【
アスカを訪ねて三千里
】
第8話「
予感
」
「もう こんな時間かぁ……」
僕は公園の時計を見て、エミコちゃんとの約束を思い出した。
「お客さんも引いたようだし、僕はもう帰るよ ケンジ君も気をつけて帰りなよ」
僕は荷物を纏めて鞄に収めていった。
「また……明日もここに来るのか?」 ケンジ君は恐る恐る問いかけて来た。
「うん 勿論だよ それじゃ!」 僕はケンジ君と手を振って別れた。
「エミコちゃん 待ってるかな?」 僕は足早に帰路につこうとしていた。
大通りの反対側の出口が、加持家に近かったのだが……出口を目前にした時、三人の男が
脇から現れて道を塞いだ。
三人とも妙な柄のシャツを着ており、その中の一人だけが、黒いネクタイをしめていた。
「何なんですか あなた達は」 僕は道を塞いだ三人に問いかけた。 だが三人ともにや
にやしているだけで、何も答えようとはしなかった。
「おまえだな……この公園で似顔絵を描いているのは……」
黒いネクタイと灰色のワイシャツを身につけた男が口を開いた。
「そうですけど……」 僕は内心気おくれしていたが、出来るだけ毅然とふるまった。
「この場所は俺達のシマなんだよ……勝手に商売されちゃ困るんだ……そこでだ」
そう言って黒ネクタイの男は頬を歪めた。
「ショバ代は7割……それで文句はねぇだろうな……心配するな……その代わり他の奴等
には手は出させない……まぁガード料と言った所かな……」
黒ネクタイの男は顎に手をやって手でさすりながら言った。
「相場は一割って聞いてます……一割でしたら、払います」
僕は加持さんの言葉を思い出して言った。
「なんやと われぇ」 アロハシャツを着た男が僕に向かって飛び出そうとしたが、
黒ネクタイの男が片手で押し止めた。
「なぁ 坊や……誰に聞いたかは知らんが……意地を張ってたら 死ぬぞ」
黒ネクタイの男が懐に手を突っ込んで言った。
「あっそうだ ちょっと待って下さい」 僕は鞄から財布を取り出した。
「ほほう 素直に払う気になったのかい いい心がけだ」
背後にいるもう一人の男が、勝ち誇ったかのような表情で言った。
「これを見せろと言われてるんです」 僕は加持さんに貰った名刺を差し出した。
黒ネクタイの男は名刺を受けとって、一瞬顔色を変えた。
「兄貴 どうしたんですか? さっさとやっちまいましょうよ」
さっき僕に突っかかろうとした男が黒ネクタイの男に話しかけた。
「るせぇ 黙ってろ」 黒ネクタイの男は一喝してから、僕の方に歩いて来た。
「大事にしまっときな…… 一割でいいだろう……で、いくら稼いだんだ?」
黒ネクタイの男は僕に名刺を返しながら言った。
「今日だと…… 二万円ぐらいです」 僕は今日の売り上げを頭の中で計算した。
「じゃ、二千円だな……これから、稼いだらその日の分の一割は別にしておけ……」
僕は黒ネクタイの男に財布から二千円を取り出して支払った。
「ちょっと、兄貴 何でまたそんなに譲歩する必要があるんですか」
「おまえ、加持弁護士を知らないのか……俺達の組のような零細な組じゃ、誰かが懲役に
行くような羽目になっても、私撰弁護士を付ける金はねぇんだぞ……だが、加持弁護士っ
てのは、金の無い貧乏人や、俺達みたいな人間にも分け隔て無く弁護してくれる上に、
これまで8割以上の裁判で相手から譲歩を引きだしたり、減刑にまで持ち込んでるんだぞ
おまえもいざと言う時に世話になりたけりゃ敵に回さない事だ……」
黒ネクタイの男の言葉に僕は少し驚いていた。
「だが、約束を破ったら……どうなっても知らんぞ…… おい行くぞ」
まるで喪服を着る時に付けるような黒ネクタイを絞めた男は、
僕の目を見据えてから、子分を連れて去って行った。
確かに名刺を見せろとは言っていたが、ここまで効力があるとは思わなかったので、
僕は驚きながら加持さんの名刺を見ていた。
「大丈夫だったのか?」 ケンジ君がパチンコを手に木の陰から現れた。
「ケンジ君 心配してくれたんだね ありがとう」
僕はケンジ君が見守ってくれていたのを知って嬉しかった。
「あいつらは、大利組の連中なんだ……あの黒ネクタイの男は証拠は上がって無いけど、
少なくとも三人は殺してるって噂が流れてるんだ……」
僕はその言葉を聞いて、今ごろ身体に震えが来てしまった。
「じゃ、僕 帰るね……」 僕はケンジ君に声をかけて、駆け出した。
「エミコちゃん 怒ってるかな……」 僕は何と言って宥めるか考えながら走っていた。
「あ、シンジお兄ちゃん 遅ーい」 僕は帰るやいなやエミコちゃんの出迎えを受けた。
「ごめんごめん 帰ろうとする度にお客さんが来ちゃったんだ……夕御飯の後で描いてあ
げるから、それで許してよ ねっ」 僕はエミコちゃんに両手を合わせて頼み込んだ。
「よお シンジ君 帰って来たのかい 晩飯は もうちょっと待ってくれよすぐ」
僕がエミコちゃんの機嫌をとりながらリビングに向かうと、
加持さんがテーブルの上で玉ねぎの皮を剥きながら言った。
「あ、手伝わせて下さい」
テーブルの上にはまだ皮を剥いていない玉ねぎが二つ残っていた。
「じゃ、頼むよ シンジ君」 加持さんは立ち上がって言った。
「ハイ!」 僕は加持さんが座っていた椅子に座ってペティナイフで軽く切れ目を入れ
て、手早に玉ねぎの皮を剥きはじめた。
「シンジ君 なかなか巧いじゃないか」
加持さんはフライパンを紙ナプキンで拭きながら、僕の方を見て言った。
「施設で中学生になってからは手伝ってましたから……下ごしらえなら出来ますよ」
僕はアスカと共に材料の買い出しや下準備を一緒にしたのを思い出した。
「玉ねぎを使うって事は今日の料理は何ですか?」
僕は皮を剥きおえたので、他に手伝える事が無いか聞いてみた。
「ハンバーグだよ 今日はエミコのリクエストでね」
加持さんは僕の正面の椅子に座って様子を見ているエミコちゃんを見て言った。
「じゃ、この玉ねぎは微塵切りですね やりましょうか?」
「そうだな じゃ頼むとするか このまな板と包丁を使いたまえ」
僕は加持さんからまな板と幅広の包丁を浮けとった。
「ねぇねぇ 私にも手伝える事無い?」 エミコちゃんが眼をキラキラさせて問いかけた。
「じゃ、古い新聞紙を持って来てくれるかな……沢山はいらないけど、テーブルを汚したく
無いから」 僕はエミコちゃんにゆっくりと言葉を伝えて行った。
「うん わかったぁ」 エミコちゃんは嬉しそうに立ち上がった。
「頼むから今日の夕刊は取って来ないでくれよ まだ読んで無いんだから」
加持さんは苦笑しながらエミコちゃんに伝えた。
数分後にはマガジンラックに押し込まれていた一昨日の夕刊を持って来てくれたので、
僕はテーブルの上に新聞を敷いてからまな板を置き、先程のペティナイフで玉ねぎに切れ目
を入れていった。
4個の玉ねぎの下準備を終え、これからきざむ訳だが……
「エミコちゃん ちょっと離れてた方がいいと思うよ」
僕は身を乗り出さんばかりに僕の手元を見ているエミコちゃんに言った。
「どうして? エミコがいたら邪魔になるの?」 エミコちゃんは寂しそうに言った。
「そうじゃ無いんだ 玉ねぎをきざむと涙が出て来るんだよ」
僕が慌ててフォローすると、納得したのか、少し離れたテレビの前のソファーの背もたれに
身体を持たせかけて僕を見ていた。
横5列縦4列に切れ目を入れておいた玉ねぎを、幅広の包丁で僕はきざんでいった。
「シンジ! 私 玉ねぎは苦手なの シンジがやってよ」
「何で僕が……アスカは女の子だろ アスカがやってよ」
「シンジっ! 料理は女がするものだと思ってるの? 前時代的ぃ」
「そんな事言われたって……わかったよ やるよ」
「切れ目は入れておいたから、あとはこの包丁で刻むだけよ」
「うん……」 「とっととやるっ 代わりに私が食器を用意しとくから」
「うわっ アスカ これ眼に染みるよ ひどいや だから押しつけたんだね」
「やっと解ったの? シンジって何も知らないのね」
「涙で良く見えないから拭いてよ……」
「仕方無いわね……ほら目をつぶって」
僕はほんの一年前のアスカとのやりとりを思い出している内に涙が溢れて来るのを感じた。
だめだ……泣いちゃだめだ……けど……これは玉ねぎをきざんで出た涙だから……
アスカ……今日だけは許してよ……
僕は涙で視界が歪んでいたが、指の第一関節と第二関節の間で包丁を進ませるガイドのよ
うなものを作っていたので、指を切る事は無かった。
だが、後から後から涙が溢れて来た為、涙が一滴まな板の上に落ちて跳ねた。
「ほんとだ……シンジお兄ちゃんが泣いてる……」
僕は一個目の玉ねぎをきざみ終わり、包丁を軽く手入れしていた。
玉ねぎを全てきざんだ後も、細々とした用事を僕は積極的に手伝ったので、
思いの他早く料理の準備が終わってしまった。
「ミサトさん 遅いですね」 「ああ 今日は会議があるって言ってたからな……」
すでにハンバーグの形も出来上がり、後は焼くだけになっていたので、
僕はテーブルの上を片づけていった。
エミコちゃんは夜7時からのテレビ番組をソファーに座って見ていた。
僕はもう奇麗になってはいるものの、なんとなくテーブルの上を拭いていた。
「たっだいまぁ〜」 陽気な声を通路に響かせながらミサトさんが帰って来た。
「おかえりなさい」
「ママおかえりぃー」
ミサトさんは僕とエミコちゃんの出迎えに目を細めながら中に入って来た。
「思ったより遅かったな……長引いたのか?」
加持さんはフライパンに火をかけながらミサトさんに声をかけた。
「んー……まぁ要求は通ったんだけどねぇ……詳しい事は後で話すから……」
僕はミサトさんが今朝は持っていなかった赤いバインダーを持っているのに気づいた。
「あっ そうそうシンちゃん これ、身分証明書」
ミサトさんはバインダーから一枚のカードを取り出して僕に手渡しながら言った。
「身分証明書……ですか」 僕はミサトさんに貰った紅いカードを見ながら言った。
「この街では それを持って無い子供は……三日経ってて保護者か引き取る人がいなければ
施設送りになっちゃうの……そのカードにはシンジ君の個人情報も入ってるし、この家の
カードキーも兼ねてるのよ」
「ありがとうございます」 僕は深々と頭を下げてお礼を言った。
この家の鍵を渡して貰える程信用されたのは嬉しいけれど……ひっかかる点がふたつ……
ひとつは僕は”碇シンジ”と言う名前ぐらいしか告げて無いのに、個人情報が入ってる点
もうひとつは、このカードを持って無い子供達の行き場所だ……
「だけど……なんだか僕達 孤児は保健所に収容されて処分を待つ野良犬みたいですね」
何気なく言った一言だったが、ミサトさんの顔を蒼白にするには充分だったようで、
ミサトさんは手に持っていた赤いバインダーを落としてしまった。
赤いバインダーが落ちる音が聞こえた時、ミサトさんがそういう孤児の扱いをしている
組織の一員である事を思い出し、ミサトさんの引きつった顔が、納得の行かない仕事を
これまで心を鬼にしてやって来た事を物語っているかのようだった。
「す すみません 妙な事言っちゃって」 僕は慌ててミサトさんが落としたバインダー
の中身を慌てて拾い集めた。
「ん?」 バインダーの中に挟まってたのか 一冊の帳面が開かれたまま落ちていた。
その中身の一文が一瞬目を引いたが、次の瞬間には我に帰ったミサトさんが落ちた帳面
と僕がまだ拾っていない他の資料のようなものを拾い上げた。
「ねぇ シンジお兄ちゃん……コジってなぁに?」
ようやく普段の表情を取り戻しかけて来たミサトさんに、もっともキツイ刃が刺さった。
「うん……孤児ってのは僕のように、お父さんやお母さんや家族もいない子供の事を言う
んだよ」 子供の問いかけに答えない訳にもいかなかったし、
ましてや自分が指名された訳なので、僕はミサトさんの顔色を心配しながら言った。
「シンジおにいちゃんには、パパもママもいないの? ……可哀想」 幼いエミコちゃん
にも両親のいない悲しみと孤独感が理解出来たようで涙を浮かべていた。
また、エミコちゃんのその反応を見てミサトさんがこれまで自分の仕事の事を殆ど教えて
いなかった事を理解した。 僕がその立場でも子供に説明なんて出来ないだろう……
その両親のいない孤児を狩るのが仕事だと言う事が解らない歳で良かったと僕は思った。
出会い方が違っていれば……僕も狩られる側になったかも知れない……
幸運に感謝したいのだが、素直に喜べない自分が良く解らなかった。
「さ、ハンバーグがもうすぐ焼けるぞ」 キッチンから加持さんが顔を覗かせた。
「あ、手伝います」
僕は少し気まずかったが、気を取り直して加持さんの元に歩いていった。
そして、翌日
昨日エミコちゃんに二枚も絵を描いてあげたので補充をして無かった為、
紙が無くなってしまったので、僕は公園の近くにある文房具屋に向かっていた。
曲がり角を曲がると、文房具屋の方から何かが倒れる音が鳴り響いて来た。
「どうしたんだろう……」 僕は妙な胸騒ぎがしたので、足を早めた。
「貴様ら やめろ! こんな事をしてただで済むと思ってるのか?」
文房具屋の店主が、先日出会ったケンジ君のグループのリーダーらしい少年に
羽交い締めにされていた。 シャッターが半分開いている所を見ると、
シャッターを開ける為に出てきた店主を後ろから羽交い締めにしたのだろうか……
店内から少年達の声が響いていた。
「おい こいつも少しは金になるかな」 一人の少年が地球儀を持ちあげて言った。
僕は呆然としながら、電柱の後ろに隠れて文房具屋の中で起っている事を覗き見ていた。
「やめろ! おまえら孤児の薄汚れた手で触るな! その地球儀は5千円もするんだぞ!」
「へぇ……じゃ、俺が触ったから、もう売れないな……」
その少年は地球儀を思いっきり床に叩きつけた。
地球儀の金具が床にぶつかり、耳ざわりな音を立てて壊れ、地球儀はまるでスイカのように
割れていた。
「何でこんな事してるんだ 貴様ら! 許さんぞ」
文房具屋の店主が羽交い締めされたまま喚き散らした。
「ふん おまえは孤児を馬鹿にし、軽蔑してるじゃ無いか……俺達はそういう店しか荒ら
さないんだよっ 身に覚えがあるだろがっ 孤児の絵描きが頑張って稼いだ金を知り合い
のヤクザに頼んでショバ代として取りに行かせただろうが! 見たヤツがいるんだよ」
リーダーから耳元でその事を告げられると、店主の顔が見る見る青ざめていった。
「おまえは客を売ったんだぞ! 孤児の客なら何をしてもいいって言うのかよ!
これは警告だ 今度そんな孤児を馬鹿にしたような事をしたら、許さないからな!」
その言葉を聞き、今回の暴動に僕が深く関っている事に気づいて、
こうして電柱の後ろに隠れている自分が許せなくなって来ていた。
「おい!引き上げるぞ!」
リーダーの声の後、店内から5、6人の少年が飛び出して来た。
「おい ケンジ何やってる!置いてくぞ」 「待ってくれよ もうすぐだから」
僕は電柱から出て止めようかと思った時、そのやりとりが耳に入った。
「ケンジ君が……やってるの? まさか……けど、あの事を知ってるのはケンジ君だけだ」
僕は電柱から突き出たステップを握り締めながら文房具屋の入り口を見詰めた。
最後に出て来たのは、やはりケンジ君だった……
両手には持ち切れない程の色紙や紙を抱えていた。
僕はその場に背を向けて、走り出してしまった。
優しい人だと思ってた文房具屋の叔父さんが僕を売ってた事……
僕が喜ぶだろうと思ってケンジ君が大量の色紙と紙を盗んだ事……
それらの事実を認めたく無かったのだ。
無目的に走り続ける内に、僕は川のほとりに辿りついた。
以前野宿をした橋も遠くは無いだろう。
僕は土手に座りこんで川の流れを見詰めていた。
どうすれば……孤児の皆が悪い事をせずに生きて行けるんだろう……
どうして、みんながお互いの事を思いやろうとしないんだろう……
大変なのは孤児だけじゃ無い……それは解るけど……この街は孤児には厳しすぎる
ように僕は感じた。
「ケンジ君に会って何と言えばいいんだ……色紙を持って来てくれて、ありがとうとでも
言うのか……それとも盗みをした彼を非難するのか……そのどちらも出来そうにない……」
ミサトさんに保護されている自分はケンジ君達に何も言う資格が無い事が、
余計に自分の心を傷つけている事を感じた。
僕はポケットからミサトさんに貰った紅いカードを取り出した。
「こんなカード一枚で僕達の運命が左右されるなんて……」
「鎖に繋がれた飼犬でいるより 狼でいたい……例え牙の無い狼でも……
いつか狩られる運命でも……それでも……自由でいたい」
僕はカードを持った右手を振り上げた。
保護を嫌う孤児達の思いが今、全て理解出来たような気がした。
皆、孤児と言うだけで受ける理不尽な差別と、愛情も思いやりの欠けらも無い孤児の扱い…… それらに傷つき、何も信用出来なくなった子供達が集まっていたのだろう。 この手を振り下ろせば、僕も彼らの仲間になれるだろうか……
だが、このカードを捨てると言う事は加持家との決別を意味する事は解っていたが、
僕の腕は僕の意思に従い振り下ろされようとしていた……
「だめ……」 僕は手首を後ろから掴まれてしまった。
その少し冷たい手に触れられている僕の手首は何故か熱く感じていた。
「綾波さん……」 僕はその言葉を吐く事しか出来なかった。
制服姿の綾波さんが僕の手首を掴んでカードを川面に投げ棄てるのを制止していたのだ。
「カードを捨てるのはだめ……孤児は……自分を守る為に必要な物なら、何でも有効的
に使うわ……あなたは只、感情に任せていただけ……それじゃ狼にはなれないわ」
彼女は右手で掴んだ僕の手から左手で紅いカードを抜き取って僕の胸ポケットに入れた。
僕は先程の独り言も全て聞かれていたのを知り、恥ずかしくて穴があれば入りたかった。
御名前
Home Page
E-MAIL
作品名
ご感想
今のご気分は?(選んで下さい)
この程度じゃ俺の鋼鉄の涙腺はびくともしないぜ
俺の涙腺の弱さわぁぁ世界一ぃぃぃ(;;)
よくやったな・・シンジ
問題無い・・・
おまえには失望した
ここに、何か一言書いて下さいね(^^;
内容確認画面を出さないで送信する
どうもありがとうございました!
マナ:シンジ、なんだか悩んでるみたい・・・。
アスカ:自分だけが保護されてるって立場だからねぇ、あのシンジには辛いでしょうね。
マナ:でも・・・赤いカードを捨てなくてほっとしたわ。
アスカ:ファーストもたまには役にたつわね。
マナ:そういや、レイ・・・絶妙のタイミングで現れたわねぇ。あの役をわたしがやりたかったなぁ。
アスカ:それを言うなら、アタシもよ!
マナ:最悪の事態は避けられたみたいだからいいけど・・・。これからどうするのかしら?
アスカ:ケンジのこともあるしね・・・加持さんやミサトのこともあるからねぇ。
マナ:前回言ってた、悪い噂が現実となりそうね・・・。
アスカ:そうそう、あれは何だったのよ!
マナ:次話のタイトルを見たらわかるわ。
アスカ:!!!!
マナ:がんばってね、シンジ。
作者"尾崎貞夫"様へのメール/小説の感想はこちら。
uraniwa@ps.inforyoma.or.jp
感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。
第9話
「
偽りの家族
」 に続く!