『ハァハァハァ・・・』
そう。新居は広かったのだ(笑)
シンジ君たち三人は、かなりの距離を走ってきたのだ。
シンジ「やっとついた・・・ゴメンよ、二人とも。いきなり連れてきちゃって。」
アスカ「フゥ〜。やっぱりこの家、ちょっと大げさすぎるわよねぇ。」
そして『シンジとアスカの部屋』と書かれたプレートの部屋に、マナは招かれた。
マナ「(しんじくんの家って、ずっごく大きいのね。今日から私もこの家の仲間入りかぁ。。。)」
マナ「じゃあ、やっぱり二人は・・・」
シンジ「うん。ごめん、やっぱりマナのことは友達としてしか見れないんだ。」
三人は部屋で話しを続けていた。
結局マナは、シンジ君とアスカが相部屋という驚愕の事実を見せつけられてしまい、
なにも言い返すことが出来なくなってしまったのだ。
マナ「あ〜あ。霧島マナ、一世一代の告白だったのになぁ〜」
アスカ「マナ、あんたなら大丈夫よ。きっとイイ男見つかるわよ。」
マナ「アスカ!今回のところは『と・く・べ・つ』に負けを認めてあげるわ!」
シンジ「マナ・・・ホントにゴメンね。僕の作ったご飯でよければ、いくらでも食べていいから。。。」
うぅ〜ん。。。さすがシンジ君、微妙に論点がずれた発言だけど。
マナ「うん!ありがとうシンジ君。これから私もこの家に住むんだし、仲良くしてね!アスカもね!」
アスカ「勿論よ!」
マナ「ってことは、私は一人部屋なのかなぁ??」
アスカ「そうねぇ。私たちの部屋は、二人でいっぱいだしねぇ。カヲルはレイと同じ部屋だったわよね?」
マナ「えっ!?あの二人ってそんな関係だったの・・・よねぇ。。。」
シンジ「そっかぁ。寂しかったらいつでも遊びに来てね。」
マナ「ウン!寂しかったらすぐ飛んできちゃうから!そしたらなぐさめてね!」
アスカ「まぁなぁ〜。この部屋には私もいるのよ。調子に乗るんじゃないわよ。」
マナ「は〜い。」
所変わってリビングルーム。
リツコ「・・・という訳で、この計画の第一段階は、あと一名の身柄確保によって終了致します。なにか質問は?」
ミサト「彼、そんなにすんなり条件にのってくれるかしら。」
リツコ「その点なら心配ないわ。諜報部を使って、彼の私生活について95.3%の情報を入手。既にマギでの解析は終了したわ。
それによると、彼が契約を交わす確立は99.9991%。オーナインシステムの起動率が0.000000001%ということを考慮すれば、
確実と言っても過言ではないわね。」
ゲンドウ「ウム。」
リツコが煎れたコーヒーを飲みながら、三人は会議を行っていた。
リツコが手にしている資料には、『第31回NERV拡張計画経過報告』と書かれていた・・・
リツコ「というわけで、霧島三尉には悪いけど、部屋は一人でガマンしてもらう事になります。彼女には私から説明しておきます。」
ミサト「分かりました。作戦部の準備も順調です。このままだと、予定より早く第二段階へ突入する準備が完了します。以上です、指令。」
ゲンドウ「うむ。二人とも、了解した。現時点では計画に修正はない。このまま続行したまえ。以上で第31回経過報告会議を終わる。」
-その晩-
アスカ「私たちの家、ますます賑やかになってきたわね。」
シンジ「うん。まさかマナまで一緒に暮らすことになるとは思ってももいなかったよ。」
そろそろ就寝時刻。
新居生活一日目の夜は、シンジ君はリビングのソファーで。
二日目は、シンジ君の家で先の本部社員寮で。
三日目は、カヲル君の秘密の地下室で。
そして四日目。ようやく、この新しい部屋を二人で使うときが来たようだ。
今日は、初めてということもあって、アスカはシンジ君の布団にはいりこんでしまっている。
アスカ「私というものがいるんだから、マナなんかに手ぇ出すんじゃないわよ!」
シンジ「わかってるよ。大丈夫。絶対にアスカと離れないから・・・」
そう言ってシンジ君はアスカをギュッと抱きしめた。
アスカ「うん。しんじ、おやすみ。」
シンジ「おやすみ、アスカ。また明日。」
えぇ〜、大変お久しぶりです。
覚えていらっしゃいますか?USSです。
なんか急に学校が忙しくなっちゃいまして・・・
勉強もヤバイかも・・・
でも、また小説書き始めました。
やっぱりコレ、連載続けたいですからねぇ
余談ですが、只今、ホームページを作っています。
まだまだ公開は先ですが、開設したら、足を運んでみてください。
まだまだ初心者なので、たいしたおもてなしはできませんが・・・
予定では、ナデシコをメインに、エヴァは小説のみでの掲載です。
ヨロシクお願いします。
というわけで、USSは健在です。
USSでした。
感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構 ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。 |