Engage accident

「ただいま。」
「おかえり。ちょうど良かった。」
帰宅したアスカを迎えたのは、シンジのこの言葉だった。
「…?何が?」
疑問に思って聞き返すアスカ。
「今、ちょうど買い物に行こうと思ってたところなんだ。
 じゃ、僕は夕飯の買出しに行って来るから、留守番お願いね。」
シンジの台詞の意味が判り、呆れるアスカ。
「何よ、そんな事ぉ?
 そんな事でいちいち『ちょうど良かった』なんて言わないでよね!」
「あっ、ごめん…。」
別に何も謝るような事はないのだが、アスカに怒鳴られると反射的に謝ってしまう。
そんなシンジなどおかまいなしに、自分の部屋へ向かうアスカ。
すれ違う時、アスカの髪の毛がシンジの顔に触れた。
きれいに手入れされた髪はふわっとしており、ほのかにシャンプーのいい香りを漂わせている。
アスカは気がつかなかったらしく、そのまま自分の部屋へ入ってしまった。
(もうすこしおしとやかだったら、アスカはかわいいのになあ…。)
などと思いながら、シンジは玄関を出た。

(シンジ…。さっきの気付いたかなあ…?)
ベッドに横たわり、天井を見上げるアスカ。
どうやらさっきの出来事は、アスカがわざとやった事らしい。
(シンジってば、ホントに鈍感なんだから…。
 やっぱり、直接告白するしかないのかなあ…。
 でも、そんな事恥ずかしくてできないわね…。
 どうすれば、あたしの気持ちに気付いてくれるのかしら、あの鈍感男…。)
と、玄関のベルが鳴る。
(もう!誰よ、こんな時に!)
シンジは先程買い物に出かけてしまったので、アスカが玄関へ向かう。
「は〜い。どちら様…。」
と言ってドアを開けたアスカは絶句した。
「久しぶりだな、アスカ。」
「久しぶり、アスカちゃん。」
ドアの外に立っていたのは、アスカの父親と母親だった。

「…で。今日は何の用?」
リビングで向かい合って座るアスカと両親。
だが、アスカの方は最初から話をする気などないようだ。
腕を組み、半ば呆れたような目で両親を見ている。
「アスカ。ドイツに帰る気はないか?」
父親が口を開く。
その言葉にアスカは、またかというような顔をして、
「またその話?電話の次は、わざわざここに来て…。
 何度も言うけど、私はここが気に入ってるの。
 帰る気なんか無いわ。」
 淡々とした口調で答える。
「アスカ…。なぜ、そんなに帰ることを拒む?
 もう、お前は日本にいる必要はないのだぞ?
 何がお前を日本に縛り付けているのだ?」
「アスカちゃん、何かあるのなら、話して頂戴。」 
母親も問いかける。
その質問に、アスカは返答を詰まらせてしまった。
ただ「こっちの方が楽しいから」というだけでは、二人は納得しないだろう。
(う〜ん、どうしたものかしら…。)
「どうした?何もないのなら、連れて行くぞ。」
父親に言われ、慌てて思案をめぐらせるアスカ。
(何かいい手は…はっ!そうだわ!)
一つの考えが浮かぶ。だが、これはばれたら余計に立場を悪くしかねない事だ。
しかし、今は一刻を争うのだ。
アスカは、とっさに浮かんだ言い訳を口にした。
「パパ!ママ!ごめんなさい!
 今まで黙ってたけど、実は…。」
「実は?」
体を乗り出す二人。
「…実は、日本に婚約者がいるのよ。」
その言葉に、絶句する両親。
(やった!効果あり、だわ!このままおとなしく帰ってくれればいいんだけど…。)
だが、そううまく事が運ぶ筈もなく、案の定、我に返った父親は怒りを露にして怒鳴りつけた。
「なんだと!?婚約者など、私は認めないぞ!
 お前には、もっといいところへ行ってもらわねばならん!」
そんな父親を母親が宥める。
「まあ、いいじゃない。アスカももう十四なんだし。
 でも、ただで認めるわけにはいかないわ。
 アスカ、一度、その人に会わせてもらえるかしら?
 もし、本当にアスカを幸せにしてくれるような人なら、私は認めてあげてもいいわ。
 でも、もし軽い気持ちでそんな事言っているのなら、あなたを連れて帰りますよ。」
そう言われ、自分の無計画さを悔いるアスカ。
まさか会わせろなんて言われるとは思っていなかったので、婚約者が誰かなど、考えもしなかったのだ。
「う、うむ。そうだな。確かに一理ある。よし、さっそく会わせてくれ。」
父親も合わせる。
アスカは慌てて、たとえ一時的にでも「婚約者」になってくれるような人を探す。
(加持さん・・・のことは二人とも知ってるし、トウジやケンスケ…はたとえ演技でも絶対に嫌よね。
 う〜ん、なんであたしの周りにはいい男(恋人無)がいないのよ!)
と、そこへ玄関のドアが開く音と、「ただいま〜」という聞きなれた声が聞こえた。
(そうだわ!シンジなら…!)
「あら、どなたかしら?」
首をかしげる母親を尻目に、玄関へ走るアスカ。
そこには、手に買い物袋を下げたシンジがいた。
「シンジ!ちょうど良かったわ!」
「え?な…何が?」
アスカの言葉の意味が判らず、首をかしげるシンジ。
「いいから!こっちに来なさい!」
首をかしげているシンジの腕を、無理矢理引っ張るアスカ。
「わっ、な、何なんだよお、いきなり!」
腕を引っ張られながら、アスカに問いかけるシンジ。
だが、アスカはその声を無視して、シンジをリビングに連れていく。
そして、リビングの入り口に立って、アスカは言った。
「パパ!ママ!この人が、あたしの婚約者よ!」
「むっ!?」
「あら…。」
驚いてシンジを睨む父親と、まったく驚いた様子を見せずにシンジを見る母親。
だが、この中で最も驚いたのは、シンジ本人であった。
「えええええええぇぇぇぇぇっっっ!」
思わず叫び声をあげてしまうシンジ。
だが、アスカが掴んでいる腕を思いっきりつねる。
「うっ!!」
苦痛に顔を歪ませながら、アスカを見るシンジ。
その時のアスカの目は、無言のプレッシャーを発していた。
「……!」
その気迫に押されながらも、小声でアスカに話し掛ける。
(アスカ!これはどういう事だよっ!)
同じくアスカが小声で返す。
(いいから、アンタは婚約者のふりをしてりゃいいの!
 とにかく、そういう事なんだから!)
「どうした?二人でコソコソと。」
父親が冷静を装って言う。だが、その目には殺気のようなものが感じられる。
「あなたがアスカの婚約者?お名前は?」
母親がシンジに話し掛ける。
「えっ、あの、僕は…。」
シンジが口篭もっていると、アスカが腕をつねる手に力をこめる。
「うっ!い、碇シンジです。」
アスカから発せられる殺気におびえながら、シンジは答える。
「碇シンジさん?いいお名前ね。」
母親が微笑む。
「そ、そうでしょ、いい人でしょ?」
アスカもそれに合わせる。
「ちょっと頼りないけど、家事万能で、優しくて、本当にいい人なのよ。
 あたし、シンジの事が、だーい好き!」
と言って、シンジに抱きつくアスカ。
「わっ!」
突然抱きつかれ、慌てるシンジ。
だが、その目がアスカの顔を見て、シンジの態度が変わった。
自分に抱き着いて微笑んでいるアスカ。その顔に「ある事」を見つけたのだ。
(ア、アスカ…。)
「あらあら、仲がいいのね。」
母親はその様子を見て微笑んでいる。
と、それまで座っていた父親が立ちあがった。
そして、シンジの前に立ち、こう言った。
「碇シンジ君、といったね。君は、アスカのことをどう思っているのかな?」
そう問いかけられ、アスカは焦りまくった。
このままでは、嘘がばれてしまう。
「な、何言ってるのよ、パパったら!
 婚約者であるシンジに、そんな質問…。」
「アスカは黙っていてくれ。」
有無を言わせぬ威圧感があるその声に、アスカは思わずシンジの腕を放してしまった。
(あっ!しまった〜〜〜っ!!)
またシンジを脅して、自分の都合のいい事を言わせようとしていたアスカだったが、それもできなくなってしまった。
「どうなんだ?君は、本当にアスカの婚約者なのか?」
父親がシンジに問いかける。
「…僕は…。」
答えるシンジ。
(はぁ・・・。これでドイツ行き決定だわ…。)
溜め息をつくアスカ。
だが、シンジの口から出た答えは、意外なものだった。
「…僕は、アスカが好きです。」
「…え?」
シンジの口から出た思いがけない言葉に、顔をあげるアスカ。
「確かに、乱暴だし、わがままだし、決して女らしいとは言えません。
 でも、アスカは、他人を思いやることが出来る、優しい人です。
 僕が悲しいとき、いつもそばにいて慰めてくれたのはアスカでした。
 僕は、そんな優しいアスカが・・・好きです。」
(ちょ、ちょっと…。)
次々とシンジの口から出る、意外な言葉に、アスカは戸惑ってしまった。
今までアスカは、シンジはレイの事が好きなんだとばかり思っていたのだ。
だが・・・シンジは「アスカが好きだ」と言った。
(ど…ういう事なの?シンジはあたしの事を好き…?
 でも、それじゃファーストは…。)
さんざん思案した挙句、一つの答えが浮かんだ。
(そうか…。シンジはあたしのために、嘘をついているんだ…。
 ごめんね・・・あたしのために…。)
そう考えると、アスカは泣きたくなってくる。
だが、ここで泣くわけにもいかず、アスカは必死にこらえていた。
「でも・・・僕はアスカの婚約者じゃありません。」
シンジの言葉に、その場にいた者すべてが驚く。
「何っ!?」
「まあ…。」
「……!」(な、何を言い出すのよ、いきなり!)
先程の感傷はどこへやら、あやうくアスカはシンジに掴みかかるところだった。
この一言で、アスカの計画は崩れ去ったのだ。
「そうか…。…アスカ。お前は嘘をついていたのか。」
父親がアスカに言う。
こうなってはどうしようもない。仕方なく、アスカは本当の事を話す事にした。
「ごめんなさい、パパ、ママ…。…でもあたし、ドイツに帰りたくなかった。
 ここに居たかったの。」
「なぜあんな嘘までついて…。」
母親が歩み寄る。
「…ここには、あたしの居る場所があった。あたしの居る時間があった。
 それに・・・ここはあたしが自分のために居る所だった。」
「……。」
アスカの両親も、シンジも、無言でアスカの言葉を聞いている。
「ドイツにはあたしが居たい所が無かった。ママの言うとおりに大学も行った。エヴァにも乗った。
 でも・・・それはあたしのためにやったことじゃない。みんなママやパパに自分を見てもらいたくてやった事
 だった。そうしなきゃパパやママはあたしを見てくれなかった。」
「……。」
「でも、ここにはあたしを見てくれる人が居る。あたしが何もしなくても、見てくれている人が居る。
 あたしに声をかけてくれる人が居る。それに・・・あたしを想ってくれる人が居る。」
そう言ってアスカはシンジを見た。
シンジは無言で、ただアスカを見つめている。
「ここにはシンジが居る。ミサトも居る。みんなが居る。ここなら、あたしも自分でいられる。
 ここに居れば、あたしは自分のいる意味を見つけられる。自分の意味が持てるの。
 だから・・・あたし、ここに居たい!ずっとここで、自分のために生きていたいの!」
最後のほうは、少し涙声になっていた。
「……。」
両親は黙っている。シンジも黙っている。
しばらく、静寂が辺りを包んだ。
静寂を破ったのは父親の声だった。
「〇〇ホテルで待っている。帰る準備が出来たら知らせなさい。」
「パパ!」
「あなた…。」
「行くぞ、キョウコ。」
そう言って両親は部屋を出ようとする。と、その時だった。
「待って下さい!」
シンジが、二人を呼び止めた。
「確かに・・・今の僕はアスカの婚約者じゃありません。
 でも…。僕はアスカの婚約者になるつもりです!」
そのシンジの叫びに、二人は足を止めた。
「僕は、本当にアスカのことが好きです!
 絶対に、幸せにして見せます!」
「シ、シンジ…。」
「…君には悪いが、アスカにはもっといい所へ行ってもらいたいのだ。
 残念だが、あきらめてくれ。」
と言って歩き出す。
その父親の態度に、今度はアスカが激怒した。
「何よ!シンジがこんなに必死になっているのに、何であきらめなきゃいけないの!?
 あたしは嫌よ!そんなの絶対に嫌!」
「アスカ…。私は、アスカに幸せになってほしいから言っているんだ。
 お前には、もっとふさわしい相手がいるはずだ。」
とアスカを諭そうとする。が、アスカは全く聞き入れない。
「何よ!やっとあたしが自分で歩き始めたのに、まだあたしを束縛する気!?
 あたしが結婚する人は自分で決めるの!決められた結婚なんてまっぴらだわ!」
ものすごい剣幕で父親に掴みかかるアスカ。父親は宥めようとするが、アスカは聞く耳を持たない。
そして、アスカが口を開くのと同時に、シンジが口を開いた。
「シンジしかあたしを幸せに出来ない!」
「アスカは僕しか幸せに出来ない!」
この言葉で、父親は完全に黙ってしまった。
そんな父親に、母親が優しく話し掛ける。
「もういいじゃないですか。アスカもこんなに必死になっていることだし、それに・・・碇君、だったかしら?
 あなたならアスカを本当に幸せに出来そうだわ。」
母親に言われ、腕を組んだまま黙って立っている父親。
しばらく、静寂が辺りを支配した。
やがて、父親がゆっくりと歩き出した。
そして、玄関の所で立ち止まり、こう言った。
「…アスカの次の誕生日にまた来る。
 そのときまでに、アスカにふさわしい男になりなさい。
 そうすれば、娘を君にあげてもいい。
 それまで、アスカは君に預けておこう。」
「パパ…。それじゃあ…。」
「次に来るときは、茶でも飲ませてもらいたいな。」
と言い残して父親は外に出て行った。
「じゃあね、アスカ。碇君、アスカをよろしくお願いします。」
「ええ。わかりました。」
「さよなら。パパ、ママ。」
「アスカが十五歳になった時、また来ますからね。」
そう言って母親も帰っていった。

「ふぅ。一件落着、ってね。」
二人が帰った後、二人はリビングでくつろいでいた。
「でも、良かったねアスカ。これでもうしばらく日本にいられるね。」
「そうね。…ありがとう。」
「え?何が?…わっ!」
聞き返すシンジに、アスカはいきなり抱きついた。
「ア、アスカ…。」
「ごめんね、シンジ…。私のために、嘘までついて…。」
先程まで耐えていた涙が一気にあふれたのか、アスカの瞳からは大粒の涙があふれていた。
シンジは少しの間呆気にとられていたが、やがて優しく微笑んだ。
そして、自分にすがって泣いているアスカの髪をなでながら、アスカに優しく話し掛けた。
「…僕は、嘘なんかついてないよ。」
「え…?」
顔を上げるアスカ。その瞳に映ったものは、自分に向かって微笑みかけるシンジの姿だった。
「僕がさっき言ったことは、全部本当の事だよ。アスカが本当の事を言ってくれたからね、僕も本当の事を言
 ったんだ。」
「で・・・でも・・・シンジはファーストが好きなんじゃ…。」
「確かに綾波のことも好きだ。でも、彼女に『恋人』という感情は持っていないよ。
 僕が『恋人』になって欲しいのは・・・アスカさ。」
そう言って、シンジは再びアスカに微笑みかける。
それを見るアスカの青い瞳からは、先程とは別の涙があふれていた。
「シンジ…。」
「アスカ…。」
二人の顔が近づく。
「前のは、こういう意味じゃなかったからね…。」
少しずつ、お互いの距離が小さくなってゆく。
そして、あと一センチという、その時…。
バアァァン!
「たっだいまー!」
勢い良くドアが開いて、ミサトが帰宅したことを知らせた。
「「!!!!」」
慌てて離れる二人。
だが、そんな二人の様子を、ミサトが見逃すわけがない。
「あら〜?二人とも何してたのかな?」
ニヤニヤしながら、二人の顔を覗き込むミサト。
「な、何でも無いわよっ!」
アスカはそう言って自分の部屋へ向かう。頬を赤らめながら。
「ふ〜ん…。シンちゃん…?」
「な、何ですか、ミサトさん…。」
妖しい笑みを浮かべながらシンジに迫るミサト。
なんとなく嫌な予感を感じたシンジだが、どうしようもない。
「シンちゃん!またアスカを泣かせたわね!」
「えっ!?そ、そんな事してませんよぉ!」
「嘘おっしゃい!アスカの頬に涙の跡があったわよ!
 女の子を泣かせるなんて、ひどいわねっ!」
「だ、だからそれは…。」
「罰として、エビチュ10本!大至急買って来なさい!」
「えっ…。」
結局のところ、それに尽きるのであった。
尚、このあと二人は酔ったミサトに延々とからかわれたのは言うまでもない…。

「はぁ、ようやく解放されたよ。」
酔ってテーブルで寝てしまったミサトに毛布をかけながら、シンジがつぶやく。
「酔っ払いって、なんでああ人にちょっかい出すのが好きなのかしら…。こういう大人にはなりたくないわ
 ね。」
「確かにね…。」
「ねえ、ところでシンジ?」
「え?」
「今日、なんであたしが嘘ついてないってわかったの?」
「ああ、そのことか。
 だって、アスカ、嘘つくときは鼻の頭に汗かくから。」
「え?なんでそんな事知ってるのよ?」
「当然だろ。何たって、未来の婚約者なんだから。」
「…違うわよ。」
「え?」
「シンジは未来の婚約者じゃなくて・・・未来の夫よ。」
「…そうだね。」
「だからシンジ、ちゃんとあたしにふさわしい男になってよね。
 そうじゃないと、予定が狂っちゃうから。」
「うん。頑張るよ。」
そう言ってシンジはアスカと見つめ合う。
「……。」
どちらともなく顔を近づける。
ゆっくりとその距離は縮まっていき、そして・・・二人の唇が重なった。
深く甘い、sentimental second kiss。
二人は、この日を忘れないだろう…。

次の日。
またも酔って帰ってきたミサトに、昨夜のキスの現場を録画したビデオテープを見せつけられた二人。
何と、昨夜のうちに、リビングに隠しカメラを仕掛けられていたのだ。
二人はいろいろ言い訳をするが、酔っ払いに言い訳が通用するはずがない。
二人は、昨日以上にミサトに延々とからかわれたのであった…。(一人身は寂しいね)

暗い部屋のスクリーンに、シンジとアスカのキスシーンが投影されている。
「これ一本に50万は高くないか?」
「問題ない。」

作者 Radiant
ごめんなさい…。やはり駄作になってしまいました。
その理由は、実は僕、エヴァのテレビも原作も見てないんです…。
ほとんどうろ覚えの知識しかないので、アスカの両親の性格も顔も知らないんです。
そこに僕の文才の無さが手伝って、こんな駄作に…。
シナリオもほとんどありきたりのものですね…。
暇があれば、もう一作ぐらい書きたいな〜と思っています。
それでは。


マナ:アスカ? 間違ってるわよ?。

アスカ:なにが?。

マナ:シンジは、未来の婚約者かもしれないけど、未来の夫じゃないわ。

アスカ:どうしてよ。

マナ:だって、結婚するのは、わたしだもーん。(*^^*)

アスカ:バッカじゃないの? シンジは、アタシに相応しい男になってくれるって言ったんから。

マナ:その時のシンジの顔見てた?

アスカ:ないがよ?

マナ:鼻の頭に汗掻いてたわよ。

アスカ:えっ! そ、それって。

マナ:嘘ついたのよぉ! (^O^v

アスカ:そんなぁ・・・(;・ ン? それって、アタシの癖じゃなかったっけっ?

マナ:ばれたか・・・。
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感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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