HOLY BEAST  1,000,000HIT記念

 

智子(前編)

                    by
                    原案&ノーマルパート&標準語添削      おぐらゆきのり様
                    あぶノーマルパート  &関西弁添削           SAY

 

 

 

***

 

○シーン1

藤田家のリビング

 

浩之、雅史、志保、レミィらがリビングに集り、騒いでいる。

当然、アルコールも入っている。 その騒ぎの中で、台所からトレイに料理を並べ、持ち運ぶあかりと智子。

「さあ、きたきたきた!待ってたわよ!!」

いきなり立ち上がり、トレイの上の料理に手を伸ばす志保。

と、その志保の手を、横から伸ばされた浩之の手が、ぺしっと叩く。

「ったぁ!!・・・・・・・・・なぁにすんのよ、ヒロ!!」

ぎろっと、親の仇を見るような目つきで浩之を見る志保。

「おまえなぁ・・・」

怒りのこもった視線を受け流しつつ、呆れ顔で志保を見やる浩之。

「出資者の俺を差し置いて、真先に食おうってぇのかよ?」

「うう・・・い、いいじゃないの!アタシだって、一応飲み物を持ってきたじゃな・・・」

「ペットボトル一本でか?」

「う・・・」

言い逃れの出来ない点を指摘され、言葉に詰まる志保。

「もう、浩之ちゃんたら・・・それぐらいでいいでしょ?」

「あかり・・・だってよ、コイツときたら俺のように金は出さない、レミィみたいに材料も持ってこない、雅史みたく菓子も持ってこない、おまけに態度がでかい・・・あ、こりゃもとからか・・・挙げ句に持って来たのはペットボトル一本だぜ?それでも、いいんちょみたいに何か手伝えばいいものを、それすらしない」

勝利者の目で志保を見る浩之。普段痛い目を見せられているだけに、こういう時は存分にからかってやりたいのだ。

「もう、浩之ちゃんたら・・・」

「あかりぃぃぃぃぃぃ!!!やっぱ、あんたは私の味方よ!!」

目をウルウルさせながら、あかりに抱き付く志保。

「あかり、あんたは女神よ、聖母よ!この血の通わないろくでなしとは違うわっ!!」

「おい、志保、誰がろくでなしだ!」

「うるさいわね、血の通っていないアンタになんか話していないわよ・・・・ああもう、あかりってば凄いわ!見てみなさいよ、この料理!」

テーブルの上に所せましと並べられた皿を振り仰ぎながら、叫ぶ志保。

「これだけのものを、レミィの持ってきたお肉があったとしても・・・ヒロのあの貧弱な資金からよく作れたものよね!」

「貧弱は余計だ!だから、人の話を・・・!」

「もう、あかりってば家事万全、良妻賢母!いい奥さんになるわよ、このこの!!」

あかりの肩をぽんぽんと叩きながら、一人頷く志保。 その志保を、戸惑いと困惑を浮かべた表情で見ながら、あかりは口を開く。

「志保ったら、いいすぎだよ・・・。それに、作ったのは私一人じゃないよ。保科さんにも、ずいぶんと手伝ってもらったんだから」

そのあかりの言葉は、名を挙げられた人物以外の視線を、その彼女に向けさせた。

「な、なんや・・・ウチが作れて悪いか・・・?」

その視線に居心地の悪さを感じたのか、智子は少し開き直ったような態度で、それでいて恥ずかしがるような口調で視線を斜めにずらした。

「へぇ・・・保科さん、料理できるんだ。どれ作ったの?」

「雅史ちゃん、保科さんが作ったのは、これとこれとこれと・・・」

食卓の上の皿を、次々と指差しながら雅史に答えるあかり。

そのあかりが指し示した料理はどれも手の込んだ物で、一朝一夕で作れるレベルの物では無かった。

「す、すごいわね・・・」

こういう点では全く腕前を発揮しない志保であるが、それでも手の込んだ料理である事は一目で分かり、遠まわしに誉める。

「Oh!!スゴイネ、智子!能ある鷹は爪を隠す、ネ!!」

ストレートな称賛の声を投げかけるのはレミィだ。

「すごいんだよ、保科さん。私も、色々と教えてもらったぐらいだもの」

にっこりと微笑み、エプロンを外すあかり。 高校生ながら主婦並みに料理に詳しいあかりにここまで言わせるのだから、智子の腕前は相当なものだろう。

「あかりに、教えるって・・・凄いな、委員長・・・」

素直な、本当に素直な、混じりっけ無しの浩之の称賛の言葉。

「りょ、料理が冷めてまうで!はよう食べな!」

全員の賛辞の言葉に微かに頬を赤らめると、照れ隠しに一際大きな声でみんなを促して料理を小皿に取り始める智子。

一同はその様子みて、ふっと和やかに微笑みながら智子に習い箸を取り、料理を食べ始める。 普段は静かな藤田家の食卓は、その夜は格別にぎやかで、味の方もまた格別であった。

 

***

 

○シーン2

学校の帰り道の坂道にて。

 

「ウチに料理を作ってほしい?」

「なぁ・・・頼むよ、このとおり!!」

拝むような仕種で、両手の平をあわせ、智子に頼み込む浩之。普段ぶっきらぼうな浩之であるが、こういう仕種も不思議と愛敬がある。

「えらい急やな・・・どないしたん?」

「いやさ・・・もう、今月ピンチなんだよ」

頭をかきむしりながら、決まり悪そうに目をそらして答える浩之。

現在浩之の両親は、会社の都合で少し離れた場所にアパートを借りてそこで生活している。

浩之は通学の事も有り藤田家に居残っている訳であるが、その生活費と小遣いを兼ねた金を両親から貰って生活しているのだ。

ただ、決まりきった金額しかもらえない為に、やりくりは自分で行わねばならず、外食がかさむと出費も馬鹿にならない。

なので自炊をすれば大分安上がりになるのだが・・・

「なんで神岸さんに頼まんの?いつも彼女が・・・あ」

ふと、その先に思い当たる智子。

「そうなんだ・・・あかりの奴、今日休みなんだわ」

「その代わりがウチ、と・・・」

呆れたような、それでいてどこか冷たい口調で話す智子。

「いや、その、代わりって訳じゃないぜ、ホントだよ!」

智子のセリフで焦り、慌てて弁明する浩之。 その様子を見て、ヤレヤレと行った具合で、頷く智子。

「しゃあないなあ・・・ええわ、つくったげる」

「わりぃな、いいんちょ」

へへっ、と笑いかけた浩之の鼻先に、びしぃっ!と人差し指を突き立てる智子。

「いいんちょやのうて、とーもーこ!そう呼び!!」

少し・・・どころではなく、かなり不機嫌な口調な智子に言葉を遮られ、浩之は

「あ、ああ、わ、わかったよ」

と、頷く事しか出来なかった。

浩之のその様子を眺め、不機嫌そうな表情を一転させると智子は、ふっと微笑みながら、

「ほな、買い出しに行こか!」

嬉しそうに呟き、浩之に先走り前を歩き始めた。

 

***

 

○シーン3

藤田家のリビング(智子の一人称モノローグ)

 

目の前では浩之が、ウチの作ったものを掻き込んでいる。

貪り食うっちゅう表現がまさにふさわしい・・・

作った側にしてみたら、嬉しい限りやけど・・・ ・・・あかん、なんか背中がスースーするわ。 お尻は、ソファのビニールレザーに直接触れてる・・・ 汗ばんでしもうたせいか、ちょっとぬるぬるして気持ち悪い。

部屋の中は暖かくて、素肌でも大丈夫やけど・・・ やっぱり寒く感じてしまう。

エプロンの上に置いた握りこぶしは、じっとりと汗ばんでる・・・ 気持ち悪いけど、手はどけられへんから我慢するしかない。

肌の上には布地が直接当たってる。 胸から、太股の上までの、身体の前だけやけど。

・・・なんで、こないなことになってしもたんやろ?

 

***

 

○シーン4

藤田家の台所。

 

「できたでー」

出来上がった料理を皿に盛りつけながら、智子はリビングにいるはずの浩之に声を掛ける。

「待ってました!お、うまそうだなぁ・・・」

「ほな向こうに持っていってんか。ウチはこっちを片付けとくから」

「ん・・・それなんだけどさ・・・」

「?

なんや?」

「ちょっと、頼みが有るんだよなぁ・・・」

「頼み・・・?」

胡散臭そうに、浩之を見る智子。

 

***

 

○シーン5

藤田家リビング。

 

リビングでは、浩之が智子の作った料理を心底うまそうに掻き込んでおり、智子はテーブルを挟んだ迎いのソファにエプロンだけを身に纏い・・・そう、裸エプロンでソファに座っていた。

結局、浩之に押し切られる形で、智子は

「なあ・・・もうええやろ?」

「ん?まだまだ・・・頼むよ、な?」

「はぁ・・・・・・・」

立ち上がると、座っている浩之に‘見えて‘しまう為に、うかつな事が出来ない智子。 いくら肌を重ねあったとはいえ、こんな明るい所・・・ しかも、自分はエプロン一丁では意識しない方がおかしい。

「ごちそうさん!」

ようやく食い終わった浩之を、ほっと胸をなで下ろしながら見る智子。

これでこの状態から抜け出せる・・・そう思っての溜め息だった。

「ほな、片付けよか・・・」

片付けようと、皿に手を伸ばした智子の手を、浩之はそっと掴む。

「ちょっ・・!?」

智子が二の句を告げる前に、智子は浩之に引き寄せられ、ソファに仰向けに押し倒されていた。

「な、なにすんの!?」

「ん・・・ナニ」

そういって、にかっと笑う浩之。

「アホなこと言うとらんで・・・!」

「イヤ・・・か?」

小犬のように、下目使いで見る浩之。 その視線にぐらっと来るものの、なんとかこらえ、顔を険しくして浩之に言葉を投げつける。

「あかんって!」

「じゃ・・・こうしよう!俺が智子を触わるから、それに耐えられたら智子の勝ち。で、智子が耐えられなかったら、俺の勝ち・・・こんなんでどうだ!?」

「そんなん、勝負になってへんやん!!!」

「じゃ・・・・・・・・・・エプロン以外の所触わるからさ」

そういって、素肌のままの太股の上を指先でなぞる浩之。

「ぅんっ!」

喘ぎを漏らす智子。 浩之が軽くなぞると智子は足を微かに開く。

・・・・・・・・・・と、開かれた足の間にエプロンが落ち込み、智子の太股を浩之の目に晒させる。

「なぁ、智子・・・動くと、見えちゃうぜ?」

「!?」

浩之のその言葉に、はっとなる智子、足を閉じるがそれは更にエプロンを足の間に挟み込む結果になるのだった。

エプロンが足の間に挟まれ、引っ張られたことにより、左右の腰骨が剥き出しになり、更にその下の、ミルクよりも白いヒップが露わになった。

太股を撫でていた指をずらし、腰の左右に手のひらを当てて、揉み込むようにする。

「ひ!」

気持ちよさとくすぐったさが混じった感覚が智子の脊髄を刺激し、ピクンと臀部が痙攣した。 浩之は、左右5本ずつ、計10本の指をランダムに当てたり、引っ掻いたり、なぞりあげながら、智子の反応を窺う。

「あ、あかん・・・そんなん・・・ウチ・・・」

そう言いながら、両の手を浩之の手に重ねて、少しでも気を紛らわせようとする。

だが、その言葉とは裏腹に、太股の間の隙間が少しずつ開いていくのを、浩之は見逃さなかった。

「おっ、スキ有りっ!」

いきなり智子の内腿に舌を当てて、ついーっと舐めあげた。

「あんんっっ!」

今度は下半身全体を跳ね上げる智子。

すぐに両足を閉じようとするが、すでに浩之が頭を挟み込んでいる。

そして腰骨に当てていた両手をヒップまで下ろし、ソファの間に手を差し込んで、柔らかい尻たぶをキュッ、キュッと握り、左右に開いたり、閉じたりしてやる。

同時に、太股に埋めた頭部で、智子のアンダーヘアを刺激してやる。

サリサリという感覚が浩之の頭部に伝わり、智子もそれを察知して顔を赤くした。

「浩之いっ、あかん、ほんまにあかんって!こん・・・こんな明るいトコで・・・」

そう言いながらも、小刻みに腰を動かす智子。 まるで自ら浩之の頭髪の感触を味わうかのように。

しかし、浩之は一旦ヒップを撫で上げるのを止め、太股の間に挟み込んでいた頭を抜き出した。

「・・・ええ?」

突然下半身が軽くなるのを感じた智子。

眼を開けてみると、浩之がニヤニヤしながら、智子の眼を見つめている。

ハッとしたように、開きかけていた股間を閉じ合わせ、両手でエプロンの裾を抑える。

「顔・・・真っ赤だぜ」

浩之に指摘され、ますます智子の顔は赤みを増した。

「いいんちょ・・・そんなに良かった?」

わざわざ委員長という言葉を強調して、エプロンを抑え付けている両手に指を滑らす。

「う・・・うんんっ・・・」

それだけで声を出しながら、肩をすぼめる智子。

しかし、それを隠そうとするかのように、

「ア、アホ、なに言うとんねん!み、見られるのが恥ずかしいだけや!」

と叫んだ。

赤い顔で言っても全く説得力がないが、浩之はわざとだまされた振りをした。

「んー、それじゃあ・・・これでどうだ?」

浩之はそう言いながら、エプロンの上から、ボリュームのある智子の双乳をむんずと掴んだ。

「・・はぁっ・・・!!」

突然、乳房を責められ、身を震わした智子が身を捩じらすと、エプロンの端から、たわわな乳房が少し零れ出でる。

その豊かな質感・・・微かに汗に濡れた肌に、舌を這わす浩之。

「・・・っ・・・っ!!」

さらに身をよじらす智子。

と、ついには、桜色のその先端の外輪だけが、浩之の目に飛び込む。

その膨らみの中心の先端が隠れているのは、膨らみ、立ち上がった為にエプロンが引っかかっている為だ。

「見えちまったぜ・・・?」

そう言いながら、その淡い色の乳輪に舌をはわす浩之。

軽くなぞるように舌先でねぶる。

期せずして、時折先端にも舌先が触れるが、浩之はあくまでその外周だけを舐め続けた。

時折触れる浩之の舌先、だが、智子が待ち望んでいるところには、浩之は触れてくれない・・・その事が、智子にもどかしさを与える。

「あぅっ!!」

背筋をかきむしるようなモノが駆け上り、身体が跳ねる。

すると、乳首に引っかかっていたエプロンが外れ、可愛らしい桃色の突起が浩之の目前に躍り出る。

たまらずに、それに貪りつく浩之。

「・・あうんっ!」

今日一番艶のある声が出た。

浩之は続けて、まだ数えるほどしか味わっていない桃色のグミを軽く噛み、そのまま引っ張り上げるようにしながら、片手で智子の首筋を、もう一方の手で反対側の脇の下に爪を引っかける。

「ひ、ぎいっ・・・うん・・・あっ・・・あ・・・あ・・・」

智子は眉根に皺を寄せて必死に耐えようとするが、どうしても声が出てしまう。

また、上半身に神経を集中しているため、下半身が再び開放的になったということにも、智子は気付いていなかった。

しばらくの間、乳首を責めるのに集中する浩之。

甘噛みするのを止めると、今度はまるで傷口を舐めるように、優しく舐めあげ始める。

最初は舌先で乳首のすそをなぞるように、やがてだんだんと乳頭まで移動し、頂点まで達すると、そこを突くように責める。

「あ・・・ああん・・・そんなん・・・」

眉根に皺を寄せて、歓喜とももどかしさともいえぬ声をあげる智子。

学校での凛々しさなど微塵も感じさせない、その色っぽい仕草に、浩之の股間はますますヒートアップした。

舌先での、乳首への愛撫が一通り済むと同時に、舌全体を使っての愛撫が智子を襲った。

先ほどとはうってかわって荒々しく、情熱的な浩之の舌が、勃起し始めた智子の乳首を撫で回す。

表面で舐めあげ、ピンピンと弾くようにし、そうかとおもうと突然思いついたようにちゅうっと吸い上げる。

只でさえ敏感だというのに、その一点を集中的に愛撫されて、智子の乳首はこれまでにないほどの屹立を示した。

しかし、浩之は何かに憑かれたように、その若い果実をしゃぶりまくる。

「ああんんっっ!もう、もう・・・あかんっっっ!ウチ・・・ウチ、ヘンになるうう・・・」

チャームポイントでもある三つ編みを振り乱して、明らかな悦楽の声をあげる智子。

それを見計らったかのように、浩之は乳首への愛撫を止めて、口を離した。

「いいんちょ、そんなに良かったのか?」

しかし、智子はまださっきまでの感触が離れず、紅潮した頬を横に向けて、荒い息をしている。

「どうだった?」

そう言いながら、2本の指で乳首をつまんで、きゅっ、きゅっと揉みしごく。

「あんんっっっ!!」

まるで電流でも流されたかのように、上半身をビクリと跳ね上げる智子。

「気持ちよくなかったかなあ?」

再度浩之が質問した。

今度は浩之の質問を聞き取った智子は、はあ、はあ、と息を乱しながらも、

「よ・・・・」

「よ?」

「・・・よかった・・・わあ・・・・」

と、うっすらと眼を見開きながら、唇を震わせて言った。

浩之は、それとは分からぬくらいに唇の端をかすかに持ち上げて、

「じゃ、もっと気持ちよくしてやるぜ」

そう言いながら傍らに置いてあった、まだ開いていない割り箸を取り出す。

そして割らないように少しだけ開くと、その中央あたりで、固く盛り上がった智子の乳首を挟み、手を離した。

「痛ッ!」

先ほどとはうって変わった鋭い痛みに、思わず叫び声をあげる。

「や、やめっ、そんなん!」

手を伸ばして割り箸を外そうとする智子であるが、浩之は智子の両手首を片手で掴んで、動けないようにする。

そしてもう一方の手で、更に割り箸の開いた方を締め付ける。

「いっ、いたいっ・・・ちぎれ・・・るう・・・・」

あごを仰け反らせて悲鳴をあげる智子。

根元を割り箸で締め上げられているため、付け根は真っ白な幹から落ちそうになっており、上方にある桃色の実はさっきよりも膨らんでいるように見える。

智子が泣き声を出しそうになって、ようやく浩之は割り箸から手を離した。

勿論、まだ割り箸が乳首に食いついたままであるが、わざと締め上げられるのに比べれば、どうということはなかった。

局部の責めから解放されて、安堵の吐息をつく美少女・・・ そんな様子を見て、黙ってみている浩之ではない。

相変わらず締め付けられている乳首に唇を近付けると、こころなしか赤くなっているような実を、上下の唇で挟み込む。

「あ・・・」

智子の艶のある声に誘われるかのように、再び口全体を使って、乳首を舐め始める。

少し前の荒々しい愛撫とは異なり、触れるか触れないかというような華奢な舐め方である。

「あ・・・ん・・・ああ・・・ん・・・」

智子の声のトーンが高くなる。

それにつられて、また舌先による愛撫を加える。

「あ、あ、あ・・・そこ・・・めっちゃ、イイ・・・」

まるでスローVTRを見ているかのような緩慢な動きで、首を動かす智子。

やがて、乳首を締め付ける痛みを忘れかけた頃・・・・・再度乳首に激痛が走った。

「イーーーっ!!」

意識が飛ぶような快い愛撫を突然中断されただけでなく、またもやちぎれるかのような痛み。

またもや智子は歯を食いしばって、耐えなければならなかった。

そしてまた、別の意味で意識が飛びそうになると、再度温かい浩之の舌があてがわれる・・・ そんなことを数回繰り返されて、智子は半狂乱になっていた。

「お、お願いや、もう・・・なんとかしてえ!」

とうとう涙声で浩之に哀願する智子。

智子の涙ながらの訴えを聞いて、ようやく乳首から割り箸を外した浩之。

しかし、普段気が強い美少女が涙を流す様は、浩之でなくとも、さらなる”悪戯心”をかき立てられるのは、当然のことであろう。

乳首の激痛が収まり、張りつめていた神経を解放するかのように、がっくりと顔を横に伏せてる智子。

その愛らしい耳元に口を近付けて、囁く。

「智子、どうして欲しいんだ?」

まだ荒い息をしている智子からの返事はない。

うっすらと汗を滲ませている顔を抱きしめて、耳の穴にふうーーーっと息を吹き込んでやると、

「んっ!」

と短く叫んで、全身をビクッと震わせた。

乳首をピンピンと弾きながら、もう一度質問してやる。

すると、眼鏡を通してでもはっきりと分かる涙と悦楽に潤んだ瞳を浩之の方に向けて、半開きになったまま閉じられなくなっている桜色の唇を震わせながら、

「・・・し・・・して・・・おねがいや・・・」

とつぶやいた。 それを聞いて心の中でほくそ笑む浩之であったが、わざと聞こえないふりをして、しつこく乳首をまさぐる。

「どうして欲しいか言わないなら、コイツを使うけど、いいんだな?」

浩之は再度割り箸を取り出して、智子の目の前でパチンと鳴らした。

途端に智子の瞳が緊張する。

「そ、それだけはやめて!お、おねがいや!」

さっきとはうって変わったはっきりした声で拒絶の意志を口にする智子。

よほど乳首を締め付けられたのが効いているようである。

もとより、再度割り箸を使うつもりはなく、智子を焦らすための演技であるのだが、効果はてきめんであった。

「じゃあ、最後に聞くぜ。今度はどこをどうして欲しいんだ?」

乳首を挟みつけていた割り箸を外してやり、両手に持った割り箸を豊満な乳房に滑らせながら問う。

「・・・して、おねがいや・・・」

先ほどより少しだけ大きな声で浩之に答える智子。

「してほしいって?どこをしてほしいんだ?」

意地悪く聞き返す浩之。

「・・・わ、わかってるクセに・・・ほんまに、あんたは・・・」

少々怒気を含んだ声で、浩之をなじるように言う智子。

その口調、そして、眼鏡の下でややマジになっている瞳を見て、ようやくじらすのを止めた。

(これ以上じらすとホントにやばいかもしれないからな)

そう考えた浩之は、やっと目の前に佇む智子の双丘から手を離して、ゆっくりと下に降ろした。

「わ、分かってるって、こうして欲しいんだろ、智子?」

そしてエプロンの生地の上から、股間をすっと撫でてやる。

「うんっ!」

蜜壺のほころびに沿って軽く撫で上げただけなのに、全身をビクンと跳ね上げさせる智子。

これまでの乳首への責めで、だいぶ感じてしまっているようだ。

そのままエプロンの上から、秘裂の上に置いた指を往復させてやる。

直接柔肌に触れなくとも熱さが伝わってくる。

「あ・・ああ・・・・ん・・・ええわあ・・・」

いつのまにか浩之の両肩をしっかりと掴んで、自らの秘部に劣らず熱い喘ぎ声をあげる智子。

さっきまで痛みを与えていた乳房を口に含んで舌で弄び、股間を這わせている指を秘裂の奥に差し込んでいくと、智子は、

「あっ、ああああんんんっ!」

と喉が剥き出しになるほど顔を仰け反らせて、高い声を出した。

それを煽るかのように、智子の内部に含ませたエプロンの生地で、内襞をこすってやる。

普段の浩之の指と違い、エプロンの木綿のざらっとした感触が、智子に新たな感覚を与える。

「あっ、く・・・そんなん・・・あかんて・・・」

いつの間にかうっすらと額に浮かんできた汗を拭うことも忘れて、艶のある声を漏らす智子。

その姿は、教室で見せる”クールな委員長”ではなく、浩之にしか見せたことのない”おんな”のそれであった。

我を忘れて悶えまくる智子を見た浩之は、一旦智子の中から指を引き抜いた。

その指は、智子の体液によってびしょぬれになっており、他の指と合わせて離すと、細い糸が出来るくらいの粘度をしていた。

エプロンの方を見ると、先ほどまで智子の中に埋まっていたところが丸い染みになっており、表面には浩之の指についているものと同じ液体がうっすらと光っていた。

浩之はエプロンの下の方を持ち上げて、染みの部分が智子の目に入るようにした。

そして智子の肩を軽く揺すってやる。

「智子・・・おーい、智子」

「ん・・・」

浩之の愛撫が一段落して、ようやく深呼吸が出来るようになった智子が大儀そうに薄目を開けた。

「こんなになってるぜ。そんなに気持ちよかったのか?」

と言いながら、エプロンを智子に見せつける。

「・・・なんや?・・・」

まだ焦点の合っていない瞳でそれを見つめていた智子であるが、自分の出した液体で出来た染みだと分かると、只でさえ大きい瞳を一瞬かっと見開き、すぐに視線をそらせた。

浩之は追い打ちをかけるように、智子の耳に口を寄せて、

「なあ、こんなビチョビチョになるくらい、感じてたんだろ?」

と囁く。

智子の頬は、”上気した”という言葉では物足りないほど赤くなり、固く眼をつむったまま、

「ああっ、あ、汗や!そ、そうに決まってるわ!」

と叫んだ。

いかにも智子らしい反応に、浩之は苦笑しながら、ネバネバしている指先を智子のあごにあてがった。

「ふーん、智子の汗ってこんなに粘っこいなんて、知らなかったぜ」

そう言って、あごに当てた指を離したり、また当てたりする。

その度に、ネチャネチャとした感触が指先に伝わってくる。

指先でさえこうなのだから、あごの先にそれを当てられている智子が、粘り気を感じないはずはなかった。

もはや頬どころか、耳まで真っ赤にして小刻みにイヤイヤを繰り返している智子・・・・そんな仕草をたまらなく可愛く思った浩之は、

「ホントは知ってるんだろ、智子?」

と囁いた後、赤くなっている耳たぶを軽く噛んでやった。

「ひうっ!」

肩をピクッと震わせる智子。

しばらく舌と口で弄んでやったあと、急に耳から口を離し、再度同じ質問を繰り返す。

そのうちに、智子の声が徐々に涙声になり、

「・・・お、おねがい・・・」

と小声で言った。

「ん、どうかしたのか、智子?」

ニヤニヤしながら、わざとらしい声で言う浩之。

「・・・もっと・・・してんか・・・」

そう言って、浩之の方に耳を突きだしてくる智子。

どうやら、もっと耳を責めて欲しいようである。

浩之もそれを察し、智子のあごに置いていた指を耳元でネチャネチャいわせながら、

「それじゃあ、これが何か、ちゃんと教えてくれよ。そしたら何でもしてやるからさ」

そして、とどめといわんばかりに、智子の耳の穴の奥にまで息を吹き込んでやる。

「はううっ!わ、わかった・・・言うたらええんやろ、言うたら・・・」

とうとう智子は言う決心をしたようだ

「じゃあ智子、もう一回だけ質問するぜ。智子の中から出てきたコイツは何なんだ?」

智子の唇に指を当てながら、答えを求める浩之。

「そ、それは、ウチの・・・」

「智子の、なに?」

しっかりと耳を澄ます浩之。

「・・・ウ、ウチの・・・ら、らぶじゅー・・・す・・・や」

そう言った途端に、顔を背けてしまった。

おそらくこれまでにないくらい真っ赤な顔をしているのであろう。

しかし浩之の質問はまだまだ続く。

「なあ、智子、今、ラブジュースって言ったよな、ラブジュースって?」

”ラブジュース”という単語を強調して、何度も繰り返す浩之。

「な、なんべんも言うなや!」

と智子が言ったが、続けて浩之は、

「ラブジュースって言われても、俺バカだからな、何のことか分かんねーんだ。日本語で言ってくれよ、日本語で」

と更に意地悪い要求を突きつけた。

「そ、そんなん、言えるわけないやろ!なに考えてんの!」

怒ったような声で返してくる智子。

今度は本当に怒ってくるかもしれないと感じた浩之は、最後の手段を行使した。

智子の上に乗せていた体を起こし、智子から離れたのだ。

「・・・・ええ?・・・」

突然浩之の温かい身体がどけられて、驚く智子。

そんな智子に向かって、

「智子が教えてくれないなら、ちょっと辞書で調べてくるぜ」

と言う浩之。

もちろん演技であるが、もはや理性を失いかけている智子に、そんなことが分かるはずはなかった。

それどころか、魂が飛ばされるような快楽の炎に突然冷水をかけられたような浩之の台詞に、智子は我を忘れて叫んだ。

「ま、待ちいや!ウ、ウチが教えたるから!」

そう言うやいなや、ソファーから転がり落ちて、四つん這いのまま、浩之の膝に抱きついてきた。

驚いた浩之であるが、自分の太股に顔を擦りつけている智子の頭をゆっくりと撫でながら、

「ああ、智子が教えてくれるなら、ここにいてやるぜ。ラブジュースって、なんだ?」

と質問した。 智子は浩之の太股にしっかりと顔を押しつけたまま、ついに、

「あ、あれは・・・ウチの・・・あ、あ、あ・・・あ、愛液やっ!!」

と小さな声であるが、はっきりと言い切った。

(よっしゃあ!とうとう言わせたぞ!)

心の中でガッツポーズをとる浩之。

しかし表面上は冷静さを保ちながら、ゆっくりとしゃがみ込んだ。

「そうか、アレは智子の愛液だったんだな」

智子の顔をこちらに向けて、繰り返す浩之。

何とかして眼を反らそうとしている智子に、浩之は更に続けた。

「と言うことは、さっきの”汗”ってのは、ウソを吐いてたんだな?」

意地悪い声で言う浩之。

智子はもう目をつむってしまっている。

「な、智子、さっきの汗ってのは、ウソだったんだな?」

「・・・か、かんにんして・・・・」

またもや涙声になりながら、謝罪の言葉を洩らす智子。

その、あまりにも可憐な様子に、もう浩之の下半身は耐えることが出来なかった。

智子を抱きかかえると、ソファーの上に座らせた。

「え?え?」

突然の出来事に驚いている智子の唇に自分のそれを重ねる浩之。

一瞬大きく眼を見開いた智子であったが、浩之の熱い舌が智子の歯の間から侵入し始めると、ゆっくりと眼を閉じて、浩之の舌の動きに自分のそれを任せた。

しばらく身じろぎせずに智子の唇の感触を楽しんでいた浩之であったが、やがてそっと唇を離した。

「んっ、ん・・・」

浩之の舌を離すまいと、智子も舌を伸ばしてくる。

2人の唇が完全に離れ、体液だけによって繋がれている状態も途切れると、浩之は智子の前に跪いた。

膝のあたりまでに被さっているエプロンを上にあげ、その中に頭を差し込む。

智子が、

「あっ!」

と言おうとしたときには、もう浩之の舌は、智子の秘裂に当てられていた。

「やっ、やめえ!そんなん、あかんって!」

エプロンの上から浩之の頭を抑え付ける智子。

しかし、浩之の舌が智子の下半身の中に侵入し、上方にある豆粒大のスイッチをなぞり始めると、拒否する声は小さくなり、やがて逆の意味で浩之の頭を抑え付けるようになった。

 

くちゅ、くちゅ・・・

 

浩之と智子の内臓が触れあう音がエプロンの下から智子の耳に入ってくる。

智子は固く眼を閉じ、眉間に皺を寄せて、肩こりをほぐすように頭を回している。

「あっ、ああ・・・ん・・・もっ・・・とお・・・そこ・・・」

”委員長”というおカタい呼び名からは想像もできない、艶のある声を出して腰を動かす智子。

それに答えるように浩之の舌が動き、上端の突起から側壁、そしてさらに奥の方にまで潜り込ませていく。

「あっ、あっ、ああ・・・ひ、ひろゆきい・・・ウ、ウチ・・・もう・・・」

切なさそうな、それでいて満たされているような艶声をあげる智子。

それを見て、もうそろそろおねだりが出ると感じた浩之は、突然智子の股間から顔を離した。

「ん・・・んんっ?」

下半身に与えられていた熱い刺激を突然中断されて、智子はいぶかしがる声をあげた。

けだるいような仕草で薄目を開けると、先ほどまで自分の股間に埋まっていた浩之の頭は既にそこにはなく、しゃがみ込んだ姿勢のまま口元をニヤニヤさせていた。

「なあ智子、そんなにイかせてほしいか?」

相変わらずにやついたまま、質問する浩之。

冷静に質問されて、少し呆けていた智子は、浩之の頭を自らの手で股間に押しつけていたことを思いだし恥ずかしそうに下を向いた。

しかし理性では分かっていても、ソファーの上に染みを作っている下半身の疼きを押さえることは出来なかった。

「どう、智子?イきたい?」

再度浩之が質問した。

智子は顔を上げて浩之を見た。

が、それはほんの一瞬のことで、すぐにまた顔を伏せた。

そして眼を閉じると、かすかな動きではあるがしっかりと頷いた。

満足の意志を眼に浮かべる浩之。

ゆっくりと立ち上がり、片手を智子の頬にあてもう一方の手を首の後ろに回しながら、智子の耳に唇を近付けた。

「智子、イかせて欲しかったら、こう・・・・・」

智子の耳元で己の欲望をつぶやく浩之。

それを聞いた途端、智子は信じられないという表情になった。

「ホ、ホンキで言うてるの、ソレ」

冗談やろ?とでもいうような口調で質問する智子。

「ホンキもホンキ、大マジに決まってるじゃねーか。言わなきゃコイツはおあずけ・・・・だぜ?」

中指を折ったり伸ばしたりしながら答える。

「そんなん・・・・ずるいで・・・・」

ここまで熱くしておきながらなんで・・・ 智子の口調は徐々に不満混じりのものになってきていた。

「そんなに恥ずかしがることねーじゃねーか。いっつもしてるんだしさ」

浩之は両手で袋をこじ開けるような動作をした。

「いっ、いつものは別や!あ、あれはアンタが無理矢理・・・・」

「へぇ・・・ホントは、智子はイヤだったのか」

「え・・・や・・・そ・・・そんなことは・・・あ、あらへんけど・・・」

普段浩之にされている行為を思い出して、羞恥に顔を染めながらも拒否しきれない智子。

浩之は突然優しい声になって、

「なあ智子・・・いいだろ?その代わり、思いきりイかせてやるからさ」

浩之は小指と薬指を曲げ、中指・人差し指・親指を真っ直ぐに立てて智子に向けた。

まだ広げられたままになっている智子の太股がそれとは分からないくらい微かに痙攣した。

(え、ええっ、さ、三本も?ウ、ウチの壊れたらどないしよ)

浩之の指を見つめながら、淫らこの上ない想像をする智子。

(はっ!な、なにを考えてるんやウチは。こ、これもアイツのエサに決まっとるわ!)

直後に我に返ったが、再び股間に熱いものが沸き上がってくるのを感じた智子はもうそのエサを避けることは出来なかった。

「しゃ、しゃあないな・・・そっ、そんなにアンタがしたいんやったら・・・・」

本当は自分がシてもらいたいのだが、オトメがそんなことを言えるわけが無かった。

ソファーに載せていた張りのある、それでいてこの上ない柔らかさを感じさせる真っ白のヒップを少しずつ前に進めながら、おずおずと両足を開き始めた。

「さっすが!一般生徒の希望をちゃんと聞いてくれるなんて、委員長のカガミじゃねーか!」

おどけた口調で言うと、智子は更に顔を赤くして、

「ア、アホ!他のヤツの前でこんなん出来るかい!」

と言い返した。

智子はそのまま更に両足を左右に拡げていき、床から足首を離してソファーの肘掛けのところに膝の裏を乗せた。

こちらの命令(?)とはいえ、自身でほぼ水平に足を広げた智子を見て、浩之の興奮はますます高くなっていた。

智子はそのままさらに足を広げ、やがてこれ以上は無理というくらい左右に開かれた。

もちろんヒップはソファーからズリ落ちるのではないかというところまで前進している。

クールで頭の回転も速い委員長が、場末のストリッパーもかくやというポーズを取っている。

その扇情的な姿態に、いきなりむしゃぶりつきたい衝動に駆られる浩之。

何とかそれを押さえると、智子のヒップの上、まるで「好きなようにして」とばかりに突きだされている股間に眼を向けた。

しかしその中心、つまり智子の秘裂はまだエプロンで覆われている。

「いいぜ智子。さ、続けて続けて」

3本指を小刻みに震わせるのを見せつけながら催促する浩之。

開き直ってしまったとはいえ、これから行う行為には智子も迷っているらしかった。

浩之は立ち上がると、迷いを見せている智子の顎に指を当て、自分の方を向かせた。

有無を言わせず自分の唇を智子のそれに重ねる。

「ん・・・んんっ・・・・・・」

舌先を智子の中に侵入させ、歯茎の付け根をなぞり、続けて歯と歯茎の境を滑らせる。

智子は両足を開きながら眼を閉じ、浩之の舌の感触を味わう。

徐々に鼻息が荒くなり、羞恥心とは異なる熱さが沸き上がってくる。

このままイかせてやってもいいかな・・・との思いが浩之の中にも浮かび上がってくるが、どうにかその衝動を抑えて、もう少し・・・というところで唇を離した。

浩之を離すまいと唇を突きだしてくる智子であるが、それをかわして智子の耳元に唇を移動させる。

そして智子を骨抜きにする呪文を囁く。

「愛してるぜ、いいん・・・智子」

仕上げに耳たぶを唇で挟んでやると、もう智子は抗うことは出来なかった。

まるで絶頂を迎えた後のように陶酔した表情を浮かべている智子。

浩之は先ほどのように両足を割り開いている智子の前にしゃがみ込むと、こちらを向いている内腿に手を当てた。

「ん・・・」

薄目を開けて浩之の方を見る智子。

「な、智子、いいだろ?」

ミルクのように白い内腿を撫でさすりながら、先を促す。

「ん・・・しゃあないな・・・」

それは普段の「仕方がないな」という意味ではなく、悦びを隠しきれないという思いが痛いほどに伝わってくるものだった。

智子は意を決したようにエプロンに手をかけると、ゆっくりと上にまくり上げた。

徐々に姿を見せ始める智子の秘所。

下腹部が見えるまで完全にめくり上げると、固く眼を閉じて顔を仰け反らせたまま、制止した。

何度も見ているとはいえ、息を詰めたまま露わになった箇所を見つめる浩之。

しかし動作の止まった智子に最後のプッシュをすることは忘れなかった。

「さ、智子、つ・づ・き。台詞も忘れずに・・・な?」

それを聞いた智子は股間に受ける浩之の視線を感じて真っ赤になっていたが、さらに顔を赤くしながらエプロンから手を離した。

その手をゆっくりと自分の秘裂に持っていき、両手の中指を少しだけ内部に挿入した。

「な、なあ浩之・ ・ ・」

眼を閉じたまま智子が声を出した。

「ん・・・なんだ、智子?」

浩之も智子の股間を見つめたまま返事をした。

「ウ、ウチのこと・ ・ ・やらしいオンナて思わんといてや」

「そんなこと思うわけねーじゃないか。智子は俺にとっては大切な・ ・ ・その・ ・ ・女神みたいなモンだからな」

照れもせずにはっきり言う浩之に智子の方がかえって赤くなる。

普段であれば

「なに言うとんのや、アホ!」

と言い返しているであろうが、浩之のあまりにも真剣な口調に、

「な、なにを・ ・ ・」

と言うことしかできなかった。

その浩之の一言でついにその気になったのか、智子は秘裂に挿入した両の中指をゆっくりとではあるが左右に開き始めた。

少しずつ広げられていく智子の秘裂。

これまで数え切れないくらいその感触を謳歌している浩之ではあるが、智子自身の手で開かれていくのはこれが初めてである。

1本の縦筋が徐々に崩れて縦長の菱形となり、やがて正方形、そして横長の菱形になってようやく智子の手は止まった。

予想以上の開帳ぶりにゴクリと喉を鳴らす浩之。

「ひ、浩之・ ・ ・」

その声でようやく我に返った浩之。

「え、あ、ああ・・・・あ、後は、台詞だけだな、智子?」

眼の前に広げられている鮭肉色の穴を一刻も早く味わいたくて、台詞を催促する。

だが智子の次の一言は浩之のシナリオとは違っていた。

「と、特別サービスや・ ・ ・」

智子はそう言って、フリーになっている両の親指を秘裂の上部にあてがい、左右に割り開いた。

そこには米粒くらいの大きさのクリトリスが鎮座していた。

智子は親指をクリトリスまで持っていき、ぎこちない手つきで包皮を剥き始めた。

「ん・ ・ ・んんっ・ ・ ・うっ・ ・ ・」

自分の手で剥くのは恐らく初めてなのであろう。

中身に指が当たり、その都度荒い息づかいとともに悶えるような声が智子の口から漏れる。

もう“かぶりつき”状態になり血走った目つきで智子の両指を見つめる浩之。

数瞬後、ついに智子のクリトリスの本体が露わになった。

まるでストリッパーのように両足を開いて、さらに自らの手で女性器の全てをさらけ出した智子。

秘裂ばかりを覗き込んでいるせいで浩之は気付かなかったが、たわわな乳房の頂点にある突起もこれ以上ないというほど勃起しており、テントでも張ったかのようにエプロンを押し上げている。

「ひ・ ・ ・ろゆき・ ・ ・さま・ ・ ・・ ・ ・」

股間に注がれる、火傷するように熱い浩之の視線を感じたまま、智子は浩之の最後の要求を実行し始めた。

「と、智子の・ ・ ・アソコ・ ・ ・に・ ・ ・浩之様のをい・ ・ ・入れて下さい・ ・ ・お願い・ ・ ・します・ ・ ・・ ・ ・」

真っ赤になった顔を思いきり仰け反らせたまま、浩之の要求に応える智子。

その声を聞いた途端、浩之の欲望を押さえていたものが弾け飛んだ。

「と、智子おおおっっっ!!」

浩之は大声で叫ぶと智子の股間に顔を埋め、開帳されている秘裂に舌を挿入した。

「ああんっ!」

待ち望んでいたものの一つを与えられ、智子は歓喜の声をあげながら全身を震わせた。

浩之は舌先を動かし、智子の内部を激しく責め始めた。

溢れ出る泉のように溜まっていた愛液をかきわけ左右の内壁をさすり上げ、軽く突っつき、微妙な振動を与える。

もちろん智子自身の手で露わにされたクリトリスを味わうことも忘れない。

膣内と同じように舐め、突っつき、唇で軽く挟んでやる。

「あっあっあっあっあっあっ、浩之いい、もっとお、もっとしてんか!」

眼鏡を振り落とさんばかりに激しく顔を振って悶えまくる智子。

股間を割り開いていた手は既に離され、浩之の頭をがっちりと抱え込んでいる。

そのうえグイグイと腰を押しつけてくるので浩之の顔面は智子の成分でてらてらと光っていた。

浩之は、智子の太股に当てていた左手を離し、エプロンの上から固くなっている乳首をきゅっとつまんだ。

「ひっっ!!」

高圧電流を流されたように全身を跳ね上がらせる智子。

そのまま人差し指と親指でコリコリとした感触を楽しみ、掌全体を使って乳房を揉みしだく。

エプロンの下で様々な形を見せる女体の神秘の一つ。

一旦左手を離すと今度は左の乳房を責める。

「うっ、くうっ・ ・ ・くくくっ・ ・ ・あ、そこ、ああっ、ええわあ・ ・ ・」

智子は腰だけでなく両胸も突き出し、ソファーが移動するほど激しくよがり狂った。

股間から溢れ出る愛液は会陰部を伝ってアヌスに吸い込まれていたがそれでも間に合わず、既にソファーの端から床面まで漏れ落ちていた。

(そろそろいいだろ・・・智子、思いっきり、悦ばせてやるよ・・・)

自然のローションで満たされて、頃合い充分だと判断した浩之は残った右手の中指をさも当然のようにアヌスに差し込み、第2関節当たりまで一気に挿入した。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーっっ!!!」

秘裂や乳首を責められたときよりもはるかに大きな声で絶叫する智子。

予想通りの反応を確認した浩之は更に人差し指も差し込むと、両指をゆっくりと奥に進め始めた。

「・ ・ ・あ・ ・ ・あああ・ ・ ・あ・ ・ ・」

それ以外の部位を責めてもまず聞くことは出来ない、高くか細い声で浩之の侵入を迎える智子。

やがて中指と人差し指が完全に智子の中に埋没すると、浩之は指先を軽く振動させた。

ああっと鋭い声をあげる智子。

指の動きを激しくし、前後の往復を加えてやると智子の嬌声はますます大きくなり、何もされていない秘裂からは先ほどとは比べものにならない勢いで愛液が溢れ出ている。

それはすぐ下にあるアヌスにさらなる潤いをもたらし、浩之の指の動きを滑らかにする。

「ああああん、ひろ、浩之い、もっとや、もっとお!」

わずかに指を曲げて腸内を引っ掻くように責めてやると遂に智子は大胆に開いていた両足を閉じて、浩之の頭をしっかりと締め付けた。

その締め付けを快く感じながら、舌先でクリトリスをグイグイと押してやる。

「あっ、そんなん・ ・ ・あかんって!」

勃起して完全に包皮を剥かれている敏感な部分を強く押されて思わず腰を引こうとしたが、それを押し止めるかのように後ろに挿入されている2本の指に力が入る。

腰を前に動かしても後ろに動かしても、もはや智子には選択の余地はなかった。

浩之が指を震わせながらねじるように動かしてやると、

「くふっ・ ・ ・お、おおっ・ ・ ・ひぎっ!」

両足をピンと伸ばしソファーの背もたれを倒さんばかりの勢いで上体を仰け反らせて獣のように咆哮する智子。

「あっあっあっああっ!ウ、ウチ・ ・ ・もう・ ・ ・おおう!!」

智子の頭の中で火花が飛び散り、あと一撃で達してしまいそうになる。

それを察した浩之は先ほどの智子との約束を実行することにした。

「智子、もう一本入れるぜ・・・準備は、いいか?」

智子の股間から愛液まみれの顔を上げて確認する浩之であるが、それに答える余裕は智子にあるはずがなく、クリトリスへの刺激がなくなったのが口惜しそうに腰を突き上げてくる。

眼の前に開かれている智子の秘裂に軽く唇を当てながら、右手の親指をアヌスの入り口にあてがった。

そして既に挿入されている人差し指に這わせるようにゆっくりと親指を挿入していくと智子は、

「くくくくくううううっっっっっ!!」

と絶叫し、全身に吹き出している汗を吹き飛ばすほどの勢いで上体を悶えさせた。

浩之がとっさにエプロンを押さえなければ智子はそのままソファーから転げ落ちていたであろう。

こんな不安定なところでこれ以上激しいことをすると、転げ落ちて頭を打ってしまうかもしれない。

とりあえず馴らしはこれくらいでいいだろう。

(ようし智子、イかせてやるぜ)

そう思い、浩之は右手の動きを激しくした。

智子の腸内に入っている3本の指をグリグリとねじり回し、前後にピストン運動させ、一番奥のところで指を開いてやったりした。

「あ、ああっ・ ・ ・ひっ・ ・ ・ひろゆきい・ ・ ・そ、そんなっ!」

これまで感じたことのない激しい感覚に智子はとまどったような声をあげた。

だがそれはほんの一瞬のことで、それさえも今現在自分を支配している快楽への欲求の一つとして取り込まれてしまうと、再び腰を振りながら、

「ううっ!い、イきそう・ ・ ・ひろゆきいっ、ウチ・ ・ ・もう・ ・ ・・ ・ ・」

と追いつめられたような声を張り上げた。

「いいぜ、智子、思いっきりイっても」

そう言って浩之は智子の股間から少しだけ顔を上げた。

そして我を忘れて悶え狂っている智子にも聞こえるように、はっきりした声で

「智子、好きだぜ・ ・ ・他の誰よりも・ ・ ・」

と言った。 それを聞いた智子はかすれた声で、ああっと鋭く叫んだ。

「ひいっ、ひろゆきいっ、ウチ、ウチもあんたが・ ・ ・ああああっ!」

智子の応えは浩之の激しい行為によって遮られた。

ラストスパートとばかりに指の動きを速くし、思いきりクリトリスを吸い上げる浩之。

そうしながらも時折智子に声をかけるのは忘れない。

「ともこ、ともこ、ともこおおっ!」

「ひろゆきいっ、ああっ、あっ、ウ、ウチも好きやあっ!」

智子は股間に挟んだ浩之の頭をますます強く締め付け、髪の毛を掻きむしった。

そうして、すでに小指の先ほどに膨らんだクリトリスを浩之が甘噛みした瞬間・ ・ ・・ ・ ・・ ・ ・

「ああああっ、イくう、イくううううううっっ!!!」

下半身の前後から起こった痛痒にも似た感覚が一気に背筋をかけのぼり、智子は上体を仰け反らせ両足を指先までピーンと伸ばしきった。

同時に智子の股間から吹き出した新しい熱い雫が浩之の顔面に噴きかかり、アヌスはまるで別の生き物のように強い力で浩之の指を締め付けた。

実際はほんの数瞬であったが智子達にとっては永遠とも思える時間であった。

浩之が智子の股間から顔を上げ、内部から指を引き抜くと、まるで電源をカットされたかのようにぐったりとして動かなくなった。

ソファーの上で、素肌に直接付けたエプロンを乱しながら上体を仰け反らせ、両の太股を浩之の肩に乗せたまま、激しく呼吸している智子。

浩之は肩に乗せられている智子の両足をそっと降ろすと、ソファーの背もたれまで移動した。

仰向けになってまるで首が折れたみたいに顎を突きだし、口を開いたまま、荒い息をしている。

眼鏡は殆どずれていなかったが、固く閉じられた眼の端からは歓喜の涙が流れていた。

浩之は智子の顔を両手に持って流れている涙を舐めあげながら言った。

「智子・ ・ ・愛してるぜ」

 

 

<続く>

 


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tad@pd.highway.ne.jp

おぐらゆきのりさんのメールアドレスはここ
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中昭のコメント
 

  100万ヒット記念。SAYさんより頂きました。おぐらさんとの共作です
  ありがとうございます

  いいんちょ・・・・・・・
  やっぱちょっと気の強さげで関西弁の女の子ってええですなぁ
  内緒の仲なんでしょうか



 なぜかキャラ感しかもでぃーえぬえー
「いやさ・・・もう、今月ピンチなんだよ」
天然少女   「めもめもめもめも」
レナ     「みゅみゅみゅみゅ」
レミ     「ぶぅぶぅぶぅぶぅ」

美少女M   「何メモしてんのよ」
天然少女   「女の子の誘い方の勉強なのぉ」
美少女M   「あんたが勉強してどうすんのよ。女でしょ」
レナ     「みゅ」
美少女M   「あごめん
        ・・・・・・・あんた男の子だっけ?」

永遠の少年S 「ミライ、どいて。読めないから」
美少女M   「ごめんなさいパパ・・・・・・ってもしかしてメモしてんの?」
永遠の少年S 「ぴくっつ」

浩之のその言葉に、はっとなる智子、足を閉じるがそれは更にエプロンを足の間に挟み込む結果になるのだった。
天然少女   「めもめもめもめも」
レナ     「みゅみゅみゅみゅ」
レミ     「ぶぅぶぅぶぅぶぅ」
永遠の少年S 「メモメモメモメモ」

美少女M   「はぁーああ」
ミセスR   「ん?」
美少女M   「見てれば判ると思うわよ」

乳房を責められ、身を震わした智子が身を捩じらすと、エプロンの端から、たわわな乳房が少し零れ出でる。
天然少女   「めもめもめもめも」
レナ     「みゅみゅみゅみゅ」
レミ     「ぶぅぶぅぶぅぶぅ」
永遠の少年S 「メモメモメモメモ」
ミセスR   「ぴく
        ・・・・・・あなた」

永遠の少年S 「ALAALAAA!!これは勉強してるだけなんだホントなんだ
        レイやアスカ達とれっつとぎゃざーなんだよ」
ミセスA   「呼んだ?」
永遠の少年S 「はぅ」

「お、お願いや、もう・・・なんとかしてえ!」
ミセスA   「ぴくん」
ミセスR   「ぴくん」

「ウ、ウチのこと・ ・ ・やらしいオンナて思わんといてや」
「そんなこと思うわけねーじゃないか。智子は俺にとっては大切な・ ・ ・その・ ・ ・女神みたいなモンだからな」
ミセスA   「ぴかっ」
ミセスR   「ぴかっ」

美少女M   「またロクでも無いこと思いついたわね・・・避難避難」
天然少女   「れーなとれーみは、”お姉ちゃん”を守ってね」
レナ     「みゅ?」
レミ     「ぶぅ?」
天然少女   「”お姉ちゃん”はワタシだもん。お姉ちゃんは”おねーちゃん”って感じで
        お兄ちゃんと同じ意味なんだもん」
美少女M   「ワケのわかんない事言ってると盾にするわよ」
天然少女   「きゃん」


ミセスA   「シンジ」
ミセスR   「シンジ君」

永遠の少年S 「はい?」

ミセスA   「アタシの事やらしいオンナって思わないでよね」
ミセスR   「こくこく」

永遠の少年S 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ミセスA   「・・・・・・・なんでそこで黙んのよ」
ミセスR   「オシオキ」


美少女M   「あんだけ無理難題言われれば黙りもするわよね」




  みなさん、是非SAYさん、おぐらゆきのりさんに感想を書いて下さい。




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