ずるずる・・・・・
 
   ずるずる・・・・・
  
      ずるずる・・・・・

         ガチャッ・・・ブンッ!!!

                ・・・・・・・ドサッ

「はあ、重かった。」

ここはアスカの部屋である。
アスカはダイニングから何かを引きずって、放り投げたようだ。

「いいかげんに起きなさいよね、バカシンジ。」

ベッドに向かって投げられたシンジは白目をむいて気絶していた。
・・・当然だろう。

「しょうがないわね〜、アタシがスペシャルに素晴らしいデートプランを練ってあげるわ!」

そう言って開いたのは情報誌。
いろんなページをめくっていくアスカ、彼女は気付いていなかった。
住人&職員がいないため、街のあらゆる店が閉まっている事に。

アスカが一生懸命考えるデートは一体どうなる事やら・・・・・。






                 The Restart Of Evangelion

              第28話 「こんなデートは最初で最後!? 〜シンジ・アスカ編〜」







「う、うう・・・・・。」

アスカがデートコースを考え始めてから30分ほど経ち、シンジが目を覚ました。
あれだけ引きずられたのに怪我一つ無い。

「あっ!目が覚めたみたいね?」

「酷いよ、アスカ〜・・・。」

「アンタがあんな事聞くからでしょ!恥を知りなさい!!」

(なんだよ、もう・・・。)

わけがわからない、そんな表情を浮かべるシンジ。

「そうそう、あんたが寝てる間に出来たわよ!」

「・・・何が?」

「デートコースよ!見てみて〜。」

紙に書かれたアスカ直筆のデートプラン、顔は得意満面と言った所か。
一方、見せられたシンジは・・・・・。

「あのさぁ、お店ってやってるの?」

「だって、職員がいるでしょ?」

「この間、リツコさんがここから避難させるために辞めさせたんじゃないか。」

「なっ、なんですってーーー!!!」

シンジの一言で、アスカの計画が水の泡になった。
構想15分、書き起こす準備2分、下書きに5分、清書に8分かかった計画書も、ただの紙切れとなってしまった。

「だ、大丈夫?」

「ア、ア、アタシの計画・・・完璧な計画・・・大卒のアタシが、脳をフル活動させて考えた計画が・・・・・パァだなんて・・・。」

あまりにショックだったのだろう、ぶつぶつと呟くその姿は哀れとしか言い様が無い。

「まだ時間あるからさ、2人で考えようよ、ね?」

「・・・そうね、まだ大丈夫よ、今日は始まったばかりなんだから!!」

こうして復活したアスカとシンジは話し合うのでありました。



「お店関係は全滅、遊園地に映画館、ゲームセンターもダメ。」

「公園とか、ハイキングとか、そう言うのしかないよね。」

「お弁当は作ってくれるんでしょ?」

「うん、食料はあるからね。」

「じゃあさ、学校にいかない?」

「学校?」

「そう、しばらく行ってないじゃない。」

「・・・時間はあるし、アスカがよければいいよ。」

「じゃ、決定ね!」

「僕はこれからお弁当を作るから。」

「アタシはお風呂に入ってこよっと!」

お互いにする事が決まり、シンジは部屋から出ていこうとすると・・・

「そうそう!学校なんだから、格好は制服だからね。」

「わかったよ。」

こうして、シンジはお弁当作り、アスカは朝風呂へ向かうのでありました。





バスルーム

「学校がデートの場所なんて最初で最後ね、きっと。」

すでに髪と体を洗い終えたアスカは湯船に使っていた。

「なんだか・・・どきどきしちゃうわね。」

(誰もいない教室で、妙な気分になっちゃった私達。
 シンジが顔を真っ赤にしながら私を求める・・・・・。
 当然、アタシは嫌がるわ。「誰もいないからって、学校の教室なんて嫌!!」
 そうすると、「学校の教室じゃなければい、いいの?」
 な〜んてシンジが聞いてきて、「(こくん)」ってレイみたいに頷くの・・・・・。)

「って、何考えてんのよ、アタシはー!!!」

(それともお弁当を食べた後に、「今日のデザートはア・タ・シ♪」
 何て言ってみたら、「いっただきまーす!」ってシンジが・・・。)

「それは無いわね、そう言うキャラじゃないし・・・って、マナ達の所為で変な事考えちゃうじゃないのよ!!」

朝にあんな会話を聞いてしまった事もあり、アスカは湯船に浸かりながら妙な事を考えてしまった。 
顔を真っ赤にしながら、首を横に『ブンブン』と振ると、バスルームから出るのであった。



キッチン

手馴れたもので、すでに完成しているお弁当。
今はそれを包んでいる。

(学校でデートってのも変な気はするけど最初で最後だよね、こういうの。)

そんな事を思いながらも、顔には笑みが浮かび、楽しみにしている事がわかる。

(それに、制服でいいんだから助かったよ。)

彼の服のセンスはいい方ではない、それは持ってる私服であり、その着方でもある。
その為、デート言うイベントには頭を悩ます事なのだが、今日はそれが無いのだ。
それもまた、彼の顔に笑みを浮かべさせているとも言える。

「できた!!」

声高らかにそう言うと、包み終わった弁当をダイニングのテーブルに置く。
そして、シンジは部屋へ着替えに戻るのであった。



アスカの部屋前

時間の頃合を見たシンジはアスカを迎えに来ていた。

『コンコン!』

「アスカ〜、準備できた?」

「今行くわよ、玄関で待ってて!」

「わかった、早く来てね。」

弁当の入った鞄を持って、シンジは玄関に向かう。



       〜10分後〜



「遅い・・・。」

あれから10分、アスカは未だにやってこない。
流石にシンジもイライラし始める。

「何やってるんだよ、時間みて呼びに言ったのに何で遅いんだよ!!」

朝風呂に入った事を考慮して、準備出来るくらいの時間が経ってから呼びに行ったのだ。
それに10分が経過しても現れる気配が無い。

「ううう・・・・・。」



      〜更に10分経過〜



「行く気無くなっちゃうよ・・・もう。」

もう10分が経ったのだが、アスカは来なかった。
ここまで待たされると、テンションがどんどん低くなっていく。

『どたどたどたどたどた・・・・・・・!!!!!!!』

「ゴメン!待たせたわね、行くわよ!!」

「何やってたんだよ、もう!」

「そんなに怒らないの、ほら行きましょ♪」

『ちゅっ!』

怒っているシンジの横をすり抜ける再に頬にキス、そのまま颯爽と靴を履いて外へ出る。

「・・・なんなんだよ、もう。」

口では文句を言いながら、顔は嬉しそうなシンジも外へと出るのであった。



通学路

「この道を通るのも久しぶりよね。」

「学校に行かなくなって、何日経ったかわからないしね。」

すでに何事も無かった様に、普通に話をしている2人。

「そういえばさ、何で学校なの?」

「行ったでしょ?しばらく行ってないからよ。」

「まあ、いいけどね。」

「だったら細かいこと言わないの♪」

こんな調子で話をしながら、学校へと到着した。



学校・校舎内

「何するの?」

学校に着いたはいいが、何をするのか浮かばないシンジ。
聞かれたアスカは『待ってました!』とばかりに腰に手を当てる。

「学校探検よ!!」

「はあぁ?」

「だから、普段は入れないような所とかを探検するのよ!」

「・・・いいけどさ。」

「何つまらなそうな声だしてんのよ、始まったらアンタもノリノリよ!」

(その自信はどこからくるのかなぁ、アスカらしいけどさ。)

こうして、デート言う名の学校探検が始まった。

・・・ちなみに、ノリノリは死語ですか?・・・



校舎1階・校長室前

「やっぱりここからでしょう!」

2人がやってきた部屋、かかっているプレートには『校長室』と書かれていた。

「・・・本気だったんだね?」

「あったりまえでしょ!行くわよ〜。」

『ガチャガチャ!』

当然と言うか、校長室には鍵がかかっていた。

「鍵、かかってるね。」

「職員室から行かなきゃダメみたいね、行くわよ!」

気分はRPGの主人公なのだろうか、アスカは妙に張りきっていた。



校舎1階・職員室

「「失礼しまーす!」」

誰もいないので言う必要は無いのだが、これもお約束というヤツだろう。
ここには鍵がかかって無く、中に入る事が出来た。

「鍵は〜・・と、あった!!」

壁にかかってるキーボックスから鍵を取る。

「アスカ、他の部屋のも持ってった方がいいんじゃない?」

「言い事言うわね!さすが、シンジ!!」

こうして、そこにかかってる鍵全部をひったくると職員室を出るのであった。 

(全部取らなくても・・・いいんじゃないですか?)

意気揚揚としているアスカに、シンジはそんな事言えなかった。



再び、校舎1階・校長室前

「さあて、開けるわよ!」

ポケットに無造作に突っ込んだはずなのに、すぐに出てきた校長室の鍵で扉を開ける。

『カチャ!』

「シンジ、開けて!」

「はあぁ!?」

「何か出てくるかもしれないでしょ?アタシが襲われたらどうすんのよ!!」

(そんな事あるわけ無いだろ・・・。)

心の中でツッコミを入れると、シンジは扉を開けた。



校長室

「豪華な部屋ね〜。」

「始めて入ったけど、驚いたね。」

入った2人は口を開けて『ぽかーん』としていた。
内装は普通なのだが、クーラーやら、大きなソファやらが『豪華』なのだろう。
シンジはそのソファに座ってくつろいでいた。

「アスカ・・・何してるの?」

「見てわかるでしょ?」

アスカは校長の机の引き出しを漁っていた。
しかも、鍵はかかっていない。

「それは不味いよ。」

「大丈夫よ、取るわけじゃないんだから。」

大きな背もたれのある椅子に座りながら、『ガサゴソ』と引き出しを漁る。

「結構面白いものよ、変な書類とかあるし。」

「止めときなよ、洒落になんないよ。」

「まあまあ・・・なにこれ!?」

大きな声をあげ、その書類を机の上に置いた。

「シンジも来なさい、アタシ達の事みたいよ。」

「何それ・・・?」

2人が見るその書類には『エヴァンゲリオンパイロットについて』と言う題字があった。
ちなみにネルフの物ではない、学校側が勝手に作ったものだ。

「ネルフの書類じゃないわね、ネルフマークが入ってないもの。」

「そうなの?」

「そうなの!・・・ええと、あった!!」

書類をめくると『惣流=アスカ=ラングレー』と書いてあるページがあった。

「何々・・・・・
 『大卒との事だが、日本語の勉強が足らない。しかし、14歳にしてあのプロポーションは目を見張るものがある。
  ネルフの関係者でなければ・・・絶対に手を出しているだけに残念だ。』
 何よ、これーーー!!!」

『びりびりびりびりびり!!!!!』

そのページを破り捨てると、細かく千切ってくずかごに捨ててしまう。

「何だか、他のページは見たくないね。」

「何言ってんのよ、全員分見るわよ!」

こうなったら止められない、シンジは『仕方ない』と言った表情でそれに付き合う。

「じゃあ、次はシンジね。
 『ネルフの指令の息子との事。時折見せる儚げな表情が男の子だと言う事を忘れさせる。成績は良い。』
 ・・・なんなのよ、コイツ!!」

気持ち悪いと言った感じでページを破り捨てる、そして次の人へ。

「レイはどう書いてあるのかしら?
 『アルビノの女の子、学校は休みがち。彼女の為に勉強を手取り足取り腰取り教えたいものだ、保健体育中心に。』
 もう、さいってぇ!!!」

心底嫌そうな顔をすると、その書類を全部千切ってくずかごへと突っ込んだ。

「次いくわよ、次!」

「はいはい。」

『ドカッ!!』

校長室のドアを蹴破ると、2人は別の部屋へと向かった。





校舎1階・廊下

校長室から出たアスカは未だに興奮状態にいた。

「ああ、気分悪い!!」

「もう忘れなよ、次はどこに行くのさ?」

「そうねぇ、1階はもういいかしら・・・ってお昼ね。」

「じゃあ、ご飯にしようよ。」

「屋上に行くわよ!」

階段を上りながら、アスカをなだめつづけるシンジであった。



屋上

他の所より分厚い扉を開けると、2人の目に街の景色が入ってくる。
そして、思いっきり照りつける太陽が夏を感じさせる。

「さっすがに暑いわね、ここは。」

「でも、眺めがいいし・・・僕は好きだよ。」

アスカと話をしながら、持ってきた敷物を敷き、お弁当を広げる。

「準備できたよ!ご飯は間に合わなかったから、サンドイッチだけど・・・いいよね?」

「シンジが作ってくれたんだから、いいに決まってるじゃない。」

「ありがとう、アスカ。」

「い、いいわよ、お礼なんて。た、食べるわよ!!」

アスカが座ると、2人は手を合わせる。

「「いただきます。」」



「シンジ〜、このミニハンバーグ美味しい♪」

「本当!?よかったら、僕の分も食べる?」

「いいの?」

「うん、いいよ!」

「あ・り・が・と♪」

そう言ってミニハンバーグを口に運ぶアスカ、その顔はとても幸せそうである。
そんなアスカを見るシンジもまた、幸せそうであった。

「この後はどうするの、探検続けるの?」

「う〜ん、パス!あんなの見た後だし・・・何か嫌になっちゃった。」

「じゃ、もう少しここで話でもしようか?」

「そうね。」


そんなこんなでお弁当を食べ終わった2人、先程の通りに雑談していた。

「しっかし、マナとアスナには驚いたわよねぇ。」

「うん。でもさ、日本じゃ結婚できないよね?」

「それは大丈夫よ。アスナはアメリカ国籍だし、向こうには同性で結婚できる所があるそうだから。」

「そう言う所があるんだ・・・知らなかったな。」

「渚に教えたら『シンジ君!僕達もそこで結婚式をしないかい!』なんて言うわよ、絶対。」

「そ、そうだね。アスカ上手いね、カヲル君の真似。」

「そう?たまにはやってあげるわよ。」

「いいよ、アスカはアスカなんだから。」

「そりゃそうよ。渚は真似されるけど、アタシの真似を出来るヤツはいないわよ!」

「アスナは性格が全然違うからね。」

「アレと一緒にだけはされたくないわ、元々それだって渚の所為なんだし。」

「・・・色々大変だったんでしょ?」

「まあね、今ではこうしていられるから気にしない事にしたけどね。」

「僕さ、嬉しかったよ。」

「何よ、急に?」

「カヲル君と一緒に戻って来てくれた、って聞いた時。」

「・・・だって、シンジの気持ち聞いたし、アタシも・・・・シンジの事、す、好きだから。」

「ありがとう、好きだよ、アスカ。」

「バ、バカ!!」

「照れなくてもいいじゃないか、本当の事なんだから。」

「・・・アンタさ、性格変わってない?そんな事を平気で言うヤツじゃなかったじゃない。」

「成長したんだよ、いい意味で。」

「加持さんみたいにならないでよ、アタシもミサトみたいに待たされるのは嫌だからね!」

「わかってるよ、こんな事言うのはアスカだけだよ。」

「どうだか?プレイボーイのシンジ様の言う事は当てになりませんわ。」

「じゃあさ。」

そう言って、シンジは真面目な顔でアスカを見る。

「な、何よ・・・。」

「僕の心を縛ればいい、アスカから離れられないくらいに縛ればいい。
 もし、浮気をしたら死んで償う!・・・その代わり、僕から離れないでほしい。」

「じゃあ、シンジもアタシを縛ってよ!
 シンジしか見れないようにして、そしてアタシを絶対に離さないって誓って。」

「「・・・・・・・・・・・・。」」

2人の口から出た言葉は本気だった。
言い終わった後の静寂、どちらも噴出す事は無い。

「誓うさ、離すもんか!
 僕にはアスカしかいないし、アスカ以外に考えられないよ!」

「アタシも誓うわ。
 アタシだって、シンジ以外の相手なんか考えたくも無い!」

「「・・・・・・・・・・・・・。」」

2度目の静寂。
しかし、今度はお互いの距離が短くなっていく。





そして、触れ合う唇。





心の底から愛し合うもの同士が交わし合う、本気のキス。





「わかってくれた、僕の気持ち?」

「シンジこそ、アタシの気持ち・・・通じた?」

「「好き、離さない。」」 

お互いに最後のセリフが重なる、ここまで来て『好き』と言うのが彼ららしい。



「この後の戦い、勝てるよね?シンジ。」

「違うよ。『勝てる』じゃないさ『勝つ』んだよ、アスカ。」

2人の手は座りながらにして、繋がっていた。

「そうね、終わった後にデートよ!」

「もちろん!今度はアスカの考えたコースでね。」

「そうよ、あのコースは凄いんだから!!」

「楽しみにしてるよ。」



通学路

結局、学校でやる事も無いので帰宅する事にした。

「皆はどうしてるのかな?」

「さあ?渚は家で寝てるまんまじゃないの?」

「でも、僕がお弁当を作りに行った時にはいなかったよ。」

「じゃあ、知らない。」

「マナとアスナは2人で出かけただろうし、レイと出かけたのかもね。」

「それは無いわね、レイはアイツを嫌ってる感じするし。」

「そうかな?」

「そうよ!じゃなかったら、アタシと一緒にツッコミ入れに来ないわよ。」

*ここで言う『ツッコミ』とは「カヲルがシンジに手を出そうとしている時にする事」を指してます。

「って、着いたわね。」

シンジが玄関のドアを開けようとすると、ドアはすでに開いていた。

「開いてる・・・。」

「あの2人、帰ってるみたいね。」

アスカが玄関に並んでる靴を指差しながら言った。
置いてあった靴は女性物、しかも一つがレイの物でもなく、ユイやキョウコのもので無い、持ち主は決まってくる。

「マナとアスナ?」

「(静かに!何か聞こえるわ・・・。)」

耳を澄ます2人に聞こえてきた声は凄いものだった。

『お、お、奥さ〜〜〜ん!!!』

『いや〜〜〜ん♪』

「「(!!!!!!!)」」

聞くに耐えきれなくなった2人は、静かに家から出ていく。





「「・・・・・・・・・・・。」」

結局、その日の夕方まで近くの公園で、時間を潰してから帰るアスカとシンジであった。







<後書き>
ども、ウエッキーです。

同じ時間帯で3つの違う話を書くって難しいです。
今回も微妙におかしなところが出てくるかもしれません、そんな所があったら申し訳ないです。m(_ _)m

次回からは最終決戦編です。
ピシッ!と真面目モード全開で行ければいいな、と思っております。
今回の3つのお話はコメディー全開だったんで、ね。(^^;
予定としては前・中・後編で行こうかと思ってます。
今回の様に同じ投稿ではないので、幾分か早く投稿できればいいな、と思います。

でわ!



<次回予告>
ついに始まる最終決戦。
職員不足によりEVAの準備が遅れてしまったネルフ、そこに戦自が本部施設に潜入したとの知らせが!
本部はどうなってしまうのか?EVAの準備は間に合うのか?

次回、The Restart Of Evangelion

       第29話 「最終決戦 〜前編〜」

を、お送りしまーす。


マナ:なによっ! 自分だけラブラブじゃないっ!!!!(ーー#

アスカ:いやぁ〜ん。とってもステキな話ねぇ。(*^^*)

マナ:屋上で2人の世界に浸ってぇぇっ! そんなことが許されると思ってるのっ!?

アスカ:あーん。もうシンジったら、アタシのこと好きだってぇぇ。(*^^*)

マナ:その顔やめてぇっ!

アスカ:(でれぇぇぇ。)(*^^*)

マナ:2人して、いちゃいちゃいちゃいちゃしてぇぇっ! あーーっ! もうっ! いやぁぁぁぁっ!

アスカ:ちょっと待ちなさいよ。いちゃいちゃしてるのはアタシ達だけじゃないでしょうに。

マナ:他に誰がいちゃいちゃしてるのよっ!

アスカ:「奥さ〜〜〜ん・・・」には、さすがに引いたわ。

マナ:いやぁぁぁぁっ! こっちまでわたしがオチに使われてるぅぅぅっ!

アスカ:アスナと何してたのよっ!

マナ:それ以上言わないでぇぇっ!(TOT)

アスカ:もうっ! 近寄らないでよっ! ツルペタスケコマシっ!

マナ:それ以上言うなーーーーーっ!!!(▼▼#
作者"ウエッキー"様へのメール/小説の感想はこちら。
frontier@tokai.or.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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