ババババ、、、、、

ヘリの音が鳴り響く、

目の前で、ブルーのジェットエンジンが震える、

見下ろす世界はまるでPuddingの様だ、、、

ガラクタか宝石か、イミテーションの光か生命の輝きか、、

ベロを出して、爆弾を落しまくりたい気分に駆られる、、

2000フィート上空から落す爆弾は、夢色に輝く、

キスをしてる人も、泣いてる子供も、老人を燃やしてる人も、

主張をしてる人も、祈っている人も、自然を大切にしてる人も、

原子力を開発してる人も、自分の業を燃やしてる人も、

皆、単なる燃えカスになる、、

アタシが手を伸ばせば一気に潰れる、

アタシが手を伸ばせば一気に殺せる、

アタシが手を伸ばせば一気に甦る、

そんな気がする、、

そんな夢だった、、

そんな現実だった、、

そんな夢幻の玩具の闇は、

なんだか、、

 

 

 

 

 

Nothing Like the Sun

EPISODE 12

 

 

ビルの瓦礫の中、、

埋もれていたレイ達は、ミサト達によって救出されていた、

 

 

 

「どう、レイ、どこか痛むかい?」

「、、、、、、、、、、」

「ありがとう、お陰で誰も死なずにすんだ、、」

「、、、、、、、、、、」

「君のお陰だよ、、」

シンジはレイの側に座る、

二人は中型のジェットヘリに乗っている、

運転席、待機様の椅子、医務用ベット、そして二人が座る甲板部、左右は壁が無い、

壁の替わりに、本来なら攻撃を主とする為、両側は大型機関銃が装備されている、

まったく星は存在していない無限に広がる闇が覆う中、

ジェットエンジンとプロペラ音が鳴り響く、

レイとシンジは、ヘリの機関銃の下に座り、下に広がる大都市の幻影を眺めていた、、

レイは体操座りをし、両膝に顔を埋めている、

シンジは、その横で胡座をかいて座っていた、、

「固定ベルト、、してる?両側壁が無いから、危ないよ、」

「、、、、、、、、、、、、、、、うん、」

「元気ないけど、、何処か、怪我してるの?」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、あの二人よりは元気よ、」

レイが視線を送った先には、胸にある小さな傷を止血しているカオルと、

死んだ様な顔色で眠り続けるマナの姿があった、、

「マナは精神的に立ち直れば、大丈夫、、、

カオル君も体力が回復すれば、自然と傷は治癒されるよ、、、」

シンジは当然の様に話す、

だが、レイにはそれが最も苛立たせる、

「、、、、、、、大丈夫って何よ?」

深紅の瞳を大きく見開き、シンジに掴みかかる、

「、、、、、、レイ、」

「大丈夫って、、何がよ!如何したら大丈夫だなんて云えるのよ!」

怒り、いや、精神的な不安を隠す為に、レイは必死に大声で叫ぶ、

側にいたシンジを睨み付け、胸座を掴み、

力の限り、拳を固めて、、、必死に叫んだ、、

「アタシが見た世界は、、、あの連中は何なのよ!

あの薄ら寒い笑顔で、オナニーばかりしてる連中は!

子供や、異性を平気で殺して、当然の様に犯してる連中は!

目の前で銃撃戦になってるのに、自分には関係無いって顔で、

血だらけの肉体に自分の性器を押し付けて、奇声を上げて笑ってる連中は、

何なのよ、、、、あの連中は、、、、、、、、、あの世界は、、、

何、、、、教えて、、、

アタシ、、誰なの、、、

アタシ、、」

レイは泣いている、

声を出さずに、小さく泣いている、、

何時の間にか、シンジの胸に顔を埋め、、、

抑えられない不安に震えていた、、

「、、、、、、、、、今は、、現実?」

「、、、、、、、、残念だけど、現実だよ、」

「このヘリの音も、玩具のビルも、アンタの心臓音も、、」

「そう、全てが現実だよ、」

「、、、、、、、、、、、、如月って奴も、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、あぁ、、現実だよ、」

そう答えたシンジは、レイを両腕で抱きしめる、

「レイ、、何も説明せずに今回の作戦に参加させたことはすまないと思っている、

君にどう非難されても、返す言葉はない、、、でも、、

本当にあの時は君の助けが必要だったんだ、、」

「、、、、、、、、、、、アタシ、何もしてない、」

胸に顔を埋めたまま、レイは答える、

「いや、、あの如月専用エレベーターにはある特殊な装置があってね、

僕や、カオル君はあのルートからの潜入は不可能だったんだよ、、」

「、、、、、、、、、、、じゃぁ、アンタ達二人はどうやって、、、」

「僕は、、、レイも見たと思うけど、あの会場の裏には大勢の誘拐された

少女、子供、少年が家畜の様にストックされてるんだ、、

殺しては、次から次へ、、部品を交換する様に捨てられていく子供達がね、、

僕はその内の一人として別ルートから入ったんだ、、」

「、、、、、、、、、アタシが一人でエレベーターで上がる必要無かったじゃない、」

「いや、、レイが如月を捕まえていてくれたから、影で僕が行動できたんだよ、」

「、、、、、、、、、あのカオルって奴は?」

「カオル君は、、、、」

シンジは何故か言葉を一旦止める、

そして、そのまま暫く黙り込む、

「アタシ、、、現実かどうか解らないけど、、、

アイツが胸を怪我してるって事は、、マナが無傷だって事は、、、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

「あの時、必死で応戦してた時、、連中の後ろにあった大きな、白い槍が動いた、、

始めは槍が動いたと思ったら、、棺の中から、、胴体が一緒に這出て来た、、、

胸から大量の血が流れていて、、、その血が体を染めてた、、、

始めは、、マナだと思った、、、でも、、その槍を自らの手で抜いて、

全身で雄叫びを上げながら、、、体中を発光させながら、、

信じられない光の羽を広げた時の姿は、、、、

あれは、、、、、」

レイの顔がゆっくりシンジの胸を離れた、、、

そして、混沌とした気持ちを全面に出した表情でシンジを見つめる、

「あれは、、、、、マナなの?それとも、、、、、」

「、、、、、、、、、、、、、、、」

「、、、、、、、、、、、、ねぇ、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、カオル君だよ、」

言葉は小さかった、

その声は苦悩の末に生まれた印象が強かったが、

シンジの瞳はどこか透通っていた、

「、、、、、、あいつが、、あの爆発を、、」

「正確には爆発じゃない、、、浄化的な意味が強いんだ、、」

「浄化?」

「そう、、、人類を浄化する、生物の持つ業を、いや、人間の持つ業を燃やし、

消化する神の翼、、、、そんな感じかな、、」

シンジの言葉にレイは何も答えない、

ただ、その意味が示すもの、その言葉が与える感情を必死に処理していた、

「始め、レイが見た棺から出てきたのは、マナの姿をしたカオル君なんだ、、」

「マナの姿をした?」

「そう、、、カオル君は自分の外見をある基準内、時間内ならばコピーできるんだ、、」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、冗談でしょ、」

「いや、レイ、、冗談じゃない。完全にSF的な世界だけど、、、、

カオル君は、自分の体内の場所も多少移動させる事ができる、

例えば、心臓を撃たれても、脳を打たれても、瞬時に他の場所にその機能を

移動させる事ができるんだ、、、、、、」

「それって、、、」

「そう、如月が心臓を撃たれても平気だっただろ、それと同じさ、」

「じゃぁ、、アイツは、、」

「如月と同じ、、いや、それ以上の生物かな、、」

「それ以上の生物って、、、、」

「如月は自分達の事、“神に選ばれた人間”とか云ってただろ、、、

カオル君はその神が生み出した、神の子供なんだよ、、」

「“神の子供”、、、、、、、、」

レイは小さく呟いた、

もう、シンジの言葉が真実でも偽りでも、今が夢でも現実でも、

レイにはどうでも良かった、

神がなんだろうが、、殺人がなんだろうが、、背徳も、残酷さも、

全てがどうでもよくなっていた、、、

だが、レイが数時間前に見た世界は、レイの概念を大きく変化させていた、

(ふふ、、、不可思議な話しよね、、、12時間前にはアタシがマナに既成概念で物事

を捕らえる事を止める様に話してたのに、、、、今は、アタシが壊れてしまった、、

元々壊れてたバイクが、とうとうエンジンストップしてしまったか、、、)

 

 

「、、あの、、、、“神に選ばれた人間”達はなんなの?」

「如月と同じではない、、と思う、単に如月が勧めたいプロジェクトに投資

していた連中だと思う。如月は他人の心に侵入する事に関しては天才的だ、

心の奥に眠る、人間の闇とされてる部分を触発し、その人間の概念を変える、

その方法が、あの類の性的行為であったり、薬だったり、、、、」

「シンジが狙ってるのは、如月の方?」

「うん、、、正確には如月の“神”かな、、」

「え、、」

レイは一瞬、心臓が大きく揺れ動く、

脳裏には、如月の言葉が浮かぶ、、

“我々が待ち望んできた、、、君こそが、、、我々の神だ、、、、”

その言葉が、レイの体を突き抜ける、

「まぁ、如月の先の組織は未だに闇に包まれてる、

アスカが如月の運営するクラブに潜入して、やっとここまで辿り着けた、

敵の尻尾にやっと辿りつけたんだ、、、、やっとね、、、」

「、、、、、、、、そんなに長く追っていたの、、」

「、、、、、、、、、、、、、うん、、本当は一人でやりたかった、、でも、」

「結果的には、アスカもマナも、、アタシも巻き込んだわけね、」

 

 

「アンタは勝手に巻き込まれたんでしょ、」

何時の間にかアスカが後ろに立っていた、

「、、、、、、、あら、見えないと思ったら、あんたも救出されてたの、」

「えぇ、気を失ってたアンタをヘリに運んだのはアタシなんですけどね、」

「げぇ!変態が感染したかも、」

「なんですって!誰が変態なのよ!」

「まぁ、まぁ、アスカも、レイもこんな場所で喧嘩しないでよ、」

シンジが二人の喧嘩に割って入る、

「アタシはね、潜入捜査の為に仕方が無く変態連中の相手をしてたの!

アンタみたくね、根っから下品に出来てないのよ!」

「あぁ、そうですか、そのお陰でマナもアタシも一生忘れられない経験させて

もらいましてね、本当にありがとうございます、」

「嫌味な言い方ね、、、、どうして、そういう風にしか云えないのよ!」

再び二人は喧嘩モードに入る、

そう思った瞬間、、、、

レイは視線を外し、風に吹かれながら、下界の闇を見ながら、静かに話し始めた、、

「マナは、、、、、本気で心配してた、、貴方達のことをね、」

その言葉は、アスカを一気に沈黙させた、

そして、アスカもシンジもレイと同じ風を感じながら、

闇とイミテーションの都市を眺めていた、

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

「アスカやシンジが何を求めてるのか、、アタシには関係ない、、

でも、、マナは孤独を感じてた、自分一人が取り残され、、とっても孤独を感じてた、、」

蒼い髪が、紅い瞳の上で何度も揺れる、

同時に紅く長い髪が、蒼い瞳の視界を邪魔する、、、

二人は靡く髪を抑えながら、小さな声で話し始めた、、

「でも、レイも見たでしょ、あの世界、、、、マナまで巻き込みたくなかったのよ、」

「なら、マナの前から完全に姿を消すべきだったのよ!

それなのに、同じ学校に通って、同じ教室で、マナの視界に存在して、、

しかも、マナが心配するの解っていながら、包帯やマスクして登校して、、

アスカ、、あんたね、、、あんたね、、」

「、、、、、、、、、、、、、、」

「結果的には尾行したアタシ達が悪いのかもしれない、

でもね、マナは、本当に孤独を感じてた、それに、アスカを必死に信じ様としてた、

その気持ち、アスカに解る?アンタがちゃんと決別してれば、マナは巻き込まれなかった、

それなのに、アスカ、アンタは、、、アンタはね、、勝手過ぎるわよ!

「、、、、、、、、、、、、、、、、、」

一方的に責められるアスカ、、

一言も、何も反論せず、ただ寂しそうにPuddingの世界を見ていた、

今のアスカにとっては、この闇空はレイの言葉と同じぐらい重く感じていた、

「レイ、、、アスカも寂しいかったのよ、」

「、、、、、、、、、、、、ミサト、」

いつの間にかレイの後ろにはミサトと加持が立っていた、

「アスカも、完璧な人間じゃないわ。そう簡単には決別はできないわ、」

「言い訳よ!そんなの自分に甘いだけじゃない!」

「ううん、、、アスカとシンちゃんは始めそうしようとしたの、

でも、それをアタシ達がひきとめたの、」

「どうして?」

「いつか、、、他の人間を巻き込む日が来る、そう思ってたシンちゃんは、

アスカの前からも去ろうとしてた。でも、アスカは半分既に足を踏み入れてたから、

シンちゃんも完全アスカから離れられなかったの、、、

だから、せめて霧島さんの前からだけでも、、、そうアタシに嘆願してきたわ、、、」

ミサトはつい此間の出来事の様に話す、

普段の作り笑顔より、優しそうな瞳で、ゆっくりと話す、、

「全てを捨てて、学校も、友達も捨てて、、アタシ達と共に闇に生き様とした、

でも、、アタシ達は決して二人を受け入れたくなかったの、、

一度入ってしまったら、二度と抜ける事はできない、

一生裏社会で暗躍する連中と狙われ、狙う日々が続くの、、

シンジ君にもアスカにも、そんな風にはなって欲しくないの、、、」

レイは黙って後ろに立つミサトの言葉を見上げていた、

正直納得した表情はしていない、

だが、ミサトの表情にこれ以上文句を云う事も、アスカとシンジを責める事も、

無駄な気がしてただ沈黙をしていた、、、

「、、、、、、、、、、、、、、言い訳よ、」

「ふふ、、そうね、結果的には言い訳よね、」

「、、、、、、、、、、、、、あんた達って、、何?」

「アタシ達、、、う〜ん、、、、まぁ、ある組織の一部よ、」

「いや、葛城、レイにはちゃんと話そう。」

ミサトの後ろに立っていた加持が話しに加わる、

「、、、、、、、、、、、、あんた、誰?」

「俺は加持 リョウジ、特務機関ネルフの特殊工作部隊長だ、」

「ネルフ?」

「そうだ、、国連を母体とする非公開組織、国際犯罪を対象とする検査組織さ、」

「、、、、、、知らない、」

「はは、非公開だからな。レイちゃんが知ってたら困るよ、」

「じゃぁ、、、如月ってやつは、」

「そうだ、、、、、如月だけではないが、今最も世界で危ない連中だ、

実は8年程前から、ある国際人身売買組織が子供の売買を始めた、

しかも、今までに無い、数百人単位の子供達をだ、、、

我々ネルフは、その組織を調査していく内に、その組織の異常性に気がついた、」

「、、、、、、、、死なない体ってやつ?」

レイはカオルの方を一瞥する、

「そうだ、、、正確には死ぬのだが、魂や臓器を自由に入れ替えできる、

まるで車のパーツの様に何度も、どの機関も入れ替えできる、

そんな人間、いや生物がその組織を支配してる、、

そんな現実を目の当たりにしたのさ、、、」

「、、、、、、、、そんな連中と戦っても勝てる訳無いじゃない、、」

レイは吐き捨てる様に呟いた、、

「いや、、確かに我々も大勢の犠牲を出した、

そして、多くの哀しみも経験し、シンジ君やアスカちゃん達を巻き込むまでに至った、

だが、その結果、ある道が見えてきた、、その道はとても恐ろしくもあり、、

ある意味、、神を否定する事になるかもしれない、、」

「神を否定する?」

「あぁ、、人間の歴史に、心に、未来に、常に付き纏う概念的存在、、神、

その神を殺し、否定することになるのかもしれない、、、

だが、我々はその組織と戦える道を見つけたんだ、、、」

 

 

レイは呆然と聞いていた、、

加持の言葉の意味は何を示しているのか、、

どんな未来を含んでいるのか、自分が聞く話しなのか、

次第に眠気が襲ってくる中、レイは全ての景色が融解する感触に溺れていた、

「、、、どうして、アスカ達までも戦ってるの?

神って何?どうして人身売買組織を潰す事が神と関係あるの?

どうして、如月も、カオルって奴も死なないの?

どうして、、、アタシに、、、、、」

「レイ、、、、、、その答えは自分で判断するんだ、」

加持はレイの消えそうな質問を遮る様に答える、

「君の質問に、全て答える事は出来ない、、

だが、君がこれから経験する未来に、答えは全てが詰まっている、

その未来に、君の回答を見付けるんだ、、、真実はその後ろに自然とついてくる、、」

「未来、、、アタシ未来に答えが、、、」

レイは異常な眠気を感じてる、

その眠気が次第に意識を奪っていった、、

「あぁ、、君が望む、望まないに拘らずにね、、答えは一方的にやってくる、、、、」

「な、、、どうして、、、、どう、、、、アタシに、、、、、、、、、、、」

 

レイは静かに眠りに落ちた、

その体をシンジが支える、

その寝顔をアスカが優しそうに見守る、

「やっと、眠ったね、、、、」

「普通ならマナと同じで、とっくに眠ってるはずなのに、、

やっぱりレイは、、、、如月の云った通り、、、」

「いや、、まだ決め付けるのは止めよう、、カオル君もまだ眠っている事だし、」

「そうね、、、ねぇ、シンジ、」

「なに?」

「さっき、レイは“巻き込まれた”って云ってたじゃない、」

「うん、、」

「でも、、本当はレイを中心に、アタシ達が全員巻き込まれてるのかも、、」

アスカは天使の様な美を持つ寝顔を見ながら、悲しそうに笑った、

「アスカ、、、」

「今、思えば、あの時から、シンジもアタシも、ミサト達も、、、

如月達ですら、、、綾波 レイという少女に巻き込まれてたのかも、、」

「、、、、、、、、、、、アスカ、止めようよ、レイがそうだと決まってないよ、」

「ふふ、、そうね、、、或意味、存在がゼロの生物なのかもしれないものね、、、」

「存在を持たない生物か、、、、、難しいね、」

「ううん、、、自然なことなのよ、宇宙的にはきっとね、」

「アスカ、哲学的だね、」

「ふふ、、、、」

 

 

 

笑うアスカ、

その笑みにつられ、シンジも微笑む、

そんな一瞬の安らぎですら、何故か辛く感じる、、

当人達も、その笑みが永遠ではない事を知っている、

自分達の任務が人間を絶滅させる事なのかもしれない、

本当は、神と呼ばれた、神に選ばれた人間が生き残る事が、

地球にも、宇宙にも正しい事なのかもしれない、、

誰もが、不安と抱き、誰もが自信を持てずにいる、、

そんな中、闇夜に笑う少年と少女、安らかに眠る少女、

今、DOOMを感じながら、昇り始めた朝日に向かってヘリは進む、

誰もが、また始まる当然の様な出来事に、

哀しみと不安を感じながら、、

信じられない程の光に向かっていた、、、

 

 

 

(終わり)

(第二部へ続く)

 

 

 

 

 

 

 

と云っても、直ぐ二部へ行きます、

二部からはタイトルは「Nothing like the Moon」と変更し新たに頑張ります、

明るい未来か、それとも絶望か、、、珍しく未だに決めてませんが、心の啓示のまま

書き続けます。今後もよろしくお願いします。

          

Rudy

 



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