これもまたEVA?
第弐十五話 裏切
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刹那の転入により、四馬鹿カルテットの生活が一変した。
今までは、偶に学校に行って後は農作業に精を出していたのだが、今では刹那が学校を終えてNERVに来るまでに
農作業を終わらせ、それから刹那の地獄の特訓が始まる。
特訓は、ハッキリ言って刹那の憂さ晴らしと言っても良かった程激しかった。
毎日の様に、ヒカリに告白をしようとするのだが・・・何時も良い処で邪魔(アスカ)が入り告白が出来ないでいた。
そして、特訓の合間にシンジに愚痴を溢すのであった・・・
刹那の地獄の特訓のお陰で、四馬鹿カルテットの実力は僅かであるが上昇しだしていた。でも、偶にミライに殲滅
させられている姿を目撃されている。 その姿をMAGI(ナオコ)が全て記録に残していた。 どうもSecond写真集は
”戦うミライ”がコンセプトらしい・・・ ゼーレもMAGI(ナオコ)から送られてくる記録を見て、涙を流して喜んでいた。
当のミライも又、シンジとアスカの修練に付き合い、技を磨いていた。
そして、四馬鹿カルテット以上のスピードで上達しているのである。 生まれ持っての才能か血の成せる技である。
その風景を、お茶を飲みながら見物しているユイとキョウコに総帥と刹那の弟瑠璃。
瑠璃は、刹那が落ち着くまで総本部に居たが、一人で第三新東京市へとやって来たのである。
四歳なのに、ミサトと違い道にも迷わずに・・・
「シンジもアスカちゃんも凄いわね・・・」
「ホンと、ドイツ時代より遥かに上達しているわね。」
「しかし、ミライちゃんも凄いな・・・」
「「私の孫ですから当たり前です!!」」
ユニゾンで即答するユイとキョウコ。
「ミライちゃんかわいい・・・」
顔を赤くして、ミライを見つめる瑠璃。
瑠璃も又総帥から指導を受けて、それなりの腕前なのだがユイとキョウコ、アスカの血を受け継いでいるミライ
の前では、霞んでいる。
ユイとキョウコは、瑠璃をミライのお婿候補に上げていた。 シンジとアスカには黙って・・・
この時リツコは、彼と湖畔のデートをしていた。
この時の映像も又MAGI(ナオコ)に依って記録されていた。
発令所では、盗まれた量産機の行方と戦自の動きに注意していた。
だが、量産機の行方は依然と判明しなかった。 戦自は、室内戦闘の訓練に伴い機甲師団も合流しているのが
判明し、NERV本部内に数々のトラップが仕掛けられていた。
尚、トラップの作成者は、ユイ、キョウコ、リツコの三人であった。
発令所でスイッチを押して初めて動作を開始するタイプである為に、普段は何も心配する必要が無かった。
その上、各ゲートや通風口は全てセンサー及びカメラが仕掛けられ異常があれば直ぐに、警報が鳴る様
になっていた。 又、各職員にも対人戦闘訓練が行われ、攻められた時の自衛手段確保にも抜かりは無かった。
そして、神威流の使い手も又、各々自分の戦い易い地点を探していた。
神威流には、迎撃任務と敵本陣の強襲が言い渡されていた。
そんな状態であるから、ミサトの失踪と言う事に誰も気が付いて居なかった。
最も、平時でも気が付く人間は少ないが・・・
そんな日が一ヶ月も続いたある日・・・(途中に中間試験があったが四馬鹿は全滅。 シンジとアスカは何時もの
通りトップ。 転入したての刹那は、ヒカリとの勉強会にて11位。 ヒカリは10位であった。
刹那とヒカリの勉強会は、シンジとアスカが仕組んだモノであった。
ヒカリの家で勉強会を行う様に、ヒカリを誘導して皆で押しかけた後に、呼び出された様にシンジとアスカは帰って
行った。 そして、刹那とヒカリは二人っきりでの勉強会を行う事が出来た。 後日、シンジは刹那から、アスカは
ヒカリから奢って貰えた事を追記しておく。そして、ミライとシンジの誕生日もあった事を付け加える。)
NERVから帰宅途中のレイとマナの前に、一人の男が第九を口ずさみながら佇んでいた。
銀髪、赤目のその男は、レイとマナを見つけると声を掛けて来た。
「やあ、美しいお嬢さん達。 僕の名は、渚 カヲル。 一寸、道を教えて欲しいのだけど・・・良いかな?」
レイとマナは”美しいお嬢さん”の言葉にトリップしていた。 レイは、アスカが来るまで、女王として君臨していたが
今では完全に落ちぶれていた。 マナに居たっては、そう言う事を言われた事が無かった。
そして、浮かれている二人はカヲルと一緒に夜の闇へと消えて行って、戻って来たのは翌日の夜の事であった。
その間何が合ったのかは不明であるが、カヲルの部屋で過ごしていた事だけは判明している。
当然、現在恋人(自称)のトウジとケンスケは二人に詰め寄ったが、逆に言い負かされた上に、別れ話を持ち掛けられ
て、泣いて撤回を要求したが二人共荷物を纏めて出て行ってしまった。 二人の向かった先は、当然カヲルの部屋
であった。 四馬鹿カルテットの解散であった。
その後も二人は、カヲルの部屋から出て来ないで、学校も辞めNERVにも顔を出さなかった。
その事を知ったNERVでは、以前に行われていた賭け(十六話参照)に決着が付いた事を知った。 そして、正解者の
シンジとミライに配当金が手渡された。 トウジとケンスケは酷く落ち込んでいたが、刹那の特訓と言う名の憂さ晴らし
の餌食となっていた。
「一寸は手加減ちゅうもん知らんのか!?」
「そうだ!! 神威流初段の俺たちに訓練等必要ない!!」
そう言った矢先に、トウジはミライに、ケンスケは瑠璃に瞬殺された。
「何か言う事あるか? 二馬鹿。 3歳児と4歳児にやられて偉そうに言うな!! 偉そうに言うのなら、一手でも反撃
してみろ!! 無抵抗でやられるなボケ!!!」
「誰がボケじゃ!!!」
「お前だ、ジャージ馬鹿!!!」
「幼児と思って油断しただけや! オドレやシンジやったらワイらの勝ちや!!」
「じゃあ、俺とするか? お前らは二人同時で良いぞ。」
「トウジ、イッチョやってやろうじゃないか!!」
「オウ!!」
そうして、刹那VSトウジ&ケンスケの戦いが始まった・・・が、モノの数秒で決着は付いた。
「おい! 何か言う事は無いか? 無ければジオフロントの壁沿いに10周全力で走って来い!!」
「・・・くそ〜腹さえへってなければ、オドレの一人や二人軽くいてこます事が出来るちゅうに!!」
「俺様も失恋のショックさえ無ければ・・・」
「・・・じゃあ、予定を変更して組み手をする。 相手は、シンジとアスカ君にして貰おう。」
そう言って、携帯電話でシンジ達を呼び出した。
暫くすると、シンジとアスカ、ミライそれと瑠璃も一緒に現れた。
「あれ? 何で瑠璃が一緒にいるんだ?」
「刹那・・・瑠璃も寂しいんだよ。環境が変わって落ち着かないんだから、歳の近いミライと遊んで貰っていたんだよ。
それに、ミライも歳の近い子と遊ぶのは初めてだしね。」
「そうか・・・すまん。 瑠璃、良い子にしていたか?」
「うん、していたよ。」
瑠璃はハッキリと答えた。
「で、アタシ達を呼び出して何をさす気なの?」
アスカは、呼び出された内容が気になっていた。
「それなんだが、二馬鹿の組み手の相手をして欲しいんだ。 神威流の初段と言う事を鼻に掛けてまともに訓練を
受けようとしないから・・・」
アスカはニヤリと笑って
「手加減無しで良いんでしょ?」
「それは、勿論! 手加減されたら訓練にならないからね。」
それを聞いたアスカは、シンジに向かって
「シンジ、あの二馬鹿はアタシに頂戴!! 日頃の盗撮の恨みを晴らしたいのよ!!」
アスカの顔は既に獲物を狩る猟師の様になっていた。
「良いよ。 もう何を言っても止まりそうも無いから。 でも、殺したりしたら駄目だよ。」
「了解♪ 了解♪」
アスカは常にシンジと修練している為に、自分の力がドレ位なのか判っていなかった。
「惣流! 綾波や霧島も喜んだ、俺様の寝技の冴えを見せてやるぜ!!」
「ワイかて、自慢の寝技を披露してやる!!」
その言葉に、シンジの怒りが爆発寸前まで来ていた。
アスカも又爆発寸前であった。
「二人掛かりで良いわよ。 アンタ達如き!!」
「その言葉、後で後悔するなよ!!」
「ワイらのテクニックに骨抜きになるなよ!!」
何か勘違いをしている、二馬鹿であった。
そして、訓練が開始されアスカは二馬鹿を甚振って遊んでいた。
そう、猫が鼠で遊ぶ様に・・・
数分後・・・息も切らせずに、平然としているアスカ。それとは、対象に血まみれでボロ雑巾の様な二人。
アスカは見下した様に
「何が寝技よ!! アタシに触る事すら出来ないじゃないのよ!! 見の程を知りなさいよ!! この二馬鹿!!」
ミライと瑠璃はこの一方的な苛めを見て
「ママすごい!! いつもパパといっしょだったからわからなかった・・・」
「ミライちゃんのママすごいね・・・ セツナにいさんいじょうだ・・・・」
とコメントを残していた。
シンジと刹那も又
「一寸、雑な所があるな・・・ もう少し技と技の連携を上手くしないと・・・」
「シンジ・・・凄いな、お前の奥さんは・・・・ 俺以上の使い手じゃないか!!」
当然の事だが誰も、二馬鹿の心配はしていなかった。
その頃、加持とミサト、レイ、マナはカヲルの手助けでとある場所で再開していた。
「君たちを、モノの様に扱っていたNERVに復讐をしたくは無いか?」
「NERVに? 何故?」
「私はしたい!! 減棒に継ぐ減棒で満足にえびちゅが飲めなかったんだから!!」
「それは、自業自得と言うんだぞ。葛城・・・」
ボゴ
加持はミサトに殴られ、壁にめり込んでいた。
「やれやれ、野蛮なリリンだな・・・好意に値しないよ。」
「私は、カヲルの言う事に従う。」
「私もよ!」
カヲルは満足そうに笑うと
「じゃあ、君たちにはこのシュミレーターをして貰う。 時期が来れば僕以外の人間が君たちを呼びに来る。
そして、NERVへの復讐が終われば、君たちは一躍有名人になれる。 富も名誉も男も女も選り取りみどりだ。
僕は、これから行かねばならない処がある故に、別れなければならない・・・」
「カヲル・・・又会えるよね?」
「君達が望めば、何時でも会えるよ。 僕には生と死は関係ないからね。」
そう言うと、カヲルは出て行った。
そうして、三人はシュミレーターを開始した。 加持は再起動が出来ていなかった。
カヲルの向かった先は、二馬鹿の処であった。 但し、コンフォート17へ行くと警備が厳重な為に、NERVからの
帰り道で待っていた。
トウジとケンスケが痛々しい包帯姿で現れると、カヲルが何故か”笑点”を口ずさみながら立ち塞がった。
「なんやわれ!? そこどかんかい!!」
「邪魔をするのなら、俺様達が血祭りに上げるぞ!!」
そう言って、二人はカヲルに向かって行った。 が、やはりやられた二人であった。
カヲルは、二人の足首を掴むと其のまま引きずって近くの公園に向かった。
公園に着いてから、30分程した時に二人は目覚めた。
「やあ、起きたかね。二人共。」
「きさんは!?」
「俺様達に何用だ!?」
カヲルは黙って二人に、お茶と幕の内弁当(6個)を手渡した。
「これは?」
「お腹が空いていたのでは、冷静な話し合いが出来ない。 それを食べてから話をしよう。
僕の奢りだから遠慮無く食べて・・・」
カヲルが言い終わる前に、トウジとケンスケは弁当に群がっていた。
「全く、意地汚いリリンだね・・・好意に値しないね」
そうして、10分後二人は久しぶりにお腹が一杯になった。
「ふ〜食った食った。」
「久しぶりに腹一杯になったわ」
「それでは、話を聞いてくれるか?」
「まあ、メシを奢ってもろうたから話位聞いてもええぞ」
「俺様も聞いてやっても良いぞ。」
食事を奢って貰っても尚高飛車な態度に出るトウジとケンスケ。
「好意に値しない態度だね・・・まあ良い。 二人には、2つの選択肢がある。」
「なんや?」
「二人共、NERVのやり方に賛同するのか? それとも我々と一緒にNERVを滅ぼさないか?
我々は、NERVと違って君達に給料を渡さないと言う事も無い。 チャンと君達に出す。(金額は少ないが・・・)」
別にNERVは、二人に給料を出していない訳ではない。ミサトが着服をしていただけなのである。
「しかしな・・・裏切ると言うのは・・・」
「男義に欠けるしの・・・」
カヲルは少し考えてから
「食事もまともに食べれるぞ。 農作業に精を出さなくても良いのだぞ。 空いた時間は好きな事が出来るのに・・・」
ケンスケとトウジは、裏切っても良いかな・・・と思い出していた。
カヲルは、後少しで落ちると思い、止めをさした。
「僕達の仲間には、可愛い娘が居るのだけど・・・」
この一言で、二人の心の中にある天秤は裏切に傾いた。
「メシの礼はせんとあかん!! ワシは、きさんに付いて行く!!」
「俺様もだ!!」
こうして、二馬鹿もNERVを裏切った。
カヲルは満足げに微笑んで、二人をレイやマナの居る場所へと連れて行った。
トウジとケンスケは、マナとレイの顔を見るなり発情した猿状態と化した。
カヲルは、再びその場を後にして、次の獲物の元へと向かった。
カヲルが選んだ次の獲物は、無謀にもミライであった。
カヲルは、事前にトウジとケンスケからIDカードを受け取っていた為に、簡単にジオフロントへと進入した。
ミライは、瑠璃とアスカと一緒に畑で野良仕事をしていた。
シンジと刹那は、四馬鹿カルテットとミサト・加持の失踪に付いての捜索会議へ出席していた。
カヲルは、ジオフロント内を探し回ってやっと、ミライを見つけた。
そして、何も考えずにミライに近づいて行った。 この行動に気が付いた三人は、直ぐ様臨戦態勢を取った。
そして、ミライに見とれていたMAGI(ナオコ)も異変に気が付き、ユイ・キョウコ・シンジに異変を知らせていた。
そして、三人は会議を放り出して走り出した。 シンジは先行して走り去って行ったが、ユイとキョウコは武装保安
要員1個大隊と神威流の人間を十人連れて向かって行った。 その中に神威流の総帥が居たのは当然である。
ミライの畑
カヲルは、辺りの空気も読めずに無造作にミライに近づいて行った。
「アンタ誰よ!? それ以上ミライに近づくんじゃないわよ!!」
やはり、最初に切れたのはアスカであった。
だがカヲルは、それを無視して尚もミライに近づきミライを抱きしめ様とした。
ミライは、その動きを感知して一瞬早くアスカの方へ逃げて居た。
「アンタ、ミライに何をしようとすんのよ!!」
だが、カヲルは無言でミライに近づき再び抱きしめ様とした時、横から瑠璃がカヲル目掛けて蹴りを放っていた。
だが、カヲルはATフィールドを展開してその攻撃を避けた。
「ATフィールド? アンタ何者よ!?」
「僕は、第17使徒 ダブリス 渚 カヲル」
発令所
突然のATフィールドに発令所は騒然となった。
「ATフィールド反応感知!!」
「場所は、ジオフロント内・・・・ミライちゃんの畑です!!」
オペレーターの悲鳴に近い叫び声が響き渡った。
だが、リツコは冷静に指示を出していた。
「モニターに畑の状況を映して!! 武装保安要員と
神威流の人間を向かわせて!! 急いで!!」
余り冷静ではなかったかも知れない・・・
映し出された映像には、カヲルと対峙しているアスカ・ミライ・瑠璃が映し出されていた。
そしてオペレーターが現状を報告した。
「武装保安要員1個大隊と神威流の人間が10人司令と副司令と一緒に現場へと向かっています。
シンジ君は後少しで到着します。」
「シンジ君も向かっているの・・・それに、それだけの人員が居れば何とかなりそうね。」
シンジが向かっている事が判ったので、発令所では一息付いた。
ミライの畑
「僕に、攻撃しても無駄だよ。 素直にミライちゃんを僕に渡すが良い。」
「アンタ、ミライを如何し様とすんのよ!!」
「ある人に連れて来る様に頼まれたのだけど・・・でも気が変わった。 僕の恋人にする。」
「は〜? アンタ馬鹿?? 歳の差がドレだけあると思っているのよ!!」
「僕にとって歳の差や性別は関係ないのさ。」
「・・・アンタ、ロリコンの上ホモ?」
「酷い言われ様だな・・・否定はしないけど。」
ミライは凄く嫌な気分に陥っていた。 そのミライを守る様に、瑠璃がミライの前に立ち塞がっていた。
アスカは、何時でも動ける様に重心を落とした。
そして、カヲルが一歩踏み出した時にアスカが動いた。
「死殺技 裂破」
行き成り死殺技を放ったが、カヲルはATフィールドを展開して防いだ。
「行き成り怖いね。 君は好意に値しないね。」
「アンタ何かに好意を持たれたく無いわよ!!」
アスカは更に攻撃を仕掛けた。
「乱刺」
蹴りを連打したが、やはりATフィールドで防がれていた。
カヲルは、アスカの攻撃が効かないと安心してミライへ近づいて行った。
だがアスカの顔は笑っていた。
そうして、アスカは
「神移」
カヲルの前から消えた。
カヲルはアスカが逃げたと思い込んで、ミライの元へ急ごうと動いた瞬間に衝撃を受けた。
アスカの上段蹴りがカヲルの喉に。 そして、やっと到着したシンジの蹴りがカヲルの延髄に決まっていた。
カヲルは、今迄浮かべていた笑みが消えて苦悶の表情に変わっていた。
そしてアスカはチャンスと見ると、躊躇せずに止めを刺した。
「最源流死殺技 神音」
ATフィールドの展開も出来ずに、カヲルは塵へと変わって行った。
カヲルの殲滅が終わった時に、ユイやキョウコ達が駆けつけた。
「アスカちゃん、ミライは無事なの?」
「そうよ、アスカ! ミライちゃんは大丈夫なの?」
皆は、ミライの方へ目線を向けると、ミライは守る様に立ち塞がっていた瑠璃とお礼を言うと仲良くお喋りをしていた。
それを見た全員は、争いの無い世界を作らねばと心に誓っていた。
そして、四馬鹿と加持・ミサトは逃亡扱いとなった。
某所
「ふふふふふ・・・見て居なさいよNERVの連中。 私を降格や減棒にした償いを受けて貰うわ。」
「赤毛猿を仕留めてシンジと夢の新婚生活が!!」
「シンちゃんとの甘い新婚生活が!!」
「腹一杯食って、オナゴに囲まれる生活を!!」
「「俺様専用のハーレムを!!」」
「出番を!!」
「妻と孫を我が手に!!」
勝手な事を言っている8人
だが、NERV侵攻の準備は既に終わっていた・・・・
続く
後書き
みゃぎです。
今回の翡翠瑠璃(ヒスイ ルリ)もシセンさんから設定を頂きました!!
次回は、謎の集団がNERVへ侵攻・・・ さて如何なる?
感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構 ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。 |