これは惣流=アスナ=ラングレーと霧島マナのLMAの世界です。(笑) 「今日は楽しいデートの日なの〜!」 部屋の中で浮かれる少女、惣流=アスナ=ラングレー。 自分お部屋の鏡の前でいろんな服を見て、デートの衣装を選んでいく。 「かわいい系の方がいいかな〜?、派手めな方がいいかな〜?」 『コンコン!』 笑顔で衣装選びをしていると、不意にドアをノックする音が聞こえる。 「はあ〜い、どうぞ!」 『ガチャ!』とドアを開ける音がすると、アスカが入ってきた。 「アスナ、そろそろご飯よ・・・って、何してんの、アンタ?」 「今日は、その、お出かけするの・・・。」 顔を真っ赤にして答えるアスナを見て、ニヤッとした笑みを浮かべるアスカ。 「ふう〜ん、愛しのお姉様とデートですか〜?」 「いやん! もう、お姉ちゃんったら〜♪」 「ホ、ホントに!?(はあ、マナ・・・もう、戻って来れないのね。)」 アスナの嬉しそうな笑顔を見て、マナがもう戻って来れないのではないと思うアスカであった。 「と、とにかく、朝ご飯がもうすぐ出来るから、早く降りてきなさいよ。」 「はあ〜い!」 返事だけで相変わらず衣装選びをするアスナを尻目に、アスカは部屋を出ていった。 「マナがアスナとくっついてくれれば、シンジはアタシだけのものよ〜。」 The Restart Of Evangelion 番外編V「LMAの世界」 「「「「「「「「いただきまーす!」」」」」」」」 全員が食卓に着き、朝ご飯を食べ始めた。 みんなが雑談している中、不意にレイがマナに声をかけた。 「マナさん、出かけるの?」 「えっ? 何で?」 「だって・・・着替えてるから。」 「あ、うん!アスナとね。」 マナの休日の格好はパジャマである。 しかし、今日は着替えていたのでレイが出かけると思ったのだ。 「へえ、どこに行くの?」 今度はシンジが会話に参加してきた。 「うん。買い物したり、映画見たり、いろいろかな。」 「楽しそうだね。」 「うん、昨日から楽しみだったんだ〜。」 それを聞いたアスカが、隣に座るアスナを肘でつつく。 「(よかったわね、ア・ス・ナ♪)」 「(やだ!お姉ちゃんったら〜。)」 マナにとっては友達と遊びに行く、アスナにとってはデート、という意識なのだがお互いに相手の気持ちは気づかない。 「「行ってきま〜す!」」 「「いってらっしゃい。」」 朝食の時間も終わり、アスナ・マナが出かけるのをシンジ・アスカが見送った。 「シンジ〜、何しよっか?」 「アスカ、勉強教えてよ。」 2人に触発されたのか、アスカはシンジを誘う。 しかし、シンジは勉強を教えてもらおうとアスカに頼む。 「え〜、アタシもデートしたいな〜。」 「ダメだよ、今回は前回よりも学校に行ってないんだから。」 「・・・しょうがないわね〜。」 「ありがとう、アスカ。」 こうして、アスカ・シンジは1日勉強をすることになった。 2人は繁華街を歩いていた。 「お姉様とお出かけなんて嬉しいです。」 「そう?私も嬉しいよ。」 そうして歩いていると、どこからかナンパ男が近寄ってきた。 「ねえ、君達さ〜、今暇?」 「俺たちと一緒に遊ばない?」 「「・・・・・・・。」」 2人は相手にすることなく、その場を通り過ぎようとした。 「ちょっと、無視すること無いじゃん。」 「そうそう。俺はショートカットの君と遊びに行きたいな。」 「俺はロングの方がタイプなんだよな。」 なれなれしく肩に手をかけてくるナンパ男に嫌がるマナ。 「ちょっと、やめてください。」 「いいじゃん、いいところ行こうぜ!」 「やめてくださいってば!」 嫌がるマナを見てアスナがキレた。 「・・・お姉様から、手を離して。」 「お姉様?何、君達そういう関係なの?」 アスナの肩に手をかけていた男が驚く。 次の瞬間、アスナの肩に手をかけていた男は吹っ飛んだ。 「お、おい!」 「もう一度言うわ、お姉様から手を離して。」 「わ、わかったよ。じゃ、さよなら〜。」 マナに絡んでいた男は吹っ飛ばされた男を抱えて走り去っていった。 「お姉様、大丈夫ですか?」 「ありがとう、アスナ〜。」 怖かったのか、マナは人目を気にせずアスナに抱きついた。 アスナもマナを受けとめ、マナの背中に手を回す。 (お姉様と抱き合えるなんて・・・幸せ〜。) (アスナって強いんだ・・・。) しばらくしてマナも落ち着いたのか、2人は歩き始めた。 「さて・・・どこから行こっか?」 「お姉様におまかせします♪」 マナが声をかけると、アスナがにこにこしながら答えた。 「それじゃ〜もうすぐお昼だから、その辺見て回りましょ?」 「はいっ!」 早速2人はショッピングモールの中へと入っていった。 〜お買い物・洋服〜 売り場を見て回っているマナに、アスナが洋服を持って小走りに近寄ってきた。 「お姉様! こういうのがお姉様に似合うと思うんですけど、どうでしょう?」 「どれどれ〜・・・・・そうかなぁ、私的にはパス。」 アスナが持ってきたのは白いワンピース、丈が長いヤツであった。 活発なマナはあまりスカートが好きではないのである。 「そうですか? こういう格好のお姉様も素敵だと思うのに・・・残念。」 「アスナのほうが似合うわよ、きっと。」 「お姉様がそう言うなら・・・買ってこよっかなぁ〜。」 結局、2人は服を買わずに売り場を出ていった。 〜お買い物・アクセサリー〜 次に、2人は婦人服売り場の隣にあるアクセサリーショップに入った。 「あっ!これかわいい!!」 マナはカウンターに飾られたイヤリングを見ていた。 価格は約3万円、中学生には中々手の届かない値段である。 「はあ・・・高いなぁ〜、でも欲しいなぁ〜。」 安いものは沢山あったが、マナはこれを一目見て気に入ってしまい、そこから動かなくなっていた。 他のものを見ていたアスナがマナに気づき、声をかけた。 「お姉様、どうかしたんですか?」 「あ、アスナ。見てみて〜、かわいいよね、これ〜。」 「本当だ〜、お姉様はこれ、買うんですか?」 アスナの問いにマナは首を横に振る。 「だって・・・高いからちょっと、ね。」 「はあ・・・お姉様、ちょっと来てください。」 値段を見た後、アスナはマナを連れ出すとキャッシュディスペンサーへと連れていった。 そして、パネル上の『残高確認』を押す。 「お姉様、ネルフのIDカードを入れてみてください。」 マナは言われた通りにIDをカード投入口に入れた。 「次に暗証番号を入れて下さい。」 「暗証番号なんてわからないわよ。」 「確か、自分の誕生日ですよ、入れてみてください。」 マナは自分の誕生日を入力した。 コンピューターの処理が終わり、表示された金額を見たマナは驚いた。 「な、な、な・・・何これ〜〜〜!!!」 表示された金額は約100万円。 驚きふためくマナにアスナが説明を始めた。 「お姉様、ネルフから給料が出てるの知ってました?」 激しく首を横にするマナ、アスナは話を続ける。 「厳密にはお手当てですね、訓練1回はいくら、実験1回はいくら、出撃1回にいくら、 さらに殲滅した人にはボーナスが入るんですよ。」 話を聞いているうちに落ち着いたのか、マナはアスナに質問した。 「じゃあ、シンジはもっとお金持ってるの?」 「そうでしょうね、使徒殲滅回数が多いですし。 でも、チルドレンの中だと私とお姉ちゃんが1番お金持ってるのかなぁ。 それとも、レイさんかなぁ。」 さらにアスナに質問するマナ。 「どういうこと?」 「私達姉妹とレイさんは小さい時からネルフにいましたから。 ドイツと日本の違いはありましたけど、お手当ての額は一緒だと思いますから。」 「ふうん・・・。アスナ、教えてくれてアリガト、それじゃ行きましょ!」 そういうと、マナはアクセサリーショップに戻り、先程まで見ていたイヤリングを購入した。 〜お食事〜 ショッピングモール内にあるグルメストリート。 ここはいろんなレストランが出店しているところで、このモールで1番の人気を誇るフロアである。 「そろそろお昼です、どこか行きましょう。」 「そうね、何食べようかなぁ。」 グルメストリートをうろうろする2人。 いろんな国の専門料理店が並ぶここで、2人はその種類の多さにすっかり困ってしまっていた。 「これだけいろいろあると悩むわね。」 「そうですね。でも、ここって本当にいろんな国の料理が楽しめるんですね。」 「けど、この多さは以上よ。」 2人は専門料理店をあきらめ、フロア内にあるファミレスに入った。 ウエイトレスに案内された席に座ると、メニューを見ながらマナが口を開いた。 「やっぱ、ここが面倒無くていいでしょ。」 「そうですね。」 アスナもメニューを見ながら答えた。 「専門店だと食べ方とかうるさいからね。」 「ご注文はお決まりですか?」 2人が話をしていると、ウエイトレスが注文を聞きにやってきた。 「はい。私はカルボナーラ、食後にチーズケーキとコーヒーを。」 「私も同じ物を、食後にチョコレートパフェをお願いします。」 ウエイトレスが手に持った機械で注文を入力していく。 「ご注文繰り返します。スパゲッティーのカルボナーラをお2つ、 食後に、こちらのお客様はチーズケーキ、コーヒー、そちらのお客様はチョコレートパフェ、以上でよろしいですか?」 「「はい。」」 「かしこまりました。」 そう言うと、メニューを回収してウエイトレスは去っていった。 「アスナって、何かやってたの?」 「何かって、何ですか?」 「さっき、絡まれたときに男の人ふっ飛ばしたでしょ?」 「・・・ドイツで生身の戦闘訓練を受けてましたから。」 マナの問いに辛い表情をしてアスナは答えた。 その表情を見て、マナは話題を変えることにした。 「アスナってパフェとか好きなの?」 「甘い物は何でも好きですよ♪」 コロッと笑顔に変わったアスナを見て一安心するマナであった。 「じゃあ、1番好きな甘いものって何?」 「それは〜、お姉様のく・ち・び・る♪」 「なっ、何言ってんのよ!!」 ガタンッ!と椅子から立ちあがり、アスナを見る。 マナの顔はこれ以上無く真っ赤であった。 「冗談ですよ、チョコパフェが1番好きなんです。」 「よかった、本気にしそうだったわ。」 マナが椅子に座りなおすと、注文したものが届いた。 「スバゲッティー・カルボナーラになります、食後にデザートの方お持ち致します、ごゆっくりどうぞ。」 そう言って、お皿をテーブルの上に置きつつ、マナの顔を見るウエイトレス。 (この子達・・・そう言う仲だったのね。) ウエイトレスが去っていくのを見ると、アスナにマナが噛みついた。 「ちょっと、ウエイトレスの人も誤解しちゃったじゃないのよ〜、もう!」 「そんな、冗談なんだから怒らないで下さいよ〜。」 「はあ、まあいいわ。」 つかれきった表情でマナはカルボナーラを食べ始めた。 「お姉様、ここの食事代持ちますから許してください、ね?」 「ホント!?じゃあ、許してあげる。」 これでアスナも安心したのか、カルボナーラを食べ始めた。 「こちらがコーヒーとチーズケーキ、こちらがチョコレートパフェになります。」 食後のデザートが届き、口に運びながらマナが口を開いた。 「・・・よくそんなに甘い物が食べれるわね。」 「えっ? おいしいですよ、お姉様は甘い物苦手なんですか?」 「あんまり好きじゃないわね。」 「お姉様って・・・かっこいいです〜。」 「そう?」 「はい!」 マナはコーヒーにも砂糖は入れない。 ケーキくらいなら何でも無いが、パフェとかは好きではないのだ。 逆に辛いものが大好きで、辛口カレーに胡椒やタバスコなどをかけて食べたりするのが好き。 アスナは甘い物に目が無い。 コーヒーは砂糖を入れなきゃ飲めないし、ジャンボパフェとかいう代物も問題無い。 辛いものはと言えば、まったくダメ。 カレーも甘口でなくては食べられない、お子様舌なのだ。 「お姉様、この後はどうしましょうか?」 「そうね・・・アスナは行きたいところ無いの?」 ここまではマナが全部決めてきたので、アスナの希望を聞いてみた。 「あの、見たい映画があるんですけど・・・。」 「いいわね。それじゃ、この後行きましょ。」 「はい♪」 アスナのパフェの食べるスピードが上がったことは言うまでも無い。 「ありがとうございました。」 ファミレスを出ると、2人はショッピングモールを出て、映画館へ向かった。 〜映画〜 映画館にたどり着いた2人。 「お姉様、チケット買ってきますから待っていてください。」 「OK! ところで、なんて映画を見るの?」 「タイトルは『百合の園』で、内容は秘密です〜。」 (『百合の園』って・・・百合の花に関係する話なのかしら?) アスナが窓口でチケットを買いに行くのを見ながら、マナはそんなことを考えていた。 一方、アスナは窓口でチケット売りのおばさんと話をしていた。 「お嬢ちゃん、あの人がアンタの彼女かい?」 「そうだといいんですけど・・・、私の片思いなんです。」 「そうかい・・・。よし、代金は1人分でいいよ。」 突然のおばさんの申し出にアスナは驚いた。 「ええ!! そんな、悪いですよ・・・。」 「いいんだよ。その代わり、がんばんなよ!!」 「はっ、はい!」 こうして、1人分の代金で2枚のチケットを手に入れたアスナであった。 「おまたせしました、中に入りましょう。」 「うん。」 自分達の座る席を決めると、マナがアスナに声をかけた。 「ジュース買ってくるね、アスナは何がいい?」 「わ、私が行きます。お、お姉様は何がいいですか?」 「そう? 私はオレンジジュース。」 「わ、わかりました〜。」 「変な子。」 どもりながらジュースを買いに行くアスナを見て、正直な感想をもらすマナであった。 「ふ〜、中には映画のポスターが張ってあるところがあるかもしれないんだから、お姉様には行かせられないわ。」 「お待たせしました〜。」 「ありがとう、アスナ♪」 ジュースを受け取り、しばらく談笑してると映画が始まった。 〜(映画の内容は、女同士の恋の話。)〜 映画も終わり、映画館を出るとマナは真っ白に燃え尽きていた。 「・・・・・。」 「お姉様、よかったですよね、映画?」 「・・・・・。」 「私、あの2人を私とお姉様にして見てました。 私もあんな恋がしたいな〜・・・ねっ、お姉様?」 「・・・私はノーマルよ、アスナ。」 やっと口を開いたマナ、その声には覇気が無い。 「お姉様、元気が無いですね、そろそろ帰りましょうか?」 「・・・そうね。」 「・・・・・。」 「・・・・・。」 しばらく無言で歩く2人、家が見えてきたところでアスナが口を開いた。 「私、あきらめませんから。」 「エッ、何を?」 「お姉様がシンジさんを好きでも、私はお姉様を愛してますから。」 「アスナ・・・。」 マナにはこれ以上何も言えなかった。 アスナの目は真剣だったし、自分も同じような立場にいるからだ。 「わかったわ、アスナ。 私もあなたもあきらめずに、意中の人に振り向いてもらえるよう、がんばろう!」 「はい!!」 「「ただいま〜!」」 「・・・・・。」 「誰もいないのかしら?」 家の中へと入っていくマナとアスナ。 そんな時、キッチンから声が聞こえた。 「アスカ、包丁はこう持って・・・、物をこうやって押さえて切るんだ、わかった?」 「よくわかんな〜い、いっしょにやって見せてよ。」 「しょうがないなぁ・・・いい、やるよ?」 「うん♪」 シンジがアスカの後ろに立って、アスカの手の上にシンジの手が乗っている。 その状態で包丁の使い方を教えていたのだ。 そんなところを見たマナが黙っていられるわけも無く・・・。 「ちょっと、アスカ! 何やってんのよ!!」 「邪魔者が帰ってきたわね。」 「何ですって〜!!」 「アスカ、邪魔者なんて言い方よくないよ。」 「あっ・・・ごめんなさい、シンジ。」 「ちょっと、謝るならシンジじゃなくて私でしょ、わ・た・し!!」 「シンジ〜、マナがいじめる、助けて〜。」 ここぞとばかりにシンジにいちゃつくアスカ。 そんな状況にマナの我慢の限界が訪れた。 「ここで決着をつけてやるわ!」 「望むところよッ!!」 2人が庭に飛び出していくのを呆然と見ているシンジ。 そのシンジにアスナが声をかけた。 「シンジさん。」 「あっ・・・アスナ、何?」 「私、お姉様のこと、あきらめませんから。」 「!! それは・・・。」 「シンジさんにお姉ちゃんがいるのを知りつつも、お姉様はあきらめてない。 だから、私もお姉様のことをあきらめないって決めたんです。」 「そう・・・。」 「だから、お姉様を傷つけたらシンジさん、絶対に許しませんからね。」 冗談を言っている目でないことはシンジにもわかった。 「わかったよ、気をつけるようにするよ。」 「はい。・・・ところで、止めなくていいんですか、あれ?」 庭では取っ組み合いの喧嘩が始まっていた。 「急いで止めなくちゃ! アスナはマナを頼むよ。」 「はい!」 シンジはアスカを、アスナはマナを羽交い締めにし、なだめ始めた。 「アスカ、止めてよ!」 「お姉様、落ち着いてください!」 なおも喧嘩を止める素振りを見せない2人にシンジが言った。 「取っ組み合いの喧嘩するような野蛮な人・・・僕、嫌いだな。」 「シ、シンジ〜、夕飯の続き作りましょ。」 「アスナ、一緒にお風呂に入ろっか?」 シンジの一言によって、アスカは夕飯の準備、マナはアスナとお風呂に入ることになった。 〜お風呂〜 「お姉様って・・・シンジさんのこと、好きなんですね。」 「うん・・・笑顔が凄く素敵なの。」 体を洗い終わったアスナは湯船に、マナは体を洗っていた。 「私にも、望みありますか?」 「絶対無い、なんて言わないわ。」 マナも体を洗い終わり、2人並んで湯船に浸かった。 「でも、アスナはかわいいのに男の子に興味無いの?」 「無いです。(キッパリ)」 「そ、そう。」 「もし、男の子に興味があっても・・・今はお姉様のことしか頭に無かったと思います。」 「どうして?」 「お姉様の笑顔に一目惚れしたからです。」 「そっか。」 「・・・・・。」 「・・・・・。」 「そろそろ出よっか?」 「出ましょうか。」 お風呂から出て、夕食となる。 アスカがマナをからかうなどして、賑やかな夕食となった。 夜もふけ、自分の部屋から月を見上げるアスナがいた。 「私は・・・お姉様以外の人なんて考えられないです。 だから・・・だから・・・だから・・・愛してます、お姉様。」 マナも自分の部屋で月を眺めていた。 「アスナの気持ちは嬉しい・・・。 けど、私はシンジが好き、アスナの気持ちには答えられないと思う。 ごめんね・・・アスナ。」 今の2人は気持ちが1つにならなかった。 だが、この先で2人の気持ちが1つになるかもしれない。 その結末はだれにもわからない・・・。 <後書き> ども、ウエッキーです。 デートと言うより、お出かけの方がいいかもしれない内容ですね、これ。 この段階ではアスナの思いは届きませんでしたが、今後の本編の展開でどうかなってしまうかも・・・。 この2人の展開は考えてませんが、リクエストがあれば参考にします。 それでは〜。
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