『エヴァと愉快な・・・』

win98版選考後悔編?

                                byCorwin
ぱーとふぁいぶ 「えと、それカン」

 

 「えと、それカン(カンドラが二つ乗ったか・・・)・・・リンシャンツモ・・・一盃口ドラ8」
 「・・・」

 途中がどうだったのかは良く憶えてない。
 勝ったり負けたりして、ふと気付くとアスカの点棒が無くなっていた。

 「あ、アス、カ?」
 
 アスカは答えないまま僕の傍に近づいた。
 アスカの匂いが濃くなる。

 「(ゴク)っ・・・あ、アスカ、その・・・」
 
 僕の言葉に、アスカが口を開こうとした・・・けど、唇が震えるだけで言葉が出てこない。
 見ていると、赤い舌が出て唇を湿らせて・・・喉が上下した。
 アスカも緊張しているのが分かる。
 瞼が開くと、アスカの潤んだ蒼い瞳が僕を見つめてきた。

 「いいよ・・・シンジ、どこを、シンジのものにしたい?」
 「あ・・・」

 震える声でそんな扇情的な事を言われたら、自分が抑えられなくなっちゃうよ・・・。
 僕は何度目になるか判らない唾を飲むと、口を開いた。

 「その、アスカの、唇が、欲しい・・・」
 「うん・・・いいよ」

 そう言うとそっと目を閉じ、微かに口を開いて僕を誘うようにしている。
 震える桜色のそれが余りに柔らかそうで、僕はふとアスカの唇に指で触れていた。
 
 「っ!!」
 
 肩をしゃくりあげてびっくりするアスカ。
 グミの様な弾力、でもクリームみたいに柔らかい。
 そっと滑らすと肩が震える。
 僅かに覗いた目がいぶかしげに僕を見る。
 僕が取り憑かれた様にそっとなぞり続けているのを確認すると、アスカは総てを委ねるようにして目を閉じた。
 同時に僕の指を舌先でかすめる。

 「あ、アスカ?!」
 
 答えが無いまま、アスカは唇で指を軽く挟むとやわやわとくすぐってきた。

 限界だった。
 僕はそのまま指を顎に滑らせると、食いつくみたいにアスカの唇を奪った。

 「ん・・・っ」

 甘く、柔らか。
 言葉にするととても不完全にしか伝わらないその感触を僕は貪った。
 気付くと、両手でアスカの頭を抱え込んで決して外れないようにしている。
 アスカの唇を歯でくすぐり、舌でしゃぶり、口内へと侵入する。
 
 「ふぁっ、んっ・・・んくっ・・・はっ!」

 興奮のせいか息苦しさかわからない視界のちらつきと苦しさ。
 溺れかかっているみたいに唇を外して息継ぎ。

 「やっ・・・シンジ、こわ・・・っんんっ!!」

 一瞬だって惜しかった。
 何か言いかかるアスカをキスで黙らせて、今度はもっとじっくりとアスカの唇を味わう。
 様子を探るみたいに差し伸ばされた舌を捕えて僕の口の中で散々におもちゃにする。
 抗議するように背中に爪が立てられたけど、ずっと解放せずにしゃぶり続けていると甘えるように縋り付いてきた。
 
 いつもとはまるで逆。
 キスはどちらかというと主導権を取られてしていたのに、今日は僕がアスカの唇を好きなように弄んでいる。
 頭の中が熱く染まっていく。
 そのまま、腰を抱き寄せながら膝でアスカの足を割る。
 むき出しの僕の膝が熱いぬめりを感じると、ひときわ大きくアスカが震えた。

 「んっ・・・ぅんっ!んんっ、くっ、んっ!!」

 そのまま余った右手でアスカの胸に触れようとした・・・が、その手がアスカに押さえられる。
 ?
 唇をもぎ離すようにしてアスカが言葉を発した。

 「だ・・・だ、め。
  そこは・・・まだ、シンジのものになっていないもの・・・だ、から、駄目、だめなの・・・」

 まるで自分に言い聞かせるみたいに焦点の合わない目で呟く。
 クス

 「じゃあ、唇の方はどうされても文句は言えないよね?」
 「ぁ・・・っ!」

 焦点が合って僕を見つめると、アスカは真っ赤になってコクンと可愛く肯いた。
 僕はそんなアスカに、今度は翻弄するために技巧を凝らしてキスを再開した。



 「ふぁ・・・あ、ん・・・はぅん・・・は、しん、じぃ・・・」

 ふと時計を見るともう三十分ほどこうしていたみたいだ。 
 アスカはといえば、うつろに上気した瞳であらぬ方を見つめながらふらついている。
 呆けたように半開きになった唇の端から一筋涎が垂れている。
 膝に感じる感触はもうびしょびしょで、もしかするとキスでイってしまうかもしれなかった。

 「アスカ・・・次、しよ?」
 「ふぁ?シンジ・・・うん、してぇ・・・」

 爛れきった声を出して甘えるように擦り寄ってくる。
 シャツの布地越しでも固く張り詰めた二つの蕾の感触が良く分かる。
 アスカは微かに擦れる感触からも快感を得ているみたいだった。
 
 「何言ってるの?麻雀の続きだよ・・・」

 ここで最後までするのは簡単だけど、どうせならこの状況をもっと楽しみたい。
 微かに笑いが混じる。
 少しの間ボーっとしていたと思ったら、はっとなったように居住まいを正してこちらを睨む。
 恥ずかしさで真っ赤・・・と言いたいところだけど、興奮で耳まで赤く染まっているのでそうなのかは判らない。
 
 「い・・・いじわる・・・」

 可愛い非難の言葉を投げて、アスカは卓の元の位置に戻っていく。
 下半身に力が入らないのか、這うみたいな動きだ。

 さっきまで居たところの床に、水溜まりが出来ていた。



 
                   by”・・・何かが足りない?・・・けど、判らん・・・”Corwin 

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ymcorwin@broadway.or.jp


中昭のコメント(感想として・・・)
 

  Corwinさんにゅうこんの掲示板連載です。
  現在はぱーとえいとまで進んでいます。



 んではキャラ感(でぃーえぬえーばーじょん)
ミセスA   「さっきまで居たところの床に、水溜まりが出来ていた。・・・くふっ、くふふふふふ」
少年S    「・・・含み笑い」
美少女M   「普通恥ずかしがる場面よね」

永遠の少年S 「アスカにもそんな時期はあったよ」

やんぐらばー 「「うぞっ!!」」
永遠の少年S 「明かり・・・恥ずかしいから・・・・・・お願い
        なんて恥ずかしがってね。と〜〜〜〜〜〜っても可愛かったよ」

美少女M   「・・・・信じらんないわよ」
少年S    「・・・臨戦態勢だね」
永遠の少年S 「へっ?」

ミセスA   「しぃいいいいんじぃいいいいいいいい」
永遠の少年S 「aaaaaaAAAHHH」



永遠の少年S 「・・・あ!・・・駄目・・・昼間から」
ミセスA   「ふふふ嘘つき。涎流してるわよ。
        拭いてあげよっか?」
永遠の少年S 「・・・あ・・・・・うん
ミセスA   「どこを拭いて欲しいの?」
永遠の少年S 「・・・え?」
ミセスA   「言ってくれないとアタシわかんないなぁ」
永遠の少年S 「・・・あ・アスカぁぁ」



美少女M   「・・・・やっぱり信じらんないわよ」
少年S    「・・・・・・ミライもああなっちゃうのかな」

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