出撃前のパイロットルーム。
少年は何事かを考えるようにじっと自分の手のひらを見つめた。
傍らにあるのは白いプラグスーツ。
思い出すのはこの手に抱いた三人の少女のこと。

「アキナ...お兄ちゃんを許してくれ。
 結局おまえの敵をうてなんだ」

彼の妹は使徒との戦いの中、逃げ遅れて瓦礫の中に消えた。
彼はそのことで、今はもう消えてしまった同僚の少女に怒りをぶつけた。

「委員長すまんな。
 最後まで一緒におられんで」

いつも少年の傍らにいた少女。
姉のように、恋人のようにいつも少年の世話を焼いてくれた少女。
もう二度と会えないと分かった日、二人は熱い契りをかわした。
少女の体は少年の苦しみを全て包み込むように暖かかった。
少年はこの時だけ全ての恐怖を忘れた。

せめてどこかで生き延びて欲しい...
叶わぬ願いとは言え、それだけが最後の少年の願いだった。

少年は何も映し出さなくなったモニタを見つめる。
そして最後の少女を思い出す。

「惣流...」

妹の死を八つ当たりした相手。
自分の想い人の親友。
Ice Dollと呼ばれ、任務に誰よりも忠実だった少女。

「わしはお前のことを判ってやれんかったな」

氷の表情は戦いの前に溶けた。
そして表に出たのは激しいまでの感情の爆発。

「辛いよぉ」

初めて聞いた少女の弱音。
少年に身を投げ出してきた悲しい心。
初めて触れた素顔に少年はその瞬間、少女に心を奪われた。

美しく潤んだ蒼色の瞳。
蜜をとかしたような黄金の髪。
『死に装束』と自嘲した白いプラグスーツを脱ぎ捨てたときに現れたまぶしい肢体。
そして誰よりも純粋なその心。

『自分はこの少女の何を見ていたのだろう』

少年はこの時後悔した。
自分はこの少女を苦しめるようなことばかり言ってきたと。

『冷血、人形』

そう言って少女を傷つけることばかりしてきた。
その自分に向かって少女は身を投げ出してきた。

「女にして欲しい」

少女が少年のことを想っていたのか、それともたまたまそこに居たからなのか。
それも今となってはどうでもいいこと。
しかし少年はその願いを叶えることは出来なかった。
少年は少女の気高さ、美しさを汚すことは出来なかった。

戦いで傷ついた内臓からの出血は、少女の白い素肌に醜悪な模様を作り出す。
少年にはその一つ一つが自分たちが少女につけた傷に思えた。
少年はその傷を癒そうとするかのように優しく少女を胸に抱くと。
ただ「すまん、すまん」と涙を流すことしかできなかった。

少女の痛みが少しでも癒えるようにと...
 
 

パイロットルームに大きな振動が伝わる。
少年に指示を出す大人達はもう居ない。

「そろそろやな」

少年は白い死に装束を身に纏うと、少女の残したぬくもりを探すかのようにソファーをなぜた。
少年は3人の少女の姿を思い浮かべる。

「せめて3発はパチキかましてやらんとな」

少年は少し笑みを浮かべるとその場を後にした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

「時を駆ける...」第0章
 
−終わる世界−
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

赤く照らされた照明が明滅する中、その男はじっと最後の時を待っていた。
出来うる事はすべてやった。しかし結果は惨澹たるものだ。
男は自嘲した。これで人類は滅びるのだと...
自分の弱さを隠してきた色付きの眼鏡ももはやなく、
トレードマークとなった白い手袋も自らの血で赤く変色している。
髭に隠されたその唇ももはや死の香りを濃くしている。

人類最後の砦とされた特務機関NERV本部は最後の時を迎えようとしてた。

「すべては私の力不足か...」

机の引き出しからリボルバーを取り出すと銃口をこめかみにあてがう。

先ほどまで悲鳴のように飛び交っていた報告ももはや途切れている。
本部の機能のほとんどが死滅してしばらく経つ。
もはや起死回生の策もない。

「無様に生き残る事も責任だと思っていたがそれも叶うまい。
 ならば最後ぐらい自分の意志で終わらせてもバチは当たらんだろう」

一発の乾いた銃声が指令室に響き渡る。
脳漿を撒き散らし一人の男の人生がそこで終わった。
いつも傍らに立っていた男がその場に辿り着いたときには、そこには悲しい男の亡骸だけがあった。

「六分儀...早まった真似を。
 また面倒をわしに押し付けるのか」

60がらみの細身だがしっかりとした体型のその男は、すでに屍となった友の開かれた瞳を閉じた。そして最後の戦いのため、指令室よりさらに深い位置に存在するE計画の中心へと降りていった。
 

                                ◆◆◆
 

男が辿り着いた場所は本部のすべての機能が停止しようとしている中、別世界のように活気を保っていた。
そうは言ってももはやそこに居るのはごく限られた人数でしかないのだが。

男はその中に足を踏み入れると、真の最後の砦となったその部屋の中を見渡す。
最後に残された3人の女性が忙しくMAGIの端末を叩いていた。
その目の前には小さな培養槽に赤いLCLが満たされていた。

「我々の最後の希望...『東方の三賢者』か
 だがその英知をもってしてももはや『この世界』が救われる事はあるまい」

男はその3人を見詰め小さく呟いた。

忙しく端末を叩いていた一人が男に気づき声を掛けた。
栗色のショートカットをしたその女性。
ハーフのよい面だけが現れたのだろうかアーリア系と東洋の絶妙のバランスを持った女性。
そして男に『東方の三賢者』と呼ばれたその一人。
惣流キョウコ・ツェッペリン。

「冬月副司令、六分儀司令はどうなされたのですか」

冬月と呼ばれたその男は静かに首を横に振った。
それですべては通じた。
キョウコの言葉に振り向いた二人もその報告を悲しそうな瞳で見詰めた。

「上はどうなっているんですか」

キョウコは震える唇で冬月に地上の様子を尋ねた。
司令が死ぬこと自体もはや絶望しか現わしていない事は理解している。
それでも自分が戦場へと送り出した愛娘の事を聞かないわけにはいかない。

その問いにも冬月は沈黙で答えた。
その意味するところは...

キョウコは冬月の答えに泣き崩れた。
自分は娘に親らしい事をしてあげられなかった。
14になる娘には遊びも恋もさせてあげる事はできなかった。
親として心臓をわしづかみにされる苦しみ。
魂の慟哭。

「アスカ...ごめんなさい」

愛らしいブルーの瞳をした娘の顔が浮ぶ。
自分は何も親らしい事はしてあげられなかった。
父親からも引き離した。
甘えることも許さなかった。
すべてはこの日の戦いのため。
そんな酷い母親なのに慕ってくれた娘。
すべての感情を殺し、ただ戦うためだけに短い人生のすべてをかけた。

「アスカ...」

冬月にはキョウコに手を差し伸べる事はできなかった。
自分は、彼女の娘を死地へと送り出した責任者の一人なのだからと。

「キョウコ...こんな時にごめんなさい。
 でも私たちにも時間はないの。
 せめてアイツ達に一泡吹かせるために。
 この世界でだめなら違う世界で私たちが勝利を勝ち取るために。
 アスカちゃんが作ってくれたわずかな時間。
 せめてアスカちゃんの為にもこの時間で出来る事をしましょう」

頭に白いものが混じったもう一人の女性がキョウコに声を掛けた。
『東方の三賢者』と呼ばれた一人、赤木ナオコ。
ナオコの言葉にようやくキョウコも顔を上げた。

「ごめんなさいナオコさん。
 ここであきらめたらすべてが終わってしまうのね」

キョウコは涙を拭いて立ち上がると最後の一人に指示を出した。

「リツコさん。
 六分儀司令の遺伝子は利用できないわ。
 計画をBに変更してMAGIに指示を出してください」

『東方の三賢者』の最後の一人、赤木リツコはその指示を受けると流れるような作業で入力を行った。

「時間軸設定は1977年。
 ロケーションは京都。
 設定は完了しました」

ショートの髪を金色に染めた女性、赤木リツコはすぐに作業を終えるとキョウコに報告した。

キョウコはその報告に黙って肯くと、次の行程へと進むため無菌室へと入っていった。

「神への冒涜ね、これって」

リツコはその背中に向かって自嘲するように言った。

「その神が私たちを滅ぼそうとしているのよ。
 私たちのせめてもの抵抗よ」

キョウコの替わりにナオコが答えた。

「もっともこれが抵抗になるのならね」

とも。

「こんな滅びかたに納得が行くわけないわ。
 私は子供たちが笑っていられる世界を作りたいの。
 そのためだったら悪魔にだって魂を売るわ」

キョウコは機器の設定をしながら吐き捨てるように言った。
「神など信じない」とも。

MAGIのサポートを受けながらキョウコはマニピュレータを操作していく。
画面には1億倍に拡大された画面が映る。
そこに映し出されるのは命をつかさどる二重螺旋。
『東方の三賢者』の最後の賭け、切り札を生み出す母体の作成。

「リツコさん。
 アダムの遺伝子の定着はどうなってる」

キョウコは部屋の外に居るリツコに報告を求めた。

「予定通りです。
 キョウコさん、母の遺伝子の定着も完了しています。
 後はLCLの温度を上げて時間軸の短縮を行うだけです。
 30分後には『保育器』から出せます」

キョウコはその報告に満足そうに肯いた。
後は時間との勝負だけだ。
サードインパクトが発生して人類がすべて消滅するのが早いか。
それとも自分たちの最後の抵抗が時間を超えるのが早いか。

「副司令、外の様子はどうなっています」

空間位相転移装置と呼んで良いものだろうか。
最後まで起動する事のなかったエヴァンゲリオン初号機にプログラムコードを打ち込んでいくナオコ。
滅亡への秒読みに追い立てられるように作業を進めていく。

「今鈴原君が出たところだ」

最後の戦いの前にようやく確保された二人目の適格者。
とても戦力になるとは思えないシンクロ率、それでも頼らなくてはならない。
ほんの数分の時間を稼ぐために。

この部屋には外部の戦闘を伝えるためのモニターはない。
それでも戦場に投入された鈴原トウジがどんな運命を辿るかは想像しなくても判る。

冬月は無菌室で作業を進めるキョウコの顔を見た。
キョウコの瞳に宿るものは怨念・悲しみ・・・

最初の適格者である惣流アスカ・ラングレー。
その類希なる才能は人類に存続の希望を与えた。
しかし度重なる神からの使い『使徒』との戦いで彼女は疲れ、傷ついていった。
たった一人の少女の肩に人類はすべての責任を負わせた。
そしてその力が及ばなくなったとき人類は滅亡の時を迎えた。
彼女に与えられたエヴァンゲリオン弐号機はその力をいかんなく発揮した。
だが単機による戦闘にはいかにも限界があった。
ようやく新たな適格者鈴原トウジが選出されたときには、アスカはもはや戦える身体ではなかった。
それでも動かない体を鞭打つようにアスカは戦場へと出ていった...
母親の最後の抵抗を助けるために。

冬月の耳にはめられたイヤホンには外の状況が伝えられる。
絶望の響きがそのイヤホンを通して伝わってくる。
鈴原トウジに勝ち目はない。
初めから判りきった戦い。
それなのに彼はほんのわずかな時間を稼ぐためだけに不完全な参号機で出撃した。
彼がなぶりものにされる時間が長いほど、人類は時間を稼ぐことができる。
ただそれだけのために出撃するパイロット。

アスカの駆る弐号機はもはやこの世界に姿をとどめていない。
使徒の足を止めるために自爆を敢行した。
しかしその捨て身の試みも、ほんのわずかな時間を稼いだに過ぎなかった。
新第三東京市を包んだ白い閃光の中、アスカの14年の人生はその幕を閉じた。
冬月は最後の瞬間にアスカの流した涙を見た。
死しても冬月はその涙から逃れられることはないだろう。

そして今、鈴原トウジの人生もまた幕を閉じようとしていた。
冬月は雑音の中から聞こえてくるトウジのうめき声をただ黙って聞いていた。
それが自分に出来る最後の努めなのだと。

キョウコはLCLの中で急速に育っていく胎児を満足そうに眺めていた。
これで自分の仕事は終わったのだと。
後は赤木ナオコに託してこの子を過去へと飛ばせばいい。
自分の責任範囲はやり遂げた。
後は娘のところへと行けばいいのだと。

キョウコは出撃前のパイロットルームで、トウジと抱き合っていたアスカの姿を思い出した。
お互い泣きがら身体を抱きしめていた。
あの二人の間に恋愛感情がない事くらいは承知していた。
二人の行為が死を前にした逃避である事も分かっている。
それでも最後に自分の娘に温もりを与えてくれたトウジへは感謝していた。
最後にアスカは人の温もりを知ることが出来たから...
母としてそれだけが嬉しかった...

キョウコは無菌室から出てくると、MAGIに向かって作業を続けているナオコの肩に手を置いた。
そして一言告げてその部屋を出ていった。

「先に行くわね」

そのキョウコの姿に誰も声を掛ける事はできなかった。
キョウコは自分の責任を果たしたのだ。
次は自分たちが責任を果たさなくてはならない。
それにどうせすぐに自分たちも同じ所に行くのだからと。

キョウコは部屋を出ると戦況をモニタできる隣室に来た。
MAGIが生きている限りここにいれば外の状況は知る事が出来る。
キョウコはポケットの中から小さなカプセルを取り出した。
この小さなカプセルを飲み下せば苦しまずに命を絶つ事ができる。
キョウコは躊躇わずにそのカプセルを飲み込んだ。

目の前のディスプレーには、使徒に身体をバラバラにされた参号機の姿が映し出されている。

「鈴原君、アスカ...ゴメンね。
 新しい世界ではあなたたちは恋人かしら。
 それとも仲の良い喧嘩友達かしら。
 アタシたち大人の力が及ばなかったばかりに辛い想いをさせたわね。
 アスカ...母さんを許してね」

キョウコはそこまで言うとテーブルに崩れ落ちた。
『東方の三賢者』の一人、惣流キョウコ・ツェッペリンはその生涯をここに閉じた。
 

                                ◆◆◆
 

「リツコッ、初号機の準備はどう」

ナオコからリツコに鋭い声が飛ぶ。

「あと30秒で準備完了。
 十分間に合うわ」

お互いキーボードを叩く手を休めず会話だけが進んでいく。
神への小さな反抗、その最終段階は近い。
ナオコ、リツコ親子の最後の作業は、お互いを励ますような会話の中続いていく。

「リツコ、初号機の状態はどう」

リツコはキーボードを打つ手を止めず答えを返す。

「ATフィールドの発生を確認。
 予定値まで後5秒、4、3、2、1既定値達成」

リツコはカウントダウンを止めるとキーボードから手を放した。
リツコの作業も完了していた。
リツコに合わせるようにナオコもその作業を止めた。

「副司令、作業を完了しました...
 10秒後に結果が出ます」

冬月はその報告に黙って肯いた。
そしてナオコに渡されたスイッチを握り締めると、モニタに映し出された初号機の姿を見詰めた。

エヴァンゲリオン初号機。
最強の実験体と言われながらついに起動する事のなかったその機体。
アスカ、トウジの二人がいくら挑んでも言う事を聞かなかったオリジナルエヴァ。
これが動いていたら戦況も変わったのに。
NERVに携わったものの希望の星、そして絶望の象徴。

ケージに拘束された初号機の姿に冬月はこれまでの事を思い出した。

結局自分たちの抵抗も無駄に終わってしまった。
鍵となる初号機を動かせる適格者を見つける事ができなかった。
その時点で自分たちの敗北は分かっていた。
それでも自分たちはあがき続けた。
14歳の少女を神への生け贄にして。

「先生、『ユイ』を送り出してください」

ナオコの声に冬月は静かにスイッチを押した。

その瞬間目の前で泣いていた赤ん坊の姿がかき消すように消えていった。
それと同時にケージに固定された初号機の姿も同じように消え去っていた。

「もう我々には何もする事はないのだな」

最後の最後で役に立った初号機の居たケージを見ながら冬月は呟く。

その冬月の背中に赤木親子が声をかけた。

「冬月先生、私たちはもう行きますけど...どうなさいます」

冬月は赤木親子の方へ振り向くと深々と頭を下げた。

「これまで色々ありがとう。
 わしもすぐに行くと思うが、先に惣流君に謝っておいてくれ。
 わしは最後を見届けたいと思う」

冬月のその言葉に赤木ナオコはにこりと微笑んだ。
そしてリツコを伴い隣室へ消えた。
 

                                ◆◆◆
 

隣室でナオコは一錠の錠剤を取り出すとそれをリツコに渡した。
リツコは黙ってその錠剤を飲み干すと静かにいすに腰を下ろした。

「ミサト...待っててね」

リツコは多分この世に居ないだろう親友の名前を呼んだ。
大学時代からの悪友。
NERVに入ってもいがみ合っていた。
それでもお互いなくてはならない間柄だった。

「また3人でつるもうね」

それがリツコの最後の言葉だった。

ナオコはリツコの最後を見取ると自分も錠剤を飲み下した。
愛した男は先に逝ってしまった。
世界を救うためと、ドンキホーテの様に神の使いへ挑んでいった。
自分も微力ながら役には立っただろう。
そんな事を想い自分を慰める。
年齢は自分の方が上だった。
でも男は優しかった...

新しい世界では自分の送り出した子供は恋敵になるだろう。
でも、これは神に対する自分の意地だ。
もう一つの世界の自分には悪いが勝負は見えている。

「ユイ...しっかりやりなさい」

それがナオコの最後の言葉だった。

『東方の三賢者』と並び称された三人はこうしてこの世を去った。
 

                                ◆◆◆
 

使徒の侵攻で崩れ落ちる設備の中、冬月は一人MAGIの表示を見詰めていた。
そのディスプレーが何も映しだなさなくなって久しい。
冬月はディスプレーの電源を落とすと静かに溜め息を吐いた。

「ユイ...私たちの最後の希望。
 君の人生を決めてしまったのは心苦しいが、必ずゲンドウと巡り合ってくれ。
 わしらの神への最後の意地なのだ。
 ゲンドウと巡り合い、適格者を生み出してくれ。
 初号機を動かす事が我らの願いだ。
 我々の無念を晴らしてくれ」

冬月の呟きと同時に世界は白い闇に包まれた。
人類の歴史に終わりを告げる白い闇に...
 


トータスさんのメールアドレスはここ
tortoise@kw.NetLaputa.or.jp


中昭のコメント(感想として・・・)

  連載完結しました『時を駆ける...』。そのプロローグ的外伝です(なんとなく変な言葉)
  ユイ・レイ・ミライへと繋がる”時の輪”のはじまりですね。
  アスカとトウジの想い。ナオコと冬月の願い。感動。


  おおう
  初号機の機動しない絶望的な世界。これだけで連載一本書けちゃうんじゃないでしょうか。
  そして初号機パイロットを生み出す為に創造された存在(ユイ)。
  上手いなぁ
  これが徐々に徐々に改変されてあのエピローグへ
  うむうむ。


  でもあれですね。こちらのMAGIは人格移植は・・・別にしててもおかしくはないのか。
  ナオコさんは気の毒な事になってしまいますが、自分で選択した路だから・・・・うーでも可哀想




  終わりを告げた世界より一人送り出された少女。その行く末は・・・・・・・・・『時を駆ける...』を読みましょう。


  みなさんも、是非トータスさんに感想を書いて下さい。
  メールアドレスをお持ちでない方は、掲示板に書いて下さい。





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