その２

ラーメン屋にて

レイ「私、にんにくラーメンチャーシュー抜き。」

ユイナ「わ〜！レイちゃんかっこいい！！（＞▽＜）・・通だね、通！！」

レイ「・・・・・なにを言うのよ。」

アスカ「単なる好き嫌いの問題なだけじゃねーの？」

ユイナ「よ〜し、私もレイちゃんみたいにカッコよく頼もうっと。」

アスカ「聞いてねえし。」

ユイナ「え〜っとΓ教蓋瓜・・・どれがいっかなぁ・・・・・・うにゅ！決めた！！
　　　　　・・・・すいませ〜ん！
　　　　　チャーシューラーメンチャーシュー抜きお願いしま〜す！」

アスカ「・・・・・・バカユイナ。」

　その３

ユイナ「ねーね−アスカァ。」

そう言ってアスカの腕に絡みつくユイナ

アスカ「んだよ、いきなり。」

ユイナ「良いから‘ピザ’って１０回言ってみて。」

アスカ「はぁ？・・・・・いやだって言ったら？」

ユイナ「・・・・うっ・・・・うぐっ。（；；）」

垂れ目ぎみな両目に、たくさんの涙を浮かべ始める

アスカ「わ、分かった！言ってやるから泣きそうな顔するな
　　　　　えーっと・・・ピザ×１０・・・・・・言ったぜ。」

ユイナ「へへ〜、じゃあここは？」

そう言って自分の肘を指差すユイナ

アスカ「あん？そこは‘ｅｌｌｂｏｇｅｎ’じゃねーか。ちなみに英語だと‘ｅｌｂｏｗ’だな。」

ユイナ「うにゅう！もう！ちゃんと日本語で言うの！！」

アスカ「・・・肘だろ？」

ユイナ「・・・・ぶぅ、つまんないの。・・・・・あ、レイちゃん！！」

レイ「・・・・・なに？」

ユイナ「あのねあのね。ピザって、１０回言ってみて。」

レイ「分かったわ・・・・ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ・・・・・・・
　　　・・・・・・・・おなかすいた。」

ユイナ「にゅ？・・・あ、もうこんな時間だ。アスカ、レイちゃん、ご飯食べに行こ！」

そういいつつ食堂に向かうユイナとレイの後を、アスカはゆっくりと歩きながら呟いた

アスカ「・・・・で、ユイナは何がしたかったんだ？」

　その４

で、食堂にて

ユイナ「ねぇアスカ。」

アスカ「何だ？」

ユイナ「お相撲さんの王様って何？」

アスカ「あん？何だそりゃ？」

レイ「お相撲さん・・・力士の階級は順に序の口、序二段、三段目、幕下、十両、前頭、小結、関脇、大関、横綱・・・だから、１番は横綱ね。」

ユイナ「さすがレイちゃん！！」

アスカ「日本人の鏡だね。」

レイ「・・・何を言うのよ。」

アスカ「・・・で、それがどうしたんだ？」

ユイナ「うん・・・ほら、あそこに書いてあるから、何かな〜って。」

そう言ってユイナが指差した先に書いてあった言葉・・・それは！！

　‘ＮＯ　ＳＭＯＫＩＮＧ’

アスカ「・・・・・・・・・・・。」

レイ「・・・・・・・・。」

ユイナ「うじゅ！アスカ、レイちゃんも、なんでそっぽ向くのぉ？なんで無視するのぉ？」

と、脱力しながら歩くアスカとレイの後を、必死に追いかけるユイナであった





あとがきに代えて

ユイナ「関さん、本当にありがとうございました！（＾＾）」

レイ「・・・・・・・。」

ユイナ「・・・・・？」

レイ「・・・いいわね碇さんは、美味しいとこもっていけて。」

ユイナ「・・・・レイちゃん？（＾＾；」

レイ「ネタ振りからオチまで、全部碇さんじゃない。・・・・私なんて。」

ユイナ「そ、そんな事ないよ、レイちゃんも結構目立ってるよ。」

レイ「そう・・・・・本当に？そう思う？」

ユイナ「うう、ぜ〜んぜん、ちっとも思わないよ。」

　きっぱり

レイ「・・・・いいのよ。何よ、みんな私の笑顔の虜になったくせに。包帯ブーム（？）だって起きたくせに。」

ユイナ「レイちゃん、レイちゃん。」

レイ「Ｄｅａｔｈ＆Ｒｅｂｉｒｔｈでの、私の台詞はどこに行ってしまったの？
　　　あんなにたくさんいた‘アヤナミスト’はどこに行ってしまったの？」

ユイナ「あ・・・・う〜んとぉ・・・・・・・とっ、とりあえず！！」

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