『けだものガール』

                                書いた人 電波OYAJI(仮名)

アタシってエッチな娘なんだろうか…

誰に聞かせるでもなく呟くと、アスカは大きく股をひらく。
といってもここは体育館。そして、今は体操部の練習中。
つまりは練習の一環なのだから…
だから誰も見てはくれない。
レオタードの中で、アタシの御真処は熱く濡れているのに。

女性美を強調するためだろうか、うちの学校のレオタードはかなりハイレグだ。
ということは、下着がはみ出さないようにするために、どの方法をとるかが問題になる。
つまり、レオタードより角度の狭い下着をつけるか、それとも下着を着けないかだ。
アタシは、もちろんハイレグの下着を持っている。けれど、このごろは着けていない。
というより着けていられない。
最近のアタシの御真処は、いつも火照っているようで、いつも濡れているようで……。
アタシ変になっちゃった。そう思う。

練習中だというのに、ちっとも集中できない。ふと頭に浮かぶのは4歳のころから隣に住んでいる幼馴染の顔。
16歳になるのに子供っぽくてアタシがいないと何もできない。
同い年なのに弟みたく思ってた。あの時までは。
そう、見てしまった。アタシの名を呼びながらオナニーをしているシンジを。
そこにいたのは、いつもの優しい笑顔を浮かべた幼馴染じゃない。オトコ、いや発情したオスだった。
いきなり入ってきたアタシを凍りついたように見つめるシンジ。勃起したオチンチンだけが存在感を主張していた。
……ザーメンてあんなに出るんだな。アソコがムズムズする。
セックスしちゃおうか。
シンジとだったらアタシ……。











郊外にあるアタシの家へは、この公園を通り抜けるのが一番早い。
ただ、この辺りは人家がまばらで人通りもかなり少ない。
おまけに痴漢が出るという噂もあるし、暗くなってからはできるだけ通らないようにしてたんだけど…
今日はホントにどうかしている。
アタシ、期待してるのかな…

公園には「痴漢に注意」の立て札。
誰もいない公園。灯りが少ないので、公園のはずれの木立の辺りは真っ暗だ。
すべり台。ジャングルジム。砂場。ブランコ。ベンチ。外れには便所がある。
順に目で追っていったアタシは、自分が落胆してることに気付いた。

「いるわけないじゃない。」
そんな言葉を口にする自分にあらためてショックを受ける。
アタシ…ホントに変だ。

ふと目をあげると…
人影だ。木立の辺りに立ってこっちを見てる。
汗ばむぐらいの気温なのにコートを着ているようだけど。
なんだろ近づいてくる。痴漢なの?
襲われたらどうしよう…
あの暗い木立に引きずりこまれて、のしかかられたら…
いくらなんでも全く知らない人とセックスしたくはない。
男が灯りの中を歩む。案外整った顔だった。長髪を後ろで束ねて無精髭をはやして…
全体の印象も好感がもてるものだった。

「お嬢さん、触ってみませんか?」

「えっ?」

男のコートが開き、アタシの視界にはっきりそれが認められた。
男の下半身はむきだしで、下着さえ着けていなかったから。
あれが珍鉾?シンジのとはまるで形が違う。無数の瘤でごつごつしていて、シンジのみたくスラッとしていない。

「ほら、触ってみろよ。」

男の口調が変わっている。おまけにもう逃げられないくらいに距離を詰められているし。

「真珠を入れてるんだよ。こんな魔羅を見るのは初めてだろ?」

手首をつかまれてムリヤリ握らされてしまった。

「シゴイてくれよ」

シンジがしていたオナニーを思い浮かべる。
こんな風にしてたっけ。男の前に跪き、手をリズミカルに動かしはじめる。
カタイ…おまけにシンジのよりかなり大きい。
ズキズキと脈打ちながら勃ってくる魔羅。毛細血管が浮き立ってる。

「もっと早く。いきそうだ。」

あわてて手を離す。
支えを失った魔羅がプルンと震える。

「おい、どうしたんだ?」

「だって、ザーメン出たら汚れちゃうから。」

「そうか。
 じゃあ、しゃぶってくれよ。」

「えっ?」

「飲めばいいんだよ。」

男の指がアタシの口にさしいれられる。

「うっ」

思わず開けてしまった口に亀頭があてがわれる。
しょうがないのかな。怒らせたら怖いし。

「ん。ぐうっ。」

アタシ…変態なんだ。こんなとこで知らない人の大きな魔羅を咥えて。
エッチなんて生易しいものじゃない。
アタシは淫らなメスなんだ。
口の端から唾液が垂れ落ちるのも情けなかった。

男の手がアタシの胸にのびてくる
いやだ。
男の魔羅から口を離し、男の手を避ける。

「いやっ、触らないで。」

「もうだめだ。いくぞ」
自分で魔羅を擦りながら男が叫ぶ。

男のグロテスクな魔羅の先から白い液が吐き出されてくる。
ザーメンがアタシの頬を生あたたかく濡らす。
アタシは逃げもせずに受け止めながら、痙攣する魔羅をじっと見ていた。

「はあ…
 さて、次はお嬢ちゃんが気持ちよくなる番だ。」

魔羅が近づいてくる。射精しても大きなままだ。
あんな大きなのがアタシの御真処に…
そして、この液をおなかいっぱい出されるんだ。
頬から口元に垂れてきたザーメンを舌で受け止める。

「いやあああ」

急に耐え切れなくなって男を思いっきり突き飛ばすと、背を向けて逃げ出した。
男は何故か追ってこなかった…











大会が近いせいか、みんなピリピリしている。
練習に身が入ってないのはアタシぐらいだろう。
アタシは自分でいうのもなんだが、かなり期待されている。
学校の名誉なんてものを背負わされるのはこめんだけど、注目されるのはうれしい。
だから練習にも手を抜いたことなどなかった…いままでは。

最近のもやもやが、おとといの公園での一件いらい具体的な形をもってしまった。
頭からあの男のごつごつした魔羅が離れない。
アタシの指や舌は、あの魔羅の感触を、味を忘れられないでいる。

御真処があつい。花弁に直接つくレオタードは、しみになってると思う。それほど濡れてしまっている。
昨日、無意識にあの公園に向かおうとする自分に気付いてショックを受けた。
今度いったらあの男とセックスすることになるだろう…わかってるのに…
今日の練習ももうすぐ終りだ。
今日もいかずに済ませられるだろうか…











もう誰もいない。
待っててくれるわけ無いか。居残り練習は、自業自得だし。

ためいきをついてレオタードを脱ぐ。
脱いだレオタードの股間は、案の定、アタシの愛液で濡れてしまっている。
乱暴に丸めるとそれで股間を拭き、ロッカーに放り投げた。

ゴソッ

何?だれかいる?
そういえば、なんか人の気配が…
…いやだ。アタシ、今、裸だ。

いそいで下着を身に着けようとロッカーをあさる。
ない。パンティーもブラも…

ハアハア

下着泥棒なんだ。アタシの下着を犬みたく嗅ぎながら、シゴイてるんだ。

「だれ?そこにいるんでしょう?」

返事はかえってこない。でもわかる。
積み上げられたダンボールの向こう。そこにいる。
アタシは胸も股間もさらけだしたまま、下着泥棒の前にでることにした。

胸の鼓動が早くなる。
怖いの?
いいえ違う。アタシは期待してるんだ。
だって…

ダンボールの向こうには、ズボンをおろして珍鉾を握った男がいた。
床に腰をおろして左手にはアタシの下着を持っている。やっぱり臭いを嗅いでたんだろうか…
唖然とした顔。アタシを認めるとすぐ顔を伏せた。
とても気の弱そうな男。
そして、アタシが一番よく知っているオス。

「ア、アスカ」

「下着泥棒のセンズリ男に知り合いはいないわよ」

「あ、あの…ごめん」

「続けたら。ほら、アタシの下着でなにかしてたんでしょ?」

男の珍鉾はみるみる萎える。

「ほら、顔あげなさいよ。アタシの御真処見せてあげるから。」

アタシは壁によりかかり、股間を前に突き出す。

「ほら、もっと近づいて。中まで見せてあげる。」

アタシは濡れた花弁を指で広げた。

ハアハア

近づいてきた男の荒い息がアタシの御真処にかかる
クンクン臭いまで嗅いでいる。

「舐めていいよ。」

男の舌がアタシの体に入ってくる。愛液を掻き出すみたいに舌先ですくっている。

「あん…ううん…ああん」

気持ちいい。とけてしまいだ。

急に男がアタシを突き飛ばすようにして離れた。

「何してんのよ?」

「出ちゃいそうなんだ。」

クスッ

「笑うことないだろ」

ぶつぶつ言ってる男には答えず、床に転がっているパンティーを拾った。

「あの…」

「黙って…」

男にパンティーをマスクのようにかぶせる。

「アンタは下着泥棒なんだから罰を受けなきゃね。
 いまから始めるのは罰なんだから。」

男の体をまたぎ、和式便所で用をたすように股をひらく。
そうして、男の珍鉾をつかんで位置をあわせると、そのまま座り込んでいった。

「うっ。」

花弁が丸く押し広がって亀頭を咥えこみはじめ、あとは体重によってヌルヌル挿入されていった。
ジンジン痺れるような痛みがはしる。でも、不思議な満足感もある。
アタシは、つながった部分をのぞきこみ、さわって確かめてみる。
男の珍鉾は、根元まで処女の膣に埋め込まれていた。

「シンジ、アタシの中、どんな感じ?」

「そんなのわかんないよ」

「オチンチンでアタシとつながってるのよ。
 気持ちよくないの?」
腰をひねるようにした後、ゆっくり上下に動かし始めた。

「あ、アスカ。動かないで。出ちゃう。」

「出して。アタシの中で。」

ドクン。ドクン。

「あんっ。感じる。今、出てるんだ。
 もっと出して、シンジ。」

最後の一滴までザーメンを搾り出すように締めると、アスカはゆっくり体を倒していった。











シンジとはあれから恋人になった…わけではない。
アタシが目を覚ますと、アイツはいなかった。
アタシを放り出して逃げたんだ。
怖くなったんだろう…たぶん。

アタシは恋人になってもよかったんだけど…
そのつもりがあるからセックスしたんだと思うし…
だけど、アイツはアタシを受け止めてはくれなかった。
だから今のアイツとの関係は、犯罪者と刑の執行人、それだけなの。

放課後の屋上、このところシンジを処刑するのはここが多い。
なにしろ、本来、立ち入り禁止の場所だから、人に見つかる心配がまずない。
でも今日は…

声が聞こえる。
押し殺してはいるけど…
アタシ達のお決まりの場所からは、ちょうど死角になっている位置。
いた。

「んっ、はあっ。あん…」

『屋上でセックスしてるやつがいるらしい。』
そんな噂を聞いた。だれそれが目撃したとか言っている。
一瞬身構えたが、アタシ達のことではなかった。
ただし、まったく知らない人のことでもなかった。
同じ体操部で、アタシと1、2をあらそう娘。
ぬけるように白い綺麗な肌。ショートカットの髪は水色。瞳は深紅。
レイという娘だ。

今、男に愛撫されている全裸の女性は、確かにレイ…
金網に両方の手首を縛りつけられて、動きを拘束されている。

「いやらしい女だな」

「嘘、違う。」

「こんなにグチョグチョにしてるのにかい?」

男がレイの御真処から指を引きぬく。

「イヤン」

「何がして欲しい?言ってみろ。」

なにか聞き覚えのある声。
男の顔が見えるように身をのりだしてみた。

「…そんな」

「どうしたの、アスカ」

心配そうなシンジの問いには答えず…というか答える余裕がなかった。
レイを嬲ってるのは、あの公園で出会った男なのだから。
なぜかレイを助けようという気にはならなかった。
それどころか、男の前で上気した肌をさらすレイに、憎悪に近い感情を抱いている。

「どうしたんだろ?
 アタシ…」


「答えたくないなら、しばらくそのままでいるんだな。」

「そ、そんな。困る。」

男の姿が消え、ドアが閉まる音がした。

「今のうちに助けようよ」

助ける?誰を誰から?
男の消えた方を見るレイの表情でわかる。これは二人の遊びなんだと…
憎悪が膨らむ。
あの時に逃げ出さなければ、それとも、再び公園に行ってさえいれば、あの男に抱かれているのはアタシだったろう。
今、金網に縛られて潤んだ瞳であの男をおってるは、アタシだったはずだ。
これは嫉妬なのかもしれない。

「シンジ、セックスしたい?」

「あっ、うん…」

「あの娘と…レイとしてきなよ。
 その後でアタシの御真処にも挿れさせてあげるから」

シンジの股間をなぜる。

「ほら、こんなに勃起してる。
 レイを抱きたいでしょ?」

下着ごとズボンをおろし、勃起した珍鉾を口に含む。
これから他の女の御真処にはいるモノ…
…複雑な感情が気分を高揚させる。
ちょっとばかり名残を惜しんでから、シンジの珍鉾を解放した。
シンジは、もどかしげにシャツを脱ぎ、全裸になるとレイの方に向かっていった。

「だ、誰?」

ひっしに身をよじって剥き出しの股間を隠そうとしている。
その姿態がかえってシンジを興奮させたようだ。

「いやだ。近寄らないで」

アタシも手伝った方がいいのかな。
このままじゃ挿入できないかもしれない。
顔をうつむかせ、蟻の行進を目で追いながら考えていた。

「あん。だめ、はいってくる。」

レイの小さな悲鳴に顔を上げると、白いお尻が目に入った。
こちらを向いたお尻の割れ目に珍鉾が突き立とうとしている。

「あーんっ、ううん。あっ」

珍鉾がお尻の間に姿を消すと、レイはおとなしくなり、シンジの抽送に合わせて、うちつけるように腰を振り出した。

シンジの珍鉾がレイのお尻から見え隠れしている。
レイは気持ちよさそうに喘ぎ、視線が何かを探すように動いている。
見学者を探してるんだ。自分達がつながってる所を見せたくて…

「あん。」

シンジが腰をひねると、つながったままレイを抱えた。
ちょうどアタシの方からは、二人の結合部が丸見えな状態になる。
その時、レイと視線があってしまった。
こうなれば、もう隠れてる意味が無い。
それに…あの娘が咥えてる珍鉾はアタシのなんだから…
アタシはつながっている二人の前に立った。

「見ないで」

お尻を動かしながらレイが呟く。

「アンタが挿れてる珍鉾はね。下着泥棒のものよ。
 こんなとこで腰を振ってる女には、お似合いかもね。」

レイは答えず、快感に身をゆだねてる。
罵倒の言葉もさらなる興奮を呼び起こすだけらしい。

「シンジ、アタシとセックスしなさい。」

無理やりレイから抜かせると、そのまままねきいれた。

「はあ、あっ、あん。いいっ」

喘ぎながらシンジの腰に足をからめ、結合をより深くしていく。
レイの視線が気持ちいい。
いつになく激しくシンジを求めてしまう。
シンジもそれが嬉しいのか、激しく抜き差しをおこないこたえてくれた。
アタシが反り返るたびに胸がゆれる。シンジはアタシの胸が一番好きみたいだ。
いつも執拗に胸を愛撫する。

「シンジ、オッパイもんで」

シンジの手がアタシの胸をまさぐり、時々、乳首を口に含んで歯を立てる。

「いくっ。いっちゃうよ」

「僕も」

「一緒、一緒に」

ドクン。ドクン。

「あっあっ…いくーっ」

熱いザーメンに子宮を直撃され、一瞬、意識が遠くなる。
その時、違う視線を感じた。
うっすらとした笑みを浮かべながら、アタシ達の狂態を見ているレイの向こう。
ドアがいつのまにか開いている。
そして覚えのある気配。
あの男だ。

絶頂の痙攣を続けながら考える…
あの男をむかえいれる自分は、シンジの目にはどううつるんだろうかと…





おしまい

電波OYAJIさんはメールアドレスを持ってません。
新さんにメールを送って下さい。
メールアドレス:gishin@mwc.biglobe.ne.jp


Back    Home inserted by FC2 system