明日香 −REGENERATION−

                     by ZUMI


第三話
−どうなってるの?−


 宿題を終えたあたしは買い物に外に出た。
 今日はママもパパも残業で遅いと連絡があったから。
 何か作ろうかと思ったけど、あいにく冷蔵庫には大したものが入ってなかった。
 しょうがないのでレトルトで済まそうかと思い、一ブロック離れたコンビニへ行くことにした。
 真嗣のところにたかろうかと思ったけど、みじめっぽいのでやめにしよ。

 コンビニで買い物を済ませ、袋をぶら下げてドアから出たところで知り合いと鉢合わせした。
「澪? なにしてるの?こんなとこで」
 どうしてこんなところに澪がいるんだろ?
「あ?明日香じゃない。まだちょっとお店がよくわからなくて。
それでとりあえず知ってるとこにきたの。」
「そうなの。これから買い物?」
「おかずを買いに来たの」
「え?ママは?」
「今日は遅くなるんだって」
 そう。あたしとおんなじなのね。
「明日香も買い物?」
「あたしも食料を仕入れにきたの。ウチも今夜は両親が遅いから」
「そうなんだ。ねえ、なに買ったの?」
「え?冷食ばっかよ」
「ねえ。いっしょに作らない?」
「は?」
「だから、いっしょにごはん食べよ?」

 あたしはまじまじと澪の顔を見てしまった。
 澪が転入してきてから二週間。
 さすがに最初の頃みたいに毛嫌いすることもなくなったけど、特に親しくしてたわけじゃないのに。
 すでに澪もクラスに何人か仲良しの女の子を作って楽しくやってるみたいだったし。
 あたしたちといっしょにお昼を食べることもいつの間にかなくなって、その子たちと食べるようになってたし。
 あたしはそれで胸をなで下ろした心境だったのよね。

「ねえ、だめ?」
「だめじゃないけど。どうして?」
 あたしはそう聞かざるをえなかった。
「だって、わたし明日香と仲良くなりたいの」
「え?」
 あたしは邪魔者じゃなかったの?
 確かに最初の頃みたいに真嗣にべたつくことはなくなってたけど。
 どういうつもりよ?

「ね?いいでしょ?」
「ま、まあ。いいわ。どうせ一人で食べたっておいしくはないんだし」
「やったー。ね?わたしの家に来て。まだ散らかってるけど、そのぶん気楽よ」
「いいの?」
「いいの、いいの。うれしー。明日香が来てくれるなんて」
 顔の前で手を組んで笑顔を見せる澪に、あたしは圧倒されていた。
「じゃ、すぐ買い物済ますからね」
 澪は自動ドアの中に消えていった。

 すぐ済ますというわりには、澪は十五分は出てこなかった。
 いい加減いらいらし始めたとき、やっと澪が出てきた。
 両手に大荷物を持って。
「なに、そんなに買い込んだのよ?」
「だって。明日香が好きなものわからなかったんだもの」
 にこにこしながら答える澪に、あたしは毒気を抜かれた。
「そんなに買って、持てるの?」
「だいじょうぶよ」

 ところがすぐに澪はばててしまい、結局荷物の半分はあたしが持つことになってしまった。
「まったくもう。買いすぎよ。少しは道のりってものを考えて買い物しなさいよ」
「ごめーん、明日香。重い?」
「重いわよ」
 あたしは自分の買い物に澪のぶんをもう一つ持っているのだ。
 ビニールの袋が指に食い込んで痛いと言ったら。

 やっとの思いで澪のマンションにたどりつくと、あたしの指は痺れきっていた。
「んもう。指が太くなったらどうしてくれるの?」
「ごめんねえ。指、痛い?」
 あたしは荷物を降ろすと指に息を吹きかけた。
「あんまりすまながってないみたいに見えるけど?」
「そんなことないわよぉ」
 澪はあたしの手を取るとさすり始めた。
「ち、ちょっと!?いいわよ、そんなこと」
 いったい何をするの?この子は。

 澪の家はまだ新しいマンションの四階にあった。
 カードキーを使って澪がドアを開けている間、あたしはあたりを見回していた。
 まだそれほど入居者は多くないみたい。
「はいってー」
「おじゃましまーす」
 けっこう広いおうち。
 けど、そこここに段ボール箱が積まれたままっていうのが、いかにも引っ越してきたばかりって感じ。
 でももう二週間以上たってるわけなのにねえ。

 キッチンはあたしの家と似たようなものだった。
 澪はさっそく買ってきたものをテーブルの上に広げていく。
 やっぱり冷食メインだけど、お菓子が多くない?
 それにどう見てもつまみとしか見えないものも。
 とりあえず料理を作ることにしよう。

 さすがに女の子二人なので料理は手早くできる。
 ま、ほとんど温めるだけのものだし。
 作ったのサラダくらいだもんね。
 あたしがテーブルに皿を並べていると、澪が袋からワインを取り出した。
 もう。重いわけよ。
「なによお。そんなもの買ってきたわけえ。どおりで重いと思ったわよ」
「えへへー。お祝いしなくちゃと思って」
「なんのよ?」
「明日香がわたしんちに来てくれたお祝い」
「あんたねえ…」
 あたしは頭痛がしそうだった。

「乾杯しましょ。乾杯」
「いいけど。あんたお酒飲めるの?」
「えー?だいじょうぶよ」
 あやしいなあ、とは思ったけど。
 とりあえず二人分グラスに注ぐ。

「それでは、かんぱーい」
「かんぱーい」
 あら?けっこうおいしい。
 コンビニで売ってる程度なのだから安物かと思ったのに。
「いっけない」
「なによ?」
「献句を忘れたわ」
 澪はもう一度グラスをかかげる。
「二人の友情に」
 やれやれ。
「友情に」
「かんぱーい」
「乾杯」

 澪は明るい酒らしくにぎやかにしゃべりまくった。
 今までいたところのこと。
 両親のこと。
 好きな映画や音楽のこと。
 あたしはちょっとびっくりしてた。
 最近、澪は少しおとなしくなってたのだから。

***********

 何杯かワインをおかわりするうちに、あたしも酔いがまわってきた。
 いままではしゃぎまくってた澪もおとなしくなっている。
 真っ赤な顔をして、とろんとした目であたしを見ている。
 もともと赤い目なのに、今は白目の部分まで真っ赤。

「ねえ、ちょっと飲み過ぎじゃない?」
「だいじょうぶよ、このくらい。気持ち悪くなってないから」
「そう。それならいいけど」
 ほんとかしら。
「明日香ってきれい…」
「え? なに言いだすのよ」
 あたしはちょっと、どきっとした。
「その蒼い目も、茶色い髪も、すべすべの肌も全部素敵」
「ちょ、ちょっと」

 澪は立ち上がるとあたしの隣りに移ってきた。
「わたし、ずっと思ってたの。明日香と仲良しになりたいって」
「う、嬉しいんだけど、だめよ。あたしには…」
「碇君のことはいいでしょ?これは女同士の友情よ」
「そ、そう?」
 そう言うわりには澪の手はあたしの手や腕に延びてくる。

「ほんとにきれい」
 澪はその赤い瞳であたしの目をのぞき込む。
 その瞳に見つめられているうちに、あたしのなかに何かわけの分からないものが生じてくる。
「澪もきれいよ」
「ほんと?あたし、きれい?」
「きれいよ。その髪も、瞳も」
「うれしい。明日香、大好き」
 澪はいきなりあたしにキスをした。

 あたしはあわてて押し返す。
「な、何するのよ!?」
「何って。わたし明日香が好きだから」
「好きだからって、キスなんかしないでよ」
「わたしのこと、きらい?」
「…」
 あたしはどう答えていいか分からなかった。
「嫌いじゃないわ…」
「うれしい」
 澪はあたしに抱きついてくる。

「ちょ、ちょっと!?」
 あたしはもう一度澪を押し返そうとする。
 けれどしっかり抱きついた澪はなかなか離れない。
 必死で離そうと力を込めたあたしの手に柔らかくて弾力のあるものが触れた。
「あっ、あん…」
 それが何か気付いたあたしは、一気にうろたえてしまう。
「あ!?ご、ごめん」
「いいの。もっと触って」
「澪!?」
「明日香が好きなの」
「澪」
 あたしの中で何かが切れた。

 この二週間、ずっとあたしは澪を目で追っていたわ。
 水色かかった銀髪や赤い瞳があたしの視界からいなくなると、なぜかほっとすると同時にがっかりもした。
 持ち前の明るい性格で友達を増やしていく澪を見ながら、あたしは奇妙ないらつきを感じてた。
 それはきっと、嫉妬だった。

「明日香…」
「澪…」
 あたしたちは抱き合ってキスをした。
 恋人同士のキス。
 舌を絡める情熱のキス。
 ぎこちない澪の舌の動き。
 それがあたしの欲望に火をつける。
 あたしは澪の口の中をなめ回し、最後には顔中なめ回した。

 澪はあたしのされるままになっている。
 その目はとろんとなってうつろな様子。
 あたしは我知らず澪の胸をまさぐっていた。
「あ?」
 澪が我に返る。
「明日香?待って…」
「やめる?」
「そうじゃないの。お願い、わたしの部屋へ…」
「澪の?」
「うん」

 あたし達は手をつないで澪の部屋へ行った。
 澪の部屋はデスクと本棚とシングルベッドのシンプルな部屋。
 机の上にアクセサリーが並んでる。
「ねえ。じかに触ってほしいの」
 澪はベストを脱ぎ、ブラウスのボタンを外す。
 ブラウスを脱ぐと薄い水色のブラが現れた。
「かわいいブラね」
「そう?うれしい」
 澪は背中に手を回し、ブラのホックを外す。
 あたし、まさか本気でやるとはまだ思ってなかった。
 ブラから現れたのは、小ぶりだけどかたちのいい胸。

「きれい…」
「わたしの胸、きれい?」
「きれいよ」
「お願い、さわって」
 澪の顔は真っ赤。それはワインのせいだけじゃないはず。
 あたしは手を伸ばして澪の胸に触る。
 柔らかで弾力がある手触り。
 丸みに沿って手を動かしていく。
「あっ…うっ…」
 澪の両手があたしの手首をつかみ、胸に押しつける。
「おねがい、もっと…」
 あたしは手の動きを少し早くする。
「あっ…あっ…」
 澪はいやいやをするみたいに首を振る。
 手の平の下で澪の乳首がふくらんでくるのがわかる。
 あたしも慎嗣に触られるとやっぱりこうなるのかしら。

 あたしは澪の乳首を摘んでみる。
「ひっ…」
 澪は軽くのけぞる。
「澪。かわいいわ」
「あっ、あっ。明日香ぁ」
「なあに?」
「明日香の胸にも触りたい…」
「あ…。ちょっと待ってね」
 あたしはベストを脱ぐと、ブラウスのボタンを外す。
 澪はそんなあたしを潤んだ目で見つめてる。

 あたしはブラウスを脱ぐと、ブラのホックに手を掛けた。
 やっぱりちょっと恥ずかしい。
 何気なしに澪を見るとスカートを脱いで、パンティ一つになるところだった。
 ブラとセットらしい水色のパンティ。
 顔が火照ってきたみたい。

 思い切ってホックを外す。
 ブラを外すとやっぱり恥ずかしいので腕で胸を隠してしまう。
 澪はそんなあたしに腕を回してぴったりくっつく。
「ねえ?触って、わたしを…」
 あたしは腕をほどくと澪の胸に手を当てる。
 澪もあたしの胸に手を当てる。

「明日香の胸、かっこいい」
「そう?ちょっとは自信あるんだ」
 一応Cカップだもの。
 澪があたしの胸を揉み始める。
 意外に慣れた動き。
 円を描くようにさすっていき、乳首を刺激してくる。
 すごく気持ちいい。
「あっ…あん…」
 思わず声が出ちゃう。
 快感が胸から腰に広がっていく。

 あたしたちはベッドに腰掛けたままお互いの胸をまさぐり合う。
 そのうち澪の手があたしのスカートに延びる。
「澪?」
「スカート、脱いで…」
「うん」
 あたしは腰を浮かすとホックを外しファスナーを下ろす。
「ちょっと待ってね」
 あたしは手早くスカートをたたむと、椅子の上に置いた。
 澪はベッドに腰掛けたままあたしを見てる。

「明日香…。キスして」
 あたしがベッドに戻ると、澪はそうねだった。
 あたしは隣りに腰掛けると、澪の頬に手を伸ばす。
 澪は目を閉じてあたしを待ってる。
 あたしは両手で澪の頬を挟みながらキスをする。

 長いキス。
 澪の手があたしの身体じゅうをなでまわす。
 どうにもたまらなくなってひざをもじもじさせてしまう。
「んっ…んっ…」
 澪が苦しそうな声を上げる。
 さすがにあたしも息が苦しくなってきた。

「はあぁ…」
 溜息をつきながら唇を離す。
 二人の唇を透明な糸が結ぶ。
「明日香。わたしをもらって…」
「え? だめよ、そんなこと」
「明日香にあげたいの。お願い」
「だって…」
 澪はいきなり両手に力を込めるとあたしをベッドに押し倒した。
「きゃっ!?澪!」

 澪はそのままあたしにのしかかる。
「お願い。わたしとして。あたし、もう…」
「澪?」
「してくれないと、碇君、誘惑するわよ」
「ちょっと、なに言い出すのよ!?」
「わたし、本気よ」
「澪!」
 あたしは大声を出していた。
「そんなこと言う澪なんて嫌い!」

 澪はびくっとなる。
「明日香?」
「そんなこと言う澪なんて嫌いよ…」
「ご、ごめんなさい。あたし…」
「…」
 あたしはそっぽを向いたまま黙っている。
「ごめんなさい。わたしどうしても明日香と一つになりたかったの…」
 あたしの胸元に何か落ちてくる。
 目を向けると、澪がぽろぽろ涙をこぼしているのが見えた。

「澪?」
「ごめんなさい、ごめんなさい。明日香」
 澪は両手で顔をおおってしまう。
 あたしは手を伸ばして澪の手の上から澪の顔を撫でた。
「もういいわよ」
「うっ…えっく…ひっく…」
「もういいのよ」

 あれ?
 この感じ…。
 あたし覚えがある。
 変なの。
 こんな風に泣いている子を見上げながら、頬を撫でたこと。
 そんなこと、あるわけないのに。

***********

 あたしと澪は愛し合った。
 初めてだったらしい澪は、なんとなくぎこちなくて。
 あたしの優越感を満足させてくれた。
 あたしはもう半年のキャリアがあるもの。

「あっ…あん…あん…」
 あたしが澪の胸を揉むと、澪は未悶えして快感を感じてる。
 パンティの中に手を伸ばすと、もうぐしょぐしょだった。
「澪、すごく濡れてる…」
「いや。恥ずかしい…」
 あたしは澪の入り口のあたりを刺激する。
「あああっ!…ひいいっ…」
「気持ちいいの?」
 澪はこくこくと頷く。
「じゃ、こっちは?」
「い、いやあああっ!」
 澪はびくびくと身体をふるわせる。
 あたしは澪のクリトリスを刺激したの。

「パンティ、脱ごうね」
 あたしは澪のパンティに手をかける。
 澪は腰を浮かせて協力してくれる。
 あたしは片手を澪のあそこにあてがう。
 中指で蜜をすくってクリトリスにこすりつける。
「ああああっ!…いやあああぁ…」
「うふん」
 あたしは澪の反応に満足の溜息をつく。

 澪は涙をうっすらと浮かべながら反応する。
 なぜかそれであたしもすごく興奮してくる。
「ねえ?気持ちいい?」
「…いい。いいわ…」
 澪はあたしにしがみつく。

「本当に、いいの?」
「…いいの…」
「後悔しない?」
「しない。わたし、明日香にならいい」
 あたしはひどく興奮してきてしまった。
 胸がどきどきして、まるで初めてした時みたい。
 あたし、変。
 ものすごくスリルを感じてる。

 あたしは中指を澪のあそこにあてがう。
 あふれる蜜で、もう大洪水になってる。
 意を決して指を押し込む。
 思いのほか、それ程抵抗はない。
「うっ…くうう…」
「?…澪?あなた…」
「ううっ…あっ…」
 この子、まるっきり初めてってわけじゃないみたい。

「あなた、経験あるの?」
 澪はうっすらと目を開く。
「わたし、初めてよ。でも…」
「一人でしてたのね?」
 澪はちいさく頷く。
 かわいい。
「誰を思ってたの?」
 あたし、ちょっと意地悪。
「それは…」
「それは?」
「…明日香よ」

 あたしは小さく笑う。
「う、そ。真嗣でしょ?」
「そんなこと…」
「いいのよ。好きな子としたいと思うのは自然だわ。
でも、ほんとにはしないでね。」
 澪はあたしを見つめる。
「あたし、澪を嫌いになりたくないから…」
「明日香?」

 あたしは澪に軽くキスする。
 澪が舌を絡めてくる。
「んっ…んっ…」
「んー…」
 二人の舌がからみ合う。

 澪があたしのあそこに手を伸ばしてくる。
 あたしはもう一度澪の中に指を入れる。
 澪はびくびくっとなったけど、手を伸ばすのを止めようとしない。
「うーっ!…うっ…。ぷはぁ…」
 澪が唇を離す。
 澪の手があたしのあそこをまさぐり始める。
 き、気持ちいい。

「ああ。じょうずよ、澪」
 あたしは自分でパンティを脱いだ。
 もうすっかり湿ってる。これ、もう一度履くのいやだなあ。

 あたしたちはお互いの秘部を刺激し合った。
「あああっ!」
「くぅっ…うっ…」
 澪はあまり大きな声は出さない。
 でも顔を真っ赤にして必死に快感に耐えているのって、すごく刺激的。

「澪」
「え?」
「向こう向きになって」
「?」
「ね?」
 あたしの言ってることの意味が分かった澪は真っ赤になる。
 それでも澪はおずおずと体の向きを入れ替える。
「足を開いて」
 あたしの目の前に澪の花びらが晒される。
 ピンク色したかわいい花びら。
 あたしはそれに口付ける。

「あっ…!、あああっ…」
 澪が悲鳴を上げる。
 澪の体がびくびく震える。
 あたしはクリトリスを舐め、ヴァギナに舌を差し込む。
「ひいいっ…!あああっ…」
 澪の悲鳴が更に大きくなる。

「ね。あたしのも舐めて」
 澪が舌を使い始める。
 あまりの気持ちよさに腰が痺れたようになる。
 澪の舌使いは女の子だけあってとっても繊細。
 でも、どこが感じるか知ってるから、ものすごく気持ちいい。

「ううっ…くっ…うっ…」
「ううっ…うっ…うっ…」
 あたしたちは漏れ出る声を押し殺しながらお互いを舐め合う。
 どこまでも続く快感。
 終わりのない愛の交歓。
 でも、さすがに首が疲れてきておしまいにした。

 あたしたちは体を交差させて、お互いをこすり合わせることにした。
 澪の花びらとあたしのあそこがこすれ合ってすごくいい。
「ああっ…あっ…あっ…」
「あん…あん…ああん…あん…」
 あたしはその体勢のまま澪の中に指を二本突き入れる。
「いやあああっ…!あああっ…!」
 澪はびくびくと身体を痙攣させる。
 いっちゃったのね。

 あたしたちはお互い荒い息をつきながら隣り合ってベッドに横たわる。
「澪…」
「明日香…」
 お互いに見つめ合い、微笑みをかわす。
 どちらからともなく手を伸ばし、指を絡ませ合う。
「大好き…」
「あたしも…」


     ・・・ to be continued


 あああ!やっちまった。
 お目汚し、申し訳ありません。
 気に入らなかったら塩まいて捨ててください。

ZUMIさんのメールアドレスはここ
zumi@ma.neweb.ne.jp
ZUMIさんのホームページはここ
Lovely Angels


中昭のコメント(感想として・・・)

  ZUMIさんより頂きました。


一発きゃらこめ
ゲンちゃん 「・・・・・ふむ
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふむ」
わかおくさま「・・・・・・・・・・・・・」
ゲンちゃん 「・・・ふ・・・・・・・・・む・・・・・・・・にやり」
すかぽーん
ゲンちゃん 「ぐううううううううう痛いぞユイ」
わかおくさま「子供の前で笑顔を見せるのは止めて下さいと申し上げたはずですわよね」
ゲンちゃん 「敬語過剰だぞ」
すかぽーん
ゲンちゃん 「ぐほぅうう」
わかおくさま「そう言えば、何を読んでらしたんですか」
ゲンちゃん 「いかん、読んではいかんぞ」
わかおくさま「・・・あら可愛いですわね。しっかり牽制して」
ゲンちゃん 「?」
わかおくさま「ここですわ。でも、ほんとにはしないでね。あたし、澪を嫌いになりたくないから…
ゲンちゃん 「ふん。真嗣にはすぎた女性だな・・・・・・私にとってのユイのようなものかもしれん
わかおくさま「・・・ふふ」
しんじ   「・・・ごちそうさま」

  みなさん、是非ZUMIさんに感想を書いて下さい。




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