アスカを訪ねて三千里




第3話 「旅立ち」

「碇!」
僕は叫び声に気づき振り向くと、木村先生の振り下ろした竹刀が目の前に迫っていた。


肩口に鋭い痛みが走り、僕は膝を崩してしまった。

「違うんです! あれは本当に神父様に……」
僕は弁解しようと思ったが、もうそんな気力は残ってはいなかった。
霧島さんは目を閉じてるし田代君は顔を背けてる。 この教室に僕の味方はいないんだ。

うずくまった僕を、木村先生は竹刀で叩いたり蹴ったりもしたが、僕はもうどうでも良く
なっていた。

竹刀が折れる程僕を叩いて、少し気が済んだのか木村先生は深呼吸をしてから言った。
「まったく……これだから孤児は入れたく無かったんだ……他のみんなと同じ市民だなん
て思わない方がいいぞ」 だが、その言葉を聞いては平静でいられなかった……

「好きで孤児になったとでも思ってるんですか!…… 孤児だから、親が怒って来ないと
でも思って、僕を殴ったんですか! 孤児だからってそのお金の事を調べもせずに犯人扱
いですか……あなた達大人がそんな風だから、保護を嫌う親の無い子供達が街から消えな
いんだ!」

「碇……貴様 居直ったのか」 木村先生は眼を見開いて言った。

「先生……確か二才の子供がいましたよね」
「ん?……ああ」
「仮に先生と奥さんが事故で死んで……残された子供が孤児になって……先生の子供がこ
んな目にあったら、どうします……」

「う……そ、それは……だが、犯罪を犯していい訳じゃ無い」

「僕は無実です! 誰も……信じてくれて無いみたいですが……そのお金は預けておきます
もし、本当の犯人が見つかったら……神父様に返しておいて下さい」

僕はそれだけ言って服を手に抱えて教室を出た。

「シンジ君!」
教室を出る時、霧島さんの悲痛な叫びが僅かに耳に入ったが、僕は振り向かなかった……

あっけに取られてるのか、先生も誰も追っては来なかった。

僕はトイレで服を身につけて、下駄箱に向かった。

まだ陽の高いこんな時間に帰宅するのは初めてだった。
これまで一度も早退をした事が無かったけど……もういいや

「太陽が……眩しすぎるからいけないんだ……」
僕は堪えに堪えていた涙を拭いもせずに歩いていた。

「孤児でさえ無かったら……けど……孤児だからこそ、アスカに会えた……
だけど……もう嫌だよ……折角出来た友達をこんな形で無くすのはもう嫌だよ……」

竹刀で叩かれた傷がひりひりしていたが、心に刻まれた傷の方が大きかった。

これまで、自分が孤児だと言う事で引け目を感じた事はあったが、自分が孤児である事を
嘆いたりはしなかったけど……アスカがいたから……でも今の僕にはもう堪えられないよ


子供たちは皆学校に行ってるので、静寂に包まれている孤児院に僕は入って行った。

「持って行く物を……用意しなきゃ……」

僕は自室に入り、宝物の入った小箱を鞄の下のはしにそっと入れた。
どこに行っても勉強だけはしたいから、教科書も持って行こうかと考えたが、
荷物になるので、美術の教科書だけは持って行く事にした。
そして、お気に入りの絵筆を一本と4色しか無い絵の具を鞄に入れた。
これは、もしお金に困った時に、似顔絵を描く為だ……


いくつかのものを入れた鞄を手に、
これまで僕を育んでくれたこの部屋に別れを告げた。


「シンジ またモデルになってあげるから、奇麗に描いてよねっ」
「またかい?アスカ」
「何よ 私の絵を描くのが嫌なの?」
「そんな事無いけどさ……いつもアスカは描いた絵に注文を付けるじゃ無い」
「そりゃ、シンジの腕がもっと上がる為のアドバイスよ 感謝しなさい」
「わかったよ じゃ、いつもの椅子に座ってよ」
「シンジ……ありがとっ」

いつもアスカが座っていた椅子を見ている内に、再び涙で視界が歪んだ。

「もう泣かないよ……アスカ 君に会うまでは」 僕は手の甲で涙を拭った。


僕は扉を開けて廊下を歩いていた。

孤児院で育った僕達がすさまなかったのは、神父様のおかげかも知れない……
いつも分け隔てなく、時には父親になり、時には厳しい教師として僕達を指導してくれた。


ガシャーン

「んん〜」
「カヲル君……それ、神父様が大事にしてた花瓶じゃ無いか……」
「んっん〜」
「そうか……お水を取り替えようとしてたんだね……」

「何か、物音がしたけど、どうかしたのかね?」
「んっんー・・・・」
「あっ……これは……その……ごめんなさい 僕が割りました」
「んーんー」
「そうか……庇ってるんだね 大丈夫だよ そんな事じゃ怒らないから」
「神父様……」
「花瓶は買い替えれば済むけど、君たちのそのかけがえの無い心は、お金じゃ買えないか
らね」
「神父様……ありがとうございます」


孤児院の中には、これまでの様々な思い出が詰まっていた。

「そういえば、ケンタがこれを欲しがってたな……」
僕は中学進学の時に神父様に買って貰ったシャーペンをケンタのベッドの枕の上に置いた。
神父様は留守だったので置き手紙を置いて、僕は孤児院に別れを告げた。


「駅前のホテルだったな……」 僕は孤児院を振り返らずにそのまま歩いていった。

今、振り向いたら……決意が揺らいでしまいそうで……



コンコン
勇気を振り絞って、僕はホテルの最上階のスイートルームのドアをノックした。

「誰かね……」中から重厚な声が返って来たので、僕は深呼吸をしてから言葉を紡いだ。

「孤児院にいた、碇……シンジです」

「カヲル……開けてやりなさい」
その言葉が聞こえると同時にホテルのドアは開かれた。

ドアの向うには少し驚いた顔をしたカヲル君が見えた。

「カヲル君 三年ぶりだね」 僕はカヲル君の元気そうな姿を見てほっとした。

「私が君を引き取る事になった、出羽シュウジだ……」
ソファーに身体を持たせかけていた30前ぐらいの男の人が僕の方を向いて言った。


「宜しく……お願いします」 僕は深々と頭を下げた。
出羽さんは、ちょっと近寄りがたい雰囲気を漂わせていた。
なにせ、足元にバラの花を撒き散らかしながら、片手でデッサンをしているのだ。


「で……私の職業は知ってるだろう……君も画家を志すつもりはあるのかね?」
「人物画以外は描いた事が無いですが……頑張ります」 僕は唾を飲みこんでから答えた。
「ま、良かろう……話は後だ カヲル……風呂に入れてやれ」
カヲル君は黙って頷いて僕の方に振り向いた。

そういえば、そのまま来たから、先生に蹴られたり竹刀で殴られた傷や痣が服の端から覗
いているのに、僕は今さらながら気づいた。

「ん……」 僕はカヲル君の指差す方に歩いて行こうとしていた。

「あ、ちょっと待て……こっちを向いて背筋を伸ばせ」
僕は出羽さんに呼び止められたので、慌てて振り向いて指示に従った。

「ふむ……ちと育ちすぎだな……身長155cm体重41kg 胸囲は普通だな……
時間をかけて良く洗ってやって、傷の手当てをしておけ 私は服を買って来る」
ぶつぶつ言いながら出羽さんは僕に背を向けて、ドアを開けて外に出ていった。

「どうして、あれだけで身長が解ったんだろう……あっそうか画家だからモデルを使う事
があるからかな……ちょっと恐い人だけど……すごいな……」

「ん……」 「あっごめんごめん お風呂だったね」
僕は慌ててカヲル君の後をついていった。

「しかし……入り口は普通だったけど、凄く広いんだね……」 僕は頭上の小ぶりなシャ
ンデリア調のライトを身ながらカヲル君の後をついて廊下を歩いていった。


「いたた……」 僕は風呂に入る為、シャツを脱ごうとしていたが、朝の傷がうずいて、
シャツを脱ぐ事が出来なかった。

「カヲル君……ありがとう」 それを見ていたカヲル君がすかさず服を脱ぐのを手伝っ
てくれたので、僕はようやく風呂に入る事が出来た。


「ねぇ……カヲル君……まだ出ちゃダメなの?」
少しぬるめのお湯とは言え、入ってから10分ぐらいが経とうとしていた。
カヲル君は僕に付き合って一緒に湯船の中に入っていた。
そして少し悩んでからカヲル君は首を横に振った。

最初に入った応接用の部屋より遥かに広い風呂場で、いろんな設備があったが、
僕はゆでられていて、それどころでは無かった。


2分後に僕が哀願すると、ようやくカヲル君は上がる事を許してくれた。

「え?ここに座れって? うん」 僕はカヲル君に背を向けて、椅子に腰かけた。

カヲル君は、すごくいい匂いのする何かを手に持ったスポンジにかけて、泡立たせていた。
僕は石鹸以外で身体を洗った事が無かったので、少し期待と不安が入り交じった視線で、
カヲル君の仕草を見ていた。

昔からお風呂は大勢で入るものだったから、二人きりでお風呂に入るのは、
お父さんが生きてた頃以来だった。

カヲル君は僕の背中にスポンジをあて、最初はゆっくりと、そしてだんだん強く、
僕の身体を擦ってくれた。 赤く腫れてて痛そうな所はやさしくそっと洗ってくれたので、
僕はあまりの気持ちよさに、カヲル君に身体を預けていた。

昔も良くカヲル君と背中の流しっこをしたっけ……

「あっ 前は自分でやるよ……え?だめ? まぁカヲル君ならいいけど……」
僕はカヲル君の胸に背を預けて、カヲル君に身体を洗って貰っていた。

ここ数年、小さな子供たちの身体を洗うのが手一杯で、あまり自分の身体を洗えなかった事
を僕は思い出しながら、初めてのボディーシャンプーとスポンジの洗い心地に天にも登るか
のような気分だった。

「うわ……傷に染みると思ったら、これ薬湯なのか……打ち身、腫れ、擦り傷に効果有りか
丁度僕の症状と同じだなぁ」 僕は痛みを堪えて効能を書いたプレートを見ていた。

カヲル君は僕の腕の痣を見て、少し心配そうに僕の眼を覗きこんでいた。
「大丈夫だよ……すぐに治るよ……身体の傷ぐらい……うっ」
僕の脳裏には口に手をあてて一万円札を見入ってる霧島さんの姿と、顔を背けた田代君
そして、目を閉じて口をつむっている霧島さんの姿が交互にフラッシュバックした。

「だ、大丈夫だよ……ちょっと傷に染みただけだよ……」
カヲル君が心配そうに覗きこんで来たので、僕は顔を上げて言った。


「ふぅ 気持ち良かった……」 僕はバスタオルで身体を拭きながら呟いた。

「けど……カヲル君と同じ所で良かったよ……カヲル君がいれば……寂しく無いだろうし」
僕は同じように身体を拭いているカヲル君に笑みを向けた。

カヲル君はしゃべれないけど、仕草や顔の筋肉の動きを見てると、大体解る……
けど、今のカヲル君の思いは、あまり伝わらなかった。
まぁ、3年も離れてたから、いつまでも同じじゃ無いけど……
僕はその事が少し寂しくもあったが、これからいくらでも一緒にいる事を考えると、
そんな事は些細な事だと思うようになって来た。

僕がさっきまで着ようとしてた服を手にしようとすると、カヲル君が首を振って止めた。

カヲル君が脱衣書の隅を指差すと、新品のシャツやパンツや普段着が置かれていた。

「このシャツ すごく肌ざわりがいいなぁ……孤児院の皆にも着せてあげたいな……」


その後、お昼御飯をルームサービスで食べて、出羽さんに言われた課題を鉛筆で書いている
間に、列車の出発時間が近づいて来た事を伝えられ、出羽さんはホテルをひきはらった。


「列車は3時発だが、ここが始発だからな……二番ホームにもう来てるな」
出羽さんは二番ホームに止まっている、第三新東京市行きのリニアを指差した。
「2時40分か……少し時間があるみたいだな……」 僕は駅の大時計を見て呟いた。
そう、マナや田代君に一言も言わずにお別れするのが、少し心残りなのだ。

「まだ学校にいるだろうから、連絡の取りようも無いけど……皆に疑われたまま僕が二人に
会ったら……二人に迷惑をかけるかも……これでいいんだ」
「もう乗っておくぞ」 出羽さんは売店で何か買ったのか、カヲル君に持たせて乗車ホーム
に向かって歩いていったので、僕も二人の後を追いかけて歩いていった。

歩いて行くにしたがって、長大な第三新東京市行きのリニアの全貌が見えて来ていた。
「アスカも……これに乗って……ここを出たのかな……早く……会いたいな」
僕は二人の事を忘れようと、アスカの顔を脳裏に思い浮かべていた。

二人とももう中に入っており、僕はため息をひとつついてから、乗り口に片足を載せた。

「シンジ君!」
「碇君!」
マナの悲痛な叫びと、田代君の呼び声に、僕は片足を乗り口に置いたまま振り向いた。

「マナ 田代君……」本来ここにいる筈の無い二人がいるのが、僕は信じられなかった。

二人は僕の元に駆け寄って来て、僕に話しかけて来た。

「どうして……ここに」
「僕が説明するよ……あれから大変だったんだよ 霧島さんが突然服を脱ぎ初めて……」
どれほど、その不自由な足で走ったのか、田代君は荒い息をしていた。
「田代君……言わない約束だったじゃ無い……」 マナは顔を紅く染めて顔を背けた。
「どういう事なの?」 僕は少し驚いて聞き返した。
「霧島さんがね……シンジ君を孤児だからと言って疑ったのなら、私も孤児だったから同
じように身体検査してくれって言って服を脱ぎだしたんだよ……」
田代君は苦笑しながら言った。

「それで……どうなったの?」
「……霧島さんが碇君の冤罪を晴らそうとしているのを見て、目が覚めたんだ……一時の
復讐で、僕は一生の友達を無くす所だったよ……そう 僕が犯人だったんだ。 取ってや
ろうなんてつもりじゃ無くて、いつも人の嫌がる事をする田中君を困らせてやろうって思
っただけだったんだよ……けど、君が疑われた時に名乗りを上げなかったのは僕が臆病者
だからだよ……ごめん……謝っても謝りきれないけど……碇君と霧島さんには、本当に酷
い事をしてしまったと思ってるよ」 田代君は一気に喋って気が楽になったのか、清々し
い顔をしていた。 良く観察してみると右目の周りにあざが出来ており、恐らく先生か田
中君に殴られたんだろう……

「それで、二人で神父様の所にお金を返しに行ったら、シンジ君が置き手紙を置いていなく
なっちゃったって言うから……私……心配したのよ あの時……シンジ君を心のどこかで、
疑ってしまったから……シンジ君が私のもとから離れていったんじゃ無いかと思って、後悔
したけど……嫌われてもいいから、一言お詫びが言いたかったの」
マナは今にも叱られるのを待つ子供のように震えながら目を閉じて僕の方を向いていた。

「マナ ……僕は怒ってなんか無いよ……ただ……ちょっと悲しかっただけだよ けど、
田代君からその後の事を聞いたから……もう、悲しくなんか無いよ」
僕は握り締めているマナの拳を両手でそっと包んであげた。

「でも……でも 私 自分が許せないの……」 マナは涙を流しながら俯いていた。

その時、列車の発車を告げる放送が構内に鳴り響いた。

「じゃ、マナ……お願い出来るかな……今後、田代君のように身体が不自由な人とかを
苛めたりする人がいたら……僕だと思って庇ってあげて欲しいんだ……」
「碇君………」
僕の名前を呼んだ後は感極まって何も言えなくなった田代君が僕に手を差し出して来た。

「シンジ……わかった……私ももっと強くなる……だからシンジも負けないでね」
マナも僕と田代君が繋いだ手に両手を重ねた。
そう……僕にはアスカだけじゃ無いんだ……僕を支えてくれる友達がいるんだ……

だから、どんな所に行ったって……負けるもんか!


僕はドアが閉まりそうになったので、二人から手を離した。
マナが反射的にこっちに駆け寄りそうになったが、田代君が押さえてくれたようだ。

マナの目の前で扉が閉まり、扉の窓からマナの顔が見えた時には、
マナの顔は涙で歪んでいて、声は聞こえなかったが、僕に何かを伝えたかったのか、
真剣な眼差しで僕を見詰めて、口をぱくぱくと開けていた。

さよなら……マナ 田代君 そして ありがとう

列車が動きはじめたので、僕は客車に入り、カヲル君の隣に腰を降ろした。

「本当にいいのか? 何なら次の駅で降ろしてもいいんだぞ」
出羽さんは、そう言って僕の顔を一瞥した。

「いえ……出羽さんについて行きます……」
僕はこれまで、直視出来なかった出羽さんの顔を見詰めて答えた。

僕はマナと田代君の事を思いながら窓を見ていると、カヲル君がそっと右手を僕の左手に
伸ばして、手を結んでくれた。

「そう……僕は天涯孤独だけど、決して一人じゃ無いんだ……だから、寂しくなんか……」

列車はトンネルに入り、僅かな明かりだけが僕を照らしていた。

僕はもう……泣かないんだ。
僕は背もたれに身体を預けて天井の非常灯を睨みながら涙を堪えた。

列車が風圧と共にトンネルを抜けた時……
僕は明るい未来が待ちうけてると信じてやまなかった。




御名前 Home Page
E-MAIL
作品名
ご感想
          内容確認画面を出さないで送信する

どうもありがとうございました!



マナ:尾崎貞夫さん、第3話の投稿ありがとうございました。いよいよ旅立ちですね!

アスカ:あの木村とか言う教師!! アタシが見つけたら殺してやるわ!!

マナ:そんな野蛮な・・・でも、今回ばかりはわたしも許せないわ!

アスカ:孤児というだけで、ろくに調べもせずに!! プログナイフの錆にしてくれるわ!!

レイ:私は出てこないの?

マナ:そういや、TV本編でもアスカは孤児みたいなものなのに、元気だったわね。

アスカ:孤児? ハッ! 世界のエリートたるアタシにそんなの関係ないわ!

マナ:はいはい。そうですか・・・。でも、わたしもシンジと離れ離れになってしまったわ。

アスカ:アンタはもう用済みよ! シンジはアタシの元へ来るの! 次話が楽しみだわ!

マナ:そう上手く行きそうに無いけどね。

アスカ:ちょっと、裏情報を掴んでるんじゃ無いでしょうね! 教えなさいよ!

レイ:私は出てこないの?

マナ:下にある次話のタイトルでも、見たら? 寒気がするから・・・。

アスカ:ん? ハッ! ぜ・・・絶望って何よ! ちょっと!! 何とかしなさいよ!!

マナ:わたしも・・・何とかしたいわよ・・・(TT

レイ:私は出てこないの?

アスカ&マナ:うるさい!! それどころじゃない!!
作者"尾崎貞夫"様へのメール/小説の感想はこちら。
uraniwa@ps.inforyoma.or.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。


第4話【希望……そして絶望】は、現状欠番です。
第5話孤独】に続く!

inserted by FC2 system