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ああ無敵のシンジ様 in バースディ4

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この作品は、今までの『ああ、無敵のシンジ様ぁ』『続ああ、無敵のシンジ様ぁ』と

『ああ、無敵のシンジ様 in バースディ』3作を先に読んで下さい。

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『みなさん、元気。

 えっ?、オマエは誰か?

 自己紹介を忘れていたわ。アタシは、惣流・・・・じゃなかった碇・アスカよ。

 今、アタシは、愛しい旦那様と愛娘ミサ(未沙)と3人暮らしなの。

 ハネムーンベイビーのミサももう4歳大きくなったわ。

 皆さんには、この子が生まれた時の騒動をこっそり教えるわね。』

 

***************************************************

 

あの結婚式の後、アタシとシンジ様は、ハネムーンに出かけたの。

アタシ達2人のハネムーンは、皆が思う様な「南の島のトロピカルアイランド」には行けなかったの。(残念だったわ)(;;)

何しろ、世界を救ったチルドレン2人のハネムーンだから、ドイツやアメリカのネルフ支部に強制的に招待されたわ。

どの支部に行っても講演や歓迎パーティで忙しい日程だったわ。(はぁ)おかげでアタシの体重は((検閲))増えたわ。

でも、こんなつまらない表敬訪問の旅も、最後にあのお義父様 /_\ が、すばらしいプレゼントを用意してくれたの。

アタシ達2人は、太平洋上を航海していたオーバー・ザ・レインボーへ招待されたの。

ここでの歓迎には、アタシもシンジ様も驚いたわ。だってあの艦長が照れながら出迎えてくれたんですもの。

 

「碇シンジ君、惣流・・・いや碇・アスカ君、オーバー・ザ・レインボーにようこそ、

 ここは、君たち2人の出会いの場所だろう。心ゆくまで楽しんでくれたまえ。

 (但し、もう甲板をエヴァで壊すのは、止めてくれよ)

 

なんて、あの頑固親父も柔らかくなったものね。

アタシもシンジ様もその言葉に甘えて、そのままオーバー・ザ・レインボーで太平洋をクルージングしてきたの。

シンジ様ったら、甲板の上で、アタシのマネをして、

「アナタが、セカンドチルドレン?なかなか可愛いわね。よろしくね。」(^^)

と、言うと、アタシも負けずに

「キミが、サードチルドレン、よろしく。」(^^)

ど、言い返してからお互いに顔を見合わせて笑い出したわ。

 

「「プッ、ハハハハハハハハハ・・・・・・・・・アスカ(シンジ様)会えて本当によかった」」

 

表敬訪問でお預けだったハネムーンの記念すべき夜は、オーバー・ザ・レインボーの元アタシの船室で・・・・・

月夜に浮かぶシンジ様の胸板と・・・・・・は逞しかったわ。(ポッ)(*・・*

それから、新横須賀までクルージングは、水蜜の様に甘い甘い日々だったわ。(ポッ)(*・・*

 

でね、記念すべき夜から2ヶ月後、ミサを妊娠したとわかったわ。

そこで1つ問題が発生したの。

 

   その問題とは、

《誰が、シンジ様の次にミサを抱くのか》

              で揉めたわ。    

 

だって、シンジのお義父様とは、4年半前からの約束でだったし、アタシのパパも頑固だけど、相当な子煩悩だったの。

この事は、アタシ達がハネムーンに出発した後から「日本」と「ドイツ」で争っていたらしいの。

 

   碇家と惣流家の長距離通信記録より抜粋

 

   ハネムーン後

   「碇、譲ってくれないか?」

   「ふっ、惣流いまさら遅い。娘を4年も勘当した報いだ。」/_\

   「碇、頼む譲ってくれ?」m(_ _)

   「くどいぞ、惣流。ゆずらん。」/_\

   「碇、譲ってくれたら、ネルフ司令への援助も考えていいんだが」

   「まあ、考えておこう。」/_\

 

   妊娠直後

   「碇、あの話考えてくれたか?」

   「惣流か、しかたないなあ。但し、条件がある。」/_\

   「条件?」

   「孫の養育と出産は日本で行なう事だ。」/_\

   「わかった、認めよう。但し、本当に抱かせてくれるんだな初孫を」

   「ふっ、問題ない。」/_\

 

この通信以外に、「ドイツ」から「日本」に多額のユーロが送られたらしいわ。(^^;;

 

アタシが、妊娠したとわかると、アタシへのネルフ諜報部の警護が2倍になったわ。

これは、加持さんに聞いたお義父様との会話なの

「加持くん、至急セカンドチルドレンの警護を通常の2倍にしたまえ。」/_\

「はっ、ゼーレの陰謀ですか」

「い、いや、ちょっとな、それから産婦人科救急チームを大至急スタンバイしてくれ」/_;\

「・・・・はい、お祖父様。」(^^)

「う、うむ。任せた。」/_;;\

 

おまけに保護者役のミサトや加持さんが毎日遊びに来たの、いくら加持さんでもアタシとシンジ様の新婚生活を邪魔するのは、許るせなかったわ。

「ミサト、加持さんまた来たの。」(−−)

「アスカそんな言い方ないでしょ。アタシ達はアスカ達の保護者なのよ。」(^^;;

「アスカ、体調はどうだい。シンジくんは大事にしてくれるかい。」(^^;;

「ミ〜サ〜ト〜、か〜じ〜サ〜ン〜、もしかしてお義父様から警護の依頼うけてるのか〜な〜〜ッ」(−−)

「「アスカ、そんな事ないわよ(ぞ)、特別手当てなんてもらってないわよ(ぞ)」」(^^;; (^^;;

 

後から加持家には、毎月のビール10箱と家庭農園の土地がネルフ某司令より送られたとリツコに聞いたわ。(^^;;

(アタシの赤ちゃんは「ビール100箱」+「スイカ」で守られたのね。)

 

でも、そんな周りの喧しさよりもアタシには、シンジ様の優しさが嬉しかったの。

あの時の事は、今でも瞼に焼き付いているわ。

 

「ア、アスカ!本当」(^O^)

「うん、2ヶ月だって」*・・*

「やった〜〜〜ッ、アスカでありがとう!!」(O)

シンジ様でも子煩悩ね、アタシを抱きしめてから、おもむろにアタシのお腹に耳を充てて心臓の音を確かめていたわ。

アタシは、シンジ様の頭を撫でながら、母親の様に言ったわ。

「シンジ様、2ヶ月なんですから、まだ聞こえませんよ。」

そしたら、シンジ様ったら、

「うん、でもこうしていると子供を感じることが、できる様な気がするんだ。・・・・あ、アスカのお腹の音が聞こえる。」(〜〜)

「は、恥ずかしい。シンジ様、直ぐに夕食の支度しますね。」*^^*

アタシは、恥ずかしくて真っ赤な顔で立ち上がり食事の支度をしようとしたら、シンジ様がアタシの腕を掴まえて、

「アスカ、動いたら駄目だよ。僕が夕食作るよ。」

と、シンジ様はとびっきりのご馳走を作ってくれたわ。

 

夕食後、片づけとお風呂の用意をしようとするとシンジ様が、

「アスカ、今日からは僕がやるよ、アスカは動かなくていいよ。」

シンジ様は、アタシの体を気遣ってくれるのは、わかるんだけど、アタシは仕事が居場所が無くなった気がして寂しかったわ。

で、拗ねて呟いたの。

ぶぅ、シンジ様、もうアタシは用済みなんですか。」(・;)

そしたら、シンジ様たら、抱きしめて、そっと、こう囁いてくれたの、

「アスカ、今までのアスカは僕に尽くしてくれたね。だから今だけでもその恩返しを少しさせてね。いいいだろ。」

結局アタシは、シンジ様の耳元の囁きと約束のキスに負けて、シンジ様に家事をお願いしたの。

「シンジ様、お願いします。でもシンジ様の((自主規制))は、アタシがしますから。(ポッ)

「アスカ、前にも言ったけどシンジ様はだめだよ。(コツン)

 子供の胎児教育にも悪いからね。」(^^)

「はい、シンジ様じゃなかった、ア・ナ・タ(^^)

(でも、言葉で言わなくてもシンジ様は、シンジ様ですから。)

 

それから、シンジ様は、毎日アタシの好物をローテーションで作ってくれたの。(ウットリ)

(デミソース)ハンバーグ スパゲティー から揚げ 和風ハンバーグ ビーフシチュー

 → 和風スパゲティー きのこ・nンバーグ グラタン パンケーキ,ジャーマンポテト

 

なんてね。もちろん、1つ1つがレストランに出せる逸品の味なの。

もちろん、食事にも愛情がこもっていたわ。*^^*

 

  新婚〜妊娠5ヶ月目までは、・・・・・

   「はい、アスカ。あ〜〜〜ん」

   「あ〜〜〜ん」(^◇^)

   「はい、アナタ。あ〜〜〜ん」

   「あ〜〜〜ん」(^◇^)

   「はい、アスカ。あ〜〜〜ん」

   「あ〜〜〜ん」(^◇^)

   「はい、アナタ。あ〜〜〜ん」

   「あ〜〜〜ん」(^◇^)

       :

       :

 

  でもね、アタシの動きが鈍くなってきた妊娠6ヶ月目以降は、・・・・・

  皿も箸も、1組で済む様になったの。だってシンジ様の口が、アタシの箸になったんですもの。*^^*

   「(もぐ)(もぐ)アスカ」

   「(んぐ)(んぐ)アナタ美味しい」*^◇^*

   「(もぐ)(もぐ)アスカ」

   「(んぐ)(んぐ)アナタ美味しい」*^◇^*

   「(もぐ)(もぐ)アスカ」

   「(んぐ)(んぐ)アナタ美味しい」*^◇^*

       :

       :

  だけど、この食事だと後片付けができないのよねぇ。わかるでしょ。

  だって、そのまま、シンジ様にベットまで抱いて運んでもらってそのまま((自主規制))だもの。*^^*

 

食事だけじゃないわ、入浴やマッサージまでしてくれて、寝る時は、アタシ大好きなシンジ様の腕枕ね。

(実は、あの14歳の誕生日以降アタシはシンジ様の腕枕で無いと眠れないの。*^^*

 

その年の冬にアタシとシンジ様は、子供の名前で相談したの。

アタシ達は、2人の周りの人をあれこれ考えたわ。

  「ユイ」(シンジ様のお母様ね。でもアタシ達の子よ。)

  「キョウコ」(ママ・・・・)

  「ミサト」(駄目だわ。将来大酒飲みに・・・・不安だわ。)

  「リツコ」(ゼッーータイに駄目、将来マッドにはできないわ。)

  「マヤ」(アタシの子を少女趣味にするわけにはいかないわ。)

  「レイ」(シンジ様、・・・・駄目

  「マナ」(シンジ様、ゼッーータイに駄目

  「ヒカリ」(まあ、いいわね。でも3人姉妹は嫌よ。)

    :

    :

 

  「ゲンドウ」(パス!!)

  「リョウジ」(いいわね。でも将来ナンパ師に・・・・不安だわ。)

  「マコト」(誠実に育ちそうね。案外年上指向になったりして 却下!!)

  「シゲル」(駄目!!この子は堅実な道を歩ませたいの。)

  「コウゾウ」(・・・・堅物すぎない。)

  「カオル」(シンジ様、もう忘れて、お願い)

  「ケンスケ」(シンジ様、その名前は考えちゃいや!!)

  「トウジ」(シンジ様、アイツの何処が優しいの

    :

    :

 

結局、この子の名前は、シンジ様が生まれるまで考えてくれる事になったの。

 

いよいよ出産の時、シンジ様は、ずっと立ち会ってくれたわ。

分娩台の横でアタシの手を「ぎゅっ」と握って励ましてくれたの。

「アスカ、アスカ、アスカ、頑張るんだよ。」

延々10時間かかってミサが生まれたの。アタシは、達成感に浸っていると、シンジ様がミサを抱いて、

「アスカ、よくやったね。元気な女の子だよ。」

誉めてくれたわ。

「ありがとう、アナタ。名前は決まったの・・・・・」

《シンジ様、お願い「レイ」「マナ」は・・・・・》(×;)

「アスカ、名前は色々考えたけど、『レイ』はやめて、『ミサ(未沙)』にしたよ。」

「ミサ、・・・・・良い名前ね。由来は何?」

 

シンジ様は照れくさそうにアタシに経緯を話してくれたわ。

「アスカ、僕はね、アスカのお父さんに『アスカ』の名前の由来を聞いたんだ。」

 

 『私が、セカンドインパクトの苦境を生きるキョウコなら、この子には明日へ生きる事を託す アスカ.』

 《ママ・・・・・》(;;)

 

シンジ様は、アタシを右手で抱き、左手に抱えたこの子を見てこの子にもわかる様に話してくれたの。

「で、僕はこの子に明日よりも未来を託すのと、僕達2人のお姉さんのミサトから1字貰って『ミサ』にしたんだ。」

 《ありがとう、ママ。ありがとう、シンジ様・・・・・》(;;)

 

でもね、この感激のシーンに水を差す連中が居たのよ。

 

「シンジ君、アスカ、おめでとう。ミサちゃんを、孫を抱かせてくれ。」(^^)

「惣流、慌てるな。ミサちゃんは逃げないぞ。」/_\

「そうですよ、あなた。」(^^)

と、碇、惣流家の子煩悩の3人が目に皺をよせて雪崩込んできたのよ。

その後ろには、ミサトや加持さん、リツコの30台トリオとヒカリ、鈴原、相田が覗いていたわ。

 

パパったら、もうそれは愛おしそうにミサを抱き上げて、

「ミサちゃん、ミサちゃん、おじいちゃまですよ〜〜〜〜〜ッ」(^O^)

と、離そうとしないの。

それを見たお義父様は、

「惣流、早く変わらんか。予定より1分遅れているぞ。」/_;;\

と、じれったそうにパパを急かすんだけど、パパは、

「時間の約束は、していないぞ。碇」(^^)

「頼む、惣流。早く抱かせてくれ。」T_T

と、本当に宝物の様に奪い合うなんて、

パパ、お義父様その前に娘に労いの言葉はないの。(プンプン)(−−;;

で、3人で一通り抱き終わると今度は、・・・・

 

「おお、この蒼い瞳は、正しく惣流の血筋」

「おお、この笑みこそ、正しく碇家の血筋」

「ねえ、アナタこの赤髪は、惣流の血筋」

     :

     :

「・・・・子供、碇君とアスカさんの絆。」(−−)

「フッ、さすがだな。レイ_;;\

さすがに唐突なレイの登場にパパもママもシンジも対応できなったわ。(^^;;

「・・・・碇君、アスカさん、おめでとう。」(−−)

「あ、綾波きてくれたんだ。」

「レイ・・・・ありがとう」

孫の自慢大会を始めるなんて、それならもっとアタシとシンジに構って欲しかったなぁ。

おまけにレイまで乱入してくるとは、(^^;;

 

でも、一通り自慢が終わるとパパもママもお義父様も優しく、

「アスカ、おめでとう。」(^^)

「アスカちゃん、これであなたも立派な母親ね。」(^^)

「アスカくん、5年越しの約束、ありがとう。」/_\

と、労ってくれたわ。

《キョウコママ、アタシ、ママになったの、この子も見守ってね。》

 

碇、惣流家の親子孫の騒々しい面会時間が終わると、次のお客が待っていたわ(はぁ)(^^;;

 

「シンちゃ〜〜〜ん、あたしのミサちゃんを抱かせて。(ハアト)

「シンジ君、アスカ、おめでとう。」

     :

     :

 

でもね、それより凄いことを碇、惣流家の3人+1は、話していたの。

「碇、お願いだ。お前の英才教育で『おじいちゃま』を覚えさせてくれ。」

「いいえ、碇さん。『おばあちゃま』の方が先よ。

 だってアスカちゃんは、あんまりママって甘えてくれなかったのよ。」

「何を言う、私だってパパって甘えられた覚えはないぞ。」

(フッ)私もだ。」/_\

(アンタ達3人とも自分の育児に誇れるの?)

(おばさんとは、呼ばせないわ)(−−)

と、パパとママは、『おじいちゃま』『おばあちゃま』の言葉の英才教育をあのお義父様に託したの。(^^;;;;

 

で、ミサが、どちらの言葉を先に言ったかは、・・・・・

 

***************************************************

 

「ねえ、ママ。なにかべにむかってしゃべっているんでしゅか?」(・o・)?

と、愛娘のミサが、アタシの服の裾を掴んで聞きました。

 

『そう、この子「ミサ」は、アタシの幼い頃の生き写しで

   赤い髪

   蒼眼の瞳

   陶磁のような白い肌

 そして、シンジの天使の微笑みを2人の良いところを兼ね備えているアタシとシンジ様の宝物だわ。』

(よかったわ。六分儀の血筋は薄いようで。)

 

アスカは、ミサに優しく言いました。

「ゴメンね。ミサちゃん。起こしちゃったかな。」(^^)

「ううん、でもママ、もうしゅぐパパかえってきましゅよ。」(・o・)

「あっ、もうこんな時間。ミサ、美味しい夕食を作るからおとなしく待っててね。」

 

『夕食の料理しながら、アタシの近況を教えるわね。

 アタシは、ミサの出産後、ミサの育児に専念する事にして進学しなかったの。

だって夜になれば、愛しい旦那様と過ごせるから。(ポッ)

でもミサが、2歳になると少し育児に余裕がでてきたの。お義父様がミサに「英才教育を行ないたい」と、週数時間の育児を始めたから。

その週数時間で非常勤講師アルバイトを始めたわ。

初めてシンジ様と大学での出会いは感動的だったわ。

 

   「トウジ、この新しい科目履修するのかい。」

   「ワシは、遠慮しとくわ。この講師が胡散臭くて仕方ないわ。」

   「ん、ハンブルグ大から招聘した講師『ラングレー』・v

   「で、シンジは履修するんか?」

   「う、うん。アスカからも新しい科目を受講した方が最新の技術を勉強できるって言われているから。」

   「じゃあ、頑張れよ。ワシは止めん。」

   講義初日、講堂にて

   『ア、アスカ、なんでここにいるの。』(@◇@)

   『今日からここで教鞭を振るいます碇・アスカ・ラングレーです。よろしくね。い・か・り・くん』*^^*

 

 それから2年間、愛しの旦那様とアタシの「教師と生徒の夜の関係」は続いたわ。**^^**

 (もちろん、今でも夜の関係は続いているわ。)

 で、愛しの旦那様は、今年の4月にネルフに就職したわ。

 アタシ?専業主婦に戻ったわ。

 なんでって、だって愛しの旦那様が居ない大学なんてつまらないもの。

 ネルフには、予備役のパイロットとして登録してあるからいつでも愛しの旦那様とは会えるし。』

 

「さあ、美味しい夕食が出来たわ。」(^^)

「ミサーーーッ、お皿並べて」

「はーーーい、ママ」(・o・)

と、愛娘は、トコトコと効果音が似合いそうな歩き方で手づだってくれます。

 

「ねぇ、ママ? なんで、きょうは、ごちゅそうなの。」

「それわね。今日は、ミサの誕生日だからよ。パパが、もうすぐケーキとプレゼント買って帰ってくるからね。」

と、親娘の会話の最中にシンジが帰ってきました。

 

「ただいまーーッ」(^^)

「パパーーッ(トコトコ)(ビタッ)」(^o^)

帰宅した父親にミサは抱き着きました。

「お帰りなさい。アナタ」(^^)

「ただいま、アスカ」(^^)

「ミサ、いい子にしてたかい。」

「うん! あたし、いいこにしてたよ。」(^o^)

「じゃあ、ご褒美にプレゼントだ。誕生日おめでとう。」(^^)

「わーーい! パパ! ありがとう。」(^o^)

ミサは、等身大のテディベアを抱きかかえて大喜びです。

「アナタ、ケーキは買ってきたの。」

「うん、それがお父さんが買うって聞かなくて・・・・」(^^;;

シンジの後ろからゲンドウが顔出し、ミサに挨拶しました。

「こんばんわ、ミサちゃん。おじいちゃまですよーーッ。」(^^)

「おじいちゃま、いらっしゃーーい。」(^o^)

相変わらずゲンドウの豹変になれないシンジとアスカは、

「「いらっしゃい、お(義)父さん。」」(^^;; (^^;;

と、苦笑いで迎えました。

ゲンドウは、ミサを抱きかかえると「うむ。」と返事をしてからリビングに入って行きました。

「さあ、ミサちゃん。おじいちゃまといっしょにまんま食べようね。ケーキもあるぞ〜〜〜ッ」(^^)

「うん、おじいちゃま。」(^o

ミサは、大好きなゲンドウおじいちゃまのひざの上でご機嫌です。

『アスカ、お父さんは、懐かせる為に週数時間預かったのかな。』(^^;;

『うん、どうやらお義父様は、パパやママに依頼されて3人に懐くように教育されたらしいの。』(^^;;

シンジとアスカも食卓に着き碇家でのささやかなパーティが始まりました。

ゲンドウは、ミサに目尻を下げて上機嫌で食べ始めました。

「さあ、ミサちゃん。どれからたべましゅか。」

「はんばぁーーーぐ!!」(^o

シンジは、アスカに笑いながら話しました。

「ミサは、好物までアスカ似なんだね。」(^^)

アスカも少し照れながら

「そうね、あの子もハンバーグが好物みたいね。

アナタ、食事の前にお義父さんが買ってきてくれたケーキを食べましょ。」(*^^*)

「うん、そうだね。」

アスカは、ゲンドウが買ってきたケーキに4本のローソクを立てて祝いました。

 

ハピバースディ トゥ ユー

ハピバースディ トゥ ユー

 ハピバースディ ディア ミサ

ハピバースディ トゥ ユー

ぷぅーーーーっ(×o×

 

ミサは、小さい体で一生懸命4本のローソクを吹き消しました。

シンジ,アスカ,ゲンドウは、想い想いにミサの誕生日を祝いました。

 

「ミサ、おめでとう」(^^)

「ミサ、おめでとう」(^^)

「ミサちゃん、おめでとう」(^^)

パパ、ママ、おじいちゃま、ありがとう!!(^o

 

FIN

 

おまけ

 

誕生パーティを終えた碇家の食卓では、ミサがゲンドウの膝の上で心地よく寝ています。

そんなミサを優しく見ながらゲンドウは、シンジとアスカに航空券のチケットを渡しました。

「シンジ、アスカくん、これは君たちへのプレゼントだ。

 ドイツのアスカくんの実家にミサを連れて行きなさい。」

「「お(義)父さん!!」」(○◇○)(○◇○)

「アスカくん、惣流もミサを抱きたくて、首を長くして待っているぞ、

 それから、シンジ。これは、ネルフ総司令の命令として有給扱いだからな。」/_\

「「はい! お(義)父さん!」」(^O^)(^O^)

ゲンドウは、アスカに耳打ちでしました。

アスカくん、次はまだかね。」/_\

(ポッ)待ってて下さい。お義父様。この旅行中には、頑張りますから。**^^**

うむ、次は、碇家の跡取りを期待しているぞ。」/_\

 

次の日、シンジとアスカは、ミサを連れてドイツへと旅立ちました。

 

後書き

疲れました。皆さん、いかがでしたか?

この『ああ、無敵のシンジ様 in バースディ4』ご賞味いただけましたか。

子供の名前は、苦労しました。最後は「マ○ロス」より頂きました。m(_ _)m

今回は、新婚生活と碇,惣流家の親バカの軽いものにしました。

アスカの好物は、他のSSの定番でまとめました。((^^;;;;カロリーが高い)

反省、LASを考えているとレイの扱いが悪くなり過ぎます。m(_ _)m

 

追伸:ドイツ編は、検討中です。


マナ:「ああ無敵のシンジ様 in バースディ4」を投稿して下さいましたNASAさんありがとうございます。

アスカ:ミサ・・・いい名前ねぇ。アタシとシンジ様の愛の結晶よ。

マナ:どうしてミサなのよ。マナにしなさいよ。

アスカ:アンタバカぁ? キョウコ,アスカときたらミサに決まってるじゃない。どうしていきなりマナなんて変な名前になるのよ!

マナ:へ、へ、変ですって! もう一度言ってみなさいよ!

アスカ:あ! ミサが呼んでるわ。じゃぁね。

マナ:ちょっと、人の話を聞きなさいよ!

アスカ:あら? どうしたの? 喉が乾いたの?

ミサ:うん。喉が乾いたの。

マナ:ちょ、ちょっとあなたねぇ。

アスカ:はい、ジュースを入れましょうね。

ミサ:ママおいしい。

アスカ:そう。よかったわね。

マナ:対談はどうしたのよ!

アスカ:さぁ、パパの所に行きましょうね。

ミサ:うん。

マナ:対談より、やっぱり子供が大事なのね。あーあ、わたしもシンジの子供がほしいなぁ。
作者"NASA"様へのメール/小説の感想はこちら。
nasa@roy.hi-ho.ne.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
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