[Eファンタジー]を書くに当たって、作者のコメントを・・・。

    

    リングス山崎正守改めバッジョヤマザキ。

 

 えーっと、やっと第一話が打ち込めました。(98年11月17日現在)

 半年前からノートに書き込んであった話を

 (汚い字なんですが)あーでもない

 こーでもないと、色々考えた末やっと打ち込めました。

 

 この話、知っている人もいると思いますが、

 少年マ?ジンに今でも連載されています

 「Jドリー?」をモチーフに(ほとんどパクリかも{泣})しています。

 ホントはこれとは全然違うサッカーものの話がありました。

 だけど色々迷った末、こっちの話にしました。

 

 なぜ、そうしたかと云うと、今Jリーグはスタートたった6年目に

 して早くも危機に瀕しています。

 なぜそうなったかなんて今書き始めると

 一日かけても書き切れないのでやめておきますが

 どうしても今の状況に納得が行きません。

 

 なぜJリーグができたのか?

 なぜプロでなければならなかったのか?

 この物語にはそんな私のサッカーに対する

 オマージュが一杯詰まっています。

 

 だからたとえパクリと云われてもいいのでこの話に、しました。

 

 しかもこの物語は私がおもっているだけかもしれませんが

 エヴァとダブるキャラが結構いるように見えます。

 だから出だしはJドリー?ですがこの中に私のエヴァへのオマージュも

 いれて行きたいと、思っています。

 そしてそれが自分自身のサッカーへの思いにつながって行けるなら

 それがオリジナルになって行くと思います。

 

 サッカーもエヴァも愛するものとして・・・・・。

 

 「創造とはすべて先人のひょう窃である」と、云う言葉をシンジて。(信じて)

 と、云うことで少し長くなりましたがまたよろしくお願い致します。

 

 

 では 又、後程・・・・・。

 

 

 

   [Jファンタジー設定資料集]

 

  1.登場人物設定

 

  {碇シンジ}本編の主人公

  日本のサッカーを変える(かも、しれない)天才サッカー少年。

  出身地、経歴は不明。サッカーもほとんど独学だがきっかけは

  母がくれたサッカーボールらしい。

  性格はちょっと我がまま、たまにうそをつく。

  「サッカーはだまし合い」が持論。

  何と今まで日本中をとび職をしながら渡り歩いていたらしい。

  身長167cm

  生年月日1977年6月6日  16歳

 

 

  {江藤未来世(ミキヨ)}日本サッカーを

  中心選手として支えてきた人。

  本当のプロフェッショナルをシンジに教える。

  サッカー日本代表でもある。浦和レッズ所属 34歳

 

 

  {赤石 宏}本編の道案内?

  その名は知る人ぞ知る日本一、いや世界一の針師。

  その手で直したスポーツ選手は数知れず。

  ミキヨとは、10年来の友人である。

  その縁かレッズ、日本代表のトレーナーでもある。32歳

 

 

  {惣流アスカ・ラングレー}

  シンジの元、同居人。(幼なじみでもあるらしい)

  4歳の時ドイツに渡り10年ぶりに日本に帰ってきた。

  (ドイツと日本のクォーターらしい)

  実はドイツテニスジュニアチャンピオンでありサッカーも

  得意らしい、いわゆる天才少女である。

  シンジのサッカーの才能をいち早く見抜いた。

  生年月日1977年12月4日  15歳

 

 

  {佐竹 雅昭}日本代表のFW。

  Jリーグ開幕前に浦和レッズに移籍してくる。

  シンジとは、何かとぶつかるが次第に頭が上がらなくなる。

  191cm88kgと体は大きいが実は気が小さい様である。

  家は凄い貧乏でかなり苦労したので少々けち臭い。

  生年月日1969年3月21日  24歳。

 

 

  {青葉シゲル}日本代表の正GK。

  冷静沈着、高技術を持ち合わせた名キーパーだが

  一言多いので誤解されている。

  大学の時から代表に入っている。

  今の日本サッカー界を  誰よりも憂いでいる。

  シンジの才能を1プレー見ただけで見抜く。

  横浜マリノス所属。  26歳。

 

 

  {日向マコト}日本代表のDF。(ウイングバック)

  アジア最高の左サイドバックといわれている。

  ケガが多く代表入りは遅く、苦労してきた。

  早くから世界を意識してきたそのプレースタイルは 、

  多くのファンに支持されている。

  シゲルとは大学選抜からの親友だが性格は対照的で、

  いたって温厚である。

  清水エスパルス所属。 26歳。

 

 

  {ジェームズ・K・冬月}日本代表の監督。

  日系ブラジル人で日本サッカー初の外国人代表監督である。

  その手腕で代表をアジアカップ、チャンピオンに導く。

  Wカップ初出場をめざし、あの手この手を尽くす。

  たまに選手をペテンにかける。   50歳。

 

 

  {渚カヲル(チェ・ファオル)韓国代表のFW。

  日本生まれの韓国人(在日2世)。現在は韓国に住む。

  アジア最高レベルの快速FWである。

  シンジの才能を見抜いて高く評価しているが、強くライバル視

  している。Wカップ最終予選でシンジと戦うことに成る。

  18歳。ヴェルディ川崎所属。

 

 

  2、これからのストーリーに付いて・・・。

  (て、いうか作者のコメント2です)

 

  この物語は一言で云うなら「目覚めよ!日本サッカー界」

  と、いう作者のサッカーへの、オマージュです。

  それともう一つは「エヴァの形を変えた補完」です。

 

  この話の、舞台である1992年の2年程前までは、

  メキシコオリンピック以降の低迷期にありました。

  85年に一度Wカップの東アジア最終予選に進みましたが

  (ホームもアウェーでも敗退)その前後の予選では、

  一次予選すら突破出来ない状況でした。

 

  ところが90年代に入ると状況は少しずつ変わってきます。

  90年にサントスで活躍していた三浦知良が日本に帰国。

  同じ年ルイスト・ラモスが日本国籍を取得、代表入りします。

  91年、キリンカップ初優勝、(ただし、相手はクラブチーム)

  そして92年、ハンス・オフト氏が外国人初の代表監督に就任。

  この年、日本代表は、ダイナスティ、アジアカップという2つの

  国際Aマッチのタイトルを取るという偉業を成し遂げました。

  日本代表は少しずつでは有るが確実に、Jリーグ開始を控え

  強化されつつありました。

  

  これを見て私が思ったのは、本気になって日本サッカー協会が

  サッカー界の強化に取り組んだのは、90年代に入ってからです。

  もっと細かく云うなら日本の国民がWカップを本気で望んだのは

  93年、ドーハの悲劇以降だと思うのです。(昔からのファンは別ですが)

  だからこその「100年構想」なのです。

  だからドーハの悲劇からわずか(と云うと批判もありましょうが)

  4年でのWカップ出場と、いう偉業をJリーグに反映出来なかったと

  云うのは、とてつもなく大きいと思うのです。

 

  Wカップに初出場出来た年の暮れに、この一連の騒動。

  余りにも寂しい限りです。

  だから書くのです。

  思いきり自分のサッカーへの思いを込めて。

 

  だから「Eファンタジー」の1部は、自分なりのJリーグの成り立ちを

  ドーハの悲劇まで描いて行きたいと思っています。

 

  

  私は去年の夏、そして今年の春と合計12回もエヴァを

  見に行ってしまいました。

  

  いまさらあの映画についてどうこう言うつもりは有りません。

  

  ただ今、自分が思っていることはあの、キャラクターたちの

  自分なりの補完を、してあげたいということです。

  サッカーという全く掛け離れたジャンルで。

  多分それは自分の補完につながると、思うのです。

 

  エヴァの話のそのまま続きという手もあると思います。

  しかし、こういうやり方もあるのかなーというのを

  自分なりにやってみたいのです。

  エヴァをボールに置き換え、それに関わった人間達を。

 

  だからシンジやアスカだけでなくミサト、加持、日向、青葉、

  冬月、リツコ、カヲル、レイ、トウジ、ケンスケ、ヒカリ達の

  「自分」なりの補完を目指して・・・・・。

 

 

  少し長丁場になると思いますが、もしよろしければ、

  最後までお付き合いください。

 

 

  それでは、メールか伝言板で・・・・・。

  

  1998年 11月20日

 

  リングス津幡代表  バッジョヤマザキより。

 

 

  ◇ プロローグに続く




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