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悪魔と天使と
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BY たっちー



第9話 「激闘は静かに始まる」







「・・・これにより使徒「ラミエル」は殲滅されました」

「そうか・・・。シンジが覚醒したか・・・」

ゲンドウはいつもどおり顔の前で手を組んだ姿勢で話を聞いていた。

「ネルフ」本部においてゲンドウ、冬月および「ゼーレ」の幹部達の前で報告をしているのは、
髪を無造作に後ろで縛り、無精髭を生やした男。

「はい、彼は使徒を一撃で殲滅しました。ご子息の力は大したものですね」

わずかに皮肉をこめた口調で無精髭の男――加持リョウジはシンジの力を誉める。
それに対してゲンドウは何の反応も示さなかった。

「渚カヲルのほうはどうかね?」

そう尋ねたのは冬月。

「特に「力」は見せておりませんね。ただ・・・」

「「ただ」、なんだ?はっきりと言いたまえ」

わずかにいらだたしげな口調でそう言ったのはバイザーで目を隠した男。
事実上の「ゼーレ」のトップであるキール・ローレンツである。
超巨大企業というのはあくまで表面上のこと。
「ゼーレ」はその設立当初から世界をその手で操ることを目的としてきた。
そして、ついに影から操るだけでなく、直接支配する力を手に入れようとしている。
不安要素はできるだけ早く削除すべきだ。

「渚カヲルは使徒の光線の直撃を受けたと思われるのに無傷でした。
 あるいは「力」が発現しているのかもしれませんね」

あくまで加持の口調は軽かった。

「曖昧な表現はやめたまえ」

一方それを受けたキールの口調は苦い。

「そうおっしゃいますが、光線が眩しくて直視できなかったもので」

とぼけた口調でかわす加持。

「まあ、いい」

キ−ルはこれ以上、加持を問い詰めても無意味と思ったのか話を打ち切った。

「日本政府の動きはどうかね?」

妙に鼻の大きな小男が尋ねる。彼もゼーレの幹部の一人だ。

「政府が知っているのは「ネルフ」の研究所に使徒が落ちたということと研究所に使徒が現れたということだけです。
 その正体など見当もつかないでしょう。もちろん「適格者」のことは何も知りません。
 未だに研究所跡に張り付いて無意味な調査を続けてますよ」

「放って置けばよい。彼らには何もできん」

加持を引き継いだゲンドウの言葉に小男は機嫌を悪くしたようだが、何も言わなかった。

「その他の報告は何もないかね?ならば今日は・・・」

キールが議論を打ち切ろうとしたとき、冬月ができる限り冷静を装って発言した。

「レイとキョウコ君の娘がさらわれた。3日前だ」

「そうだったな。やったのは「ゲヒルン」だろう?」

ゼーレのメンバーの誰かが既定の事実を確認するかのようにそう言った。

「おそらくは。そういえば「ネルフ」に「ゲヒルン」のスパイが入り込んでいることがわかりました」

加持が世間話をするような口調でまだ報告していなかったことを口にする。

「何?誰かね?」

しかし驚いたのは冬月一人だけだった。

「伊吹マヤ。形而上生物学第1研究所第一部所属」

手元のレポートをチラッと見て事務的に報告する加持。

「伊吹君が・・・」

「問題ない」

冬月を無視するようにそう口にしたのはゲンドウだった。

「「ネルフ」にスパイが入り込んでいようともはや何もできん。
 レイに関しても「力」が発現すれば「ゲヒルン」の能力者など問題ではない。
 惣流の娘は向こうで始末してくれれば手間が省けるというものだ」

ゲンドウの発言に冬月と加持を除く全員が頷いた。

「加持主任。ゼーレ調査部の全力をあげて碇シンジ、渚カヲル両名の周辺を警護したまえ。
 「ゲヒルン」が二人に接触を図るようならば抹殺せよ。
 今日の会議はこれまでとする。世界を我らの手に!」

「「世界を我らの手に!」」

キールの言葉に唱和しながら冬月は内心つぶやいた。

こんなはずではなかった。ゼーレにかかわったことは間違いだったかも知れんな。
今さら言っても仕方ないことかも知れんが・・・。なあ、ユイ君。



同時刻

コンフォート17のシンジの部屋は重苦しい沈黙に包まれていた。
廃墟と化した冬月家からヒカリを除く二人――アスカとレイ――がさらわれてすでに3日が経っている。
この3日間にシンジ達は冬月に連絡、警察にも捜索願を出し、自分達は心当たりを探し回っていた。
シンジとカヲルは「力」を使って二人を探せないか試みてもいた。
しかし、シンジもカヲルも自らの意思で「力」を使ったことはほとんど無い。
制御しきれない、使い方もほとんどわからない「力」で特定の個人を探すことなど不可能の言えた。
もっとも「力」を使って何も起きなかったわけではない。
しかし、結局起こったことといえば誰のものともわからない思念が頭の中に飛び込んできただけだ。
それでもシンジは一瞬アスカの思念らしきものを捕らえたのだが、すぐに逃がしてしまった。
いや、逃がしたというよりは別の誰かの思念に妨害された感じだったのだが。

結局、この3日間アスカとレイの行方どころかその手がかりも得ることはできなかった。

「だいたい、ヒカリ!お前が悪いんや!!お前がしっかりしとったらこんなことにはならへんかったんや!!」

雰囲気に絶えられなくなったのか、突然ヒカリを責めだしたのはトウジだった。

「・・・ごめん、トウジ」

ぽろぽろと涙をこぼしながら謝るヒカリ。

「ワイに謝ってもしゃーないやろが!!」

「そ、そうね。ごめんなさい、アスカ。ごめんなさい、綾波さん。ごめんなさい・・・」

ヒカリは泣きじゃくりながらここにはいないアスカとレイに謝りつづけた。

「もう、やめてよ、洞木さん。洞木さんの責任じゃないんだから。・・・トウジも言いすぎだよ」

そう言ってヒカリとトウジをなだめたのはシンジ。
カヲルもシンジに同調する。

「そうさ。その女は自分で「冬月先生の敵」って名乗ったんだろう?だから、洞木さんの責任ではないよ。
 洞木さんまでさらわれなかったのは不幸中の幸いというものさ」

冷静に分析してみせるカヲルにトウジは嫌悪感を覚えたが、言っていることは確かに正論だ。
ヒカリまでさらわれる可能性があった――今までまったく頭に浮かばなかったことにトウジはショックを受けていた。

トウジとは違うことをシンジとカヲルは考えていた。
「冬月の敵」――アスカとレイをさらっていったと思われる女は自らそう名乗ったと言うが、
ヒカリの話からするとどうやら超能力者であるらしい。
ということは本当のねらいは自分であり、アスカ達は巻き添えを食ったのではないか?



【3日前】

ラミエルの襲撃を撃退したシンジとカヲルは冬月家に向かった。
レイたちが危ない――シンジもカヲルも何故かそんな感覚にとらわれたからだ。

そして、シンジ達が見たものは、冬月家跡に倒れているヒカリと、彼女を抱き上げて必死に呼びかけるトウジだけだった。
後から聞いたところではヒカリから連絡を受けていたトウジは職場に顔だけ出した後すぐに冬月家に来たらしい。

しばらくしてようやくヒカリが意識を取り戻した。
ヒカリが意識を取り戻すのをシンジはイライラとカヲルは一見冷静に待っていた。

そしてヒカリが語ったところによると――


『すべてを知りたいのならあなたも一緒にいらっしゃい。冬月の養女と共に』

アスカに向かってそう言うとカスパーがニニ〜と笑った。

次の瞬間、ヒカリの目の前に立っていたアスカが、ついでレイが突然崩れるように倒れた。
呆然と立ち尽くすヒカリに金髪の女性に抱きかかえられたカスパーが話し掛ける。

『あなたには用はないわ。しばらく寝ていなさい』

次の瞬間、周囲の空間が奇妙にうねるのを感じ、ヒカリの意識は唐突に消失した。

そして、気が付いたときにはトウジの腕の中にいたというわけだ。



そして、今。

「とにかく、僕はもう少しレイを探してみるよ」

言葉少なにそう言ってカヲルは部屋を出て行った。

シンジは両肘を膝につき、顔の前で祈るように手を組んだまま身動き一つしなかった。

「・・・なんかあの渚っちゅう奴は気に入らんわ」

カヲルの姿が見えなくなると思わず、トウジがそう呟いた。
しかし、シンジもヒカリも沈んだまま何の反応も示さない。
その様子をみてトウジは一つため息をつくと、元気付けるように無理に明るい声を出した。

「だいじょうぶや、だいじょうぶ。綾波はんも惣流も何もなかったようにひょっこり帰ってくるわ。
 だから、二人ともそんな落ちこんどったらあかんで〜」

トウジの言葉にそれまで暗かったヒカリの表情がわずかに緩んだ。

「ありがと、トウジ」

ヒカリの言葉にトウジは思わず頭を掻いた。

「そんな御礼言われるようなこと言うてへんわ。それより、さっきはすまんかったな」

そんなトウジとヒカリのやりとりも耳に入っていないのか、シンジは身動きひとつしない。
トウジはそんなシンジの様子を見て再びため息をついた。

その時突然――

「やれやれ、お二人さん見せ付けてくれるじゃない!?」

突然、挑発的な声がシンジ達の耳に飛び込んできた。

驚いてトウジ、ヒカリ、そしてシンジが振り返るとそこには不敵な笑みを浮かべたアスカが立っていた。

「アスカ!!」

それまで落ち込んでいたシンジの表情がにわかに明るくなる。彼は思わず立ち上がってアスカに近づいた。
しかし、ヒカリはわずかに眉をひそめた。アスカの放つ気配というか、雰囲気がヒカリの知っているものと微妙に違っていたからだ。

「ふ〜ん。あたしが戻ってきただけでそんなに喜んでもらえるとは意外ね。あの女はまだ捕まったままなのにさ」

アスカの毒を含んだ言葉にシンジの表情が凍りついた。
そんなシンジに代わって怒りを爆発させたのはトウジだった。

「そんな言い方はないやろ!シンジは綾波と同じくらい自分のことも心配しとったんやで!?」

「ふふん。あの冷血女に相手にされないからって、あたしに乗り換えようとしてただけでしょ?まだあの女に未練があるくせに?」

アスカの嘲笑混じりの言葉にトウジが絶句する。

きつい女やとは思うとったけど、こないなこと言う奴やないと思うたんやけどな?

言葉を失ったトウジを無視してアスカは口元に皮肉な笑みを浮かべたまま呆然と立ち尽くすシンジに声をかける。

「あの女の居所、知りたくない?」

「綾波の居所?」

まだ思考能力が低下したままのシンジが妙に抑揚のない声で答える。

「そうよ。第2新東京市郊外にある神明神社に今日夕方の4時頃に行ってみれば?場所はわかるでしょ?
 行けばもしかしたら何かわかるかもね」

神明神社――シンジが子供のころよく遊んでいた場所だ。
アスカがその場所を知っているとは思えなかった。

「なんで、そんなことを知ってるんだ?」

シンジの呟くような問いにもアスカは意地悪く口をゆがめるだけ。

「さあ、なぜかしらね?ま、あの女が心配ならあたしの言う通りにすることね。
 もっとも、行くのなら独りで行くこと。誰か連れて行ったりしたらあの女の命の保証はないからね」

そう嘲った次の瞬間、アスカの表情が劇的に変化した。嘲笑から哀願するような形相へと。

「駄目、シンジ!行っちゃ駄目!」

「え?」

先ほどまでとはまったく異なるアスカの言葉にシンジは驚くことしかできなかった。

「行ったら殺されるわ!だから、行かないで!」

「アスカ?」

次の瞬間、アスカの表情がまたも激変する。今度は驚愕の表情へと。

『馬鹿な!マインドコントロールを破ろうとしているの!?』

アスカの口から聞こえるその言葉はしかし、アスカの声ではなかった。

「行っても、あの女は、綾波レイはいないわ!」

『く!黙りなさい!』

「あんたを殺そうとしてる連中が待ち構えてるだけよ!」

『なんの「力」もないくせにどうして洗脳に逆らえるの?』

「だからお願い、シンジ!行かないで!あんたに死んでほしくないの!!」

一言発する毎にアスカの表情と声がころころと変わる。
アスカの中で二つの意思が争っているかのように。

「アスカ・・・」

シンジは一言そう呟くと思わずアスカの身体を抱きしめた。
自分の身を案じる方こそ真のアスカだと信じたが故に。
そうすることでアスカが元に戻ってくれると信じて。

と、抱きしめられた格好のままアスカの右手が上がる。その手にはいつのまにかナイフが握られていた。
そのナイフがシンジの背中に振り下ろされようとしたとき、

「あかん、シンジ!」

それに気付いたトウジがその手を掴み、ナイフをもぎ取った。
次の瞬間、アスカの身体は糸の切れたマリオネットのように力を失って崩れ落ちる。

「アスカ?アスカー!!」

シンジの呼びかけにも意識を失ったアスカが答えることはなかった。


それから2時間後。

「どうしても行くんか、シンジ」

簡単な旅支度を整えたシンジにトウジが声をかけた。

「うん」

頷くシンジ。
アスカは気を失ったまま、まだ目覚めていない。

「せめて惣流が目ぇ覚ますまで・・・」

トウジの言葉にシンジは首を振った。

「僕もそうしたいけど・・・。でも、今出ないと時間に間に合わないし。
 アスカのマインドコントロールが解けたことは「敵」にも伝わったと思うんだ。
 そんな状態でそいつらが綾波をどう扱うかと思うと・・・」

おそらくアスカは「敵」の超能力で心と身体を操られていたのだ――シンジが導き出した結論はそれだった。
突拍子も無い発想だが、他に適当な理由は思い浮かばない。

「そやかて、綾波は・・・」

綾波が好きなんわ渚やろ?それに惣流はシンジのことが好きになっとるみたいやんか。
シンジかて惣流のこと気になっとるんやろ?そんな惣流のことほっといて綾波のこと助けに行くんか?

トウジはその言葉を飲み込んだ。散々鈍感と言われた自分が気付いているくらいだ。
そのことにシンジが気付いていないはずがない。それでも綾波を助けに行こうとするシンジにそんなことを言ってどうする?
しかし、シンジはトウジが言わんとしていることがわかったらしい。

「トウジが言いたいことはわかるよ。でも、今綾波を助けに行けるのは僕だけなんだ。
 これで僕が行かなくて綾波に何かあったらこの先どの面下げてカヲル君に会えるんだい?」

シンジの言葉にトウジは反論できなかった。
おそらく自分がシンジの立場だったらシンジと同じ行動を取るだろう。その結果ヒカリを悲しませることになったとしても。

「わあった。でもこれだけは覚えといてくれ。
 シンジに何かあったら、ワイもケンスケも、惣流も、それに・・・渚や綾波も悲しむいうことを」

「ありがとうトウジ。それじゃ行ってくるよ。洞木さん、アスカをよろしく頼みます。
 ・・・アスカ、さよなら」



「あれ、シンジじゃないか?」

シンジが第2進東京市行きの列車に乗り、仮眠を取ろうと目を閉じたとき、誰かがそう声をかけてきた。
シンジが目を開けると見知った顔がシンジを見ていた。

「ケンスケ?」

「やっぱりシンジか」

相田ケンスケ――シンジの中学生のときからの友人だ。

「あの、そちらの二人は?」

ケンスケの後ろに二人の女性が立っているのに気付いてシンジが尋ねた。
ロングの黒髪に眼鏡をかけたおとなしそうな女性と、茶髪をショートカットにした活発そうな女性。

「俺のガールフレンドの山岸マユミと、その友達の霧島マナだ」

ケンスケ自慢の彼女なのだろう。胸を張ってそう言った。

「マユミ、霧島さん、こいつは俺の親友で碇シンジ。前に話したことあったよな」

ケンスケはシンジの前の座席を回転させて、シンジと向き合うようにしながらそう言った。

「はじめまして」

マユミはおしとやかにお辞儀しただけだったが、マナはにっこりと笑って、

「あなたがシンジさんですかー。相田さんから話は聞いてます。よろしく〜。あ、隣座っていいですかぁ?」

そう言ってシンジが答える前にさっさとシンジの隣に腰を下ろした。
ケンスケは苦笑しながらシンジの正面に、その隣にマユミが座った。

「シンジのことを話したら、マナさん、シンジに興味を持ったらしくてさ。
 ・・・ところでお前の研究所、大変みたいだな」

笑いを含んだ声で話し始めたケンスケだったが、途中から真剣な表情になった。

「あ、うん・・・」

シンジの生返事にも気にした風もなくケンスケは話を続ける。

「ところでシンジはこんなところで何をしてるんだ?あ、俺は雑誌から仕事が入って第2新東京市に行くところなんだ。
 そうしたらマユミが一緒に行きたいって言い出してさ。霧島さんは第2新東京市育ちだっていうことだし」

ケンスケの仕事はフリーのカメラマン。若手カメラマンの中ではなかなかの実力があるとして評判らしい。

「僕も第2新東京市にちょっと用が・・・」

言葉を濁すシンジ。それに対しケンスケが何か言う前に横からマナが口をはさんだ。

「そうなんですか〜♪偶然ですねぇ♪案内しますから一緒に観光しませんか〜?」

シンジが返答に窮しているとマユミがマナをたしなめた。

「碇さんは用事があって第2新東京市に行くんだから。いきなりそんなこと言ったらご迷惑なんじゃないかしら?」

「え〜!?う〜ん、そうなのかな?・・・そうだ!シンジさん、わたしの携帯の番号教えますから、用事がすんだら電話ください。
 その後、いっしょにどこか行きましょ〜?」

結局シンジはマナの強引な申し出を断ることができず、自分の携帯の番号もマナに教える羽目になった。

「フフフ、とっても楽しい旅行になりそうね♪」

そう笑うマナの笑顔にはシンジには感じ取れないほどのわずかな邪気が感じられた。



「「ゲヒルン」がシンジ君に接触・・・っと。さてさて、どうなることやら」

隣の車両からシンジたちの様子を窺っていた加持の口元にはどこか楽しげな笑みが浮かんでいた。







続く



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後書き

どーも、たっち―です。

ひさびさの「悪魔と天使と」第9話です。
極悪発言以来久々のマナちゃんの登場です。さて、マナはシンジの味方になるのかそれとも敵のままなのか?
しかしアスカさんの扱いは相変わらず改善できてないし。特にゲンドウ達からは名前さえ呼ばれてない(-_-;)
さらにアスカさんについては今後のパターンとして、

1.マインドコントロールが解け、シンジとラブラブに
2.実はマインドコントロールが解けておらず、シンジを殺そうとする
3.このまま物語の終わりまで目を覚まさず眠り姫状態

の3パターンが考えられますがどれがいいでしょうかね?いやアスカがどうなろうと関係なく、

4.シンジとレイがラブラブに
5.シンジとマナがラブラブに

というパターンが無くはないのですが(-_-;)

それにレイちゃんやカヲルは今回まともに出てこないし、戦闘シーンはないし、超能力もほとんど使われないしもう駄目駄目です。
トウジだけはいい味が出せたと思うんですが。(自画自賛)
次回は久々にミサトが登場?

それでは。

ご意見・ご感想をお待ちしております。


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マナ:アスカって、本性はかなり性悪だったのね。

アスカ:違うわよ。あのアタシは、操られていただけでしょっ!

マナ:そうかなぁ? あれがアスカの本当の姿だと思うけど。

アスカ:ちゃんと、読んだぁ? コントロールされてたって、書いてあるでしょっ!

マナ:ううん。あれは、コントロールされてたんじゃないわ。

アスカ:考えてもみなさいよっ! アタシがあんなことするわけないでしょっ!

マナ:だって、この目でちゃんと見たんだもんっ!

アスカ:アンタ、あの場所にはいなかったくせにっ!

マナ:いたわよっ! コメントの仕事する前、アタシの鞄からまんじゅう盗んで食べたでしょっ! 見たもんっ!

アスカ:あっ・・・そのことね。(^^;;;;;

マナ:(ーー#
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