ああ無敵のシンジ様 in バースディ2

 

アスカがシンジに尽くすようになった理由は、『ああ無敵のシンジ様』&『続、ああ無敵のシンジ様』を読んで下さい。m(_ _)m

このSSは、『ああ無敵のシンジ様 in バースディ』の補足とおまけです。

中学2年生の誕生日は14歳でした。訂正します。m(_ _)m

 

 アスカの14歳の誕生日の次の日ことです。

 アスカは、左手の薬指につけたシンジから貰ったブルーサファイヤのエンゲージリングと横で寝ているシンジの寝顔をシミジミと見ながら思いました。

『幸せだな〜〜〜(ハアト)』

 

 そして、シンジの寝顔をつっきながら独り言をつぶやいた。

「シンジ様との出会いは・・・・・・」

 最初にシンジ様との出会いは、国連軍のオーバー・ザ・レインボーの甲板の上でだったわ。

 シンジ様の第一印象は、冴えないそこいらいる男の子。

 けど、シンジ様との同居生活でシンジ様の印象は、

『優しく人を傷つけるよりも自分を傷つけるを望む男の子』

『家事全般をこなす男の子』

『私を等身大で見てくれる男の子』

『私の想いを知らない鈍感な男の子』

と、変わっていったわ。

 

 段々とシンジ様に引かれていくにしたがってアタシの関心は、シンジ様に纏わりつく女性と私の想いを知らないシンジ様に向いていったわ。

 

 特にショタ3人組とファーストは、要注意だったわ。

  葛城ミサト。シンジ様の保護者としてシンジ様に纏わりつく存在

  赤木リツコ。エヴァの技術責任者、いつも私達を虐めるサドだわ

  伊吹マヤ。お嬢様趣味の隠れショタ、お姉様面をしてシンジに手を出すのね

  綾波レイ。何時もは何を考えているかわらない、けどシンジにだけ向けるあの笑顔は強敵だったわ

 

 その他にもあのシンジ様の優しい性格と笑顔に引かれて色々な挑戦者が、『私とシンジ様』に挑戦してきたの。

 特に戦略自衛隊の回し者の霧島マナは、強敵だったわ。後一歩でシンジ様は陥落するところだったわ。

 あの、ロボット事件以降、『シンジ様の安全はアタシが守る!』と心に決めたわ。

 そして、密かに対人用プログナイフを装備する様になったの。

 このプログナイフの開発は、リツコに『○ルカン○レッキーズ』で買収して作ってもらったわ。

 

 この様に毎日、日々イライラが募る状態で私は、あの問題の『10円ハゲ』になってしまったの。

 もちろんこの事は、皆には秘密よ。

 

   10円ハゲ:精神的ストレスが原因にて発病

         治療法は、精神的ストレスの解消と医学的治療

 

 私の幸運は、シンジ様はこの『10円ハゲ』に気づいてくれたことだわ。

 夏休み中シンジ様は、いつもアタシと一緒に居てくれて色々用事をかこつけて構ってくれたの。

 おかげで、精神的ストレスを解消してくれたの。

 シンジ様と過ごした夏休みは今までEVAと勉強しかないアタシには新鮮な1ヶ月だったわ。

 このシンジ様の献身的な介護?によりアタシの病気は完治したの。V(^^)V

 

 皆は、夏休みからずぅーーーとシンジ様が、アタシに家事をやらせていると思っているでしょう。

 ところが、あの優しいシンジ様は、アタシに毎月くる月のお客さまの1週間の間だけは、家事どころか付きっ切りで看病してくれたわ。

 

 シンジ様のお世話をする様になって、シンジ様の唯一の欠点のファッションも私がコーディネイトでバッチリ解消したし、

 休日のデートも夏までとは違い、堂々と腕を組んで歩いてくれる様になったわ。

 

 さて、あの1週間のシンジのプレゼント事件は、日本の諺にもある『飴とムチ』に習い、ショタ3人組とファーストへは、お歳暮を送ったわ。

 まあ、アタシも日本に来てテレビから学んだ『袖の下』がここまで有効だとわ思わなかったわ。

 

  赤木リツコ:

   趣味 ネコマニア→ここは、猫のトリミングセット

   貰った時の言葉「ふふふふ、任せておきなさい、私はアスカの味方よ。」(^^)V

 

  葛城ミサト:

   趣味 車&ビール→ここは、口止めに○びちゅプレミアムビール(←そんなものあるかい)

   貰った時の言葉「えびちゅ、えびちゅ、プ、プ、プレミアムビール

           アスカ、12月4日私は泊りの残業なのシンちゃんと頑張ってね(ハアト)」(^^)V

 

  伊吹マヤ:

   趣味 小物集め→ここは、幻の○ティーちゃんアイテム

   貰った時の言葉「私、私、私のキティーちゃん。

           ア、アスカちゃん私は、ショタ趣味じゃないわよ。

           でもこの前偶然入手したシンジ君のセミヌード写真お礼にあげるわ。」(−−;;

 

  綾波レイ:

   趣味 治療グッズ集め(情報源:K.A)→○ツモトキヨシギフトセット

   貰った時、ファーストの態度は、今までの無表情から急に驚きと喜びを合わせた表情になり、

   ○ツモトキヨシのCMソングを歌いながら部屋の中を踊り回ったわ。(゚○゚)

   (但し、後日ファーストから今までのイメージを崩されるとシンジ様には言わないで口止めをされたわ。)

   もし、受け取らなかったら対人用プログナイフを使用するところだったわ。

 

 さあ、シンジ様!!

 後、やることは、1つだけよ。

****************************************

 独り言が長くなり、アスカは、つい熱中してベットの上で裸で仁王立ちし、右手を天井に突き上げ、左手を腰にあてるファイテイングポーズをとっていました。

 独り言を呟いていると、隣で寝ているハズのシンジが、不思議そうにアスカを眺めていました。

「何が、やることは、1つだけなんだい。」

「な、な、なんでもありませんわ。シンジ様。」*・・*

 アスカは、真っ赤になり、そそくさとシンジの横にモグリ込みました。

 そんなアスカを見てシンジは、そっとアスカのオデコにキスをしました。

 アスカは、恥ずかしそうに「そーっと」タオルケットから顔をだし、シンジに聞きました。

「シンジ様どこから聞いていたの・・・・・」

「うん、確か『この様に毎日、日々イライラが募る・・・・・』あたりからかな?」(^^)

 アスカは、赤い顔をさらに真っ赤にし、涙目でシンジ抱き着きに言いました。

「じゃあ半分以上聞いたの。・・・・・

 ふぅえーーーん、シンジ様、アスカの事を嫌いにならないでーーーー」(*;;*

 シンジは、アスカを軽く抱きしめ、あやすように言いました。

「アスカは、僕の事であの病気になったんだろ?

 そこまで、僕の事を考えてくれて、尽くしてくれるアスカを嫌いなるわけないだろ。」

 アスカは、シンジの優しい囁きに嬉しくなって一層泣き出し、抱き着きました。

「ふぅえーーーん、シンジ様ーーーっ」

 シンジは、アスカが落ち着くのを待ってからアスカに先ほどに事を聞き直しました。

「ねえ、アスカ、

 最後に言っていた残された1つて何だい。

 僕たちは、18歳まで駄目だし、子どももまだはやいし・・・・・」*・・*

 アスカは、そこまでシンジが考えてくれるとわかり満面の笑みで言いました。

「違うわ、シンジ様。

 私が心配しているのは保護者のミサトの事よ。」(^^)

「ミサトさん?」(゚◇゚)

 シンジは、あまりにも関係ないミサトの事が話題になり、アスカに聞き返しました。

 アスカは、シンジにわかり易くかつ論点をずらして説明しました。

『シンジ様、ミサトを加持さんへ嫁がせて早く2人の愛の巣にしましょう。

 でも、シンジ様は優しいからミサトに意地悪できないし・・・・・・』

「だって、もうミサトは8日には、もう30歳よ。

 きっと責任感のあるミサトの事だからシンジ様とアタシが1人立ちするまで保護者でいるわ。

 つまり、アタシ達が高校卒業いいえ大学卒業の8年後まで保護者でいるわ。

 その時には、ミサトは38歳よ。

 いくらなんでもそこまでミサトの婚期を遅らせていいはずないわ。」

 このアスカの説明にシンジは、言いくるめられました。

「う、うん。そうだね、アスカ

 いくらなんでもミサトさんを僕らで縛りつけて婚期を遅らせてはいけないね。」(^^;;

「よかった、シンジ様ならわかってくれると思ってた。」

 アスカは、シンジの胸に抱き着き顔を隠しました。その顔は第8話の『ちゃあ〜〜〜んす』の顔でした。

『乗ってきたわねシンジ様。これで、愛のスィートホーム作戦実行よ!』

 シンジは、アスカが照れ隠しの為に抱き着いたアスカを照れ隠しと思い、愛おしく抱きました。

(話題休題)

 

 次の日、シンジとアスカは、加持を街中の喫茶店に呼び出し、ミサトを押し付ける談判をしました。

「よっ、シンジ君、アスカ。

 久しぶり、元気かい。

 そう言えば、アスカ14歳誕生日おめでとう。」

 加持は、アスカに奇麗なブローチをプレゼントしました。

「加持さ〜ん、

 いつまでも子ども扱いしないで、アタシももう大人よ」*・・*)凸

 アスカは、顔を赤らめて、左手の薬指を見せました。

 加持は、「はっ!」と、シンジの方を見て優しく微笑み2人に言いました。(^^)

「そうか、そうか、

 おめでとう、アスカ、シンジ君、

 子どもは、知らないうちにどんどん成長していくもんだな〜〜〜」

 加持は、ショックで小さい頃のアスカ、初めて会ったシンジをプレイバックして思い出していました。

 

 5分後

 いつまでも現実に戻ってこない加持をシンジが呼び戻しました。

「加持さん、加持さん」

 5年くらいタイムトラベルしていた加持は、現実に戻ってきました。

「おっ、アスカ大きくなったな〜〜

 横にいるのは、サードチルドレン碇シンジ君だね。」

 アスカは、加持にオシボリを差し出して、

「加持さん、今は2015年12月6日よ! しっかりしてね。」

 加持は、オシボリで顔を拭きながら答えました。

「すまん、すまん。

 9歳のアスカに会ってきたよ。

 で、用件は何だい。まさか、婚約の事を報告する為に呼び出したんじゃないだろ?

 報告するなら相手が違うだろ。」

 シンジは、今日の用件を切り出しました。

「実は、ミサトさんの事なんですけど・・・・・」

「ミサトとの事?」

「ミサトさんは、12月8日で30歳の大台になるんですけど、

 本人は、全然自覚がないんです。

 僕たちの保護者を逃げ道にして自分の事を棚に上げて

 おまけに段々オジサンモードが悪化してきてるんです。」

 加持は、原因に心当たりがあると冷や汗もので誤魔化しました。

「俺が、何言ってもなぁ〜〜〜」(^^;;

 言い逃げる加持をアスカはテーブルを叩いて詰め寄りました。

「か〜じ〜さ〜ん〜、

 ミサトは、『8年前の約束』を待っているのよ!!」(−−メ)

(なんで8年前の約束をアスカが知っているんだい by 加持)

 加持が怯んだすきに使徒の62秒で倒したユニゾンでシンジとアスカは攻め込みました。

「ミサトさんは、加持さんの言葉を待っているんですよ。」

「ミサトは加地さんを8年も待ち続けてるのよ。」

       :

       :

 

 加持は、とうとう白旗をあげました。

「わかった。葛城との約束は守るよ。」(^^;;;;

 それを聞いたシンジとアスカは、抱き合って喜びました。

「「やったぁ〜〜〜〜っ」」\(^^)/\(^^)/

 この後、加持はシンジとアスカに8日に訪問する時間を指定され開放されました。

 

 次にシンジとアスカは、2人で総司令室に訪れました。

 総司令室には、執務机にゲンドウ、その脇に冬月が直立不動で立っていました。

「何だ、シンジ,セカンドチルドレン」/_\

 アスカから話を切り出そうとしましたら

「話があります。お・と・う・さ・ま」

 この言葉を聞いたゲンドウは、椅子から転げ落ち、冬月は直立不動のまま倒れました。

 

 5分後

 立ち直った2人は、

「ほ、本当かシンジ、アスカ君」

 アスカは、そおっと左手の甲を見せる様に上げて答えました。

「うん」*・・*

「はい」*・・*

 この返事を聞いたゲンドウは、涙を流して叫びました。

「よ、よくやたったシンジ!! さすが、我が息子」

                                        「父さん」

「よかったな、初孫か、碇」

                                       「父さん!」

「なんだ、シンジ。」

 ゲンドウと冬月の間で話が、初孫(妊娠)に暴走しそうねので、慌ててシンジが訂正しました。

「と、父さん、まだ僕たち婚約までしかしてないよ。」

 この言葉を聞いた2人は、落胆のあまりゲンドウが机に泣き伏せて、冬月は白髪が100本は増えました。

 

 5分後

「碇、残念だったな、まだ嫁取りまでだな。」(TT)

「気を落とすな冬月、予定通りだ。(TT)

 で、シンジ、アスカ君話はそれだけか。」

 ゲンドウは、少し不機嫌で言いました。

「実は、ミサトさんの事なんだけど。」

「葛城くん?」

「このままでは、ミサトさんは僕達の保護者として忙しくていかず後家になりそうなんだよ。」

 ゲンドウは、ミサトの性格を思い出し、保護者選出を間違ったと少し後悔し始めました。

「問題・・・・あるかもしれないな」(^^;;;

 ここぞとばかりにアスカが切り出しました。

「総司令いえお義父様、ぜひミサトいえ葛城三佐と加持一尉の縁談を考えてもらえませんか。

 これは、加持一尉の了承も得ています。後は、葛城三佐の問題だけなんです。

 で、私達に隣の部屋を借りてもらえないでしょうか。」

 横にいたシンジは、ただ相づちを打つだけしかなかった。(^^;;

 ゲンドウは、アスカの真意を読み取り、いつものゲンドウ笑いで答えました。

「わかったアスカ君、葛城三佐の縁談は、任せなさい。

 そのかわり・・・・ がんばるんだぞ」/_\

 アスカは、満面笑みで答えました。

「はい!お養父様!」

 

 シンジとアスカが退出後、ゲンドウと冬月がにこやか話ました。

「碇、10月10日待ち遠しいな。」

「ああ、待ち遠しいな。」/_\

 

 帰り道シンジは、腕を組んでいるアスカに囁きました。

「アスカ、これで2人スイートホームになるね」(^^)

 アスカは、考えを見破られて顔を真っ赤にして肯きました。

「う、うん。」*・・*

 

 陰謀が渦巻く12月8日

 場所は、同じくコンフォートマンションのある1室

 部屋の主が生誕30周年のお祝いを同居人の2人と1匹で密やかに行っていました。

(ミサトが、「30歳の誕生日祝いなんて内輪だけでいいのよ」とリツコとかを呼ぶのを頑なに拒否しました。(TT))

 

「「ミサト(さん)、生誕30年おめでとうございまーーーす!!」」\(^^)/\(^^)/

「クエーーーツ」

「あ、ありがとう。シンジ君,アスカ,ペンペン」(−−メ)

 

 シンジとアスカは、それぞれミサトへプレゼントを差し出しました。

 

「シンジ君〜、これはなに?」(−−メ)

 シンジから貰ったプレゼントは、3つの味噌饅頭でした。

「もちろん、30歳ですからミ・ソ・と饅頭を掛け合わせました。」(^^;;

「アスカぁ〜、これはなに?」(−−メ)

 アスカから貰ったプレゼントは、養命酒でした。

「もちろん、大台にのったから健康のお酒を用意したのよ。」(^^;;

 

「あんたたち、ふざけるのもいいかげんにしなさい!」(×T)

「30歳なんて嫌いだぁーーーーッ」(ダ、ダ、ダ、ダ、ダ.....

 ミサトは、あまりのプレゼントにペンペンの冷蔵庫にモグリ込みいじけていました。

 

「「ミサト(さん)!!

  早く出てこないと料理なくなる(なくなります)よ」」

 シンシとアスカは、ペンペン冷蔵庫の前で宴会初めましたが、ミサトは一向に出てきません。

 アスカはシンジに目で合図してから

「シンジ様〜〜、あんなオバサン相手にしないでいつも様に2人で食べましょう。」

 シンジもアスカの意図がわかり

「そうだね、アスカ。はい、あ〜〜〜〜ん」

「おいしいよ、シンジ様。今度は私が、あ〜〜〜〜ん」

        :

        :

 

 そんなLASの食事風景が続いていますと、2人を肴にするのが命のミサトが冷蔵庫の扉を少し開けて覗きはじめました。||

 アスカは、その瞬間を見逃さずにすかさずペンペンに命令しました。

「ペンペンサーティアタック!!」(祝ミサト30歳用)

「キャーー、ペンペンまで私をいじめるの」

 もちろん、住処を占領されたペンペンは容赦しません。

「クエッ、クエッ、クエェーーーーーーーーーーツ」

 ペンペンの特攻によりミサトは外に引き摺り出されました。

 

 そとに出ますとアスカが、得意の腰に手を当てるポーズで、シンジが、ロープを持ち見下していました。

「アタシたちの作戦勝ちね。ミ・サ・ト

 シンジ様、ペンペン、主賓の飾り付け準備よ!!」

「ラジャーーッ」

「クエッ」

 ミサトは、涙目で訴えています。

「シンちゃん、アスカ、ペンペン許して」(TT)

 

 五分後、ミサトはリビングの椅子の座らせて肩からは「本日30歳」「アンタが主役」とかかれた宴会襷を付けさせられていました。

 目の前のテーブルには、ケーキに大きく「葛城ミサト 祝30歳!!」と書かれていました。

 それを見たミサトは、うれしさ1%悲しさ99%の涙を流していました。(TT)

 そこに最後の追い討ちとして、シンジとアスカ(とペンペン)の合唱です。

「ハピバースディ トゥ ユー(クエッ)

 ハピバースディ トゥ ユー(クエッ)

 ハピバースディ ディア ミサトサーティ(クエッ、クエッ)

 ハピバースディ トゥ ユー(クエッ)」

 

 ミサトは、涙目でアスカを睨み怒鳴りました。

「ア〜ス〜カ〜、アンタが30の時には、10倍にして返してあげるからね〜〜〜〜」(TT)

 アスカは、シンジの腕に抱き付きながら余裕で答えました。

「へっへ〜ん、お生憎様!

 アタシはもう売約済みなの、ねぇシンジ様(ハアト)」凸(^^)

 シンジもやや顔を赤くしてうなずきました。

「う、うん、アスカ」*・・*

「だから、ミサト!

 アタシは、独身で30歳を迎えませんからね〜〜〜ッ」

 シンジは、恥ずかしそうにアスカ引っ張ってアスカの部屋に行きました。

「アスカ、あんまりミサトさんを虐めるのは可哀相だよ。ここは、1人でそっとしておいてあげよう。」

「うん、そうですねシンジ様(ハアト)」

 2人は、アスカの部屋からそっとミサトを観察しました。

「やりすぎたかな、アスカ」

「そんなこと、ありませんよ。

 だってここで白馬の王子様が登場するですから。」

 

 そして、2人が居なくなったリビングには、ミサトがペンペンと寂しくビールを飲んでいました。

「クエーーーッ」(まあ、飲んでいやな事は忘れろよ)

「ペンペン〜〜〜」(TT)

 そして、夜も更けた12時に

 ピンポーーーン!!

 傷心のミサトは、重い体を引きずり玄関を開けました。

 玄関の先にはタキシード姿に赤いバラを30本を持つ加持が立っていました。

「葛城、30歳おめでとう。

 8年前に言えなかった言葉を聞いてくれるかい?」

と、TV版の様なセリフを言いますと、ミサトは、加持の胸に飛び込み泣き出しました。

「加持〜〜〜〜ぃ」(;;)

 この光景をリビングより覗いていた2人と1匹は、ミサトに駆け寄って心より祝福しました。

「「加持さん、ミサト(さん)おめでとう(ございます)。」」

「クエーーーーーッ!(バタ!バタ!バタ!)」

 ミサトは、この2人と1匹の祝福に

「皆、ありがとう、ありがとう、・・・・・・」(×;)

 やっと、ミサトは誕生日に嬉し涙を流すことができました。

 

 一夜開けてミサトは、加持の腕を取りながら、

「シンジ君、アスカ

 話は加持から聞いたわ。

 すべては私のためにここまで仕組んでくれたのね。ありがとう。

 幸運の女神を今逃すと、また8年待つのはいやだもの。

 邪魔者は、消えるわ。

 この部屋は、あなた達2人で使いなさい。」

 ミサトのこの言葉にシンジとアスカは、訂正しました。

「いいえ、ミサトさん。この家は、ミサトさんの家でしょ、

 僕達2人が出て行きます。

 引越し先は隣の1102号室ですけど

 もちろん、この事はお父さんの了承済です。

 これからも保護者はお願いしまね、お隣さん。」

 加持とミサトは、唖然としてから顔を見合わせて笑いました。

「「ミサト(加持くん)、シンジ君とアスカに1本取られたな(わね)」」

 

 シンジとアスカは、手を取り合い嬉しそうに1101号室を出て行きました。

 隣の1102号室の前でシンジは、アスカを抱き抱えて

「さあ、新居だよ。アスカ(ハアト)」(^^)

「うん、シンジ様。(ハアト)」*・・*

 シンジは、アスカを抱きながら部屋に入って行きました。

 

その光景を監視カメラの覗いていた総司令室の2人は、

「計画通りだな、碇。」

「ああ、1%も遅れていない。」/_\

 

 こうして、シンジとアスカは、ミサト30歳の誕生日に独立し『愛のスィートホーム』を獲得しました。

 この裏に加持の尊い犠牲とゲンドウの『初孫計画』があった事は言うまでもない。

 

 

FIN

 

後書き

前回の『ああ無敵のシンジ様 in バースディ』から、タームさんに迷惑を掛けていますNASAです。m(_ _)m

前回は、タームさんのおかげでたくさんのメールどうもありがとうございます。m(_ _)m

で、メールでご指摘の点とついでにミサトの誕生日を合わせたものを作成しました。

ミサトファンの方々すみません。m(_ _)m

小生が書くこの手のSSでは、LAS以外のキャラが何故か壊れてしまいます。誰か、他のキャラを救うアドバイスをお願いします。

タームさん何かSSのアイディアを下さい。

以上、NASAでした。m(_ _)m


マナ:NASAさんが、「ああ無敵のシンジ様 in バースディ」の続編を、こんなに早く投稿して下さったわよ。

アスカ:これで、アタシとシンジ様の間を邪魔する者はいなくなったわね。フフフフフ、思う存分シンジ様に奉仕することができるわ。

マナ:残念ね、あなたの最大の失敗はこのわたしに袖の下を送らなかったことね。

アスカ:フン、既にシンジ様に近付くことができない女に、袖の下を送っても無意味ってもんよ。

マナ:甘いわね。ゲンドウお父様に初孫を見たくないですか? と言ったら、すぐに第3新東京市に戻れるように手続きして下さったわよ。

アスカ:な、なんですって!! 初孫ってなによ!!

マナ:あなたとシンジが2人っきりで暮らしていても初孫を見ることができそうに無いと、ゲンドウお父様が嘆いていたのよ。

アスカ:どういうことよ! なんで、あのヒゲ親父がそんなこと知ってるのよ。

マナ:監視カメラで見られていたのよ、知らなかったのかしらぁ????

アスカ:あ、あ、あのヒゲ親父!!!!!!! ぶち殺してやる!!!!!!

マナ:あーあ、行っちゃった。これで、お父様に嫌われた所にわたしが乗り込んで、シンジとゴールインね!!! ホホホホホホホホホホ。
作者"NASA"様へのメール/小説の感想はこちら。
nasa@roy.hi-ho.ne.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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