トータス’sしょーとしょーと2

〜Asuka strikes〜

少年Aの12月号を思い浮かべて下さい...( )は心の声とでも思って下さい。



授業が終わり連れ添って歩く少年3人組...

「おいシンジ、今度の定期試験どうする...」
「どうもしないよ...もう腹をくくっているから」
「センセ、前の学校や優等生やなかったんか」
「しかたないよ、ここのところ勉強している暇なんかないんだから」

はぁ〜とばかりとぼとぼと歩く危ない3人...

「よし、これからセンセのところで対策会議や」
「ミサトさんいないよ....」
「「それでも待つ」」

ユニゾンで答える3馬鹿−1にどっと疲れるシンジ...マンションに入り、カードキー
で玄関を開けると何かいつもと雰囲気が違うのに気がついた。しかし、そんなことにおか
まいない、トウジとケンスケにせかされ自分の部屋に入ろうとすると...そこは段ボー
ルの山だった...

「なっなっ」
「あら、早かったのね(ハート)。今日からあたしもここに住むのよ(ハート)。
 本当はいやだったんだけどね、ミサトがどうしてもって言うから(ハート)。
 まあ、アンタはあたしのストレス解消にちょうどいいしね(ハート)」
「(そんな〜ボクのストレスはどうしてくれるんだよ)
 ボクの荷物は?」
「大丈夫ちゃんと片づけてあるから(ハート)」

アスカの指さした先にはアスカの荷物と仲良く並べられたシンジの荷物があった。さらに
目をベッドに転じると何故かそこには仲良く並んだ二つの枕があった...

「「いやーんな感じ」」

トウジとケンスケはそう言うと真っ白に燃え尽きていた...
シンジはちょうどそのとき帰ってきたミサトを捕まえて聞いた...
そのころアスカはうれしそうにベッドメーキングをしていた...

「ミサトさんこれはどういうことですか」
「あら、アスカが自分で言い出したのよ...
 シンジ君を預かっておいてアスカはダメって訳にはいかないでしょ」

ミサトはジト目でシンジを睨み

「よっぽど二人で過ごした一週間が楽しかったんでしょ...
 (監視カメラ壊してナニをしてたんだか...あたしというものがありながら)」
「そんな〜(ナニをしてたんですよナニを...やっぱり若いほうが良いし)」

「「一週間...」」「「二人きり...」」トウジとケンスケは白い灰となって飛んでいった...

ミサトはシンジをジト目で睨みながら部屋へと戻っていった。シンジはミサトを見送ると
枕元にティッシュをおいてうれしそうにしているアスカを見ながら考えた...

「(はぁ〜、これから毎晩二人相手か...体が持つかな...)」

しかし、シンジは知らなかった。ちょうどそのころ綾波レイがアパートで山のような制服
を荷造りしていたのを...

さらに出番は当分先のはずなのに何故か渚カヲルが荷物を引っ越し業者に預けていたのを...



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