

「なにっ!・・・・おまえ!」

男は銃の引き金に指をかける

「・・・ミサトさんに、そのロケットの中身は渡しておいた・・・」

男は銃をおろす

「葛城課長をしってるのか?・・・君は?」

「俺は碇シンジ、霧島マナに依頼され君を探していた・・・まあ今は事件に巻き込まれちゃったけどね。」

「そうか・・・心配かけたなマナ・・・俺は、ムサシ・リー・ストラスバーグ・・ムサシでいい。」

「俺もシンジでいいよ。」

ムサシはロケットを内ポケットにしまい、つづける・・・

「協力してくれないか?」

「ああ、そのつもりだ。」

二人の間には言葉にできない友情がうまれていた・・・二人が同じ目的のために動いているためか?
それとも、同じタイプの人間だからか・・・・・・

つづく

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あとがき
あ〜あ、どこまでつづくんだ〜本編より長くなちゃうんじゃないのか?
アスカはなぜハンマーがつかえなかったのか?まあ普通むり!100tだもんね〜
でも使えるときがある・・・それは・・・(ヒント・・・こんぺいとうに書いてあったこと・・・)


マナ:ムサシさん! city EVAのサイドストーリー中編2の投稿ありがとうございます。

アスカ:100tハンマーが効かない・・・。

マナ:なんとかしてよ! このままじゃ、シンジとラブラブになる前にやられちゃうじゃない!

アスカ:だ、大丈夫よ。シンジが助けてくれるわよ。

マナ:あぁ、早く助けて! アスカなんてどうでもいいから・・・わたしを助けて・・・。

アスカ:何ふざけたこと言ってるのよ! ムサシも出てきたんだから、いいかげん婚約者の元へ帰りなさいよ!

マナ:この設定が、最大の難点ねぇ。

アスカ:どこが難点よ! だいたい、アンタは最初っからムサシと恋仲なんだから、ムサシを待ってたらいいのよ!

マナ:フフフフフ、きっとムサシさんが最後はなんとかしてくれるわ。

アスカ:は?

マナ:あ! 作者のムサシさんのことよ。

アスカ:まったく・・・ややこしいわね。

マナ:そんなこといいから、さっさとこの危機をなんとかしてよね!

アスカ:本当よ! シンジ! アタシの体に傷がつく前に助けにこないと100tハンマーおみまいするわよ!!!
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