Written NASA ふふふ・・・・きたわ、きたわ、この時が!!凸(災0災) ママ、何んでたき火を見てリキんでいるのぉ? うっ、ミサ! ネタをばらしちゃ駄目でしょ! いい事、ミサ! 今回は、の主役はアタシなのよ! ア・タ・シ!! えっ、ママ! このシリーズは『ミサちゃんシリーズ』で、ママは小五月蝿い母親じゃなかったの? なぁ〜んですって、ミサ!! そんな事言うのは、このクチか(ギュッ!) 痛いよぉ〜〜(・◇;) だって、タームさんだってSSのコメントに・・・・ あぁ〜〜っ!! 何時の間にかシリーズ名が、『ああ、無敵のシンジ様ぁ・・・・』から『ミサちゃんシリーズ』になってる。(T◇T) ガぁ〜〜ン ガぁ〜〜ン ガぁ〜〜ン ・・・・・ ママ、気を落さないでね。 フフフ・・・・ あんまぁ〜〜〜い!凸(^0^) いいこと、ミサ!! アタシの隠れシンパからの嘆願メールがこんなに(2、3通)きたのよ!! やっぱり、アタシが主役なのよ、おぉ〜ほほほ・・・・・・・・・ 駄目だわ(^^;; ママったら、妄想の世界に旅立って帰ってこないわ。 じゃあ、みなさん。こんなママですが、見捨てないでね。(はぁ〜〜) 季節は、シンジとアスカが、2人だけの同棲生活を始めて最初のバレンタインデーの2月です。 アスカは、日課となった朝の家事を楽しそうにこなしていました。 まず、朝6時に起きて、シャワーを浴びて、鏡の前でチェック ”アスカ、今日もアナタは可愛いわよ! 勿論、このアタシが一生懸命頑張っているのは、愛するシンジ様のためよ。 アタシのこの苦労もシンジ様の『アスカ、何時も綺麗だね』の一言で報われるの!!” 次に朝食の用意 ”最近は、シンジ様の好きな和食もマスターしたの。 シンジ様ったら、この前卵焼きを食べて、『アスカ、なんて君は料理が上手なんだ!!』って アタシを抱きしめてくれたの。 そして、だんだん2人の顔が近づいて・・・・(*^^*)キャッ!!” と、アスカの日課は、全て愛しのシンジ様の笑顔のためでした。 アスカが、最後にお弁当の用意をしていると、珍客が来ました。 ピンポーン♪ 「はぁ〜い・・・・誰よ、こんなに朝早く」 アスカは、朝のシンジとの日課を邪魔されて、少し愚痴りながら玄関をあけると、そこには時間指定の郵便配達のおじさんが立っていました。 「碇さぁ〜ん、速達です。」 「はぁ〜い、(ぶつぶつ)」 「スミマセンね、奥さん! こんなに朝早くから」 アスカの機嫌は、郵便配達のおじさんのヨイショの 奥さん! の一言で曇りから一気に快晴に変りました。 「嫌だわぁ・・・・もっと言ってよ!!」凸(*^0^*) 「奥さん!」 「もっと!」 「奥さん!」 「もっと!」 : : その後、郵便配達のおじさんは、奥さん! を100回程繰り返してからやっと解放されました。(^^;; で、アスカは配達された郵便物をふと、眺めました。 ”あれっ、シンジ様宛てだわ? 誰からかしら?” アスカは、郵便物の送り主を確かめ様としましたが、送り主の欄と消印は擦れて良く読み取れません。 ”もしかして、バクダン? シンジ様にもしもの事があったら大変だわ!!” アスカは、恐る恐る包装紙を剥がしましすと、中には1枚のカードと歪んで焦げた黒い物体が入った箱が入っていました。 ”むぅ〜〜、アタシのシンジ様に毒でも送ってきたのかしら?” アスカは、少し嫉妬しながら、カードを捲ってみました。 |
碇シンジくん江 何時もお世話になっております。 M.K |
そのカードを見てアスカは、ジェラシー度120%までなりました。 ”誰よ!一体誰なのよ! アタシのシンジ様に手を出すのは!!” ”M.K、M.K・・・・・・・・M.K” アスカは、13歳で大学卒業のIQを総動員して、シンジの周辺のイニシャル『M.K』を探しました。 そして、アスカは、記憶の片隅からある独りの女性の名前に辿りつきました。 ”・・・・・・M(マナ) K(霧島)! そうよ! そうだわ! アタシのシンジ様を誘惑しようとしたあの戦自の鋼鉄娘だわ!! そうよ、そうに決まっているわ!! あの時は、寸前のところでアタシが身をていしてシンジ様を救えたけど・・・・ あの鋼鉄娘め、今度は毒物でシンジ様を毒殺するつもりなのね!!” アスカの思考は、M.Kを完全に以前の恋敵である某コメントキャラに限定してしまいました。 アスカは、焦げた黒い物体を握り潰すと、立ち上がり得意の 左手を腰にあてて、右手中指を高々と立てる ポーズで宣言しました。 「おほほほ・・・・・・お生憎様!凸(^◇^) シンジ様には、アタシがついているのよ!! アタシとシンジ様は、婚約したのよ!! そして4年後には、結婚するのよ!!(<オイオイ(^^;;) ファーストじゃないけど、シンジ様はアタシが守るわ!! ・・・・・そうと決れば、直接ガツンと言うのが一番ね。」 アスカは、即断即決で外出しようとしました。丁度その時、シンジが眠気眼で起きてきました。 「おはよぉ(ふぁ〜〜)アスカ・・・・・どうしたのこんなに朝早くから騒いで?」 シンジは、起きたてでまだローギアでしたが、アスカは興奮して既にトップギアです。 「シンジ様ぁ〜〜〜(ギュッ!)」 アスカは、シンジの顔を見ると、即座に抱きしめて熱い抱擁をしました。 ”ア、ア、アスカぁ・・・・・・” ”シンジ様ぁ、安心してね。 シンジ様は、アタシが必ず守るから!!” ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ アスカは、シンジとの愛情を確かめると、気合十分で出て行きました。 残されたシンジは、寝起き唐突のでぃ〜ぷキスで腰が抜けて、その場にしゃがみ込んでしまいました。 「ア、アスカぁ〜〜、何処行くの?」 「ちょっとネルフに用事があるの!」 「学校は?」 「特別休暇よ!!」凸(−0−) ずん! ずん! ずん! ずん! バン!! ネルフの加持さんの個室は、突然の訪問者により、ドアを蹴破られました。 「かぁ〜じぃ〜さん! あの戦自の鋼鉄娘の居場所は何処!!」 アスカは、加持さんの部屋に乱入すると、椅子の影に隠れている加持さんに単刀直入に言いました。 「何だよ、アスカ。いきなり・・・・(^^:: まったく、戦自か、ゼーレが、攻めてきたかと思ったよ。」 加持さんは、入ってきたのが、アスカだと分かり一安心しましたが、 今日のアスカは、戦自やゼーレよりも恐ろしいモノでした。 「どうしたんだい、シンジ君と喧嘩でもしたのかい?」 「・・・・あの戦自の鋼鉄娘の居場所は何処!!」 加持さんの油断したハンディもありましたが、アスカは、一気に加持さんのバックを取るとスリーパーホールドで締め始めました。 見た目は、TV17話の加持さんにじゃれつくアスカの光景に似ていますが、今回のアスカには殺気が含まれていました。 「あの戦自の鋼鉄娘の居場所は何処なの!!」 「・・・・・く、く、苦しい、アスカ」(×◇×;; アスカは、加持さん直伝の護身術で一気に加持さん締めました。 「あの戦自の鋼鉄娘の居場所は何処なの、白状しなさい!!」 「・・・・・わ、わ、分かった、アスカ。」 加持さんは、アスカから解放されると、自分カバンからCDを取り出しパソコンに入れました。 そして、表示されたデータは・・・・・・ |
美女育成リスト Make by 加持 |
アスカは、その画面を見て3歩ほど後ずさりし、一息入れてから、恐る恐る画面スクロールさせました。 |
A綾波レイ B洞木ヒカリ : : H霧島マナ I山岸マユミ |
と、表示されました。 アスカは、頭に大きな 汗 をつけて加持さんに尋ねました。 「・・・・・加持さん、コレ何?」(−−;; 加持さんは、胸をはり、得意そうに言いました。 「4年後に口説く美少女リストさ!! 生憎、アスカは売約済みだから、消したけど(ぶっ!!)」 アスカは、裏拳を人中に撃ち込み、乙女の敵を黙らせました。 そして、アスカは霧島マナの詳細情報を見て、驚きました。 |
霧島マナ 潜伏地:第2新東京市松代・・・・・ 偽名 :佐藤花子 現在、戦自、ネルフより逃亡中 碇シンジの事で連絡すれば、落とせる見込みあり |
「何よ、この名前・・・・・(^^;; それにどうして松代なの・・・・・」 アスカが画面を見て独り語を呟いた時、復活した加持さんがその疑問に答えました。 「ふっ、アスカ、甘いな! 木の葉を隠すなら森の中、 つまり、逃亡者を隠すなら大都会が最適なのさ!」 「でも、この名前は・・・・・」 「まだまだ、日本についての知識が足りないな、アスカ!! アメリカの代表的な名前が、ベン、ルーシー、デックならば、 日本で一番多い名字は、佐藤、鈴木、田中 日本の代表的な名前は、太郎、次郎、花子なんだぞ!」 「・・・・加持さん? もしかしてこの名前は?」(−−;; 「おう、俺がつけた名前さ!凸(^0^) でも、マナくんは、最初この名前を聞いた時、変な顔をしていたな?」 アスカは、やはり加持さんもセカンドインパクト以前の世代だと認識しました。 そして、加持さん、ミサトさんには、シンジ様との子供の名付け親にしない事を心に誓いました。 「そういえば、アスカ? どうして、急にマナくんに何の用事だい?」 加持さんは、そんなアスカの心を知らずにアスカに今回訪問の理由を尋ねましたが、その答えはミサトさん登場により遮られました。 「あなたぁ〜〜、今日はバレンタインだからチョコの差し入れ(!)ピキィーーン」 「おう、悪いなミサ・・・・・・・・トぉ!!」(@◇@;; 加持さんがミサトさんの方を振り向くと、そこには 使徒よりも恐ろしいシュト(酒徒) 立っていました。 ミサトさんの怒り視線の先には、加持ご自慢の『美女育成リスト』がありました。 「あなた!! 私というものがありながら、どうして今度は ロ◎コン に走るの!!」 「ミ、ミ、ミサト!! 話せば分かる!」(^^;; 「問答無用!!」凸(−−# アスカは、元保護者達の夫婦喧嘩を傍観して「アタシとシンジ様は、こんな風にはならないわ。」と呟いて部屋を後にしました。 そして、3時間後 アスカは、第3新東京市からリニアを乗り継いで佐藤花子(マナ)が居る第2新東京市松代の中学校に来ていました。 「ここね、あの鋼鉄娘がいるのは!!」 ずん! ずん! ずん! ずん! ドシャ〜〜ン!! アスカは、学校の廊下のタイルを踏み砕いて歩き、最後は花子(マナ)が居る教室の扉を破壊しました。 教室では、授業をしていた教師と生徒一同が何事が起こったのかと砕けた扉の向こうのアスカに注目しました。 「な、何ですか、あなたは!!」 アスカは、先生の問いを無視して、教室に乱入しました。 アスカは、教壇の中央に立つと教室を見回して、獲物を見つけました。 「いたわね、この鋼鉄娘!! よくもアタシのシンジ様を毒殺しようとしたわね!!」 花子(マナ)は、アスカが乱入してきた時から現実逃避しました。 ”あれは、誰? あの赤色の髪、血走った蒼い瞳は・・・・・・もしかして、アスカさん!?” 「・・・・いたわね鋼鉄娘凸(−o−) 今日こそ決着をつけるわ!」 アスカが、獲物を見つけた狼の如く、飛び掛かろうとした瞬間 「アスカさん、ごめん!」 ドス! 花子(マナ)は、これ以上騒ぎが大きくなるといけないと判断し、昔取った杵柄の戦自の格闘技でアスカに当て身をあてて黙らせると 先生に一言断りアスカを学校の外へ引き摺りだしました。 「先生、佐藤花子、早退します。/(^^) この子は、私の旧い友人なんです。少し錯乱しててご迷惑かけてすみません。」 「・・・・分かりました。」(−−;; 先生も扉を破壊したアスカとそのアスカを一撃で沈黙させた花子(マナ)を見て、”これは本人同士の問題”と自己都合で拡大解釈して早退を認めました しかし、何処へ行ってもマナはアイドルです、花子(マナ)がバレンタインデーに早退すると分かり、クラス中の男生徒は花子の名前を合唱しました。 (T0T)(T0T)(T0T)(T0T)(T0T) 「ごめんね、皆! バイバイ」(^^)/〜 マナは、学校からアスカを引き摺り出すと、とりあえず一番近いパーラーにアスカを連れて行きました。 マナは、アスカをテーブル席に座らせ、ジャンボパフェを2つ注文しました。 「どうしたの、アスカさん? 突然・・・・私に何か様があったの?」 「よくも、ぬけぬけしいわね(んぐ!)」 マナは、アスカが大声で怒鳴ろうとすると即座に自分のパフェをアスカの口に詰め込みました。 「落ち着いてよ、アスカさん!」 「(モグ)(モグ)だって、アンタが、アタシのシンジ様を毒殺(んぐ!)」 「あのさぁ、アスカさん(^^;; 話が良く見えないんだけど? 私は、シンジにあれから連絡ととっていないわよ」 「(モグ)(モグ)ウソ! だって、今日イニシャル『M.K』からシンジ様宛てに毒物が送られていきたのよ。」 「ははぁ〜〜、さては、アスカさん?・・・・・妬きもちぃ〜? シンジ宛てに送られてきたのがチョコレートだったからてっきり私だと思って、私とシンジが連絡していると思ったのね。」 「ち、ち、違うわよぉ(んぐ!)」 「アスカさん、ここは店内なのよ、落ち着いて!」 「(モグ)(モグ)だって、アタシとシンジ様は、昨年婚約して今では2人だけで同棲しているんですもの。」 アスカは、パフェを頬張りながら少し頬を真っ赤にして言いました。 「だからシンジ様が、アタシを嫌いになるはずないもん!!」(*・_・*) マナは、アスカの言い訳よりもアスカとシンジの婚約を聞いて驚きました。 「本当ぉ〜! シンジとアスカさん婚約したの!!」 「えっ、・・・うん」 「おめでとう、アスカさん! あの時からアナタ達怪しいと思っていたんだ! ・・・・そうか、そうなんだ。やっぱり私の目に狂いは無かったんだ。」 マナは、自己完結モードに入り、腕を組みロボット事件の時のアスカとシンジを回想していました。 「だって端から見ても、アスカさんって、シンジの事を慕っているのが、ありありだったもんね。 でも、アスカさんって、変にプライドが高いからシンジに対して素直になれなくて(うんうん) でさぁ、アスカ!? ごめん、アスカさん?」 「・・・・アスカでいいわよ。」 「ありがとう、アスカ。 シンジはなんて言って、アスカにプロポーズしたの?」 「誕生日の朝にシンジ様から・・・・・(ぽっ!)(*^o^*)」 アスカは、真っ赤になってパフェを無言で食べ続けました。 「そうか、誕生日にプロポーズか・・・・・」 アスカは、アスカとシンジの事を喜んでくれるマナを見て、マナはシロだと認めました。 第2新東京市からの帰りのリニアの中で、アスカはマナとの別れの言葉を思い出しました。 「マナ、今度シンジを連れてくるね。」 「駄目よ、アスカ。 私は、シンジ達と会ってわいけないのよ。 今回のアスカの訪問は、特別なのよ。 何時かきっと私の方から会いに行くからね。」 ”マナって本当は、いい子だったのね。シンジ様の見る目は確かだったんだ。(凸(^^)でも浮気は駄目よ)” アスカは、マナとの別れを浸っていましたが、忘れていた大事を思い出しました。 ”・・・・・・M.Kって一体誰なのよ!? マナじゃないとしたら? 他にもシンジ様を狙っている輩がいるのね!! 負けないわ、シンジ様は誰にも渡さないわ!!” Purrrrr! Purrrrr! アスカが、第3新東京市に帰り着くと、偶然にもヒカリから携帯に電話が入りました。 「はい、惣流です。あっ!ヒカリ」 『アスカ、今日は何処に行っていたのよ!』 「えっ、ちょっと用事で・・・・」 『今日は、バレンタインデーで学校で碇君たいへんだったんだから』 「えっ! ・・・・まさか、シンジ様チョコを貰って告白されたの?」 『ううん、そうじゃないのよ。 碇君は、渡されるチョコを全部断ったのよ! ”僕には、アスカがいますから” ”このチョコでアスカが、悲しむから” で、机や下駄箱に入っていたチョコの全部贈り主に返した(ピッ!)』 アスカは、ヒカリからの電話を切ると、駅から泣きながら走りました。 ”シンジ様ぁ〜〜、シンジ様ぁ〜〜”(;o;) アスカは、マンションに駆け込むと真っ先シンジに抱き着きました。 「あっ、お帰り、アスカ!」 「ただいま、シンジ様ぁ〜〜!!」 シンジは、アスカを抱き留め、アスカの髪を優しく撫でて聞きました。 「何処へ行っていたの、アスカ? 今日1日心配したんだよ。」 さすがに、”朝送られてきたチョコに嫉妬してマナの処まで行ってきた”とは言えません。 何しろ、アスカが妬きモチでマナの処に行っていたのにシンジは、アスカだけを想って他の子の全部のチョコを断っている事が分かっていましたから。 アスカは、自分の嫉妬深さとシンジの優しさで自然に涙が止まらなくなりシンジの優しい胸に顔を埋めて泣きました。 「シンジ様ぁ・・・・シンジ様ぁ・・・・・ゴメンなさい。」(;o;) シンジは、アスカが泣き止むのを待ってからそっと言いました。 「・・・・・アスカ、ミサトさん達から聞いているよ。」 「・・・・・シンジ様ぁ」 「アスカは、僕のために今日1日頑張ってくれたんだろ?」 「・・・・・シンジ様ぁ(コクリ)」 アスカは、抱き合っているシンジの後ろにボロボロになった加持さんとミサトさんを見つけました。 加持さんは、青痣が痛々しい顔で、ウィンクして”アスカ、マナの事は内緒だぞ”と伝えました。 そして、ミサトさんは、 「まったく、アスカったら妬きモチ焼きなんだから・・・・・(ヒック) アタシが、時間指定でシンちゃんにチョコを送ったからって妬きモチ焼く事ないでしょ! でも、シンちゃんも他の女の子からチョコを断ったんだから相思相愛ね。 お姉さんもあなた達の幸せそうなところ見て満足だわ!」 しかし、アスカには、ミサトさんの”アタシが、時間指定でシンちゃんにチョコを送った”ところまでしか聞こえませんでした。 アスカは、朝の郵便物のメッセージカードの謎が糸がほどける様に解けました。 |
碇シンジくん江 何時もお世話になっております。 M.K |
”M.K、M.K・・・・・・・・・・M(ミサト) K(加持) そうか、ミサトからだったんだ!!” アスカは、全ては自分の誤解と分かり、泣き顔からひまわりに様な笑顔になり、シンジの首に抱き着きました。 「シンジ様ぁ〜! アタシのシンジ様ぁ〜!! だぁ〜〜い、好きぃ!!」 シンジもアスカが泣き顔から笑顔に戻ったので安心してアスカを抱きしめました。 加持さんとミサトさんは、アスカの誤解も解けたのを見届けると、お互いの顔を見合わせてアスカとシンジに黙って出て行きました。 ”よかったな、アスカ” ”あんまり、妬きモチはだめよ、アスカ” そして、2人だけになってから、シンジは、アスカを抱く腕を解くと、恥ずかしそうに頬をかきながら言いました。 「あのさぁ、アスカ(ポリポリ) お願いがあるんだけど・・・・・」 「なぁ〜に、シンジ様ぁ〜〜」 「今日、学校で・・・・・ある子のチョコを貰うために他の子からのチョコ断ったんだ。」 「・・・・うん」 「でも・・・・まだ、その子から・・・・そのチョコを貰っていないんだ。」 「・・・・うん」 「だから、そのぉ(ん!)」 アスカは、シンジの唇をキスで塞ぐと、シンジの前から台所に駆け込み、昨夜から冷蔵庫に置いておいたチョコを取り出しました。 そして、シンジに抱き着いて囁きました。 「はい、シンジ様ぁ(世界で1つのアタシのチョコレートよ)」 「ありがとう、アスカ!」 シンジは、アスカからのチョコレートの包装紙を取るとそこにはお手製のチョコレートが入っていました。 「アスカぁ!?」 アスカは、シンジが驚いたのを見て、少し自慢げに言いました。 「へへへぇ・・・・アタシのお手製よ、シンジ様ぁ!」 「・・・・・ありがとう」 「どういたしまして」 「・・・・・ねぇ、アスカ? 一緒に食べてくれないかい?」 「うん!」 2月14日・・・・アスカの気持ちは空回りしましたが、幸せな日となりました。 後書き ベファナさん、影技さん、・・・リクエストのアスカネタです。 実は、このSSは正月に某HPに掲載されていたベファナさんのSSを読んで妄想しました。 アスカも酷いですね、仮にも元保護者を忘れているとは・・・・(^^;; 婚約者であるシンジに送られてきた「M.K」からの贈り物を見たらアスカでなくても暴走しますね。 風邪と闘いながら、SSを書くのは辛いです。(^^;; 次回からは、またミサちゃんシリーズです。(<な、な、なんですってぇ〜!!) 嘆願メールがたまりましたら、「シンジ様ぁ」のアスカを再登場させます。 では、また!! |
感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構 ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。 |