「シンジ、帰るわよ」

「あ、うん」

「バイバイ、ヒカリ」

「あ、アスカ、バイバイ」

アスカはヒカリの方を向いて手を振ると、教室を出て行った。

シンジもすぐにアスカの後を追いかける。

「センセも隅に置けんやっちゃな」

「また今日も惣流とデートか。羨ましいヤツ」

二人を無言で見送ったトウジとケンスケは、二人が出て行ったほうを見ながら言った。

「羨ましいんか?」

トウジは変な物を見るような目でケンスケを見た。

「そういう意味で言ったんじゃないよ。幸せなヤツだなって」

「そか」

机の上に座っていたトウジは、ひょいと机から下りた。

「ワシらも帰ろか」

「男二人きりでな」

「それを言うな」

ケンスケは笑いながらカバンを持ち上げた。

二人が教室を出ようとした時、後ろから大きな声が聞こえた。

「ス・ズ・ハ・ラ〜、一体どこへ行こうとしてるのよ!」

「げっ」

後ろにはヒカリが鬼のような顔で立っていた。

「昨日はうっかり逃がしたけど、今日は絶対に教室の掃除やってもらいますからね!」

「いや、昨日はな」

「昨日はゲーセン行こうって言ってたでしょ!あんたに弁解の余地はないわよ」

トウジは下手な言い訳すら言う事を許されなかった。

「そやかて今日はな委員長・・・・」

「黙りなさい!」

「うっ」

ヒカリの強い押し声に、トウジは固くなった。

(まったく、お前らも仲良いんだから・・・・)

ケンスケは半ばあきれながら教室を出ようとした。

「相田君」

ヒカリの優しげな声が飛んできた。

「まさか帰るつもり?」

「い、いいえ、滅相もない」

「はい、二人とも頑張ってね」

ヒカリは笑顔で、二人にほうきを渡した。

「あ〜あ」 「あ〜あ」

トウジとケンスケはガックリとうなだれた。

            *      *      *

「で、シンジ、さっきの話」

シンジとアスカは学校を出て、まだ下校している生徒があまりいない通りを歩いていた。

「さっきの? ああ、そうかそうか」

「もったいぶらないで早く言いなさいよ」

「うん、片岡さんの事なんだけど」

シンジはアスカのそばに寄った。アスカはそれについてなんとも言わない。

「マイちゃん? お姉さん?」

「マイさんのほう」

「一体なにが分かったのよ」

「昨日の学校での片岡さんと、一緒に帰った時の片岡さん、なんか違うと思わなかった?」

「えっ、違うって何が」

アスカは考えもせずにすぐ聞いた。

「あの・・・・なんかさ、なんか違うんだ」

「だから何が違うのかって聞いてんの」

アスカはだんだんイライラしてきた。シンジは難しい顔をしている。

「言葉とか、仕草とか」

シンジはゆっくりと続けた。

「なんか違うような気がするんだけどなあ。アスカも思い出してみてよ」

「言葉とか、仕草とか・・・・」

アスカはシンジと同じことを呟いて、考え込んだ。そしてすぐに気がつく。

「そういえば、学校にいたときはずい分上品な喋り方だったわね」

「でしょ? でも一緒に帰ったときは・・・・」

「普通の女の子って感じだった」

「そうなんだよ。僕、昨日、なんか引っかかるなあって思ったんだけど、この事だったんだ」

「でもさ、一緒に帰ったときは、アタシ達に打ち解けてきたからって事もあるんじゃない?」

「そうだとしても、ちょっと変わり過ぎだと思うけど」

「うーん・・・・」

アスカは腕を組んで下を向いた。しばらくそうしていたが、急に手の平をパチンと叩いた。

「そうだ!」

「えっ、何?」

シンジはビックリしてアスカの方を向いた。

「マイちゃんちに行って確かめてみればいいのよ」

アスカは考えた結果、一番簡単な方法をとっさに思いついたように言った。

「えーっ、でもさ」

「別にいいじゃん、心配になって来ちゃったって言えば」

「だますの?」

「別にだますわけじゃないわよ。心配してるのは本当の事だしさ」

「そうだけど・・・・そうだ、例のナントカ作戦はどうするの」

「ああ、それもあったわね。それじゃあ、アンタ、一人でマイちゃんちに行ってくれる?」

「ええっ、一人で!?」

シンジはその場で立ち止まった。アスカが振り向く。

「そうよ。別にただ会話するだけだし、このくらい平気でしょ。まあ、できる事なら事件のことも聞きたいけど」

「そんなの無理だよ」

「何が無理なのよ」

「いや、事件のことを聞くって事だよ」

「だから、それは出来ればの話よ。アンタにはあんまり期待してないから最初から諦めてるけど」

シンジはその言葉に少しガックリきたが、すぐに緊張が高まってきた。
ほんとに探偵ごっこらしくなってきちゃったぞ、と。

「アスカは一人で大丈夫なの?」

「アタシは平気よ。天才だから」

「あ、そうですか・・・・」

「ほら、シンジ。ボサッとしてないで帰るわよ」

「うん」

シンジは小さく呟いてアスカの後を歩き始めた。

            *      *      *

「さあ、行くわよアスカ」

二人が家に帰ると、アスカはすぐに着替えて外へ飛び出した。

シンジは一人で行動に移す事にまだ踏ん切りがついていないのか、自分の部屋で落ち着かない様子だった。

「さて、どうしようか」

アスカが出て行くのを聞いてから、シンジは独り言を呟き始めた。

「アスカがいてくれればやりやすいのにな」

ベッドの上に寝転がって手を頭の後ろで組む。

「どうしよう・・・・やっぱり事件のこと聞いた方がいいよな」

今度は上半身を起こしてうなだれた。

「・・・・よし、行くか」

シンジはやっと決意を固め、着替えてから自分の部屋を出た。

外へ出ようと玄関で靴をはいていた時、インターホンが鳴った。
シンジはすぐに呼びかける。

「どちら様ですか」

「あの、片岡です」

「えっ、あ、ちょっと待って」

シンジはビックリした。ドアの向こうから聞こえたのはマイの声だった。
相手の方からやって来てくれたのだ。ちょっと待つどころか、すぐにドアが開かれた。

「やあ」

シンジはつとめて明るい声で言った。

「一体どうしたの?」

「あの、昨日の事なんだけど・・・・」

「そう。ここじゃなんだから、入ってよ」

シンジはドアを片手で開けたままにしながら、もう片方の手でマイを招いた。
こんなにうまい展開があるものか、とシンジは驚いたが、それは表情に出さないようにした。

リビングの方に招き入れて、シンジは冷たいお茶を出した。
二人はテーブルに向かい合わせになるように座っている。

「実は・・・・私とお姉ちゃんが疑われてるみたいなの」

「えっ」

またもシンジは驚いた。しかしすぐに、どうしてこんな事を僕に話すんだろう、と冷静に思った。

「今日、警察の人が来て、いろいろ聞かれたんだ」

マイはテーブルの上を見つめながら淡々と喋りだした。

「今日の朝、何時ごろ、何をしてたか、とか聞かれて、お姉ちゃんが、疑われてるって言って・・・・」

抑揚のない声だが、言葉が途切れ途切れでシンジはよく分からなかった。

「どうして疑われてるって思ったの?」

「お父さんが・・・・死んじゃった頃に、私たちはどこにいたか、みたいな事をしつこく聞かれたから」

「ああ、なるほど・・・・警察の人は何か言ってなかった?」

シンジは思い切って聞いた。

「何かって?」

「事件に関して、何か分かった事とか」

「ううん、何も。ただ聞かれるだけだった」

「そう」

これはアスカに期待がかかるな、とシンジは思った。

「それで、僕になにか出来る事はあるのかな」

さっきから疑問に思っていたことがようやく口に出た。マイはなぜこんな事を話すのだろう。

「助けて欲しいの」

シンジは「来た」と思った。

「私も、お姉ちゃんも、そんな事してないの。絶対してないの。
だって、だって、お父さんが、お父さんが・・・・」

マイの声は涙声になっていて、手が口元に当てられている。

「分かってるよ。僕、昨日勝手に君の家に入っちゃったけど、でもそのおかげで気になってたんだ。
アスカもずっと心配してたみたいで・・・・あ、今アスカはちょっと外に出てるんだけど」

「碇君・・・・」

マイはシンジを見つめた。その目には涙が溢れている。

「ありがとう、他に頼れる人がいなくて」

「うん、僕達も協力するよ」

一体何の協力なんだろう、とシンジは思った。
マイには潔白を示すための協力をしようという意味で聞こえたと思うが、
シンジとアスカは警察と同様二人への疑いを持っているので、微妙な気持ちだった。

マイは安心した顔で帰っていった。シンジも少し安心していた。
マイが近くにいる手前、あまり事件の事を調べたりするのはよくないと思っていたからだ。
ミサトの目は盗まないといけなさそうだが、少し気が楽になったことは間違いない。

「そういえば」

シンジは自分の部屋のベッドに仰向けになって天井を見つめていた。

「さっきの片岡さんは、普通だったな」

ついさっきここにやってきた片岡マイは、学校にいたときのマイではなかった。
それに、動揺したとき言葉が途切れ途切れになることが印象に残った。

そのうちシンジは眠たくなってきた。

アスカはどうしただろう。買い物に行かなくちゃ。それからご飯作らなくちゃ・・・・

次第にシンジの意識は薄れていった・・・・

            *      *      *

「さて、これからどうしたものか」

マイがシンジのもとを訪ねて来たのと同時刻、アスカはぶらぶらと、まだ明るい通りを歩いていた。

天才だから大丈夫、と言ってはみたものの、実際に可能な事かどうか自分でも信じきれていなかった。
警察をだます、なんてよく考えなくても無謀な話だ。アスカは少し焦っていた。

「どうしよう、どうしよう・・・・あっ!」

うつむいて考えていたが、ふと顔を上げたとき、アスカは何かを見つけた。

「昨日の刑事じゃん」

アスカの前方50メートルほどの所に、スーツ姿の若い刑事が立っていた。

アスカがいま歩いている所はマンションからほとんど離れていない所で、
よく見ると中年の刑事もいて、刑事たちはコンビニの近くで立ち話をしているようだった。
その刑事たちは、片岡姉妹の事情聴取をした中島刑事と望月警部である。

何となく自分の姿を見られたくないと思って、アスカは近くの民家の囲いに身をひそめた。
そこから刑事たちの様子をうかがっている姿は、他人の目から見ればとても怪しいだろう。
しかし、幸いにも、ここを通る者は誰もいなかった。

それからアスカは5分ほど様子をうかがっていた。すると、中年の刑事がコンビニに入っていった。
いまがチャンスだ、と思ってアスカは駆け出していった。

中島刑事はアスカに気付いて顔をしかめた。なぜこっちに向かって走ってくるんだろう、という顔だ。
すぐに昨日事情聴取した少女だと分かり、中島は「あ」と呟いた。

「ねえ」

アスカは中島の前で急に立ち止まり、話しかけた。

「アンタ警察の人でしょ」

「君は昨日現場にいた子だろ」

中島はアスカを指さした。

「そうよ」

「確か・・・・惣流アスカだったかな」

「ちゃんと覚えてるんじゃない。まあ、警察なら当たり前か」

その時アスカは思った。今の刑事の、自分の名前を思い出す時の顔つきや仕草から、
自分は疑われていない、と。疑われているのなら、名前はすぐに出てくるはずだ、と思った。

「なんか用?」

中島は面倒くさそうに言った。

「あのさ・・・・」

アスカは一瞬どう聞こうか考えた。

「ちょっとこっち来て」

アスカは若い刑事をコンビニから遠ざけた。中年の刑事が見えない所の方がいいと思ったからだ。

「何だよ。僕仕事中なんだよね」

子供の遊び相手なんかしてられない、という言い方だった。アスカは少しムッとした。
しかし、すぐに冷静になって言った。

「アタシ、気がついた事があるんだけど」

「何? 気がついた事って」

「事件に関わる事なんだけどね」

「へえ、一体どんな事だろう。話してみてよ」

この刑事、アタシをバカにしてるな、とアスカは思った。

「聞きたい?」

「うん。参考までに」

「交換条件つきだけど、いい?」

「えっ、交換条件?」

「そう。アンタも事件について分かった事、話してくれればあたしも話したげる」

「はあ?」

中島は間抜けな声を上げると、吹き出して笑った。

「あはは、はあ、いやいや・・・・面白い子だな」

「ちょっと、アタシは真面目に言ってんのよ」

「えっ、そうなの? ごめんごめん」

中島の顔は相変わらずニヤついていた。

「君がどんな事を知ってるのかしらないけど、いくらなんでも情報を子供に提供する事は出来ないな」

中島はきわめて当たり前の事を言ったのだが、その言い方は軽く笑いがこめられている感じで、
やっぱりバカにしてる、とアスカはイラついた。

「アンタ、大学出?」

「え?」

急に話が変わって、中島は言葉がつまった。

「出てるけど・・・・それがどうかしたの」

「どこの大学か知らないけど、日本の大学じゃたかが知れてるわね」

ずい分生意気な子供だな、と中島は思ったが、昨日も同じ事を思っていたことに気付いた。
学歴がどうのこうのと語るのはそれだけしか誇れるものがない者のする事であり、
まだ中学生の子供がこんな事を言うのは変だな、と中島は不思議に思った。

「大学がどうかしたの」

「アタシ、大学出てるんだ」

「へ? 何言ってんの。君、昨日自分は中学生だって言ったじゃない」

中島は昨日アスカに対しての事情聴取を思い出した。

「そうよ、今は日本に住んでるからね」

「えっ、じゃあ、前は外国にいたの?」

「ええ、ドイツにね。そこの大学を出たのよ」

「へえ、そうなんだ。それで?」

中島は常に、興味なさそうな姿勢で聞いていた。

「だから、アンタたち日本の警察よりか遥かに優れた頭脳を持ってるって事よ」

「なるほど、確かにそうかもしれないね」

「そんなアタシが協力してやろうってのよ。無視してもいいことないわよ」

「うーん・・・・」

中島の返事は決まっていたが、わざと考える振りをした。

「実際に君がどれだけ頭がいいのかはよく分からないけど、もし事件解決に役立つ情報を
君が知っていたとしても、僕が君に情報を教える事は出来ないよ。分かるだろう」

「ええ、分かるわよ。ただ・・・・」

アスカは少し間をおいて言った。

「アタシ、警察に知り合いがいるの」

「えっ?」

今度は何を言い出すんだ、と中島はだんだん聞くのが面白くなってきた。

「あんまりアタシの事情は言えないけど、アタシの叔父さん、警視庁の警視総監なの」

「・・・・・・・・」

中島はあまりの驚きに声を出す事が出来なかった。驚きといっても、
アスカの言葉があまりに突飛な事で、笑いを通り越しての驚きだった。

「どう? これでもアタシをバカにする気?」

「それって、本当の事?」

中島はこらえきれない笑みを手で隠しながら聞いた。

「ほんとよ。さっき一緒にいた刑事さんに聞いてみたら? 知ってるかもよ」

「ほんとだったら凄いね。そうだ、警視総監の名前は?」

「川崎セイジ」

アスカは即答した。

「・・・・まあ、知識として知ってる場合もあるか」

すると、コンビニの方から大きな声が聞こえた。

「おーい、中島」

「あっ、警部」

アスカは声がした方を向いた。中年の刑事が顔をしかめながらゆっくりと歩いてくる。

「すみません、警部」

「その子は、昨日現場にいた子じゃないか」

望月は中島をチラリと見ると、すぐにアスカに目を向けた。

「お前、仕事中に女の子をナンパしてたのか」

望月の厳しい言葉が中島に向けられた。

「ち、違いますよ。この子が勝手に・・・・そうだ、警部」

中島はさっきの事を思い出して、聞いた。

「この子、自分の叔父さんは警視総監だって言うんですよ」

「なに?」

望月はアスカの顔をまじまじと見つめる。その顔は自信に満ち溢れていた。

「君、それは本当かい?」

「本当よ」

その返事も自信タップリ、という感じだ。

「ちょっと待て、君、たしか惣流といったね」

「ええ」

「惣流・・・・そういえば、今の警視総監は婿養子で、旧姓が惣流だという話を聞いた事がある」

「えっ!?」

中島が大きな声を上げて驚いた。

「そうよ。私のお父さんのお兄さんが、その人なの」

アスカは二人の刑事の顔を交互に見ながら言った。

アスカが言った事は、実はハッタリではなく、本当の事であった。
情報を得るための最後の切り札として持っていたものだったが、それをあっさり使う事になり、
アスカは自分の言葉の弱さに少しガッカリしていた。

結局、その場では情報交換はなかったが、後日、警視総監とアスカの事実確認の後、もう一度会うことになった。
アスカは、そんなの待ってらんないと言いたかったが、それではまるで子供だと思い、素直に引き下がった。

            *      *      *

そこは、とあるトイレの個室だった。
その洋式のトイレには、便座にカバーがかけてあり、タンクの所には、
大小様々のビー玉が置かれていて、雰囲気は家庭のトイレのようだ。
そのトイレに、ふたを開けもせずに、下着も下ろさずに便座に腰掛けている者がいた。

事件の発起人、つまり、犯人である。

犯人の口元は、汚い笑みで歪んでいた。それは、声を出さずに精一杯の悦びを表しているようだった。

「このままマイとユカが捕まるようになれば、私はようやくあの恨みを晴らすことが出来る」

犯人は一人、小さく呟き始めた。

「ユカにはもうしわけないけれど、仕方ない。全てはあの恨みを晴らすため・・・・」

犯人の顔は、悪魔に取り付かれているかのような、狂気に満ちた醜い笑顔だった。

「ふ、ふふ、ふふふふ・・・・」

ついにこらえきれなくなって、声を出して笑い始めた。
しかし、誰にも聞かれないようにしている感じの、控えめな声だった。

狭いトイレの個室に、悪魔のささやき笑いが静かにこだました・・・・



つづく



(あとがき)

どうも、うっでぃです。

また全然話が進まなかった・・・・。
でも、いいんです。こうなったら開き直ります。

こっちの方がいいかな、と、事件の真相を考え直したんですが、
どうやらさらにダーク度が増しそうな勢いです。
それは非常にまずいので、ムリヤリLASを突っ込んじゃおうかな、
とか真剣に考えたりもしてます。

さて、犯人とは一体誰なのか。
片岡マイなのか、ユカなのか、それとも他の人物か。
それは犯人だけが知っている・・・・?

最後の方にチョロっと書いたものがヒントですかね。
他にもヒントを作中に出してるつもりなのですが、
未熟な文ですので、全然伝わってないかもしれません。
ごめんなさい。

ということで、ではではまたまた。


マナ:ますます、わからなくなってきたわ。

アスカ:へへーん。今度こそ、犯人わかっちゃったわよっ!

マナ:ほんとでしょうねぇ。(ーー;

アスカ:今度は間違いないわっ!

マナ:だれよ?

アスカ:最後に出てきた犯人が犯人よっ!

マナ:もう、喋らないでいいわ。(ーー#

アスカ:アタシ、名探偵になれるかもっ!
作者"うっでぃ"様へのメール/小説の感想はこちら。
woodyright@yahoo.co.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

inserted by FC2 system