これもまたEVA?

第弐十壱話 掃除

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ゲージ

そこには、ユイ・キョウコ・リツコ・マヤが修理中のEVAを眺めていた。

「しかし、2機増えたのに、全然シンジやアスカちゃんの役に立っていないわね。」

「ユイ、それは無理ってものじゃ無いの? ミサトちゃんの直属部隊よ」

「確かに・・・最近では訓練より農作業の方で汗を流しています。 ミサトが給料を継ぎ込んだから、生活費が無くなった

 そうです。」

「葛城さん、不潔です。」

「マヤ! 今の話の何処に不潔な・・・・・・・って、ミサトの部屋は確かに不潔よね」

リツコは、溜息交じりで言った。

「それより、りっちゃん。 雑用部隊のEVA四機は、どう言う状態なの?」

「零号機・四号機は、両手を切断され腹部にも強いダメージを負っており大破です。 試作機・参号機は、その上に

 頭部切断と胸部に強いダメージを負っており、こちらも大破です。」

「全く、使えないわね。」

「ユイ、シンジ君やアスカちゃんの盾なんだから、しょうが無いじゃないの。

 それより、修理状況は?」

「現在、切断された部分の接合作業に入っています。 修理完了迄3週間って処です。」

「三週間か・・・その間に、使徒が攻めて来なければ良いわね。」

「本当ね・・・そうそう、りっちゃん。 この四機の装甲だけど、溶接するのも馬鹿らしいから、リベット留めにしなさい。

 そうすれば、工期も繰り上がるでしょう。 どうせ、直ぐに壊すんだから簡略しないと。」

「そうね。 それと、天蓋部分の修理は?」

「其方の方は、完全に復旧が終わり、現在地表部分の整地を行っています。」

マヤが資料を見ながら応えた。

「ジオフロント内の状況は?」

「此方の方も、大半が終了しました。 只、家庭菜園が大規模になっております。」

「全く、許可も得ずに・・・」

そして、4人は溜息交じりで発令所へと戻って行った。

 

発令所

4人が発令所に戻って来ると、シンジとアスカがちゃぶ台でお茶を飲んでいた。

ミライは、シンジの膝の上で丸くなって猫の様に寝ていた。

アスカがそれを睨んでいたのは言うまでも無い。

「シンジにアスカちゃん、悪いわね。 待機任務なんて。」

「良いよ、母さん。 こうしてノンビリと出来るんだし。」

「そうですよ、お義母様。」

「そう言って貰えると嬉しいわ。」

ユイとキョウコは辺りを見回した。

「シンジ君、ミサトちゃんは?」

「ミサトさんなら、アルバイトとか言って独房の監視をしていますよ。」

「ミサトも馬鹿だから、バイトしないと暮らして行けないって言っていたわよ。」

その時、NERV中に警報が鳴り響いた。

「何なの? 日向君!?」

キーボードを叩き、情報を収集していた日向が叫んだ。

「脱走です! 独房に入れてあった、時田元博士が脱走しました!!」

「脱走? 直ぐに、武装保安要員に取り押さえる様に伝えなさい!!!」

「・・・無理です!」

「何故?」

「脱走は、4時間前です。 既に、NERV本部から出ています。」

「MAGIの情報ですと、30分前に第三新東京市から脱出しています。」

発令所に重たい空気が流れた・・・

「独房の監視員は何をしていたんですか!?」

「一寸待って下さい・・・・・・判りました!! えびちゅを飲んで寝ていました!!!」

「「「「「えびちゅ??」」」」」

「はい、そうです。 この騒ぎでも起きずに、寝ています!!」

主モニターには、酒盛りをしてそのまま寝ているミサトが映っていた。

「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」

「日向さん、ミサトさんは何時から酒盛りを?」

シンジに問われて、MAGIの情報を引き出した。

「酒盛りは・・・昨夜から4時間前迄です。」

「脱走の直前迄?」

「いえ、葛城二尉が独房から出して、一緒に酒盛りをしています。」

ミサトが独房のドアを開けている姿が映っていた。

「・・・・減棒かな?」

「・・・降格じゃない?」

「無様ね」

「自宅謹慎して貰いましょうか。」

「当然、その間の給料は無しと言う事で。」

「ジオフロントへの立ち入りも禁止しないと!!」

こうして、ミサトの1ヶ月自宅謹慎が言い渡された。

日向達作戦部の人間と加持が喜んだ。

加持が喜んだのは、ミサトが居ないので本部内でのナンパが上手く行くと考えたからである。

最も、以前ミライにした仕打ちを職員は忘れて居ない為に、ナンパが上手く行く筈も無かった。

その為に、加持の頬には季節外れの紅葉が咲きまくっていた。

 

「さて、ミサトの処罰が終わったけど・・・四馬鹿は如何するのよ!?」

「畑仕事をしているね・・・」

「生きるためにね」

「折角だから、そのまま農作業にセイをだして貰いましょう!!

 但し、訓練の一環で重りを付けて♪」

そうして、四馬鹿の面々は体全体に30kgの重りを付ける事になった。

重りを付けられ四苦八苦している姿を、ミライが武装保安要員を連れて、連日笑いに行っていた。

一度、頭に来たトウジがミライを叩いたが、その場で武装保安要員にたこ殴りにされ、その後ユイ・キョウコ・リツコ・

シンジ・アスカの5人に拷問の様な折檻を受けた。 それ以降、ミライに手を上げる事をしなくなったのである。

後日トウジは、「あれは、拷問そのモノやったで・・・よく命があったもんや」と語っている。

 

ミサトは、自宅謹慎になってから音信不通状態が続いていたが、加持を覗いて誰も心配をしていなかった。

大半の人間は、居ても居なくても一緒だから気にも止めて居なかった。 四馬鹿たちは、ミサトが居ない事より

農作物の出来具合の方が気になってそれ処では無かった。

そして、謹慎期間も半分が過ぎた時、加持は食料を持ってミサトの家を訪ねた。

加持の心の中には、純粋にミサトを心配している部分も在ったが、大半はナンパが上手く行かずに溜まっていた

モノをミサトで吐き出したかったと言うのが占めていた。

そして、加持はミサトの家の前に着いた。

「最近、葛城から連絡が無いけど・・・生きているのかな?」

そう言って、加持はミサトの家の玄関を開けた。

尚、加持はミサトから合鍵を貰っていたのである。

「よお、葛城。 生きているか? 食料を持って来てやっ・・・・・・たって何だこの有様は!?!?!?!?」

そう、加持の目には、山積みされたゴミの山々が見えていたのである。

「葛城、何処だ!? 生きているか?」

加持は、慌ててミサトを探し出した。

その時、ゴミの山の一部が崩れてミサトが出て来た。

その様は、地底から出てくる怪獣の様であった。 流石の加持も後ずさりをした。

「葛城・・・か?」

「そうよ、何を言っているのよ。 加持君」

「いやな・・・それよりコレ差し入れだ。」

そう言って、加持は差し入れを渡した。

中身は、米(10kg)レトルト食品、畑で取れた生野菜であった。 当然えびちゅも入っていた。

「有難う、加持君。 出来れば調理してくれると嬉しいけど」

そう言いながら、早速えびちゅを飲みだすミサト

「しかしな・・・葛城。 この有様では、料理処では無いぞ・・・最後に掃除したのは何時なんだ?」

「掃除? 確か、分裂君の時かしら?」

「それって・・・半年以上前の話じゃ無かったか?」

「それ位になるわね。 懐かしいわね。 レイと変態の給料を食費に当てて豪遊出来たわね。」

ミサトは遠い目をしていた。

加持は、呆れた顔をしていた。 そして、顔には出していないが、ミサト以外の女性と結婚しようと心に決めた瞬間であった。

そうして、ここに葛城邸大掃除計画がスタートした。

加持は、先ず人手を集める事にしたが、最近のミサトの人望の低下が著しい為に、思うようには集まらなかった。

加持は、先ずにシンジとアスカに手伝いを申し込んだ。 これは、シンジとアスカの人望で人が集まる事を望んでいたのだが

アスカの一言で流れた・・・

「何でアタシ達が、あのビア樽の部屋を掃除しないとイケナイのよ!! 

 それに、あんたがこの間ミライにした事を許した訳じゃないのよ!!」

と言われ、平手まで貰う始末であった。

次に加持の向かった先は、大学時代からの友人のリツコの所であったが、やはり此処でも断られた。

「四馬鹿達の機体の修理と、ミライちゃんの新型のヌイグルミ製作が佳境なの、邪魔をしないで貰いたいわ!!

 それに、彼とのデートもあるし♪」

そして次に向かったのが、発令所のオペレーターの処であった。

此処でも、とうぜんの如く断られていた。

「何で、ミライちゃんを泣かす様な人の頼みを聞かないといけないんですか!!」

「本人にやらせれば良いでしょうが!!」

等の返答しか戻って来なかった。

仕方が無いので、加持は自分の部下に命令したが、拒否された。

「我々の仕事は、無能の作戦部長の部屋掃除などではありません。 碇・惣流家の安全を守る事です。」

「前回の事件があってから、我々も暇ではないのです! 司令室室長の護衛の強化に大半の人員を割いていますから。」

「おい、そんな話俺は聞いていないぞ!?」

「当然です、襲った張本人の耳に入れる訳が無いじゃないですか!! 既に我々は、総司令・副司令の直属なのですから。」

加持は、実権が既に自分に無い事を悟った。

結果的に、集まった人手は、四馬鹿カルテットのみであった。

それも、西瓜を分けると言う交換条件であった。

又、加持が人手を集めている時、ミサトはゴミの中でえびちゅを飲んでいた。

 

同じ頃、加持の畑

ユイとキョウコに見守られ、楽しく西瓜割りをしているミライの姿があった。

「右よ右!!」

「そのまま真っ直ぐ!!」

「「其処よ!! 力いっぱい叩くのよ!!!」」

「えい!!」

離れた処で見ていた、武装保安要員達もホノボノとした雰囲気に包まれていた。

 

再び葛城邸

ミサトと加持、それに四馬鹿カルテットの6人がジャージ姿で居た。

最も、一人は年中ジャージだが・・・

「さて、それでは掃除を始めよう。 後で、報酬は渡す。

 では、相田君と鈴原君は空き缶を潰して袋に詰めてくれ。 その際、スチールとアルミに分別する事を忘れん様に。

 最も、全部アルミだと思うが・・・空き缶は、知り合いの業者に渡して金に代えるから、他のゴミと分けておいてくれ。

 レイは、洗濯をお願いする。 マナは台所だ。 葛城は、バス・トイレだ。 俺はリビングをする。

 何か質問は?」

「1尉殿、自分が洗濯をしたいであります。」

(葛城さんの生下着・・・売れるぞ!!)

「その提案は、却下!! 他には・・・無い様なので掃除開始!!!」

そうして6人は掃除を開始した・・・

 

case マナ

台所の惨劇を見て、溜息しか出てこなかった・・・

「見ていても終わらないから・・・さっさと片付けるとしますか・・・・」

そうして、マナは掃除を開始したのだが・・・何処から手を付けて良いのかが判らなかった・・・

「取り合えず、缶は廊下に放りだしましょう。 あの二人が回収してくれるだろうから。」

そう言って、空き缶を放りだした。

あらかたの空き缶を放り出した時には、廊下が通行止めとなっていたがマナは気にせず次の仕事に取り掛かった。

「テーブルの上を片付けないと、食器を洗っても置き場に困るわね。」

テーブルの上を片付けるダケでも、1時間を要した。 何回拭いても、雑巾が真っ黒になった為である。

終いには、洗剤を原液のまま垂れ流して、汚れを浮かしてから拭きとっていた。 それでも、数回を要したが・・・

実際、台所だけで9時間を要した。 シンクの中には、藻が生えておりボウフラも生息していた。

当然の事ながら、茶羽の生物(ゴキブリ)も大量に確認された。

 

case レイ

部屋のあちらこちらから、ミサトの洗濯物を発掘し洗濯を開始していた。

「何で、こんなトコに下着が落ちているのよ!!」

レイが、下着を発見した場所は、玄関であった。

それ以外にも、普通無いと思われる場所から発掘された。

シーツも洗濯しようと剥がしに行ったら、寝ながらえびちゅを飲んでいた為か、布団からえびちゅの香りがしていた。

レイは、直ぐ様布団を干したが、布団のあった場所はカビだらけであった。

そして、洗濯作業が全て終わったのは6時間後であった。

乾燥時間は含まない。 汚れが酷かった為に、何度も洗い直していた為である。 内何点かの洗濯物は、洗濯を諦め

廃却処分と化した。

 

case ミサト

風呂場とトイレだけと高をくくっていたが、予想は大いに外れていた。

最も、毎日の様に使うのだから判りそうな気もするが・・・

「何で、私がこんな事しないといけないのよ!!」

他の5人が聞いたら、問答無用で怒りそうな気もするが・・・

ここは、他の場所に比べ範囲が狭いと言うのと、洗剤を拭き掛けて置けば結構汚れが落ちるから楽であった。

でもミサトはえびちゅを飲みながらであった為に、6時間を要した。

普通に清掃しても1時間半位で終わる筈であったが・・・

 

case 加持

リビングの惨劇も酷かった・・・脱ぎ散らかした服・下着・・・コンビニ弁当の空容器、空き缶、食器・・・

ありとあらゆる物が揃っていた。

加持は、先ず洗濯物をかき集めレイに渡し、空き缶を集めるのと同時にコンビニ弁当の空容器を集め、食器を

台所へと持っていった。

尚リビングでのゴミの大半は、えびちゅの空き缶であった。

ここの清掃に9時間を要した。 応援部隊が来てもである。

そして、加持はミサトとの結婚を真剣に考え直していた。

 

case トウジ&ケンスケ

各部屋から集めた、空き缶を潰して袋に詰めていた。

「しかし、加持さんの言う通りにアルミ缶だけだな・・・」

「そうやな・・・やっぱ、嫁はんは家庭的がええな」

「同感。」

そう言う会話をしながら、ひたすら単調な作業を行っていた。

最も、トウジはマナとの結婚生活を、ケンスケはレイとの結婚生活を思い浮かべていた。特に夜の・・・

そして、ここの作業が終了したのも9時間後であった。

 

9時から開始した掃除も18時の時点で、ミサトの部屋を残すだけとなった。

休憩も取らずに昼も食べずに作業を行った結果である。

掃除も終わりが見えた処で、加持の奢りでコンビニ弁当を全員で買いにいった。

その帰りに、買い物帰りのアスカ・シンジ・ミライと出合った。

「あら、全員揃って何してんのよ!?」

「何って、葛城さんの部屋の掃除よ!!」

「今は、食事を買いに来たんだよ!!」

そう言って、弁当の入った袋を見せびらかすケンスケ。

シンジは

「で、ミサトさんの部屋は綺麗になったの?」

「後は、ミサトさんの部屋だけよ。」

「へ? 未だ終わって居ないの??」

「そう言うなよ、空き缶だけで特大のゴミ袋が数十個あるんだぞ。」

「それ以外にも燃えないゴミや燃えるゴミがあるんだから・・・」

ミサトは端で、小さくなっていた。

「ミライ、アンタはチャンと片付けられる様にならないと駄目よ!!」

「うん、ミライはミサトおばちゃんとちがうもん!!」

アスカの様に、腰に手をあて胸を張って応えた。

「じゃあ、帰ったら自分の部屋の掃除だね。」

「うん♪」

「シンジ達は、何しているんだ?」

「僕達は夕飯の買い物だよ。」

「シンジは何を食うねん?」

「アタシ達は、すき焼きよ!! お肉タップリのね♪

 シンジ、こんな奴ら置いて早く帰りましょ。 ママ達が待っているわよ。」

「そうだね。 リツコさんやマヤさんや日向さんも来るって言っていたしね。」

「じゃあね♪」

ミライが見下した様に挨拶をすると、三人は帰って行った。

残された6人は、敗北感に満たされていた。 食欲は満たされていないけど・・・

 

数十分後、何とか復帰した6人はミサトの部屋に戻って、日付けが変わる前に掃除を終わらせた。

その日は、全員リビングで雑魚寝をした。 全員疲れていた為に泥の様に眠っていた。顔の上を茶羽の生物が

這いずり回っても気づかない位に。

翌日、バルサンを1ダース炊いた事を追記しておく。

 

後日、報酬を貰いに加持と四馬鹿カルテットが加持の畑に行くと、無残にも粉砕された西瓜が転がっていた。

そして、涙を流しながら見ていた加持は、報酬が無いと判った四馬鹿カルテットに袋叩きにあった。

 

続く

 

おまけ

アルミ缶を売ったお金で、皆にすき焼きを奢る羽目になったミサト。

その食材を買いに行く途中にある酒屋で、ミサトは「本数限定スーパーえびちゅ入荷!!」と言う張り紙を目にしてしまった。

それを見た瞬間に、すき焼きの事等頭の中から綺麗サッパリと消えてしまい、酒屋へと走って行った。

「本数限定スーパーえびちゅ下さい!!」

「おや、葛城さん。 元気していましたか?」

返事をしたのは、この店の主であった。

「そんな事より、スーパーえびちゅ!!」

「お金はあるんですか? もうツケでは売りませんよ。」

ミサトは、すき焼きの材料を買うお金を見せた。

「ほら、これだけあるんだから売りなさいよ!!」

だが主は、お金だけ受け取ると領収書だけを渡した。

「一寸! 何なのよ!! 領収書なんかじゃなくてえびちゅを寄越しなさいよ!!」

ミサトは、血走った目をしながら主に詰め寄った。

「葛城さん、このお金はツケの返済の一部とさせて頂きます。 未だツケは残っているんですから、早く

 返済して下さいね。」

ミサトは呆然となっていた。 そして、主の止めの一言が

「それに、スーパーえびちゅは全部、シンジ君が買い占めちゃいましたし。」

「え!? シンジ君が??」

「ええ、葛城さんと違って、現金一括で♪ コレから配達しに行くんですよ。」

そう言うと、主は車に乗り込み配達へ向かった。

残されたのは、すき焼き代を借金返済に使い込んだ燃えカス同然のミサトだけであった。

そして、この後四馬鹿に袋叩きに遭うのだが・・・それは別の話。

 

後書き

みゃぎどす。

何だか、関係の無い話になってしまった・・・アスカとシンジの出番も少なかったな・・・

次回は、昔話!! アスカとシンジの出会いです。

では。

 

 


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