著者注
其の壱:18禁作品に付き、18才以下の読者の閲覧を禁じます。
其の壱:不況への対抗措置として(笑)、就業時間中の読者の閲覧を禁じます(爆)
其の参:「これはいったいどういうレイなん?」と言う方は拙作「甘いのはお好き?」Vol.1〜2参照






把恋多淫
説話
セントバレンタインデーストーリー (X指定)


そのよん


書いた人 けんけんZ





「碇君を一人占めしないで」

 ベッドの上の二人が、凍り付いたようにレイを振り返る。
 シンジは初めは意表を付かれたような顔をしたが、すぐに落ち着きを取り戻した。

「綾波・・どうして」

 アスカを無視して、レイはシンジに抱き着いた。

「ごめんね・・碇君、もう・・・我慢できないの」

「・・・綾波」

 アスカはしばし呆然とした後、羞恥と怒りで顔を真っ赤に染める。

「何であんたがここに居るのよ」

「ここは私の部屋。最初からずっと見てたわ」

 アスカに答える間も、レイの目はじっと、熱を帯びたままシンジを見詰めている。

「シンジ、あんた知ってて」

「ねぇ、さっきの続き・・して。ホントは終わるまで待ってるつもりだった・・・アスカが帰って
 からでも良いと思ってた」

「あ・・綾波」

「なのにアスカったら、碇君が欲しがってるのに「ちょっと待って」なんて言うんだもん」

 レイはシンジを押し倒して、両手でシンジの両肩をベッドに押しつけながら馬乗りになる。

「あなた、そこで見てるのが嫌なら帰れば良いわ」

「なっ・・なんですって」

「ね、碇君・・すごい事になってるの、わかる?・・もう・・我慢できないの」

 馬乗りになったまま、レイは反り返るシンジのモノに自分の花弁を押し付ける。
 その熱さと柔らかさと、完全に濡れぞぼって滑らかな様子は、シンジにも良く分かった。

「あ・・あ・・綾波・・こんなに」

「ちょっと待って、したいんなら私がさせてあげる。そんな女の言う事聞かないで」

「なんて言われたって気にしない。・・・ね、碇君もこんなに熱くなってる」

「待ちなさいよ。シンジは私のモノよっ」

 レイに掴み掛かろうとするアスカを、シンジが下から手を伸ばして止めた。
 それでも手を伸ばすアスカの手首を、レイが掴む。

「誰のモノでもないわ・・・碇君は碇君よ」

「ちょっとシンジ、離しなさい」

 膝立ちになったアスカの両足を、シンジが下から抱え込む。
 両手首をレイに止められて、アスカは身動きが出来ない。

 普段のアスカなら、二人がかりでも押さえつけられやしないが、今はさっき果てたばかりで身体
に力が入らない。

「アスカ」

「やだっ・・シンジなにしてるの」

 アスカの左膝をシンジは抱えあげて、自分の身体を跨がせる。

「あっ・・やっ」

 レイと向かい合ってシンジの上でつかみ合うアスカの股間を、下からシンジが舐める。

「やっ・いやっ・・やめて」

「そんなに暴れたら碇君が息できなくなっちゃう」

 レイはアスカを押し倒す。
 下からシンジに責められて、アスカの身体から力が抜ける。

「あっ・はなしてっ・・いやっ」

「無理よ・・力入んないんでしょ?。さっきイッたばかりで敏感になってるし」

 首を反らして、頭の上でのけぞるアスカの中にシンジは舌を差し入れる。

「あっ・・んっ・シンジッ・やめて」

 その、シンジの口元に、レイが唇を寄せる。

「ふふ・・私も一緒にしてあげる」

 レイはアスカの茂みをかき分けて、両手でアスカの花弁を開くと、中心を啄ばむ。

「あはぁっ・いやっ・あっ」

「こんなに感じて・・なにが嫌なの?」

「あっ・あっ・ああっ」

「すごい、アスカ・・碇君が溺れちゃいそう」

 事実、アスカから溢れる愛液が、シンジの顔を濡らしている。
 レイの唾液も混じり、アスカの股間はこれ以上無いほど濡れきっていた。

「碇君・・いいでしょ?」

 レイの問いに、シンジは苦しい体勢のまま肯いた。

「ちょっと待ってね・・ゴムはめるから」

 レイは床の上に落ちているシンジのズボンのポケットからコンドーム取り出すと、身体の下で反
り返っているシンジのモノにかぶせる。

「ちゃんとはまってる?ゆるく無い?」

 レイの問い掛けに、シンジは肯いて答える。
 その間も、アスカの中に舌を差し入れたままだ。

 レイはシンジの身体の上で膝立ちになると、手早く制服を脱ぐ。
 レイの責めから逃れたアスカが、ようやく体勢を立て直す。

「待って」

「ダメ・・先にさせてもらうわ」

 シンジはアスカが暴れない様に、しっかりとアスカの両腿を抱えたままだ。
 掴み掛かろうともがくアスカの目の前で、シンジのモノが、レイの身体に飲み込まれていく。

「うんっ・・あ・・ああっ」

 いきり立ったシンジのモノが、レイの中を満たす。
 上から体重をかけているので、レイの一番奥に突き当たるほど二人の身体は密着している。

「いやっシンジ離して。こんな女としちゃいや」

「もう無駄よ・・碇君がイクまではなさない」

 馬乗りになったまま、レイは股間に力を込める。

「うっ」

 アスカの下でシンジが呻いた。
 そのままレイは身体を前後に揺する。

「んっ・・んっ・・んっ」

 レイの動きに合わせて、繋がった場所から湿った音が響く。
 目の前で揺れるレイの身体の動きに、アスカはしばし目を奪われた。

「・・あなたも・・したいんでしょ・・手伝って」

「なに言ってんのよ」

「簡単よ・・ここ・・舐めて」

 レイは身体を反らして、アスカに向かって花弁を指で押し広げる。

「い・・いやよそんな事」

「私がイッたら代わってあげる。・・それまで碇君が持てばだけど」

 動きを止めたレイに代わって、シンジが下から突き上げる。

「あんっ・・んっ・・ほらアスカ・・はやく」

 アスカは一つ唾を飲み込んだ。

「わかった。シンジ、まだ終わっちゃだめよ」

 後ろに両手を付いて身体を支えるレイ。
 下から突き上げるシンジ。
 レイの股間を両手で押し広げて、滑らかなそこに口を付けるアスカ。

「はあっ・・あっ・・そこっ」

 レイが激しく喘ぐ。
 中をシンジに突き上げられ、外側をアスカに舐められて、これ以上ない快感がレイの背筋を駆け
上がる。

「もっと・・はあっ・あっ」

 レイの声に応じるように、アスカは舌を激しく動かす。
 シンジのモノがレイの身体に出たり入ったりしているのが、舌先に感じられた。

 そんなアスカの股間を、シンジは両手でさらに押し広げ、中に指を入れつつ口付ける。

「あっんっ」

「はあっ・ああっ・ああっ」

 シンジの動きに翻弄されつつも、レイは歯を食いしばってシンジを飲み込んだ場所に力を込める。
 締め付けられつつ吸い込まれるような感覚に、今度はシンジが呻いた。

「ダメよ、まだダメ。シンジ」

「もう・・イッちゃうよ」

「ダメったら」

 シンジがもちそうにないので、アスカはさらに激しくレイを責める。

「あっ・・アスカ・・それ・・そこ・・すごく」

 レイの蕾をアスカは指で摘まむ。

「・・はあっ・・あっ・あっ・あっあんっ」

 摘まんだまま花弁を剥いて、直接舌先でこすりあげる。

「あっ・・もうダメっ・・ああっ・ああっ・ああっあああはあっ」

「うっ・・うあっ」

 レイがひときわ大きく身体を反らすのと、シンジが呻き声を上げるのが同時だった。
 絶頂に達したレイの身体が、痙攣するように収縮してシンジを締め上げた結果だった。

「はあ・・はあ・・はあ・・・アスカ・・ありがと」

 レイはそのまま後ろに倒れ込む。
 身体が離れて、シンジのモノが抜け落ちた。

 力を無くしたそれを、アスカは苦々しい顔で睨み付ける。

「終わっちゃだめって言ったじゃない」

「む・無理だよ・・そんなの」

「もうっ」

 シンジが放ったモノで白く汚れたコンドームを、アスカはゆっくり剥がす。
 奇麗に剥がせなくて、シンジの付け根にべっとりと白いものが滴り落ちた。

「奇麗にしてあげる」

 アスカはシンジに馬乗りになっていた体勢をやめて、シンジの足の間にうずくまるようにレイと
入れ替わる。
 そして、レイの中で果てたシンジのモノを、今度はアスカが口に含む。

 力を失ったそれは、アスカの口の中に全部収まるぐらいのサイズに縮んだ。
 根元までしっかり咥えて、付け根に残った白い物を舌で舐め取る。

 奇麗にしてから、今度は唇で吸い上げるように全体をしごく。

「そのぐらいじゃダメよ。先っぽの裏側が敏感なの。そこ舐めてあげて」

 息を整えたレイが、アスカの口元を覗き込みながらレクチャーする。

「ふるひゃいわね」

 咥えたままアスカが答えた。

「イッたすぐ後の方が持つわ。良かったわねアスカ・・こっちも準備してあげないと」

「ひゃひふんのよ」

 レイはアスカの中に指を入れた。

「初めてなんでしょ?ちゃんと慣らしてからじゃないと、気持ち良くないわ」

 レイの細い指が2本、アスカの中に入った。
 それだけで、アスカは鈍い痛みを覚える。

 たしかに、シンジのモノを受け入れるには少し狭い。

「痛いのは入り口じゃ無いの。もうちょっと奥の方」

「あっ・・やっ」

 回復しつつあったシンジのモノを離して、アスカは首を振る。

「そこ、痛い」

「初めてだもん、仕方ないじゃん」

 アスカの抗議に耳を貸さず、レイはアスカの中で指を広げる。

「あんまり痛がるばっかりじゃ碇君がかわいそう」

「でも・・やっ・・痛っ」

 レイの指から逃れようと身体を捩るアスカを押しとどめたのは、シンジの手だ。

「何よ、シンジまで」

「だって、綾波の方が詳しいから・・任せた方が良いよ」

「・・・じゃあ・・シンジがしてよ」

「わかった。綾波」

「うん。碇君の指で入るかな?・・全部入れたら、中で少し広げてあげて」

 レイが背中から抱きかかえるようにアスカを仰向けにして、シンジの前でアスカの花弁を押し広
げる。
 アスカの足の間に座ったシンジが、ゆっくりとその股間に手を伸ばす。

 2人の目が、アスカの股間に注がれる。
 その視線を感じて、アスカは恥ずかしくなって顔を背けた。

「碇君、ゆっくりね」

「う・・うん」

 シンジは目の前で広げられているアスカの中に、中指と薬指をゆっくり差し込む。

「あっ・・痛っ」

「我慢して。これより大きいのが入るんだから」

「そっ・・そんなの無理よぉ」

「・・したく無いの?」

「うっ・・」

「アスカ・・大丈夫?」

「かまわないから、碇君、続けて」

「う・・うん」

 シンジは指が2本入るとホントにいっぱいになってしまう狭さのアスカの中へ、指の付け根まで
完全に押し込む。

「あっ・・くっ」

 歯を食いしばって耐えるアスカ。
 そのアスカの手を、レイがしっかり握っている。

「頑張って、しばらくしたら慣れるから」

「ほ・・ホント?」

「うん。碇君、そのまましばらく動かさないで」

「わかった」

 異様な光景だった。
 レイがアスカを支えて、アスカがレイにすがり付いている。
 そして、自分はアスカの足の間で、アスカの股間を指で責めている。

 3人とも裸だ。
 なのにちっとも寒さは感じない。
 むしろ、さっきまでは汗ばむぐらいに暑かった。

 狭い部屋は、三人の体液の匂いが入り交じって、むせ返るほど。

「そろそろ慣れた?アスカ」

「う・・大丈夫」

「無理しない方が良いわよ」

「無理なんてしてないわよ」

「じゃあ碇君、少し指広げてみて」

「う・・うん」

 シンジは少し戸惑った。
 良く濡れて滑らかになってはいるが、アスカの中は硬い。
 ホントに指を広げても良いものかどうか、自信が無い。

「アスカ・・我慢してね」

「わかってるわよ」

 シンジはゆっくりと、アスカの中でぴったり揃っている指を押し広げる。

「あ・・くうっ」

「大丈夫・・大丈夫だから」

 アスカの手を握ったまま、レイはアスカの身体を抱きしめる。
 シンジはゆっくりと、広げた指を動かしてみた。

「あっ・・痛いっ」

 アスカは今にも泣き出しそうな、辛そうな顔をしている。
 シンジはそれ以上責める事は出来なかった。

「碇君、もう良いわ・・多分すぐにはそれ以上無理だと思う・・・時間がかかるのよ、ホントは」

「・・どれくらい?」

「3週間とか」

「3週間?」

「そう・・毎日慣らしてそのくらいね。それまでは、女の子はエッチしたって気持ち良くないんだ
 から」

「じょっ・・冗談じゃないわよ」

「強がらなくても良いのよ、アスカ」

 泣き出しそうなアスカをあやすような口調で、レイが言う。

「何もしないで帰れる分けないじゃない」

「あ・・綾波・・アスカもこう言ってるし・・」

「碇君・・したいのね?」

「う・・うん」

「アスカは?我慢できる?」

「大丈夫よ、このぐらい」

「そう・・わかったわ」

 レイはアスカの身体を起こすと、ゆっくりアスカを四つんばいにさせた。

「なんで?」

「これが一番楽だから・・碇君」

 四つん這いになったアスカの腰を持って、シンジがゆっくりと膝立ちでアスカとの距離を詰める。
 レイが隣でじっと見詰める。

「あんた、見てなくったって良いでしょ」

「だめよ、手伝ってあげるって決めたもん」

 レイはシンジの手を、アスカの腰骨を後ろからしっかり掴める場所にかえさせて、自分は再び張
り詰めてきたシンジのモノを掴む。
 さっき果てたばかりで、張り詰めてきたとはいえ反り返るには程遠いそれを、レイはゆっくりア
スカの入り口に当てた。

「かちかちになってるよりこのぐらいのほうが、多分良いと思う。碇君、アスカが逃げそうになっ
 たらしっかり捕まえてね」

「逃げやしないわよ」

「痛みから逃げるのは反射よ、だから押さえてないとダメなの。碇君そのままゆっくり」

 シンジの先端が、アスカの花弁の中心をゆっくり押し広げる。
 さっきはゴムが一枚当たっていたので良く分からなかったが、直に触れると、女の子の中の肌が
わずかにざらついているんが良く分かった。

「初めは痛くないでしょ?」

「だから大丈夫って言ったじゃない」

 強がるアスカを無視して、レイは半分ぐらいでシンジを止める。

「ホントに痛がるのはここからだから、碇君、しっかりね」

「う・・わかった」

 シンジはアスカの腰骨を掴む両手に力を込めて、ゆっくりと腰を突き出す。

「あっ・・痛あっ」

 レイが言う通り、アスカは反射的に腰が引けた。
 それをシンジが押しとどめ、ゆっくりと突き当たるまで腰を勧める。

「いっ・・いやっ・・痛い」

「途中で止めたら2度痛いだけよ、アスカ」

「そんなこと言ったって痛いんだもん」

 涙声で抗議するアスカに、レイはゆっくり言い聞かせるように話し掛ける。

「慣れたら気持ち良くなるの・・碇君と一つになりたいんでしょ?」

「う・・」

「碇君、ゆっくり動いてあげて」

 シンジは慎重に、アスカの中から自分のモノを引き出して、抜け落ちる寸前で再び突き当たるま
で奥を目指す。

「あつっ・・つう」

 アスカの中は、狭く、熱く、濃密に絡み付くようにシンジを締め上げる。
 ゴムを介した先程のレイとの絡み合いとは違う、直接的な刺激が感じられて、シンジには心地よ
かった。

「すごく・・気持ち良いよ、アスカの中」

「初めてだからね・・ゆっくり、ゆっくりね」

 シンジが気持ち良いと言ってくれて、アスカは少し救われる思いがした。
 単に痛いだけ、辛いだけなら、こうして繋がる事にいったい何の意味が有るんだろうと、疑問を
持ち始めていたからだ。

「アスカ、身体起こして」

「う・・こう?」

 シンジと繋がった体勢を維持したまま、レイはアスカの上体をゆっくり持ち上げさせる。
 シンジの腕をアスカの身体に回して、後ろから抱きしめさせて、アスカに尋ねる。

「少し浅くなって、楽になった?」

「う・・うん」

「碇君、そのまま後ろに倒れて」

 シンジが仰向けのままアスカを身体の上に乗せ、後ろから抱きしめるような格好になる。
 その二人の足の間にレイが座って、繋がった部分を見詰める。

「いや・・そんな風に見ないで」

「どうして?ちゃんと繋がってる・・碇君がアスカの中に入ってるよ」

「あ・・あふっ」

 シンジが下で身体を揺らして、アスカが喘ぐ。
 浅く、きつい角度で入ったシンジのモノが、アスカの中で軋む。

「中だけだと気持ち良くないでしょ」

 レイはシンジと繋がったままのアスカの花弁を押し広げて、その中心に口付けた。

「やっ・・あっ・・くう」

 快感に、反射的にシンジを飲み込んだ部分が縮む。
 その痛みにアスカは呻いた。

「さっきのお返し。今度は私がアスカをイかせてあげる」

「はっ・・あんっ・・しっ・しなくて良いわよ」

 鈍い痛みと快感がない交ぜになって、アスカの背を反らせる。
 強がるアスカの抗議も、レイの舌の動きに徐々に途切れていった。

「すごい・・碇君のが出たり入ったりしてる」

 目の前でアスカの中に出入りする、わずかに赤く染まったシンジのモノを見ながら、レイはまた
自分の身体が熱くなるのを感じた。

「アスカも・・お願い、私の」

 仰向けのシンジの上に重なる、仰向のアスカ。
 さらにその上に、レイが四つん這いになってアスカの顔に自分の股間を押し付ける。

「なっ・・なんで」

「ダメだよアスカ。ちゃんとお返ししてあげないと」

 言いつつシンジは、アスカの目の前で、レイの身体の中へと自分の指を差し入れた。
 それだけで、レイの中から熱いものが溢れて、アスカの顔に雫にになって滴り落ちる。

「・・・わかったわ」

 シンジがレイの花弁を押し広げ、アスカがそれを舐める。
 それに応えるように、シンジと繋がったアスカの股間をレイが舐める。

 ゆっくりと、シンジが下からアスカを揺らす。
 三人の喘ぎ声が、狭い部屋を満たしていく。

「はあっ・・はあっ・・はあっ」

「アスカ・・気持ち良いよ・・すごく」

 シンジが指で身体の中を掻き回すように押し広げているのが、レイにも良く分かった。
 痛いぐらいに膨れた蕾を、アスカがゆっくり舐めているのも。

「私も・・気持ち良い」

 シンジがアスカを突き上げる腰の動きと、レイをかき混ぜる手の動き、どちらも激しさを増して
いった。

 身体に感じる二人の重み。
 下腹に感じるアスカのお尻の柔らかさ。
 手の平に感じるレイの太股の張り。
 自分のモノを締め上げるアスカの中の感覚。
 目の前で広げられている、滑らかなレイの花弁。

「はあっ・・はあっ・・ああっ・・シンジッ」

 中と外、両方から加えられる刺激に、アスカはレイの股間に口を付けていられなくなった。
 ただ、荒い息と、切ない喘ぎを上げるだけ。

 目の前にあるレイの身体に、すがり付くようにしがみつく。

「碇君、もっと動いてあげて」

「はんっ・・あんっ・・あんっ」

 アスカをイかせてあげようと、レイはますます執拗にアスカの蕾を刺激する。

「あっ・・だめっ・・もうっ・・ああっ」

 アスカが足を伸ばして身体を硬くする。
 背筋に力が入りすぎると、繋がっているのが抜けてしまうそうになるので、レイがそれを押さえ
つける。

 アスカの中で強烈に締め上げられるのを感じて、シンジはますます早くアスカを突き動かす。

「だっ・・だめっ・・おかしくなっちゃうっ」

 自慰でも、アスカは自分の身体の中に触れた事はなった。
 外側の刺激だけでイく事しか知らなかったのが、今はじめて両方の刺激で絶頂を迎えようとして
いる。

 頭の芯が痺れるようなその感覚に、アスカは自分が壊れてしまう恐怖を感じた。
 恐怖と快感が、アスカの身体を硬くする。

「大丈夫よ・・そのまま・・・あんまり背中曲げないで」

 イく瞬間、アスカの身体が反り返ってモノが抜け落ちてしまうのを、レイは心配していた。
 初めての経験でイかせてもらえるなんて、幸せなんだからね、と呟きながら、アスカを押さえつ
ける。

「だめっ・・だめっ・・ああっ」

 アスカの絶頂が近いと知って、シンジはますます激しくアスカを突き上げる。

「ああっ・・ああっ・あああああああーっ・・・」

 細く高く、切ない叫びを残して、アスカは果てた。

「ああっ・・はあっ・・はああっ・・はあああ・・はあ・・・う」

 そして大きく息を吐くと、そのまま動かずにぐったりしてしまう。

 アスカの中のシンジのモノは、硬く張り詰めたままだ。

 レイはアスカから離れて、繋がったままの二人を改めて見下ろす。
 アスカの顔は、涙と、レイの滴らせた愛液に濡れていた。

 今は目を閉じて、ぐったりと力無くシンジの上に横たわっている。

「アスカ・・・失神しちゃったみたい。・・抜ける?碇君」

「あ・・うん、大丈夫」

 シンジはゆっくりアスカを抱えて、自分のモノを引きぬく。

「良かった、痙攣でも起こしたかと思った」

「どうなるの?」

「抜けなくなっちゃうのよ。大丈夫みたいだから多分平気」

 レイはアスカの身体をベッドの端に横たえてて、毛布を掛ける。

「しばらく目を覚まさないと思うの」

「それで、大丈夫なの?」

「うん、今はもう寝てるだけよ、多分」

「良かった・・びっくりした」

「それより碇君」

「何?」

「汚れちゃったね、奇麗にしてあげる」

 アスカの破瓜の血に染まったまま、まだいきり立っているシンジのモノを、レイは口に含んだ。

「あっ・・綾波」

「こんなになってるのに・・・アスカのバカ」

「え?」

「碇君・・ちゃんと終わりたいよね?」

 レイは微笑んだ。
 微笑んだまま、シンジの胸に両手を付く。

「また、してあげる。今度も一緒に終わってね」

 馬乗りになったレイが、自分の身体の下のシンジのモノを掴んだ。

「う・・うん」

 滑らかな花弁に吸い込まれて良く自分のモノを、シンジはじっと見詰めていた・・・。








「起きなさいよっ!バカシンジッ!!」

「・・あ・・あれ?・・・アスカ?」

 気が付くと、自分の部屋に居た。
 自分の部屋でベッドに寝ていて、枕元で仁王立ちになっているアスカを見上げている。

「私じゃなけりゃ誰だって言うの?なに寝ぼけんてんのよ。また朝ご飯食べ損ねるわよ」

「朝ご飯?・・・え・・ああ、うん。ごめん寝惚けてた」

「しゃきっとしなさいよ、ほら」

 アスカはシンジの部屋のカーテンを勢い良く開ける。
 冬晴れの朝、澄んだ青い光が目に痛いほど眩しい。

「・・・なんか・・夢見てたはずなのに・・・なんだろな、思い出せない」

「はあ?・・いつまでボケた事言ってんの。さっさと布団から出なさいよ」

「う・・うん」

 シンジは自分の股間が朝の存在証明をしていない事を確かめて、ベッドから降りる。

「それと、これ」

 寒そうに立ち上がったシンジに向かって、アスカが包みを差し出した。

「なに?」

「なに、じゃないでしょ。義理チョコよ、決まってんじゃん」

「あ・・ああ、そう。ありがと」

「私からもらったんだからもっと嬉しそうにしなさいよ。学校で一個ももらえないからってがっか
 りした顔するんじゃないわよ」

 シンジはさっきまで見ていた夢を思い出した。

「あ、うん。そうだね・・・」

 そう言って、アスカからもらった真っ赤な包みを勉強机の上に置く。

 まだ開ける必要はない。

 長い一日が始まる。
 そんな予感がした。




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制作・著作 「よごれに」けんけんZ
ご意見・ご感想をお待ちしています




すぺしゃるさんくす
レイ×シンジ×アスカの3Pと言うリクエストは電波OYAJI(仮名)さんから頂きました。
満足していただけましたでしょうか?(笑)

快く掲載して頂いた管理人さんとあわせて、厚く御礼申し上げますm(_ _)m

著者あとがき〜 みたいな(笑)

特に言う事無いです<なら書くなよ(笑)
久しぶりに18禁書いたーってぐらいで(^^;

レイはリクエストどおり「甘いのはお好き?」準拠だったんですが、アスカは・・・誰これ(爆)
シンジの願望?と言う事にしておこう。
構成は皆さんお気づきのとおり、4つある章がそれぞれ「起・承・転・結」になってます。
話しの流れは何のひねりも無いんですな。芸が無いとも言いますが(笑)

オチはひどく学園らしいところで逃げてます(^^;
先を書く時間も気力も枯れはてましたので、そこから先は皆さん想像して楽しんで下さい。
あとはこの、安いラブホテルみたいな色使いを楽しんで頂ければ(笑)
でわ(^_^)/~
1999.2.14 「よごれに」けんけんZ

中昭のコメント
  ホケーーーーーー・・・・・・・あうっち
  まさに18禁です。
  挿入れて終わりっちゅんではなく、その過程がすんごくアレですね。
  けんけんZさんから頂いたばれんたいんモノでした。

  >「もう、食べても良いよ」
  >とレイが囁く。
  ごろごろごろごろごろごろろ
  想像してしまった。
  「甘いのはお好き?」準拠だから学園レイでしな。
  経験豊富なお姉さまって感じになってますが、それもぐーーっす。

  >響きは、シンジに別の「食べる」を連想させた。
  シンちゃんスケベ。

  >焦るばかりか元気を無くしたシンジの様子は、まるで浮気現場を押さえられた間男である。
  >この場合「間男」と言うべきはレイなのだが、そのレイの方がむしろ落ち着いている。
  あはははは
  どんな場合でもシンジの方が立場が弱いですね。

  >アスカはまるで当然と言う顔で座り込んでお茶をすすっている。
  >注いでいるのはシンジだ。
  >“なにやってんのよ、もう”
  なんだかすっごくこの二人を象徴してる描写です。
  アスカが湯飲みをすっとだすと、シンジがさっと注いで・・・・・
  うううっむ逆亭主関白
  しかも他人の家でやってるし(笑)

  >普段のアスカからは想像もつかないような、甘く切ないその声に、シンジと同じように、いや、
  >ある意味それ以上にレイは興奮していた。
  うううっむレイは、アスカを通してシンジが好き。
  単品なシンジはそれほどでもないのか・・・・・・・


  激烈な3Pおいしゅうございました。


  みなさん是非けんけんZさんへ感想を出して下さい。




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