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エヴァ学園は大騒ぎ!
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BY たっちー



1時間目 「同好会で大騒ぎ」






私立エヴァ学園。

総生徒数15,900人を誇る、初等部・中等部・高等部・大学から成るマンモス学園である。

エヴァ学園に数多ある部活、クラブ、同好会の中でことさら異彩を放つ同好会があった。
その名を同好会「ネルフ」と言う。
活動内容不明でありながら、25年という歴史を誇る名物同好会であった。
しかし、現在の会長・葛城ミサトは部員不足に悩んでいた。

「ねえ〜、リツコ〜、部員を獲得するいい方法ないかしら?」

ミサトは学園のキャンパス内をポテポテと歩きながら、
ミサトの認識では親友である赤木リツコの知恵を借りようとしていた。
この日は初等部・中等部・高等部の入学式・始業式があり、彼女達の周りを入学式が終わった小学生達が
笑いながら走り回っていたりする。

「あたしも日向君たちももう大学3年生でしょう?
 そろそろ引退考えなきゃいけないんだけど他に部員ていないのよねー」

現在の同好会「ネルフ」の部員は大学3年生のミサト、日向マコト、青葉シゲル、伊吹マヤ、
そして大学院修士課程1年のリツコのわずか5人。確かにそろそろ部活どころでは無くなる時期だ。
もっとも――

「ミサト、あなた、去年も一昨年も同じことを言ってなかったかしら?」

ミサトとリツコは同い年。エヴァ学園大学部に入学した年も同じ。つまり――。

「来年もあなたが会長やればいいじゃない。4回目の3年生やりながら」

あくまで冷たくリツコは言い放った。

「そんなこと言わないで知恵を貸してよ、リツコ。親友でしょー?」

「単なる腐れ縁よ。・・・そういえばおなかがすいたわね」

「う〜。お昼おごるから〜。お願い、リツコ」

そう言って手を合わせて頭を下げるミサト。チラッと上目遣いでリツコの顔色を窺う。
リツコは思わずため息をついた。

この「お願い」に何度面倒を押し付けられたことか。

「しかたないわね。とりあえず、なんか食べましょ」

そんなことをしゃべりながら学食に向かう二人を高等部の学生と思われる男子3人と女子が追い抜いていく。

彼らの会話がミサトの耳に飛び込んできた。


「なんや、あの校長の話は。なごーて、なごーて入学早々思わず立ったまま寝てもうたわ」

そう口にしたのは黒ジャージを着た背の高い男子。どうやら今年入学した1年生らしい。
一応制服はあるが私服での登校も可能なエヴァ学園。しかし、入学式からジャージ姿というのも珍しい。
事実、他の3人は制服姿だ。

「しっかし、よりによって俺たち4人、そろって同じクラスとはね」

そんなことを口にしたのは眼鏡をかけたくせっ毛の男子。
頭の後ろで手を組んだりして、のほほ〜んとした雰囲気だ。

「ねえ、これからどうする?」

そう言ったのは残りの一人、これといった特徴の無い男子。
あえて一つ特徴を探すなら、やや気の弱そうなところか。

「まずメシや!食い終わったらキャンパスん中廻ってみよやないか」

黒ジャージに眼鏡が同調する。

「そうしようぜ。ここの大学生のお姉さんはレベルが高いっていう話だぜ」

「それはええなー。後で大学の校舎のほうに行ってみよやないか」

ここで、ただ一人の女子が口をはさんだ。
お下げ髪にそばかすが可愛らしい。

「す〜ず〜は〜ら〜!先生がまっすぐ帰るように言ってたでしょ!」

「そないなこと言うたって、イインチョ・・・」

「それは中学での話でしょ!今はクラス委員じゃないわよ」

言い争いを始めた黒ジャージ――鈴原トウジとイインチョ――洞木ヒカリを
残りの二人が呆れた顔を見ていた。

「入学初日から仲のいいことで」

そんなことを言っているのは眼鏡――相田ケンスケだ。

「多分、洞木さんがここでも委員長になるような気がするんだけどな」

ぶつぶつと最後の一人――碇シンジが的外れなことをつぶやいていた。


「フッフッフ・・・。見つけたわよ、新入部員を」

突如、笑い出したミサトを怪訝そうな表情でリツコが見やった。

「サンキュー、リツコ。おかげでいいことを思いついたわ。急ぐからまた後でね!」

そう言って走りさるミサトの背中をリツコはあきれた表情で見送った。

「何なのよ、いったい。・・・あら、そういえばおごらせ損ねたわね」


トウジとヒカリの言い争いはまだ続いていた。

「だいたい、なんでイインチョがワイらと一緒に歩いとるんや!?」

「!! それは、その、鈴原が恥ずかしいことをしないようによ!!」

「「はずかしいなぁ」」

シンジとケンスケは期せずして同じ言葉をつぶやいたが考えていたことはまったく異なる。

シンジはこの言い争い――夫婦喧嘩といったほうが正しいかもしれないが――を、
遠巻きに見やりながら歩き去っていく周囲の目が気になっていた。
ジロジロ見ながら通り過ぎる者、ニヤニヤ笑って眺めている者。

ほんとに仲悪いよな、この二人。いいかげんやめてくれないかな。

男女の仲については――他のこともかも――鈍いシンジであった。

一方、ケンスケはというと、

何が「鈴原が恥ずかしいことをしないように」だよ。そのセリフの方がよっぽど恥ずかしいんじゃないか?
本人もトウジも気付いてないみたいだけど。

そんなことを考えていた。

「ケンスケ、どうにかならないかな」

「ほっとけ、ほっとけ」

いつものことさ――頭の後ろで手を組んだポーズでケンスケはそう言った。

そんなことを話しているシンジを突然後ろから抱きしめる者がいた。

「んふふ〜、シ〜ンちゃん」

フカッ。

背中にあたる二つのやわらかい感触と鼻をくすぐるいい香り。

「わっ!だ、誰?」

突然のことに驚き固まってしまうシンジ。
ケンスケは言葉も出ないのかシンジを指差したまま口をパクパクさせていた。

「あら〜、あたしのこと忘れちゃったの〜?寂しいわ〜」

後ろから抱きしめられているため、シンジは相手の姿を見ることができなかった。
声は聞き覚えがあるような気がするのだが・・・。

「い、いや〜んな感じ!」

ようやく声が出るようになったケンスケが間抜けなポーズをとって間抜けなセリフを放つ。
その声に言い争っていたトウジとヒカリがシンジの状態に気付く。

「あ、あら?・・・碇君、不潔よ〜!!」

「シ、シンジ。誰や、その別嬪さんは。ワイにも紹介して―な」

トウジのセリフの代償は踏まれた左足だった。

「い、痛いがな、イインチョ」

「だ・か・ら、委員長じゃないって言ってるでしょ!」

トウジとヒカリは夫婦喧嘩第2ラウンドに突入した。

「と、とにかく離して下さい」

ようやくシンジがそう言った。

「もう、しょうがないわね」

緩んだ手から逃げ出したシンジが慌てて振り返ってみると、
そこにいたのは黒髪を長く伸ばした女性。

「え?えっと葛城さんでしたっけ?」

シンジを後ろから抱きしめていたのはミサトだった。

シンジの両親がやっている喫茶店「六分儀」でウエイトレスのバイトをしている女性。

シンジの第一印象は「きれいな人」だったのだが、その後の行状から、

だらしない人。
いいかげんな人。
自分勝手な人。

と認識を改めた相手。

何でこの人がここに?

シンジの内心を知ってか知らずかミサトは不自然なほどニコニコ笑っている。
と、横からシンジの脇を肘でつつく者があった。

「な、なんだよ、ケンスケ?」

シンジをつついたのは妙なポーズで固まっていたはずのケンスケだった。
ちなみにトウジは未だにヒカリとの夫婦喧嘩の真っ最中。

「シンジ、この人誰だよ?妙に親しげじゃないか」

耳元に口を寄せてささやくケンスケに小声で答えるシンジ。

「前に話したことあるだろ。ウチでバイトしてる葛城ミサトさん(コソコソ)」

「なんだと?こんなきれいな人だとは聞いてないぞ(コソコソ)」

「見た目はきれいかもしれないけどねぇ(こそこそ)」

「な〜に、男二人でコソコソ話してんのよ」

シンジとケンスケの態度を見てミサトがわずかに尖った声をあげる。

「「え、えーと・・・」」

言葉に詰まるシンジとケンスケを見てミサトがニカッと笑う。
ビシッと二人を指差して、

「罰としてうちの同好会に入ってもらうわよ!」

何の罰なのか良くわからないが、

「は、はい!不肖相田ケンスケ、同好会に入らせていただきます!!」

美人に弱いケンスケは半ば反射的に敬礼してミサトの言葉に同意する。

「ちょ、ちょっと、ケンスケ?本気なの?」

呆れるシンジ。

「ちょ〜っとぉ、シンちゃ〜ん?まさか断るなんて言わないわよね?」

シンジに顔を寄せてくるミサト。笑顔だが目が笑っていない。結構怖い。

「入ってくれるわよね?」

ニコッ

「え、え〜と・・・」

「入るわよね?」

ニコニコッ

「は、はい・・・」

「よっしゃー!今から君たちは同好会「ネルフ」の一員よ!」

ミサトの迫力に屈したシンジは思わず肩を落した。

ミサトはそんなシンジとケンスケの肩をバンバンとたたいた。



「ここが「ネルフ」の部室よん」

シンジとケンスケは広大な学園の敷地のはずれに建つ建物に連れて行かれた。
ようやくにして喧嘩を終えたトウジとヒカリも声をかけられたのだが、

『誘ってもらえるんは嬉しいですけど、ワイはスポーツ特待生で入学したもんで、
 どこぞの運動部に入らなあかんのですわ』

『わ、私は入る部活決めてるので・・・』

というわけでミサトの勧誘はこの二人に関しては失敗していた。


「こ、こんなはずれに・・・」

思わず嘆くシンジだが、ケンスケの反応は違った。

「同好会なのに部室があるとは。すごいッスね」

ケンスケの反応に気を良くするミサト。

「同好会といっても25年の歴史があるんですもの!部室の一つくらいあって当然よ!」

つまり、25年間部活には昇格できなかったわけですね・・・。

シンジは心のつぶやきをまったく知らないミサトは勢いよく戸を開けた。

「さ、入って入って!」

とりあえず二人の部員を確保できたせいか、非常に機嫌がいい。

「「あ、あの、おじゃまします」」

どこか、及び腰のシンジとケンスケ。

「ちょっと!」

ミサトは腰に手を当てておおげさにため息をついた。

「あなた達も今日から「ネルフ」の一員なんだから「おじゃまします」は無いでしょう?」

「「そ、それじゃ、こんにちわ」」

「ん〜、ちょっち違うような気がするけど・・・。ま、いいわ」

部室に入ったシンジが先ず目を引かれたのが片隅に置かれた正体不明の機械群。

「何ですか、あれは?」

一見ガラクタにしか見えないそれを指差しながらミサトを振り返る。

「あ〜、それね。リツコが作ったガラクタよ」

ミサトがあっさりとそう答える。

やっぱりガラクタ?そんなものが何故こんなにいっぱい・・・。

「まあ、使えるものもないわけじゃないけど、ほとんどが役立たずね」

「役立たずとはひどい言われようね」

そんな言葉とともに奥の戸を開けて出てきたのは髪を金髪に染めた白衣の女性――赤木リツコだった。

「あら、リツコ、いたの〜?」

「いたのって・・・ヒトを研究室から引っ張り出しておいて途中で放り出していったのは誰だったかしら?」

「え?あ、あはは〜。ゴミン」

「で、この子達があなたの言ってた新入部員?」

そういうリツコのシンジ達を見る目は奴隷商人が奴隷を見るような、
・・・いや、マッドサイエンティストが実験動物を見る目そのものだった。

「なかなか興味深いラットね」

あ、やっぱり。

「「ラ、ラット?」」

目を見張るシンジとケンスケ。

「あ、あはは〜(リツコ、いきなりそれは不味いでしょ!)。
 そんなわけで、碇シンジ君と相田ケンスケ君よ。
 で、こっちが赤木リツコ。大学院の1年生であたしの同期生」

「「よ、よろしくお願いします」」

「よろしくね。碇君、相田君(ニッ)」

だから、怖いってその目。

「同期生って確かミサトさんって大学の3年じゃ・・・」

シンジの発言に不機嫌になって黙り込むミサト。

あちゃ〜、余計なことを・・・。

その様子を見てシンジの発言が不味かったことに気付くケンスケ。
シンジ、トウジとともに中学で「3バカトリオ」と呼ばれていたケンスケだが、
鈍感な残り二人と違って結構ヒトの感情の機微には敏感だった。
しかし、この場には鈍感というよりは、端から他人の感情など気にしない人間がいた。

「ミサトは大学に入ってから二年間寝てたのよ」

無表情にそう言い放ったのはリツコだった。

「悪かったわね〜」

その発言にミサトがさらにむくれる。
その瞬間、戸がガラガラッと開いて男が一人飛び込んできた。

「葛城さん!部員が確保できたってほんとですか!?」

つんつんと立たせた短髪に黒ぶちめがね。好青年といった雰囲気だ。
しかし、その男の格好はどういったらいいのか――いわゆるサンドイッチマンの格好だった。

胸に下げた板には、

「ようこそNerv江」

の文字。背中の板には、

「エヴァ学園を救うのは君だ!!」

という好青年といった雰囲気とは不釣合いな格好である。

「あら、日向君。いいとこに来たわね」

ミサトが平然と迎える。当然だ。彼にこんな格好をさせたのは彼女なのだから。
部員獲得のためと称して、この格好でキャンパス内を歩き回らせていたのだった。

「碇シンジ君と相田ケンスケ君よ。こっちは日向マコト君」

「よろしく、シンジ君、ケンスケ君」

さわやかな笑顔を浮かべて右手を差し出す日向。最も今の格好では何をやっても間抜けである。

無様ね・・・。

引きつった笑顔を浮かべて握手するシンジとケンスケを見て、リツコが声に出さずにつぶやいた。

「大学はまだ休みだから今日はこれだけしか出てきてないけど近い内に残りの部員も紹介するわね。
 二人ともこれからよろしくね」

そう言ってミサトはにっこりと笑う。

なんかとんでもないとこに入れられちゃったな・・・。

シンジは己の不運を嘆いた。



その日の夜

「学校はどうだった、シンジ?」

テーブルの上の食器を流しに運びながらシンジの母ユイがやさしく問いかけた。
昼は喫茶店、夜は酒も出す「六分儀」を夫ゲンドウと二人で切り盛りしているため、
ユイはシンジとなかなか一緒に夕飯を食べることができない。
この日は「六分儀」の定休日のためシンジといっしょに夕飯を食べることができた。
ちなみにゲンドウは普段のように新聞を読んでいて、その顔色を窺うことはできない。

「広くて人がいっぱいいてなかなか面白そうなところだよ。でもね・・・」

シンジの口調がわずかに変わったことに気付いてユイが尋ねる。

「どうかしたの?」

「いや、うちでバイトしてる葛城さんているだろ?あの人がエヴァ学園の大学生でさ。
 その葛城さんが会長をしている同好会に強引に入れられちゃってさ」

「あら、あの娘、エヴァ学園の学生だったの?」

「うむ、そうらしい」

ユイの言葉に答えたのは、ゲンドウだった。もっとも、新聞で顔を隠したままだったが。

「そうだったの。それで、同好会って?」

「「ネルフ」とかいう何をやっているかわからない同好会なんだ。
 部員も変な人ばかりでさ。いやになっちゃうよ」

母の言葉にシンジがわずかに怒りを含んだ声で答えた。

「そんなことを言うものではない」

シンジをたしなめたのはゲンドウだった。
普段こういうときゲンドウは何も言わない。言うのはユイだ。
シンジに対してはやさしくも厳しい母であった。

「どうせ、部活をやる気など無かったのだろう?
 それに比べれば、どんな同好会であろうと何もやらないよりはマシだ」

ゲンドウの言葉にシンジは憤然とした。

「父さんは「ネルフ」がどういうところか知らないからそんなことが言えるんだ!」

シンジはそう言うと自分の部屋に戻っていってしまった。

「あらあら、あの子ったら」

呆れながらも微笑んでシンジを見送ったユイ。

「放っておけ」

ゲンドウ、あいかわらず新聞から目を離さない。

「「エヴァ学園」に「ネルフ」ですか。懐かしい響きですわね」

「そうだな、我々の青春だ」

ゲンドウの言葉にはわずかながら何かを懐かしむような雰囲気が感じられた。









続く



次回予告

強引に同好会「ネルフ」に入部させられたシンジ
席換えで隣の席になった少女の積極的な行動に彼は困惑する
さらにシンジは従妹の綾波レイと再会する
彼の学園生活はどうなるのか?

2時間目 「女の子達は大騒ぎ」

この次もサービス、サービスゥ



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後書き

ミサト「リツコ!」
リツコ「ミサト!」
ミサト・リツコ「やったわね!!!」(涙を流しながらガシッと握手)
リツコ「学園物と言えばいつも教師役だったけど」
ミサト「今回はあたし達も学生よ。大学生よ!若いのよ〜!」
レイ「・・・でも、留年してるのね」
ミサト「うっ!」
レイ「しかも、二留」
ミサト「ううっ!!」
レイ「クスクス、落ちこぼれは用済み」
ミサト「こんちくしょ〜〜!!」(ドップラー効果を残して走り去る)
リツコ「フッ。無様ね」


というわけで、どーも、たっち―です。
いきなり、ミサトがパワー全開という感じです。
いや、トウジandヒカリの方が大活躍か?(笑)
いやいやそれより、ケンスケがめだってるのが(汗)
というわけで次回もご期待ください。
ちなみにエヴァ学園の生徒数15,900人というのは空母「蒼龍」の排水量15,900トンからもらいました(笑)。

ご感想、ご意見をお待ちしています。

それでは。

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マナ:葛城さん・・・かなり強引なような。

アスカ:シンジも嫌なら嫌って言えばいいのに。

マナ:なーんか、妖しい同好会よねぇ。何してるんだろう?

アスカ:リツコとミサトが仕切ってんだから、そりゃ妖しくもなるわよ。

ミサト:(ピシッ!)(ーー#

リツコ:(ピシッ!)(ーー#

アスカ:はっ!(@@)

マナ:わたし・・・体調悪いから・・・

アスカ:(ガシっ!)今回は逃がさないわよっ!

マナ:いやーーーっ! 体調がぁぁっ! 離してぇぇっ!

アスカ:マナが、リツコとミサトの同好会のこと、妖しいって言ってるわよぉっ!

リツコ:マナちゃーん。ちょっといらっしゃい。(ーー#

マナ:裏切りものーーーっ! いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
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感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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