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  DISK3 ROCKET DIVE              BY zodiacok
 
 
 

「ミサトとデートなんて久しぶりだな。」
「そうねぇ。」
「俺、今日滅茶苦茶楽しみにしてたんだぜ。」
「そう、あたしもよん。」
「マジ!?・・・ミサトにそー言って貰えると嬉しいね。」
「じゃ、今日は思いっきり楽しみましょ。」
「ああ、俺もそー思ってるんだけど・・・・さぁ。」

ちら、と左に視線をやる
左の眉毛を、器用に上げてみる

「何でお前がいるんだよ・・・。」
「えへ。」
「「えへ」・・・じゃねー!」

そこには、アスカの腕に‘抱っこちゃん人形’しているユイナの姿が

「ぶ〜。アスカは、イヤなの?」
「べ、別に・・・イヤって訳じゃ・・・。」
「ミサトさんは、メーワクでしたか?」

ユイナは眉毛をハの字にして、斜め後ろのミサトを振り向く

「あ〜ら、そんなこと無いわよ。やっぱこういうのは大勢の方が楽しいものね。」

そう言ってユイナにウインクを返す

「えへへへへ〜・・・だって。」
「ちぇ・・・まあ、ミサトがそー言うなら・・・。」

そして三人は、デパートへと入っていった

 ・・・・・

水着売り場で・・・

「ねえねえ、こんなのは?」
「あ、いいんじゃねーの。」
「え・・・や、やだ・・・・・は、恥ずかしいよぅ・・・。」
「な〜に言ってんの?今時こんぐらいフツーよ。・・・それに(アスカも喜ぶわよん)。」
「えっ・・・。(そうかな?(*・・*))」
「(そうよ!(^ー^))」
「だったら、これにしようかな。(*^o^*)」

化粧品売り場で・・・

「ユイナちゃん、これはどうかしら?」
「ユイナに香水なんて100万年はえー。」
「ぶ〜。・・・あ、これいい香りですね。」
「さすがお目が高いわね。これはね、私が「いざ」というときに使ってるやつなのよん。」
「へ〜、‘デューン’ですか・・・。」
「けっ!」

DC売り場で・・・

「ねー、アスカ。これなんていいんじゃない?」
「んー・・・・。あ、俺こっちの方がいいなぁ。」
「え〜。絶対アスカにはこっちが似合うよ。」
「そうかぁ?」
「そう!・・・ほら、着てみなよ。」
「わ、わかったって。」

試着中・・・

「きゃ〜!アスカかっこいい!!(>▽<)」
「そ、そうか・・・。(*^ー^*)」
「あらあら、仲のよろしいことで・・・。」

ゲームコーナーで

「アスカ〜‘ポケモン白・黒’の予約してきたよ。」
「ああ、サンキュ。・・・げっ、もう‘マーブルVSジャンプ’が‘ファミステ(注)’に移植されてる!はっえ〜。」
「買うの?」
「もちろん!・・お前は?」
「わ、私は‘プリンスメーカーV’にしよっかな・・・。」
「えー、そんなもん買うのか?」
「そ、それでね。アスカを育てるの。(*^^*)」
「やめてくれ〜。(T△T)」

(注:正式名称「ファミコン ザ プレイステーション(ファミコンは遊びの始発駅であり、終着駅である)」
「SCE(スクウェア コンピューター エンターテイメント:’05に「ソニー」と「スクウェア」との共同出資によって設立された)」と
「任天堂(’09に経営難に陥った「SEGA」を吸収合併する)」によって’13に作られたゲーム機
現在(MAGIをのぞけば)世界最強のCPUを持っている
・・・なお、これは作者の妄想であり、実在する企業・商品とは一切関係ありません)

そして、デパートの屋上
ミサトは真昼間からビール、アスカは前々から食べてみたいと思っていたクリームソーダ
ユイナは屋上動物園の中でウサギを追いかけている

「へ〜、修学旅行は沖縄に行くの。」
「そっ・・・ま、俺はいかねーけどな。」
「あら、どうして?」
「あったりまえじゃん。俺がいない時に使徒が攻めてきたらどーすんだよ。」
「ま、そうねぇ。・・・でもユイナちゃん可哀想よね、あんな楽しみにしてるのに。」
「そうだな・・・。でも、あいつは行ってもいーんじゃ無いか?俺とファーストが残れば。」
「一塁?」
「そのネタはもーいいよ・・・。」
「あらそ。・・・でも、アスカが残ったらユイナちゃんも残るんじゃないの。」
「・・・ミサトはそう思う?」
「そりゃ、そうでしょ。」
「アスカ、アスカァ!!」

と、そこに両手でウサギを抱きかかえているユイナがやってきた

「ねーアスカ!見て、このウサギさん。かわいーでしょ!!」
「バカ。柵から出しちゃだめだろーが。」
「ううん。あのおねーさんがね、ちゃんと抱っこしてればいいって。」
「ふ〜ん。」
「ほらほら、アスカもきてよっ!」
「あー、わかった。わかったから引っ張るなよ。」

片手でウサギを抱っこしながら、ユイナはアスカをウサギのいる柵の方へ引っ張っていった

「ほーんと、仲いいのねぇ。」

そんな二人を、ミサトは優しい視線で見つめるのだった
 
 
 

いつものように三人(と温泉ペンギン一匹)が食後にお茶を飲んでいる
加持が、二人に話し掛けた

「なあ、二人ともいいかな?」

「「なに(なんですか)?」」

「非常に言いにくいことなんだが・・・その・・・・明日の修学旅行に行くのを、取りやめにしてくれないか?」

「「え〜!」」

「いや、すまない。」

そう言って机に頭をつける加持に、笑いかけるアスカとユイナ

「冗談だよ。ま、そんなこったろーと思ってたよ。」
「うん。」
「そうか・・・。」
「そっ。・・・で、ユイナも行っちゃだめなのか?」
「ああ。実はな、使徒が見つかったんだ。」
「へーそうなんだ・・って!」

思わず立ち上がるアスカ

「そうなんですか?」
「そうなんだよ。」
「な・・・・。そしたら!こんなとこでボーっとしてていーのかよ!!」
「え・・・あ、ああ。そうですよ。EVAに乗らなくていいんですか?」
「それなんだが・・・。」

加持の話を要約すると、以下の通り
まず、浅間山の火口内に使徒の卵が発見されたという事
それが孵化までにおよそ一週間前後かかるであろうという事
そしてそれの捕獲作戦を、明後日に決行するという事だった

「ふーん。いよいよ待ってるだけの日々におさらば、ってわけか。」
「毎回そう言うわけにもいかんだろうがな。ま、勉強の遅れの方を取り戻すいい機会でもあるしな。」

加持は二枚のディスクを取り出した

「見せなきゃわからんと思ったら大間違いだぞ。」
「・・・はぁ〜い。」
「はぁ?俺はカンケーねーだろ!?」
「アスカ君の場合はね・・・学校での生活態度が、問題なんだよ。」
「何だそりゃ?あんなふうに規則に押し込めるのが教育かってーの。」
「‘Do at Rome as the Romans do.’郷に入っては郷に従え、だよ。」
「んなこと知るかよ。」

アスカは、とっとと部屋に戻るのだった
 
 
 

  ザバァ!
決して穏やかとはいえない水面が、ひときわ波立つ

「ぷはっ!」

アスカが、水面に顔を出した

「3分11秒・・・・あー、落ちてるな。」

腕時計を見て小さくため息をつくと、アスカははしごに足をかけプールから出る
水にぬれた金髪がほほにまとわりつき
うつむいた顔から水滴がしたたり落ちる

「ハァ、ハァ、ハァ・・・。」

はしごに手をかけたまま、呼吸を整える
ユイナは、そんなアスカをぼ〜っと見つめている

「ん?」

その視線に、アスカが気付いた

「何ボケッとしてんだよ。勉強は終わったのか?」
「え?・・・ま、まだ・・・・。」
「だったら、さっさと済ましちまえよ。」
「う、うん。」
「どうしたんだよ。なんかわかんねーとこでもあんのか?」
「あ、うん。・・・ここがわかんないの。」
「なになに・・・熱膨張?」

ユイナの肩に手を置き、パソコンの画面を覗き込むアスカ
そしてユイナは、どきどきしながらアスカの横顔を見つめている

「いいか、熱膨張ってのは・・・・聞いてんのか?」
「え・・・あ・・・・う、うん。」

慌てて画面を覗き込むユイナ

「熱膨張ってのはだな、温度を上げることで分子の熱運動が盛んになって・・・。」
「???」
「ハァ・・・。とにかく、モノってのは暖めりゃ大きくなるし、冷ませば縮むってこと。ま、俺のは暖めなくても大きくなるけどなっ!(^▽^)」
「ア、アスカッ!!(*・・*)」

あはははっ、と高笑いするアスカを、ペチペチとぶつユイナ

「・・・・・・。」

プールから上がりタオルを手にとったレイは
そんな二人をじっと見つめていた
 
 
 

いよいよ、使徒捕獲作戦が決行されることとなった
そのための準備が着々と進行する
そんな中ユイナは、D型装備を施された弐号機を見て

「きゃーかわい〜!くまさんみたい〜!!」

とかほざいている

「ほ〜、そうかそうか。なら、俺は何みたいだ?(−−メ」

と、そこにタッコングのような格好をしたアスカが現れた

「きゃ〜!アスカもかわいー!!」
「そーかい、そーかい。」
「うん、おすもうさんみたい!」
「あっそう。・・・マルハチ・マワタッ、てかぁ?」
「?・・・なにそれ?」
「なっ・・・・お前‘高見山’を知らないのか?」
「だからっ!・・・‘タカミヤマ’ってどこよ?」
「お前はそれでも日本人か!」
「ぶ〜!!」
「どちらかと言うとピエロね。」

リツコが、レイを連れてやってきた

「あっ、リツコ!この格好は何とかならねーのかよ。」
「しょうがないでしょ。耐熱耐圧耐核、そしてEVAへのシンクロとすべてをクリアするためにはその格好しかなかったんですもの。」
「だからってさぁ。」
「だったら私がそれ着てみたい。」
「お前、これ着てマグマに潜るつもりか?」
「うん、それでもいいよ。」
「バカ。そういう訳には、いかねーだろうが。」
「え〜。」
「なら、私が・・・。」
「だめだ!」

きっ、とレイを睨む

「てめーも女なんだろ?そしたら、そーゆー訳にもいかねーんだよ!」
「・・・どうして?」
「ど・う・し・て・も!」
「そう・・・。」

思わず天を仰ぐ、アスカだった

 ・・・・・

浅間山火口付近へ向けて空輸される弐号機と、それに帯同する初号機

「加持さん、ミサトは?」
「いや、彼女は来ないぞ。仕事無いしな。」
「あ〜良かった。こんな姿をミサトに見せるわけにゃいかねーからな。」

 キーン

「あれ?アスカ、なんか飛んでる。」
「ん?・・・ああ、ほんとだ。空自じゃねーの?なにしてんだろーな。」
「UNよ。この作戦が失敗したときに、N2爆雷を落として使徒を熱処理するのよ。私たちごとね。」
「えー!ひどい〜!!」
「はっ!バカバカしい。マグマの中で孵化するような使徒が、N2爆雷なんかで熱処理できるかよ。」
「それは言えてるかもな。」
「だろ!?富士山まで噴火しちまうのがオチだぜ。」
「ま、その後はサードインパクトだからな。富士山が噴火したところで大差ないさ。」
「かもな。」
「さあ着いたぞ。アスカ君、頼んだぞ!」
「まかせとけって!!」

そして、使徒作戦捕獲作戦が始まった

 ・・・・・

 ギャァァァー!!

マグマへと潜った弐号機が、予定外の深さであったものの、無事に捕獲に成功し上昇を始めていたときだった
突如使徒の卵が変化を始めた

「な!か、加持さん!!」

アスカが悲鳴をあげる

「まずいわ!予定より早く孵化が始まっている!!」
「マコトちゃん、電磁柵は!?」
「だめです、持ちません!」
「捕獲中止!キャッチャーを破棄!!」

爆砕ボルトが点火され、檻が切り捨てられる

「作戦変更!使徒殲滅を最優先!弐号機は、撤収作業をしつつ戦闘準備!!」
「よしきた!」

アスカはすかさずプログナイフを装備する
しかし、成体へと成長したはずの使徒は、姿をあらわしていない

「クッ!どこだ!!」

肉眼での視界はゼロ
CTスキャンを使ってもそれはさほど変わりはしない

「・・・そういや、最初の戦闘のときもこんな感じだったな。」

あの時は海中、今度はマグマの中
今回はD型装備を施されているが、動きづらいのは変わらない
でも、一番違うのは・・・

(一番違うのは、ユイナが乗ってない事かもな)

慌てて頭を振って、その考えを打ち消す

(っとぉ、何考えてんだよ、俺は!)

モニターに一瞬影が横切った

「いた!」

が、すぐにまた姿を消してしまう

「チィッ!」

そう思った次の瞬間!

「な、なにぃ!」

弐号機の目の前に、使徒が現れた
慌ててナイフを振り下ろす

 ガキィッ!!

しかしナイフは固い皮膚にはじかれてしまう
そのまま体当たりを仕掛けてくる使徒
それを何とか左手で押さえつけながら、右手で何度もナイフで切りつける

「くそっ!・・・考えてみりゃN2爆雷で死なねえって言ってたやつが、プログナイフで傷つくわけねーんだよな。」

衝撃で冷却パイプの一本が切断されてしまう

「まじ、やべーぜ・・・。」
「アスカ!」

アスカが絶望しかかったそのとき、ユイナから通信が入った

「な、なんだよ!」
「アスカ、熱膨張だよぅ!」
「そうか!その手があった!!」

アスカはすかさず先ほど切断された冷却パイプを、使徒の口(!)に突っ込む

「冷却液を全部3番にまわせっ!早く!!」

直後、使徒のからだが大きく膨らむ
左の眉を上げ、不敵に微笑むアスカ

「You an angel baby.」

深々とナイフを突き刺す
そこからひびが入り、崩れていく

しかし使徒は、その間際に弐号機の命綱といえる冷却パイプのすべてを切断していた

「やってくれるぜ・・・。」

今度こそと覚悟を決めたアスカだったが
 ガクン!
と衝撃が襲った
見上げると、マグマの中に初号機の姿が見えた

「なんだよ、ユイナのくせに・・・。」

ノーマル装備のまま助けに来たユイナに、そっと微笑みかけるアスカ
が、
次の瞬間、その笑顔はそのまま凍りついた

「ふぇっ!・・・ひっく、ひっく・・・・・アスカァ。」
「ユ、ユイナァ?」
「うわ〜ん!アスカァ、あついよぅ!あついよぅ!!(;;)」
「あ、あったりまえだろ!!」
 
 
 

その日の夕方

「あっ、レイちゃん!」
「こんにちは。」

ネルフ御一行様が宿泊する温泉宿に、レイがやってきた

「ペンペンを、連れてきたの。」
「きゃ〜!ほんとに!?」
「ええ。」
「じゃ、みんなで温泉はいろっ。」

ペンペンをぎゅ〜っと抱きしめながら、軽快な足取りで歩くユイナ
そしてその後に続くレイ
二人が女湯ののれんをくぐろうとした時

「はい、おまえはこっち。」

横から伸びてきた手に、ペンペンをさらわれてしまう

「あ〜、アスカ!やだぁ〜、ペンペンを返してよ!」
「いやだ。ペンペンは俺たちと入るの。」
「俺たちって?」
「俺と加持さん。」
「ずーるーい〜。ペンペンっていっつも加持さんとばっか入ってんだもん!たまには一緒に入らせてよ!!」
「は?・・・だ、だってペンペンはオスだろ!?」
「そうだよ。だから?」
「だ、だからって・・・お前なあ。」
「いいじゃない!一緒に入ったって。」
「だめ!とにかくお前はこっち。」
「ぶ〜!アスカって横暴!!」

アスカはペンペンをつれてさっさと男湯に入っていってしまう
それを、ユイナは目を三角にして睨むのであった

 ・・・・・

そして、男湯
ペンペンは仰向けになって浮いている

「・・・なんだ、ペンペンに嫉妬か?」
「聞いてたのかよ。・・・そーだよ。」
「ははっ。そうか。」

そう言って笑う加持を、横目で見やるアスカ
すると、加持の体にあるいくつもの傷に気が付いた

「加持さん、それ・・・。」
「ああ、この傷か。ま、昔は色々あったりやったりしたからな。セカンドインパクト、なんてものもあったし・・・。」
「傷は男の勲章、ってか?」
「そんな大層なものじゃないさ。」
「でも・・・やっぱ、大切な人を守るために付いたりもしたんだろ?」
「そんなこともあったかな。」
「ミ・・・ミサトとか、か?」
「ま、な。・・・だけどアスカ君、自分が傷つくことで傷つく人もいる。それを忘れちゃいけないんだ。」
「わかって、いるよ。」

ふい、とアスカは視線を夕日に向けた

 ・・・・・

一方、女湯では

「ぶ〜。アスカってひどいと思わない!!」

ユイナが、レイにアスカの悪口を言っていた

「でね、アスカってこないだもね。」
「・・・碇さんって、惣流君の事どう思っているの?」
「へっ!?」

レイとしては何気ない質問のつもりだったのだが
ユイナは顔を真っ赤にして「えへへへ」と照れ笑いを浮かべる

「?」
「わ、私はね。・・・やっぱ、アスカの事が好き・・・・だよ。」
「好き?」
「うん・・・。あっ、もちろんレイちゃんのことも好きだよ。・・・だけど、違う好きなんだよ。
アスカの姿が見えないと、すごく悲しくなるの。
でね。アスカのそばにいるとね、すごく嬉しくなるの。胸がドキドキするんだ。」
「そう。」
「うん。・・・えへへへへ〜。」

さらに顔を赤くしたユイナは、「ぶくぶくぶく」と湯船に沈んでいく

「・・・・・。」

それを無言で見つめていたレイはふと、夕日を振り返ってみた
奇しくも、アスカと同じ瞬間に
 
 
 

〜次回予告
最弱の使徒・マトリエル
お前いくらなんでも弱すぎだろ
それとも、まともに戦ったら意外と強いのか?

 CHANGE DISK TO THE Black Diamond

「な、どうして俺を知っている!?」

「あら、あなたこそ。どうして私を知らないの?」
 
 
 
 

あとがき

なんだか火山ネタは(有珠山の噴火と重なって)タイミングが悪いかも
だからといって、私が気にすることでもないのかな?
次回からは、もう少しオリジナリティを出していきたいとも、思います
お贈りしたのは「ユイナの精神年齢が気になる」zodiacokでした


マナ:ねぇ。『暖めなくても大きくなる』って何?

アスカ:アタシに聞くんじゃないわよっ!

マナ:だって、アスカが言ったんじゃない。

アスカ:この話のアスカとアタシは、決定的に違うところがあるでしょうがっ!

マナ:人間の出来?

アスカ:コロス!

マナ:でも、嫉妬深い所は同じね。

アスカ:アタシは嫉妬なんかしないわよっ!

マナ:TV本編でも、鋼鉄でも、数多くあるSSでも、どれでもいいわ。どこに嫉妬深くないアスカがいるの?

アスカ:それは・・・。(検索中)

マナ:どこよ。

アスカ:(検索中)

マナ:見つかったら教えてね。(ぐぅ)

アスカ:(検索中)
作者"zodiacok"様へのメール/小説の感想はこちら。
tyasud@yahoo.co.jp

感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
ですので、ぜひとも作者の方に感想メールを送って下さい。

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