「なんで、、あんたが、」

アスカは青黒く脹れ上がった片目を隠すように眼帯を付ける、

「いや、、、、なんでだろう、、」

レイは片目で睨むアスカの視線を避けて、俯いてる、

「まさか、盗み聞きしてたの、、、」

「う、ううん、、、何も聞いて無いけど、、」

「けど、、」

「なんだか、入りずらい雰囲気だったから、、」

なんだか蛇に睨まれた蛙の様な気分で、レイは保健室の椅子に座っていた。

その側のソファーに座るアスカ、その脇にはミサトが座っている、

そして、机の前には金髪に染めた白衣を着た女性がクールな視線でレイを見ていた、

「それで、、その男子生徒が私に言えと、」

「え、、えぇ、、赤木先生に入部を言えば大丈夫だと、、」

「そう、わかったわ。貴方の歓迎会を今週末にやるように、部長に頼みましょう、」

「は、はい。」

リツコは事務的に答えるだけだった、明らかにレイの存在を意識していない、

あのアスカを治療してた時も事務的に動いていたが、瞳には優しさがあった、

「あら、じゃぁ、私も参加しなくちゃね、」

「ミサトは飲めれば理由なんてどうでもいいんでしょ、」

「なによ!酷いわね。私は担任として、、」

「はいはい、ちゃんと場所が決まったら教えますよ、」

リツコとミサトの会話も、何処となくレイには偽善的に見えた、

さっきアスカを心配していたミサトの表情とは明らかに違う、

仮面をつけた仲の良い教師同士を演出してる、そんな風に見えるのは何故だろう、、、

「じゃぁ、アタシは教室に戻ります、」

「ミサトから場所と時間、連絡させるから、金曜日の夜は開けといてね。」

「はい。」

そう言って立ち上がるレイ、

「アスカ、あなたもよ、」

「え?」

ミサトの言葉に驚きの表情でレイがアスカを見る、

「アスカも金曜日、歓迎会参加してね、」

「え、、葛城先生、、それって、、」

「アスカも部員なのよ、、軽音楽部のね、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、そう、、なんですか、、、、」

 

 

 

 

 

 

保健室を後にしたレイとアスカが五時間目まであと数分となった廊下を歩く、

元々、噂の美人が2人、肩を並べて歩いている所為もあるが、

アスカは怪我を負って包帯姿、レイは青い髪に紅い瞳といった風貌もあり、

殆どの生徒が2人を見ては何等かの反応を示した、

振返る男達、ひそひそと陰口をたたく女子、関係を持ちたくないと無視しるもの、

そんな好奇心の的に曝された2人の壊れた少女は、

何故か肩を並べて歩いていた、

「、、、、、、、総流さん、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、」

レイが小さな声で話しかける、

「、、、、、、、同じ、、部だね、、、、」

「、、、、、、、、、、、、、、」

アスカは何も答えず周囲の好奇心の目を睨みつけながら歩く、

「、、、、、、、あ、あの、、、、、、、」

レイも周囲から注目されてる事は解っているが、一人で教室に戻るのも不自然かと思い、

アスカの脇を会話もなく歩いていた、

「、、、、怪我、、大丈夫?」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

「け、、結構体、弱いんだ、、此間は風邪ひいてたみたいだし、、」

「、、、、、、、、怪我は体質とは関係ないわ、」

吐き捨てる様にアスカが呟く、

「あは、、はははは、、そうだね、、そうよね、、、、、、、ははは、、、はぁぁ、、」

(くっそう〜、、、何でアタシがこんな状況に、、、せっかく話しかけても答えないし、、

もういいわよ、、、無視よ無視。元々関ったらダメな女なのよ、こいつは、、、、)

造り笑顔はそのままで、レイは腹の中で怒りの炎を燃やしていた、

「、、、、、、、あんた、さっき部室で誰に遭ったの、」

「え、、、?」

相変わらず視線はそのままだが、アスカから話し掛けてきた、

「部室に行ったんでしょ。誰からリツコの事云われたの?」

「え、、えっと、、、誰だっけ、、」

(な、何よ、急に話しかけてきて、、えっと、、誰だっけなぁ、、)

レイは焦りながらもシンジの事を思い出す、

「名前聞いたんだけど、、忘れちゃった、」

「シンジって奴だった?」

「あ、そういえば、、そんな感じかなぁ、、、」

「そう、、、」

一言アスカはそう答えただけで、会話はそのまま終わってしまった。

(な、な、な、何よ、それだけ聞けば終わり?一方通行で自分だけ納得すればいいわけ?

冗談じゃないわよ!本当に嫌な女ね、こいつ〜、でも、、、、、

あのキスしようとした男を、知ってるって事?

じゃぁ、あまり、あの男にも近寄らない方が、良いってことね、、)

レイとアスカは会話もなく、昼休みが終わるチャイムと同時にドアをくぐった、

 

 

5時間目がはじまってからも、放課後を迎えても、

アスカとレイが会話を交す事はなく、

ただ、白々しい時間だけが走って行った、

 

 

 

「レイ、帰ろうよ!」

マナはいつもの笑顔でレイを誘う、

「え、、あ、ごめん、今日は、、、」

レイはマナの誘いを丁寧に断っていた、

その理由は、単純に一人で帰りたかったからだった、

「なによ、昨日約束したじゃない!一緒にカラオケ行こうって!」

「あ、、そう、、、だっけ?」

(やばい、、、そんな約束、、、、、、、、したなぁ、、確かに、)

「酷い!アタシとの約束なんてすっかり忘れてたのね!」

結構怒り気味のマナは口を尖らせて怒る、

「そ、そういう訳じゃなくて、、、」

「マナ、綾波さんも色々用事があるのよ、、」

後ろで見ていた委員長のヒカリが助け船を入れる、

「だって、ヒカリ、、、」

「強引にマナの遊びに遭わせるのは良くないわよ、」

「うん、、、、、、」

ヒカリに云われ、多少しょげるマナ、

「でも、レイって一人暮らしでしょ、、、、一人っきりじゃ寂しいかと思って、、、」

悲しそうな瞳を見せる、

自分の明るさを押し付けることが、自分の愉しさを押し付けることが、

決して他人の笑顔を生まない事は、マナにも解ってはいたのだが、、

「御免ね、レイ、」

「う、、ううん、、気にしないで、」

レイは無理な笑顔で誤るマナを見て思った、

(失敗した、、、これで断ったら、アタシ悪人じゃないの、、

なんでよ、、、一人っきりで寂しいわけないのに、、、

う〜ん、困ったなぁ、やっぱり今日ぐらいは、、、、)

そして決心をして、当り障りの無い様な言葉を選んで話す、

「霧島さん、、ありがとう。

でも、どうしても、用事があるの、今日はそこに行かなければいけなくって、、

その用事が済めば、、、きっと、今日で終わるから、、、

明日一緒に買い物でも行きましょ、」

「ホント、、迷惑じゃない?」

「ううん、、アタシも本当は一人じゃ寂しいし、、

霧島さんと一緒に何処か行きたいなぁって思ってたんだ、」

「ホント!ホントにレイ!」

落ち込んでいた表情から一気に笑顔に変わるマナ、

「う、、うん、、色々なお店、、教えてね、、、、」

「任しときなさい!美味しいパフェや、パスタやたこ焼き屋や和食屋や、、、etc、

明日教えてあげるから!期待しててねレイ!」

(、、、、、、、、、、、全部食い物屋じゃねいかよ、、、、)

レイはマナの笑顔に答えながらも、冷静に心の中で突っ込んでいた、

 

 

 

「じゃぁ、今日はアタシに付き合って、」

突然の声にマナもヒカリも振返る、

そして、レイの視界に突然入ってきた人物は、

アスカだった、、

 

「え、、そ、総流さん、、」

「アスカ、、、」

驚いたレイとマナ、ヒカリは無言でアスカを見ている、

「用事の前でいいから、30分程度でいいから、付き合ってよ、」

頭を包帯で巻き、眼帯をした美少女が、無表情に、

何処と無く威厳的に命令口調で話す、

そして青い片目と紅い瞳は無言で、不安定な雰囲気の中睨み合う、

「アスカ、、、、綾波さんは、、、」

ヒカリが間に入ろうとするが、

「ヒカリは黙ってて、それより綾波さん、どうなの?」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

「そんなに、急な用事なの?」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

レイはアスカを睨んだまま、返事をしない、

「30分ぐらい、大丈夫でしょ、綾波さん、、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、えぇ、いいわ、」

レイは小さく答える、

「ちょっと、アスカ、強引よ!急に現れて、勝手に自分で決めて!」

「勝手になんか決めて無いわよ、ちゃんとレイに都合を聞いてるじゃない、」

アスカはマナの言葉に軽く反応しただけで、直ぐに方向転換しドアの方へと消えて行った、

「綾波さん、、、行きましょ、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、はい、」

レイもその言葉につられ、鞄を持ってアスカの後を追った、

「霧島さん、、大丈夫ですよ、」

「え、」

レイはマナとすれ違う瞬間、小さくつぶやいた、

「きっとアスカさんと上手くやりますよ、」

「レイ、、、、、、」

レイは軽くマナにウインクをするとアスカの後を追いかけた、

 

 

マナもヒカリも、そして他の生徒達も、2人の後姿を無言で見送っていた、、、

 

 

 

 

Nothing Like the Sun episode 4

 

 

 

 

 

「冬月校長、アスカがレイと接触するようですが、」

「あぁ、私の指示だよ、」

「あの少女まで、巻き込むのですか?」

「巻き込むかぁ、、、いや、正確には我々があの少女に巻き込まれてる、

その表現のほうが正しいだろうな、」

「でも、敢えて、レイを再び、、、」

「仕方が無い、運命には私も逆らえない、」

「私には納得できません。」

「あぁ、だから出来るだけ自分の手が届く範疇にいてもらいたいのだよ。

万が一の時の為にな、、その為に彼女には軽音楽部に入る様に勧めたのだよ、」

「校長の指示だったのですか?私は何も聞いてませんが、」

「あぁ、できるだけ普通に入部した様に彼女には思わせたかったからな、」

「、、、、、、、、そうですか、」

「それに、」

「それに?」

「シンジ君たちも、、何か心に残す行為をしたいだろうしな、

この学校で、、、、、一度っきりの青春時代の思い出をな、、、」

冬月は校長室からグランドを見渡していた、

そして、レイとアスカが二人歩いて行く姿を見下ろしていた、

 

 

 

 

 

 

 

 

無言で歩く二人、

校門をくぐってから駅前まで何も会話しない、

周囲の同校の生徒達は何も会話をしない二人を盗み見するが、

まったく会話のない2体の人形を出来るだけ無視しようと必死だった、

 

「ねぇ、どこまで行くの?」

「、、、、、、、、、、、、、、次の駅で降りようか、」

「降りようか?って、、、目的地は無いの?」

「別に何処でもいいのよ、場所なんて、、」

「あ、っそぉ、」

レイも適当に答えを返す、

そして、次の駅で2人は下車し、寂れた繁華街に消えて行った、、

「ここよ、」

そう言って立ち止まった場所は、地下に通じる階段、

その階段の壁には落書きで埋まっている、汚い猥褻な言葉で汚された壁、

その先にあるライブハウスだった、、

「“シベリア”っていうの?」

レイは看板らしき物を発見する、

「そうよ、、、、恐い?」

「はは、、まさか、」

アスカとレイは制服姿のまま、地下の店へと消えて行った、、

アスカが厚いドアをくぐると、暗い空間と下品なネオンサインで埋められた空間、

テキサスにある、無法者相手のバーの様な空間が飛び込んできた、

壁には使命手配の紙が何枚も貼られていて、カウンターには椅子などない、

ステージや空間自体は割と広いのだが、何故か退廃的な印象が拭えない、

だが、、、、そんな雰囲気がレイには堪らなかった、

「へぇ、、良い場所だなぁ、、よく来るの?」

「別に、、、時々よ、」

2人以外には、水商売らしき女が一人カウンターで立ち飲みしているだけだった、

アスカとレイは奥にある小さなテーブルに席を取る、

汚いテーブルと椅子、テーブルには様々なメッセージを彫った跡がある、

脚の長さが均一ではない椅子をレイはガタガタと揺らす、

「注文は?」

無愛想なパンク少年がメニューも水も持たず、面度臭そうに呟く、

「アタシはブラックハイネケン、あんたは?」

「ジャックダニエルビール、」

「OK,」

同じ歳くらいのパンク少年は、2人の制服姿の少女の注文を当然の様に受け入れる、

「へぇ、この店、未成年の飲酒、大丈夫なんだ、」

「飲酒だけじゃないわ、喫煙も、売春も、ドラックも、、店に迷惑をかけなければね、」

「へぇ、、、良い店ね、」

レイとアスカの前に、ビールビンが乱暴に置かれる、

コースターも無く、コップもなく、ただビンが置かれただけ、

だが、2人はそれが当然の様にビンを片手に最初の一口を流す、

「ふぅぅ、、、美味しい、」

レイは開放的な笑顔を浮かべている、

片足を空いてる椅子に乗せ、肘をつきながらビールを飲む、

とても学校では見せない姿だ、

「やっぱり、、、、猫かぶってたんだ、」

アスカは無表情のまま云う、

「別に、猫を被ってたわけじゃないけど、、、面倒な事に巻き込まれたくなかっただけよ、

大人しくしてないと直ぐに喧嘩になるし、今度暴力事件おこしたら鑑別所行きだしね、」

「そう、、、、、、」

アスカも包帯と眼帯はそのままでビールビンに口をつける、

「で、アタシになんの用があるの?」

レイは一気に飲み干したジャックダニエルビールをもう一本注文した後、

アスカに質問をする、

「喧嘩ならやだよ、もう暴力事件は御免だからね、」

「そんな事じゃないわよ、」

「じゃぁ、何?」

「あんた、、どうしてあの時の事、周囲に言わないの?」

「あの時のこと?」

「アタシのスカートを除き込んだ時の事よ、」

レイはパンク少年が持ってきたビールビンを受け取り、少し考える、

「あぁ、、、あの始発電車にあんたが乗り込んで来た時の事?」

「もう、知ってるでしょ、私が“売り”をしてるって話し、」

「まあね、ご丁寧に憶測や目撃談まで付けて面白そうに説明してくれたわ、

暇そうなワイドショウ好きのババァみたいな連中がね、」

レイは思い出した、

マナやヒカリとは違い興味本位だけでアスカを誹謗中傷する連中を、

単に、ゴシップネタ好きの下品な連中を、

態々自分の所にきて、そんなくだらない話しをする馬鹿女どもを、

レイは思い出していた、

「どうして、その連中に言ってやらないのよ、

“私は見ました、始発電車でノーパンで乱れた制服姿のあいつを”

“あのマスクは風邪の為につけてるんじゃなくて、唇の傷を隠す為だ”ってね、

どうして云わないのよ、」

「どうでもいい事なのよ、アタシにとって、

あんたが売春してようが、誰に殴られようが、アタシには関係ないことじゃない、

それに、そんな事言ったら、関係を持つことになるじゃない、

総流・アスカ・ラングレーって子とね、」

レイは暗がりに座る赤毛の少女を睨む、

「アタシね、出来るだけ関りたくないのよ、

たとえ偽の笑顔であろうと、猫を被っていようと、

暫くは平穏な生活を送りたいのよ、、、、暫くは、、、普通の高校生の生活を、、、」

言葉が消えて行くレイを蒼い瞳で睨むアスカ、

だが、どことなくさっきまでの無表情とは違っている、

「そう、、出来るだけ私とは関りを持ちたくないと、、、、、

それを言いたくて、今日はつきあってくれた訳ね、」

「そうよ。いいお店紹介してくれた事には感謝するわ、でも、、、」

「解ってる、私もできるだけ、あなたを巻き込みたくないし、、、」

「“巻き込む”??」

「ふふ、、言葉の絢よ、」

アスカも一気にビールを飲み干す、

そして皮肉っぽい笑みを浮かべる、

「まぁ、黙っていてくれたお礼に、私も貴方の事は何も言わないわ、

精々、頑張ってヒカリとマナと一緒に愉しい人生を送ってね、」

「嫌味っぽい云い方ね、」

「だって、、、似合わないもの、あんたには、、、

幸せな学園生活、愉しい友達との会話、ショッピング、淡い恋の話し、、

あんたには、まったく似合わないわよ、、、レイ、」

ビールビンを片手にアスカは笑いながら話す、

その言葉は何故か暗示的な色を含んでいる、

レイ自身にそう思わせる様な、、

そんな言葉の色を持っていた、、

「そうね、、、、でも、、、、きっと似合う様になってみせる、、、

そして、、、普通の人間になってやるんだ、、、絶対に、、、絶対に、、、、」

レイはアスカの言葉に必死に抵抗する、

だが、レイにも解っていた、、

きっと普通の生活ができない人間である事が、、、

「無理よ、だってあんた、、

学校で見せてる気色悪い造り笑顔より、

この店で闇に紛れながら、ビール飲んで埋もれてる方が、、、

よっぽどあんたらしく見えるわよ、」

アスカがレイの心を見透かした様に言葉を続ける、

2人は暫くの間、互いに無言で睨み合う、

そして、BGMだけが聞こえる中アスカは無言で立ち上がる、

「まぁ、頑張ってね、応援してるから、」

アスカはそう一言告げると、店を後にした、

 

 

(無理、、、、そうよね、、親にも捨てられ、、友達を持ったこともない、、

勝手に暴力は私を選択してくるし、、、トラブルにしか愛されない私なんて、、

普通の生活なんて、、、、無理よね、、ヒカリやマナとは根底的に違う、、、

私には、、、無理な話しなのよね、、、、、、)

空の黄色いビンを呆然と眺めるレイは、そんな事を思っていた、、、

(でも、、あいつは、、、、、あいつも猫を被っている、

あの保健室で見せた表情、屈託のない笑顔が本当にあいつなんだ、、

マナやヒカリが信じてるアスカの本当の姿なんだ、、

あいつは本当は生まれつき退廃的なやつじゃない、、、

本当は素直で、笑顔の似合う、、、可愛い女の子なんだ、、、、

アタシとは違う、、、根底から違う、、、、、、、、、、)

悲しそうな表情でレイはそんな事を思っていた、、

(本当に退廃的なアタシが、無理して偽の笑顔を作ってる、

本当は明るい未来を持ってるあいつが、無理して退廃的な少女を演じてる、、

なんか、、、馬鹿げてるわね、、、、)

自嘲的な笑みを浮かべレイもその店を後にしようとした、

その時、レイは気がついた、、、、、

 

 

 

 

(あ、、、アスカのやつ、お金置いていってない、、、、、、、、、、、、、、、、くっそ!)

結局2人分を払うレイだった、、

 

第五話へ続く



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