The Restart Of Evangelion

                                   第1話 「還ってきた少年、2回目の第3使徒襲来!」

 
少年が目を開けるとそこはたくさんの思い出のある街。

(戻ってきたんだ。ありがとう、綾波)

少年は声にはしなかったものの、しっかりと少女にお礼を言った。

その直後、けたたましいサイレンの音。

『緊急警報!緊急警報をお知らせします!本日12時30分、東海地方を中心とした、
関東中部全域に特別非常事態宣言が発令されました。住民の方々は速やかに指定のシェルターに避難して下さい。
繰り返しお伝えします。速やかに指定のシェルターに避難して下さい。』

「すべてはここから始まったんだ・・・」

紛れも無いこの場所、ここが少年の再スタート地点。

「絶対にアスカを、みんなを護ってみせる!!」

グッ!!と少年は力いっぱい手を握った。

(そういえば、ミサトさんが迎えに来てくれたんだっけ・・・待ってないといけないのかなあ)

もらった力を使えばジオフロントまであっという間に行けるのだが、あえてそうしなかった。

(早く会いたいな、ミサトさんに・・・。)

キキキキキーーーッ!!!

そんなことを考えていると青いルノーが滑り込んできた。

「おまたせ!!碇シンジ君よね?こっちよ、早く乗って!!」

(ミサトさん・・・)

シンジはまた彼女の声を聞けてうれしかった。

しかし、この状況下なのでゆっくり感動してる場合では無いのだが、感動のためボーっとしてると。

「早く乗って!!」

「は、はい。」

バタンッ!!ブオーーーーーーーー・・・・・・・

シンジがドアを閉めるのと同じに、車は発進していた。


「ごめんねー、遅れちゃって。」

「いえ、葛城さんですよね?」

「そう!葛城ミサト、ミサトでいいわよ。よろしくね!」

(変わってない、ってそりゃそうだ。でも、なんかうれしいな・・・。)

そんなことを考えていると、自然と笑みも浮かぶ。ミサトがその顔を見ると

「どうしたの、シンジ君?」

「えっ、なにがですか?」

当の本人は何でそんなことを聞かれたのかわからない。

「だって、微笑んでるから。もしかして・・・お姉さんに惚れちゃったのかな?」

ニヤついた笑顔という表情でシンジに聞いてくる。

(そういえば、お酒のつまみに人をからかう人だったな・・・・。)

「あはは・・・まあ、そんな感じです。」

「もう〜、かわいいこと言っちゃって!」

(この状況で冗談が言えるなんて・・・肝の座った子ね、この子)

ミサトは笑顔の裏でシンジにこんな印象を持っていた・・・。

「さ〜て、飛ばすわよ。しっかり掴まっててね!!」



「ところで、ミサトさん。あの怪物は一体なんですか?」

(そろそろ聞いたほうがいいかな?)

いくら知っていることだとは言え、何も聞かないでいるのは怪しまれると思った。

「あれは使徒と呼ばれるものよ。」

ミサトがそっけなく答えた。

(そっか、ミサトさんは使徒に復讐するためにネルフに入ったんだったよな・・・)

「なんか、ミサイル撃ってるようですけど効いてないんじゃ?」

「ええ。ダメージを与えてないわ。対抗手段が無いわけじゃ無いんだけど・・・。」

ミサトの表情が沈んだものになったのを、シンジは見逃さなかった。

(この後のことも予想がついてるはずだ。本来、この人はやさしい人なんだよな・・・。)

「大丈夫よ、きっと・・・。」

安心させるためか、かすかに微笑みながらミサトはそう呟いたのだった。


一方、そのころネルフ本部では・・・

騒ぎ立てる国連軍の背後で初老の男が落ち着いた様に言う。

「15年ぶり………だな。」

サングラスをかけた男がそれに答える。

「ああ………間違いない。」

「やはり、A・Tフィールドか?」

「ああ、使徒に対し通常兵器では役に立たんよ。」


そんなころ、ミサトの車内では・・・

あれだけミサイルを撃っていた国連軍のヘリや戦闘機が飛び去っていった。

「急いでここから離れないと!!」

叫ぶのと同じにアクセルを思いっきり踏み込むミサト

(そういや、N2地雷を使ったんだよな・・・)

「シンジ君!顔を引っ込めて、ショックに備えて!!」

言ったと同じに起こる大爆発・・・しかし、衝撃波は来なかった。

(フィールド全開!!なんてね。・・・って使えちゃったよ。
 これが綾波からもらったリリスの「力」、か。)

シンジが受け継いだ力を使って衝撃波を防いだのだが、実際に出来るとは思ってなかったので本人も驚いていた。

いつまでたっても来ない衝撃波に首を傾げつつもシンジに聞く。

「大丈夫?シンジ君。」

「はい、大丈夫です。」

にこっ、と笑顔で答える。

「そ、それじゃあ、先を急ぎましょう!」

(それにしても、よかった〜車に傷がつかなくて。それにしても・・・笑顔がかわいいわね、シンジ君って。)

ショタッ気を出しつつも、愛車が無事だったために上機嫌に車を走らせるミサトの姿があった。


一方、ネルフ本部では

「どうかね、我々のN2地雷の威力は!!これで君たちの出番は無いわけだ!!」

国連軍の軍人が叫んだ、その顔は「してやったり」という満足げな表情だ。

「その後の目標は?」

『電波障害のため、確認できません。』

「あの爆発だ、ケリはついている。」

『センサー回復します。』

『爆心地にエネルギー反応!』
				
「なんだと!!」

『映像回復しました。』	

「我々の切り札が!」
「街1つを犠牲にしたんだぞ!」
「なぜだ、なぜ倒せんのだ・・・」

うなだれる軍人達に1本の電話が入る。

「はい・・・はい・・・わかりました・・・・・。では、失礼します。」

受話器を置き、後ろを振り返った。そして

「碇君、本部からたった今から本作戦の指揮権は君に移った。・・・お手並み拝見させてもらう。」

「了解です。」

「我々国連軍の兵器が目標に対して有効な手段が無かったのは認めよう。だが碇君、君達に・・・勝てるのかね?」

「ご心配なく、そのためのネルフです。」

と、碇と呼ばれた男はサングラスを押し上げつつ、そう答えた。

「・・・期待してるよ。」

どうせ、貴様らには無理だ。と言わんばかりの表情で皮肉混じりに言うと、国連軍は本部から退場していった。

「うるさいヤツらがようやく帰ったな・・・。」

横にいる初老の男が一言呟いた。

「碇指令、どうするおつもりですか?」

初老の男とは逆の位置に立つ金髪の女性が問い掛ける。	

「・・・初号機を起動させる。」

「パイロットはどうする?」

「・・・問題無い、もうすぐ予備が届く。」	

「予備?ああ、なるほどな・・・。」

(しかし、自分の息子を予備と呼ぶのはどうかと思うがね・・・碇。)

初老の男は彼の発言にわずかに顔をしかめたと思うと、モニターに目を向ける。
そこには先のN2地雷でわずかに傷ついた体を修復していた使徒が映っていた。

「予想通り、自己修復中か。」

初老の男が知っているかのような口ぶりで言う。

「ああ、そうでなければ単独兵器として使えんよ。」

言うと同時にモニターの映像が消える。

「ほう、機能増幅まで可能とはな。」

「ああ、おまけに知恵までついたらしい。」

男達はすべて知っているかのように話していた。そのときモニターには別角度からの使徒の映像が入ってきたのだった。


そのころ、シンジ達は

『ゲートが閉まります、ご注意ください。・・・発車します。』

台車に車ごと乗りこむと、車が固定され台車が動き始めた。

「特務機関Nerv?」

「そう、国連直属の非公開組織・・・私の所属してる所なんだけどね。まあ、国際公務員ってやつ!」

「父のいる所ですね・・・。」

ミサトは一瞬、ほんの一瞬だけ車内の空気が凍てつく感じがした。

(な、なにこれ・・・何なのこの感じ。)

シンジのほうを見ると先ほどまでと特に変わったところは無かった。

(気のせいかしらね・・・まあ、いいわ。)

しかし、気のせいではなかった。

(母さんに会いたいだけで、僕だけでなくみんなを不幸にした男。ゼーレとは結末が違うだけでやってることは一緒なんだ!
 許すわけにはいかない・・・けど、僕のたった一人の父さんなんだ。もし、母さんと一緒に暮らすことが出来れば父さんは計画を
 中止してくれるのか。そして、父さんと仲良くできるかな・・・。)

一瞬だけ発した殺気。しかし、彼はみんなが幸せになると誓ったためか、車の中で考えつづけていた。

「もしもーし、シンジ君?起きてますか〜?」

ひらひらと彼の目の前で手を振る。

「は、はい!なんですか、ミサトさん?」

「あのね、これ読んどいてくれるかな?あと、お父さんからIDもらってるわよね?」

そう言うと後ろの座席から、表に「ようこそ、Nerv江」裏に「極秘」と書かれたファイルを手渡した。

「わかりました。えーと、IDってこれのことですか?」

鞄の中をごそごそとかき回して腕を出すと、そこには手紙と間に挟まっているカードがあった。

「そうそう、これこれ。ん?シンジ君、この手紙読んでもいい?」

一緒に出された手紙に興味を示したミサトが聞く。

ファイルを受け取り、おざなりに中を見ていたシンジがミサトに微かに微笑み

「かまいませんけど、面白くないですよ。」

そう言ってファイルに目を戻す。

「まったまた〜。それじゃ、見せてもらうわね。」

そこには「来い! ゲンドウ」としか書いてなかった。

「シンジ君、これ何?」

思いっきり呆れながらミサトはシンジに聞いた。

「手紙、のつもりなんでしょうね。父にしてみれば。」

ファイルから目を離し、苦笑しながらシンジが答えると

「そ、そう。とりあえず返すわね。」

(一体何なのよ、碇指令は。息子に宛てた手紙ならもう少しマシなこと書きなさいよ!)

内心ムッとしつつも、顔は笑顔で手紙を返す。もちろん笑顔は引きつっていたが・・・。

「言ったでしょ?面白くないって。」

さっきと変わらぬ苦笑をしながらシンジは手紙を受け取ると、無造作に鞄の中に突っ込んだ。

それから、しばらくしてジオフロントが見えてきたが車内は静かなままだった・・・。


ネルフ本部内

「あっれ〜、確かこっちの道だと思ったんだけどな・・・。」

頭をかきながら通路を歩くミサト、後ろから付いて行くシンジ

「もしかして・・・迷ったんですか、ミサトさん?」

やっぱり、と思いつつ苦笑しながらミサトに問う。

「あはは、私もここに来たばっかだからよくわかってないのよね〜。」

うそをついても仕方がないと思ったのか素直に言うミサトに

「どうするんですか?ミサトさん」

「なっ、なんとかなるわよ、なんとか。」

あせりまくりのミサトに

(確か・・・あのエレベーターからリツコさんが出てくるんだったよな。
 リツコさん・・・か、父さんに振り向いて欲しいために「計画」に参加していた人。
 けっして振り向いてもらえるはずが無いのをわかっていたのに、父さんを想いつづけた可哀想な人・・・・・)

一人考えにふけるシンジ。しかし、エレベータの扉を開ける音に思考は中断される。

「あきれた、また迷ったのね。私達には人手も時間も無いの。グズグズしてる暇は無いのよ、わかってる?葛城一尉」

「あ、あはは。ごっめ〜ん。まだ、不慣れなもんで迷っちゃたのよ。」

ミサトは手をあわせて謝ると、リツコはため息1つついてからシンジを見る。

「・・・・・この子ね、例のサードチルドレン」

その目は人ではなく、物を見るようであった。シンジはそれを不快に思いつつ自己紹介をする。

「碇シンジです。・・・すいませんが、人に対して物を見るような目で見るのはやめてもらえませんか。失礼でしょう。」

はっきりと不快な思いをしたことをリツコに伝える。

「そうね・・・ごめんなさい。私は技術一課E計画担当の赤木リツコ、リツコでいいわ。よろしくね、碇シンジ君。」

先ほどとは違い、ちゃんと人を見る目で見て右手を差し出した。

「すいません、生意気なこと言って」

差し出された右手を握り、握手しながらシンジがぺこっと謝る。

「いいのよ、悪いのは私なんだから。それより付いてきて、見せたいものがあるの。」

「わかりました。」

笑顔で返事をし、ミサトと共にリツコの後についていった。


ネルフ本部発令所

「では冬月、後を頼む。」

初老の男・冬月コウゾウに伝えると、ゲンドウはリフトに乗った。

「3年ぶりの親子の対面か・・・。」

「副指令、目標が再び移動を始めました。」

下から使徒の報告を受けると

「よし、総員第一種戦闘配置!」

と、指示を出したのだった。


一方、ネルフ内

「ここよ。」

リツコがそう言った。が、つれてこられた所は真っ暗闇だった。

いきなり電灯がついたと思ったら、シンジの目の前に大きな顔があった。

(エヴァンゲリオン初号機・・・久しぶり、いや、ここでははじめましてだね。母さん。)

「汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機・・・お父さんの仕事よ」

リツコがシンジにそう言った。しかし、シンジは父に対する殺気を押さえるので精一杯だった。

(父さんを許したい。けど、やっぱりすぐには許せない・・・)

自分の中で父への思いで葛藤してる中、現れた男、名は碇ゲンドウ

「久しぶりだな、シンジ」

「ああ、久しぶりだね・・・父さん。」

シンジがゲンドウを見つめると、同時に場の空気が凍てつく感じがした。

(またこの感じなの、いったい何なの?)とミサト
(なにこれ、室内温度が下がるわけ無いし・・・何、この感じ?)とリツコ
(殺気!?・・・まさか、シンジが私に対して発したのか?)とゲンドウ

女性陣は気付かなかったが、数々の修羅場をくぐっているゲンドウにはわかった、シンジの殺気が。

背中にいやな汗をかきながら、威厳ある声で発した一言。

「出撃」

「ちょ、ちょっと待ってください。零号機は凍結中だし、初号機を使うにもパイロットがいません!」

ミサトが大声で反論する。

「パイロットならさっき届いたわ・・・シンジ君、あなたが乗るのよ。」

リツコがミサトに答える。

「無理よ!レイだってシンクロするのに7ヶ月かかったし、あの子だってまだ無理なのに、今来たばかりのこの子に出来るはず無いわ!」

「座ってればいいわ、それ以上望みません。」

ミサトとリツコの口論の中、ゲンドウが口を開いた

「・・・シンジ、説明を受けろ。」

その声に口論を止める二人。そして、シンジを見つめる。

「その前に質問いいですか?」

(質問だと?時間が無いというのに・・・)

「なんだ?早くしろ」

苦々しく思いながら質問を許可した。

「さっき、リツコさんが言ってたけど・・・座ってればいい、って。それだけで使徒とか言うのに勝てるの?
 勝てるんだとしたら、別に僕じゃなくてもいいんじゃないの?」

ゲンドウから一度も目をそらさずに、はっきりと疑問を口にするシンジ

(まあ、答えは知ってるんだけど。父さんはどう答えるのかな。)

「・・・おまえしか乗れる人間がいない。ここに二人いるが、先ほどの出撃で一人は怪我をしていて乗ることが出来ない。
 もう一人は起動することしか出来ない、つまり戦闘には使えんのだ。これでいいか?赤木博士、後は頼む。」

(肝心な所は答えないか、男らしくないよ、父さん。まあ、いいか。って二人?ミサトさんも「あの子」とか言ってた。
 一人は綾波だよな・・・もう一人はいったい。しかし、ここでこんなことを考えてる場合じゃないか。)

「わかったよ、リツコさん説明お願いします。」

(そう、今は降りかかる火の粉を払うのが先だ!!)思考を中断してリツコの方に向く。

「シンジ君、いいのね?」

乗ると言ってくれたのはうれしいが、一応確認をする。

「かまいません、僕しかいないんだったら僕がやります。」

強い決意をした目でそう答えるシンジ

「下手すると死ぬかもしれないわ・・・それでもいいの?シンジ君。」

「心配してくれてありがとうございます、ミサトさん。でも、大丈夫です。父さんもそう言ってましたから。」

そう言ってミサトに微笑む、シンジ。

「・・・・・わかったわ、気をつけてね。シンジ君。」

そう言ってミサトはジンジを送り出した。


発令所

『エントリープラグ注水』	
『A10神経接続開始』					
『双方向回線開きます』
『シンクロ率・・・・・・・』

「どうしたの?続けなさい!!」

リツコの激が飛ぶ

『す、すいません。シンクロ率100%』
『ハーモニクス、すべて正常位置です』

「そんな、すごいわ・・・。」

信じられないといった、リツコ

「いける!!」

勝てる可能性が出てきたのでガッツポーズをとる、ミサト

「おい、碇。まさかあれほどとは・・・。」

「・・・問題無い」

怪しげな会話をするゲンドウ・冬月

「・・・指令、かまいませんね?」

ミサトが最終確認をする

「ああ、使徒を倒さぬ限り我々に未来は無い」

ゲンドウが答える

「発進!!!」

ミサトの号令とともに打ち上げられる初号機。そして目の前には第3使徒・サキエル

「すべてはここから・・・いくぞ!!」

シンジにとって2回目の第3使徒戦の始まりだった。


<後書き>
ども、ウエッキーです。
ここからが第1話です。本編の第1話もこんな感じだったと思うので、ここから第1話にしました。
「逆行物」なんですが普通に逆行させるので無く、いろいろと設定を変えています。
「どうしてこうしたのか?」、ということに付いてはその話の後書きで書こうと思います。

では、「なぜ、本部にチルドレンが2人いるのか?」ですが。
そういう設定にすることによって救われる人がいるからです。と、言うよりそういう話にするんですけどね。
ちなみに「起動することしかできない」ということから「アスカ」じゃないです。
次回で明らかにするんでお楽しみに♪(楽しみにしてない、なんて言わないでね。お・ね・が・い)(爆)

<次回予告>
ついに始まる使徒との戦いにシンジは不安を覚える。
前回で第3使徒・サキエルを倒したのは初号機なのだ、「どう戦おうか」という迷いがシンジの頭に浮かぶ・・・。
そして、もう1人のチルドレンの正体とは?

次回、The Restart Of Evangelion

     「リリスの力」 (予告文との関わり・・・はっきり言ってゼロちゃうの、これ?)

をお送りしまーす。


マナ:生身でATフィールドが張れて、シンクロ率100%? 渚くんみたい。

アスカ:これだけ力があったら、今度の結末は大丈夫よね。

マナ:でもさーぁ? なんかストーリーがちょっと変わるみたいよ?

アスカ:そうみたいね。もう1人って、アタシじゃないとするとダレかしら?

マナ:起動しかできないって・・・。うーん。

アスカ:まぁいいわ。そっちよりなんかサキエル戦で苦戦する様な予告が心配よ。

マナ:そう言えば前回の人生では、自分で戦ったってわけじゃなかったのよねぇ。

アスカ:シンクロ率100%なら大丈夫だと思うけど・・・。

マナ:起動限界がきても、生身でATフィールド張れるしね。

アスカ:シンジ頑張れーーっ!

マナ:さ、わたしは戦自を抜け出してシンジの元へ行く準備しなくっちゃ。

アスカ:まだ言ってんのかーーっ!!!
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frontier@tokai.or.jp

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ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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