ザワザワ...

甲子園球場の選手用の入り口には人だかりができていた。
その大半が女の子なのが少々気になる。
女の子たちはカメラを片手にお気に入りの球児の到着を今か今かと待ちわびていた。

「あ、きたみたいよ」

そのとき1台のバスがやってきた。
正面のカードには「広島商業高校」と書かれており、バスの中には白地のウェアに漢字で学校名が書かれたユニフォームを着た球児たちがいる。
バスが停車してドアが開くと、そこに待ち伏せるかのように人だかりが、あっと言う間にできあがった。
そしてバスの昇降口から降りてくると一斉にフラッシュと黄色い声が渦巻く。

「キャーキャーキャー」

その中心にいるのは背番号1、エースの青木ヨシカズ。
彼女たちのお目当てはどうやら彼のようだ。
背が高くて恵まれた体型を持ち、さらに甘いマスク。
そして実力も申し分無しとくれば女の子たちも黙ってない。

「ふむ、彼がエースの青木ヨシカズか」

人垣を遠巻きにして渦中の人を見ているのは女性記者の岡沢アキ。
その隣にはうだるような暑さにKO寸前の先輩記者がいる。
その2人が見ている中、広島商業高校は女の子たちの人垣を何ともせず甲子園に入って言った。

「何とも言えないような風格があるわ。
 流石は古豪ね」

誰に話すでもなくアキは呟く。
纏うオーラか、漂う空気がアキに畏れを感じさせ、知らずの内に冷たい何かが頬を伝う。
流れ落ちた冷や汗に気づいたときには、人垣を構成していた女の子たちが方々へと散っていた。
ほんの数分前とは違い、まばらになってしまった。

「どした、岡沢。
 何ボーっとしてんだ?」
「え...あ、あのぉ...
 そ、そう、第壱高校はまだですかね」

慌てふためくのは、先ほど感じた畏れが第壱高校の前に立ち塞がるのを予想させたのだろう。
不吉な連想をさせる広島商業高校−−−
古豪の復活をイヤでも感じさせた。
しかし先輩記者はそんなことを微塵も感じていないのか、ニヤリと笑う。

「ふ〜ん、第壱高校ね。
 オマエのお気に入りの碇シンジ、じゃないのか?」
「なっ...!」

一気にアキの顔が赤くなる。
それを慌てて大声で否定しようとする。

「私はミーハーじゃありません!」
「おっ、第壱高校がきたぞ」
「うそぉっ!?」

その言葉を聞くや否や、アキはダッシュで第壱高校のバスに走った。
それを呆れて見送る先輩記者。
胸ポケットから出したタバコに火をつけて煙を肺に流し込む。

「ふぅ〜〜〜...」

吐いた煙に、どことなくため息が混じっている感じがする。
...というよりも入っていた。
しかし今は後輩のことよりも嬉しいものがある。
アキが走っていった先にいる少年−−−
カメラのフラッシュの中を歩いていくシンジが見えた。










「いつの時代にもアイドル的な存在はいる。
 ...ホンモノのヒーローがな」












大切な人への想い

第九拾四話 人の心











「キャプテン、ここ空いてますって」

ケンスケが指差した場所には席が2つ空いていた。
スタンドは超満員だったので運が良い。
正午からの第3試合、全ての学校が出揃い、予定通り2回戦へと日程が進んだところだ。

《...第3試合は12:00開始予定です》

炎天下にさらされたグラウンドに水がまかれ、時折吹いてくる浜風が頬を撫でる。
夏の風物詩である−−−
超満員の甲子園の両翼にはすでに両校の応援団が到着し、準備に余念が無い。
それらをケンスケは目で追っていた。

「さて、この第3試合はどっちが勝つかな」

キャプテンの烏丸が聞いてきた。
十六夜高校とは別ブロックなので、実際に対戦するとなると準々決勝からなのだが、この試合は個人的にも興味が尽きなかった。
理由としてはノーヒットノーランを達成したエース、碇シンジ−−−よりも相田ケンスケの親友としての碇シンジだからである。

「...難しいですね。
 ま、三番の青木ヨシカズ、四番の村田ジュンイチを抑えれば...」

ケンスケの事務的な口調がいかにもな感じで烏丸は笑う。
そいういうところがたまらなくおかしく、そして好きだった。

「素直じゃないな、オマエは」
「な...何がですか...」
「第壱高校に勝って欲しいんだろ」

ニヤリと笑った烏丸に図星をさされる。
一見すると数字とにらめっこしてるだけのような感じだが、本当は情の人間なのだ。
ケンスケは拗ねたように烏丸から目をそらす。










☆★☆★☆










先攻は第壱高校−−−
すでにグラウンドには広島商業高校ナインが守備に散っており、準備は万端だった。
マウンドに立つヨシカズは軽く試合前の投球練習をしている。
空気を切り、ミットに突き刺さるボールの音が、この試合に懸ける想いを物語っていた。
それを一番感じたのが正捕手であり、キャプテンであり、ヨシカズの幼なじみであるジュンイチだった。

(うん、良い調子だ...敗ける要素なんて全くない)

強い意思の込められたボールを惚れ惚れと見つめる。
ベンチからヨシカズを誇らしげに見る監督には全幅の信頼が感じ取れた。
そしてグラウンドに上がる前に行われたミーティングを思い出す。



「−−−先発はいつも通り青木だ。
 それから中盤から後半にかけて中継ぎと抑えを出す」

控え室では今日の試合のローテーションが言い渡されていた。
先発→中継ぎ→抑え。
この教科書通りの継投が広島商業高校の勝利の方程式だ。
監督はぐるりと見渡し、よく通る声でナインたちに言葉を贈る。

「パーフェクトピッチングを成し遂げたとは言っても相手は各下だった。
 基本をちゃんと守って試合を運べば必ずチャンスがくる。
 ...その時を逃すな!」
「「「ハイっ!」」」

控え室に一糸乱れぬ一声が響き、広島商業高校の士気は最高潮に達した。
そして監督を先頭にグラウンドに向かおうとしたそのとき...

「監督、お願いがあります」

エース、青木ヨシカズの控えめな声だった。
せっかく勢いづいたところに水を差され、監督は不機嫌さを見せ、それはその場にいた全員が思っていた。
しかしそれらは次の一言で一変させてしまう。

「今日の試合、オレ一人で投げさせてください」

途端に部員たちが騒ぎ出す。
ジュンイチは慌ててヨシカズを問いただした。

「オイ、一体どうしたっていうんだ?」
「碇シンジに敗けたくないからだ」
「ヨシカズ...」

敗けたくない−−−
勝ちたいではなく、敗けたくないという控えめなところが、いかにもヨシカズらしい答えだとジュンイチは思った。
しかし監督は聞き入れなかった。

「それだけの理由で危険を犯すことはできん。
 ローテーションに変更は無い、以上だ」

ヨシカズには完投をするだけのスタミナはあるだろう。
しかし試合が終盤に近づくほど投手にかかるプレッシャーは大きくなる。
そう、監督が懸念した問題はそこにあった。

「...プレッシャーには弱いことぐらいオレだって自覚してます。
 ローテーションだってオレの欠点を見抜いて考えてくれてのことだし...」

控え室にいる全員がヨシカズの言葉に耳を傾ける。
元来、監督とはチーム内の絶対者である。
レギュラーの選抜から試合の采配まで、ありとあらゆる権力を監督が握っていた。
それはチームを完全に統制するためであり、秩序のために部員たちには命令を拒否することは許されないはずである。
その禁を犯してでもプレッシャーに弱いヨシカズが敗けたくないと言った。
しかも個人的な感情でだ。

「自分のことが理解できているのなら分かるだろう。
 チームが勝利を得るために自分が何をすべきかを」

冷たく言い放つ監督に唇を噛み締める。
その言葉が当たり前のことだけに、自分の不甲斐なさを感じずにはいられなかった。

一方、ジュンイチはヨシカズの変化、成長を感じた。
打たれても仕方がない、敗けても仕方がない、そんなことがよくあった。
高校に入って幾分マシになったものの根本的な部分は元のままだった。
そこを見抜いていたからこそ、ジュンイチは監督と相談して現在のローテーションが決まったのである。
強固な守備陣と中盤からの継投による余裕がヨシカズにかかるプレッシャーを軽減する。
しかしそれではいつまでたってもヨシカズは半人前である。

「監督、オレからもお願いします」
「村上...オマエまで何を言い出すんだ」

チームをまとめるべきキャプテンまで監督に対して反論した。
一瞬にして控え室がざわめいた。

「試合は練習や経験など技術面で左右されます。
 しかしそれ以上に大きく関わるものが精神面です」
「だからだろう。
 わざわざローテーションを組んだのは...」
「その心配はもうありません。
 コイツは初めて自分から敗けたくないと言ったんです。
 ...今までこんなことがありましたか?」

ちらりと視線を送る。
信頼すべきパートナーであるヨシカズに。

ググっ...

握りしめた拳に意思が伝わる。
ジュンイチに後押しされ、今まで表に現れることのなかった想いが溢れ出てくる。

「オレは...エースなんです。
 中継ぎや抑えに頼って何がエースだ!
 オレは途中でマウンドを降りたくない...!」

エースという自覚。
チームの柱ともいえる責任を放棄していた頃から変わるのは今−−−

「オレを信じてください、監督!
 エースであるこのオレを!」










☆★☆★☆










「な、なんだこりゃ!?」

ムサシが素っ頓狂な声を上げたのを合図に第壱高校ナインたちが集まり出す。
そこにはカヲルがいつも通り涼しい顔でキャッチャーミットを着けていた。
しかし問題は通常の倍はあるだろう、その大きさにあった。

「ああ、これかい?
 これはリツコ先生の手作りさ」
「「「なにぃぃぃっ!!」」」

さらにダメ押しとばかりに意外な人物のお手製であることが発覚した。
だが心配事も多少あった。

「カ、カヲル...それ、なんの仕掛けもないだろうな?」

ムサシの言葉は、その場にいた誰もがそう思っていた。
清く正しいマッドサイエンティストならば、お決まりのセリフとともに仕掛けが飛び出す。
そんなことをすれば必ずや没収試合になることは必至である。

「大丈夫だよ。
 正真正銘、オールハンドメイド、本皮製のキャッチャーミットさ」
「本当だ、ただのミットだ。
 ...でっかいけど」

ペタペタと触って怪しいモノがないか確かめた。
その程度の調査で仕掛けがバレれてしまってはマッドサイエンティストとは言えないが、とにもかくにも大きさを除けば普通のキャッチャーミットであった。

「でもなんでこんなモノを使うんだ?」

至極当然なことを聞く。
これだけ大きなキャッチャーミットを使うとなると小回りが効かなくなる。
盗塁なんかされては不利なこと、この上ないであろう。

「万全を期すためさ。
 後は見てのお楽しみ」

カヲルがシンジに目配せするとシンジは頷いた。
バッテリー間のことだけに、この場にいる誰にもわからないことだらけである。

「オーイ、そろそろいいかな?」

このままにしておくと延々とキャッチャーミットの謎を追っていってしまいかねないと思ったのか、ゆるい声で加持(監督)が切り上げる。
ユニフォームと帽子をかぶっているが、後でまとめた髪と不精ヒゲが高校野球の指導者とは思えない。
監督だから一喝と共に気合を入れさせて...などとは絶対にしない、およそ監督とは思えないような監督である。
予選ですら散々な成績の学校の監督ならばどうでもいいことなのだが、甲子園に出場する学校の監督なのだから、もうちょっとシャキっとしてもらいたいと周りからは囁かれていた。
しかし当の部員たちにとってはそうでもなく、適切な場所で的確な助言をし、部員たちの背中をポンと押してくれる心強い監督であった。
知らない人が見たら絶対に引率の先生と勘違いしてしまうほどであるが...

「−−−じゃあ頑張ってくれ!」

そうこうしている内に監督の話も終わり、ナインたちを気負わせるようなことのない言葉で送る。
大それた言葉でもなければ、偉そうな言葉でもない。
それでもナインたちにとっては十分だった。
それが加持という監督の持つ不思議な魅力の一つだ。










☆★☆★☆










耳に当てた携帯からは本当に済まなそうな声が聞こえた。

「...ごめんなさいね、ヒカリちゃん」
「いえ、私も無理を言って申し訳ありませんでした」

ヒカリは声の主、アスカの母親であるキョウコに詫びる。
本当はアスカ本人と話したかったのだが、今日に限って出たくないと言い張るのだ。
原因は言わずもがなシンジにあるようなのだが、いつも以上の反応らしく、キョウコも困り果ててしまった。

「今日もダメかいな、あのアホは」

携帯電話をしまい、ため息をついているところに話しかけるトウジ。
予想通りだったとはいえ、やはり辛いものがある。
一番来たいと願っていた本人が来れないとはなんと皮肉なことか。

「やっぱり直接行って連れてくればよかったかな」
「そんなん同じや。
 できるもんならとっくにやっとるで」

アスカの頑固なところはヒカリがよく知っている。
それでも連れて来たい思ったのは親友を心配してのことだ。
シンジが甲子園から消えてしまう前に一度でいいからマウンドに立つ勇姿を見せてあげたかった。

「あれが青木ヨシカズ...」

今、マウンドに立つピッチャーの名前を口にした。
長身でがっしりとした恵まれた体格が印象的なピッチャーだ。
シンジもピッチャーとしての体格には恵まれているが、さらに一回りほど上だ。

「ピッチャーとしての能力は折り紙つきやな」
「...そんなに危ないの?」
「個人の能力だけ、ならな」

意外にも興味が無いような調子だった。
不思議に思ったヒカリはトウジの言葉を待つ。

「アイツは確かにエースナンバーや。
 けど、アイツはエースやない」

その言葉は自分の中にあるエースの理想像が言わせていた。

「ただ投げとるだけじゃエースとはいえん。
 チームの柱と成り得るヤツだけがそう呼ばれる資格がある。
 ...なんちゅうか、四番と同じやな」

最後は笑って言った。
それにつられてヒカリも笑う。
だが次の瞬間、トウジは試合のときのような顔つきに変わる。

「シンジが投げる限り点は取れん」

真剣な表情がヒカリの胸を締めつける。
ライバルとしてか、それともかつての親友としてか。
ヒカリにはトウジの心の内が読み取れなかった。

「...始まったか」

トウジの言葉で気がつき、目の前のグラウンドの雰囲気が一気に変わっていた。
グラウンドには広島商業高校のナインたちがそれぞれの守備位置に散っている。
マウンドにはエース、青木ヨシカズが立つ。
対するバッターボックスには第壱高校の一番打者のケイタが立った。

「プレイボール!」

全ての準備が整い、審判の声と同時にサイレンが鳴り、試合は始まった。
開幕ノーヒットノーランを決めたエースと古豪の対決は多くの人を魅了させたのか、炎天下であるにもかかわらずスタンドは埋め尽くされていた。










☆★☆★☆










アスカの部屋には生活感が無い。
年相応の雑誌やCD、憧れの芸能人のポスターもない。
物が少なく掃除を始めれば、あっという間に終わってしまうような、がらんとした部屋だ。

唯一あるとすれば机の上に置かれた写真立てだけだ。
これだけは普通の少女となんら変わりはない。
写真は時を収めるという。
未来永劫、写真の中の時を閉じ込める。
写真に写る笑顔を止めたまま、楽しかった思い出をいつまでもいつまでも...

その部屋に置かれたテレビには甲子園が映っていた。
スピーカーから聞こえる甲子園の喧騒は、どこか遠くから聞こえてくるみたいに寂しく感じられる。
アスカはベッドの上から画面を食い入るように見ていた。

画面に映る広島商業高校のエース。
昨日の時と同じ、強い意思を感じさせる。

ここで説明するが、広島商業高校のエース、青木ヨシカズの評価はあまり良くない。
ピッチャーとしての資質がないワケではない。
むしろ高いといってもいい。
では何故かというと、メンタル面がダメなのである。
強豪校のエースと比べると、2番手ピッチャーと言った方がしっくりくる程である。
しかし今、マウンドに立つピッチャーにはエースとしての風格が感じられる。
アスカの目には、そんな評価が間違いであることに何ら疑いはなかった。

ゾク...

昨日の別れ際に見せた強さを秘めた目を思い出し、不安にさせる。
あの時はっきりと、アスカに向かって勝ってみせると言ってくれた。
それだけの大言を吐ける強さが今のヨシカズにはある。
しかし、何故ヨシカズが自分のために勝つと言ったのか、アスカには理解できなかった。
一つ分かったのは、同情や哀れみなんかではないことだ。

「アタシのため...」

口にした言葉を信じたくないために、頭を振ってその言葉を引き剥がす。
人のために投げるというのはシンジがいたから、その気持ちは理解していた。
しかしアスカ本人のために投げてくれるというのが信じられなかった。
それは自分にはそんな資格がないからだ。

(敗けるかもしれないよ...)

ヒカリの言葉が思い出される。
いつもだったらそんな言葉は歯牙にもかけなかったが、昨日の今日でヒカリの言葉に真実味が出た。
テレビから歓声が上がる。
ちょうどヨシカズが三振を取り、一回の表が終了したところだった。
そして先程のシーンがリプレイされる。

《あーコレですねコレ、落差のあるスローカーブ。
 コレとストレートを使って予選を勝ち抜いてきたんですよ》

この2つが組み合わさると、その速度差によりタイミングが狂わされる。
それにも慣れてくる打者もいるが、その頃にはピッチャーは交替しており、またタイミングが合わなくなる。
継投と硬い守備陣により、得点を最小限に抑え、広島商業高校は甲子園へと駒を進めたのだ。

《第壱高校が勝つには、この3人のピッチャーを攻略しなければなりませんね》
《そうなんです。
 去年の代表校も3人のピッチャーの前に、なす術もなく敗れ去りましたから》
《しかし第壱高校にはあの碇シンジ君がいます。
 彼を打ち崩さなければ広島商業高校とて勝つのは難しいでしょう。
 この試合は長引くかもしれません...》

攻守が入れ替わる時間なので、解説者とゲストの話が続く。
しかしアスカの耳には、それは届いていなかった。
画面に映るヨシカズの勇姿。
長身を活かした上から投げ下ろすかのようなフォーム。
アスカは震えた。
圧倒するようなフォームにではなく、ヨシカズ自身に怯え、抱いた枕に力が入る。

「オレは明日、碇シンジに勝つ!」

あの時の言葉に強さと優しさが感じられた。
上辺ではなく、その言葉に全てが込められていた。
優しくされる理由も資格もないのに、あの時の言葉はアスカのためだけに贈られていた。



「シンジ...」

弱くなった心に染み渡る言葉を打ち消すように、想い人の名前を呼ぶ。



第九拾四話 完

第九拾五話へつづく





なんか話があまり進まないような気がする今日この頃。
しかもフォーカスが敵のピッチャーに向かっているので、あまり活躍がない主要キャラたち。
さらに次回はベタな展開が...
難産が予想されていただけに自分の力の無さが浮き彫りにされてしまいます。
甲子園はとっくに終わってしまったので、熱闘甲子園のテーマソング集を聞いてやる気をなんとか出すしかない...



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