天才ユイナちゃん&レイちゃんが行く!!
関直之様 SPECIAL2
BY zodiacok
ユイナ「皆さん今日は、碇=ユイナです!」
レイ「・・綾波=レイよ。」
アスカ「惣流=アスカ=ラングレー、だっつーの。」
レイ「・・・・・・・。」
アスカ「・・・んだよ。」
レイ「・・・・なんで、あなたがここにいるの?」
アスカ「俺がいちゃ悪いわけ?」
レイ「・・・・・・タイトル知ってる?」
アスカ「だから?」
レイ「・・・私と、碇さんの2人が主役なの。」
アスカ「・・・で?」
レイ「・・・・あなたは用済み。」
アスカ「ふ〜ん・・・あっそう。」
レイ「・・・・・・・。」
アスカ「だってさ・・・・ユイナ。」
ユイナ
「・・・・・・レイちゃん嫌い。」
レイ「・・・・・・・へ。」
ユイナ
「レイちゃん
!
何てこと言うの
!!
レイちゃんなんかだいっ嫌い
!!
」
レイ「・・・い、碇さん?」
アスカ「・・・だっ、て。」
レイ「あなたは黙ってて。」
ユイナ
「レイちゃん!!」
レイ「あ・・・・碇さん、私は・・・・・。」
ユイナ「もう良いよ!・・・アスカ、始めよ。」
アスカ「ああ・・・・じゃ、始めるか。」
レイ「あの・・・・・碇さん。」
ユイナ「関直久さんから頂いたコントです。」
アスカ「長編短編あわせて、今回はVol6と、Vol7だな。続けてどうぞ。」
ユイナ「どうぞ!!」
レイ「・・・碇さん。」
その6
ある日、アスカは自分の長く伸びている髪の先端をいじって、何か考え事をしていた
ユイナ「アスカ、どったの?」
アスカ「いや・・・・なんか伸びてきたみたいなんで。そろそろ揃えるかなって、さ。」
するとユイナは、まるで餌を前にした子猫のように‘キラリ’と瞳を輝かせ
‘ぴょこん’とアスカに抱きついて言った
ユイナ「あ!私がやる!私がアスカの髪をカットしてあげる!!(
*
^^
*
)」
アスカ「却下。」
即答するアスカ
ユイナ「ぶぅぅ・・・なんで!?((−0−))」
‘ぷく’っとほっぺを膨らませ、不満げにアスカを睨みつけるユイナ
アスカ「俺は、ああはなりたくないからな。」
・・・と、アスカが指差した先には
虎刈りにされ、何かにおびえているようなペンペンの姿があった
アスカ「・・・・あれ、ユイナがやったんだろ?」
ユイナ「えへへ。・・・カリスマ美容師だよ。(^^;」
‘ぽりぽり’と頭を掻くユイナ
アスカ「今更カリスマでもないだろうが。」
ユイナ「うにゅ〜・・・・・。」
アスカ「とにかく!・・・俺は普通の美容院でカットしてもらう。」
長い髪を背中になびかせて勢いよく立ち上がると、そのまま玄関へ向かう
ユイナ「あ・・・待ってよ。私も行くの。」
慌ててポシェットを掴んで、ユイナはアスカの後を追いかけた
・・・・・
アスカ「そういや、こっち来て散髪に行ってなかったからな。何処が良いのか、よくわかんねーんだよな。」
ユイナ「・・・てことは。」
アスカ「お前には切ってもらわね−よ。」
ユイナ「にゅ〜・・・・・。」
アスカ「とりあえず・・・此処にすっか。」
ユイナ「すっか。」
2人は、初めに目に付いた美容院に入ることにした
レイ「いらっしゃいませ。」
アスカ「・・・・・・・おい。」
ユイナ「あっ、レイちゃん。」
当たり前のように店内にいるレイ
突っ込みを入れるアスカ
喜ぶユイナ
アスカ「なんでお前がここにいるんだよ!」
レイ「・・・此処で働いているから。」
ユイナ「レイちゃんだレイちゃんだ!(^O^)」
アスカ「お前も喜んでんじゃねぇっ!!」
ユイナ「・・・うにゅぅ。」
アスカ「お前も!チルドレンが働けるわけねえだろっ!!」
レイ「大丈夫・・・私、免許持ってるから。」
アスカ「持ってんのかよ!!・・ていうか、そういう問題じゃねーだろ!!」
レイ「・・・・そう。」
アスカ「・・・・・ほんとに、切れるのか?」
レイ「任せて。」
アスカ「・・・・・・。」
もはや何も言う事が無いのか、それとも諦めたのか
アスカは黙ってイスに座った
レイ「・・・どうぞ。」
そこに、レイがヘアカタログを持ってきた
レイ「・・・この中に乗っているモデルの中で、気に入った髪形を選ぶのよ。」
アスカ「ふーん。」
パラパラ・・と、ページをめくる
が、すぐにその手が止まった
アスカ「・・・おい、ファースト。」
レイ「・・・何?」
アスカ「んだこれはぁ!!」
そこに乗っていたモデル・・・・それは
つのだ☆ひろ、パパイヤ鈴木、モハメド=ヨネ、笑福亭鶴瓶(昔)
そう、
アフロ
だ!!
レイ「どの髪型にする?」
アスカ
「誰がするかぁっ
!!
」
ドゲシッ!!
アスカ、立ち上がりながら、三沢光晴張りの渾身のローリングエルボー
レイ「・・・痛い。」
ユイナ「なんで?・・・この髪形可愛いじゃん。」
アスカ「可愛い事あるかぁっ!!」
ユイナ「にゃ−っ!・・アスカが怒ったぁ(;;)」
レイ「きっと、気に入ったアフロが無かったのね。」
アスカ「だ〜か〜ら〜!!」
襟首を掴んでレイに詰め寄るアスカ
ユイナ「あっ、アスカ!!」
ユイナは慌てて間に割ってはいる
ユイナ「アスカ、レイちゃんをいじめちゃだめっ!」
アスカ「・・・ユイナ。」
ユイナ「めっ!・・・めっ、なの!!(;;)」
ポロポロと涙をこぼす彼女の姿に、アスカは振り上げた拳を下げた
アスカ「・・たっく。」
レイ「・・・今のは冗談よ。」
アスカ「・・・・その冗談は、ユイナに免じて許してやる。
さっさとちゃんとしたカタログを出せ。」
レイ「・・・・でも、ほんとにさっきのは嫌なの?」
アスカ「・・・その言葉も、聞かなかった事にしてやる。」
‘ギロ’と睨むアスカに、
レイはすごすごとカタログを取りに行った
ユイナ「アスカ・・・もう、怒ってなぁい?」
アスカ「ああ・・・怒ってね−よ。」
ユイナ「よかった!」
泣いたカラスがなんとやらで、笑顔を取り戻したユイナに溜息をつくと
丁度レイが新しいカタログを手に戻ってきた
レイ「・・・・どうぞ、此処から選んで。」
と、カタログを差し出した、
・・・一つはアスカに、もう一つはユイナに
アスカ「・・・ふん。」
ユイナ「・・にゅ。」
カタログを開く二人・・・・
が、すぐにアスカは‘パタンと閉じた
アスカ「・・・お前。」
レイ「・・・・・何?」
乗っていたモデルは・・・・・
武藤敬司、太陽ケア、新崎人生・・・
全員、スキンヘッドだ
アスカ「・・お前、俺にBATTに入れと?」
レイ「・・・・・お気に召さない?」
アスカ「召すかぁっ!!」
バシィッ!!
小橋建太のような逆水平チョップが炸裂
ユイナ「ねーね−アスカ、こっちはどう?」
レイ「・・そうそう、こっちがお勧めなの。」
ユイナから手渡されたカタログを、しぶしぶ開くアスカ
アスカ「・・・・・・。」
レイ「・・・どう?」
ユイナ「・・・どぉう?」
アスカ「どう?・・・・・じゃねぇっ!!」
ドゴッ!!
GHC王者もビックリの、正面からのジャンピングニーと
ドカン!!
必殺のエクスプロイダーが炸裂
アスカ「行くぞ、ユイナ。」
ユイナ「・・・あっ、アスカ待ってよぉ。」
床で目を回しているレイを置いて、さっさと店を出て行く二人
傍らに投げ捨てられたカタログの中身は
井出らっきょ、松山千春、松本人志、サンプラザ中野・・・・
翌日再びそこを通りかかった2人だが
あの美容院の姿は何処にもなかった・・・
その7
ユイナ「ねぇレイちゃん、人生って何?」
レイ「・・・・・!!」
ユイナ「レイちゃん?」
レイ「どうしたの碇さん?突然そんな似合わない質問をして。」
ユイナ「レイちゃん・・・・それちょっと酷い。(;;)」
レイ「ごめんなさい・・・こんなときどんな答え方をすればいいかわからないの。」
ユイナ「ただ、人生について教えてくれれば良いんだけど。」
レイ「・・・・どうして私に?」
ユイナ「だって、レイちゃんって美人だし、頭がいいんだもん(^^)」
レイ「・・・何を言うのよ。」
ユイナ「ね、教えて教えて。」
レイ「わかったわ・・・・・いい、碇さん。人生とは長いようで短い、短いようで長いのよ。」
ユイナ「うじゅぅ・・・・難しいよぉ・・・・・。」
レイ「そう・・・例えるなら、このゴムのようなもの。」
そう言ってレイは、長いゴムひもを取り出した
ユイナ「うにゅ?」
レイ「さあ碇さん、人生を噛み締めるのよ。」
ユイナ「こうすれば人生がわかるの?」
レイ「ええ・・・・そうよ。」
ユイナ「わかった!しっかり噛むね!!(^^)」
ゴムの端を、しっかり噛み締めるユイナ
レイ「いい?人生は長いの、長い道のりを歩かなければいけないの。」
てくてくてく
レイは、そう言いながらユイナの咥えているほうの反対の端をもって歩く
とてちてとて
その後をついて歩くユイナ
レイ「・・・・ダメよ碇さん。」
ユイナ「???」
レイ「碇さんは、此処でじっとしているの。」
ユイナ「・・・・・(こくこく)」
レイ「コホン・・・ではもう一度。」
再び歩き始めるレイ
レイ「いい?人生は長いの、長い道のりを歩かなければいけないの。」
今度はじっとしているユイナ
2人の距離が徐々に離れていく
レイ「・・・わかった、碇さん?」
と、振り向くと同時に伸びきったゴムを離す
バチン!!
ユイナ「にゃあっ!!(><)」
顔面に強烈なショックを受け、吹っ飛ぶユイナ
レイ「・・・・・どう?人生がわかった?」
ユイナ「・・・うじゅ〜・・・・・レイちゃん(;;)」
レイ「・・・・・何?」
ユイナ「人生って、痛いものなんだね。(;0;)」
レイ「そう・・・わかったのね。・・・・なら、もう一回人生を噛み締めましょう。」
ユイナ「にゃぁっ!・・・レ、レイちゃん・・・・人生はもう分かったよぉ・・・・・。」
レイ「そう・・・・・もうだめなのね。」
がっくりと肩を落とし、しょんぼりとした感じでレイは去っていった
残されたのは、尻餅をついているユイナと、ゴムひも
ユイナ「うじゅう・・・・本当に痛かったよぅ・・・・。」
涙目で顔をさすっているユイナは、ふとゴムひもが目に入った
ユイナ「そうだ!」
すると、何かをひらめいた
ユイナ「今度は私がアスカに人生を教えてあげよっと!」
・・・・・
嬉しそうに家に帰ると
ソファで昼寝しているアスカの元に駆け寄った
ユイナ「ねぇアスカ!」
アスカ「ん・・・・どうしたユイナ。」
ユイナ「人生について知りたくなぁい?(^^)」
アスカ「別に。」
再び昼寝の姿勢に入るアスカ
ユイナ「うぐっ・・・アスカの、意地悪・・・・。(;;)」
アスカ「ああ、もう!・・・・わかったよ、教えてくれよユイナ。」
アスカの言葉に、とたんににっこりするユイナ
ユイナ「へへ〜・・・えっとね、人生は長いようで短くって、このゴムなんだよ。」
アスカ「・・はぁ?」
ユイナ「さぁ、アスカ、人生を噛み締めて。(^^)」
アスカ「やだ。」
ユイナ「うっ、うぐっ・・・。(;;)」
アスカ「はいはい・・・・噛めばいいんだろ、噛めば!」
半ば自棄になってゴムひもを口にくわえる
ユイナ「よしよし。・・・でねアスカ、人生って言うのは長い道のりを歩くんだよ。」
アスカ「・・・・・。」
ユイナ「ついて着ちゃダメだよ。じっとしてるんだよ。」
ソファに座っているアスカを置いて、一人歩き出すユイナ
充分離れたところで、振り返ろうとすると・・・
ユイナ「でね・・・・。」
アスカ「なあ、ユイナ。」
バチン!!
ユイナ「にゃあっ!!(><)」
ゴムひもが、側頭部に強烈にヒットする
ユイナ「何するのっ!」
アスカ「・・ああ、悪い。」
ユイナ「もっかいちゃんと咥えるの!!」
アスカ「はいはい。」
再びアスカにゴムひもを咥えさせ、てくてくと歩き始める
ユイナ「でね!・・人生って言うのは長い道のりを歩くものなの!」
そして、充分離れたところまで来て、アスカを振り返ろうとした瞬間
ユイナ「でね・・・。」
アスカ「あ、そうだ。」
バッチ−ン
!!
ユイナ「にゃああっ!!(><、)」
アスカ「あ・・・わりい。」
ユイナ「うじゅ〜・・・・アスカ、わざとやってない?(;;)」
アスカ「ばれた?」
ユイナ「・・アスカ、これ知ってたの?」
アスカ「しらね−けど。どうなるかぐらいわからいでか。」
ユイナ「ぶうぅ・・・せっかく私が、人生は痛いものだよって、教えてあげようと思ったのに。」
アスカ「よくわかったろ?」
ユイナ「アスカに教えてあげようと思ったの!」
アスカ「はいはい、ありがと。・・・ま、これも人生さ。」
ユイナ「・・・人生って、厳しいんだね。」
アスカ「・・・・・・ユイナ。」
うなだれるユイナを呼び寄せ、自分の隣に座らせる
ユイナ「・・なぁに?」
潤ませた目で見上げるユイナの肩を‘そっ’と抱き寄せる
アスカ「もう一つ、人生を教えてやるよ。」
ユイナ「・・・もう、痛いのは嫌だよ。」
アスカ「フフッ。」
小さく笑って、赤くなってる少女の頬にキスをした
アスカ「人生ってのは、素晴らしいものだよ・・・そう、例えば・・・・。」
ユイナ「・・・・例えば?」
アスカ「例えば・・・・キャディーと、バターロールみたいに。」
ユイナ「アスカァ・・・・それって・・・。」
アスカ「そっ・・・人生って、甘いものなのさ。」
ほっそりとした顎を持って頤を反らさせ
ユイナが瞳を閉じたのを確認すると
アスカは、今度は唇にキスをした
あとがきに代えて
ユイナ「・・・・・へにゃ(
*
^^
*
)」
アスカ「・・・どうした?」
ユイナ「ラブラブだね。(
*
^^
*
)」
アスカ「そうか?」
ユイナ「・・・・ラブラブだねっ!」
アスカ「・・・そうだな。」
ユイナ「へへ〜・・・ねぇアスカ。(
*
^^
*
)」
アスカ「・・・・なんだよ。」
ユイナ「私ねぇ、アスカのことが好きなんだよ。(
*
^^
*
)」
アスカ「・・・ありがと。」
ユイナ「ねぇ、ねぇアスカは?アスカは私の事好き?」
アスカ「・・・・・・んなの、言わなきゃわかんねーか?」
ユイナ「ううん・・・アスカに、言ってほしいの。」
アスカ「・・・・・・・・。」
ユイナ「・・・・・・・。」
アスカ「・・・俺も、ユイナのことが大好きだよ。」
ユイナ「・・・へにゃ。(
*
^^
*
)」
アスカ「ばぁ〜か・・・・ほら、行くぞ。」
ユイナ「あっ!待ってよぅ!!」
てくてくてく・・・・
レイ「・・・碇さん。・・・・・・やな、感じ」
P.S ネタを募集しますです
なるたけメールで御願いしますです
とりあえず使わせていただいた方は名前を発表させていただきますので
`ヤダ!’という方はその旨も明記しておいて下さいね
マナ:ねぇねぇ、アスカ?
アスカ:なによ?
マナ:人生について教えてあげようか?(ニヤリ)
アスカ:アンタに、そんな哲学じみたこと語れるわけ?
マナ:人生ってのはね。長いようで短いゴムのようなものなのよ。
アスカ:へぇ、上手いこというわね。
マナ:じゃ、この人生を噛み締めるのよっ。
アスカ:は?
マナ:噛むの。ここここ。
アスカ:噛めばいいのね。
マナ:そう。わたしが持ってるとこ。(^^v
アスカ:がぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
マナ:いっ、いったーーーーーーーーーーっ! ち、ちがうっ! ゴムぅぅっ!(><)
アスカ:がぶがぶがぶがぶーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
マナ:いた、いた、いったーーーーいっ! 離してーーーーっ!(><)
アスカ:がぶがぶがぶがぶがぶがぶーーーーーーーーーーっ!!!!!!
マナ:誰か助けてーーーーーーっ!(><)
アスカ:がぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶーーーーっ!!!!!!!!!
マナ:イターーーーーーーーーイッ!! ひーーーーーーーっ!!!(><)
アスカ:ペッペッ。人生って、不味いものなのね。(ー。ー)
マナ:おててが・・・真っ赤。いたいの・・・。(TOT)
作者"zodiacok"様へのメール/小説の感想はこちら。
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感想は新たな作品を作り出す原動力です。1行の感想でも結構
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