『レイの場合(前編)』

                                bySAY

 

***

 

注1.本作品を読む前に拙作「アスカの場合」を先にお読み下さい。でないと訳が分かりません(^^;

注2.かなりアブノーマルな描写もあります。レイを神聖視する方は読まない方が賢明かと思われます。

 

***

 

白の体操服に黒のブルマを履いたレイを見た途端、不覚にもシンジの頭の中は真っ白になってしまった。

アスカのブルマ姿なら何度か家で見たことがあるが(^^;;、レイのは初めて、しかも学校内だからシチュエーションもバッチリだ(何がだ)。

レイは、ちょっと放心してしまったシンジの所まで来ると、その手を取って、

「・・・碇君、行きましょう」

と言って教室から出ようとした。

「ちょちょちょっと待ちなさいよ、レイ、アンタどこに行くつもりなの?」

「・・・体育用具室」

「なんでそこなの?」

「・・・マットがあるから(ぽっ)・・・それに・・・」

「それになに?」

「・・・時間」

「あっ、ほんとだ。アスカ、そろそろ用務員さんが見回りに来るよ」

「くっ、仕方ないわね。じゃレイ、先に行っときましょう」

「ア、アスカ、荷物持ってよ」

「レディにそんなもの運ばせるつもりなの?一番楽しんでるのはアンタでしょ」

そう言い逃れをして、アスカはレイの手を引いてさっさと教室を出てしまった。

「はあ・・・」

まだ片づけられていない机や散らばっている服を見ながらシンジは溜息をついた。

 

一足先に体育用具室に到着したアスカは何か使える道具はないかとあちこちを物色している。

「ふーん、昔は気付かなかったけど、アレ目的で探すと色々あるわね・・・きゃー、こんなものまで!こんなのを使われたら・・・ やだー、アタシ壊れちゃう!」

何を想像しているのやら。

レイの方はというと、いそいそと前転運動などで使われる長マットを敷き始めている。

「碇君に御仕置き・・・碇君に御仕置き・・・」

敷き終えたマットの上に寝転がるレイ。

「・・・狭い」

そうつぶやいてもう一枚マットを横に並べ始めた(^^;;

 

コスチュームが入った鞄2つと、特大のアイテムバッグ(^^;を持ってようやくシンジが到着したとき、アスカは、マットの上に仰向けになってバンザイをしているレイの手首に縄跳びの縄を巻き付けているところだった。

「アスカ、何やってるんだよ」

「これからするんでしょ、ナニを」

「じゃなくって、なんでまた縛ってるんだよ」

「抵抗できない方が燃えるのよ。レイも縛って欲しいって言ってるし」

「レイ、いいの?」

「碇君の・・・好きにして」

レイはかすかに頬を赤らめながら、しかし興奮を抑えるような声で言った。

「アンタも手伝いなさいよ、ほら」

アスカはシンジの足下に別の縄跳びを投げつけた。

「こんなのどこにあったの?」

「アンタ、バカあ?体育倉庫なんだからこんなものいくらでもあるわよ」

そう言ってアスカが指さす先には、長さが色とりどりの縄跳び多数、リレー用のバトン、ピンポン球を始めとする各種ボール、バトミントンのラケットと羽、その他アイテムバッグに入っていないものが積まれてあった。

「こんなもの何に使うの?」

シンジがバトンを見ながら言った。

「そんなの決まってるじゃない」

アスカが何故か赤くなりながら答えた。

レイもアスカに負けないくらい真っ赤になっている。

「???まあいいや」

文句を言いながらもレイの足首に縄跳びを巻き付け始めたシンジであったが、黒いブルマを中心としてすらりと八の字型に伸びたレイの生足を見ているうちに、なけなしの嗜虐心がムクムクと湧き上がってきた。

(この際だから、普段の御仕置きの仕返しをしてやろう。それとアレも試してみたいし・・・)

そんなことすると、更なる御仕置きが待っていることがまだ分からないのか、この男は。

シンジはレイの左足首に縄跳びを巻き終わると、他端をマットの下にくぐらせ、反対側から引っぱり出す。

レイの内股に両手をあてて、ぐいっと押し開く。

「あっ・・・」

レイが少し驚いたような声を出した。

自分で言ったとはいえ、やはりアスカもいるところで開脚のまま固定されるのは恥ずかしいものなのだろう。

そんなレイの羞じらいを新鮮に感じつつ、もう一方の足首に縄跳びを巻き付けていった。

 

そうこうしている間にシンジもアスカも縛るのを終え、改めてレイの緊縛姿を眺め直した。

恥ずかしげに横に伏せたレイの顔は、薄暗い照明のなかにあって、かえってその白さをアピールしており、バンザイにされて縛られた両腕や八の字に開脚された両足も、レイの生身の部分はまるで蛍の灯りのような幻想的な雰囲気を漂わせていた。

そんなレイの、おんなであることを証明する部分を覆っているのが、体操服とブルマーというのが、ある種倒錯的な感覚をシンジに与えていた。

レイの白さを充分に理解しているアスカであったが、蛍光灯の灯りさえ一歩引くような、神秘的なレイの白さには思わず溜息をもらした。

X字型に拘束されたレイのブルマー姿を一通り堪能し、さっきのようにビデオカメラをセットした後、シンジはレイの股間の間に、アスカはレイの横にひざまずいた。

「碇君、シチュエーションは?」

レイがシンジの方を向いて質問した。

「へっ?」

まだレイの生足に見とれていたシンジが間抜けな声をあげた。

「シチュエーション」

「そうよシンジ、どういう状況か考えなきゃ」

「さっきは高ビー女にキれた碇君の仕返し」

「なんかむかつく言い方ね。ま、その通りだけど」

「そうだね。どうするアスカ?」

「そうね、ってアンタが考えなさいよ。作家でしょ、一応」

「わ、わかったよ。ちょっと待ってね」

「早くしなさいよ」

「うーん・・・そうだな、こういうのはどうかな」

「それでいきましょ」

「・・・まだ何も言ってないわ」

「わ、わかってるわよ。アンタ、その冷静な突っ込み、何とかならないの」

「知らないわ。だって私は1145人目だもの」

「・・・・・・(この女は)」

「ア、アスカ、レイ、言ってもいいかな」

「早く言いなさいよ。アンタのせいなんだからね」

「レイとアスカは中学の同級生。二人は同じ男の子を好きになって、ことあるたびに争奪戦を繰り返している。一方、その男の子は少しだけレイの方を気に入っている。それを知ったアスカが、レイを襲って脅迫し、その男の子から引き離すようにする・・・って、アスカ、どうしてそんな顔してるの?」

「アンタ、よくそんな都合のいいストーリー考えつけるわねえ。それにアタシがすっごく嫌な女にされてるし」

「だ、だめかな、やっぱり?」

「もういいわよ、それで。あ、そうだ、アタシとレイはどちらも大財閥の令嬢ということにしましょ。もちろん、ライバル会社のね」

「アスカが財閥令嬢?」

「なによ、その不満そうな口調は。レイ、それでいいでしょ?」

「かまわないわ。貴方は気に入った男を手に入れるためには手段は選ばない令嬢。私はその罠に捕まってしまう薄幸の美人令嬢ということね」

「ほんっっとにこのまま放っておいてやろうかしら、この女」

「まあまあ、アスカ、その方がプレイしやすいんじゃないかな」

「アンタまでそんなこというの。まあいいわ、レイ、徹底的に襲ってあげるから覚悟しときなさいよ。ところでアンタの役割は?」

「へっ?」

「アンタの役名よ」

「・・・考えてなかった」

「やっぱりね。じゃあアンタ、アタシの下僕になりなさい」

「げ、下僕う?」

「そうよ。美人令嬢の学校生活には取り巻きの男共が不可欠なのよ。学園ラブコメの基本よ」

「これってラブコメなの?」

「細かいことはいいの。それより、下僕になるの、ならないの?」

「いいよ、それで」

「よーし、それじゃ下僕その1、レイをやあーっておしまい」

どこかで聞いたような台詞だったが、これ以上我慢すると身体(の一部分)に良くないと判断して、シンジはレイへの愛撫を開始した。

「レイさん、あんたには恨みはないが、アスカさんの頼みだから仕方ないんだ。勘弁してくれよ」

すっかりその気になって、似合わない台詞を言うシンジであったが、すぐにアスカの修正が入った。

「アンタは下僕なのよ。アスカお嬢様って呼びなさい。それとレイはライバルなんだから綾波って呼び捨てにしなさい」

 

じーーーっ

 

「な、なによ、2人して、そんな目で」

「レイ、どうする?」

「私はかまわないわ」

「じゃあそうしよう、“アスカお嬢様”、それでは始めさせていただきます」

「たっぷり可愛がってやりなさい」

アスカの承諾を得て、ようやくシンジはレイの内腿に指をかけて、すっ、すっと撫で回し始めた。

「あ・・・」

レイは声にならない叫びをあげ、びくりと下半身をふるわせた。

続いてシンジは唇をあてがうと、くすぐるように動かし、ところどころ舌を這わせてやる。

レイは熱い息を吐き、拘束されて動けない下半身をもじもじとさせた。

レイの艶姿を初めて見るアスカは、予想以上に色気のある反応をするレイに、これがあのレイ?と驚いていたが、「早くレイをイかせて、もう一度アタシがシンジと」、「レイよりも魅力的なポーズを研究するため」という理由からレイの上半身を責め始めた。

首筋に掌を当てて焦らすように撫で回し、愛撫をするにはちょうど良いサイズの胸の膨らみを交互に揉み上げる。

「ん・・・ああ・・・」

レイは切なげな声をあげ、なよなよと首をふって悶えた。

シンジは唇をあてがってレイの膝から股間に向かって舐めあげ、空いている手の片方をブルマの上に置き、下腹部のあたりをゆっくりと撫で上げる。

そして徐々に愛撫する位置を下げていき、やがてわずかに膨らんでいる部分にかかると、レイはビクンと下半身を跳ね上げて、

「あん!」

と嬌声をあげた。

シンジはしばらくの間、掌全体を使ってゆるゆると揉みあげ、続いて3本の指で引っ掻くようにしてやるとレイは眉間にしわを寄せるような表情で悩ましい声を漏らす。

そして中指1本で、ブルマの上から秘裂をなぞるようにしてやると、ついにレイは、

「あんっ・・・お願い・・・」

と短いがはっきりとした声で叫んだ。

「どうしたの、綾波?」

シンジはわざと疑問符をつけてレイに尋ねた。

レイはすでに恍惚の一歩手前という潤んだ瞳で、シンジの方を見つめた。

「お願いだから・・・ねえ」

「だから、なにをお願いするの?はっきり言ってくれないとわからないよ」

シンジはレイが何を望んでいるのか十分分かっていながら、何とかしてレイの口から言わせようとした。

さらに焦らすように、秘裂と後ろの穴の間の箇所を軽く擽ってやる。

「あ・・・だめえ・・・ 」

思わず眼をつむって、悶え声をあげる。

「だめなの、綾波?」

シンジはすぐに手を離した。

「あん・・・だめ・・・もっとお・・・」

「どっちなの?やめて欲しいの、もっとして欲しいの?

そう言いながら、今度は後ろの穴の当たりを強く押す。

「お、お願い・・・もっと、もっと・・・」

「もっと、なに、綾波?」

「もっと・・・強く・・・お願い、もっと強くして・・・」

レイは真っ赤になってそれだけ言うと、まるでこのまま消えてしまいたいかのように顔を横に伏せてしまった。

シンジは満足したような表情で

「綾波って、いいところのお嬢様のくせに、こんなことが大好きなんだね」

そういいながら、股間からブルマの中に指を入れて、ピンピンとヘアを弾く。

「!」

レイは一瞬全身を硬直させたが、続いて、

「そこ・・・もっと・・・」

と満足したような声をあげた。

シンジは、こんな積極的なレイを見て少し驚いているアスカの方を向いて、

「アスカお嬢様、綾波はもっと強くさわって欲しいといってますが、如何いたしましょうか?」

とおどけたような声で質問した。

アスカは一瞬とまどったが、すぐに冷静になり、考え込んだ。

「そうね・・・」

このままシンジの言うように激しく愛撫してやれば、すぐにでもレイは達することになるだろう。

早くレイをいかせて、もう一度自分がシンジに愛されたい、それは自分が望んでいることでもあった。

しかし、ただこのままいかせるだけでは面白くない。

手足を縛って自由を奪っている、この状況でしか出来ないことは何かないか。

そうだ、普段は能面のようなレイの表情を崩すことは出来ないだろうか?

愛撫を続ければ、絶頂に達するときの恍惚の表情は見れるであろうが・・・

そう思ってレイの方を見ると、X字型に拘束されているおかげで、無防備に開かれている体操服の脇腹の部分が眼に入った。

「!!!」

このとき、ちゃーんす!と口に出したかは分からないが、アスカの口元に意地の悪い笑みが浮かんだのは確かであった。

「だめよ」

アスカはにやにやしながらシンジに言った。

「え?」

「だめよ、もっと徹底的にこらしめて、2度と彼の前に出れないようにしてやるのよ」

アスカは本気か演技なのか分からないことを言った。

「じゃ、どうしますか、アスカお嬢様?」

シンジは、またなにかとんでもないことを思いついたんじゃないか、と心配しながら尋ねた。

するとアスカはレイの頭の方にまわって、両手をレイの脇腹にあてがうと、

「こうするのよ」

そう言って、少し強めに脇腹を擽り始めた。

しかし一瞬おいた後、レイの口からは、

「あああーーっ!」

という絶叫が響き渡った。

それは明らかに、先程まであげていた艶声とは異なったものであった。

アスカは思わず擽っていた手を止めて、レイの顔を見た。

「アンタ、ひょっとして、こういうのに弱いの?」

しかしレイは口を反開きにして、荒い息を吐いている。

「シンジ、レイってくすぐったがりなの?」

「い、いや、わからないよ。僕もあんな声初めて聞いたんだ」

シンジも驚いた表情で答えた。

「ふーん、意外だったわね」

アスカはそう言ったが、その眼は面白いおもちゃを見つけた子供そのものであった(やれやれ)。

「よーし、今度は思い切りレイを擽ってやりなさい」

そう言って、アスカは剥き出しになっているレイの手首から肘にかけてこりこりと引っ掻き始めた。

「うっ!」

レイは短く叫び、薄青色の髪を揺らせた。

アスカはもう片方の手の指先をレイの顎に当て、触れるか触れないかの微妙な力で頬や鼻の上をなぞっていく。

「や・・・やめて・・・もう・・・」

レイはアスカの指から逃れようと必死に顔を揺さぶった。

しかしアスカは、逃げてもムダよ、と言わんばかりの指使いでレイの顔に指を這わせ続ける。

一方シンジの方は、初めて見るレイの表情にしばしぼうっとしていたが、なんとかアスカの指をかわそうとしているレイの表情を見て興奮したらしく、レイの足に手を伸ばした。

アスカに擽られてバタバタしているその華奢な足の片方を自分の脇に挟んでしっかりとホールドし、余った方の手でレイの膝裏を擽り始めた。

「はっ!」

突然膝裏を責められ、レイは窒息したような声をあげた。

必死に身をよじらせて逃れようとするが、シンジはがっちりとレイの腕を押さえつけ、そのまま膝裏からすねにかけて、擽りながらゆっくりと手を動かしていく。

「やめて・・・ねえ、お願い・・・くくっ・・・」

「く・・・ううっ・・・くくくくっ・・・」

冷静な喘ぎ声だったのが、徐々に、必死に笑いを抑えるものに変わってきている。

「綾波、ここを擽るのはもうやめて欲しいの?」

シンジはすね裏をこりこりと掻きながらレイに聞いた。

「くっ・・・お、お願い・・・やめて、もう・・・くくくっ・・・」

笑い声を混ぜながらも、許しを乞うレイ。

「ようし、それなら“お願いですアスカお嬢様、レイの膝を擽るのはやめて下さい”って言ってみな」

シンジはレイにそう言って、今度はレイの膝頭に指を重ね、膝裏方向に向かってゆっくりと指を広げていく。

「ひいっ!お、お願い・・・」

「それは綾波次第だよ。早く言わないとこうするよ」

シンジは膝に乗せていた指を傷一つない真っ白なすねにあて、足首に向かってゆっくりと動かし、もう一方の手を股間にあて、ブルマのラインに沿ってすっ、すっと撫で上げた。

「!お、お願いです・・・ア、アスカお嬢様・・・」

レイはもう無我夢中になって哀願の声をあげる。

シンジはアスカの方を向き、ニヤリとした。

アスカもそれに合わせて、

「レイ、言いたいのなら早く言いなさい。でないとこうするわよ」

レイの両腕を擽っていたアスカは、その手をレイの両肩に置き、首筋に沿ってこめかみのあたりまで一気に撫で上げた。

「ひっ・・・うっ、くう・・・」

「さあ、レイ、言うの、言わないの?」

アスカは、レイの首筋や頬を擽りながら、レイをせき立てた。

「ア、アスカお嬢様、くっ、おね、お願いですっ!」

レイはそこまで一気に言うと、一旦荒い息をしてから、

「お願いですっ、レイの、レイの膝を擽るのは、あっ、やめてくださいいっ、くくくくっ!」

今の状態から抜けられるなら何でもする、そんな感じでレイは一気に喋った。

よほど苦しかったらしく、深呼吸を繰り返している。

シンジは膝から指を離し、アスカにも一旦手を止めるように合図した。

「シンジ、もうやめるの?」

明らかに不満な顔をするアスカ。

そんなアスカに、シンジはウインクを一つしてから、

「レイ、膝を擽るのはやめて欲しいと言うんだね」

シンジはレイに質問した。

「は、はいっ・・・やめて・・・」

ようやく擽りから解放されたレイは、顔をぐったりと横に伏せて、苦しそうに言った。

「ようし、じゃ、膝を擽るのはやめてあげるよ」

そう言って、シンジはレイの足の裏が見える所までずり下がった。

「・・・そのかわり、こっちを擽ってあげるよ」

シンジは片手でレイの左足首を押さえると、もう一方の手で、足の甲を擽り始めた。

「ひあっ?!」

もう大丈夫だ、と安心しきっていたところに、より激しい擽りを加えられて、レイは甲高い声を出した。

「アスカ、膝以外ならかまわないらしいよ」

シンジは、アスカを見て意地悪い声で言った。

アスカもニヤリとして、

「そうね、じゃあこちらはどう?」

そう言いながら両の手でレイの両乳房をすっぽりと包み、胸に指を這わせながら、頂点まですうーっと撫で上げた。

「ああっ!いや、いや・・・やめて・・・」

先程よりも敏感な部分を同時に擽られ、レイは再び嬌声とも笑い声ともつかない声をあげた。

そんな必死の声など聞こえないかのように、シンジとアスカはレイの華奢な身体を擽り続ける。

シンジは足の甲を一通り擽ると、今度は側面、そして指と指の間に息を吹きかけながら小指で弾く。

「うう・・・くう・・・やめ・・・ああ・・・」

レイは目尻に涙をためて、シンジに哀願した。

しかし今日のシンジはかなりテンションが高いらしく、今度はもう一方の足を責め始めた。

アスカは、レイの乳房を一通り撫で回した後、その頂点を指で引っ掻き始めた。

ブラジャーの上に体操服を着ているとはいえ、女体の中でもっとも感じる部分の一つである乳首を責められて、レイが感じないはずはない。

「ひ、ひいっ・・・そこ、いや・・・ああ・・・」

レイは首を思い切り仰け反らせ、腰をピクピクと震わせる。

アスカは、乳首を中心にして円を描くように親指を動かし、そのまま両の掌を胸から脇腹に滑らせる。

「ひあっ!そ、そこは・・・あっ、だめっ」

レイはこれまでよりも大きい声で叫んだ。

その声を聞くと、アスカは、やめるどころか、さらに力を入れて、胸と脇腹を往復させた。

ただ擽るだけでなく、強弱を付けて、また、時々腰骨近くまで指を這わせていく。

レイは狂気のように首を振り、拘束されて不自由な体を揺さぶって、柔らかい脇腹を責めるアスカの指から少しでも逃れようとした。

しかしアスカは、そんなのはお見通しよ、と言わんばかりに、レイの脇腹に掌を張り付けている。

レイが右に体をよじらせると右に、上方に逃れようとするとまるでそれに合わせるように、両手を動かした。

シンジも、いつの間にかバドミントンの羽根を手にして、羽の部分でレイの太股を撫で回している。

「あ・・・ああ・・・ああ・・・あひい・・・」

レイの悲鳴のトーンが少し高くなったような気がするが、それに気付くこともなく、シンジは羽根を這わせ続ける。

染みやほくろの全くない、大理石のような白さを持つレイの太股をゆっくりと撫で上げ、内腿を指で擽り、股間のブルマのラインに沿って舌を這わせる。

「あん・・・あ・・・んん・・・」

レイは股間を突き出すようにして、下半身をガクガクと震わせた。

シンジは太股をしっかりつかんでレイの動きを抑え、もう一方の太股の裏側に指を当てて撫で上げ、小刻みに指を震わせる。

執拗なまでのシンジの指の動きに、レイの膝はガクガクと震え、殆ど力を入れることも出来なくなっている。

アスカの方も、レイの脇腹を充分に堪能したらしく、今度は体操服の上から鳩尾を擽り始めていた。

最初は軽くなでてやるだけなのだが、それだけでレイはブルブルと上半身を震わせている。

続いて掌でさするようにし、ようやく擽りはじめると、レイはビクンと身体を震わせ、何度も上半身をくねらせる。

「ひいっ・・・ひっ・・・ひい・・・やめ・・・あ、あ・・・」

これまでシンジにもあまり触れられたことのない鳩尾をいきなり擽られて、更に高い悲鳴をあげるレイ。

加えて、空いた方の手で先程まで擽っていた脇腹を再び責め始めると、レイは身体についた水分を弾き飛ばすかのようにブルブルブルっと悪寒を感じたように腹部を震わせた。

一方シンジも、下半身への擽りを一旦止めて、レイの上半身の方に身を乗り出してきた。

そして臍上まで覆っているブルマの上部から片手を突っ込み、鳩尾の下から下腹部にかけて擽り出すと、レイはとうとう、

「いやあーーっ!」

と涙声で叫んだ。

シンジとアスカが驚いてレイの顔を見ると、

「・・・許して、お願い・・・もう・・・死んじゃう・・・」

レイは瘧にかかったように唇を震わせながら、遂に涙を流して哀願し始めた。

そんなレイを見て、さすがにやりすぎたと思ったのか、アスカはシンジに言った。

「ねえ、シンジ、もういいんじゃない?」

シンジはブルマから手を抜き出しながら、

「うーん・・・そうだな、やめたいのはやまやまなんだけど」

と未練がましそうに言った。

「なによシンジ、まだ擽り足りないっていうの?」

アスカは、レイの涙を指で拭いながら非難するように言った。

「うん、あと一つだけ、擽りたいところがあるんだ。いいでしょ、アスカ“お嬢様”?」

シンジは懇願するようにアスカに言った。

「しょうがないわね、ホントにこれが最後よ」

「うん、ありがとうございます、“お嬢様”」

そう言ってシンジは再びレイの下半身に移動する。

「ところでアンタ、最後って、どこを擽るつもりなの?」

アスカが尋ねると、シンジは、

「まだここだけ、擽ってないんだ。最後に残しておいたんだよ」

そしてシンジは、どこかで見たようなニヤリ笑いを浮かべた。

それを見た瞬間、アスカは、

(コイツ、ヤバイことを考えているわ!)

と本能的に感じた。

シンジは、

「綾波、これが最後だからね。しっかり我慢するんだよ」

と言って、レイの膝に足を乗せて、動かないようにすると、これまで残しておいた部分――レイの足の裏――に指をあてがった。

「ひぎっ!」

レイは足指の裏に触れられただけで、甲高い声をあげた。

(これくらいで悲鳴をあげるなんて・・・これ以上するとどうなるかな?)

それが見たくて、シンジは小刻みに指を動かし始めた。

「ひっ・・・ひっ・・・」

「ほらほら綾波、これでどうだい?」

シンジは遂にレイの足の裏全体を擽り始めた。

「あぐっ・・・ああっ・・・やめてえ・・・」

レイはまるで憑かれたように激しく全身を震わせ、ぼろぼろと涙をこぼした。

シンジはそれを見て、レイを責める手にますます力を込めた。

「ああっ・・・碇君・・・碇君・・・助けて・・・死ぬ・・・死んじゃう・・・」

レイは、ベッドの上でも出したことの無いような艶のある声でシンジに懇願した。

「ちょっとシンジ、もういい加減にしなさいよ!」

これ以上擽ると、本当にレイが発狂してしまうかもしれない――

それを感じさせるくらいのレイの悲鳴に、アスカは思わず叫んだ。

シンジはアスカの剣幕を見て、そろそろ限界かなと思い、とどめといわんばかりに、両手を使って両足の裏を擽ってやった。

「くくくくくくくーーーっ!!!」

レイは首が折れるんじゃないかというくらいに頭を仰け反らせ、絶頂に達したときのようにピーンと身体を弓なりにして、最後の悲鳴をほとばしらせた。

その悲鳴が終わると同時に、レイの履いている黒のブルマの色が、さらに濃くなり始めた。

やがて鼻を突くアンモニアの臭いがし、マットの上に恥ずかしい染みを作り始めた。

シンジとアスカは呆然とした表情でレイを見つめた。

レイはようやく擽り地獄から解放されて、死んだようにぐったりとなってしまい、自分の下半身がどうなっているかも分からないようであった。

開かれた口から出し入れされる舌と、上下する体操服の胸の部分が、レイがうけた擽りの激しさを物語っていた。

 

To be continued


***

 

From SAY

 

こんにちは、SAYです。

稚拙な文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

変なところで終わってしまいましたが、続きは後編ということで、どうかお許し下さい。

御不満な点などありましたら(全部、という説もある)、メールや掲示板で教えていただけると嬉しいです。

ではではo(^^o o^^)o o(^^o


SAYさんへのメールは、中昭が仲介いたします。
件名にはSAYさん宛と明記して下さい


中昭のコメント(感想として・・・)
 

  SAYさんより頂きました。第二弾

  くすぐり地獄っすな。

 んだばキャラ感
美少女M   「・・・・」
ミセスA   「・・・・」
永遠の少年S 「な、なに?」

美少女M   「鬼畜」
ミセスA   「普段大人しいやつに限ってなにするかわかんないわよねぇ」

少年S    「見直したよっ!!父さん」
げしぃ
美少女M   「『見損なった』でしょ。それともあんたあんな事あたしにスルつもり?」
フミフミ
ミセスR   「して欲しいのね」
似たもの母娘 「「ぴくっ」」
ミセスR   「言葉に言い表せないくらい羨ましいのね」
似たもの母娘 「「ぴくっっつぅうう」」

ミセスA   「そんなわけないでしょ」
美少女M   「そうよそうよ」

永遠の少年S 「それならそう言えばいいのに」
ミセスA   「言えばしてくれたの?
永遠の少年S 「うん、当たり前じゃないか」
ミセスA   「・・・あはははは」
美少女M   「あたしもあたしもぉ」

ミセスA   「・・・」
ミセスR   「・・・」

美少女M   「・・・シンヤに頼みます」

永遠の少年S 「僕がミライで」
少年S    「俺がアスかーさん担当では」

ミセスA   「・・・」
ミセスR   「・・・」
美少女M   「・・・」

似たもの父息 「「駄目・・だよね」」


  みなさん、是非SAYさんに感想を書いて下さい。
  メールについては私が仲介致します。




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