ebirth
 

  DISK2 EYES  ON  ME :trak1           BY zodiacok
 
 
 

「ユイナは下がってろって!」
「ぶーぶー!私だってEVAの・・・。」
「あ〜、はいはいはいっ!その話はもういい!・・・とにかく、男同士(?)の戦いに口を挟むんじゃねえっ!!」
「む〜・・・。」

ぶーぶーと文句をたれるユイナを置いて、アスカは使徒の方に走り出す
手にした剣を正眼に構え、大きくジャンプ!
柄の飾りが激しく回転し、刃がまばゆい光を発っする

それを、使徒に向かって振り下ろす!

「くらえ!動輪剣・縦一文字切り!!」

そして使徒は、真っ二つに裂かれた
 
 
 

「・・・と、ここまではかっこ良かったんだよな。」

机に頬杖をつき、憮然とした表情でアスカはスクリーンを見つめる
画面には、その後2体に分かれた使徒
そいつにぼこられるEVA
ディズニー映画さながらに、頭から地面にめり込んでいる弐号機と、初号機

(チィッ・・・)

その光景に、アスカは思わず舌打ちをする
そして国連軍のN2爆雷により、活動を(一時)停止した使徒が映っていた

画面を睨みつけているアスカ
複雑な顔をしてアスカを見つめているユイナ
静まり返っている室内

その沈黙を破ったのはミサトだった

「まぁ、立て直しの時間ができただけでももうけものっしょ。」
「やっぱり‘グレート動輪剣・真向唐竹割り’にしとけばよかったかなー?」
「あっま〜いわね、アスカ。やっぱこーゆー時は‘地球剣・銀河切り’よ。」

そこに、呆れたような副指令の言葉

「・・・まったく。恥をかかせおって。」
「君たちの仕事は何だ?」

そう続けた指令に、頬杖をついたまま首だけで振り向くアスカ
しばし考えた後、ユイナに顔を向けにやっと笑った

「ユイナを、幸せにすること。」

「「「「!!!!!!!」」」」

「お〜!」

全員の驚愕の中、一人感心するミサト
放心状態のユイナも手を胸に前で組み、目をウルウルさせ始めた

「ア、アスカ・・ほんと「違う!!」

その声にみんないっせいに碇指令を見た

((((あ、青筋が浮いている))))

しかしユイナだけは違った
一瞬だけみんなと同じように振り返ったが、すぐに泣きながらアスカに抱きついた

「ふぇぇぇぇ〜ん!・・・ちがうのぉ?ぐすっ。ねぇアスカ、ちがうのぉ?」

優しく抱きとめながら、頭をなでてやるアスカ
その光景をほほえましく思いながら、再び指令をじと目で振り返るネルフの面々

((((・・・泣かした))))

「と、とにかく。君たちの仕事は使徒に勝つことだ!それを忘れるな。」

そういい残して席を立つ
副指令もその後にしたがった

「ひ、ひっく・・・ぐすぐす。ねえ、ねぇ〜。」
「あ〜、もうわかった。わかったから泣くなよ。」

アスカはユイナを、優しく優しくなでてやる

「ちがうのぉ〜?ぐすっ・・・ちがうのぉ〜?」
「違わねーよ。違わねーから。なっ、もう泣き止めよ。」
「うくっ・・・ほんと?ねぇ、ほんと?」
「あぁ、ほんとだよ。」

そうやって笑いかけると、ユイナもつられて微笑んだ

「ぐすっ、えへへへへへへ〜。・・・うりうり。」

アスカをさらにぎゅっと抱きしめ、その胸に顔をすりすりさせる

「あ〜。はいはいはい。」

呆れたように、それでも顔は嬉しそうに、アスカはユイナを見つめていた
が、

「あ〜ら、アスカ。あたしのことは幸せにしてくれないの?悲しいわぁ。」

こんな場面で余計なことを言わずにはおれないミサト
それに対して

「心配ねーって。俺の懐には、まだ若干の余裕が存在するからな。」

と返したアスカだったが

「いてーっ!いた、いたいって!!」

「むぅぅぅ〜!!」
「い、いてえって!つね、つ、つねるなって!!」

目を三角形にしたユイナに、背中をつねられてしまった

二人がそんな風にじゃれあっている(?)間に、他のメンバーは姿を消してしてしまい
また原因となったミサトも、退室しようとしていた

「あ。ちょっ、ミ、ミサト。待ってくれ・・・。」
「むぅ〜!!」

「いってぇ〜!!」
 
 
 

薄暗い部屋、ディスプレイの明かりがリツコのメガネに反射している
そんな彼女を、後ろから抱き寄せる腕・・・

「・・・・!」
「少し痩せたんじゃないのか?」
「そう・・・そうかもね。」
「悲しい恋をしてるからだ。」
「どうして・・・そんなことが、わかるの?」

加持は、その指をそっと目元に這わせる

「それはな・・・涙の通り道にほくろのある人は、一生泣き続ける運命にあるからだよ。」
「また口説くつもり?でも、だめよ。コワ〜イお姉さんがこちらを睨んでいるわ。」

リツコの視線の先には、確かに窓越しにこちらをにらむミサトの姿があった

「お久しぶり、ミサト。」
「ほんと、久しぶりね。リツコ。」

自動ドアを開け、ミサトが部屋に入ってくる

「しかし、加持君もうかつね。」
「こいつの馬鹿さかげんは、今に始まったことじゃないわよ!・・・まったく、部屋にいないと思ったらろくな事してないんだから!」
「すまないな、俺を探してくれてたのか。」
「だ〜れがあんたなんかを!あたしは、あんたがちゃんと仕事をしてるか確認しにいっただけよ!」
「だが、こうして帰らずに、ここに残ってくれている。」
「何勘違いしてんのよ!・・・今朝出向の辞令が届いてね、ここに居続ける事になったのよ。」
「そう、じゃあまた3人で飲みでも行きましょうか。昔みたいに。」
「おっ、リッちゃん。いいこというねぇ。」
「あ〜んた、仕事しなくていいの!?部屋に書類が山積みになってたわよ。」
「ま、俺の仕事は使徒を倒すことだからな。」
「どっかで聞いたようなセリフね・・・。それで、ちゃあんと考えてあんでしょうね?」
「ああ、もちろんだとも。」
「どーだか。このままいったらあんた確実にクビよ。」
「ふむ・・・それは肝に銘じておかねばな。」
「ちょっと〜、ほんとに大丈夫なの?」
「心配ご無用。(ま・・・後は、アスカ君次第だな)」
「ふ〜ん。」

いまいち信用して無いミサトに苦笑いして見せる加持
リツコは、そんな二人を見て

(まったく・・・二人とも相変わらずね)

と思いながらも、再びディスプレイに視線を落とすのだった
 
 
 

翌日、アスカとユイナは二人で学校から加持の家に向かって(帰って)歩いていた

「しっかし、ファーストっていったいな〜に考えて生きてんだ?あいつは。」
「・・・1塁?」
「ファーストチルドレン!・・・綾波レイのことだよ。」

ジト目で見るアスカに、ユイナはぷ〜とほっぺを膨らませる

「ぶ〜。・・・でも、レイちゃんはいいこだよ。」
「ど・こ・が!だいたい人が仲良くしてやろおってのにさ、「命令があればそうするわ。」とか言いやがってよ!!」
「それはアスカの言い方も悪かったじゃない。・・・でもさ、アスカに家に来いって、加持さんも急になんだろうね?」
「ま、大方今回の使徒についてなんか作戦でも考えついたんじゃね―の?」
「そーだね。・・・そ、そしたらさ。ア、アスカも一緒に暮らす、なんてことになったりして・・・。」
「かもな。」
「・・・えっ!?」

顔を真っ赤にしてしまったユイナに対して、アスカは事も無げにそう言ってのけた

「むこうもさ、EVAのパイロットにいつまでもホテル暮らしさせとくなんてできねーだろ。
・・・ま、別に俺自身はホテル暮らしでもかまやしね―んだけどさ。」
「え〜、だってホテルに住んじゃうわけにはいかないでしょ?」
「そんなことね―って。ホテルに住んでるヤツって結構いるぜ。」
「ふ〜ん、そうなんだ。」

アスカって物知りなんだ。なんて思ったユイナは、ふとさっきからアスカが車道の方を歩いているのに気がついた

(「なーに、レディファースト、当然のことだよ。」)

「えへへへへ〜。レディファーストだぁ。」
「は?な、なにが?」

ユイナは頭を「てれてれ」と掻きながら、アスカと車道を交互に指差した

「ああ、これな。」

こくこくとうなづくユイナに、アスカは左の眉毛を器用に上げながら言った

「・・・こんなの、レディファーストのうちにゃはいんね―よ。」

「え・・・そう。・・・そうなんだ。」
「そーだよ。」

アスカは、この程度のことはするのが当たり前のこと、という意味で言ったのだが

(私って、アスカにレディとして認められてないんだ・・・)

という風に、ユイナは完全に誤解してしまった
そんなユイナが目をウルウルさせながらうつむいて歩いていると、歩道の段差に足を引っ掛けてしまった

「あっ!」
「おっと、あぶねー!」

だが、転ぶ寸前にアスカがその体を受けとめた

「あ、あ、あ、あ、あ、ありがとう・・・。」

突然抱きかかえられ、ちょっとパ二クるユイナ

「この町はバリアフリーになってね―のかよ。・・・お前も気をつけろよな!」
「はーい、ごめんなさい・・・。」

さっきのこともあり、ますます気分が落ち込んでくる
そこに、アスカが右手を差し出した

「ほら。手、出せよ。」
「・・・え?」
「また転ぶとあぶね―から、手を貸せって言ってんだよ。」
「あ・・・う、うん。」

その手を、ユイナは胸をドキドキさせながら握った

「ったく、しょうがね―な。ほんとに。」
「はーい、ごめんなさーい。」

もう、ぜんぜん嫌な気分じゃなくなった

「お前、わかって言ってんのか?」
「うん!わかってるよ。」
「・・・ほんとにわかってんのかなぁ。」

アスカは、そう言いながらもギュッと手を握っている

(私、レディじゃなくてもいいのかな。だってレディだったら、こんな風に手をつないだりしてくんないもんね)

ユイナは真っ赤な顔をしながら、帰り道を歩いた
すっごく幸せな帰り道だった
 
 
 

「・・・おそらく今回の使徒について、何らかの話があるとは思ってた。」
「うん、そー言ってたもんね。アスカ。」
「ふむ。」

食卓でくつろいでいる、3名

「それと・・・ユイナと一緒に暮らすってのも、まあ、予想の範囲内だな。」
「そうか、それは良かった。・・・いや、反対されるかと心配してたんだよ。」
「わ、私も・・・良かった・・・。」

加持の正面にアスカ。アスカの隣に、ユイナが鎮座ましましている

「日本の家ってのはどんなもんかと思ってたけど、そんな言われてるほどのもんでもなかったな。
ドアに鍵がかからないないってのにはカルチャーショックを受けたけどね。」
「ん〜、そんなの考えたこと無かったな。」
「察しと思いやりが、日本人の身上だからな。」

ズズッとお茶をすする加持

「・・・ま、加持さんが部屋の数が足りないのを忘れていた、ってのはひでー話だがな。」
「いや、それはすまなかった。」
「ア、アスカ。・・・やっぱ、アスカがあの部屋使う?」

頬杖をついているアスカを、横目で見上げるユイナ

「いいよ。でもさ・・・俺はさ、こんなことをするためにEVAに乗ってるわけじゃねーんだよな。」

レオタードにT−シャツ、そしてスパッツ
このかっこでツイストゲームを(それも一人で!)やらされてるとしたら、彼が人前で涙を見せたとしても誰が非難できるだろうか?
いや、できる人などいないであろう!

・・・いた

「だがアスカ君、使徒の再度侵攻まで後六日。それまでにだな・・・。」
「わかってる。それまでに「使徒の弱点であるコアの二点同時荷重攻撃をするためのユニゾンを、二人にマスターしてもらう。」ってんだろ。」
「そうだ。それが今回、君たちがEVAに乗るためにしなければいけないことだ。」
「うん・・・まあ、な。・・・・・そ、それはさ・・・わかってる。わかってるんだけどさ・・・。」

チラッと横に目をやると
ユイナが「きゃっ!」などと言いつつ、顔を真っ赤にしている

「・・・なんでユイナもおんなじかっこうしてんだよ。」

そう、二人はうれしはずかししなつかしの「ペアルック」なのだ!

「そりゃあ、二人でユニゾンを組んでるわけだからな。同じ格好をするのは当たり前だろう?」
「だぁぁぁぁ―!日本人は、すぐこうやって形から入るぅー!!」

そう叫んで頭を抱えるアスカ
そんなアスカを見て、ちょっぴり悲しくなってしまう、ユイナ
そんなユイナに話し掛ける、加持

「・・・ユイナ君はイヤかい?」
「え・・・その・・・・。わ、私は・・・少しだけ、う、嬉しい・・・かな。」

実は、めっちゃくちゃ嬉しいユイナ
彼女の頭の中では、盆と正月がいっぺんにきた上、無数の天使がヨーデルを歌っていた

「・・・えへへへへ〜。」

ちょっと「?」な感じのユイナから、アスカに視線を戻す加持

「だ、そうだが。・・・アスカ君は、イヤだと。」
「・・・イヤなの?」
「ち、違う・・・って。別にユイナとペアルックが嫌なわけじゃねーよ。・・・そーだ!ファースト・・・・・は、論外だしな。」
「一塁?」

「「違う!!」」

「じょ、冗談だよ。(なんだ、ユニゾンしてるなぁ)・・・まあ、いずれにせよ零号機が稼動できない今、この作戦は二人にやってもらうしかないんだ。」

「「はぁ〜い。」」

「うむ、よろしい。」

そう言って立ち上がりかけた加持だったが、ふいに真剣なまなざしでアスカを見つめた

「アスカ君・・・。」
「ん?・・・な、なに?」

「・・・・・・。」

「?」
「・・・どうしたの、アスカ?」
「さあ・・・。」

「いや、なんでもない。・・・さ、もう一回練習だ!」

そして再び、ユニゾンの特訓がはじめられた
 
 
 

エレベーターに乗っている二人

「・・・センセががっこを休みはって、もう三日や。」
「一体どうしたんだろね?」

 チンッ!

すぐに目的の階に着く
と同時に隣のエレベーターも開き、中から人が降りてきた

「「「あ。」」」

「「イインチョ。」」
「3バカ娘の二人。」

「なしてイインチョがここに?」
「オレは惣流のお見舞いに。鈴原と相田は?」
「あたしらはセンセの見舞いに。」

そして三人は、ひとつにインターホンの前で立ち止まる

「「「何でイインチョ(二人)がここに?」」」

固まってしまった三人
そこに加持が、レイをつれて戻ってきた

「やあ。・・・どうしたんだい?」

  ・・・・・

「なんや、そーいう事でしたか。」
「で、調子はどうなんですか?」
「う〜む・・・それがねぇ。」

その視線の先には、まったくちぐはぐな動きの二人がいた

「「「「はぁ・・・。」」」」

「あー!やってられっか!!」

ヘッドホンを叩きつけるアスカ

「大体!こんなとろいユイナに合わせてレベル下げるってのが、元から無理な話だったんだよ!!」
「・・・ごめんなさい・・・・・。」

アスカの言葉に、シュンとなってしまうユイナ
そして、同じくその言葉に反応した人物がもう一人

「ふむ。それならば、レイとならうまくやれるかもしれない訳だな。」

「「「「「・・・・えっ!!」」」」」

その言葉に、その場にいた全員が加持を見た
あのレイですら、驚いたような顔をしている

「あ、ああ。そ、そーかもな。」
「ア、アスカァ・・・。」

すがるような目で見ても、アスカはこちらを振り返ってくれない

「じゃあレイ、ちょっとやってもらえるかな?」
「・・・はい。」

レイは、ユイナからヘッドホンを受け取ると配置についた
アスカも無言でヘッドホンを拾い、レイの隣に立つ

(アスカ・・・)

ユイナの思いを無視するかのように、アスカとレイのユニゾンが始まった
4人の視線が二人に注がれる
そしてそれは、完璧といえないまでもほぼ及第点といえるできだった

「こりゃあ、レイと変わってもらった方がいいかもしれんな。」

(え・・・・・そんなの、やだよ・・・)

「そーだな、そのほーがいいかもな。」

(やだ・・・アスカが、怒ってる・・・)

ユイナの気持ちが、どんどん沈んでいく
アスカの姿も、涙でにじんできた

(やだよぅ、アスカに嫌われちゃうなんてやだよぅ・・・レイちゃんも嫌い!・・・なんでアスカは私に意地悪するの?・・・・・
せっかくアスカと‘ペアルック’になれたのにぃ!・・・加持さんは私のこと嫌いなんだ・・・・・・
やっぱり私がとろいから、アスカが怒ってるのかな?アスカ、私と一緒じゃイヤなのかな?・・・・
私だってEVAのパイロットなのに・・・私だってアスカと戦いたいのに・・・)

頭の中をいろんな思いが駆け巡る
だけど、結局涙と一緒に出てきた言葉は

「わ〜ん!アスカがいじめた〜!!!」

だった
 
 
 

 CONTINUE TO 「trak2」
 
 
 

あとがき

ははは・・・長くなっちゃったんで、切っちゃいました
一応近日中には何とかいたします


マナ:ほんとに、ユイナって泣き虫ねぇ。

アスカ:シンジが女の子になったんだら、あんなもんじゃない?

マナ:アスカは、あんまり変わってないけどね。

アスカ:どういう意味よっ!

マナ:そういう意味よ。シンジを苛める代わりに、ユイナを泣かしてるじゃない。

アスカ:アタシが、泣かしてるんじゃないじゃない。

マナ:でも、ユニゾンは必ずトラブルわねぇ。

アスカ:アタシが優秀過ぎるってのが問題なのよねぇ。

マナ:また始まった。

アスカ:なによっ。

マナ:綾波さんは、上手くやってるじゃない。そうそう、綾波さんは、女の子のままだったのね。

アスカ:ファーストのことは、もういいわよ。

マナ:どうして?

アスカ:この設定を喜んでるのが1人いるんだから・・・また出て来たらやっかいなのよ。

マナ:そういうことね。

アスカ:とにかく、ユニゾン開始ね。誰が飛び出して行くのかなぁ?

マナ:この調子じゃ、ユイナっぽいけど・・・。どうかしら?

アスカ:とにかく後編を待ちましょうか。

マナ:そうね。
作者"zodiacok"様へのメール/小説の感想はこちら。
tyasud@yahoo.co.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

inserted by FC2 system