フライイング新婚生活

Written NASA



今回は、ママの若いころのお話しです。<(_)>
ワガママなママですけど、みなさん見捨てないでください。

ミ、ミサ!!
何、勝手にアタシの事フォローしているのよ!!
それに、ママは今でも若いわよ!!凸(^^)

(ぽそっ)ふっ、2人の子持ちのくせに(−−;;

ミぃ〜〜さぁ〜〜!! 聞こえたわよ!!
ママに向ってそんな事言う子は・・・・・(ごそごそ)

きゃぁ〜〜!!
ママ、もしかして、それは??

そっ! ミサの大好きな、怖ぁ〜〜い話の本よ。
後で、枕元で読んであげるからね。(リツコ調でニヤリ)

ママぁ〜〜!(T◇T)
ゆるしてぇ〜〜!!

もう、ミサはわるいことしませんから、まくらもとでコワイはなしをするのだけはゆるしてぇ〜〜!!

ふっ、アタシにかかれば、ミサなんてまだまだ子供よ!!凸(^ー^)

・・・・アスカ?
アスカにとって、ミサは何時までもアスカの子供だよ(^^;;

あっ、シンジ様ぁ!!(だきだき)

ア、ア、アスカぁ!!

シンジ様ぁ〜〜!
アタシ達の話が始まりますよ、行きましょ!!

パパ! ママ! アタシを置いて行かないでぇ〜〜!!
   ナイショだけど、次は何時も通りだからねっ(えへっ!)



第3新東京市のおなじみの某部屋

6月6日の明け方、彼女は蒼い目を輝かせて叫びました。

おおぉほほほほぉ〜〜〜!!
 来たわ、来たわこの日が!!
 待ちに待った シンジ様の誕生日よ!!
 今日は、シンジ様とアタシの記念すべき日よ!!
 今日は、シンジ様に う〜〜んとサービスするわ当人比で150%UPよ!!凸(^0^)

「・・・・・・・あのぉ〜〜、アスカ? 当人比150%UPって?(^^;;

アスカは、隣で寝ているハズのシンジから呼ばれて、驚きました。

「あっ、シンジ様!!
 どうして、こんなに朝早く起きていたのですか!?」

「・・・・それは、朝から一緒のベッドで寝ているアスカが枕の上に立ち上がって大声で叫んでいるから(!)

シンジは、言い訳を全部言う前にアスカに遮られました。

アスカは、形の整った鼻とオデコをシンジにピッタリつけて、0cmの距離で凄みました。

「シンジ様?
 いったいどの辺から聞いていたのですか?」

「う、うん。
 『来たわ、来たわこの日が』あたりからかな?」

アスカは、鼻とオデコへの圧力を高めながら言いました。

「じゃあ、シンジ様? アタシが言いたい事は分かりますよねっ?」

勿論、シンジには何の事だか分かりません。 何しろ聞いたのは、『誕生日』『記念すべき日』だけでしたから(^^;;

しかし、久々に見る迫力あるアスカに、シンジは圧倒されて思わず、

「うん」(^^;;

と、答えてしまいました。

それを聞いたアスカは、ぱっ! と笑顔になり、鼻とオデコの代りに唇を合わせました。

 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・
 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・


そして、唇を離すと、アスカはシンジの胸に甘えながら少し赤くなった顔を隠しながら囁きました。

「誕生日おめでとう、ダ・ぁ・リ・ン*^◇^*

アスカの突然のセリフを聞いたシンジは、慌てて聞き返しました。

「ア、ア、アスカ? 今、何て言ったの?」(@◇@;;

アスカは、シンジの胸で甘えながら言いました。

「だって、今日は、シンジ様の誕生日でしょ?」

「・・・・うん」

「アタシ達、婚約して同棲生活を始めて半年でしょ?」

「うん・・・・でも、アスカ??」

シンジは、アスカとの アレ を妄想しましたが、シンジが誤解の言葉を言う前にアスカが話を続けました。

「シンジ様とは、婚約も済ませているし、何時も2人で一緒にいるから特別コレと言って思い浮かばなかったの
 ・・・・・・・・ごめんなさい。
 そしたら、クリスマスのシンジ様のプレゼントを思い出したの!
 プレゼントは、形じゃないんだ。
 相手に気持ちが伝われば何でもいいんだって!?」

「う、うん・・・・で!?」

「だから、アタシ・・・・・シンジ様に 未来の新婚生活 をプレゼントする事に決めたの!!」∨(^0^)

「・・・・・未来の新婚生活」(^^;;

「今日一日、シンジ様いえ未来の旦那様へ、身の回りのお世話をする事に決めたの。」

旦那様ぁ〜〜!!(@◇@;;

「・・・・・駄目ですかぁ?」

アスカは、シンジが固まっているのを拒絶と思い泣き出しました。

「アタシ、アタシ・・・・早く、シンジ様の奥さんになりたくて・・・・・でも、こんなの迷惑ですよね。」(TT)

シンジは、泣き出したアスカを抱きしめて言いました。

駄目なもんか!!
 僕は、アスカが好きだから婚約したんだよ!!
 アスカは、一生懸命僕のためにプレゼント考えてくれたんだろ!?
 アスカの考えてくれたプレゼントなら何でもいいさ!!」

アスカはシンジの胸で涙を拭きながら尋ねました。

「本当、本当ですね。
 本当にアタシのプレゼント受け取ってもらえますね。」

「うん!」

アスカは、シンジの胸をギュッと抱きしめて言いました。

「・・・・・じゃあ、今日一日アタシの事を アスカ でなく ハニー と呼んで下さい、ねっ!」

「・・・・・は・に・ぃ(^^;;

アスカは、シンジが拒絶反応を示したのに気がつくと、またまた泣き出しました。

「シンジ様は、やっぱりアタシのコト愛していないね!!
 きっと、何時か、アタシはシンジ様に捨てられるのよ!!

 ・・・・・アタシ、シンジ様に捨てられたら生きていけないわ!!

アスカはシンジの胸の中でまたまた暴走しそうになり、シンジは慌ててアスカを抱きしめてアスカの耳元で囁きました。

「僕がアスカを嫌いになる訳ないだろ!
 落ち着いてアスカじゃなかった、ハニー!

「アタシもです、ダぁ〜リン(チュッ!!)

シンジは、目前のアスカの顔を見て、『嘘泣きだったの・・・』と悟りましたが後の祭りでした。
アスカはシンジに再び顔を近づけると、天使(悪魔?)の微笑みでシンジの鼻を抓みながら唇をふさぎました。

『ん〜〜!!、ん〜〜!!
 アスカぁ・・・・・・・・』


『ダメよ、ダーリン!!
 ダーリンは、アタシが起こすまで寝ていてね(ハアト)』


シンジは、じたばたと抵抗しましたが、
アスカは、昔とった杵柄のネルフ格闘術でシンジを縦四方固めに押さえ込み、シンジがぐったりするまででぃ〜ぷキスを続けました。

『ア、ア、アスカ・・ ・ ・ ・ ・  (バタン!)』

シンジが酸欠状態で気を失ったのを確認すると、アスカは満足そうに唇を離しました。

「もう少し、寝ててね。ダーリン!




そして、1時間後

朝の入浴と朝食の用意を済ませたアスカは、スキップしながら部屋に入ってきました。

お・は・よ・う、ダーリン!!

しかし、いくらアスカが甘い声で起こしても、気を失ったシンジには反応できるわけありません。
アスカは、シンジの反応を確かめて、しめしめと微笑みながらシンジの横に添い寝し、そっと囁きながら口付けをしました。

「もう、朝ですよ、ダーリン(んっ!)

 ・・・・・・
 ・・・・・
 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・


「ん・・・・・あっ、アスカ、おはよう!」

シンジは、寝ぼけて早朝の約束を忘れて、つい何時もの様に呼んでしまいました。

アスカは、頬をぷぅ〜〜と膨らませて、訂正しました。

「違うでしょ、ハ・ニ・ィ でしょ、ダぁーリン!

シンジは、アスカのしぐさを見て、瞬間0.1秒で目が覚めました。

「ア、ア、アスカ!!」

「ちがうでしょ、ダーリン(はあと)
 ハニー と呼んでよ、ダーリン(すりすり)

アスカは、躊躇するシンジに実力行使?で子猫の様に胸の上で甘えながら言いました。

「お、お、おはよう・・・・・ハ、ハニー(^^;;

「やっと、呼んでくれたわね、ダぁーリン

アスカは、嬉しそうに暫くシンジに甘えてから、起きあがり言いました。

「さあ起きて、ダーリン! 遅刻しますよ。」

「う、うん」(^^;;




学校への通学路でも、アスカは嬉しそうにシンジの左腕にしがみ付きながら歩いていました。

そして、同級生達もチラホラ見えてきた学校の手前数百mの位置で、アスカは 未来の新婚生活の会話第2章 を始めました。

「ねぇ、ダぁーリン!!

((((ずさぁーーーー!!))))

アスカの第1声で2人の周囲10mに居た学生は潮が引く如く後ずさりました。

(ひそひそ)ほら、あれがウワサの碇くんと惣流さんよ」

(ひそひそ)碇くんが、自分好みに惣流さんを調教したのよ」

(ひそひそ)碇くんと惣流さんたら、同棲しているんですって」

(ひそひそ)碇くんたら、惣流さんの膝枕でないと眠れないのよ」

            :
            :


周囲の同級生は、昨年からの噂話を他の生徒に聞こえる様に始めました。

2人の事を何も知らなかった他のクラスの生徒や下級生達は、前々から思っていた事を確信しました。

『『『『あの2人は、出来ている!!』』』』


そして、周囲の期待に応える様にアスカは、取って置きのアイテムを見せました。

「ごめんね、ダーリン!
 今朝、慌てて ダーリンがくれた婚約指輪 してきちゃった!!」

((((おおっーーーー!!))))

アスカが見せた左手の薬指のサファイヤの指輪を見て観衆は、喚起の声をあげました。

この同級生の噂話を皮切りにアスカとシンジのカップル説は不動のモノとなりました。

おまけに『あの2人は、婚約している!!』と、新事実まで判明しました。




(パクパク)ア、ア、アスカ! 何てことを・・・・』

もう1人の当時者であるシンジは、突然のアスカのセリフに対応できず 自己問答の電車 に逃げ込もうとしましたが、アスカはそんなシンジを甘えるしぐさで現実に引き戻しました。

「ねぇ〜〜、ダーリン!
 許してぇ〜〜!!

アスカは、シンジの首に抱きつき、甘える様に言いました。

「えっ、えっ、えっ、勿論さ・・・・・アスカ」(^^;;

「イヤ、何時もの様に ハ・ニ・ィ て呼んでくれないと・・・・・」

シンジは、ここでアスカに泣かれるとどうなるか想像してアスカにだけ聞こえる様に囁きました。

「ゆ、許すよ、ハニー」*・_・*

しかし、周囲の群集は、2人の一挙一動に注目していて完全にダンボ状態でした。>>(^^;;
シンジがアスカにしか聞こえないつもりで言ったセリフは、全員にしっかり聞かれていました。

そして、一同は騒ぐどころか、反対に全員揃って『ニヤリ(^ー^)』と肯きました。

ここまで、公衆の面前で新婚夫婦の会話をしてしまうと、シンジも開き直ってアスカの会話に乗ってきました。

「さあ、行こう、ハニー!!
 何時までも、ここにいると遅刻しちゃうよ。」

「うん、ダーリン!!」

シンジはアスカの腕を捕まえると、群集を掻き分ける様に学校に歩き始めました。




そして、教室に入るとアスカとシンジは、ヒカリ達女生徒に囲まれて根掘り葉掘り質問責めに遭いました。

「ねぇ、アスカ?
 その指輪どうしたの?」

「えへっ、ダーリン にもらったの」

 (ずさささっーーーー!!)

一同は、普段とは違うアスカのシンジの呼び名に後ずさりました。
そして、ひそひそと打ち合わせして、気をとり直して別のクラスメートが質問をしました。

「あのぉ・・・・惣流さん?
 左手の薬指 の意味は、知っている?」

アスカは、嬉しそうに横にいるシンジの左腕を捕まえると宣言しました。

うん!凸(^ー^)
 だって、アタシ、去年のアタシの誕生日にダーリンから プロポーズ されたんだもん、ねっ!

「う、うん・・・・ハ、ハニー

 (おおおおっ!)

クラスの全員は、アスカの幸せそうに胸の前で左手と右手を重ねる仕種を見て、即座に納得しました。




そして、授業中

アスカとシンジの端末には、ケンスケを代表とする芸能記者と化した全校生徒から質問が卒倒しました。

【プロポーズの言葉は?】
     『Delete』(Y/N)

【何時から付き合っていたの?】
     『Delete』(Y/N)

【やっぱり、職場結婚?】
     『Delete』(Y/N)

【綾波さんには、何て言ったの?】
     『Delete』(Y/N)

【去年の夏がきっかけ?】
     『Delete』(Y/N)

【一目ぼれ?】
     『Delete』(Y/N)

      :
      :


シンジは、端末がパンクしそうになるメールの嵐にうんざりして、全部削除しました。

しかし、アスカは、同じメールの嵐に対して、幸せそうに1通ごとに返信しました。

【プロポーズの言葉は?】
シンジ様がベッドの中で『好きだよ、アスカ』って言いながら抱きしめて・・・・・きゃぁ〜〜!!

【何時から付き合っていたの?】
うん、それは ナ・イ・シ・ョ!!
だって、正しくは何時から一緒に住んでいたかだもん!

【やっぱり、職場結婚?】
う〜〜ん、そうね?
世間では、そうとも言うわね。
アタシの横には、ダーリンがいて何時も守ってくれたの!
アタシがマグマに落ちた時は、ダーリンが飛び込んで助けてくれたわ!!

【綾波さんには、何て言ったの?】
ファーストは、最初から対象外よ!!
ダーリンは、アタシ一筋だったのよ!!

【去年の夏がきっかけ?】
う〜〜ん、そうね・・・・
あの夏にダーリンがアタシを変えてくれた事かな
意地っ張りなアタシをダーリンが変えてくれたの(ぽっ!)

【一目ぼれ?】
モチロン!!
初めて会った時から『この人が、アタシの運命の人』だってピンときたわ!!

      :
      :


お約束でアスカのメールにはセキュリティがかかっていなかったので、アスカが1通返事を出す毎に、第壱中学では 怒涛の大騒ぎ なりました。

そして、午前中の授業中は、2人の端末のHDがメールのDLでパンクした事を除けば、大きな問題は起こりませんでした。




キィ〜〜〜ン、コォ〜〜〜ン、カァ〜〜〜ン、コォ〜〜〜ン・・・・・

「はい、これで本日の**の時間は(!)

ダぁ〜リン!!

アスカは、チャイムが鳴ると同時にシンジの席の横にやってきました。

教壇には教科先生が最後の一言を話していましたが、アスカはそんな先生を無視してシンジといちゃつき始めました。

「ダーリン! 今日のお弁当は、アタシの自信作なの!」

「ア、ア、アスカ?」(^^;;

イヤ! ハニーと呼んでくれなきゃ!!」

「・・・・・ハ・・・ニぃ・・・・・
 まだ、先生がいるんだよ?
 ほら、先生が呆れた顔で見ているよ。」

「いいのよ、ダーリン!
 もう、昼休みなんだから!!」

そ、惣流さん!!
 一体なんですか!?
 私が帰るまで我慢できないのですか?」

教師は、少し立腹ぎみに注意しましたが、アスカはさらっとしらじらしく言いました。

「はい、アタシ達は、ネルフの連絡事項を話しているんです。
 先生は誤解していますが、アタシ達の会話は盗聴を防止するための暗号なんですよ。
 それに先生の授業の妨げにならないためにも休み時間まで待っていたんですよ。」

「・・・・うっ!」(−−;;

さすがの先生も ネルフ の言葉には勝てません。
先生は、荷物をまとめると足早に教室を出て行きました。

先生を見送ったアスカは、シンジとの食事を再開するためにシンジの膝の上に腰掛けました。

「ア、ア、アスカ!!」(^^;;

「さあ、ダーリン!
 アタシ の自信作た・べ・て(ハアト)

 「「「(うっ!)」」」(男子生徒の声)

「はい、あ〜〜ん」

「あ〜〜ん、パク(モグモグ)

「どお、美味しい?」

「うん、美味しいよ!」

「じゃあ、次はこれねっ、あ〜〜ん」

     :
     :


シンジは、アスカに食べさせられるままお弁当を食べていましたが、アスカがちっとも食べていない事に気がつきました。

「ハニーは、どうして食べないの?」

「だって、ダーリンが美味しそうに食べているのを見たら、胸がいっぱいになってしまったんですもの!(ぽっ!)

 「「「(うっ!)」」」(女子生徒の声)


*なお、その日のアスカとシンジのクラスでは、何故かお弁当を残した生徒がたくさんしました。(^^;;




放課後も

「さぁ、ダーリン、帰りましょ」

「うん、ハニー」

シンジも1日中アスカのペースに完全に巻き込まれて ダーリン&ハニー の呼び名に抵抗が無くなっていました。

「ねぇ、今日はダーリンの誕生日なんだから、ア・タ・シ が腕によりをかけて作りますね。」

「うん、楽しみだね、ハニー!」

シンジの腕をしっかり捕まえている姿は何時も通りでしたが、今日のアスカの笑顔は傍から見ている人も微笑みたくなるような笑顔でした。




その日の夜

アスカは、ベッドで今日一日の事を思い出し、誕生日が過ぎるのを名残惜しんでシンジ言いました。

「ねぇ、ダーリン」

「何だい、ハニー」

「あと少しで、ダーリンの ・・・・ シンジ様の 誕生日も終わりですね。
 明日からは、また何時もの婚約者に戻ってしまうのですね。」

アスカ悲しい顔を見せない様にシンジに背を向けました。

「でも、アタシ・・・・・アタシ、今日一日シンジ様と新婚生活を満喫できて幸せでした。(ぐす)

アスカが声を殺して泣いていると、シンジが後ろから包み込む様に抱きしめて囁きました。

「今日一日、アスカと新婚生活を満喫できて嬉しかったよ、ハニー!

「シンジ様ぁ〜〜」

「だからアスカさえ良ければ、アスカさえ良ければ、明日からもずぅ〜と、未来の新婚生活を続けないかい?」

アスカは、振り返るとシンジの胸に顔を押し付けて、嬉し涙で号泣し始めました。

「シンジ様ぁ〜〜!! シンジ様ぁ〜〜!! ・・・・・・」


シンジは、髪を優しくなでてアスカを落ち着かせると尋ねました。

「落ち着いたかい、アスカ?」

アスカは、目を赤くして笑顔で答えました。

「・・・・・はい」

「じゃあ、明日からそうするかい?」

しかし、アスカは少し悲しく首を振りながら言いました。

「いいえ、シンジ様
 今は、シンジ様の・・・・シンジ様の気持ちだけで十分です。
 あの呼び名は、何時かアタシとシンジ様が本当の夫婦になる時まで大事にとっておきましょう。」

「いいの、アスカ?」

「はい! だって、シンジ様の気持ちも確かめられたし・・・・・それに

「それに?」

アタシ達が婚約している事 が皆に知ってもらえたから、えへっ!

アスカは、悪戯っ子の様に笑ってから、シンジの誕生日最後のキスをしました。

 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・
 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・


「・・・・・これは、アタシからの誕生日最後のプレゼント。
 ねっ、ダぁ〜〜リン(はあと)

「わかったよ、ハニー」(^^;;


FIN



後書き

\(^0^)シンジくん誕生日おめでとう!!(^0^)/

疲れました。本当に疲れました。
最初はシンジくんへのプレゼントで四苦八苦し、いざ書き始めたら今度はセリフに苦しみました。

慣れないセリフは使うもんじゃありませんね。(^^;;

なお、今回の誕生日企画も挑戦しています。
詳しくは、「愚者の部屋」をご覧ください。


マナ:な、な、NASAさんっ! これはなんですかっ!

アスカ:今日は、ダーリンのバースデーなのねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!

マナ:ダーリンに、ハニーって・・・(*ーー*) は、はずかしい・・・。(*ーー*)

アスカ:ダーリンに、たっぷりサービスしなくちゃねぇっ!

マナ:コメントの時まで、無敵のシンジ様ぁモードにならないでよっ!

アスカ:家でも学校でもダーリンにいたでりつくせりでサービスよぉぉぉぉぉぉ!(^O^)

マナ:人の話を聞いてよっ!

アスカ:婚約指輪も、ちゃーんとみんなに見せないとねぇぇぇっ!

マナ:ちょっとぉぉ・・・。(ーー;;;;;

アスカ:先生が余計なこと言ってきたら、”ネルフ”の一言で退散よぉぉぉぉぉ!(^^v

マナ:1人で話を進めないで、対談にしてよっ!

アスカ:あぁぁ、シンジ様ぁぁぁ、アタシのこの小さな胸は、もう張り裂けそうですぅぅ!(*^^*)。

マナ:アスカ? ちょっと、アスカぁぁぁっっ!

アスカ:シンジ様ぁぁぁぁ、お誕生日おめでとうございますぅぅぅぅぅ。m(_ _)m

マナ:もういや・・・帰る・・・。(TT)
作者"NASA"様へのメール/小説の感想はこちら。
nasa@roy.hi-ho.ne.jp

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