『アスカの場合』

                                bySAY

「ちょっとアンタ!こんなことしてタダですむと思ってるの!」

アスカは声を張り上げ、汚いものを見るような眼でシンジを睨み付けた。

しかしシンジは表情一つ変えず、じっとアスカを見つめている。

そんなシンジを見てますますカチンときたのか、アスカは更に高い声を挙げた。

「ほんっっっとにいいかげんにしないと、明日の朝日が拝めないわよ!」

そこで初めてシンジが口を開いた。

「アスカ、今自分がどんな状況に置かれているのか、わかってるの?」

 

改めてシンジは現在の状況を観察した。

場所はシンジ達の通っている中学校の教室、時刻は真夜中の1時を過ぎたばかりである。

しかしそれもアスカの身体になされている行為からすれば、大したことではない。

アスカは中学校の制服を着たまま、両手を後ろに回した状態でロープで縛られており、机をいくつか集めた即席の台の上に仰向けに寝かされ、両足を開いた状態でそれぞれの足首を固定されていた。

つまりアスカは、深夜の教室の中で、人の字型に緊縛されているのだ。

 

「なによこれ!アンタ、こんなシュミがあるってこと言いたいわけ?このヘンタイ!」

「・・・ヘンタイってこんなことかい?」

シンジは強制的に開かされているアスカの内腿に片手を当てて、すっと足首まで撫でおろした。

「ひっっ!」

突然の行為にアスカはびくりと下半身を震わせた。

アスカは、これから自分になされる行為を薄々感づき始めていたが、敢えて聞かずにはいられなかった。

「アンタ、どうしてこんなコトするの?理由を言いなさいよ!」

不安を隠して、精一杯冷たい声で質問したつもりだが、今のシンジには効果はなかった。

「そうだね、手っ取り早く言えば、仕返しといったとこかな」

「仕返し?」

「そう。僕はアスカにさんざん尽くしてきた。料理、洗濯とかの身の回りの世話とかね。なのにアスカはなにかと理由をつけては文句ばっかり言う。少しくらいなら僕も我慢するけど、あれだけ言われれば、さすがに僕も我慢できないよ」

「はんっ、何を言ってるの!始終このアタシのそばにいられるんだから、むしろ感謝するべきよ!まだ分からないの、バカシンジ!」

それまでは無表情でいたシンジだが、最後の一言が合図であるかのように、口の端を歪めて、アスカの両の脇腹に両手を突っ込んだ。

そして爪を立てて、一気に膝あたりまで両手を滑らせる。

「くっ!」

くすぐったさとも気持ちよさとも受け取れる、異様な感覚がアスカの全身を走り抜け、今度は全身がびくんと跳ね上がった。

その時の表情が気に入ったのか、シンジはその行為を何度も繰り返した。

「うっ、うっ・・・シ、シンジ、後で覚えときなさ・・・あっ、あ・・・」

何度も繰り返しているにも関わらず、感度が良いのか、アスカはそのたびに悔しそうな、それでいて必死に気持ちよさを押さえるような声を発した。

その悲鳴と表情がシンジの下半身に火をつけ、両の手を豊かな双乳へと向かわせた。

シンジの手が両の胸にあてがわれ、下から上へとしゃくり上げるように揉まれたアスカは、いよいよ本格的な凌辱が行われるという恐怖に、自慢の赤毛を振り乱しながら、

「いやあっ!」

と、悲鳴をあげた。

シンジは更にスポンジを絞るように、制服の上からでも分かる柔らかい肉塊を握りつぶし、円を描くように大きく撫で回した。

そのたびにアスカは、いやっ、やめて、と悩ましい声を張り上げ、身をよじらせた。

学生服のブラウスの上からでも分かる、その見事な膨らみの感触を一通り味わうと、シンジはさも当然であるかのように、ブラウスの前ボタンを一つずつ外し始めた。

「やっ、嘘!」

アスカは胸元が開かれる感覚に気付いて、切羽詰まった声で叫んだ。

今にも泣き出しそうな哀願がまるで聞こえないかのように、シンジは黙々とアスカの上半身を剥き出しにしていく。

数瞬の後、すべてのボタンを外され、首筋から臍の上あたりまでを蛍光灯に直に晒しているアスカがあった。

シンジはしばらくの間、アスカの純白のブラジャーと、それに負けないくらい白い素肌をじっと見つめていたが、やがて意を決したらしく、アスカの両脇から両手を突っ込んでブラのホックをまさぐった。

シンジの意図を察したアスカは、最後の抵抗とばかりに狂気のように髪を振り乱し、後手縛りにされた上半身を揺さぶった。

そのせいで、アスカの背中に回されたシンジの両手が机に押しつけられることになり、シンジはほんの少しではあるが顔をしかめると、両手をアスカの背中から抜き取り、アスカの顎をつかむと、もう一方の手でいきなり頬をはたいた。

アスカは一瞬何が起こったのか分からず眼を開いたが、シンジの醒めた瞳を見た途端、口をつぐんでしまった。

更に続けて2発、深夜の教室に乾いた音が響くと、もうアスカは反抗することはなかった。

シンジはそんなアスカを見ると満足したように頷き、ゆっくりとアスカの背中を探った。

ホックを外し、そのままブラジャーを胸の上までたくし上げる。

途端に、ブラよりも白いと思われるような、それでいて暖かみを持った色をした両の乳房が揺れながら出てきた。

シンジは即座にむしゃぶりつきたい衝動に駆られたが、ギリギリで思いとどまって、おとなしくしているうちにアスカを全裸にするべく、視点を下半身にずらせた。

緩慢な動作で制服のスカートをまくりあげると、八の字型に開かれた真っ白な太股と、その交差点にあたる白い下着が眼に飛び込んでくる。

シンジは知らず知らずのうちに片方の太股にキスをし、頬ずりするとともに、もう一方の太股を掌でゆっくりと撫で上げた。

その、おぞましくもくすぐったいような矛盾した感覚に、アスカは身動きの出来ない両足をうねらせ、シンジの掌から必死に逃れようとしたが、激しく声をあげることはなかった。

柔らかい太股の感触を一通り味わうと、シンジは裁縫鋏を取り出し、アスカの下着の片方を切断した。

それに気付いたアスカは、もう我慢できないとばかりに声を上げた。

「お願い、シンジ、もうイジワルしないから・ ・ ・ 許して・ ・ ・ ねえ・ ・ ・ 」 

アスカは、学生服に似合わない艶のある声で必死に哀願した。

しかしシンジは、もう遅いといわんばかりに下着のもう一方に鋏を入れ、力を込めた。

パチンという音とともにアスカの腰を締め付けていた感触がなくなり、続いてもう役割を果たせなくなった布きれがシンジの手で取り去られた。

日本人では見られない、赤茶けた陰毛が露わになる。

更に両の足を広げられているため、赤茶けたものに覆われている女の縦筋までが剥き出しになっていた。

「いやっ、シンジ見ないでっ!」

アスカは赤くした顔を左右に揺さぶり、がっちりと後手縛りにされた上半身をねじまげながら哀願した。

そのたびにゆさゆさと揺れるたわわな乳房がますますシンジの欲情をヒートさせた。

シンジは鋏を置いて、両の手をアスカの生乳の上にかぶせた。

「んっ!」

アスカは顔をのけ反らせて鋭い悲鳴をあげた。

そのまま乳房全体を下から上へとゆっくりと揉み始める。

同世代の女性よりも遙かにたわわなそれは、ソフトボールのような大きさとシュークリームのような柔らかさを持ち合わせており、愛撫するシンジの指の中でいやらしく形を変え、指の間からはみ出てくる様は、タプンタプンという表現がぴったりである。

「んっ…う…」

まだ数秒しか立っていないのに、アスカはまるで恋人に抱かれているような甘ったるい声を出し始める。

アスカって物凄く感じやすいんだね、と言いながら、シンジは人差し指で、ピンク色の乳首を柔らかくこりこりと引っ掻いたり、ぴんぴんと弾いたりすると今度は、あっ、あっと切羽詰まったような声を響かせる。

そしてこよりを作る時のように乳首を摘んで軽くひねりを加え、その頂上部を舌先でつつくと、

「やめてっ、ほんとに、もう……おかしくなるう……」

後頭部を机にこすりつけながら、アスカは叫んだ。しかしその中に、徐々に呼び起こされようとする快楽への抵抗があることをシンジは見抜いていた。

ようし、それならそんな抵抗を砕いてやる、と言わんばかりに、いきなりシンジはアスカのピンク色の突起にしゃぶりついた。

口全体をアスカの乳房にかぶせ(それでも乳房全体の半分くらいしか銜えられないが)、舌先で乳首の付け根をなぞり、上に弾き、軽く押し潰すようにする。先程指先でしたのと同じ行為ではあるが、温かく柔らかい舌先によるそれはさっきとは比べものにならないほどの感覚をアスカに与えた。

その感覚は、絞り上げるように吸い上げられた瞬間に最初のピークを迎えた。

「ああっ!」

アスカは遂に純粋な快楽の悲鳴をあげ、白い首筋を剥き出しにするほど頭を仰け反らせたかと思うと、発作を起こしたかのように、全身をブルブルと痙攣させた。

 

***

 

「はああ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

痙攣が収まると、アスカは開いた口から舌の先端を覗かせながら、がっくりと顔を横に伏せる。

真っ白な頬に赤みがさしており、まるで穫れたばかりの新鮮な白桃を連想させた。

乳首だけでイっちゃうなんてなんて感じやすいんだろう、感心したような溜息をもらすシンジ。

でもこれからが本番だよ、とつぶやいて、シンジは視線を下にずらせた。

先刻までは蛍光灯の光をうけているだけであった陰毛が、今ではその明かりを反射していることは明らかであった。

シンジは指先をそっとあてがい、すでに熱くなっている縦筋に沿ってつーっと指を這わせる。

途端にアスカは半開きの口を閉じてうっと呻き、眉を八の字に歪めた。

櫛を入れるように陰毛を弄び、シャリシャリという音を堪能した後、人差し指をゆっくりと挿入した。

その感触に、アスカはうっすらとピンク色に染まった顔を左右に振り乱しながら、

「お願いっ、そこはいやっ!」

と引きつった声で叫んだ。

シンジはその喘ぎ声をもっと出させるために、更に指を追加した。

アスカの秘裂に両方の親指を挿入し、鮭肉色に光っている内部が露わになるように押し広げた。

「ああっ、いや、見ないでシンジ・ ・ ・ ・ ・」

アスカの必死の哀願など聞く耳持たないかのように、シンジはヌメリを帯びている吹き出し口に顔を近づけ、内部を観察した。

そこは予想通り、アスカのおんなの香りが充満しており、どこから湧いてきたのかと思うくらいの樹液で熱くなっていた。

触れれば火傷をしそうなその泉に指を二本入れ、かき混ぜるように愛撫してやると、その度にアスカはあ、ああっという悲鳴をあげる。

そしてその上部に位置する熱い小豆に至っては、先端を軽くつついただけで、ひいっと絶叫して腰を跳ね上げさせるほど敏感になっている。

シンジは一旦指を引き抜き、再度両の親指を用いてアスカの内部を露わにすると、今度はぴたりと唇をあてがった。

その瞬間、アスカは感電したかのようにびくっと全身を震わせた。

溢れかえる泉のおかげですでに水浸しになっている赤い草むらを唇とすりあわせ、もはや手のつけられないほど樹液がたまっている泉の内部を舌先で探索していく。

シンジは鼻の頭までも水浸しにしながら、おんなの急所である突起を探り当てた。

先端で軽くつついてやるだけでアスカは腰をびくびくさせたが、更に舌の腹の部分でズルリと撫で上げてやると、表面のざらつきがまた別の刺激を与えたらしく、アスカは再びあーっと高い声をあげた。

しばらくの間同じ責めを繰り返し、そろそろ包皮を剥いて思い切り吸い上げてやろうと思った瞬間―――

 

突然教室のドアがトントンとノックされた。

 

アスカへの責めに夢中になっていたシンジは、一瞬心臓を飛び上がらせたが、まだ用務員の巡回してくる時刻でないことを思い出すと、ニヤリと冷笑を浮かべた。

アスカもノックの音はかすかに聞こえていたが、この状況に置いてはもはやどうでもよいという心境になっていた。

ドアが再びノックされた。

シンジはアスカの股間から顔を上げ、ハイハイと言いながらドアの方に向かう。

その顔は、鼻から下がビショビショに濡れており、アスカの豊富な樹液の量を物語っていた。

シンジはドアを開けながら、

「遅かったじゃないか」

と言った。

「ごめんなさい。用意に手間取っていたの」

相手は何の感情もないような声で静かに言った。

その声に聞き覚えのあるアスカは、拘束台の上で首を曲げてシンジと話している人物を見た。

そして先程の愛撫の時とは別の種類の大声を上げた。

「ファースト!なんでアンタがいるのよ!!」

シンジはニヤニヤしながらアスカの方に戻ってくると、それにぴったりと寄り添おうようにレイが近づいてくる。

「いやっ、シンジお願い、見せないでえっ!」

アスカはシンジに向かって懇願した。

制服姿のまま緊縛され、胸と下半身を剥き出しにされ、股間をドロドロに溢れさせている―――――

異性であるシンジに見られるのが恥ずかしいのは言うまでもないが、同性の、しかも強烈なライバル意識を持っているレイにこんな姿を見られるのは、一体どのようなものだろう。

そんなアスカの懇願を無視するかのように、緊縛されたアスカの側にきたレイは旅行にでも行くかのような大きなバッグを下ろし、中からビデオカメラを取り出した。

それまで、強烈な、殺意のこもったような眼を向けていたアスカであったが、レイの手の中にあるビデオカメラを見た途端、

「嘘っ!」

と短く叫んだ。

シンジはアスカの叫びを聞きながら、カメラをセットするための三脚を組み立て、アスカの全身――もちろん下半身方向から――が映る位置にカメラを固定し、“REC”を押した。

ちゃんとカメラが録画をし始めたのを確認すると、シンジは素早くアスカの股間に移動し、少し乾いてしまったがまだ充分に潤いのある内部に舌を挿入した。

「いやああっ、シンジ、お願い、録らないでえっ!!」

アスカは赤髪を振り乱し、これまでにない大きな声で絶叫した。

シンジはアスカの絶叫を沈めてやると言わんばかりの激しい勢いで内部の内襞に舌を這わせ、陰核を押し潰すように激しく愛撫したが、アスカにとっては録画されているといった行為の方がショックが大きいらしく、全身を揺すってこの緊縛状態から逃れようとした。

そのあまりの抵抗の激しさに耐えかねてか、シンジはレイに言った。

「綾波、アスカを黙らせて」

シンジに言われると、レイはすでにそのつもりであったらしく、すっとアスカの上半身の方に移動すると、狂気のように振り回されているアスカの頭部を両手でぐっと押さえつけた。

えっ、とアスカが声をあげる間もなく、レイは自分の唇でアスカのそれを塞いだ。

「んんっ、んー」

最初アスカは自分の唇にあてがわれている柔らかいものが何か分からなかったが、同性のレイの唇とわかり、さっき以上の狼狽を示した。

必死で上半身を揺さぶってレイの唇から逃れようとするか、思いの外レイの力は強く、またシンジに下半身を責められているせいで力が入らなくなっているためにそれはできなかった。

やがて、もう駄目だと観念したのか、アスカの抵抗が一瞬ゆるんだ。

それまで、アスカの唇の周りをなぞるように舐め回していたレイが、その一瞬を狙っていたかのように、舌をアスカの口腔内に滑り込ませた。

「んっっ!!」

レイの舌が自分のそれに絡んだ瞬間、アスカは声にならない叫び声をあげ、レイを吐き出そうとしたが、レイはアスカの舌をしっかりと押さえ込んだ。

「んん、んんっ・ ・ ・ ・ ・ 」

アスカはしばらくの間必死の抵抗を試みたが、恐ろしいまでのレイの迫力に、とうとうギブアップしたらしく、力を抜いてぐったりとなった。

アスカがおとなしくなったのを確かめると、レイの舌は更に激しくアスカの口腔内を浸食し始めた。

しばらく舌どうしを交わらせた後、頬裏を舌先でつつくように刺激し、反対側を舌の腹でべろりと舐めあげる。

レイの唇がアスカの口を完全に塞いでいるにもかかわらず、クチュ、クチュと響いてくるその淫らな音色に触発されたせいか、シンジの愛撫も更に激しいものとなった。

さっきやろうとしていたように、アスカの突起の包皮を剥いて抜き取らんばかりに強く吸い上げてやる。

アスカは喉の奥で絶息するような悲鳴をあげ、続けてシンジの舌先がそこに触れるたびに全身をガクンガクンと震わせた。

その都度タプタプと揺れるたわわな乳房を見たレイは、思い出したかのように両の手をその上にあてがった。

そして触れるか触れないかという微妙な力をこめて、ゆっくりと撫で始めた。

アスカはその繊細なレイの掌の動きに最初はもどかしさを感じたが、突然レイが強く乳首を摘み上げると、

「くっ!」

と鋭い悲鳴を発して仰け反った。

だがすぐにレイの動きは元通りになり、ゆっくりとアスカの双乳を撫で上げる。

しかし、いつ乳首に激しい責めを加えられるかもしれないという思いは、アスカの神経を、股間以上に乳房にまわすことになった。

シンジの方はというと、アスカの股間から顔を上げ、今度は両手の指先を使ってアスカの陰核をゆるゆると揉みしだき、更に奥まで指を侵入させてヌルヌルしている内襞を小刻みに揺さぶったりした。

アスカの喘ぎ声は益々激しくなってきた。

そこに再び加えられる、レイによる乳首への口激。

「ああっ、レイイイイイっ!」

アスカは真っ赤に上気した顔を思い切り仰け反らせて、

「ああん、ねえっ、もう、なんとかしてえ!シンジい、レイいっ、おかしくなっちゃううう!」

と叫んだ。

「アスカ、もうイきそうなの?」

シンジは指をアスカの中に入れたまま、アスカの耳元で囁いた。

アスカはあられもない痴態を晒し、狂気のようにガクンガクンと顔を揺さぶりながら、

「お、お願いっ、早く、早くう!」

と哀願した。

シンジは満足したような表情を浮かべると、レイに目配せした。

するとレイは、最後の仕上げといわんばかりに、アスカの両の乳房を少し強く揉みながら、痛いほどに屹立している乳首を交互に吸い上げる。

シンジは、レイに負けるもんかというようにアスカの突起を吸いだし、3本の指をアスカの最奥に突き立てる。

次の瞬間、アスカはくくくくーーっという呻き声をあげ、汗みどろになった女体を弓ぞりにさせた。

そして、ああっ、ああっ死んじゃううううっ、と声を震わせると、突き上げた顎をプルプルと痙攣させた。

だがそれは一瞬の出来事で、すぐに糸の切れた操り人形のように崩れ落ちる。

「はあ・ ・ ・ ・ 」

3Pという異常な状況で絶頂を迎えたアスカは、真っ赤な顔をがっくりと横に伏せて、半分ほど開いた口から舌の先を覗かせている。

シンジはまだ指を入れたまま、自慢の赤髪を汗でべったりと頬にまとわりつかせたアスカの横顔を愛おしそうに見つめた。

レイはアスカの乳房から手を離すと、頬に密着している赤毛をゆっくりとなぞった。

「・ ・ ・ アスカ?」

シンジはアスカに呼びかけたが、アスカは肩を上下させるだけで一言も声を発しない。

「・ ・ ・ 気絶したみたい」

レイはそう言うと、ビデオカメラを停止させ、胸をはだけたアスカの制服の乱れを直しにかかった。

 

***

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

「・ ・ ・ スカ、アスカ、しっかりして」

シンジの呼びかけに、アスカはようやく意識を取り戻し始めた。

「・ ・ ・ アスカ、眼をさまして・ ・ ・ 」

レイも何か急いだような声でアスカに呼びかける。

二人の声によってようやくアスカはさっきまでの状況を思い出した。

・ ・ ・ そっか、アタシ、シンジとレイにイかされちゃったんだ・ ・ ・ ・ ・ 

「・ ・ ・ シンジ、レイ、もういいわよ」

アスカはそう言ってゆっくりと上体を起こした。

気絶している間に、アスカの四肢を拘束していたナイロン製のロープは解かれ、教室の床に敷かれたエアマットに寝かされていたのだ。

そしてもう胸元のボタンをちゃんとしめられ、新しい下着を履かされていることに気付いた。

「・ ・ ・ アリガト、シンジ」

まだ少しぼうっとしたまま、アスカは言った。

「やったのはレイだよ」

そういってシンジはレイの方を振り向いた。

アスカもそれにつられてレイの方を向いて言った。

「レイ・ ・ ・ あんなに激しくするなんて、ちょっとシナリオ外だったわよ」

「・ ・ ・ 早く達して欲しかったから・ ・ ・ 」

「・ ・ ・ レイ、アンタ・ ・ ・ 」

アスカは信じられないようにレイを見つめた。

しかしシンジはそれを遮るように、

「さ、そろそろ家に帰ろう。用務員さんが巡回に来るだろうし、シワになった制服にアイロンをかけてミライ達に返さないと」

「大丈夫よ、アタシのプレイ用の制服をミライに貸してあげればいいのよ」

「プレイ用って、この前買ったヤツ?」

「そ、アンタが選んだヤツよ」

「だっ、だめだよ、あんな制服!」

「・ ・ ・ 碇君、また新しいの買ったの?」

「いっ、いや、その、レイ、これには理由が・ ・ ・ 」

「・ ・ ・ どんな制服?」

「半分透けたようなヤツよ。だーいじょーぶだって、白いTシャツを着て、上にヴェストを着ればばれやしないわよ」

「・ ・ ・ 碇君、どんな理由?」

「あ、の、その・ ・ ・ ・ ごっ、ゴメン、レイ、もう買いませんから許して!」

「・ ・ ・ 駄目」

レイが冷たく言った。

「・ ・ ・ 御仕置き・ ・ ・ 」

「そーね、こーんな危ないオヤジにはオシオキが必要だわ。シンヤ、じゃなくって深夜に、妻に娘達の制服を着せて教室プレイするようなやつにはね」

「そっそんなあ、だいたいアスカが言い出したんじゃないか。たまには外でやろうって」

「そのわりにはアンタもすっごおおおおおく楽しんでたんじゃないの」 うりうり

「そ、それは・ ・ ・ その・ ・ ・」

「というわけで、今度はこれでいくわよ!」

アスカは、ミライのスクール水着を取り出した。

「そ、そんなの持ってきてたの?」

「他にもあるわよお」

レイの持ってきた特大のバッグの中には、オーソドックスなセーラー服や、ボディコン、ソフトボール部のユニフォームなどが詰まっていた(^^;;;

「とりあえず行きましょ」

アスカはシンジの手をとって、教室から連れ出そうとした。

「ど、どこへ行くの?」

「アンタ、バカあ?水着といえば更衣室に決まってるじゃないの!ああっ、想像しただけで萌えるわあ!」

アスカはさっきまで気絶していたとは思えないほど元気になっていた。

 

しかしそれを遮るように、冷静な声が響いた。

「・ ・ ・ 駄目よ」

「なんですって!」

アスカとシンジはその声をした方を振り向いた。

 

 

 

「・ ・ ・ 碇君、今度は私の番・ ・ ・ 」

それは白の半袖の体操服に、黒のブルマを履いたレイだった(爆)

 

 

次回、「レイの場合」に続く・ ・ ・ のか?



SAYさんへのメールは、中昭が仲介いたします。
件名にはSAYさん宛と明記して下さい


中昭のコメント(感想として・・・)
 

  SAYさんより初投稿っす。

  うわぁーお
  学校イメクラに凝ってしまったっすな。

 やっぱりキャラ感
ミセスR   「その時のビデオがこれ」
ミセスA   「きゃぁやだ子供に見せないでよ」
美少女M   「んなもの見慣れてるわよ」
ミセスA   「・・・なによその言い方。気に入らないわね」

少年S    「服をしわくちゃにされるし、切られた下着ってミライのお気に入りだったからね」
ミセスA   「な、なによ。代わりのあげたでしょ」
美少女M   「夜しか着れないものもらったってしょうがないでしょ」
ミセスA   「ふーん」
美少女M   「あによ」
ミセスA   「着てるんだ?夜」
永遠の少年S 「父さんにも見せてくれるかい・・・・・なーーんて・・・・・ね
        冗談なんで・・す・・・・・・けど」
一同     「「「「「「「「・・・」」」」」」」」


ミセスA   「レイ撮影会開始よ」
ミセスR   「了解」
永遠の少年S 「なんだかとってもいやぁぁあぁぁああ



  みなさん、是非SAYさんに感想を書いて下さい。
  メールについては私が仲介致します。




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