ネルフ本部壊滅の危機!?

 舞台は第三新東京市。最後の使徒を倒してから早数ヶ月。
完全にもとの活気ある姿を取り戻してきた。そして『特務機関ネルフ』は
全ての情報を公開し、国連直属の公開的な機関へとなった。
この物語はその『国連直属の特務機関』で起こったものである・・・



アスカ「何の御用でしょう。指令。」

今アスカは、ネルフ総指令碇ゲンドウの命令で、
無意味に広々として、ポツンと置かれている机のある
総指令執務室(通称 髭の住処)へと来ていた。

ゲンドウ「セカンドチルドレン・惣流・アスカ・ラングレー。
	私の質問に正直に答えろ。命令だ。」

アスカ「ハイ。」

いつも通りのまじめなゲンドウ。そして、少し緊張気味のアスカ。
冬月は、何故かこめかみのあたりが引きつっている笑いをこらえているのか?

ゲンドウ「おまえはシンジが好きか?」

なっ・・・何たるストレート・・・

アスカ「・・・ハイ?」

アスカもあまりのストレートさに聞き返してしまった。一歩引いている。

ゲンドウ「もう一度たずねる。おまえはシンジが好きか?」

アスカ「・・・」

アスカは、うつむいてしまった。どうしたのだろう。頬がピンク色に染まっている。

アスカ「・・・ハイ。」

いつもと違い、とても小さい声だった。しかし、ゲンドウの聴力には十分だった。

ゲンドウ「では聞く。それは同僚としてか?それとも・・・」

ゲンドウが言い終わる前にアスカが口をはさんだ。

アスカ「いえ。・・・ひ、一人の・・・男性として・・・あ、愛して・・・います。」

すごい。よくぞ言った。このしかめっつらの髭・・・ではなく、気難しいお父様の前で・・・

ゲンドウ「よく分かった。シンジを頼むぞ。以上だ。」



シンジ「あっ、アスカ、お帰り。何の用だったの?」

シンジは、アスカのことを休憩室で待っていたようだ。

アスカ「な・・・何でも無いわよ。バカシンジ・・・」

シンジ「?」

いつもよりも迫力のない返事に少し疑問を持った。だが、

シンジ「(あっ・・・父さんの話しだから、きっとくだらなかったんだな)」

自己完結であった。が、そうはいかなかった。

アナウンス『(ピンポンパンポン)業務連絡。セカンドチルドレン碇シンジさんは、
	至急総指令執務室までおこしください。(ピンポンパンポン)』

シンジ「ん?何だろう・・・アスカ、ちょっと行ってくるから、ここで待ってて。」

アスカ「わ・・・分かったわよ。早くしなさいよ・・・」

シンジは走っていってしまった。

アスカ「(イヤー、どうしよう。もしかして、あの髭が愛のキューピット?ダメ。絶対不幸になる・・・)」

なんとすごい考え。

アスカ「(でも、どうしよう。もし、シンジに拒絶されたら・・・)」




シンジ「なに?父さん。」

ゲンドウはさっきと同じポーズのままいすに座っている。きっと、頭が重いから、自分の手でおさえているのだろう。

ゲンドウ「シンジ、正直に答えろ。おまえはセカンドチルドレンが好きか?」

シンジ「えっ・・・ア、アスカのこと?」

ゲンドウ「そうだ」

シンジ「・・・う・・・うん。僕はアスカのことが好きだ。・・・いや、心から愛している。
       一生かけて守っていきたい!・・・」

ゲンドウ「・・・そ、そうか。」

ゲンドウは、シンジのあまりにも迫力ある勢いのため、グラサンが少し下がってしまった。
後ろにいる冬月は、二人に背を向け、口元にてをあて、肩を上下させながら「クッ・・・クッ・・・」と、
何かをこらえている。だが、シンジはきづいていな。
そのころ、発令所では・・・


マヤ「センパイ・・・やりました。ばっちりです。」

なにがばっちりなのだろう?

ミサト「シンジ君、やるわね〜。」

彼は何をやるのだろう?

リツコ「ふっ・・・無様ね。」

なにが無様なのだろう?
あっ・・・発令所のスクリーンにはデカデカとシンジ君の姿が・・・
執務室生中継映像と、片隅に文字が・・・その隣には、アスカの映像が停止して映っている。
さっきのもののようだ。
そのころ休憩室では


アスカ「(シンジ、何の話しをしているんだろう・・・)」

そう。休憩室にはスクリーンがない・・・いや、意図的に情報を流していないようだ。
しかし、その他の部署では、「アスカ・シンジ執務室激生中継映像」が放映されていた。

シンジ「アスカ・・・遅くなってゴメン・・・」

アスカ「あ・・・お帰り・・・何の話してたの?」

シンジ「え・・・えっと、所号機の改造がどうとかって・・・」

アスカ「そう。(なーんだ)」

そう。シンジ君はごまかすのが上手くなった。しかし、二人のやり取りを知らないものは
本部内には誰もいない。この二人以外には・・・

シンジ「じゃあ、帰ろうか。」



ゲンドウ「私だ。葛城三佐。あとは任せる。」

冬月「ワッハッハッハッ・・・・クックックッ。碇・・・聞いたか?」

ゲンドウ「あぁ。」

冬月「まさか・・・クックッ・・・相思相愛だったとは・・・やはり私の予想通り・・・」

ゲンドウ「あぁ。」

冬月「碇・・・息が・・・クックックッ・・・」

ゲンドウ「・・・あぁ・・・」




ミサト「あっ二人とも。」

シンジ「ミサトさん、何ですか?」

アスカ「・・・」

アスカは先ほどからずっと黙っている。

ミサト「急用なんだけど、すぐ発令所までついてきて。」

シンジ「ハイ。」

アスカ「・・・(なんか、嫌な予感が)」



リツコ「マヤ、準備はいい?」

マヤ「ハイ。」

リツコ「・・・作戦開始。」

リツコの掛け声とともに、3人のオペレーター達は、慌ただしくキーボードをいじっている。

日向「第一から第三シフトまで準備完了。」

青葉「署内全部所への緊急通達完了。」

マヤ「ポイントA準備完了。」

そのころ、ゲンドウと冬月が発令所に現れた。

日向「第23シフトまで、準備完了。」

青葉「政府及び関係各省への通達完了。」

マヤ「目標、ポイントA接触まであと二十分。」

リツコ「了解。(ミサト・・・頑張って・・・失敗は許されないわ)」



そのころ3人は

アスカ「ミサト〜、まだなの?」

ミサト「あ・・・あとちょ〜ち。」

3人は、発令所に行く途中、寄る所があるとミサトの発言により、本部内を歩き回っていた。

シンジ「ミサトさん・・・まさか、迷ったんじゃ・・・」

何気ない一言・・・

ミサト「・・・」

何も返せない

アスカ「なんですってー」

ミサト「あっ・・・ここ。ここよ。」

ミサトは、通り過ぎていた扉を指差した。

アスカ「フン。ほら、シンジ、入るわよ。」

アスカは頭にきて、シンジを引き連れてさっさと中に入ってしまった。

ミサト「(よっしゃ〜。エビチュ1年分。)」

何のことだろう・・・そのころ発令所では



マヤ「接触まで・・・3・2・1・接触。」

リツコ「指令・・・構いませんね。」

リツコは振り返ってゲンドウに声をかけた。

ゲンドウ「あぁ。この作戦が成功しない限り人類に明日はない。やりたまえ。」

リツコ「はっ。」

そして・・・

リツコ「只今1530より、GHHH作戦を展開する。」

LAS・・・どこかで聞いたような・・・

マヤ「了解。セクター1、隔離します。」




アスカ「?なんでミサト入ってこないの?」

シンジ「さあ・・・って、ドアが開かない。」

アスカ「何ですって?」



マヤ「セクタ1、隔離完了。」

日向「モニター開始。」

青葉「受信機・送信機・ともに正常。」

マヤ「葛城3佐、こちらに向かっています。」

日向「画像・音声受信開始。」

青葉「送信・・・正常。」

マヤ「大変です。セクション31、諜報3課より入電。モニター不調です。」

リツコ「それはマズいわ・・・第7会議室に移動させて。」

マヤ「了解。」

日向「目標、行動開始。」

リツコ「マヤ!」

リツコは半ば叫んでいた。

マヤ「はい・・・諜報3課移動完了。」

日向「警報・・・連絡完了。」

青葉「政府各省確認済み。」

リツコ「了解。総員第一種戦闘配置。」

マヤ「了解。」



アスカ「んー。シンジ、なんとかしなさい。」

シンジ「そんなー。無理だよ。開かないよ。」

その時、急に照明が赤く光りだした。

『ウィーン・ウィーン』
『総員第一種戦闘配置。繰り返す。総員第一種戦闘配置』

アスカ「なんですってー。」

『連絡。警報誤差。本部敷地内にて非常事態発生。総員第一種戦闘配置解除。
 本部内全職員は、所定の位置に避難してください。』

シンジ「非常事態?」

アスカ「なにかしら?」

『繰り返す。本部施設、第三危険物保存庫にて、大規模な危険物質の流失事故発生・・・』

『ドッカーン』

すると、ものすごい爆発音が聞こえた。それと同時に、二人のいる部屋に煙が侵入してきた。




マヤ「警報発令。」

日向「安全装置解除。」

青葉「第7セクション。安全確認。」

日向「消化設備準備完了。」

青葉「発煙設備、動作確認。」

マヤ「点火します。」

青葉「動作開始。」

日向「警報、切り替えます。」



『第7セクション、第三危険物保存庫にて大規模な爆発事故発生。
目標を物理的に隔離します。第7セクションの職員は速やかに避難してください。』

アスカ「第7セクション・・・」

シンジ「それって・・・たしかこの階。」

アスカ「この階・・・って、えー。」

『第7セクション通路及び第三危険物保存庫に硬化ベークライト注入。』

シンジ「えっ?」

アスカ「何ですって?」

シンジ「絶体絶命・・・」



マヤ「第7セクション硬化、ベークライト注入します。」

日向「画像正常。」

これは大変な事態です。




アスカ「シンジィ・・・どうしよう。」

アスカは、事態の展開についていけず、壁に寄りかかって座り込んだ。

シンジ「・・・アスカ、きっと誰かが助けてくれるよ。」

シンジは、アスカを落ち着かせるために、アスカの隣に座った。
アスカは、そのシンジに寄りかかってきた。

アスカ「シンジ・・・」

シンジ「もしかしたらミサトさん・・・巻き込まれたのかも・・・」

アスカ「・・・ミサトなら大丈夫よ。ゴキブリ並みの生命力を持っているのよ。」

シンジ「ハハハ、それは言えてる。ゴキブリと一緒に生活してるもんね。」



ミサト「なんですってー!」

発令所でモニターを見ていたミサトは、それを聞いて怒鳴った。

リツコ「仕方ないわよ、ミサト。事実なんだから。」

マヤ「葛城さん・・・不潔です。」

そう。正しい意味で不潔だ。

冬月「葛城君、本当かね?」

ミサト「・・・」

ゲンドウ「葛城三佐、作戦が終了し次第、赤城博士のもとで、疫病及び寄生虫の検査を受けたまえ。」

ミサト「指令・・・それは」

ゲンドウ「命令だ。」

ミサト「了解・・・」

リツコ「(ふっ・・・無様ね)」

マヤ「第一火薬軍、引火します。」




その頃二人は、沈黙を続けていた。その時

『ドッカーン』


おおきな爆発音、そして、地面が大きく揺れた。

シンジ「・・・アスカ、僕たち、帰れないかもね。」

アスカ「・・・」

アスカは、涙をこらえているようだった。

『第7セクションを事実上破棄します。』

シンジ「聞いた?破棄だって。きっと、この階全てをベークライトで固めるんだよ。」

アスカ「・・・」

シンジ「あのさ。今から僕の話し、聞いてくれる?・・・」



日向「目標、最終行動に移行する模様です。」

マヤ「第7セクション通路、ベークライト注入完了。完全硬質化は30分後です。」




シンジ「あのさ。今から僕の話し、聞いてくれる?きっと、僕たちが話しができるの、
	最後だと思うんだ。」

アスカ「・・・イヤ。」

シンジ「え?」

アスカ「・・・(イヤ・・・そんなの・・・まだ死にたくない)」

シンジ「あのね、こんなときに言うのは・・・さっき、僕が父さんと何話したか教えてあげるよ。」

アスカ「・・・(シンジ・・・私ね・・・)」

シンジ「実は、父さんに・・・アスカのこと好きかって聞かれたんだ。」

アスカ「えっ?」

アスカは、シンジの顔を見た。アスカの瞳には涙が・・・

シンジ「それでね、僕、好きだって答えたんだ。」

アスカ「シンジ・・・」

シンジ「それでね、一生守っていく、って言ったんだけど、守れなかった。ゴメンね、アスカ。」

アスカ「シンジ・・・私ね・・・」

今度はアスカが話し始めた。

アスカ「アタシ・・・アタシも、シンジのことが好き。ずっと・・・大好き。」

シンジ「アスカ・・・」

シンジは、アスカのほうに顔を向けた。

アスカ「今まで、ずっと、シンジの気を引こうとして、わがままばかり言ってて、
        そのうち自分は嫌われているんじゃないかって・・・」

シンジ「ありがとう、アスカ。僕は、全然嫌いになんてなってないよ。」

アスカ「シンジ・・・」

シンジ「アスカは、意地を張ってて、わがままで・・・けど、本当は素直になれないだけなんだよね。」

アスカ「シンジ・・・(そう。私はずっと素直になれなかった。シンジがそれに気付いていたなんて・・・)」

シンジ「僕は、そんなアスカのことが、いつからか『守りたい・守ってあげたい』って思うようになったんだ。」

アスカ「・・・ねぇ、もし、生きて戻れたら・・・」

そこでアスカの話しをさえぎった。

シンジ「アスカ、もし生きて戻れたら、僕と・・・つきあってくれる?」

アスカ「あ、あたりまえでよ。断る分けないじゃない・・・バカシンジ」

シンジ「ありがとう。アスカ。」

シンジは、アスカに満面の笑みを送った。

アスカ「ウッ・・・ウッ・・ウェーーーーン。」

とうとうアスカは泣きだしてしまった。今、二人とも立ちあがって、シンジはアスカのことを優しく抱いている。

アスカ「シンジィ・・・アタシ、(グスッ)、まだ死にたくない。せっかくシンジの気持ちが分かったのに。」

シンジ「アスカ・・・」

アスカ「ねぇ、・・・もし、生きて戻れたら、(グスッ)ずっと・・・ずっと・・・」

シンジ「うん。ずっと一緒にいよう。ね。約束する。ずっとアスカのことを守るよ。」

アスカ「シンジィ・・・大好きーーー、うぇーーん。」

シンジ「アスカ・・・僕も好きだよ。だから、お願い。もう、泣かないで・・・笑ってるアスカのほうが可愛いよ。」

アスカ「(グスッ・・・グスッ)うん。わかった。(ハート)」

シンジ「(な、涙目のアスカも・・・カワイイ・・・)。」

シンジは、やはりマイペースだった。

アスカ「シンジ・・・」

シンジ「アスカ・・・」

そのまま二人は見つめあって・・・そして、唇が重なった。



発令所・・・
「「「ぃやったー!」」」

マヤ「センパイ、やりましたね。」

リツコ「そうね。よかったわ。」

ミサト「一時はどうなるかと思ったけど・・・(クックック、今夜のビールはおいしくなるわー)」

日向「やりました・・・とうとうやりました。画像におさえました・・・(とうとうシンジ君達も幸せになったか・・・よかったー)」

日向君。君は純粋だね。瞳が涙でウルウルしてるよ。

青葉「各省、画像送信確認。泣ける話ですねー」

マヤ「ホント・・・死ぬ瀬戸際で愛の告白・・・ロマンチックー」




『ドッカーン・・・ドドーーン』

シンジ「アスカ、短い間だったけど・・・楽しかったよ。」

アスカ「シンジ・・・ゴメン。もっと早く気付いていれば・・・」



マヤ「・・・た、大変です。第三危険物倉庫の壁が崩壊し、第二危険物倉庫に引火します。」

リツコ「何ですって?」

ゲンドウ「現時刻を持って作戦終了。」

マヤ「了解。消化剤、噴出します。」

日向「消化確認・・・完了です。」

青葉「報告します。指令宛に通信です。広報部・諜報部そのた全部所より祝電です。」

ゲンドウ「ウム。私のデスクに送ってくれ。」

冬月「やったな、碇。」

ゲンドウ「あぁ。シナリオ通りだ。」

マヤ「続いて、目標の救出作戦に移行します。」

青葉「指令、政府各省より祝電です。」



『シンジ君、アスカちゃん、聞こえる?』

シンジ「マヤさんだ。」

『今、助けるから、そのまま待っててね』

アスカ「シンジ・・・助かった。」

シンジ「うん。よかったね。」

アスカ「・・・ねぇ、さっきの話し・・・」

シンジ「もちろん、覚えてるよ。これから、ずっとアスカのこと守っていくからね・・・」

アスカ「シンジ・・・」




青葉「指令、ドイツの惣流夫妻より緊急通信です。」

ゲンドウ「だせ。」

父『やぁ、碇君。このたび、素晴らしい芝居、ありがとう。』

ゲンドウ「あぁ」

父『すぐそちらに向かう。だから、初孫は、ぜひ一番最初に・・・』

ゲンドウ「青葉君、命令だ。切れ」

青葉「り・・・了解 (プチ)」


・・・時が経つ事2時間・・・
二人は、救出が来るまで、寄り添って寝てしまった。現在、夜中の2時・・・
そして、二人は発令所に運ばれ、目を覚ました。

シンジ「ミサトさん・・・無事だったんですね・・・」

ミサト「そうよ。シンちゃん。えへへへ。」

ミサトは、ニヤケ顔が直らない。夕食がよっぽど楽しみのようだ。

ゲンドウ「よくやった。二人とも。今日はもう帰れ。明日は、0900時に発令所だ。以上、解散。」



・・・少し前・・・
ゲンドウ「ごくろうだった。二人は無事救出された。」

一同「(ホッ・・・)」

ゲンドウ「よって、現時刻を持って、GHHH こと『げんちゃん 初孫 早く 欲しいな(ハート)』作戦を終了する。」

ミサト「(こ・・・このオヤジ・・・この名前にこんな意味が・・・しかも、真顔で色声を使うとは・・・)」

マヤ「(指令・・・不潔・・・)」

日向「(次の作戦は・・・)」

青葉「(・・・GHSSHこと『ゲンドウ はやく シンジ君に 指令の座を 引き渡せ』作戦で・・・)」

冬月「(・・・決まりだな。)」

リツコ「(・・・無様ね。)」

みんな、それぞれ思いは同じようだ。

ゲンドウ「なお、このあとは解散とする。それから全部所に通達・・・明日0090時に第一多目的ホールに集合。なお、君達全員は今夜一番で多目的ホールの飾り付けを命ずる。」

一同「(な・・・)」

ゲンドウ「私の息子と、嫁には、明日の発表まで、今回のことは伝えるな。命令だ。」

一同「「「「「了解(((((嫁って・・・あんた・・・)))))」」」」」



ということで、今二人は家についた。

アスカ「シンジ・・・私達、生きてるのよね・・・」

シンジ「うん。そうだよ、アスカ。」

二人はまだ知らない。
明日、おこる予想外な展開を・・・そして、明日の夜のミサトとの夕食の苦痛を・・・
そして、今日の事件の真相を・・・


続く??


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作者あとがき

 始めまして。USSといいます。
始めての作品ですが、どうでしょうか。
今自分は高校受験真っ最中の中学三年生です。
勉強の気分転換に書いてみました。
やはり、少しおかしいところがあるような・・・
小説を書くのは初めてなので、いろいろ不慣れな点がありますが、
大目に見てください。
この続きは、試験が終わった頃に書こうと思います。
これからもよろしくお願いします。


マナ:USSさん。投稿ありがとうっ!

アスカ:嬉しいやら、腹立つやら・・・。

マナ:すっかりはめられてるわね。碇司令の手の中で見事に動いてるし・・・。

アスカ:シンジとうまくいったのはいいんだけどさ。

マナ:よっぽど孫が欲しかったのね。

アスカ:今回のことで、シンジを次期司令にしようとしてるみたいだけどさ。

マナ:GHSSHってなんか凄い名前だけど、みんなの気持ちもわからないでも・・・。

アスカ:それより、いっそアタシが司令になって今回恐い目に合わされた仕返しをっ!

マナ:そんなことしたら、地球の破滅よっ! やめてーーーーっ!
作者"USS"様へのメール/小説の感想はこちら。
uss1701_a@yahoo.co.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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