『エヴァと愉快な・・・』

win98版選考後悔編?

                                byCorwin
ぱーとないん 「ロン・・・国士無双」

 

 「ロン・・・国士無双」


 宣言すると、アスカの指先がぴくりと震えた。
 そのまま手をつくと、半ば卓を乗り越えるようにして僕に飛びついてきた。

 「シンジ!」

 受け止めた拍子に膝が卓を叩く。
 崩れたアスカの手牌。
 二つ並んでいる「中」が、一九風牌が並ぶ河に今の当たり牌と同じ鮮やかな赤を表している。

 僕にしがみついたアスカは、何者にも邪魔させないといわんばかりに腕をきつく巻き付け、首筋や耳に繰り返し唇を、舌を擦り付け、切ない喘ぎを僕の意識に注ぎかけている。
 正座が崩れた太ももにはアスカの熱く潤みきったあそこが擦り付けられて、溢れる愛液がぴちゃぴちゃと湿った音を立てて塗り広げられている。


 「シンジ・・・シンジぃ・・・」

 甘えきった声を上げて僕の名前を繰り返し呼ぶ。
 僕はそんなアスカを宥めるように髪の中に指を滑らせ、そのまま引き寄せて優しく、そっと触れるだけのキスをする。

 「ん・・・」

 すぐに舌が滑り出てくるけど、それを受け入れないで差し出された舌と唇についばむようにキスを繰り返す。
 最初のうちは焦れたみたいに入り込もうとしてたけど、繰り返し唇で触れるうちにそれを受け入れるみたいに静かになった。
 ちらりとみれば、幸せそうに潤んだ蒼い瞳が目に入る。
 感情が溢れてきつく抱きしめてしまうと、押し出されたみたいにアスカが息を吐いた。


 「はぁ・・・ん?んんっ・・・っ」

 その僅かな隙間からアスカの口の中に舌を入れる。
 一瞬びっくりして目が見開かれたけど、すぐにとろんとした半開きになると僕の頭にしがみつくみたいに手を廻してきた。


 「(ちゅ)んふ・・・ん(ちゅく)んんぅ」

 差し入れた舌に絡み付くアスカの唾液と舌の音、その合間に漏れる爛れた鼻声。
 それが僕を酷く高ぶらせ、股間のものをますますいきり立たせる。
 太股にくねくねと股間を擦り付けていたアスカもそれに気づいたみたいで、下腹で挟むように肌をすり寄せてきた。
 アスカの汗と僕の先走りでぬるぬると滑る肌に擦られて、ぞくりと背筋を痺れが駆け上ってきた。
 僕はそれを咎めるようにアスカの舌を吸い上げると、歯で軽く噛みながらちゅうちゅうとしゃぶり回した。


 「っ!ふぅ・・・んん、んっ!んくぅっ!」

 ぶるぶると全身を震わせて応えるアスカ。
 僅かに涙が滲んだのを見て僕はアスカを解放した。

 「は・・・あぁ・・・ね、シンジぃ・・・もう、ねぇ・・・ちょうだい・・・」

 アスカは左手を身体の間に滑り込ませ、僕のペニスを手にしようとする。


 「・・・だめだよ」

 僕はその手をそっと掴むと、傍のクッションの上にアスカを押し倒した。

 「な・・・ねぇ、なんでだめなの・・・?」

 不安げに小さな女の子みたいに見上げてくる。
 とても可愛い。


 「(くす)だって、アスカはこれで全部僕のものになったんだよね?」
 「っ・・・う、うん・・・アタシぃ・・・も、もうぜんぶシンジの、もの、な・・・の・・・っ!」

 口にする事で感極まったのか語尾が霞み、蒼い瞳が焦点を失った。


 「だったら、僕の好きなようにさせてもらわなきゃね」

 言いつつそっと唇を重ねる。
 縋りつくように応えるアスカの唇を感じながら、左手でそっとアスカの胸を撫でる・・・ごく優しく、そこが全く触れられていないときのように、既に興奮の汗に濡れて激しい蹂躪を待ち焦がれているのを無視するかのように。


 「(くちゅ)はっ・・・あ、そ、そんな・・・ひど・・・んんぅ!」

 さすがアスカ、僕のその触れ方でこれからどうされるかをすぐに理解したみたいだ。
 抗議の悲鳴を繰り返しのキスで黙らせながら、僕はそっと胸を撫ではじめる。
 掃く様にそっと、時々優しく指を沈めて。
 焦がれるように押し付けられるのに併せて力を抜きつつ丁寧に。


 「んん・・・っ!く、んふぅっ!んんんぅぅっっ!!」

 じれったさにアスカが身悶えする。
 
 もう一度最初から。
 アスカを徹底的に焦らし高めながら。

 僕は唇を外すと、顎を伝うようにしてちろちろと首筋へと滑らせた。
 そのまま音を立ててきつく吸う。

 「はっ!あああっ!」

 いつもはこんな目立つところにキスマークを付けられるのを嫌がるんだけど、焦らされて半狂乱になってるアスカはもっとというように僕の頭を捕らえて離さない。
 そのまま繰り返し幾つも僕の印を刻む、そのたび毎にアスカが嬉しそうな啼き声を上げた。
 いったん唇を離して、手の動きを少しだけ激しくしている胸に意識が向くまで待つ。


 「?しん、じ?」

 その言葉と同時にかちかちになっているアスカの乳首をきゅ、と摘み上げる。

 「あ?!は、あああぁぁぁっ!!」

 甲高い悲鳴とともに背筋がアーチを描く・・・けど、まだイってはいない。
 ぷるぷると震える先端を、今度はくすぐるように軽く指先で転がす。


 「っく・・・あ、や・・・もっと・・・ねぇ・・・っ!!」

 涙混じりの声。
 それを聞き流しながら掌で包むようにして軽く揉み、頂点を少しだけ押しつぶす。


 「ひぅ・・・あ、ひどい・・・ひどいぃ・・・」

 さっきからしがみついて離れない足をばたつかせて腰を叩きながら、僕のお腹に繰り返しあそこを擦り付けてくるアスカ。
 すごく熱く、そしてどろどろになっているのがわかる。
 唇を胸に寄せるついでに見たら、僅かな隙間でアスカの愛液が粘り付いて幾つも糸を引いていた。


 「あ・・・」

 僕が胸に口を近づけたのを見てアスカが期待に満ちたため息を漏らす。
 先端に唇を寄せ、ぎりぎりのところで止めてからちろり、とすっかり発情してぷくりと膨らんでしまっている乳輪のすぐわき、色が変る境目のところを舐めた。


 「ひっ!や、ちがうのぉっ!もっと、ねぇっ!!」

 その言葉を言いおわらないうちにぱく、とかちかちになって疼いている乳首を口に含む。

 「ひゃ!!あ、あああっ!!」

 でも口に含んだだけ。
 アスカがそれに気づいて身を捩ったところでごく軽く舌を走らせる。


 「ひ・・・っ!く、は、い・・・ひぃん・・・っ!!」

 焦らされてどんどん敏感になっているアスカはそれだけの事で絶息する。
 だからそれを繰り返し、繰り返ししてあげる。
 そのたび毎にかすれた悲鳴が漏れる・・・けど、決定的な刺激はまだあげない。


 「やぁ・・・しんじぃ・・・しんじぃ・・・っ!」

 切ない訴えを聞きつつ歯を当てる。
 期待の小波が肌に走ったところで、そのまます、と口を離してしまう。


 「・・・やぁ・・・ね、もういじめないでぇ・・・ねぇ・・・」

 僕はいったん顔を上げ、こぼれだしたアスカの涙を拭いながらキスをする。


 「いじめてなんか、いないよ」
 「だって・・・」

 訴えかかるのを指で塞いで黙らせる。

 「いつものように愛してあげてるだけじゃない」
 「で、でも・・・っや、またぁっ!!」

 反対側の乳首に顔を寄せるのに抗議の悲鳴を漏らすアスカ。
 でも僕はそれを無視してちゅ、と軽く吸い上げた。
 それだけで抗議の声が熱く熔けたよがり声に変わる。
 今度はさっきより少し激しく。
 かちかちになっている乳首をゆっくり、ちろ・・・ちろ、と転がす。


 「ひ・・・あ、は、やぁ・・・もっと、はや、くぅ・・・んんっ!」
 
 一つ一つの刺激は充分強く、でも切れ切れだからやっぱり充分じゃない。
 焦れて恥じらいが熔け堕ちかけているアスカは、もう片方−さっきまで僕の口の中でおもちゃにされていた方−の乳首を弄ろうと自分の手を動かしてきた。
 けど僕はそれに先んじてアスカの乳首を隠すように胸を掴む・・・もちろんそっと。


 「あ・・・やだぁ・・・しんじぃ、いじ、わるしないでよぉ・・・ねぇ・・・」

 僕の手の甲を興奮のせいで力の入らない爪で弱々しく引っかいてくる。
 それでも僕は動きを変えない。
 また身悶えが激しくなってきたところで、アスカの手を抑えていた左手を自由にすると下のほうへと向かわせる。


 「あ・・・」

 アスカがそれに気づくと同時に、まだ初々しい生えかたの下生えに手を当て、そのまま恥丘をぎゅっ、と絞るように押さえた。

 
 「は・・・ひぃぃ・・・っっ!!」

 指先にアスカの下腹の中の震えが感じられると同時に、アスカの裂け目からぴゅっ、と熱いしぶきが噴き出した。
 イっちゃったのかと思って手の動きを止めると、


 「あっ!や、やだぁっ!やめちゃいやぁぁっっ!!」

 叫び声で返された。
 まだイっていないのを確認すると、僕は唇の中で弄んでいたのと手で覆い隠していた両方の乳首を解放した。
 入れ替わりにアスカの指が自分で弄ろうとする。


 「アスカ・・・」

 責めるように言ってみる。

 「あ・・・っ」

 びくりと指が止まり、アスカが懇願するみたいに僕を見つめてくる。


 「だめだよ・・・ね、今はまだ我慢して」

 しばらく躊躇していたけど、アスカは素直に従った。
 僕は優しく微笑いかけると、そのまま唇をゆっくり、ごくゆっくりとアスカの肌に滑らせていく。
 肋の一つ一つを探るように唇を這わせ、

 「ん・・・んんっ、ふぅ・・・」

 汗でじっとりと濡れている脇腹にぬるぬると手を滑らせ、

 「ひゃん・・・や、くすぐ・・・うんっ!」

 可愛らしいおへそを舌先でくるくるとくすぐる。

 「ふぁ?・・・あ、や、うそ・・・そこ、いい、のぉ・・・?」

 焦らされすぎて躰じゅうが性感帯になっているらしく、いつもならば穏やかに受け止める程度の愛撫で乱れきった声を上げている。
 ぼくは心を昂ぶらせる熱く蕩けたアスカの喘ぎをかろうじて聞き流しながら、そのまま下草まで顔を下ろす。
 アスカの汗と、愛液と、僕の先走りと僕のものについていた唾液と。
 あらゆる体液でどろどろになっているそこは、とてつもなくいやらしい匂いを放っていた。


 「凄いね・・・もうぐちゃぐちゃだよ・・・」
 「やぁ・・・そんな、だってシンジが・・・しんじのせいよぉ・・・」

 恥ずかしいのか涙まじりのアスカの声。
 でも、全身に走る小波はそれだけじゃない事をあからさまにしている。
 更にその下。
 長時間に渡ってじらされ続けている敏感なそこは、充血しきって熱を放っているように感じられた。
 かすかに開いた裂け目からは、強い匂い・・・濃いアスカの匂いを放つとろりとした愛液が、せわしない息遣いと共にこぷ、こぷと押し出されて溢れ出している。


 「は・・・しんじ・・・しんじぃ・・・」

 僕の視線を感じているのか、感極まったようにアスカの声が震える。
 でも僕はアスカの期待を外して身体を起こしてしまう。


 「え?!あ、や、なんでぇ?!」
 「いいから・・・ほら」

 悶え暴れるアスカの両足を肩に担ぐようにする。
 まだじたばたしようとするけど、アスカのあそこに僕の硬く張り詰めたペニスを滑らせるとそれもおとなしくなった。


 「す・・・するの?」

 期待と、いやにあっけなく焦らしが終わった事に感じた訝しさを等分に混ぜたアスカの問いかけ。

 「(くす)まだだよ・・・」

 左足を外し、片方だけ靴下が脱がれた右足をそっと、恭しいとすら言えそうな仕草で手の中に包み込む。
 健康的な、けど骨張っていない綺麗な足だ。


 「え・・・な、なに・・・?」

 チュ・・・

 そのままそっと唇を当てる。

 騎士が姫の手の甲にするように、優しく想いを込めて。


 「ひゃ・・・だめ、きたな・・・」
 「関係ないよ・・・ここだって僕のものなんだから、好きにさせてもらうよ」

 そういって焦らしているお詫びもかねて足の指の付け根にそっとキス。
 太股の筋肉ががぶるって震えた。
 僕はそのまま舌を指の間で滑らせた。


 「あ・・・あ、やぁ・・・は、ああ・・・だめ・・・だめぇ・・・だめ、だよぉ、しんじぃ・・・」

 小さく縮こまるようにアスカが自分をかき抱く、でも視線は自分の足を舐める僕の口元から離せない。
 見開かれた目でふるふると震えながら僕を見上げている。
 可愛い。
 ふと気づくと、アスカの裂け目に触れている僕のペニスにびゅ、びゅっと熱い愛液が繰り返し吹き掛けられている。
 どうも身体より先に精神の方がオーガズムに入ってしまったみたいだ。
 僕が何かするたびに息を詰まらせて躰を波打たせ、同時に吐き掛けられる熱い愛液に僕のものが溶けてしまうような錯覚を覚える。


 「は・・・あく、やは・・・しん、じぃ・・・しんじぃ・・・っ!!」

 感極まったアスカの震える声が僕を誘惑する。
 でも、まだ。
 躰はイってないからきっと今のアスカの意識はピンク色に染まって何も考えられない状態のはず。
 それを更に焦らしてあげる。
 口をさかのぼらせる為に腰を引くと、愛液をまぶされたペニスがつぅ、といやらしく糸を引いた。


 「は・・・やん、んんぅ・・・」

 そこに触れていたものを惜しむむずがるような声。
 それを聞き流して、僕は足の裏にも軽いキスを幾度か撃ち、そのたびに縮こまる指を楽しみながら更に上へとさかのぼっていく。
 柔らかなふくらはぎを、まるでかじり取るように歯を立ててちゅうちゅうと這い登る。


 「はひ・・・あ、ひ・・・やは・・・だめ、たべちゃやぁ・・・」

 どろどろに媚びたアスカの喘ぎを楽しみつつ、今度は膝の裏(アスカは此処が特に弱い)に吸い付き、興奮でぬめりを増した唾液を塗り付けるように何度も繰り返し舐めたくる。


 「ひぅっ!は、ひゃ、やは、ひぃ・・・ぃんっ!らめぇ・・・そこ、は・・・ひぃんっ!!」

 快感に爛れきった舌がろれつの回らない、抗議とも催促ともつかない言葉を紡ぐ。
 更に太股へ。
 張りのあるアスカの太股は漏れ出た液でぬるぬるに濡れ光っている。
 それを舐め取るようにしながら丹念に舌を這い回らせ、わざと音を立てて愛液を啜りとる。る。

 「あ・・・はっ!あ、や、そんな・・・ひ、ああ、あああっ!」

 「僕のものにされた」のにそれとは裏腹に舌で奉仕されるようにされるのがたまらないのか、アスカが白い喉を仰け反らせてぶるぶると震えた。
 付け根で息づく秘唇は、さっきよりも開きかたを大きくしていて、呼吸と共にひくひくと淫らに収縮する様子は僕のペニスを求めているかのようだった。
 お尻が触れているあたりの床は、アスカの漏らした愛液が水溜まりを作るほどになっている。
 ふっ、と息を吹き掛けると全身がびくりと痙攣し水溜まりが水音を立てた。
 僕はアスカの足を下ろすと・・・もう一方の足を抱え上げた。


 「え?!や、やぁ!も、もうだめぇ・・・ゆるしてぇ、ねぇ・・・っ!!」

 もう・・・駄目かな?
 様子をはかる為にアスカと目を合わせてみた。
 瞳の中には疼きと懇願と興奮と快感と・・・その奥に、期待がほのみえる。
 そう、アスカはこうして僕に焦らされ、官能を狂わされていく事を楽しみはじめている。
 だから僕は今度は左足の足首に、靴下を僅かに剥くようにしてからゆっくりと舌を走らせる。


 「ひ・・・あ、ひどい・・・ひどいよぉ・・・しんじぃ・・・」

 甘えた声で言われたその言葉は、僕には「もっと焦らして、アタシを狂わして」と懇願しているように聞こえた。
 だからさっきよりも時間をかけてアスカの足を味わっていった。
 その間中、アスカは抗議の甘いあえぎをあげながら、躰に溜め込まれた疼きを少しでも逃そうというのか両手で脚の付け根を押さえ、愛液を湛えた裂け目を大きく広げていた。

 そこまでしても、自分の指で慰めようとはしない。
 「僕のものになった」という事を意識してのことだ・・・だから、自分に許されていない事を一刻でも早くしてもらおうとそこの鮮やかな、いやらしくぬめ光るピンク色を見せ付けて僕の我慢を突き崩そうとしているみたいだ。
 それはとても効果的な行動で、僕の舌が踊るたびにひく、ひくと呼吸する膣口は、息をするたびにアスカの甘い発情の匂いを吸い込んでいる僕にとっては酷く蠱惑的にすぎる眺めだった。
 ともすれば崩れそうな我慢を支えようと、アスカの太股にキスマークだけでなく歯形すら付けてしまう。


 「ひっ!やは、しんじぃ・・・は、たてちゃ・・・はっ!や、ひぃんっ!!」

 抗議の言葉が鼻に掛かった甘え声で訴えられる。
 すっかり出来上がってしまったアスカには、僕のあらゆる動きが快感になってしまうらしい。
 と、気づくとアスカの呼吸が期待に切羽詰まった短いものに変わっている。
 僕の舌は遡上を終えて、行き止まりまで辿り着いていた。
 ただ舌を這わせる事に没入していた僕は、その息遣いが僕の呼吸−鼻息とシンクロしているのにようやく気づいた。


 「や・・・そんな・・・息だけで、こんな・・・ぴりぴりきちゃうよぉ・・・っ!」

 僅かにも触れていないのに、アスカのクリトリスは剥き出しになるほどに膨らんでいて、それが僕の鼻息でなぶられている。
 ここ・・・このまましたらイっちゃうかな?
 そう判断して、僕は会陰へと口付けした。


 「はっ・・・ひいぃぃっっ!!」

 アスカが仰け反って腰を押し付けてきた。
 かまわず舌をお尻の方へと滑らせていくと、半分泣き声になってしまった声が何かを訴える。
 それと一緒に洪水みたいに溢れ出した愛液が僕の顔をびしょぬれにした。


 「イっちゃった?アスカ・・・」

 もう言葉も発せないらしく、突き上げてくる疼きに頻繁にびくつきながら、何度も首を横に振る。
 これ以上は・・・もう、無理か。
 そう考えて、僕はアスカに覆い被さった。


 チュ

 小さくキスを一回。

 「しん・・・じ・・・?」
 「行くよ、アスカ」
 「あ?ふあ、あああぁぁっ?!!」

 返事を待たずにそのまま腰をおしすすめる。
 待ちわびたものを感じたアスカのひだがきゅうきゅうと僕のペニスにまとわりつき、絡み、しゃぶりたててくる。
 焦れきって愛液で充たされているので、僕は躊躇無しに一番奥までアスカを貫いた。
 ペニスの先端にアスカの子宮頚がこつんと当った。


 「ひあぅっ!あ、ひ、ああああぁぁぁーーっっ!!」

 その一突きだけでアスカは昇りつめてしまった。
 待ちわびた絶頂を味わい尽くそうと膣内(なか)がうねり狂う。
 それと同じように、体の下で僕にしがみついているアスカの全身もびくびくと痙攣する。

 「イったね?アスカ・・・」
 「あ、はぁ・・・あたしぃ・・・は・・・あ?や、なに、また?!や、やぁっ!」

 その声と一緒にまたアスカの中が絶頂の締め付けを繰り返しはじめた。


 「どうしたの?アスカ」
 「や、やだぁっ!なんで?!あたしっまた、またイっちゃうよぉっ!ああっ、や、うあああぁぁぁーーっっ!!」

 また甲高い絶頂の悲鳴とともに仰け反るアスカ。
 僕のものを包む熱さがじわりと高くなる。


 「はっ、はっ・・・や、こんなのぉ、しらない・・・や?!いや、またぁっ!!」

 少しも動いていないというのに、アスカの躰がまたアクメへと駆け昇っていく。
 自分の身体の反応が信じられないのか、アスカは怯えるようにいやいやを繰り返している。


 「や、やだぁ・・・こんな、あたしぃ・・・や、こわいよぉ・・・シンジぃ・・・しんじぃ・・・っ!!」
 「あ、アスカっ!」

 縋り付くように名を呼ばれた僕は、矢も楯もたまらずにアスカをきつく抱きしめる。

 「んん・・・っ!」

 蒼い瞳がたちまち安心したような光に満たされる。
 そのまま僕はアスカにキスをした。


「ふぅんっ!んんっ!んんんぅぅぅ〜〜っっ!!」

 口の中にアスカの絶頂の息が吹き込まれる。
 でも今度はアスカに怯えの色はない・・・積極的に絶頂を受け入れ、味わい尽くしているかのように中も外もきつく僕にしがみついている。
 しばらくして、痙攣が落ち着いたところで唇を離した。
 興奮しきってぬめりが増したアスカと僕の唾液がつぅ、と糸をひいた。


 「ふは・・・あ、すごい・・・すごいのぉ・・・」
 「どんな風に?」
 「シンジに、いっぱい焦らされたせいなの・・・躰が勝手にイって、降りてきてもすぐに戻されて、止まんないの・・・ずっと、すごいまんまなのぉ・・・」

 惚け、潤んだ言葉でそんな風に自分の感覚を伝えてくれるアスカ。
 とても可愛らしい。


 「今は?」
 「いまは・・・少しおちついてるの・・・でも、今にもイきそうで、躰じゅうすごくジンジンしてて・・・」

 興奮で舌足らずにかすれた声でそこまで言って恥ずかしそうに・・・いや、うれしそうに口篭もる。
 何を言いかけたのかなんとなく察した僕は、アスカを抱き寄せそっと囁いてみた。

 「全身が、あそこみたいなの?」

 汗が浮いて上気した顔が更に耳まで真っ赤に染まった。
 声も出せないほどの恥ずかしさに僕の腕の中で小さく縮こまっている。

 
 「ねえ、アスカ」
 「な・・・なに?シンジぃ・・・」
 「さっきはいっぱい焦らしちゃってごめんね」
 「え?で、でもそれでこんなにいいんだし・・・そ、それにアタシ、シンジのものなんだし・・・」
 「そうだね」

 笑みを含んでそう言ってから、ずるぅ、とペニスを引いてみる。


 「あひぃっ!や、こすれ・・・っ!」

 アスカはそれだけでびくびくと痙攣する。
 試しに、とまた奥まで一気に突いてみる。

 「かは・・・っ!あ、ひ・・・・ぃんっっ!!」

 それだけで仰け反って白い喉を声にならないオーガズムの声で震わせる。
 溢れ出た熱い愛液が僕の足まで溢れる。


 「たとえ僕のものでも、やっぱりあんなにいじめちゃうのは良くないと思うんだ」

 アスカはその言葉に答えられずに僕の事を潤んだ瞳で見上げるばかり。


 「だから、今度はアスカをいっぱいイかせてあげるね」

 怯えと期待が入り混じった潤んだ瞳が見上げてくるのを優しく微笑んで受け止める。

 「で、でも・・・いま、されたら・・・アタシぃ・・・」

 何か言いかかるアスカの唇を舌で塞ぐ。
 それだけの刺激でも性感が狂いきったアスカには強いらしく、僕のものを包む襞がきゅっ、と締まって震えた。
 そのままきつく抱きしめてキスを続ける。
 ちょっと小突くだけで昇りつめてしまうのでうまく応えられないアスカの舌を、埋め合わせるように丹念にしゃぶり、吸い上げる。


 「っ!!んぐぅっ!く、んふぅっ!!んんんぅっ!!」

 上下二個所で同時に責められているアスカは軽く昇りつめては引き戻され、またオーガズムに打ち上げられるという事を繰り返している。
 そうやって何度か絶頂とその寸前の状態を往復させてあげてから唇を離す。


 「あぅ・・・は、んぅ・・・はふ・・・あぁ、ん・・・」

 息継ぎと喘ぎを同時にしているアスカの瞳はすっかり焦点を失っていて、正面の僕の顔も分からなくなっているようだった。
 目尻から快感のあまり零れた涙を唇でそっと拭ってあげていると、蒼い瞳が焦点を合わせてきた。


 「しん、じぃ・・・」
 「じゃあ、本格的に行くよ・・・いいね?」
 「は、い・・・アタシ・・・シンジさまの・・・シンジのものなの、だから、なにされても、いいの・・・ひっ!」

 言葉の終わりにかぶせるように腰を引く。
 期待が瞳に走ったところで深々とアスカを貫く。


 「あひぃぃっ!!く、ああぁぁぁっっ!!」

 高みに打ち上げられてびくびくと仰け反るアスカの腰を抱え、繰り返し子宮口を抉るようにペニスをうちつける。


 「あぐっ!ひ、はひぃぃっっ!!やは、しぬぅっ!しんじゃうっ!!くるっちゃうぅぅっっ!!」

 その叫びとは裏腹に、アスカの膣内(なか)は僕のペニスが引き戻されるとひきとめ縋り付くように絡み付いてくるし、奥まで押し込めば歓喜の震えと共にきゅうきゅうと蠕動しながらきつく甘い締め付けを繰り返してくれる。


 「う、く・・・あ、あす、か・・・」

 一突き毎に更に高い絶頂を迎えるアスカの痴態と喘ぎと、そしてペニスが溶けてしまいそうな膣の感触。
 僕自身も我慢がきかなくなりはじめる。
 快感に言う事を聞かずに痙攣する腰がアスカの膣内(なか)をイレギュラーに掻き回す・・・それが、アスカを一層狂わせる。


「き、ひぃっ!!あ、あた、しっ!壊れっ!!あひぃぃっ!!ああっ!しんじぃっ!!こわして!めちゃめちゃにしてえぇぇっっ!!」

 身も世も無く乱れきった叫びをあげながらアスカが僕にしがみつき、意識しないまま爪でがりがりと背中を引っかく。


 「く・・・うぅっ!」

 その刺激が最後の一押しとなった。
 腰の奥から堰を切って熱い塊が昇ってくるのが判る。
 僕は衝動的にアスカのお尻を抱え込み、奥の奥まで、子宮まで腰を挿入ようとする。


「あひいっ!!あ、しんじっ!しんじいぃぃっっ!!」

 それで更に高い絶頂を貪るアスカ。
 甘くきついしめつけで精を要求するアスカの膣に応えて、一番深いところ、子宮口に先端を密着させて僕は全てを解き放った。

 ドクンッ!!

 「く、あ・・・あす、か・・・っっ!!」
 「きっ?!あ、熱ひぃっ!!やは、灼けちゃうっ!熔け、ちゃうよおぉぉっっ!!!」

 ほぼ直接熱い精液を子宮に注がれたアスカが更に悶える。


 ドクッ、ドクンッ!

 「う、く・・・っ!」
 「はひぃ・・・あひ、しんじぃ・・・しんじぃっ!!」
 
 射精のたびにアスカは背を仰け反らせ喉の奥からほとばしる絶頂の声に舌を震わせている。
 膣内(なか)全体も絶頂の喜悦にうねり狂って、その快感の深さを教えてくれる。
 そのせいで射精がやけに長く、アスカの子宮を満たしてなお溢れかえるんじゃないかと錯覚するくらいに長く続いた。
 ぼくはそれを更にアスカのなかにつめ込もうとおもって、まだ固いまま射精を続けているペニスを少し引き戻してからまた突き入れた。


「はくっ!!あ、ひぃっ!!も、あああ゛あ゛ぁぁーーっっ!!」

 アスカはがくがくと痙攣すると、力尽きたようにクッションに倒れ込んだ。
 同時に僕の射精がやむ。
 力が抜けてしまった僕は繋がったままでアスカにかぶさるように倒れ込んでしまった。

 「はんっ・・・は、ぅあ・・・ああ・・・」

 脱力しきって顔を傾けているアスカが酷く愛らしく思えて、僕はその頭を向き直らせてからキスした。


 「んふ、んっ・・・・・・ふぅぅ・・・」

 アスカは少しだけ舌で応えてくれたかと思うと、可愛らしい鼻息を漏らしてそのままくたりとのびてしまった。
 このままだと風邪をひいちゃうな・・・後でベッドに運んであげよう。
 体に心地よい疲れ、胸の中に暖かいものを感じながら、僕は目覚める様子の無い幸せそうな寝顔のアスカの髪をそっと撫で続けていた。

 (Fin)

  あとがき
 はい、皆様お待たせいたしました。
 これにて麻雀シーン(どこにそんな描写があった?という突っ込みはご勘弁を(笑))は終了です。

 パート8においてアスかーさんが「感極まって死んじゃうかも」と言われましたので、こうなりました。
 生きてますか?(笑)

 では、多分あるだろう「Ver.レイ」「Ver.マナ」「Ver.マユミ」を期待せずにお待ちください(墓穴掘爆)
 
 追記
 「調味料」が効いてますので、そこんとこよろしく(笑)





Corwinさんのメールアドレスはここ
ymcorwin@broadway.or.jp


中昭のコメント(感想として・・・)
 

  Corwinさんにゅうこんの投稿です。
  



 んではキャラ感(でぃーえぬえーばーじょん)
美少女M   「・・・・・・・死んではいないようね」
少年S    「かろうじてって所だけどね」
ミセスR   「生きてるだけでもめっけもの」

ミセスA   「・・・・・・・」
美少女M   「もしもーし」
ミセスA   「・・・・・・・・・・」
美少女M   「恍惚の表情ってこういうのを言うのねきっと」
永遠の少年S 「いやぁ、何してるの?」
美少女M   「黄金のパターン」
ミセスA   「・・・・・・・」
永遠の少年S 「アスカ?」
美少女M   「パパに反応しない!!」
ミセスR   「心臓は?」
少年S    「まだ動いてるよ」
げしぃいいい
美少女M   「どこに手をあててんのよっ!!」
少年S    「心臓が胸にあるのは俺のせいじゃないだろ」
げしぃいいい
美少女M   「右胸まで揉む必要がどこにあんのよっ!!」


レミ     「ブーブー」ぺちぺち
レナ     「みゅみゅ」ぱたぱた
少年Sjr  「起きないね」
永遠の少年S 「キスしてみようか」
少年Sjr  「・・・・・・・・足があがってきたけど」
永遠の少年S 「足にキスするの?」
天然少女   「アスかーさんのお口がひくひくしてるのを」
ミセスA   「ぴくん・・・・・・・・」


ミセスR   「じぃーーーーー」
ミセスA   「・・・・・・・・」
永遠の少年S 「・・・あの」
ミセスR   「放っておきましょう」
ミセスA   「あーーもぉもうちょっとなのにぃ。しんじぃだっこぉ」
永遠の少年S 「こう?」
ミセスA   「うん。(すりすりすり)」
ミセスR   「じぃーーーーー」
永遠の少年S 「・・・あの」
ミセスR   「おんぶ」
永遠の少年S 「・・・はい」
ミセスR   「(すりすりすり)」


美少女M   「・・・・・・・18禁読んで夫に甘えたくなるって心境はちょっとわかんないわ」
少年S    「俺はミライにだったらいつでも甘えて欲しいけどな」
美少女M   「やだびぃーーっだ。結婚してくれるまで甘えてあげないもん」
ミセスA   「(ぴかーー)」
ミセスR   「(ぴかーー)」
美少女M   「・・・・・・・・・まずいこと言ったかしら」
少年S    「まぁひどい目にあうのは父さんだし」
永遠の少年S 「・・・はい?」

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