2017年4月10日月曜日

第三新東京市立第一高校 正門

 

ざ〜っ ざ〜っ

強い風、その風になびく木々、

そしてここ第一高校の正門にある桜の木々は

満開に咲き誇っていた。

 

 

The first story 
The letter from who ?


 

ざわざわざわ、ざわざわざわ

入学式前の正面玄関

クラス表が貼られ知ったもの同士一緒になれたものは喜び、

別のクラスになった者たちは気を落としてうなだれる。

そう、例年はこのようになるのだが今年は違っていた。

惣流・アスカ・ラングレー、綾波レイ、霧島マナ、

第三新東京市の誇る三大美少女がこの学校へ入学してきたためだった。

 

 

 

「あ〜あ、なんで私だけ・・・」

そうアスカはつぶやいた。

あの後三人は自分のクラスを表で確認し受付を済ませて教室に行った。

そして教室へ荷物を置いた三人は廊下に集まって話をしていた。

「ねえ,アスカって芸術の選択どれを選んだの?」

愚痴を言っているアスカへマナはそう問い掛けた。

一瞬そんなことどうでもいいじゃないと言おうとしたアスカだったが

マナの真剣な瞳を見て

「え、美術よ。」

と答えてしまった。

「やっぱり。」

アスカの答えを聞いたレイはあきれてしまっていた。

「やっぱりって何よ。」

あきれたレイの態度に怒ったアスカは大声を出してしまった。

「ねえアスカ、クラスが芸術の選択で決まるって知らなかったの?」

「え、何よそれ。」

隣のマナの言った内容にアスカは初めて聞いたと言う顔をして答えた。

「やっぱりアスカ知らなかったんだ。」

マナはそう言うとこれは前に部活に顔を出した先輩から聞いた話なんだけどね。

と前置きをして話をはじめた。

「この学校はね、募集人数が多いから芸術の科目は自分で美術,書道,音楽から選択できるの。

東高校みたいに募集人数の少ないところじゃあ芸術を選べないんだって。

それでね、ここの学校は仮入学の時に芸術の希望表を出したでしょ。

その希望によって普通科の人はクラスが決まるの。」

マナがそう言うとアスカは納得をした。

 

 

しんと静まり返った教室、

コツ、コツ、コツ

        コツ、コツ、コツ

がやがやがや

          がやがやがや

隣の教室からは知っているもの同士話をしている声が聞こえるが、

この教室だけは静かだった。

コツ、コツ、コツ

教室へ近づいてくる足音、

その音を聞いてざわめきたっていた隣の教室もしずかになった。

 

 

キーン コーン カーン コーン

「それじゃあ今日のHRはこれで終わります。」

始業式も終わり高校生活初日が終わった。

 

「ねえ、きょうどこ寄って帰る?」

「ん、駅前のあそこ行ってみましょうよ。」

そう会話をしながら放課後の予定を考えていた三人は

いったん靴を履くために会話を中止した。

自分の下足箱を開けたレイは自分の下足箱の中に一枚の紙切れがあるのを見つけそれを開いてみた。

それを見たレイは

「用を思い出したから先に二人で行ってて。」

そう言い残すと

走って校舎を出ていった。

 

つづく

 

あとがき

はじめまして

このたび連載をさせていただくユウと言うものです。

私がこの世界を知ってもうすぐ一年半がたとうとしています。

この作品は一部作者の実体験等に基づいてかかれるため一般的な学校と多少行事の内容が違うことがあります。

たとえば修学旅行の代わりに一年の冬にスキー研修があったり

文化祭が六月にあったりします。

お見苦しい文章があるかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。


マナ:ユウさん投稿ありがとーっ!\(^O^)/

アスカ:なんだか、アンタとファーストと仲良し3人トリオみたいね。

マナ:仕方ないなぁ。仲良くしてあげるわ。

アスカ:むっ!(ーー) なによっ! その言い方はっ。

マナ:それにさ、わたしと綾波さんはわかるけど、アスカまで三大美少女の1人ってのが謎よねぇ。

アスカ:とことん喧嘩売る気ねっ!(ーー#

マナ:ほら、アスカが恐い顔してるから綾波さん、どっか行っちゃったじゃない。

アスカ:アンタが怒らすからでしょうがっ! にしても、ファーストの行動・・・怪しいわね。(ーー)

マナ:あれは、何かあるわね。(ーー)
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